JP2006521543A - 固体の輪郭形状の非接触式動的検出方法 - Google Patents

固体の輪郭形状の非接触式動的検出方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、特に固体(1,1a)に生じた摩耗の測定を目的とした、前記固体(1,1a)の輪郭形状(P)の非接触式動的検出を行うための方法。
レーザ装置(2)によって発生させられて少なくとも1つのライン状光ビーム帯(3)に拡げられた少なくとも1つのビームが固体(1)の表面に照射され、前記固体(1,1a)の表面で反射された光(RL)は前記レーザ装置(2)に対して固定的な基準距離(B)を保って配置されている結像装置(5)内で集束され、固体(1)の運動速度(v)に比して高い周波数でエリア型の受光素子(6)によって検出され、その後に、前記受光素子(6)によって出力された信号から、データ処理装置内で、三角測量角度(φ)と基準距離(B)とに基づいて、三角法関係式の利用及び前記固体(1)の運動速度(v)に応じて決定された補正値との線形結合で輪郭形状(P)の測定値が得られ、データ処理装置にプロフィログラム(PG)として格納される。

Description

本発明は、特に固体に生じた摩耗の評価を目的とした、固体の輪郭形状の非接触式動的検出方法に関する。
摩耗検査にはしばしば、材料試験片つまり一定の適用ケースにおいて生ずる摩擦対偶素の摩擦特性がそれによってテストされるいわゆるモデルテストスタンド(たとえばアムスラー型、ラフォン−アイヒンガー型など)が使用される。しかしながら、こうして得られた特性データを具体的な適用ケースたとえば試験片よりも遥かに大きな寸法を有する摩擦体に転用するにあたっては、摩耗因子がテストスタンド上では決して正確に現実の所与条件に等しく再現されることのない複雑に絡み合った複合条件であるため、こうしたテストによって得られる値は傾向値でしかないという問題がある。したがって、重要な適用ケースにとっては実際の対象による摩擦検査が不可避であるが、この場合にも、摩耗が検査さるべき部品は一定使用期間の経過後に取り外されて、続いてたとえば表面輪郭形状を調べることによって摩耗の発生が検査されなければならないという問題にしばしば遭遇し、しかもこれは通例かなりの手間とコストとを要することになる。
固体の輪郭形状検出つまり表面のプロフィログラムの作成は公知の如く接触式方法により、たとえば自記粗さ計を使用して実施することができるが、これは走査触針と固体との接触に基づく方法であり、測定レベルはミリメートル以下で、たとえばセンチメートル・レベルでは測定値を得ることはできない。また、測定時間は1測定点あたり数秒を要し、この方法は厳しい測定環境には不利かつ不適である。
固体輪郭形状の静的検出にはさまざまな非接触式動作による光学的方法も知られている。この種の方法とそれに属する装置とは、たとえばBernd Breuck-mannの小研究論文“Bildverarbeitung und optische Mestechnik(画像処理と光学的測定技法)”、Munchen:Franzis’、1993、第6章に記載されており、これらはまた“トポメトリック3D測定技法”の概念のうちに包括されている。同書にはトポメトリック法の一つとしてレーザ三角測量が述べられているが、ここで三角測量とは土地測量のためにSnelliusによって1615年に初めて開発された、求められるべき測定値が他の測定値から三角法関係式を利用して間接的に決定される測定法として理解される。
レーザ三角測量ではレーザによって光点が測定対象に照射される。対象によって反射された光、特に散乱光は受光素子たとえば位置敏感型検出器に結像される。この種の検出器は英語圏ではPSD(position sensitive devices)と称される。光学システムのジオメトリならびに照射方向と観測方向との間の角度から、三角測量によって、位置とくに観測された対象点の高さ位置が決定される。レーザ三角測量法は今日、数メートルまでの距離範囲内の非接触式測定をμmレベルまでの粗さ解像度で実施することを可能にしている。
レーザ三角測量を拡大した一つの方法を表しているのは、レーザビームが線状の光ビーム帯つまり、いわゆる光切断法の光切断面にまで拡大される、公知の、同じく前記の専攻論文に述べられた方法である。この場合、反射された光の検出にはエリア型の検出器たとえばビデオカメラを使用することができる。解析評価もまた三角測量を基礎として行われる。この方法の特徴は、凹凸輪郭形状の測定範囲が1mmから1mであり、解像度がその範囲の約1000分の1から1000分の50までであることである。前記の小研究論文では、対象が連続的に動いている場合に適用するにあたっての光切断法の基本的適性が前提されているが、使用可能性と限界についてはなんら述べられていない。いずれにせよ、動いている固体の輪郭形状の動的な、つまり実時間検出を行うための方法は、実際のところ、測定さるべき表面の運動により古典的な三角測量法を使用した処理を不可能とする歪みが発生し、それゆえ現実に合った測定値が得られないという問題に直面する。
本発明の目的は、短い測定時間を可能とし、少なくとも3種のレベル単位たとえば10分の1ミリメートル、ミリメートルおよびセンチメートルのレベルに及ぶ測定範囲を包括し、高い測定精度を保証しかつ厳しい使用条件下で特に部品の摩耗測定に使用することのできる、冒頭に述べたタイプの、固体の輪郭形状の動的検出を行うための非接触式方法を提供することである。
前記課題は、本発明により、レーザ装置によって発生させられて少なくとも1つのライン状光ビーム帯に拡げられた少なくとも1つのビームが固体の表面の少なくとも1つの領域に照射され、その際、前記固体は前記レーザ装置の側方を通過し、前記固体の表面の前記領域によって反射された光は結像装置内で集束され、この結像装置は前記レーザ装置に対して固定的な基準距離を保って配置されるとともに、前記レーザ装置の照射方向に対して固定的な三角測量角度をなす光学軸を有するものであり、前記集束された反射光は固体の運動速度に比して高い周波数でエリア型の受光素子によって検出され、その後に、前記受光素子によって出力された信号から、データ処理装置内で、三角測量角度と基準距離とに基づいて、三角法関係式の利用及び前記固体の運動速度に応じて決定された補正値を組み合わせて(例えば線形結合)輪郭形状の測定値が得られ、この測定値が前記データ処理装置にプロフィログラムとして格納される方法によって達成される。
この場合、固体は並進運動、回転運動または好ましくは転動運動を実施する回転対称的な固体、特に車両車輪であってよい。したがって、本発明による方法は、通過走行中の車輪の輪郭形状を測定し、それから摩耗を推定する極めて有利な可能性を表している。
好都合にも速度によって見失ってしまうことのない輪郭形状測定を可能にする、固体の運動速度に応じて決定される補正値との組み合わせ(線形結合)に加えてさらに、特に、プロフィログラムを歪みのなく作り出すために好ましいとされるケースにおいて、固体表面の領域に応じて決定される補正値との組み合わせ(線形結合)で輪郭形状の測定値を得ることもできる。
完璧な輪郭形状検出を趣旨とし、複数のプロフィログラムが、固体表面のそれぞれ異なった側にある領域に光ビーム帯を照射する少なくとも3つのレーザ装置と該装置を組み込んだ結像装置とを使用して、部分プロフィログラムとして測定され、これらの部分プロフィログラムがデータ処理装置に格納され、それから総プロフィログラムを生成することが好都合である。この場合、基本形状が実質的に円筒状またはリング状の固体たとえば車両車輪の場合に、光ビーム帯が照射される少なくとも3つの領域は好ましくは円筒またはリングの両側の側面と外周面とに位置していてよい。こうして、プロフィログラム、部分プロフィログラムおよび/または総プロフィログラムはそれぞれひとつまたは複数の基準プロフィログラムと比較され、それぞれの基準プロフィログラムからのそれぞれの偏差を確認することができ、これは発生した摩耗の尺度を表すかあるいは発生した摩耗がなお許容可能な範囲内にあるか否かの尺度を与えるものとなる。これに関連して、固体に生じた負荷時間と確認された摩耗との間の相補的な組み合わせ(線形結合)を援用して、今後どの程度の負荷時間であれば問題がないかあるいは次の検査が必要となるのはいつかといったことに関する補助的な予測も行うことが可能である。
さらに、プロフィログラム、部分プロフィログラム、総プロフィログラム、それぞれの基準プロフィログラムおよび/またはそれぞれの偏差は、固定的な、長期的に不変の幾何学的基礎値たとえば非摩耗性の車輪リム内径を基礎とするのが好都合である。こうして、たとえば摩耗面は、基礎値に比した凹凸輪郭形状が適切な表示手段によって再現される処理結果として表すことができる。たとえば、プロフィログラム、部分プロフィログラム、総プロフィログラム、それぞれの基準プロフィログラムおよび/またはそれぞれの偏差はディスプレイなどの表示装置上に視覚化することができる。
この場合、好適には、基礎値は、プロフィログラムの検出ないし部分プロフィログラムの検出と同様にして行われる、同じく従動固体の非接触式の動的測定によって求められる少なくとも3つの測定値から算定することができる。これには、従動固体を所定の時間間隔で少なくとも3つの時点に、ライン状光ビーム帯に拡げられた単一のビームによって測定する方法と、光ビーム帯が照射される固体表面の領域間の間隔を所定の間隔として、それぞれライン状光ビーム帯に拡げられた少なくとも3つのビームによって同時に測定する方法とがある。
受光素子としては、有利には、ディジタル化された信号を供給する装置たとえばトリガ制御式CCDカメラまたはフォトダイオードディスプレイなどの位置敏感型検出器を使用することができる。この場合、一方では受光素子は光強度に対して感応し、他方では光量に相当する信号を出力するとの点に留意しなければならない。
本発明によって使用されるレーザ装置に関しては、以下の特性が特に有利であることが判明した。
− 結果の高度な再現性ならびに高度な測定精度の観点から、発生させられる光ビーム帯の波長は400nm〜1000nmの範囲内、特に650nm〜700nmの範囲内にあること。
− 同じく前記の観点から、レーザ装置の電力は0.5〜50mWの範囲内にあること。
− 高度な労働安全性(DIN EN 60825−1:2001−11に定めるレーザ等級2)の観点から、光ビーム帯の波長は可視域内にあり、レーザ装置の接触可能なビームの限界値(GZS)は1mW以下であること。ここで、レーザ電力が1mW以上の場合には、接触可能なビームの限界値は適切な対策によって、要求される値にまで低下させることができるように注意しなければならない。
− 本方法のコスト抑制の観点から、たとえば半導体材料たとえばGaAs,AlGaAs,InGaP,GaAsSb,InP,PbSnTe等からなるcw(連続波)固体ダイオード、好ましくはレーザポインタに使用されるようなVLD(可視レーザダイオード)を使用すること。こうした可視光ビーム帯はさらに、測定さるべき固体に対するレーザ装置の調節を容易にする。
本発明による方法の測定条件に関しては、摩耗検査を目的とした、求められるそれぞれのプロフィログラム、部分プロフィログラムおよび総プロフィログラムにつき2.0mm以下の解像度、特に0.5mm以下の解像度が達成される輪郭形状測定にとって、以下の特性が特に有利もしくは最適であることが判明した。
− 光ビーム帯の幅は0.3mm〜6.5mmの範囲内、特に0.8mm〜2.2mmの範囲内にあること。 拡散によって場合により平均動作距離(測定距離)の意図的な増大と共に測定精度を低下させることになる光ビーム帯の幅の拡大が生ずる。
− 光ビーム帯の長さは、 測定さるべき固体表面の領域のジオメトリに応じて、50mm〜750mmの範囲内、特に200mm〜400mmの範囲内にあること。
− 三角測量角度は15°〜40°の範囲内、特に20°〜30°の範囲内にあること。角度の増大は測定精度を高めるが、固体表面の不均一な照射ならびに陰影発生の危険も高める。
− 結像装置、特に結像装置の集束レンズの中心点とレーザ装置の光学軸との間の基準距離は30mm〜450mmの範囲内、特に60mm〜270mmの範囲内にあること。
− 光ビーム帯が照射される固体表面の領域からのレーザ装置および/または結像装置の平均動作距離は20mm〜650mmの範囲内、特に150mm〜350mmの範囲内にあること。
− 固体の、場合によって行われる並進運動の速度は3.5m/s以下、好ましくは1.5m/s以下であること。
− 固体の、場合によって行われる回転運動の角速度は15s-1以下、好ましくは6s-1以下および好ましくはコンスタントであること。
− 固体表面によって反射された光が受光素子によって検出される周波数は25Hz〜100kHzの範囲内、好ましくは1kHz〜10kHzの範囲内にあること。
周波数に関して言えば、これは固体の運動速度に適合されていなければならず、より高い周波数は固体の速度が受光素子の信号の歪みに及ぼす影響を減少させる。したがって、運動速度に応じて求められる補正値、これはプロフィログラムの測定値の性質に応じた、運動速度に比例するベクトルの係数または加数あるいはその両方であってよい、を決定するために、運動速度と反射光の検出周波数との相補的な組み合わせ(線形結合)を行うことができ、利点がある。この場合、好都合なことに、固体の前述した運動速度範囲につき、非線形性が考慮される必要はない。
固体表面の領域に応じて決定される補正値は、特に、輪郭形状の測定値の性質に応じた、回転対称体の半径に応じて決定されるベクトルの係数または加数あるいはその両方であってよく、その際、前記の半径は、プロフィログラムを検出するための基準値として使用される、同じ長期的に不変の幾何学的基礎値であってよい。
本発明のその他の有利な実施形態は従請求項ならびに下記の詳細な説明に述べられている。
以下、添付図面によって具体的に示した実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図面の各図において同一の部分には常に同一の符号を付してあることから、それらの説明は一般にそれぞれ一回だけ行われている。
先ず、測定対象つまり速度vで動いている固体1を一次元表示で表している図1が示すように、本発明による方法に基づいて、レーザ装置2から出発するビームは不図示の光学系によって、凹凸ないし凹凸輪郭形状Zの測定可能な最大値Zmaxと測定可能な最小値Zminとの差から生ずる測定範囲DZ内でビームの幅bが所定の範囲内にあるように集束させられる。この場合、ビームは、二次元表示の図2が示しているように、光ビーム帯3に拡げられている。
固体1の表面への光ビーム帯の照射箇所Zには、光の拡散散乱(反射光R)により測定スポットが形成されるが、これはレーザ装置2の光学軸O−Oによって定まる入射方向から逸れた方向からも検知される。
次いで、測定スポットが三角測量角度φ下で結像装置5の集束レンズ4により面状受光素子6に結像されると、照射箇所Zの距離に応じて受光素子6上で最小値Xminと最大値Xmaxとの間に画像スポットの位置Xが決まる。
この場合、本発明による方法に使用される装置の幾何学的配置構成は、固定設定される三角測量角度φのほかに、その光学軸O−Oによって決定されるレーザ装置2のポジションに対する結像装置5の集束レンズ4の光学軸A−Aの固定基準距離Bによって定まる。
三角法関係式を利用して、測定された画像スポット位置Xから、照射箇所Zの距離つまりレーザ装置2からの固体1の表面の距離は、以下の等式
=H/(1−B/X) (1)
(式中、Hは、図1が具体的に示しているように、受光素子6に対する結像装置5の集束レンズ4の距離である)によって決定することができる。
この場合、相対測定精度dZ/Z
dZ/Z=1/(1−X/B)*dX/X (2)
であり、ここで画像スポット位置の相対解像度dX/Xは、反射光RLが受光素子6によって受光される際の周波数fと関連した固体の速度v、ならびに信号雑音および受光素子6の種類に依存している。ここで式(2)中の値dZは測定精度の絶対値を表している。
解像度を高めるため、輪郭形状(図1,2においてPで表されている)の最終的な測定値Zは、値Zと、固体1の運動速度vに応じて決定される補正値Kvとの組み合わせ(例えば線形結合)で得られる。この補正値Kvは、特に、運動速度vに比例したベクトルの係数または加数あるいはその両方である。その際、運動速度vに応じて求められる補正値Kvを決定するため、運動速度vと反射光Rの検出周波数fとの相補的な組み合わせ(線形結合)が行われる。
前述した幾何学的配置構成、特に、基準距離B、三角測量角度φおよび/または光ビーム帯3が照射される固体1の表面領域からのレーザ装置2ないし結像装置5の( 図1に長さLで具体的に示した)平均動作距離を変化させることにより、配置構成の幾何学的な値を適切に選択して、測定範囲Dzおよびそれと関連して測定精度dZ/Zを容易に自由に設定することができる。この場合、個々の装置は図1に示したように必ずしも共通のケーシング7内に収容されている必要はない。この場合、測定範囲Dzの拡大は測定精度の低下を生ずるが、逆もまた等しく成立する。
この実施形態において、受光素子6としてはSONYカメラHCC400が使用された。解像度は測定範囲の大きさ、したがって測定範囲Dzに依存していることから、これは、本発明による方法を実施するための装置の寸法設計にとって、検出を行うカメラヘッドの数は必要なまたは選択された解像度に直接依存することを意味している。
すでに述べかつ図2に示したように、三次元の固体1のトポグラフを得るために、従来一次元でしか観測されなかったシステムはここでは二次元で観測される。つまり、光ビーム帯3に拡げられたレーザビームが使用される。これは光切断法と称される。反射光RLがエリア型の受光素子6によって検出された後、受光素子6から出力された信号から、三角測量角度φと基準距離Bとを考慮して、不図示のデータ処理装置たとえばPCにおいて輪郭形状Pの測定値が決定され、データ処理装置にプロフィログラムPGとして格納される。概略的に示した図2には、この種のプロフィログラムPGに代えて、受光素子6上に同じ符号の連続線が示されている。実際の測定から得られたプロフィログラムは図7と8とに異なった形で示されている。
固体1の表面領域に光ビーム帯3を照射するレーザ装置2としては、線長LB(図2)300mm、線幅b(図1)1.5mm、レーザ出力30mWで、可視赤色光(波長680nm)を発する一般市販のリニアレーザモジュールL200が使用された。
図3は、同じくすでに述べたように、本発明による方法の代表的な適用例、つまり摩耗測定への適用を示したものである。同図は、測定さるべき固体1として、レール9上を転動して、並進運動速度v、角速度ωで通過する車輪1aを想定した摩耗テストスタンド8の外観図を示している。
同図から、この摩耗テストスタンド8では、複数のプロフィログラムPGが(図7にもPG,PGおよびPGとして表されている)部分プロフィログラムとして、固体1の表面のそれぞれ異なった面D,D,Mにある領域に光ビーム帯3a,3b,3cを照射する3基のレーザ装置2とそれらに対応する結像装置5とを使用して測定されることが理解でいる。部分プロフィログラムPG,PGおよびPGはデータ処理装置に格納され、これらから総プロフィログラムGPGを得ることができる。
軌条車両10の車輪1aは回転対称的な、基本形状として実質的に円筒状ないしリング状の固体1を表しており、光ビーム帯3a,3b,3cが照射される3つの領域は円筒ないしリングの両側面D,Dと外周面Mとに位置している。図3および詳細を示す図4と5が示しているように、3つの光ビーム帯3a,3b,3cは総プロフィログラムGPGを求めるために直線上に並んでいる必要はない。また、外周面Mに照射される光ビーム帯3bは車輪1aの軸と平行をなしている必要もない。軸平行性からのずれは、輪郭形状Pの測定値Zが固体表面の当該領域に応じて決定される補正値Koとの線形結合で得られることによって補償されることができる。
図5は、プロフィログラムPG、部分プロフィログラムPG,PG,PGおよび総プロフィログラムGPGの基礎となる、固定的な、長期的に不変の幾何学的基礎値としての車輪1aのリム内径Rを求めるための、前述した第一の可能性を具体的に示しており、図6は同じくその第二の可能性を具体的に示したものである。この場合、半径はいずれの場合にあっても、転動車輪1aの、プロフィログラムPGの検出ないし部分プロフィログラムPG,PG,PGの検出と同様にして行われる、同じく非接触式の動的測定によって求められる少なくとも3つの測定値Z,Z,Zから算定される。
図5によれば、転動中の車輪1aの非接触式の動的測定は、光ビーム帯3c1,3c2,3c3が照射される固体1の表面の領域間の間隔をそれぞれ所定の間隔N1,N2として、それぞれ線状の光ビーム帯3c1,3c2,3c3に拡げられた少なくとも3つのビームによって同時に行われる。
図6によれば、転動中の車輪1aの非接触式の動的測定は、所定の時間間隔Δtで、少なくとも3つの時点t,t,tに、ライン状光ビーム帯3cに拡げられた単一のビームによって行われる。
したがって、測定は一方向に、つまりそれぞれの光ビーム帯3c,3c1,3c2,3c3を等しく配向して、それぞれ3点S,S,Sで行われ、その際、半径Rの円弧上にある3つの測定値Z,Z,Zはデカルト座標系の点S,S,Sの縦座標値として求められる。図6に示した方法による点S,S,Sに対応する測定値Z,Z,Zはそれぞれ線状の光ビーム帯3cないし3c1,3c2,3c3の測定長に対応している。この対応関係において、ライン状光ビーム帯3cないし3c1,3c2,3c3の測定長を次のように、つまり、測定値Z,Z,Zはそれぞれ円弧の弦sl,sl,slの半分の長さを表していると言い換えても問題はない。それぞれこれらの測定値Z,Z,Zに属する横座標値X,X,X (これは図6ではそれぞれ時点t,t,tにおける、光ビーム帯3cからの円の中心M1,M2,M3の距離として表されている)は、第一のケースでは図5に示した間隔N1,N2から得られ、第二のケースでは3つの測定時点t,t,tによって所与の時間間隔Δtから、時間間隔Δtに角速度ωを乗ずることによって得られる。その際、角速度ωは固定されていてよいし、あるいは同じく1つのまたは複数のライン状光ビーム帯3による転動中の車輪1aの非接触式の動的測定によって求めることができる。速度が一定であるば、したがって一方で車輪1aの回転運動と共に他方で車輪1aの並進運動が一定であれば、解析評価は容易となる。
転動中の車輪1aの基準半径Rは測定値Z,Z,Zの測定後、以下の連立方程式、
=X +Z (3)
=X +Z (4)
=X +Z (5)
−X=k*(X−X) (6)
から求めることができる。
前記式中、値RならびにX、XおよびXはそれぞれ未知数を表している。式(6)中の値kは、既知の所定の時間間隔Δtかまたは車輪1aの表面の領域間の間隔N1,N2に対応する係数であり、これは時間間隔Δtが一定であるかまたは間隔N1,N2が等しいかする好ましいケースにつき値1を取る。
算定された半径Rは、一方で、車輪1aの外周面M上で求められる輪郭形状高さの測定値Zの基線として使用することができ、他方で、この半径Rを、光ビーム帯3ないし3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3によって照射される固体1の表面の領域に応じて考慮される補正値Koの決定に利用することができる。この種の補正値Koを考慮すべき必要性は、たとえば図6に示した弦sl,sl,slがそれぞれ異なった中心角を有し、これによって異なった局所輪郭形状歪みが現れるということから生ずる。この場合、中心角は、光ビーム帯3cが車輪1aの被観測円弧の周の接線を形成する第一の極端なケースにおける0°から、光ビーム帯3cが車輪1aの被観測円弧の直径2Rと合致する、他の極端なケースにおける180°までの間にある。最大の弦長slは測定さるべき輪郭形状に関する最大の情報を含むと共に最小の局所歪みを示す。
したがって、上述した理由から、図7に示した転動中の固体1の総プロフィログラムGPGは、車輪1aの図示例において、両側面D,Dと外周面Mとで同時にある検出時点tに測定された3つの部分プロフィログラムから得られるのが極めて有利であり、その際、個々の部分プロフィログラムの検出時点tは、この検出時点tに求められた測定値Z(これは側面D,Dの一方において半径Rの円弧上にあり、それぞれ連続した時点t,t,tに、一方向において、ライン状光ビーム帯3c,3c1,3c2,3c3のそれぞれの長さLBから決定される、円弧の弦sl,sl,slの半分の長さに対応する少なくとも3つの測定値Z,Z,Zからなる)が最大値−この場合にはZ−を取るように選択される。言うまでもなく、検出時点tのこの選択基準は3測定値Z,Z,Zに制限されるものではない。3つの測定値Z,Z,Zより多くの測定値を基礎とする場合には、求められた最大弦長slの半分が半径Rとあまり相違していないかまたは半径Rと同じ値を取るかぎり、より良好な結果を達成することができる。
図7はさらに、それぞれのプロフィログラムPG、部分プロフィログラムPG,PG,PGおよび/または総プロフィログラムGPGはそれぞれ1または複数の基準プロフィログラム−図中では輪郭形状Pの最小測定値Zの基準プロフィログラムBP1と輪郭形状Pの最大測定値Zの基準プログラムBP2が示されている−と比較され、それぞれの基準プロフィログラムBP1,BP2からのそれぞれの偏差ΔPGを確認することができることを示している。図示した例において、この種の偏差は一点鎖線で示した領域に生じている。基準プロフィログラムBP1,BP2は好ましくは許容基準寸法であってよいが、基準プロフィログラムBP1,BP2はまた、先行した測定から得られて格納された測定値Zのデータセットであってもよく、これにより、それぞれの偏差ΔPGは以前の測定以降に生じた摩耗の程度を解明し得るものとなる。
図7における輪郭形状Pの表示は、輪郭形状Pの測定値Zが車輪1aの断面Q全体におよぶ連続線−ベクトルx,Z−として二次元的に表されているにすぎないが、他方、図8における輪郭形状Pの表示は本発明による方法の三次元的特徴を具体的に示している。図8では、前述した半径Rを用いて求められた車輪1aの側面Dの処理に関連して、異なった濃度で、輪郭形状Pの測定値Zがベクトルx,y,zとして表されている。式(2)で述べた測定精度の絶対値dZは約0.5mmである。図中、円で囲んだ、符号Qで表した線は図7に示した車輪1aの断面Qを表しており、ここに、前述したように、図7の部分輪郭形状PGが位置している。具体的な分かり易さを向上させる趣旨で、濃度表現に代えて、適切なディスプレイにおいて色彩を使用して表現することも可能である。
本発明による方法は、有利なことに、極めて短い測定時間で輪郭形状Pの検出を可能にする。したがってたとえば5秒間で、軌条車両10が通過するレール9の両側に配置されたレーザ装置2と結像装置5とを用いて、5ボギー、つまり10車輪対、したがって20個の車輪1aに関してそれぞれ三次元の総プロフィログラムGPGを作成することができる。
本発明は上述した実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨と同等に機能するすべての手段と方策を包括するものである。たとえばさらに別の可能性として、構造化もしくはコード化された照射下で行われるいわゆるストリーク照射法に適用することも可能である。この方法は同じく三角測量法を基礎としており、固体1の全体がレーザ装置に相当するプロジェクタを用い、計算に基づく所定の光パターンで照射される。撮影中に光パターンは所定通りに変化させられ、こうして、撮影された画像に生ずる強度分布からトポグラフを決定することができる。
さらに、当業者は、本発明の範囲を逸脱することなく、追加的な好適な方策によって本発明を補充することが可能である。たとえば、一切の演算操作−たとえば前述した(1)から(6)までの式の演算操作−を実行するために、データ処理装置に適切なソフトウェアモジュールを使用することが可能である。
さらに、本発明は請求項1に記載した特徴コンビネーションに限定されるものではなく、その他の、全体として開示されたすべての個別特徴のうちの一定の特徴のいかなる任意のコンビネーションによって定義されてもよい。これは請求項1に記載したいかなる個別特徴も実質的に実際に省かれてももしくは本願明細書の他の箇所で開示された少なくともいずれか1個別特徴によって置き換えられてもよいとのことを意味している。そのかぎりで請求項1は単に発明を定式化する第一の試みとして解されなければならない。
概略的な側面図によって示した、本発明による方法を具体化するための原理図 概略的な透視図によって示した、本発明による方法を具体化するための別途原理図 本発明による方法が適用される、軌条車両の車輪たとえば鉄道車輪用の摩耗テストスタンドの外観図 運動方向の前方から車輪の外側に向けられた視角から見た、図3と同じ詳細図 運動方向の後方から車輪の内側に向けられた視角から見た、図3と同じ詳細図 本発明によって求められるプロフィログラムの基礎となる基礎値を求める方法を模式的示す説明図 本発明によって求められたプロフィログラムを示す図 本発明によって求められたプロフィログラムを示す図
符号の説明
1 固体
1a 車輪
2 レーザ装置
3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3 光ビーム帯
4 5のレンズ
5 結像装置
6 受光素子
7 ケーシング
8 摩耗テストスタンド
9 レール
10 軌条車両
A−A 6の光学軸
B 基準距離
b 3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3の幅
Dz zの測定範囲
dZ ZAの解像度
,D 1,1aの側面
F 周波数
GPG 総プロフィログラム
H 距離4/6(図1)
Kv v,ωに応じた補正値
Ko 3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3の領域/位置に応じた補正値
k N1,N2ないしΔtに応じた係数
L 動作距離
LL 3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3の線長
M 1,1aの外周面
N1,N2 3c1,3c2,3c3の間の間隔
O−O 2の光学軸
P 輪郭形状
PG プロフィログラム
PG,PG,PG 部分プロフィログラム
R 半径
RL 反射光
V 1,1aの並進運動速度
,t,t,t 測定時点
,S,S 半径Rの円上の点
sl,sl,sl,S,Sにおける弦長
x 横座標
XA 6におけるRL画像スポットの位置
max Xの最大値
min Xの最小値
,X,X,S,Sにおける横座標値
y 横座標
Z 縦座標
測定値、3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3の照射箇所
からの補正測定値
max Zの最大値
min Zの最小値
,Z,Z,S,Sにおける高さ測定値
ΔPG 輪郭形状偏差
Δt 時間間隔
φ 三角測量角度

Claims (33)

  1. 特に固体(1,1a)に生じた摩耗の測定を目的とした、前記固体(1,1a)の輪郭形状(P)の非接触式動的検出を行うための方法において、
    レーザ装置(2)によって発生させられて少なくとも1つのライン状光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)に拡げられた少なくとも1つのビームが固体(1,1a)の表面の少なくとも1つの領域に照射され、その際、前記固体(1,1a)は前記レーザ装置(2)の側方を通過し、前記固体(1,1a)の表面の前記領域によって反射された光(RL)は結像装置(5)内で集束され、この結像装置(5)は前記レーザ装置(2)に対して固定的な基準距離(B)を保って配置されるとともに、前記レーザ装置(2)の照射方向(O−O)に対して固定的な三角測量角度(φ)をなす光学軸(A−A)を有するものであり、前記集束された反射光(RL)は固体(1,1a)の運動速度(v)に比して高い周波数(f)でエリア型の受光素子(6)によって検出され、その後に、前記受光素子(6)によって出力された信号から、データ処理装置内で、三角測量角度(φ)と基準距離(B)とに基づいて、三角法関係式の利用及び前記固体(1,1a)の運動速度(v)に応じて決定された補正値(Kv)との線形結合で輪郭形状(P)の測定値(Z)が得られ、この測定値(Z)が前記データ処理装置にプロフィログラム(PG)として格納される方法。
  2. 前記輪郭形状(P)の測定値(Z)は固体(1,1a)の表面の領域に応じて決定される補正値(Ko)との組み合わせで得られることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記固体(1,1a)は回転運動を実施することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記固体(1,1a)は実質的に回転対称体、特に車両車輪(1a)であり、転動運動を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 回転運動は一定の角速度(ω)で進行することを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記固体(1,1a)の回転運動の角速度(ω)は15s−1以下、好ましくは6s−1以下であることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記固体(1,1a)の表面領域に応じて決定される補正値(Ko)は、回転対称体の半径(R)に応じて決定されるベクトルの係数または加数あるいはその両方であることを特徴とする請求項2および請求項4から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記固体(1,1a)の運動速度(v,ω)に応じて決定される補正値(Kv)は、運動速度(v,ω)に比例するベクトルの係数または加数あるいはその両方であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記運動速度(v,ω)に応じて求められる補正値(Kv)を決定するために、運動速度(v,ω)と反射光(RL)の検出周波数(f)との相補的な組み合わせが行われることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 複数のプロフィログラム(PG)が、固体(1,1a)の表面のそれぞれ異なった側にある領域に光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)を照射する少なくとも3つのレーザ装置(2)と該装置を組み込んだ結像装置(5)とを使用して、部分プロフィログラム(PGa,PG,PG)として測定され、これらの部分プロフィログラム(PG,PG,PG)がデータ処理装置に格納され、それから総プロフィログラム(GPG)が得られることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 基本形状が実質的に円筒状またはリング状の固体(1,1a)たとえば車両車輪(1a)の場合に、光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)が照射される少なくとも3つの領域は円筒またはリングの両側の側面(D,D)と外周面(M)とに位置していることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 転動する固体(1,1a)の総プロフィログラム(GPG)は両側面(D1,D2)と外周面(M)とで同時にある検出時点(t)に測定された部分プロフィログラム(PG,PG,PG)から得られ、その際、個々の部分プロフィログラム(PG,PG,PG)の検出時点(t)は、この検出時点(t)に求められた測定値(Z)が最大値を取るように選択され、その際前記測定値(Z)は、側面(D,D)の一方において半径(R)の円弧上でそれぞれ連続した時点(t,t,t)に、一方向でのライン状光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)のそれぞれの長さから決定されるとともに、それぞれ円弧の弦(sl,sl,sl)の半分の長さに対応する少なくとも3つの測定値(Z,Z,Z)からなることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. プロフィログラム(PG)、部分プロフィログラム(PG,PG,PG)および/または総プロフィログラム(GPG)はそれぞれ1または複数の基準プロフィログラム(BP1,BP2)と比較され、それぞれの基準プロフィログラム(BP1,BP2)からのそれぞれの偏差(ΔPG)が確認されることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. プロフィログラム(PG)、部分プロフィログラム(PG,PG,PG)、総プロフィログラム(GPG)、それぞれの基準プロフィログラム(BP1,BP2)またはそれぞれの偏差(ΔPG)あるいはそれらの両方は、固定的な、長期的に不変の幾何学的基礎値たとえば非摩耗性の車輪リム内径(R)を基礎としていることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記基礎値は、プロフィログラム(PG)の検出ないし部分プロフィログラム(PG,PG,PG)の検出と同様にして行われる、従動固体(1,1a)の非接触式の動的測定によって求められる少なくとも3つの測定値から算定されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記従動固体(1,1a)の非接触式の動的測定は、所定の時間間隔(Δt)で、少なくとも3つの時点(t,t,t)に、ライン状光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)に拡げられた単一のビームによって行われることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記従動固体の非接触式の動的測定は、ライン状光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)が照射される固体(1,1a)の表面の領域間の間隔を所定の間隔(N1,N2)として、それぞれライン状光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)に拡げられた少なくとも3つのビームによって同時に行われることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記基礎値は転動する回転対称体の半径(R)であり、該半径は以下の連立方程式
    =X +Z (1)
    =X +Z (2)
    =X +Z (3)
    −X=k*(X−X) (4)
    、式中、Z,Z,Zは、半径(R)の円弧上にある、それぞれ一方向において求められた、デカルト座標系の縦座標値(Z)に相当する、それぞれ円弧の弦(sl,sl,sl)の半分の長さに対応する、ライン状光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)の長さの3測定値であり、X1,X2,X3 はそれぞれこれらの測定値に属する横座標値(X)であり、kは所定の時間間隔(Δt)または固体(1,1a)の表面領域間の間隔(n1,N2)に対応する係数である、
    から求められることを特徴とする請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. プロフィログラム(PG)、部分プロフィログラム(PG,PG,PG)、総プロフィログラム(GPG)、それぞれの基準プロフィログラム(BP1,BP2)およびそれぞれの偏差(ΔPG)あるいはそれら両方はディスプレイのような表示装置に視覚化されることを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記受光素子(6)として、ディジタル化された信号を供給する装置たとえばトリガ制御式CCDカメラが使用されることを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記受光素子(6)として、フォトダイオードディスプレイのような位置敏感型検出器たとえばが使用されることを特徴とする請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)の光は400nm〜1000nmの範囲内、特に650〜700nmの範囲内の波長を有することを特徴とする請求項1から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)の光は可視域内の波長を有し、レーザ装置(2)の接触可能なビームの限界値(GZS)は1mW以下であることを特徴とする請求項1から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記レーザ装置(2)の電力は0.5〜50mWの範囲内にあることを特徴とする請求項1から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記レーザ装置(2)は、cw(連続波)固体ダイオード、たとえばGaAs,AlGaAs,InGaP,GaAsSb,InP,PbSnTeなどの半導体材料等からなるダイオード、好ましくはVLD(可視レーザダイオード)を含むことを特徴とする請求項1から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)は0.3mm〜6.5mmの範囲内、特に0.8mm〜2.2mmの範囲内の幅(b)を有することを特徴とする請求項1から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)は50mm〜750mmの範囲内、特に200mm〜400mmの範囲内の長さ(LB)を有することを特徴とする請求項1から26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記三角測量角度(φ)は15°〜40°の範囲内、特に20°〜30°の範囲内の値を有することを特徴とする請求項1から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記固体(1,1a)の表面によって反射された光(RL)が受光素子(6)によって検出される周波数(f)は25Hz〜100kHzの範囲内、好ましくは1kHz〜10kHzの範囲内にあることを特徴とする請求項1から28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 固体の並進運動速度(v)は3.5m/s以下、好ましくは1.5m/s以下であることを特徴とする請求項1から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記光ビーム帯(3,3a,3b,3c,3c1,3c2,3c3)が照射される固体(1,1a)の表面領域からのレーザ装置(2)または結像装置(5)あるいはその両方からの平均動作距離(L)は20mm〜650mmの範囲内、特に150mm〜350mmの範囲内にあることを特徴とする請求項1から30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記結像装置(5)、特に結像装置(5)の集束レンズ(4)の中心点とレーザ装置の光学軸(O−O)との間の基準距離(B)は30mm〜450mmの範囲内、特に60mm〜270mmの範囲内にあることを特徴とする請求項1から31のいずれか一項に記載の方法。
  33. プロフィログラム(PG)、部分プロフィログラム(PG,PG,PG)、総プロフィログラム(GPG)、それぞれの基準プロフィログラム(BP1,BP2)またはそれぞれの偏差(ΔPG)あるいはそれら両方にとって、2.0mm以下、特に0.5mm以下の解像度(dZ)が基礎とされることを特徴とする請求項1から32のいずれか一項に記載の方法。
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