JP2006527129A - 輸送システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、輸送システムに関する。前記輸送システムは、エネルギー源に接続された少なくとも1つの供給導体に接続される導体システムを含み、また、車両軌道に沿って導体システムに対して移動可能である少なくとも1つの輸送キャリッジおよび導体システムから輸送台車へのエネルギーの非接触伝達のための少なくとも1つの手段をも含んでなる。固定式導体ループはあまり誘導性がないが、抵抗損はできるだけ低く保たれる。本発明によると、該輸送システムは、供給導体内を流れる電流が誘導導体内に誘導電流を生じさせるように、供給導体に対してかなり隣接する形で少なくとも固定式に配置される少なくとも1つの誘導導体を含んでなる。誘導導体は、互いに短絡させられる少なくとも2つの端部部域を含みかつ/または、誘導導体は閉鎖リングの形状を有する。

Description

本発明は、輸送システム、特に、エネルギー源に接続された少なくとも1つの供給導体と、導体システムに対して走行経路に沿って移動可能である少なくとも1つの輸送キャリッジと、導体システムから輸送キャリッジまでのエネルギーの非接触伝達のための少なくとも1つの装置を含んでなるレール取付け式輸送システム、例えば懸垂式モノレールに関する。
かかる輸送システムは、先行技術から既知である。
特に、先行技術から既知であるのは、導体システムが、走行経路に沿って延びる供給導体および該供給導体と直列に接続され供給導体と基本的に平行な走行経路に沿って戻るように延びている帰還導体を含んでなるこのような輸送システムである。かかる輸送システムは、図1および2に示されている。供給導体と帰還導体とで形成されたかかる輸送システムの導体システムは、供給導体と帰還導体との間の距離が比較的大きいためその結果として高いインダクタンスを有する。帰還導体が輸送システムの走行レール近くで戻るように導かれた場合には、走行レール内に渦電流が誘発され、その結果、電流−熱損失が発生する。
先行技術から既知の別の輸送システムにおいては、輸送システム自体の走行レールを帰還導体として用いている。かかる輸送システムは、図3および4に示されている。このような輸送システムでは、走行レール内を流れる電流は供給導体内の電流に等しく、その結果、走行レール内に相応して高い電流−熱損失が発生する。
DE3302266C2 ドイツ特許出願10159678.2号
本発明の基礎をなす目的は、固定式導体ループが可能なかぎり低いインダクタンスを有し、抵抗損が可能なかぎり低く保たれる上述のタイプの輸送システムを提供することにある。
この目的は、少なくとも断面内で供給導体にきわめて隣接して配置されているために供給導体内を流れる電流が、誘導導体内に誘導電流を生じさせるようになっている少なくとも1本の誘導導体を含んでなり、該誘導導体が互いに短絡された少なくとも2つの端部領域を有し、および/または該誘導導体がリング状に閉鎖している、請求項1の序文の部分の特徴をもつ輸送システムを用いて本発明により達成される。
供給導体の近くに配置された誘導導体の存在により、本発明による輸送システム内の供給導体を含む固定式導体ループのインダクタンスは、低減される。輸送システムの走行経路に沿って供給導体に平行に戻るように導かれている帰還導体が、本発明による輸送システムでは不要であり、従って本発明による輸送システムは、より少ない材料費および組立て費用で済む。
その上、誘導導体内に誘導される電流は、供給導体により印加される電流よりも常に低く、その結果、誘導導体内で発生する電流−熱損失は低減される。
本発明による輸送システムの特定の構成においては、誘導導体の2つの端部領域が短絡導体を用いて互いに短絡されるようになっている。その結果、誘導導体の端部領域の互いに対する短絡は、誘導導体がリング状に閉鎖していない場合でさえ確保される。
導体システムの供給導体は好ましくは、基本的に輸送システムの走行経路に沿って走る供給導体走行経路区間を含む。
この場合、好ましくは、誘導導体は少なくとも断面内で供給導体走行経路区間に沿って走るようになっている。
さらに、供給導体は、エネルギー源の第1の出力端に供給導体走行経路区間を接続する第1の供給導体給電区間を含むようにすることもできる。
この場合、短絡導体は好ましくは、導体構成のインダクタンスを低減させるべく、少なくとも断面内で第1の供給導体給電区間に沿って走る第1の短絡導体区間を含む。
第1の供給導体給電区間および第1の短絡導体区間が、少なくとも断面内で多心供給ケーブル内で一緒に走る場合、インダクタンスの特に低い導体構成が達成される。
第1の供給導体給電区間が、多心供給ケーブルの少なくとも2本の電線内を走っており、そして第1の短絡導体区間が、多心供給ケーブルの円周方向で見たときに、内部に第1の供給導体給電区間が走る2本の電線間に配置されている該多心供給ケーブルの少なくとも1本の電線内を走る場合に、特に有利である。
さらに、第1の短絡導体区間が多心供給ケーブルの少なくとも2本の電線内を走っており、そして第1の供給導体給電区間が、多心供給ケーブルの円周方向で見たとき、内部に第1の供給導体給電区間が走る2本の電線間に配置されている該多心供給ケーブルの少なくとも1本の電線内を走る場合に、特に有利である。
本発明による輸送システムの好ましい構成においては、さらに供給導体は、供給導体走行経路区間をエネルギー源の第2の出力端に接続する第2の供給導体給電区間を含むようになっている。
この場合、短絡導体は好ましくは、導体構成のインダクタンスを低減させるべく、少なくとも断面内で第2の供給導体給電区間に沿って走る第2の短絡導体区間を含む。
第2の供給導体給電区間および第2の短絡導体区間が少なくとも断面内で多心供給ケーブル内で一緒に走る場合、導体構成のインダクタンスは特に低い。
第2の供給導体給電区間が多心供給ケーブルの少なくとも2本の電線内を走っており、そして第2の短絡導体区間が、多心供給ケーブルの円周方向で見たとき、内部に第2の供給導体給電区間が走る2本の電線間に配置されている該多心供給ケーブルの少なくとも1本の電線内を走る場合に、特に有利である。
さらに、第2の短絡導体区間が多心供給ケーブルの少なくとも2本の電線内で走っており、第2の供給導体給電区間が、多心供給ケーブルの円周方向で見たとき、内部に第2の供給導体給電区間が走る2本の電線間に配置されている該多心供給ケーブルの少なくとも1本の電線内を走る場合に、特に有利である。
本発明による輸送システムの好ましい構成においては、第1の短絡導体区間および第2の短絡導体区間が、エネルギー源の接続端子の近くで互いに接続されるようになっている。
短絡導体区間の所要長さを短く保つために、これとは代替的に、短絡導体が、エネルギー源から遠く離れた接点において互いに接続された第1の短絡導体区間および第2の短絡導体区間を含むようにすることもできる。
この場合、好ましくは、供給導体は、その接点の領域からエネルギー源の第1の出力端まで走る下部区間を伴う第1の供給導体給電区間を含むことになる。
さらに、この場合、供給導体は、その接点からエネルギー源の第2の出力端まで走る下部区間を伴う第2の供給導体給電区間を含むことが有利である。
2つの供給導体給電区間を含む導体構成のインダクタンスは、この経路内で減少させることができる。
第1の供給導体給電区間の下部区間および第2の供給導体給電区間の下部区間が、少なくとも断面内で多心供給ケーブル内で一緒に走る場合、この導体構成のインダクタンスは特に低い。
本発明による輸送システムの誘導導体は、例えば継ぎ目なしに構成可能である。
しかしながら、これとは代替的に、誘導導体が、それぞれに少なくとも2つの端部領域を有するいくつかの誘導導体区間からなり、第1の誘導導体区間の少なくとも1つの端部領域が、第2の誘導導体区間の少なくとも1つの端部領域に対して導電的に接続されるようにすることもまた可能である。誘導導体のこのような構成は、広域および/または分岐した走行経路をもつ輸送システムに特に適している。
この場合、第1の誘導導体区間の少なくとも1つの端部領域および第2の誘導導体区間の少なくとも1つの端部領域を、別々の接続導体を介して導電的に接続させることができる。
しかしながら、これとは代替的にまたはこれに加えて、第1の誘導導体区間の少なくとも1つの端部領域は、導電性実装を介して、第2の誘導導体区間の少なくとも1つの端部領域に導電的に接続される。
かかる導電性実装は、特に、走行経路を支持する金属構築物によって形成され得る。
本発明による輸送システムの好ましい構成においては、各誘導導体区間の各端部領域が、同じ誘導導体区間またはもう1つの誘導導体区間の少なくとも1つの端部領域に導電的に接続されている。
さらに、好ましくは、誘導導体および供給導体が互いに電気的に分離されるようになっている。従って、この場合、誘導導体は、特に輸送システムの導体システムの帰還導体として使用されない。
これまでのところ、本発明による輸送システムの誘導導体の構成に関するこれ以上詳細な情報は全く提供されていない。
原則的に、適切な導電率を有するあらゆる材料が誘導導体の生成に適している。
好ましくは、非強磁性である材料が誘導導体のために使用される。
さらに、誘導導体は、少なくとも断面内で型材要素(profile element)として構成される要素、すなわち実質的に一定の横断面を有する長手方向に延びる要素からなるのが、好ましい。
本発明による輸送システムの特に好ましい構成においては、少なくとも断面内で該型材要素が基本的にU字形の横断面または基本的に2重T字形横断面を有する。
特に、導体システムの供給導体は、好ましくは、U字形横断面をもつ型材要素の2本の脚部間の基本的に中央に配置するようにすることができる。
さらに、誘導導体は、少なくとも断面内で輸送システムの輸送キャリッジが上に配置される走行レールとして構成される要素からなるようにすることができる。従って、本発明のこの構成においては、輸送システムの走行レールをその誘導導体として使用することができ、こうして走行レールに加え、誘導導体としてさらなる要素を用いる必要はなくなる。
これと代替的に、輸送システムは、輸送キャリッジの軌道ローラが上を走る誘導導体以外の走行レールおよび/または輸送キャリッジのガイドローラが上を走る誘導導体以外のガイドレールからなるようにすることも可能である。
さらに、誘導導体は、少なくとも断面内でアルミニウムまたはアルミニウム合金で作られた要素からなるようにすることもできる。
特に、誘導導体はアルミニウム型材またはアルミニウム合金型材で形成された要素を含むことができる。
特に、この型材要素は、同時に輸送システムの走行レールとしておよび/または輸送システムの供給導体のための実装として利用することができる。
本発明による輸送システムの好ましい構成においては、輸送システムの導体システムが帰還導体を全く有さず、その結果、帰還導体を備える輸送システムに比べ多大な材料および組立て費用が節約できるようになる。
輸送システムのエネルギー源は、特に中間的な周波数の中波発生器から構成することができる。
特に、中波発電機は、供給導体内に、例えば約15kHz〜約30kHzの周波数範囲の中間的周波数(中波)の交流を給電するようにすることができる。
本発明による輸送システムの走行経路は、基本的に直線である。
しかしながら、これとは代替的に、該走行経路が湾曲した、特にいくつかの例えば基本的に4分の1円形状の湾曲部を備えることもまた可能である。
輸送システムの走行経路に対し好ましくは基本的に平行に走る本発明による輸送システムの誘導導体は、これらのケースにおいては、同様にして好ましくは湾曲している。
走行経路および誘導導体が曲率を有するため、誘導導体の各端部領域を可能な限り互いに近くに配置することが可能であり、そのため、誘導導体の各端部領域を互いに短絡させる短絡導体を可能な限り短く保つことができる。
さらに、本発明による輸送システムの走行経路が分岐し、かくしていくつかの走行経路区間を備えるようにすることもまた可能である。
この場合、好ましくは、それぞれの誘導導体区間が、各走行経路区間と連係し、ここで該誘導導体区間は、直列に接続されるように導電性接続区間によって互いに接続されており、また、第1の誘導導体区間の第1の端部領域および第2の誘導導体区間の第2の端部領域は短絡導体により互いに短絡されるようになっている。
さらに、この場合、それぞれの供給導体区間が走行経路区間の各々と連係し、ここで該供給導体区間は、それぞれに同じ走行経路区間と連係する誘導導体区間と同じシーケンスで直列に接続されるように、導電性接続区間によって互いに接続される。
本発明のさらなる特徴および利点は、実施例を表わす以下の記述および図面の対象となっている。
全ての図において、同一のまたは機能的に等価の要素には、同じ参照番号を付す。
図1および図2に示され、全体的に参照番号100が与えられている先行技術に従った輸送システムは、特に懸垂式モノレールとして構成されており、走行レール104が走行経路に沿って延びている状態の線形走行経路102を含む。
図2を見れば最も良く分かるように、走行レール104は基本的に2重T字形の横断面を有し、上部の基本的に平坦な連続表面108および2つの側方ガイド表面110および112を伴う上部フランジ106ならびに2つの側方ガイド表面116および118を伴う下部フランジ114からなる。
2つのフランジは、走行レールの長手方向に対し平行に走る平坦な壁を有する垂直ウェブ120を介してその相反する側面で互いに接続されている。
電気的に絶縁性の材料で形成され、ウェブ120から離れたその端部で供給導体126の供給導体走行経路区間124を支持する供給導体支持体122が、2つのフランジ106および114の間でウェブ120の側壁から突出している。
輸送システム100の輸送キャリッジの支持ローラ128は、走行レール104の上部連続表面108上に沿って走っている。
支持ローラ128とは別に、図2は、この輸送キャリッジについて、単にそれぞれ側方ガイド表面110、112、116および118上を走る側方ガイドローラ130、132、134および136と同時に、例えばU字形フェライト磁心として構成され、その上に導体コイルが配置されており、導体コイル142内で誘導された交流を直流電圧へ変換するための電流コレクタ電子回路(図2には示さず)に接続された電流コレクタ140等からなるエネルギー伝達ユニット138を示している。
供給導体126の供給導体走行経路区間124は、これに接触することなしに、エネルギー伝達ユニット138のU字形電流コレクタ140内に入り込む。
図1を見れば最も良く分かるように、供給導体走行経路区間124は、走行レール104に対し平行に走行レール104の第1の端部領域144から走行レール104の第2の端部領域146まで走り、ここから全体的に参照番号150で示される帰還導体の帰還導体走行経路区間148が、走行レール104に沿って走行レール104の第1の端部領域144まで戻るように走る。第2の端部領域146では、供給導体126および帰還導体150は、接続区間152を介して互いに接続されている。
図2を見れば分かるように、帰還導体150の帰還導体走行経路区間148は、供給導体走行経路区間124から離れた側に面した走行レール104の側面上に配置されている。
しかしながら、これとは代替的に、帰還導体走行経路区間148を供給導体走行経路区間124と同じ走行レール104の側に配置するようにすることもできる。
走行レール104の第1の端部領域144内にある供給導体走行経路区間124の端部は、接続ボックス154内に導かれ、そこで供給導体給電区間156に接続される。この給電区間は供給導体走行経路区間124を、輸送システム100のエネルギー源160として機能する中波発電機162の第1の出力端158に接続する。
走行レール104の第1の端部領域144内にある帰還導体走行経路区間148の端部もまた接続ボックス154の中に導かれ、そこで帰還導体給電区間164に接続される。この給電区間は、帰還導体走行経路区間148を中波発電機162の第2の出力端166に接続する。
供給導体給電区間156および帰還導体給電区間164は、多心供給ケーブル168内で一緒に走る。
供給導体126および帰還導体150内に、中波発電機162を用いて中波交流(一般的には、約15kHzから約30kHzの範囲内)が給電される場合には、この中波交流は、輸送キャリッジのエネルギー伝達ユニット138の電流コレクタ140内においてそれに応じて時間変動する磁束を生じさせ、このため導体コイル142内に交流を誘起させることができ、かつ輸送キャリッジを駆動および制御する目的で電流コレクタ電子回路(図示せず)を用いてこれを直流電圧に変換できる。
供給導体126および帰還導体150から形成されたこの輸送システム100の導体システム170は、供給導体126と帰還導体150との間の距離が比較的大きいことから、高いインダクタンスを有している。すでに論述された通り、帰還導体150を、供給導体126と同じ走行レール104の側に配置することもでき、また該供給導体126と帰還導体150との間の最小距離は、U字形電流コレクタ140のサイズにより予め決定される。
帰還導体150は、特にアルミニウム型材から形成され得る走行レール104の近くで戻るように走らされる場合には、その後そのインダクタンスは低減される。しかしながら、走行レール104近くを案内される結果として、走行レール104内に渦電流が誘導され、これが電流−熱損失を生じさせる。
図3および4に示す先行技術による輸送システム100のさらなる実施形態は、走行レール104がそれ自体帰還導体走行経路区間148として使用されるという点でのみ、輸送システム100の上述の実施形態と異なる。このために、走行レール104の第2の端部領域146内の供給導体走行経路区間124の端部は、接続区間152を介して走行レール104に接続される。
さらに、走行レール104の第1の端部領域144は、接続ボックス154内に導かれた接続区間172を介して、帰還導体給電区間164に接続される。
従って、この実施形態においては、特にアルミニウム型材として構成できる絶縁されていない走行レール104が、固定式導体ループの帰還のために使用される。
走行レール104内の電流は、供給導体126内の電流と等しい。
その他の点では、図3および4に示す先行技術による輸送システム100の実施形態は、その構造および機能に関して図1および2に示す輸送システム100と同じであり、この理由からそれについての上述の説明を参考されたい。
図5〜7に示す本発明による輸送システム100の第1の実施形態は、帰還導体150が全く存在しないという点で、図1および2に示す輸送システム100と異なっている。
その代わり、走行レール104の第2の端部領域146内の供給導体走行経路区間124は第2の接続ボックス174内に導かれ、そこで第2の供給導体給電区間176に接続され、この給電区間176が供給導体走行経路区間124を、輸送システム100のエネルギー源160として機能する中間的な周波数の中波発電機162の第2の出力端166に接続する。
走行レール104の第1の端部領域144では、供給導体走行経路区間124は第1の接続ボックス154内に導かれ、ここで第1の供給導体給電区間156に接続され、この給電区間156は、中波発生器162の第1の出力端158に供給導体走行経路区間124を接続する。
この実施形態においては、走行レール104は、供給導体126から電気的に分離されている。
走行レール104の第1の端部領域144は、第1の接続ボックス154内に導かれる第1の接続区間178を介して、第1の短絡導体区間180に接続され、この短絡導体区間180は、中波発生器162の接続端子の近辺に配置された接点182に、第1の接続区間178を接続する。
第1の短絡導体区間180の大部分は、図7に概略的にその横断面を示す多心第1供給ケーブル168内で、第1の供給導体給電区間156の大部分と一緒に走る。
図7の横断面から分かるように、第1の供給ケーブル168内を走る第1の供給導体給電区間156は、第1多心供給ケーブル168内で互いに直径方向に対面する2本の電線を含む。
その上、同様に第1の供給ケーブル168内で互いに直径方向に対面しておりかつ第1の供給ケーブル168の円周方向で見たとき、それぞれに第1の供給導体給電区間156の2本の電線間に配置される2本の電線を含んでなり、かくして第1の供給導体給電区間156および第1の短絡導体区間180の電線がそれぞれに第1の供給ケーブル168の円周方向に連続して交互に配置されるようになっている。
第1の供給ケーブル168の全ての電線は、絶縁材料182で被覆されている。
第1の供給ケーブル168内の第1の短絡導体区間180および第1の供給導体給電区間156をなす電線の上述の配置の結果として、第1の供給ケーブル168は特に低いインダクタンスを有することになる。
図5を見れば分かるように、走行レール104の第2の端部領域146は、第2の接続ボックス174内に導かれる第2の接続区間184を介して、第2の短絡導体区間186に接続され、この短絡導体区間186は、第2の接続区間184を中波発電機162の接続端子の近辺に配置された接点182に接続する。
第2の短絡導体区間186の大部分は、図7に示す上述の第1の供給ケーブル168と同じ要領で構成される多心第2供給ケーブル188内で、第2の供給導体給電区間156の大部分と一緒に走る。
従って、走行レール104の第1の端部領域144および第2の端部領域146は、第1の接続区間178、第1の短絡導体区間180、接点182、第2の短絡導体区間186および第2の接続区間184を介して、互いに短絡される。
この短絡電力回路内を誘導電流が流れる。この誘導電流は、供給導体126内を流れる電流、すなわち供給導体走行経路区間124内およびその供給導体給電区間156および176内、走行レール104および短絡導体区間180、186内を流れる電流によって、誘導されるものである。
かくして、走行レール104は誘導導体190を形成し、その端部領域144および146は、短絡導体192を介して互いに短絡され、その短絡導体192は、第1の短絡導体区間180と、第2の短絡導体区間186と、接点182と、からなる。
この導体配置においては、中波発生器162により中波(medium frequency)の電流が給電される供給導体126のインダクタンスは最小になると見込まれる。
走行レール104は、導電性材料で形成される。
その上、走行レール104は、好ましくは、非強磁性材料から形成される。
特に、走行レール104はアルミニウムまたはアルミニウム合金から形成することができる。
その他の点では、図5〜7に示す本発明による輸送システム100の第1の実施形態は、その構造および機能に関して図1および2に示す輸送システムと同じであり、これに基づいてそれについての上述の説明を参照されたい。
図1および図2に示す輸送システム100に比べて、本発明による輸送システム100は、導体システム170の帰還導体150が省略されており、従って帰還導体のインダクタンスを低減させるために走行経路102に沿って供給導体126の近傍でおよび/または走行レール104の近傍で帰還するように走らせる必要はない。
帰還導体150の省略により、帰還導体150による磁場の結果として内部に誘導される渦電流に基づき走行レール104内に生じる付加的な損失は全くない。
かくして図5〜7に示す輸送システム100の実施形態は、帰還導体の敷設が必要でないことから、材料および組立て費用がさらに低くなるという点で、図1および2に示す輸送システム100と区別される。その上、図5〜7に示す輸送システム100の固定式導体ループは、図1および図2に示す輸送システム100の場合に比べてより低いインダクタンスを有する。
図3および図4に示す輸送システム100に比べて、図5〜7に示す本発明による輸送システム100の実施形態においては、短絡された走行レール104内に誘導される電流が、中波発生器162により与えられる電流より常に低く、ひいては、図3および4に示す輸送システム100内ではそこで帰還導体150として使用されている走行レール104を通って流れる電流よりも常に低いという利点を有している。その結果として、図5〜7に示す本発明による実施形態において走行レール104内で発生する電流−熱損失は、図3および4で示す輸送システム100内よりも低い。
図8に示す本発明による輸送システム100の第2の実施形態は、走行レール104が継ぎ目なしで構成されておらず、走行経路102に沿って連続して配置されるいくつかの走行レール区間194からなり、ここで連続する走行レール区間194がそれぞれに導電的に互いに接続されているという点でのみ、図5〜7に示す第1の実施形態と異なる。
連続する走行レール区間194のこの導電性接続は、図8中に接続ライン196によって示されている。
走行レール区間194相互の導電性接続は、別々の接続ラインによって達成可能である。
しかしながら、これに対し代替的または付加的には、連続する走行レール区間194間の導電性接続を、互いに導電的にそれぞれに接続されるべき走行レール区間194の両方がその上に保持される導電性実装によって達成することもまた可能である。
かかる実装は、特に、走行経路102を支持する鋼構築物によって形成され得る。
図8を見れば分かるように、走行レール104の第1の端部領域144を含む第1の走行レール区間194aは、第1の接続区間178を介して第1の短絡導体区間180に接続され、一方走行レール104の第2の端部領域146を含む最後の走行レール区間194bは第2の接続区間184を介して第2の短絡導体区間186に接続されている。
かくして、この実施形態においては、走行レール区間194は誘導導体区間198を個々に形成して、各誘導導体区間198を互いに接続する接続ライン196と共に誘導導体区間198が、輸送システム100の誘導導体190を形成する。
その他の点では、図8に示す輸送システム100の第2の実施形態は、その構造および機能に関して図5〜7に示す第1の実施形態と同じであり、この理由から、それについての上述の説明を参照されたい。
図9に示す本発明による輸送システム100の第3の実施形態は、走行経路102が直線でなく、基本的に4分の1円形状の走行経路区間200を伴う曲線を含むという点においてのみ、図5〜7に示す第1の実施形態と異なる。
この実施形態においては、走行レール104はまた、基本的に4分の1円形状で湾曲した区間202をも含む。走行経路102および走行レール104が弧状の曲率を有する結果、走行レール104の端部領域144および146は、上述の第1の実施形態の場合よりもさらに互いに近づいて隣接しており、従って、特に輸送システム100のエネルギー源160として機能する中波発生器162が、2つの端部領域144と146との間のほぼ中央に配置されている場合、供給ケーブル168、188の長さを削減することができる。
上述の第2の実施形態の場合のように、この実施形態についても、走行レール104を、走行経路102に沿って連続的に配置されたいくつかの走行レール区間194に分割するようにすることもできる。
その他の点では、図9に示す第3の実施形態は、その構造および機能に関して図5〜7に示す第1の実施形態と同じであり、この理由から、それについての上述の説明を参照されたい。
図10に示す本発明による輸送システム100の第4の実施形態においては、走行経路102が、単一の4分の1円形状の走行経路区間200のみならず同一方向に湾曲した2つの4分の1円形状の走行経路区間200からなり、かくして該走行経路102は全体にU字形の形状をもつようになっているという点で、上述の第3の実施形態とは異なる。
この実施形態では、走行レール104はまた、同じ方向に湾曲した2つの基本的に4分の1円形状の走行レール区間202をも有している。
走行経路102および走行レール104のこの構成の結果、走行レール104の端部領域144、146は第3の実施形態の場合よりも互いにさらに近づいて隣接することになり、かくして、特に輸送システム100のエネルギー源160として機能する中波発生器162が端部領域144、146の間の中央に配置されている場合、供給ケーブル168、188の長さをさらに一層短かく保つことができる。
その他の点では、図10に示す本発明による第4の実施形態は、その構造および機能に関して図5〜7に示す第1の実施形態と同じであり、この理由から、それについての上述の説明を参照されたい。
図11に示す本発明による輸送システム100の第5の実施形態においては、第1の短絡導体区間180および第2の短絡導体区間186が中波発生器162の出力端158、166の近辺に設けられる接点182において互いに接続されるのではなく、その代わりに走行レール104の端部領域144、146の間の中央に配置された接点204において互いに接続されるという点で、図10にす第4の実施形態とは異なる。
接点204は、接続ボックス206の中に配置されている。
走行レール104の第1の端部領域144は、第1の短絡導体区間180を介して接点204に接続されている。走行レール104の第2の端部領域146は、第2の短絡導体区間186を介して接点204に接続されている。
走行レール104の第1の端部領域144の中に位置づけされた供給導体走行経路区間124の端部は、接続ボックス206内に導かれ第1の短絡導体区間180の近くでかつ基本的にそれと平行に走る第1の接続区間208を介して、第1の供給導体給電区間156の下部区間209に接続されており、この区間209は、輸送システム100のエネルギー源160として機能する中波発生器162の第1の出力端158に第1の接続区間208を接続する。
走行レール104の第2の端部領域146に位置づけられた供給導体走行経路区間124の端部は、接続ボックス206内に導かれ、第2の短絡導体区間186の近傍でかつ基本的にそれと平行に走る第2の接続区間210を介して、第2の供給導体給電区間176の下部区間211に接続されており、この区間211は、中波発生器162の第2の出力端166に第2の接続区間210を接続する。
この実施形態においては、第1の供給導体給電区間156の下部区間209と第2の供給導体給電区間176の下部区間211は、多心供給ケーブル212内で一緒に走る。
この実施形態においては、中波発生器162が走行レール104の端部領域144、146の間の基本的に中央に配置されておらず、別の場所に配置されている場合でもまた、短絡導体区間180および186の長さを、短く保つことができる。
その他の点では、図11に示す第5の実施形態は、その構造および機能に関して図10に示す第4の実施形態と同じであり、この理由から、それについての上述の説明を参照されたい。
図12に示す本発明による輸送システム100の第6の実施形態は、走行経路102がU字形でなくリング状に閉鎖しているという点で、図11に示す第5の実施形態と異なる。
従って、この実施形態の走行レール104もまた、リング状に閉鎖している。
リング状に閉鎖した走行レール104は、任意の場所、例えば図12内で参照番号214が付されている場所で、理想的には、分離面214に沿って互いに導電的に接触状態に保たれ従って互いに短絡する第1の端部領域144および第2の端部領域146に分割し得る。
かくして、この実施形態の場合、誘導導体190として機能する走行レール104の端部領域144、146を互いに短絡させる必要はない。
供給導体走行経路区間124は、走行経路102に沿って走るが、リング状に閉鎖していない。その代わり、供給導体走行経路区間124の端部の1つは接続ボックス216内に導かれ、そこで、第1の接続導体給電区間156に接続される。この区間156は、輸送システム100のエネルギー源160として機能する中波発生器162の第1の出力端158に、供給導体走行経路区間124を接続する。
供給導体走行経路区間124のもう一方の端部は、同様にして接続ボックス216内に導かれ、そこで、中波発生器162の第2の出力端166に供給導体走行経路区間124を接続する第2の供給導体給電区間176に接続される。
第1の供給導体給電区間156の大部分および第2の供給導体給電区間176の大部分は、多心供給ケーブル212内で一緒に走る。
その他の点では、図12に示す第6の実施形態は、その構造および機能に関して図11に示す第5の実施形態と同じであり、この理由から、それについての上述の説明を参照されたい。
図13に示す本発明による輸送システム100の第7の実施形態においては、輸送システム100の走行経路102が未分岐ではなく分岐しており、例えば湾曲した主要走行経路区間218の他に、線形の副走行経路区間220等を含むという点において、図10に示す第4の実施形態とは異なる。
従って、走行レール104はまた、湾曲した主レール区間222および例えば直線の副レール区間224をも有している。
ポイント領域226を通って、主レール区間222の第1の端部領域144を、副レール区間224または主レール区間222の反対側の第2の端部領域228に対し選択的に接続することができる。
かかるポイント領域226は、それ自体先行技術から既知であり、従って、ここで詳述することはしない。かかるポイント領域は、例えばDE3302266C2から既知であるように、可動レール区間と共に特に「ポイントの駆動セット」として構成可能である。
輸送システム100の輸送キャリッジが、ポイントの可動レール区間の長さよりも長い走行経路に沿った長さを有する2つのエネルギー伝達ユニット138を有する場合には、Durr Automation GmbHのドイツ特許出願第10159678.2号に記述されているように、ポイント領域内に供給導体を置く必要はない。
図13を見れば分かるように、主レール区間222の第2の端部228は、ポイント領域226に隣接する副レール区間224の第1の端部領域232に、接続ライン230を介して接続される。
主レール区間222の第1の端部領域144は、次のようにして第1の短絡導体区間180に接続される。すなわち、該端部領域144は、輸送システム100のエネルギー源160として機能する中波発生器162の出力端158および166の近辺に配置されている接点182に、第1の接続区間178と接続する第1の短絡導体区間180に対し、第1の接続ボックス154内へ導かれる第1の接続区間178を介して接続される。
ポイント領域226から離れる方向に面する副レール区間224の第2の端部領域146は、接点182に第2の接続区間184を接続する第2の短絡導体区間186に対し、第2の接続ボックス174内へ導かれる第2の接続区間184を介して接続される。
従って、主レール区間222、接続ライン230および副レール区間224は、合わさって、接続区間178、184、短絡導体区間180、186および接点182を含む短絡導体192を用いて互いに短絡する端部領域144、146をもつ、輸送システム100の誘導導体190を形成する。
輸送システム100の第7の実施形態による供給導体走行経路区間124は、主レール区間222の第1の端部領域144から主レール区間222に沿ってその第2の端部領域228まで延びる供給導体主走行経路区間234と、副レール区間224の第1の端部領域232から副レール区間224に沿ってその第2の端部領域146に至るまで延びる供給導体副走行経路区間236と、主レール区間222の第2の端部領域228内に存在する供給導体主走行経路区間234の端部を、副レール区間224の第1の端部領域232内に存在する供給導体副走行経路区間236の端部に接続する供給導体走行経路接続区間238と、を含んでなる。
主レール区間222の第1の端部領域144内に存在する供給導体主走行経路区間234の端部は、第1の接続ボックス154内に導かれ、そこで第1の供給導体給電区間156に接続され、この給電区間156は供給導体主走行経路区間234を中波発生器162の第1の出力端158に接続する。
副レール区間224の第2の端部領域146内にある供給導体副走行経路区間236の端部は、第2の接続ボックス174内に導かれ、そこで第2の供給導体給電区間176に接続され、この給電区間176は、供給導体副走行経路区間236を中波発生器162の第2の出力端166に接続する。
第1の供給導体給電区間156の大部分および第1の短絡導体区間180の大部分は、一緒に多心第1供給ケーブル168内を走る。
第2の供給導体給電区間176の大部分および第2の短絡導体区間186の大部分は、一緒に多心第2供給ケーブル188内を走る。
中波発生器162により輸送システム100の接続導体126に給電された交流により、供給導体126内に印加された電流よりも小さい振幅を有する誘導電流が、短絡導体192で短絡される輸送システム100の誘導導体190内に、生成される。
その他の点では、図13に示す本発明による輸送システム100の第7の実施形態は、その構造および機能に関して図10に示す第4の実施形態と同じであり、この理由から、それについての上述の説明を参照されたい。
図14に示す本発明による輸送システム100の第8の実施形態においては、輸送システム100の走行レール104が誘導導体190として使用されず、むしろその誘導導体190は走行レール104以外の輸送システム100の分離した要素として構成されているという点において、上述の第1〜第7の実施形態とは異なる。
図14を見ると分かるように、誘導導体は、導電性非強磁性材料、特にアルミニウムまたはアルミニウム合金から作られた基本的にU字形の横断面をもつ走行経路102に沿って延びる型材要素(profile element)として構成可能である。
誘導導体の上方脚部240および下方脚部242は、ウェブ120によって互いに接続されている。
ウェブ120の側壁から突出しているのは、導電性材料から形成されウェブ120から離れる方向に伸びる供給導体支持体122であり、その支持体122の端部で供給導体126の供給導体走行経路区間124を支持する。
図14を見れば分かるように、この実施形態においては、供給導体走行経路区間124は、基本的に誘導導体190の2つの脚部240および242間の中央に配置され、こうして、供給導体走行経路区間124および誘導導体190からなる導体構成に対し、特に低いインダクタンスをもたらす。
輸送キャリッジのエネルギー伝達ユニット138の基本的にU字形の電流コレクタ140は、誘導導体190の2本の脚部240および242間の領域に入り込み、供給導体走行経路区間124に触れることなしにこれを取り囲む。
U字形フェライト磁心として構成されている電流コレクタは、導体コイル142内に誘導された交流を直流電圧に変換させるため、電流コレクタ電子回路(図14には示さず)に接続されたその誘導コイル142を担持する。
この実施形態においては、輸送システム100の輸送キャリッジの(図示されていない)支持ローラおよびガイドローラは、誘導導体190上を走っておらず、誘導導体190以外の1またはそれ以上の別々に形成されたレール(図示せず)の上を走っている。
その他の点では、図14に示す本発明による輸送システム100の実施形態は、その構造および機能に関して、図5〜13に示す実施形態と同じであり、この理由から、それについての上述の説明を参照されたい。
特に、上述の実施形態の場合のように、第8の実施形態における誘導導体190は、いくつかの誘導導体区間に分割されかつ/または湾曲したコースを有することができる。第8の実施形態における供給導体126および短絡導体192はまた、上述の第1〜第7の実施形態のいずれかと同じ要領で形成することも可能である。
輸送システムの走行経路に沿って延びる供給導体および該走行経路に沿って延びる帰還導体を含む導体システムを有する、先行技術による輸送システムの概略的表現図である。 図1の輸送システムの走行経路および該走行経路上に配置された輸送キャリッジのエネルギー伝達ユニットを通る概略的横断面を示す図である。 輸送システムの走行経路に沿って延びる供給導体および帰還導体として機能する走行レールを含む導体システムを有する、先行技術によるさらなる輸送システムの概略的表現図である。 図3の輸送システムの走行経路を通り、該走行経路上に配置された輸送キャリッジのエネルギー伝達ユニットを通る概略的横断面を示す図である。 輸送システムの走行経路に沿って延びる供給導体を含む導体システムを有し、かつ供給導体に隣接して配置されその端部領域が互いに短絡されている誘導導体を含む、本発明による輸送システムの概略的表現図である。 図5の輸送システムの走行経路を通り該走行経路上に配置された輸送キャリッジのエネルギー伝達ユニットを通る概略的横断面を示す図である。 図5からの輸送システムの多心供給ケーブルを通る概略的横断面を示す図である。 互いに導電的に接続された複数の誘導導体区間を含む誘導導体を有する、本発明による輸送システムの第2の実施形態の概略的表現図である。 4分の1円形状の区間を含む誘導導体を有する、本発明による輸送システムの第3の実施形態の概略的表現図である。 2つの4分の1円形状の区間からなる誘導導体を有する、本発明による輸送システムの第4の実施形態の概略的表現図である。 誘導導体の端部領域が、輸送システムの発生器から遠く離れた接点において互いに接続される2つの短絡導体区間によって互いに接続されている、2つの4分の1円形状区間を含む誘導導体を有する、本発明による輸送システムの第5の実施形態の概略的表現図である。 閉鎖リング状の誘導導体を含む、本発明による輸送システムの第6の実施形態の概略的表現図である。 一連のポイントおよび1つの分岐ポイントを含む、本発明による輸送システムの第7の実施形態の概略的表現図である。 本発明による輸送システムの第8の実施形態の誘導導体、供給導体およびエネルギー伝達ユニットを通した概略的横断面を示す図である。

Claims (30)

  1. エネルギー源(160)に接続されている少なくとも1つの供給導体(126)からなる導体システム(170)と、導体システム(170)に対して走行経路(102)に沿って移動可能な少なくとも1つの輸送キャリッジと、導体システム(170)から輸送キャリッジまでエネルギーの非接触伝達のための少なくとも1つの装置(138)と、からなる輸送システムにおいて、少なくとも断面内で供給導体(126)にきわめて隣接して配置されて供給導体(126)内を流れる電流が誘導導体(190)内に誘導電流を生じさせるような少なくとも1つの該誘導導体(190)を含んでなり、該誘導導体(190)が互いに短絡された少なくとも2つの端部領域(144、146)を有し、および/または該誘導導体(190)がリング状に閉鎖されていることを特徴とする輸送システム。
  2. 誘導導体(190)の2つの端部領域(144、146)が、短絡導体(192)を用いて互いに短絡されることを特徴とする請求項1に記載の輸送システム。
  3. 供給導体(126)が、基本的に走行経路(102)に沿って走行する供給導体走行経路区間(124)を含むことを特徴とする請求項2に記載の輸送システム。
  4. 誘導導体(190)は、少なくとも断面内で供給導体走行経路(124)に沿って走ることを特徴とする請求項3に記載の輸送システム。
  5. 供給導体(126)は、エネルギー源(160)の第1の出力端(158)に供給導体走行経路区間(124)を接続する第1の供給導体給電区間(156)を含むことを特徴とする請求項3または4のいずれか一項に記載の輸送システム。
  6. 短絡導体(192)は、少なくとも断面内で第1の供給導体給電区間(156)に沿って走る第1の短絡導体区間(180)を含むことを特徴とする請求項5に記載の輸送システム。
  7. 第1の供給導体給電区間(156)および第1の短絡導体区間(180)は、少なくとも断面内で多心供給ケーブル(168)内を一緒に走ることを特徴とする請求項6に記載の輸送システム。
  8. 第1の供給導体給電区間(156)が多心供給ケーブル(168)の少なくとも2本の電線内を走ること、および第1の短絡導体区間(180)が、多心供給ケーブル(168)の円周方向で見たとき、内部に第1の供給導体給電区間(156)が走る2本の電線間に配置される該多心供給ケーブル(168)の少なくとも1本の電線内を走ることを特徴とする請求項7に記載の輸送システム。
  9. 第1の短絡導体区間(180)が多心供給ケーブル(168)の少なくとも2本の電線内を走ること、および第1の供給導体給電区間(156)が、多心供給ケーブル(168)の円周方向で見たとき、内部に第1の短絡導体区間(180)が走る2本の電線間に配置される該多心供給ケーブル(168)の少なくとも1本の電線内を走ることを特徴とする請求項7または8のいずれか一項に記載の輸送システム。
  10. 供給導体(126)は、エネルギー源(160)の第2の出力端(166)に供給導体走行経路区間(124)を接続する第2の供給導体給電区間(176)を含むことを特徴とする請求項5〜9のいずれか一項に記載の輸送システム。
  11. 短絡導体(192)は、少なくとも断面内で第2の供給導体給電区間(176)に沿って走る第2の短絡導体区間(186)を含むことを特徴とする請求項10に記載の輸送システム。
  12. 第2の供給導体給電区間(176)および第2の短絡導体区間(186)は、少なくとも断面内で多心供給ケーブル(188)内で一緒に走ることを特徴とする請求項11に記載の輸送システム。
  13. 第2の供給導体給電区間(176)が多心供給ケーブル(188)の少なくとも2本の電線内を走ること、および第2の短絡導体区間(186)が、多心供給ケーブル(188)の円周方向で見たとき、内部に第2の供給導体給電区間(176)が走る2本の電線間に配置される該多心供給ケーブル(188)の少なくとも1本の電線内を走ることを特徴とする請求項12に記載の輸送システム。
  14. 第2の短絡導体区間(186)が多心供給ケーブル(188)の少なくとも2本の電線内を走ること、および第2の供給導体給電区間(176)が、多心供給ケーブル(188)の円周方向で見たとき、内部に第2の供給導体区間(186)が走る2本の電線間に配置される該多心供給ケーブル(188)の少なくとも1本の電線内を走ることを特徴とする請求項12または13のいずれか一項に記載の輸送システム。
  15. 第1の短絡導体区間(180)および第2の短絡導体区間(186)が、エネルギー源(160)の近くで互いに接続されることを特徴とする請求項11〜14のいずれか一項に記載の輸送システム。
  16. 短絡導体(192)が、エネルギー源(160)から遠く離れた接点(204)において互いに接続される第1の短絡導体区間(180)および第2の短絡導体区間(186)を含むことを特徴とする請求項2〜14のいずれか一項に記載の輸送システム。
  17. 供給導体(126)は、接点(204)の領域からエネルギー源(160)の第1の出力端(158)まで走る下部区間(209)を伴う第1の供給導体給電区間(156)を含むことを特徴とする請求項16に記載の輸送システム。
  18. 供給導体(126)は、接点(204)の領域からエネルギー源(160)の第2の出力端(166)まで走る下部区間(211)を伴う第2の供給導体給電区間(176)を含むことを特徴とする請求項16または17のいずれか一項に記載の輸送システム。
  19. 第1の供給導体給電区間(156)の下部区間および第2の供給導体給電区間(176)の下部区間が、少なくとも断面内で多心供給ケーブル(212)内で一緒に走ることを特徴とする請求項17または18のいずれか一項に記載の輸送システム。
  20. 誘導導体(190)は、それぞれが少なくとも2つの端部領域を有する複数の誘導導体区間(198)を含み、第1の誘導導体区間(198)の少なくとも1つの端部領域が、第2の誘導導体区間(198)の少なくとも1つの端部領域に導電的に接続されていることを特徴とする請求項1〜19のいずれか一項に記載の輸送システム。
  21. 第1の誘導導体区間(198)の少なくとも1つの端部領域が、別の接続ライン(196)を介して第2の誘導導体区間(198)の少なくとも1つの端部領域に導電的に接続されることを特徴とする請求項20に記載の輸送システム。
  22. 第1の誘導導体区間(198)の少なくとも1つの端部領域が、導電性実装を介して第2の誘導導体区間(198)の少なくとも1つの端部領域に導電的に接続されることを特徴とする請求項20または21のいずれか一項に記載の輸送システム。
  23. 各誘導導体区間(198)の各端部領域が、同じ誘導導体区間(198)またはもう1つの誘導導体区間(198)の少なくとも1つの端部領域に導電的に接続されることを特徴とする請求項20〜22のいずれか一項に記載の輸送システム。
  24. 誘導導体(190)および供給導体(126)は、互いに電気的に分離されていることを特徴とする請求項1〜23のいずれか一項に記載の輸送システム。
  25. 誘導導体(190)は、少なくとも断面内で型材要素として構成される要素からなることを特徴とする請求項1〜24のいずれか一項に記載の輸送システム。
  26. 少なくとも断面内で、該型材要素が実質的にU字形の横断面または基本的に二重T字形横断面を有することを特徴とする請求項25に記載の輸送システム。
  27. 誘導導体(190)は、少なくとも断面内で輸送システム(100)の輸送キャリッジが上に配置される走行レール(104)として構成される要素からなることを特徴とする請求項1〜26のいずれか一項に記載の輸送システム。
  28. 誘導導体(190)は、少なくとも断面内でアルミニウムまたはアルミニウム合金で形成される要素からなることを特徴とする請求項1〜27のいずれか一項に記載の輸送システム。
  29. 輸送システム(100)の導体システム(170)は、帰還導体(150)を全く有していないことを特徴とする請求項1〜28のいずれか一項に記載の輸送システム。
  30. エネルギー源(160)は、中間的な周波数の発生器(162)を含むことを特徴とする請求項1〜29のいずれか一項に記載の輸送システム。
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