JP2006520430A - 平形製品を製造するためのジルコニウム合金で作られた半製品の製造方法及びその使用 - Google Patents

平形製品を製造するためのジルコニウム合金で作られた半製品の製造方法及びその使用 Download PDF

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Abstract

大きなインゴット(1)が、ジルコニウム合金を鋳造することによって製造され、次にインゴットが鍛造されて、半製品(8)が得られる。平形製品製造用のスラブとすることができる半製品(8)は、ジルコニウム合金がその結晶質α及びβ相から構成される状態にある温度で、単一の鍛造作業(7)で大きな鋳造インゴット(1)から生成される。

Description

本発明は、燃料集合体要素の製造に使用される平形製品の製造用のジルコニウム合金で作られた半製品を製造する方法に関する。
軽水によって冷却される原子炉、例えば加圧水型原子炉(PWR)及び沸騰水型原子炉(BWR)の燃料集合体、又はCANDU炉の燃料集合体は、原子炉の炉心内で低い中性子吸収特性を有するジルコニウム合金から構成される要素を含む。
PWR型原子炉用の燃料集合体の場合には、燃料棒のための被覆管及び燃料集合体のスペーサーグリッドの製造に使用されるプレートは、ジルコニウム合金、特にジルカロイ(Zircaloy)2又はジルカロイ4のような、スズと鉄とを含有するジルコニウム合金で作ることができる。
BWR原子炉用の燃料集合体の平行六面体ハウジングもまた、一般にジルカロイ2又はジルカロイ4のようなジルコニウム合金の平形製品から製造される。
ジルコニウムとニオビウムとから本質的に構成された、商品名M5で知られる合金のような他の合金もまた、平形又は管状製品の形態の燃料集合体要素の製造に使用される。
一般的に、燃料集合体要素の製造に使用されるジルコニウム合金は、少なくとも97重量%のジルコニウムを含み、合金の製造に起因した不純物を除いて最大で3重量%に相当する残余成分は、種々の元素、特に鉄、スズ、又はニオビウムを含むことができる。
組成に関してこれらの条件を満たすジルコニウム合金は、該合金が受ける温度及び熱処理に応じて、ジルコニウムの2つの同素形の内のいずれかの、すなわち低温で安定な小六角構造を有するジルコニウムの相であるα相、もしくは高温で安定な立方体構造を有する相であるβ相のいずれかをとることができる。
一定の温度範囲において、又は一定の処理の終了時点で上記に定義された燃料集合体要素の製造に使用される工業用合金のようなジルコニウム合金は、α相とβ相との混合した構造を有することができる。
ジルコニウム合金の平形製品は、一般的には、熱間及び冷間成形並びに熱処理の多数の連続的段階によって製造される。
出発製品は、通常、必要とされる組成に構成された合金を鋳造することによって得られる非常に大きなインゴットである。典型的にはインゴットは、例えば、400mmと800mmの間の直径及び2mと3mの間の長さを有するように鋳造される。次にこのインゴットは、α相、β相、又はα+β相とすることができる温度範囲(欧州特許第0.085.552号明細書及び米国特許第5,674,330号明細書)で鍛造作業が行われる。
インゴットは、好ましくは合金がβ相であるように加熱され、次いでβ相の加熱されたインゴットに対して第1の鍛造段階が行われる。インゴットは、典型的には鍛造前に10時間1050℃まで加熱することができる。
第1の鍛造段階の後、該鍛造から得られた製品は、β相から焼き入れされる。
次に、第2の鍛造段階が、ジルカロイタイプの合金の場合には合金がα相である800℃よりも低い温度で行われる。第2の鍛造段階の後に結果として得られた製品は、平形製品を製造するための方法の半製品を構成し、100mm程度の厚さを有することのできるスラブである。
次いで、このスラブに対して、様々な熱間圧延及び冷間圧延作業を行い、0.2乃至4mmの厚さを有する帯板のような平形最終製品が得られる。焼き入れ及び焼なましからなる熱処理は、平形最終製品の少なくとも幾つかの成形作業の合間に行われる。
直ぐ上で述べた遷移プロセスは、連続した処理の多くの相、特に熱間成形されるスラブのような半製品と、冷間成形される第2の中間製品とを得るためのβ相からの幾度かの焼き入れ作業を含む。
製品の冷却段階中又は焼き入れ段階中に、ジルコニウム合金製品は、湿り空気及び/又は水と接触する結果、水素を吸収し、該水素が水素化物の形態で材料中に固定される。
一般的に、材料中における粗大沈殿の形態での水素化物の存在は、製品の冷間成形性及び耐食性にとって有害である。
水素化物は、一般に、製品の冷却中に220℃から100℃までの温度範囲で沈殿し、該水素化物は、全てより大量で、且つ材料がより多くの水素を吸収する粗大な形態で形成される。
材料中における水素化物の形成を制限すること、又は微細な形での水素化物の好ましい形成に対応することは有利であるので、ジルコニウム合金製品が成形及び熱処理作業中にできるだけ少量の水素しか吸収しないようにこれらの製品の遷移プロセスを行うことが好ましい。
多数の連続的な作業を含む複雑な成形工程を単純化することができることも有利である。
仏国特許第2,334,763号は、炭素の少なくとも一部を可溶化するために、830℃と950℃の間の温度範囲で150ppmを超える炭素を含有するジルコニウム合金を熱処理及び/又は熱機械処理し、950℃より高い温度では後続の熱処理を行わない方法を提案している。
合金中にα相及びβ相が存在する範囲に対応する830℃と950℃の間の温度範囲内での熱処理及び/又は熱機械処理は、β相のインゴットに対する第1の鍛造段階の後にのみ行われ、続いて水中で焼き入れされる。
特許第2,334,763号による方法は、特定タイプのジルコニウム合金に対してのみ適しており、水焼き入れが行われる製品の第1の製造段階の修正は許容されない。更に、α+β相における熱処理及び/又は熱機械処理後の製造段階は、950℃よりも高い温度では行うことができない。
従って、前記特許による方法は、その用途、並びに最終製品中における水素化物の存在に関して得られた結果の点で線源される。
本発明の目的は、少なくとも97重量%のジルコニウムを含有する、平形製品の製造用のジルコニウム合金半製品の製造方法を提供することであり、この方法においては、ジルコニウム合金を鋳造する段階により大きなインゴットが生成され、次に該大きなインゴットを鍛造する段階により半製品が生成されて、これを熱間圧延し、次に冷間圧延して平形製品を得て、焼入れ及び焼なましからなる熱処理が成形作業の少なくとも一部の間で介在され、ここで、該方法は、製品の製造を単純化し、その製造コストを低減させ、ジルコニウム合金製品の成形性及び耐食性に悪影響を及ぼす水素化物類の存在を低レベルに制限する。
この目的のために、ジルコニウム合金がその結晶質α及びβ相から構成される状態にある温度で単一の鍛造作業によって、大きな鋳造インゴットから半製品が製造される。
本発明の特定の特徴によれば、
・鍛造温度において、インゴットは、α相のジルコニウム合金を10%と90%の間の体積比で含有し、インゴットのジルコニウム合金の残余がβ相である。
・半製品は、スラブである。
・スラブは、100mm程度の厚さを有し、0.2mmと4mmの間の厚さを有する平形製品を製造するためのものである。
・α及びβ相におけるジルコニウム合金の鍛造段階は、850℃と950℃の間の温度で行われる。
・ジルコニウム合金は、スズ、鉄、クロミウム、ニッケル、酸素、ニオビウム、バナジウム、及びケイ素といった元素の内の少なくとも1つを含む添加元素を総量で少なくとも3重量%含有し、合金の残余は、不可避的不純物を除いてジルコニウムで構成される。
本発明は、PWR原子炉用の燃料集合体のスペーサーグリッドのプレートのような核燃料集合体要素、又はBWR原子炉用の燃料集合体のハウジング壁、或いはCANDU原子炉用の燃料集合体要素を製造するための、0.2mmと4mmの間の厚さの平形製品の製造用に使用されるスラブを製造するための方法の使用にも関する。
本発明を理解するために、先行技術による方法と本発明による方法とを比較しながら平形製品の製造用の半製品の製造方法を説明する。
図1は、鋳造インゴット1を示しており、このインゴットは、直径が400mmと800mmの間、長さが2mと3mの間とすることができる大きなインゴットであってもよく、燃料集合体要素を製造するための平形製品の製造に使用されるジルコニウム合金を鋳造することによって得られる。
ジルコニウム合金は、1.2乃至1.7重量%のスズ、0.07乃至0.20重量%の鉄、0.05乃至0.15重量%のクロミウム、0.03乃至0.08重量%のニッケル、最大で120ppmのケイ素、及び150ppmの炭素からなる、合金の残余が通常の不純物を除いてジルコニウムで構成される、例えばジルカロイ2とすることができる。
平形製品を製造するための合金はまた、1.2乃至1.7重量%のスズ、0.18乃至0.24重量%の鉄、0.07乃至0.13重量%のクロミウム、及び最大で150ppmの炭素をからなり、合金の残余がジルコニウム及び不純物で構成されるジルカロイ4であってもよい。
合金は、大きなインゴット1として鋳造され、次いで、10時間の間1000℃よりも高い温度、例えば、1050℃にされ、インゴットの合金が全体的に高温度において安定なβ立方体相となるようにする。
鋳造インゴットは、次にその合金のβ相範囲の温度、例えば1000℃に近い温度で、図1の段階2によって示すようにスラブとして知られるかなりの厚さを有する平形製品の形態に鍛造される。
厚いスラブ3は、次に製造方法の第3の段階4を表す矢印により符号で示されるように、水又は湿り空気内で焼き入れされる。
図1に参照符号5によって示される第4の段階において、厚いスラブ3は、ジルコニウム合金のα相範囲の温度、例えば800℃程度の温度で鍛造される。
これにより、鍛造から得られた半製品を構成する100mm程度の厚さを有するスラブ3が得られ、更に、このスラブに対して熱間圧延、次いで冷間圧延が行われて、0.2mmと4mmの間の厚さのシート又は帯板の形態の平形最終製品が得られる。
鍛造中に冷却される金属は、合金中に含まれる元素に応じて、スズ及び酸素のようなα相元素の偏析、及び鉄、クロミウム、ニッケル、又はニオビウムのようなβ相元素の偏析の形成を招く外部領域をα+β相内に含む可能性があることから、β相(この方法の第2の段階)のインゴット1に対する初期鍛造後に、β相(この方法の第2の段階)における焼き入れを行う必要がある。
これらの偏析は、合金の特性、特に耐食性及び深絞り適性に対して悪影響を及ぼす。
β相における焼き入れは、スラブ3を水又は湿り空気によって構成される焼き入れ環境、すなわち水素を含有する環境と必然的に接触させることになる。
水素は、熱処理の時点でスラブに吸収され、水素化物の形態で合金内に固定される。
その結果、ジルコニウム合金からなる平形製品の成形適性及び耐食性が低下する。
平形製品の製造用のスラブを製造するための本発明による方法を図2を参照しながら説明する。
ジルコニウム合金からなる大きな鋳造インゴット1に対して、α+β相において単一の鍛造作業7が行われ、β相における鍛造、β相からの焼き入れ、及びα相における鍛造からなる複合工程によって得られるスラブ3と実質的に同様なスラブ8が得られる。
従って、本発明による方法は、先行技術による方法の内の3つの初期段階2、4、及び5、すなわちβ相における鍛造段階2(1000℃よりも高い温度)、これに続くβ相からのスラブ3′の焼き入れ段階4、及び800℃よりも低い温度でのα相における鍛造段階を、例えば、ジルカロイ2及び4の場合では850℃と950℃の間の温度、例えば900℃程度の温度でのα+β相における単一の鍛造段階7と置き換えることを含む。
α+β相鍛造での温度は、インゴット合金中のα相の体積比が10%と90%の間であり、合金の残余がβ相であるように選択される。
インゴット1が鍛造されて、100mm程度の厚さを有することができ、且つ半製品を構成するスラブ8が得られ、次いで、このスラブに対して、上述のように熱処理としての焼入れ及び焼なましの段階で隔てられて、熱間圧延と冷間圧延とが行われる。
半製品8に対して、又は半製品から得られた平形製品に対して分析を行うことにより、本発明による方法によって得られる合金中に含まれる水素化物類の量が、先行技術による製品中に含まれる水素化物類の量よりも実質的に少ないことを観測することができる。
平形製品を製造する場合においてスラブである半製品に関して、先行技術による製造方法の3つの初期段階の代わりにα+β相鍛造を使用すると、先行技術の方法におけるよりも2倍少ない水素化物含有量が測定された。
また、本発明による製品中に沈殿された水素化物は、先行技術による平形製品中に沈殿された水素化物よりも一般にサイズが小さいものである。
従って、本発明によって得られる半製品から作られた平形製品の耐食性及び成形特性は、先行技術による方法で得られる製品の耐食性及び成形特性よりも明らかに優れている。
これらの有利で驚くべき結果は、β相鍛造によって得られるスラブに対する高温焼き入れが行われないことに起因するものとすることができる。
実際に、水素を含有する焼き入れ媒体を用いて達成されるスラブ3′に対するこの高温焼き入れは、該製品に水素を吸収させ、これに続いて水素化物の形成をもたらす。
また、本発明による方法の利点の1つは、半製品の製造方法がかなり単純化されることである。従って、これにより、この方法を実施するコストが実質的に削減され、その所要時間が短縮される。
また、製品は、α及びβ相の温度範囲内、すなわち先行技術による方法のβ相が持続される温度よりも著しく低い温度にされるだけである。
上記に与えられた組成のジルカロイ2及びジルカロイ4の場合には、α+β相におけるインゴット1の鍛造は、850℃から950℃までにわたる温度範囲内、例えば900℃で行われる。
ジルカロイ2及びジルカロイ4合金、又はスズを含有する任意の他の合金の場合には、本発明による方法の鍛造を行うための合金のα+β相への遷移は、スズ偏析の形成を招く可能性がある。
しかしながら、これらの偏析物は、半製品から平形最終製品を製造する枠組み内の後続の処理によって抑制することができる。
ニオビウム合金に対して本発明の方法が適用される場合には、α相とα+β相との間の遷移が600℃に近く、α+β相における鍛造温度は、該鍛造温度における合金の可鍛性を考慮に入れても900℃よりも実質的に低くすることができる。
本発明による方法を、ジルカロイ以外のジルコニウム合金又はニオビウム合金に対して適用することも考えられる。これらの合金は一般に、スズ、鉄、クロミウム、ニッケル、酸素、ニオビウム、バナジウム、及びケイ素といった添加元素の内の少なくとも1つから構成される添加元素を最大で3重量%含み、合金の残余は、ジルコニウム及び不可避的不純物で構成される。
本発明は、PWR型原子炉用の燃料集合体のスペーサーグリッドを製造するためのプレートのような燃料集合体要素、又はBWR原子炉用の燃料集合体のハウジング壁、或いはCANDU原子炉用の燃料集合体要素を製造するためのジルコニウム合金からなる平形製品の製造に特に適用される。
本発明は、厳密には上述の実施形態に限定されるものではない。
α+β相での鍛造温度は、ジルコニウム合金の組成に依存する。成形作業は、先行技術による方法のα相又はβ相における成形のための通常の手段、又はスラブを得るための単一の作業でのα+β相鍛造に適用される他の手段を使用して行うことができる。
本発明は、一般に、上記で与えられた成分限度によって定められる任意の工業ジルコニウム合金製品に適用される。
先行技術による製造方法の様々な段階を簡略化して示した図である。 半製品を製造するのに役立つ、本発明による製造方法の図1と同様の概略図である。

Claims (5)

  1. 少なくとも97重量%のジルコニウムを含有する、平形製品の製造用のジルコニウム合金製半製品を製造するための方法であって、
    前記ジルコニウム合金を鋳造する段階によって400mmと800mmの間の直径及び2mと3mの間の長さを有するインゴットが生成され、次いで前記インゴットを鍛造する段階によって100mm程度の厚さを有するスラブの形態で半製品が生成され、これを熱間圧延し次に冷間圧延して0.2mmと4mmの間の厚さを有する平形製品を得る前記方法において、
    前記スラブ(8)が、ジルコニウム合金がその結晶質α及びβ相から構成される状態にある温度において前記インゴット(1)から単一の鍛造作業によって製造される、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記鍛造温度において、前記インゴットが、α相のジルコニウム合金を10%と90%の間の体積比で含有し、前記インゴットのジルコニウム合金の残余がβ相である、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記α及びβ相におけるジルコニウム合金の鍛造段階が、850℃と950℃の間の温度で行われる、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ジルコニウム合金が、スズ、鉄、クロミウム、ニッケル、酸素、ニオビウム、バナジウム、及びケイ素といった元素の内の少なくとも1つを含む添加元素を総量で少なくとも3重量%含有し、前記合金の残余が、不可避的不純物を除いてジルコニウムで構成される、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. PWR原子炉用の燃料集合体のスペーサーグリッドのプレートのような核燃料集合体要素、又はBWR原子炉用の燃料集合体のハウジング壁、或いはCANDU原子炉用の燃料集合体要素を製造するための、0.2mmと4mmの間の厚さの平形製品の製造用に使用されるスラブを製造するための、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の方法の使用。
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