JP2006527407A - 省エネルギー・パッシブ・マトリクス・ディスプレイ装置および駆動方法 - Google Patents
省エネルギー・パッシブ・マトリクス・ディスプレイ装置および駆動方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006527407A JP2006527407A JP2006516621A JP2006516621A JP2006527407A JP 2006527407 A JP2006527407 A JP 2006527407A JP 2006516621 A JP2006516621 A JP 2006516621A JP 2006516621 A JP2006516621 A JP 2006516621A JP 2006527407 A JP2006527407 A JP 2006527407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- selection time
- gray scale
- row selection
- column voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3622—Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix
- G09G3/3625—Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix using active addressing
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/2007—Display of intermediate tones
- G09G3/2014—Display of intermediate tones by modulation of the duration of a single pulse during which the logic level remains constant
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/2007—Display of intermediate tones
- G09G3/2018—Display of intermediate tones by time modulation using two or more time intervals
- G09G3/2022—Display of intermediate tones by time modulation using two or more time intervals using sub-frames
- G09G3/2025—Display of intermediate tones by time modulation using two or more time intervals using sub-frames the sub-frames having all the same time duration
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/2007—Display of intermediate tones
- G09G3/2077—Display of intermediate tones by a combination of two or more gradation control methods
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
本発明は、一般にパッシブ・マトリクス・ディスプレイに関し、特にディスプレイ装置およびディスプレイ装置を駆動する方法に関する。電力消費を低減するために、行電極(7)を備えた第1の基板と列電極(6)を備えた第2の基板との間の液晶材料と、表示する画像に応じて列電極(6)を駆動する駆動手段(5)と、行電極(7)を駆動する駆動手段(4)とを含み、行電極と列電極の重なり合う部分がピクセル(8)を画定するディスプレイ装置であって、列電圧Gj(t)を列電極(6)に供給することができ、供給される列電圧Gj(t)が所定数の列電圧レベルから選択可能であり、行電極(7)が、ピクセル(8)を駆動するための互いに直交した選択信号(Fi)を、それぞれp本(p≧1)の行からなる複数の行の群に供給し、これらp本の行からなる複数の行の群が、複数のグレイ・スケールを生成するために、nfrc個のフレームを含むスーパーフレームの間に行選択時間にわたってp×nfrc回駆動され、行選択時間がnpwm個のサブ選択時間スロットに細分され、前記複数のグレイ・スケールが、npwm個のサブ選択時間スロットとともにnfrc個の位相を有するグレイ・スケール表にコード化され、1つのスーパーフレームのnfrc個のフレームについて、位相混合を用いて特定のフレームにグレイ・スケールのコード化のどの位相が使用されるかを規定することによってグレイ・スケールが生成され、列電圧(Gj(t))が、列内の同時に駆動されるp個のピクセルによって表示されるグレイ・スケールに応じて、また対応する行の群で使用される相互に直交した選択信号(Fi)に応じて計算され、列電圧レベルの変化が遷移を規定し、列電極(6)に供給される列電圧(Gj(t))の行選択時間あたりの遷移の回数が、常に行選択時間のサブ選択時間スロットの数npwmより少ない、ディスプレイ装置が提供される。
Description
本発明は、一般にパッシブ・マトリクス・ディスプレイに関し、特に、行電極を備えた第1の基板と列電極を備えた第2の基板との間の液晶材料と、表示される画像に基づいて列電極を駆動する駆動手段と、行電極を駆動する駆動手段とを含み、行電極と列電極の重なり合う部分がピクセルを画定するディスプレイ装置であって、行電極が、ピクセル駆動用の互いに直交した選択信号(Fi)を、それぞれp本(p≧1)の行からなる複数のグループに供給し、画像情報が、列電極に供給される列電圧としてコード化される、ディスプレイ装置、ならびにディスプレイ装置を駆動する方法に関する。
今後、情報および通信の技術において、ディスプレイ技術はますます重要な役割を果たしていくことになるであろう。ディスプレイ装置は、人間とデジタル世界との間のインタフェースであるとするならば、最新の情報システムを受け入れるために極めて重要である。特に、例えばノート型PCや電話、デジタル・カメラ、携帯情報端末などの携帯型装置は、ディスプレイを利用しなければ実現することができない。パッシブ・マトリクスLCD技術は、極めて一般的に使用されるディスプレイ技術であり、例えば、PDAや携帯電話で使用されている。パッシブ・マトリクス・ディスプレイは、通常は、(S)TN(超ねじれネマティック)効果に基づいている。パッシブ・マトリクスLCDは、いくつかの基板からなる。このディスプレイは、複数の行および列からなるマトリクスの形態に細分化されている。行電極および列電極は、それぞれ別の基板上に配列され、グリッドを構成する。これらの基板の間に、液晶を備えた層が設けられる。これらの電極の交差点が、ピクセルを形成する。駆動されたピクセルの液晶分子を適切な方向に向けて、その駆動されるピクセルが異なる輝度で見えるように、電圧がこれらの電極に供給される。
ディスプレイは大型化しているので、モバイル用のパッシブ・マトリクスLCDの電力消費の重要性は高まる一方である。このようなパッシブ・マトリクス・ディスプレイはしばしば携帯型装置で使用されるので、低い電力消費を実現することが特に重要である。
しかしながら、電力消費に加えて、このようなディスプレイの光学性能も、この種のディスプレイ装置を選択する上で決め手となる基準である。LCDでは、一群(p本)の行を同時に駆動し、符号化された画像情報を列に印加するアドレッシング技術を使用することは既知である。このMRA(マルチ・ロー・アドレッシング(multiple row addressing))技術により、極めて良好な光学性能を低電力消費とともに達成することが可能となる。このMRA技術によれば、いくつか(p本)の行が同時に駆動される。次いで、これらp本の同時に駆動された行に、一組の直交関数が適用される。対応する列を駆動するための列電圧の関数は、この1組の直交関数から、計算規則を用いて計算される。列を駆動するためにこの計算規則を使用することにより、電圧が複数の部分列電圧レベル値から選択され、この選択された電圧レベルが対応する列に印加され、それにより、対応するピクセルが上記の直交関数とメモリから供給される画像データとに依存する状態に切り替わる。
ディスプレイ全体を駆動するためには、上記の計算規則を複数回計算しなければならない。これは、集中的なデータ処理を必要とし、表示する画像によっては、列電圧信号を極めて頻繁に変化させる場合がある。その結果、これは、列駆動信号の遷移回数も多くなることを意味する。列駆動信号の遷移回数が多くなる可能性があること、および集中的なデータ処理が必要となることは、駆動装置全体の電力消費に悪影響を及ぼす。
したがって、本発明の目的は、ディスプレイ装置、並びに、魅力的な光学性能を備えた電力消費の低いパッシブ・マトリクスLCDを駆動する方法を提供することである。
この目的は、独立請求項の主題によって達成される。
この目的を達成するために、本発明によるディスプレイ装置は、
行電極を備えた第1の基板と列電極を備えた第2の基板との間の液晶材料であって、行電極と列電極の重なり合う部分がピクセルを画定する液晶材料と、
表示する画像に基づいて列電極を駆動する駆動手段であって、列電圧Gj(t)を列電極に供給することができ、供給される列電圧Gj(t)が所定数の列電圧レベルから選択可能である駆動手段と、
行電極を駆動する駆動手段とを備え、
行電極は、ピクセル駆動用の互いに直交した選択信号(Fi)を、それぞれp本(p≧1)の行からなる複数のグループに供給し、これらp本の行からなる複数のグループは、複数のグレイ・スケールを生成するために、nfrc個のフレームを含むスーパーフレームの間に行選択時間にわたってp×nfrc回駆動され、行選択時間はnpwm個のサブ選択時間スロットに細分され、前記複数のグレイ・スケールは、npwm個のサブ選択時間スロットとともにnfrc個の位相を有するグレイ・スケール表にコード化され、1つのスーパーフレームのnfrc個のフレームについて、位相混合を用いて特定のフレームにグレイ・スケールのコード化のどの位相が使用されるかを規定することによってグレイ・スケールが生成され、列電圧(Gj(t))は、列内の同時に駆動されるp個のピクセルによって表示されるグレイ・スケールに依存して、並びに、対応する行のグループで使用される相互に直交した選択信号(Fi)に依存して計算され、列電圧レベルの変化は遷移を規定し、列電極(6)に供給される列電圧(Gj(t))は、行選択時間あたりの遷移が常に行選択時間のサブ選択時間スロットの数npwmより少ない。
行電極を備えた第1の基板と列電極を備えた第2の基板との間の液晶材料であって、行電極と列電極の重なり合う部分がピクセルを画定する液晶材料と、
表示する画像に基づいて列電極を駆動する駆動手段であって、列電圧Gj(t)を列電極に供給することができ、供給される列電圧Gj(t)が所定数の列電圧レベルから選択可能である駆動手段と、
行電極を駆動する駆動手段とを備え、
行電極は、ピクセル駆動用の互いに直交した選択信号(Fi)を、それぞれp本(p≧1)の行からなる複数のグループに供給し、これらp本の行からなる複数のグループは、複数のグレイ・スケールを生成するために、nfrc個のフレームを含むスーパーフレームの間に行選択時間にわたってp×nfrc回駆動され、行選択時間はnpwm個のサブ選択時間スロットに細分され、前記複数のグレイ・スケールは、npwm個のサブ選択時間スロットとともにnfrc個の位相を有するグレイ・スケール表にコード化され、1つのスーパーフレームのnfrc個のフレームについて、位相混合を用いて特定のフレームにグレイ・スケールのコード化のどの位相が使用されるかを規定することによってグレイ・スケールが生成され、列電圧(Gj(t))は、列内の同時に駆動されるp個のピクセルによって表示されるグレイ・スケールに依存して、並びに、対応する行のグループで使用される相互に直交した選択信号(Fi)に依存して計算され、列電圧レベルの変化は遷移を規定し、列電極(6)に供給される列電圧(Gj(t))は、行選択時間あたりの遷移が常に行選択時間のサブ選択時間スロットの数npwmより少ない。
以下、本発明によるディスプレイ装置を駆動するために使用される個々の方法について説明する。
STN(超ねじれネマティック)効果に基づくディスプレイ・セルは、一般に、非常に急峻な伝送電圧特性を有し、これによりグレイ・スケールを実現することが困難になっている。グレイ・スケールを生成する1つの方法は、いくつかの連続したフレーム内でピクセルの状態をオンとオフの間で変化させることによって、異なるグレイ・スケールを生成する技術である、「フレーム・レート制御(FRC)」と呼ばれる方法である。いくつか(nfrc個)の連続したフレームが、スーパーフレームを規定する。この点で、1つのフレーム期間は、全ての行が個々に(Alt&Pleshko)または群単位で(MRA)、それぞれp回選択される期間である。人間の視覚システムの持続および液晶の性質により、様々な状態は平均化されて、1つのグレイ・スケールとして知覚される。欠点は、隣接するピクセルのグレイ・スケールが同じシーケンスにおいて低すぎるフレーム周波数で生成されるときに発生するフリッカの問題である。
グレイ・スケールを表示する別の技術は、パルス幅変調(PWM)と呼ばれる。PWMの場合、行選択時間が、npwm個のサブ選択時間スロットに細分される。これにより、並びに、これらの異なる各サブ選択時間スロット間に列信号を個別のレベルに駆動することにより、最大でnpwm+1個の異なるグレイ・スケールを生成することができる。
例えばフレーム数nfrc=4のフレーム・レート制御(FRC)と、例えばサブ選択時間スロット数npwm=4のPWMとを組み合わせることにより、17のグレイ・スケールを生成することができる。しかし、これを行うことにより、この例では、列電圧Gj(t)を行選択時間ごとに1列につき、4回計算しなければならない。グレイ・スケールは、列駆動手段に記憶されるグレイ・スケール表にコード化される。
以下では、グレイ・スケール表の構造について説明する。グレイ・スケール表は、サブ選択時間スロット、フレーム/位相およびグレイ・スケールの全ての組合せについて、特定のサブ選択時間スロットのピクセル状態aijを規定するものである。すなわち、表1では、グレイ・スケールGS5のピクセル状態aijは以下のように規定される。第1のフレーム/位相では、ピクセル状態は常に1であり、第2のフレーム/位相では、ピクセル状態は第1のサブ選択時間スロットにおいてのみ1であり、第2のフレーム/位相に続く3つのサブ選択時間スロット、および、それに続くフレーム/位相では、ピクセル状態は常に0である。これは、あるピクセルのグレイ・スケールは、その個数のフレーム/位相およびサブ選択時間スロットにわたって異なるピクセル状態を与えることによって得られ、これにより、或るスーパーフレームおよび同一のスーパーフレームに属するフレームにわたるピクセル状態の順序の変化は、当該ピクセルに表示される結果としてのグレイ・スケールに影響を及ぼさないことを意味する。
フリッカおよび高フレーム周波数の問題を解決するために、位相混合と呼ばれる技術を使用する。特に低フレーム周波数におけるフリッカなどの可視アーチファクトを防止するためには、隣接するピクセルのグレイ・スケールを、異なるパターンまたはシーケンスのピクセル状態で生成することが必要である。隣接するピクセルに対して異なるパターンを生じさせるために、この位相混合方法を適用する。位相混合では、位相混合表と呼ばれる1組の表を使用する。この表は、特定のピクセルの位相が同じ値を2度とることなくフレームごとに変化するように、各ピクセルおよびフレームに対して、特定の位相を割り当てる。次いで、各位相およびグレイ・スケールごとに、グレイ・スケール表は、使用されるサブ選択時間スロットの割当てに対して、ピクセル状態を規定する。同一フレーム内の隣接するピクセルを異なる位相に割り当てることにより、グレイ・スケールを生成するパターンを変更することができる。したがって、位相混合を使用することにより、一連のフレームにわたって隣接するピクセルのグレイ・スケールは、異なるパターンで生成される。特定のピクセルで用いられる位相は、それに続くフレームでは1だけ増加する。また、任意のピクセルについて、各位相が1つのスーパーフレーム内で1回しか使用されない場合には、フレーム間で位相を変化させるためにその他の規則を使用してもよい。また、位相混合は、FRCのみについて、したがってPWMと組み合わせることなく使用してもよい。
表2は、1組の可能な位相混合表を示す。この例では、表2において、いわゆる4×4混合を使用する。これは、4×4個のピクセルで構成される正方形内で位相混合が行われることを意味する。さらに、表2に示す位相混合表は、フレームからフレームに進むにつれて位相が1ずつ増分するという規則に従う。
表2に示す位相混合表は、例えばフレーム0の間には、ピクセルp0、1(行指標0、列指標1)が位相2に従って生成されると規定している。表1に戻ると、これは、ピクセルp0、1が、表1のフレーム/位相2に設定されるとおりのピクセル状態に基づいて駆動されることを意味する。このことの厳密な意味について、例を挙げてより詳細に説明する。ピクセルp0、1がグレイ・スケール5で表示され、グレイ・スケール表1および位相混合表2を使用するものとすると、ピクセルp0、1はフレーム0において位相2に従って駆動されることになる。これは、ピクセルp0、1が、フレーム0において、ピクセル状態0で4回駆動されることを意味する。次のフレーム、すなわちフレーム1では、ピクセルp0、1は、位相3に従って駆動されるので、ピクセル状態0で4回駆動される。フレーム2では、ピクセルp0、1は、位相0に従って駆動されるので、ピクセル状態1で4回駆動される。最後に、最後のフレーム、すなわちフレーム3では、ピクセルp0、1は、位相1に従って駆動されるので、ピクセル状態0で1回駆動され、その後ピクセル状態1で3回駆動される。ピクセルp0、1の隣の列であるピクセルp0、2とこれとを比較すると、表2から、このピクセルが全てのフレームにおいて、ピクセルp0、1とは異なる位相で駆動されることが分かる。これにより、またピクセルp0、2もグレイ・スケール5に駆動されるものとすると、グレイ・スケールが生成されるパターンが異なることになる。その結果として第1に、低フレーム周波数におけるフリッカをかなり低減することができる。
或るp本の行のグループが選択される時間(行選択時間)の間の列電圧Gj(t)は、以下の方程式または計算規則を使用して計算される。この式では、列電圧Gj(t)は、選択された行のグループの各列に表示されるピクセル状態ai、j、およびこのグループのp本の行に供給される1組の直交選択信号に依存する。
ここで、数式(1)は、行指標iが4を法とした行番号として与えられるという仮定のもと、或るp本の行のグループが選択される期間において指標jを有する列に関し、p=4であるMRAの列駆動電圧(Gj(t)関数)を表す。注:aij:行i列jによって与えられるピクセルのピクセル状態(それがオン状態にあるピクセル:aij=−1dec(デジタル表現は0とする)、それがオフ状態にあるピクセル:aij=+1dec(デジタル表現は1とする))。
Fi(t):行iに適用される直交関数(ウォーキング−1セット(walking−1 set)における直交関数の可能な正規化値は、−1dec(デジタル表現は0とする)、+1dec(デジタル表現は1とする)である)。
Gj(t):p本の行のグループの各々が選択される期間に列jに適用される列関数。
N:ディスプレイの行数。
Fi(t):行iに適用される直交関数(ウォーキング−1セット(walking−1 set)における直交関数の可能な正規化値は、−1dec(デジタル表現は0とする)、+1dec(デジタル表現は1とする)である)。
Gj(t):p本の行のグループの各々が選択される期間に列jに適用される列関数。
N:ディスプレイの行数。
表1では、0から3までの全てのフレーム/位相において、各位相の全サブ選択時間スロットが等しく駆動されないようなグレイ・スケールが存在するので、列駆動電圧Gj(t)、したがって数式(1)は、行選択時間あたり最大で4回計算する必要がある。
ここで、この計算について例を挙げて示す。
ピクセルp0、0がグレイ・スケール1で表示され、ピクセルp1、0がグレイ・スケール6で表示され、ピクセルp2、0がグレイ・スケール11で表示され、並びに、ピクセルp3、0がグレイ・スケール16で表示されるものと仮定し、グレイ・スケール表1および位相混合表2を使用するものとする。
表2から、フレーム0では、ピクセルp0、0は位相0に従って駆動されなければならず、ピクセルp1、0は位相1に従って駆動されなければならず、ピクセルp2、0は位相2に従って駆動されなければならず、並びに、ピクセルp3、0は位相3に従って駆動されなければならないことが導き出され得る。
表1から、位相0かつグレイ・スケール1のピクセルp0、0は、4つのサブ行選択時間スロットにわたってピクセル状態シーケンスa0、0={1、0、0、0}で駆動されなければならないことが導き出される。位相1かつグレイ・スケール6のピクセルp1、0は、ピクセル状態シーケンスa1、0={1、1、0、0}で駆動されなければならない。位相2かつグレイ・スケール11のピクセルp2、0は、ピクセル状態シーケンスa2、0={1、1、1、0}で駆動されなければならない。並びに、位相3かつグレイ・スケール16のピクセルp3、0は、ピクセル状態シーケンスa3、0={1、1、1、1}で駆動されなければならない。
第1のステップで数式(1)のa0、0、a1、0、a2、0およびa3、0にそれぞれのピクセル状態シーケンスの第1の要素を代入し、第2のステップでそれぞれのシーケンスの第2の要素を代入し、同様の代入を続けて行うと、その結果得られる数式がいずれも同じではないことが分かる。その結果、数式(1)、したがってGj(t)は、この例では4回計算する必要がある。
数式(1)を行選択時間あたり最大で4回計算する必要があるということは、4つのピクセル全てのピクセル・データをRAMから4回読み取ること、または、最初に読み出した後でラッチすることのいずれかが必要であるということを意味する。これは、ピクセル・データが処理される前にオンチップRAMにバッファされることを前提とする。最初の解決策では電力消費が増加し、後者の解決策ではデータをラッチするために追加のチップ領域が必要となる。
しかし、数式(1)を行選択時間あたり最大で4回計算する必要があるということは、列駆動電圧が、或る同一の行選択時間内に4種類もの異なる列電圧レベルをとることができることをも意味する。実際には、行選択時間あたり最大で4回の遷移が生じ得る。残念ながら、行選択時間あたりの遷移数は、電力消費に直接的な影響を及ぼす。
本発明における発明の構成および方法は、以下で述べるようなグレイ・スケール表および位相混合表を特徴とする。
全てのグレイ・スケールについてフレーム/位相内での変化を伴うコード部分が1つの位相、いわゆるPWM位相に集中しているグレイ・スケール表を使用し、かつ特別な位相混合表を使用することにより、行選択時間あたりの列電圧の遷移数、したがって行選択時間あたり必要な列電圧の計算回数を最小限に抑えることができる。
表3は、サブ選択時間スロットを配列し直した本発明によるグレイ・スケール表を示す。表3では、全てのサブ選択時間スロットが等しく駆動されるわけではない任意のグレイ・スケールの全てのグレイ・スケール・コード部分が、1つのフレーム/位相(位相3)に集中している。この位相は、PWM位相と呼ばれる。残りの位相、すなわち位相0、1および2では、4つ全てのサブ選択時間スロットが等しく駆動される。本発明のグレイ・スケール表3からの利益を十分に享受するためには、数式(1)において4つの積のうち1つだけがPWM位相(表3では位相3)に依存するように表2の位相混合方式を適合させなければならない。これは、位相混合表内の列が複数のPWM位相(位相3)を有し得ないという要件に相当する。残りの位相0、1および2は全て、フレーム/位相内でグレイ・スケール・コードの変化がないことを特徴とするFRC位相のみに依存する。したがって、FRC位相は、列駆動信号の遷移を強制的に引き起こすことはない。グレイ・スケール0、4、8、12および16には、フレーム/位相内での変化を伴うコード部分がないので、これらのグレイ・スケールについてはPWM処理は必要ない。
図5に示す位相混合方式は、グレイ・スケール表3の条件の下で、本発明の位相混合方式に適した例であり、全てのグレイ・スケールについて、フレーム/位相内での変化を伴うコード部分がPWM位相3に集中している。この位相混合方式におけるxは、使用される位相が、PWM位相3を除きかつ好ましくは同じ列内で既に使用されている位相を除いた任意の位相にすることができることを意味する。
表5に示すように位相混合を実行するときには、パルス幅変調が必要となる位相(位相3)は、各列あたり1回だけ現れる。p=4のMRAについての列電圧関数Gj(t)を生成するための方程式(1)に関しては、1つの行選択時間の間に1つの積、すなわちそのピクセル状態がパルス幅変調に依存した積を、1回だけ再計算すればよいと結論付けられる。純粋なフレーム・レート制御に関しては、その他全ての積は、行選択時間全体にわたって同じままである。これは、これらの積については、ピクセル状態または直交関数のいずれも当該特定の行選択時間の間に変化しないからである。
1つの行選択時間内に1回だけ再計算する必要のある積の場合も、行直交関数Fi(t)は、4つ全てのサブ行選択時間スロットについて同じである。その結果として、この積はピクセル状態のみに依存し、これは1または0である(デジタル)。したがって、この積の結果は、正確に1decだけ異なる2つの値しかとり得ない。その結果として、列電圧Gj(t)の結果も、行選択時間あたり、やはり1decだけ異なる2つの異なる値しかとらない。実際には、列電圧Gj(t)は、或る同一の行選択時間の間に最大で2つの異なるレベルをとる。さらに、再度表3を参照すると、1つのフレーム/位相内のサブ行選択時間スロットであって、そのピクセル状態が1であるサブ行選択時間スロット、および、ピクセル状態がゼロであるサブ行選択時間スロットは、常にグループ化されていることが容易に分かる。その結果として、列電圧Gj(t)は、1つの行選択時間の間に、異なる列電圧レベルを2つ以下しかとらないだけでなく、遷移も1回以下となる。
例えば、p=4かつnfrc=4である場合には、1つの行選択時間の間の列電圧の遷移回数は、最大で1まで減少させることができる。さらに、1つの行選択時間の間に遷移が起きるときにはいつでも、この遷移は、すぐ隣の列電圧レベルへの遷移のみである。
第2の例として、p=8かつnfrc=4である場合には、1つの行選択時間の間の列電圧の遷移回数は、最大で2まで減少させることができる。さらに、1つの行選択時間内に最大数2回の遷移が起きる場合には、両方の遷移はすぐ次の列電圧レベルへの遷移であり、1つの行選択時間内に1回しか遷移が起きない場合には、この遷移は常に次の次の(over−next)列電圧レベルへの遷移である。
さらに、本発明が行選択時間あたりの遷移回数を最小限に抑えるということは、行選択時間当たりに必要な数式(1)の計算回数も最小限に抑えられるということを意味する。
例えば、p=4かつnfrc=4である場合に、1つの行選択時間の間の最大遷移回数を1とすると、行選択時間あたりの可能な列電圧レベルの数は最大で2となる。これにより、行選択時間当たりに必要な数式(1)の計算回数も、最大で2となる。しかし、これら2つの列電圧レベルが最大で1レベルだけ異なることを考慮すると、数式(1)を1回だけ計算し、その後、適切な時点で列レベルを1レベルだけ増分または減分すれば足りる。
第2の例として、p=8かつnfrc=4である場合に、1つの行選択時間の間の最大遷移回数を2とすると、行選択時間当たりの可能な列電圧レベル数は最大で3となる。これにより、行選択時間当たりに必要な数式(1)の計算回数も、最大で3となる。しかし、これら3つの列電圧レベルは常にそれより前のレベルと最大で1レベル違うことを考慮すると、数式(1)を1回だけ計算し、その後、適切な時点で列レベルを常に1レベルだけ増分または減分すれば足りる。しかし、両方の遷移が同じ時点で起こるように意図されている場合には、このとき2レベル分の遷移が1回だけ起こる結果になる。したがって、列電圧レベルは1ではなく2だけ増分または減分しなければならない。
最後に、本発明の構成および方法を使用する場合に、グレイ・スケール表中のグレイ・スケールの数が増加しても、遷移の回数が一定のままであることが、本発明の特徴である。
p=4かつnfrc=4である上記の例では、0または1のいずれのPWMピクセル状態に基づいたとしても、Gj(t)を正確に1回だけ計算し、その後、適切な時点でその結果をそれぞれ1だけ増分または減分すれば足りることが分かった。その直接の結果として、これは、或るピクセルのピクセル・データをRAMから1回読み出すだけでよいことを意味する。p=4である場合には、4つ全てのピクセルのピクセル・データが並列に読み出され(4つの積を並列計算することを意味する)、あるいは、4つのピクセルそれぞれのピクセル・データが連続的に読み出される(4つの積を直列計算することを意味する)。後者の解決策には、RAMから列ブロックまでのデータ・バスのバス幅が最終的に並列読出しの場合の4分の1になるので、必要な面積が小さくなるという利点がある。
フレーム・レート制御とパルス幅変調とを組み合わせたこの新しいグレイ・スケール生成技術は、低いフレーム周波数で良好な光学性能が得られるという利点があるので、ドライバ全体の電力消費にも好ましい影響がある。また、従来技術とは異なり、適度なデータ処理しか必要としないことが、電力消費面で好ましい影響を与えている。さらに、RAMの読出し回数が少なく、付加的なラッチを行う必要がないこと、および、行選択時間あたりの列駆動信号の遷移回数が少ないことは、電力消費を低く抑えるのに役立つ。
本発明は、行選択時間あたりの列駆動信号の遷移回数とともにデータ処理を低減することを可能とする。さらに、この行選択時間内の遷移は、すぐ次のレベルへの遷移である。その結果として、電力消費、および実施態様によっては、必要なチップ面積も大幅に減少させることができる。
このディスプレイ構成および方法は、グレイ・スケールを生成するために使用されるフレーム数nfrcがMRA駆動方式の同時選択される行数p以上である限り、MRAとフレーム・レート制御(FRC)およびパルス幅変調(PWM)との組み合わせる任意の駆動方式に適用可能である。したがって、この方法は、AP(Alt−Pleshko)駆動方式にも使用することができる。さらに、この方法は、4k色生成および64k色生成ならびにその他の色生成にも使用することができる。
様々なグレイ・スケールが生成されるグレイ・スケール表中のパターンを慎重に最適化することにより、必要となるデータ処理を軽減させ、行選択時間当たりの列駆動信号の遷移回数を減少させることができる。その結果として、ドライバの電力消費も大幅に低減することができる。
本発明のさらに別の実施形態では、現在の行選択時間の間に次の行選択時間の列電圧を計算することによって列電圧波形のミラーリングを実行し、列電圧波形が行選択時間の中間点でミラー軸に関してミラーリングされる、ディスプレイ装置が提供される。このミラーリングは、現在の行選択時間の終了時の列電圧が次の行選択時間の終了時の列電圧と同じであるときにのみ、順応的に実行される。これにより、遷移をさらに減少させることができ、その結果として電力消費もさらに低下する。
本発明の上記およびその他の態様は、以下に記載される実施形態を参照して説明され、それにより明らかになるであろう。
本発明のさらに完全な説明、ならびに本発明のさらに他の目的および利点については、以下の説明を添付の図面と併せて参照されたい。
図1は、本発明を適用することができるディスプレイ装置1の一部分の電気回路図である。ディスプレイ装置1は、行電極すなわち選択電極7と列電極すなわちデータ電極6とが交差する領域によって規定されるマトリクス状のピクセル8を含む。1つの駆動モードでは、行電極7は、行ドライバ4によって連続的に選択され、列電極6には、データ・レジスタ5を介してデータが供給される。これを行うために、入来データ2は、必要に応じて最初にプロセッサ3で処理される。行ドライバ4とデータ・レジスタ5との間の相互同期は、駆動線9を介して行われる。
図2は、1つの行についての一連の行選択パルスを、2つの後続のフレーム3および0に分けて示す図である。図2に示す例は、同時に駆動される行数p=4としたMRA、フレーム数nfrc=4としたフレーム・レート制御(FRC)、およびサブ選択時間スロット数npwm=4としたPWMに基づく。第1の行選択時間の間に例えば行0(行電極7の第1の行電極)に供給されるパルス21は、この例ではシーケンス{−1、1、1、1}で規定される行選択関数F0(t)の一部である。同時に、p−1個の隣接する行(この場合は行(1から3))は、行0のパルスと同様のパルスによって選択される。隣接する行のパルスは、F0(t)と直交する行選択関数Fj(t)で規定される。その後、次の行選択時間の間に、次のp本の行のグループ(この場合は行(4から7))が同様に選択される。ディスプレイの全ての行が1回選択された後で、今度は第1の行の行選択パルスとしてフレーム3のパルス22を用い、隣接するp−1個の行ではそれぞれの行選択関数に従って選択パルスを用いて、選択プロセスを最初から再開する。
図3は、例示的な場合としてp=4のMRAおよびnpwm=4のPWMのときに、従来技術に従い列電極6に供給することができる列電圧レベルを示す図である。行選択時間の間に、使用される直交関数Fj(t)に依存して、行選択電圧VxまたはVyが行電極7に供給される。さらに、全ての位相において、全てのサブ選択時間スロットが等しく駆動されるわけではないグレイ・スケールが存在するので、最大で5種類の異なる列電圧レベル(Va、Vb、Vc、Vd、Ve)が現れる可能性があり、したがって、列電圧Gj(t)と数式(1)とを、行選択時間あたり4回計算しなければならない。
従来技術による列電圧レベルを示す図3とは対照的に、図4は、本発明による、p=4、nfrc=4およびnpwm=4の場合の可能な列電圧波形を示す。図4では、電圧レベルVnおよびVn+1は、図3の5つの可能な電圧レベルVa、Vb、Vc、Vd、Veのうち任意の2つの後続の電圧レベルを表す。表3または図5のグレイ・スケール表を使用し、さらに表4の位相混合方式または表5から得られる位相混合方式を使用することにより、1つの行選択時間の間に正確に1回、列を駆動するためには、Gj(t)関数を計算すれば足りる。位相内での変化を伴う全てのグレイ・スケール・コード部分がPWM位相(位相3)に集中することを特徴とするグレイ・スケール表内での論理コードの本発明による配列、および位相混合表内の任意の列にPWM位相(位相3)が1つだけ現れることを特徴とする位相混合表の本発明による構成により、1つの行選択時間の間に、列駆動電圧の遷移は最大で1回起こる。さらに、遷移が起こった場合には、その次に低い列電圧レベルまたはその次に高い列電圧レベルへの遷移に過ぎない。したがって、その次に低いレベルは、最初の列電圧レベルを1レベル分だけ減分することによって生成することができ、一方、その次に高いレベルは、最初の列電圧レベルを1レベル分だけ増分することによって生成することができる。これを、Vn+1からVnへの遷移を有する波形によってその次に低い列電圧レベルへ遷移する場合、およびVnからVn+1への遷移を有する波形によってその次に高い列電圧レベルへ遷移する場合について、図4に示す。この発明の方法の結果として、行選択時間あたりの処理労力および遷移回数は最小限に抑えられる。
図5は、本発明による代替のグレイ・スケール表を示す図である。位相/フレーム内での変化を伴うグレイ・スケール・コード部分は、PWM位相(位相3)に集中している。残りの位相0、1および2は、全てのサブ行選択時間スロットが等しく駆動されるグレイ・スケール・コード部分のみを含む。表3に関して、図5のグレイ・スケール表の方が良好な光学性能を提供し、フレーム周波数を低くすることを可能とする。
図6aおよび6bは、遷移回数をさらに低減することによって電力を節約するさらなる可能性を示す図である。このようなさらなる遷移回数の低減は、列電圧波形をミラー軸に関してミラーリングすることによって達成される。図6aに、本発明に従って提供された、ただしミラーリングは行っていない列電圧波形を示す。この列電圧信号のシーケンスは、全体で5回の遷移を含む。図6bに、ミラー軸に関してミラーリングを行い、その結果行選択時間nと行選択時間n+1との間の遷移が省略された列電圧波形を示す。結果的に、或る列に供給される列電圧全体に沿ってこのミラーリングを行うことにより、多数の遷移を省略することができる。これにより、電力消費はさらに低減される。
図7は、列電極に供給される列電圧を生成するブロック図である。ブロック71は、メモリRAMの一部を示す。このRAMスライス71は、ディスプレイの1つの列に関するピクセル・データを記憶する。この列に関するピクセル・データは、グレイ・スケール制御ブロック72に供給される。グレイ・スケール制御ブロック72は、例えば表3および図5に示すようなグレイ・スケール表および位相混合表を記憶する。これらの表およびRAMスライス71からのピクセル・データに基づいて、或るサブ行選択時間スロットの間の或るピクセルのピクセル状態ai、j(オンまたはオフ)が導き出される。さらに、このブロック72は、以下で述べるアップ/ミラー制御(Up/Mirror Control)ブロック77のために必要な制御信号を生成する。次のブロック73は、数式(1)で与えられる列電圧のGj(t)関数の計算を担うGj(t)関数計算機である。このGj(t)関数計算機には、GS制御ブロック72からのピクセル状態ai、j、および図示しない外部ソースから提供される直交関数Fiが入力される。このGj(t)関数は、アップ/ミラー制御77、および次の行選択時間の開始とともにGj(t)関数を登録する次のブロック74に提供される。ブロック75では、3つの信号によって表されるGj(t)関数が1だけ増分または減分される。増分/減分ブロック75の出力は、デコーダ76に供給される。デコーダ76は、コード化された列電圧レベルを復号し、それぞれの列を駆動する列電圧レベルに対応するイネーブル信号を活動化する。アップ/ミラー制御ブロック77は、Gj(t)関数計算機73の出力およびGS制御ブロック72からの制御信号ならびに現在の列レベルに基づいて、その後の行選択時間における波形をミラーリングする必要があるかどうかを導き出す。この情報およびGS制御ブロック72から得られる追加情報に基づいて、アップ/ミラー制御ブロック77は、必要なときはいつでも、および、必要である限り、列電圧を1レベル分だけ増加または減少させる+1/−1ブロック75を制御する。
以下に、行選択時間の間に最大で1回の遷移を伴う列波形を得るために、満たされなければならない規則を与え、したがってこの遷移は単にその次に低い、またはその次に高い列レベルへの遷移となる。
全ての0および1をそれぞれのコードにグループ化した後に、フレーム/位相内でのコードの変化を有する、様々なグレイ・スケール・コードの全てのコード部分は、或る個数の位相、いわゆるPWM位相に集中させる必要がある。
グレイ・スケール表内のPWM位相の数は、FRCに使用されるフレーム数をMRA方式の同時に選択される行数で割った整数値以下でなければならない。
任意のフレームにおける位相混合表内の列あたりのPWM位相の数は、1以下でなければならない。位相混合表がp本を超える行を有する場合には、常にp本の連続した行(上から数えてp本)が、1以下のPWM位相を有していなければならない。
フレーム・レート制御に使用されるフレーム数は、MRA方式の同時に選択される行数以下でなければならない。
位相混合表内の行の数は、MRA方式の同時に選択される行数以上でなければならない。
上記要件を満たすさらに別の例では、同時に駆動または選択される行数p=4とし、フレーム数nfrc=8とする。この場合には、位相内での変更を有するグレイ・スケール表内のコード部分は、2つのPWM位相で構成することができる。しかし、この場合も、列電圧信号の遷移の回数は、最大で1回を超えない。さらに、列電圧信号は、1レベル分ずつ増加または減少するだけである。
これらの規則のうち1つまたは複数が満たされない場合には、行選択時間内の遷移の回数が増加する場合がある。さらに、これらの遷移のステップサイズも、1より大きくなる場合がある。しかし、行選択時間あたりの遷移の最大回数は、従来技術の場合よりは依然としてかなり少なくすることができる。
したがって、同時に駆動される行数をp=8とし、フレーム・レート制御に使用されるフレーム数をnfrc=4とした場合には、行選択時間の間に最大で2回の遷移が起こる。これでも、従来技術よりは改善されている。したがって、遷移が2回の場合には、これらの遷移は、列電圧レベルをその次に高い、またはその次に低い列電圧レベルまで増加または減少させるが、遷移が1回の場合には、この遷移は、列電圧レベルをその次の次に高い、またはその次の次に低いレベルまで増加または減少させる。
以下に、行選択時間あたり1回だけ数式(1)を計算すれば足りることを示す例を与える。
ピクセルp0、0がグレイ・スケール1で表示され、ピクセルp1、0がグレイ・スケール6で表示され、ピクセルp2、0がグレイ・スケール11で表示され、並びに、ピクセルp3、0がグレイ・スケール15で表示されるものと仮定し、表3のグレイ・スケール表および表4の位相混合表を使用するものと仮定する。
表4から、フレーム0では、ピクセルp0、0は位相0に従って駆動されなければならず、ピクセルp1、0は位相2に従って駆動されなければならず、ピクセルp2、0は位相1に従って駆動されなければならず、並びに、ピクセルp3、0は位相3に従って駆動されなければならないことが分かる。
表3から、位相0かつグレイ・スケール1のピクセルp0、0は、4つのサブ行選択時間スロットにわたってピクセル状態シーケンスa0、0={0、0、0、0}で駆動されなければならないことが分かる。位相2かつグレイ・スケール6のピクセルp1、0は、ピクセル状態シーケンスa1、0={0、0、0、0}で駆動されなければならない。位相1かつグレイ・スケール11のピクセルp2、0は、ピクセル状態シーケンスa2、0={1、1、1、1}で駆動されなければならず、並びに、位相3かつグレイ・スケール15のピクセルp3、0は、ピクセル状態シーケンスa3、0={1、1、1、0}で駆動されなければならない。
第1のステップでは数式(1)のa0、0、a1、0、a2、0およびa3、0にそれぞれのピクセル状態シーケンスの第1の要素を代入し、第2のステップではそれぞれのシーケンスの第2の要素を代入し、同様の代入を続けて行うと、その結果得られる数式のうち最初の3つが同様となることが分かる。最後の数式だけが、それ以前の数式と異なる。最後の数式とそれ以前の数式との間の差は1つの積のみに関係するので、数式(1)、したがってGj(t)を1回だけ計算すれば十分である。次いで、この計算された数式の結果を単純に1だけ増分または減分すれば、その他の数式の結果を導き出すことができる。
Claims (13)
- 行電極を備えた第1の基板と列電極を備えた第2の基板との間にある液晶材料であって、該行電極と該列電極の重なり合う部分がピクセルを規定する液晶材料と、
表示する画像に基づいて列電極を駆動する駆動手段であって、列電圧が列電極に供給可能であり、供給される該列電圧が所定数の列電圧レベルから選択可能である駆動手段と、
前記行電極を駆動する駆動手段とを備え、
前記行電極は、ピクセル駆動用の互いに直交した選択信号を、p本(p≧1)の行からなる複数のグループに供給し、これらp本の行からなる複数のグループは、複数のグレイ・スケールを生成するために、nfrc個のフレームを含むスーパーフレームの間にp×nfrc回、行選択時間の期間に駆動され、
前記行選択時間は、npwm個のサブ選択時間スロットに細分され、前記複数のグレイ・スケールは、npwm個のサブ選択時間スロットで、nfrc個の位相を有するグレイ・スケール表にコード化され、
1つのスーパーフレームの前記nfrc個のフレームについて、グレイ・スケールは、位相混合を用いて或るフレームにグレイ・スケールのコード化のどの位相が使用されるかを規定することによって生成され、
前記列電圧は、列内の同時に駆動されるp個のピクセルによって表示されるグレイ・スケールに依存して、並びに、前記対応する行のグループで使用される前記相互に直交した選択信号に依存して計算され、
前記列電圧レベルの変化が遷移を規定し、
列電極に供給される前記列電圧の前記行選択時間当たりの遷移回数は、前記行選択時間の前記サブ選択時間スロットの数npwmより常に少ない、ディスプレイ装置。 - 行選択時間の間に列電極に供給される前記列電圧は、行選択時間内に、最高で2回、最大で列電圧レベル1つ分だけ変化する、または、最高で1回、最大で列電圧レベル2つ分だけ変化する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
- 行選択時間の間に列電極に供給される前記列電圧は、行選択時間あたり1回計算され、
前記行選択時間の間の前記列電圧の遷移は、それぞれの前記列電圧レベルの数だけ前記列電圧レベルを増加または低減させることによってもたらされる、請求項1または請求項2に記載のディスプレイ装置。 - 前記グレイ・スケール表は、x個のグレイ・スケールのそれぞれに対する2値コードを含み、各グレイ・スケール・コードが1回だけ現れ、
前記x個のグレイ・スケール・コードは、nfrc個の位相で配列され、各位相は、npwm個のサブ選択時間スロットを有し、
これらのグレイ・スケール・コードの各々内の全ての論理1および論理0は、全てのグレイ・スケール・コードにおける論理1または論理0のグループが左揃えまたは右揃えになるようにグループ化され、
1つの位相内に論理1から論理0への変化またはその逆の変化を伴う前記グレイ・スケール・コードは、この位相内での変化を伴う前記グレイ・スケール・コードの当該部分がPWM位相と呼ばれる前記グレイ・スケール表の特定の位相に割り当てられるように配列される、請求項1に記載のディスプレイ装置。 - 前記PWM位相以外の位相の前記グレイ・スケール・コードは、それぞれの前記位相の間のコードの変化を伴わず、したがってそれら自体では前記列電圧の遷移を引き起こさない、請求項4に記載のディスプレイ装置。
- 前記位相混合は、記憶された位相混合表に基づくものであり、それにより前記位相混合表は、或るピクセルおよび或るフレームについての前記グレイ・スケール表における位相を規定する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
- 前記位相混合表における前記PWM位相は、フレームあたりp本の行のグループについての位相混合表において、列あたり1回しか現れない、請求項4に記載のディスプレイ装置。
- 前記対応するp本の行が選択される前記行選択時間の一部である各サブ選択時間スロットに対する前記列電圧(Gj(t))は、数式
ここでNは当該ディスプレイの行数、Fi(t)は前記行選択時間の間に前記行電極に提供される前記直交関数であり、iが4を法とした行番号として与えられる行の指標、jが列の指標であるものとしてaijがピクセル状態であり、
前記グレイ・スケール表中のコード化されたグレイ・スケールおよび使用される位相混合表は、前記列電圧の計算を行選択時間あたり1回だけ実行すればよいように構成されており、
或るピクセルの前記グレイ・スケール・コードの変化は、前記列電圧レベルを1だけ上昇または低下させることによって達成される、請求項1に記載のディスプレイ装置。 - 行選択時間の間に前記列電極に供給される前記列電圧は、行選択時間あたり1回計算され、行選択時間内の前記列電圧の遷移は、前記計算された列電圧レベルを1レベル分だけ上昇または低下させることによって達成される、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のディスプレイ装置。
- 前記列電圧波形のミラーリングが、現在の行選択時間の間に、後続の行選択時間における前記列電圧を計算することによって行われる、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のディスプレイ装置。
- 前記列電圧波形は、行選択時間の中間点でミラー軸に関してミラーリングされる、請求項10に記載のディスプレイ装置。
- 前記ミラーリングは、前記現在の行選択時間の終了時における前記列電圧と前記後続の行選択時間の終了時における前記列電圧とが同じであるときにのみ順応的に行われる、請求項10または請求項11に記載のディスプレイ装置。
- 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のディスプレイ装置を駆動する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP03101708 | 2003-06-12 | ||
PCT/IB2004/050790 WO2004111987A1 (en) | 2003-06-12 | 2004-05-27 | Energy saving passive matrix display device and method for driving |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006527407A true JP2006527407A (ja) | 2006-11-30 |
Family
ID=33547699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006516621A Pending JP2006527407A (ja) | 2003-06-12 | 2004-05-27 | 省エネルギー・パッシブ・マトリクス・ディスプレイ装置および駆動方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7880704B2 (ja) |
EP (1) | EP1636784A1 (ja) |
JP (1) | JP2006527407A (ja) |
CN (1) | CN100446073C (ja) |
WO (1) | WO2004111987A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100440304C (zh) * | 2005-09-12 | 2008-12-03 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种用帧率控制方法实现液晶灰度的电路 |
CN100485764C (zh) * | 2005-09-12 | 2009-05-06 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种液晶灰度的非线性实现电路 |
CN100440305C (zh) * | 2005-09-12 | 2008-12-03 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种液晶灰度的实现电路 |
CN100444237C (zh) * | 2005-09-12 | 2008-12-17 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种用帧率控制方法实现液晶灰度的电路 |
TW201227660A (en) * | 2010-12-22 | 2012-07-01 | Ind Tech Res Inst | Apparatus and method for driving multi-stable display panel |
CN109637476B (zh) * | 2019-01-08 | 2021-02-09 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示面板的显示方法、显示面板、显示装置 |
CN113836685B (zh) * | 2020-06-23 | 2023-09-05 | 四川大学 | 一种机电系统矩阵式能量分析与节能设计的方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1124637A (ja) * | 1997-07-04 | 1999-01-29 | Optrex Corp | 単純マトリックス液晶表示装置の駆動方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4827255A (en) * | 1985-05-31 | 1989-05-02 | Ascii Corporation | Display control system which produces varying patterns to reduce flickering |
JPS6334593A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-15 | ホシデン株式会社 | 多階調表示方法 |
US5068649A (en) * | 1988-10-14 | 1991-11-26 | Compaq Computer Corporation | Method and apparatus for displaying different shades of gray on a liquid crystal display |
US5185602A (en) * | 1989-04-10 | 1993-02-09 | Cirrus Logic, Inc. | Method and apparatus for producing perception of high quality grayscale shading on digitally commanded displays |
US5459495A (en) * | 1992-05-14 | 1995-10-17 | In Focus Systems, Inc. | Gray level addressing for LCDs |
US5485173A (en) * | 1991-04-01 | 1996-01-16 | In Focus Systems, Inc. | LCD addressing system and method |
WO1993023844A1 (en) * | 1992-05-08 | 1993-11-25 | Seiko Epson Corporation | Method and circuit for driving liquid crystal device, etc., and display device |
JP3169763B2 (ja) * | 1994-05-18 | 2001-05-28 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 液晶表示パネルの階調駆動装置 |
US5777590A (en) * | 1995-08-25 | 1998-07-07 | S3, Incorporated | Grayscale shading for liquid crystal display panels |
KR100337866B1 (ko) * | 1995-09-06 | 2002-11-04 | 삼성에스디아이 주식회사 | 매트릭스형 액정 표시 소자의 다계조 표시 구동 방법 |
JPH10282472A (ja) * | 1997-04-02 | 1998-10-23 | Sharp Corp | 強誘電性液晶表示素子の駆動方法および駆動回路 |
US6175355B1 (en) * | 1997-07-11 | 2001-01-16 | National Semiconductor Corporation | Dispersion-based technique for modulating pixels of a digital display panel |
JP3552699B2 (ja) * | 2001-11-08 | 2004-08-11 | セイコーエプソン株式会社 | パルス幅変調信号生成回路、データライン駆動回路、電気光学装置及び電子機器 |
-
2004
- 2004-05-27 US US10/559,914 patent/US7880704B2/en active Active
- 2004-05-27 JP JP2006516621A patent/JP2006527407A/ja active Pending
- 2004-05-27 CN CNB2004800160700A patent/CN100446073C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2004-05-27 EP EP04735076A patent/EP1636784A1/en not_active Withdrawn
- 2004-05-27 WO PCT/IB2004/050790 patent/WO2004111987A1/en active Application Filing
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1124637A (ja) * | 1997-07-04 | 1999-01-29 | Optrex Corp | 単純マトリックス液晶表示装置の駆動方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7880704B2 (en) | 2011-02-01 |
CN100446073C (zh) | 2008-12-24 |
CN1802688A (zh) | 2006-07-12 |
WO2004111987A1 (en) | 2004-12-23 |
EP1636784A1 (en) | 2006-03-22 |
US20060274004A1 (en) | 2006-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4926168A (en) | Liquid crystal display device having a randomly determined polarity reversal frequency | |
US5963189A (en) | Drive method, a drive circuit and a display device for liquid crystal cells | |
US5877738A (en) | Liquid crystal element drive method, drive circuit, and display apparatus | |
JP2005524860A (ja) | 階調駆動方式による低電力lcd | |
US6037919A (en) | LCD with variable refresh rate as a function of information per line | |
JP2006527407A (ja) | 省エネルギー・パッシブ・マトリクス・ディスプレイ装置および駆動方法 | |
US5959603A (en) | Liquid crystal element drive method, drive circuit, and display apparatus | |
US7084866B2 (en) | Display driver apparatus, and electro-optical device and electronic equipment using the same | |
US6882332B2 (en) | Display device with adaptive selection of the number of simultaneously displayed rows | |
KR20060012284A (ko) | 수동-매트릭스 디스플레이 장치와 이를 포함하는디스플레이 장치 및 다행 어드레싱 방법 | |
JPH0546127A (ja) | 液晶表示素子の駆動法 | |
JP3649324B2 (ja) | 単純マトリックス液晶表示装置の駆動方法 | |
US20060250324A1 (en) | Data-dependent, logic-level drive scheme for driving LCD panels | |
US8022914B2 (en) | Display device and method for driving a display device with reduced power consumption | |
JPH10161610A (ja) | 液晶表示装置 | |
US6075509A (en) | Integrated multiplex drive system for a passive liquid crystal display (LCD) using modulated pulse widths | |
US6127994A (en) | Method for multiplex driving a passive liquid crystal display (LCD) using modulated pulse widths | |
JP3863997B2 (ja) | 駆動装置及び液晶表示装置 | |
KR20050085067A (ko) | 액정 디스플레이 장치 | |
JP4133079B2 (ja) | 液晶表示装置の駆動方法および駆動回路 | |
JP3719973B2 (ja) | 単純マトリクス液晶のマルチラインアドレッシング駆動方法及び装置 | |
JP3618141B2 (ja) | 画像表示装置の駆動法 | |
JP3979827B2 (ja) | 単純マトリクス液晶のマルチラインアドレッシング駆動方法及び装置 | |
JP2012163897A (ja) | 液晶駆動方法、液晶駆動装置、液晶装置、及び電子機器 | |
JPH0762788B2 (ja) | 液晶マトリクス表示パネルの駆動方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070528 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100625 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101119 |