JP2006519322A - 織物及び特にその織物で用いる綜絖の生産方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、織機を用いて薄い織物を製織する方法に関し、該織機は、止め棒、少なくとも1つの開口装置及び該方法を実施する綜絖を含む。本発明の方法は、緯糸(1)を導く経糸(I)が緯糸に結合された縦の綜絖(01)と協働し、織機の緯糸と止め棒との間に配置される、ということに特徴づけられる。経糸(I)は緯糸(1)及び通常の糸の上−下運動(下―上)を実施するジャカード機構(10)によって制御される縦の綜絖(01)を通る。開口装置の下方及び上方に配置される2つの重ね合わされた緯糸がその中へ同時に挿入される。緯糸(1)の下降(上昇)運動の間、薄い織物層(パターン)の上方に緯糸の視認できる部分を製織するために、縦の綜絖(01)が、その下端(上端)が開口装置の中心に(中心位置)ある対応する中央部が設けられた縦の綜絖(01)が、緯糸(1)によって導かれる経糸(I)が開口装置中心より下方(上方)へ移動するのを防ぐような方法で、ジャカード機構によって上昇(下降)位置に移動され、下側(上部)緯糸が、開口装置が挿入される外側に配置される。

Description

本発明は、止め棒、少なくとも1つの開口装置(シェッド)、及び特にこの方法で用いる綜絖(ヘルド)を含む織機で織物を製織する方法に関する。
現代の細幅ニードル織機では、経糸と緯糸との交差関係を用いて公知の織り方(1高−1低、2H−2L、1H−3L、3H−1L、2H−4L、4H−2L、4H−4L、2H−6L、2F−2L等)でテープが製織されることが望ましい。この方法での糸の制御は、これらの特別な動きをするシャフト上に並んだ綜絖の小穴(メイル)へ糸を挿入することにより実施される。普通の織り方で製織されるようなテープを模様で飾るかまたはテープに文字を書くために、製品を生産するための経糸が、ジャカード機構のリフターに結び付けた粗糸に結んだ綜絖の小穴に全体にまたは部分的に挿入される。
個々にプログラムされる長い反復模様を制御する関連する可能性によって、上記に反して、シャフト制御から生じる普通の織り方の反復模様が柔軟に中断されて、図形、エンブレムまたは輪郭が、織りの割り込みまたは浮き伸張(floating extensions)を用いて、経糸部材と緯糸部材との対照によって機能上または外観において形成されてもよい。該して、テープ織物は、現代の細幅織物ニードル織機緯糸用ダブルピック緯糸を用いて、このように製織される。織物に弾力性を与えるために、追加の弾力素材の糸(剥き出しかまたは包まれた)がもたらされてもよく、例えば、1H−1Lの織り方では、それぞれ表緯糸及び後ろ緯糸になる偶数の緯糸と奇数の緯糸とを生じさせる。これは、緯糸が、それぞれ弾力素材の糸の上下運動において下方に及び上方に停止するからである。
かかるテープをより合理的に生産するために、(例えば、ダブルニードル技術を用いて)表緯糸及び後ろ緯糸を同時にピックすることによってテープ出力を2倍にすることが公知である。これは、弾力素材の経糸によって主として中間で下側糸位置と上糸位置を分けてダブルの開口装置を形成することにより実現される。ジャカードすることと組み合わせたこの方法においてテープの生産を合理化するには、2つの制御要素を使用することによって綜絖毎に3ポイント開口を形成することが可能なジャカード機構を必要とする。しかしながら、このことに必要なプログラミングが相応して複雑になる。
現代の広幅織機では、同様にジャカード機構を用いて、個々の経糸が制御され、図形、エンブレムまたは輪郭を備えた織物を生産する。このため、緯糸がピックされて、例えば、裏の層をより多く形成する奇数のピック及び表の層をより多く形成する偶数のピック、逆も同様、によって、必要に応じ、二層織物を形成することも可能となる。糸の動きを妨げるので、表の織物と裏の織物との間のリンクを形成する糸の動きによって、二層織物を生産することが、所望の輪郭を描くことを可能にする。
そのために用いられる既存の方法及び装置は、単位時間当たりの要求される織物量を生産するにはもはや十分に適しないか、またはあまりに複雑かつ高価である。このことは別として、 公知の方法において用いられるジャカード機構は、極めて高負荷にさらされていて、相応して早期に摩滅する。
本発明は、織物の生産方法及び特に該方法で用いられる綜絖(ヘルド)の生産方法を提案し、同時に、先行技術で公知の不利を避けるかまたは少なくとも大いに減ずるという目的に基づいている。
発明を解決するための手段
この目的は、請求項1から理解されるような方法によって、かつ請求項4から理解されるような綜絖(ヘルド)によって実現される。本発明に基づく方法及びそれで用いられるような綜絖の利点は以下のように説明され得る。この方法は、ダブルピック技術(2つの重なった緯糸を同時にピックすること)に役立つことを用いて、出力を2倍にすることを可能にする。それは、シャフト全体のストロークに関わらず動きを停止させることによって、織物に模様を描くために必要な、通常のキーイング糸の動きを妨げることにより、中央開口部に位置する(弾力性の)糸を(例えば弾力テープを用いてなど)中央位置に位置させることによってシャフト制御される高/低開口を、通常の半分にした織り方配置(2H−2Lから1H−1L及び4H−4Lから2H−2L等)を用いて生成することにおいてである。動きを停止させることは、対応する普通のジャカードの綜絖の動きによって上/下に制御されるスロット付き綜絖の一端によって実施される。スロット付き綜絖内で導かれる経糸は、中央位置を越えて移動することができない。
本発明に基づく方法では、図形、エンブレム及び/または輪郭を形成する機能を有する経糸が、普通の綜絖の中へだけでなく、スロット付き小穴(細長いメイル)を有する本発明に基づく綜絖の中へもさらに挿入される。図形ポイントが必要とされない位置で、対応するスロット付き綜絖が、例えば下に(上に)位置する。そこでスロットは、スロット位置のおかげで、普通の綜絖を備えた普通のシャフトの動きによって上/下へ移動させられる糸に対する障害ではない。
スロット付き綜絖を通常の制御パルスによって上へ(下へ)制御し、スロット付き綜絖に結び付けてスロットの下端(上端)が中央または開口装置中心線位置に位置するようにすることが、中央または開口装置中心線位置において、普通の綜絖によって生成されるより大きな経糸の動きを停止させる。さらに、通常、プログラム可能な長い反復模様において各々の場合に図形ポイントを形成することをこのように可能にすることにおいて、それが普通の織り模様をなすことを防ぐ。このことによって得られる大きな利点は、プログラミングは上/下制御だけを行うマシンで通常行われるが、既存の先行技術による方法においてより2倍速く織物をこのように生産することにおいて、この方法によってダブルの開口を達成できる。
上方に大括弧[ ]された位置は、反対方向に働く綜絖を意味する場合に、前に直接指し示した位置に入れ替えることを目的としているということに注意すべきである。
さらに、広幅織機に関して本発明による方法及びそれで用いられるような綜絖を用いると非常に大きな利点が現れる。この構成において、例えばダブルグリップ織機などのダブルの同時ピッキングを特徴とするマシンを用いると、ジャカード機構制御に関してスロット付き綜絖において付加的に描かれる場合に、開口装置中心線におけるスロットの(上側または下側)端との正しい結合で、それらの全体の動きを個々に実施することを妨げられるシャフトの動きから、例えば、1H−1Lの糸の織り方によって、スルーの織り方が中空の織り方と交互であってもよい。
開口装置中心線におけるシャフトの動きによる経糸の全体の動きを停止することにおいて、織物の全幅にわたってジャカード機構により個々に制御可能であるようにそれぞれの個々のスロット付き綜絖の上/下またはその逆に下/上へ交互に入れ替えることによって、図形または機能的な輪郭が形成されることが可能になる。
本発明による方法及び本発明によるスロット付き綜絖を用いることが、同じ織機の速度に対して、かつ、その寿命を延ばすジャカード機構の動き強度において大なる低減という利点と結びついた対応する所望の織物構造で、出力を2倍にする。
よりよく理解するために、普通の綜絖とスロット付き綜絖の様々な位置を示す図を用いて、本発明が詳細に説明される。
発明を実施するための形態
図1を参照すると、開口の概略構成及び、経糸I、IIおよびIII、IVが通る2組の普通の綜絖1、2及び3、4が止め棒12と経糸クリール20との間に示されている織機14の「具体化」領域が極めて単純化されて図示されている。経糸I、IIは、普通の綜絖と止め棒との間に配置されたスロット付き綜絖01、02及びX1、X2の各々のスロット付き小穴16によって導かれる。図を縦に通る方向に見られるように実際には縦にきちんと並べられた普通の綜絖が、図1乃至図4において並列されて示され、それらの各々を通って導かれる経糸の連続を描いている。同じことが図1乃至図4においてその左側に示されたスロット付き綜絖対01、02及びX1、X2に当てはまる。開口装置中心線18の上方及び下方の表の緯糸SO及び裏の緯糸SUがそれぞれ、図の左側に示されたスロット付き綜絖の間の領域に様式化されて描かれている。表の緯糸SO及び裏の緯糸SUを含むダブルピックは、経糸I及びIIによって形成される上側開口装置(表の緯糸SO)へ入り、実質的に垂直に図の平面を通る方向に経糸III及びIVによって形成される下側開口装置(裏の緯糸SU)へ同時に入る。それによって、表の経糸SOとともに経糸I及びIIが表の層OLを形成し、後ろ緯糸SUとともに経糸III及びIVが、マルチ糸の最小の繰り返しを現す4つの経糸を用いて、二層織物の裏の層を形成する。
第1の普通の綜絖1が第1の経糸Iをその最上位位置へ上げ、同時に第2の普通の綜絖2が経糸IIをその最下位位置へと下げる。しかしながら、経糸IIは、スロット付き綜絖01のスロット付き小穴16によって妨げられるので、開口装置中心線18の下側へアクセスすることが不可能であって、後ろ緯糸SUが経糸IIの下方へ自動的に入れられるという結果になる。
図2を参照すると、経糸I及びIIによって形成される上側の開口装置OFが図1に示したような上側の開口装置とどのように類似であるかが示される。図2に示すようにスロット付き綜絖1及び2は、図1に示す構成と一致せず、経糸IIが最も高く上げられ、経糸Iが最も低く下げられる。スロット付き綜絖02のせいで、スロット付き綜絖02と止め棒12との間の開口装置中心線より下方の経糸Iのいかなる動きも妨げられるということが、図2から明らかである。この場合においても、表の緯糸SOが経糸I及びIIによって形成される開口装置においてだけ入れられる。
図1及び図2に示すようにスロット付き綜絖X1及びX2がそれらの最下位位置に示されており、そこに機械加工されたスロット付き小穴16が、開口装置中心線18の範囲までだけ上方へそれを通して導かれる経糸III及びIVの動きを可能にする。この配置のおかげで、止め棒とスロット付き綜絖X1及びX2との間の下側の開口装置UFは、下側の緯糸だけが中を通る。普通の綜絖3及び4の配置が、(図1及び図2に示すように)普通の綜絖1及び2の配置と類似して示される。
図1及び図2は二層織物の製織を説明する。表の織物は経糸I及びIIを含み、裏の織物は経糸III及びIVを含む。スロット付き綜絖01及び02が、スロット中央SMを下>上(上昇)へ動かし、スロット付き綜絖X1及びX2がスロット中央SMを上>下(降下)へ動かす。スロット付き綜絖01及び02を上げることは、経糸I及びIIが下側開口装置UFへ引き下げられることができないということを意味する。スロット付き綜絖X1及びX2を引き下げることは、経糸III及びIVが上側開口装置OFへ引き上げられることができないということを意味する。
図3及び図4を参照すると、図1及び2に示す綜絖と同様の位置における綜絖1、2、3及び4が示され、経糸I乃至IVが綜絖1乃至4によって上/下へ導かれる結果になる。しかしながら、単一層織物を生産するために、すべてのスロット付き綜絖がその結果十分に引き上げられる/引き下げられる。そのときスロット付き綜絖01及び02が最下位置にあって、それらのスロット中心SM(スロットの中心線、図5を参照せよ)が開口装置中心線18と同じ高さであって、そのとき経糸I及びIIの両方が、スロット付き綜絖01及び02によって塞がれることなく綜絖1及び2の動きを完全に実施することができる。そのときスロット付き綜絖X1及びX2が完全に上げられた位置にあって、それらのスロット中心SMも開口装置中心線18と同じ高さであり、そのとき経糸III及びIVの両方が、スロット付き綜絖X1及びX2によって塞がれることなく綜絖3及び4の動きを完全に実施することができる。言い換えると、緯糸OL及びULが、変形された部分開口装置OF及びUFの空間をふさいでいる開口装置「全体」に入れられる。結果として、単一層織物がダブルピックで製織される。言い換えると、前に説明したように同時に製織される二層織物と同じ正確さで2倍の速さで製織される。
図4を参照すると、第1の綜絖1乃至4の位置、及び図3に示したそれに一致しない経糸I乃至IVの連続を図示している。
図5を参照すると、利点に基づいてさらなる実施例が追加の普通の小穴を含んでもよいスロット付き小穴16を有するスロット付き綜絖01が、例を用いて(実際の縮尺ではなく)説明されている。
特に仕立てられたチューブ上の織物である全ての種類の単一層織物及び二層織物を生産するための本発明による方法及び本発明によるスロット付き綜絖の適用の範囲に制限はないということが理解されるだろう。
二層織物が製織される位置において4つの経糸が割り当てられた4つのスロット付き綜絖に対する4つの普通の綜絖の配置に関する、横にわずかにゆがめた、極めて単純化された概略図である。 綜絖の位置を示すが、織機の部材形成位置において同期しないで働く、図1の綜絖に類似する図である。 単一層織物が生産される位置において4つの経糸が割り当てられた4つのスロット付き綜絖に対する4つの普通の綜絖の配置に関する、横にわずかにゆがめた、極めて単純化された概略図である。 綜絖の位置を示すが、織機の部材形成位置において綜絖が同期をしないで働く、図1の綜絖に類似の図である。 本発明によるスロット付き綜絖の極めて単純化された概略図である。

Claims (9)

  1. 止め棒及び少なくとも1つの開口装置を含む織機で織物を製織する方法であって、
    経糸(I)を導く少なくとも1つの普通の普通の綜絖(1)が、前記織機(14)の前記普通の綜絖(1)と前記止め棒(12)との間で前記経糸(I)に割り当てられるスロット付き綜絖(01)と協働するステップと、
    前記経糸(I)が前記普通の綜絖(1)及び前記割り当てられたスロット付き綜絖(01)とを通るステップと、
    前記スロット付き綜絖(01)が普通の綜絖の上/下(下/上)運動を行うジャカード機構(10)によって制御されるステップと、
    1つが開口装置中央の上方に配置されて1つが下方に配置される、2つの重ね合わさった緯糸がそこに同時に挿入(pick)されるステップと、
    それによって、前記普通の綜絖(1)の前記下方(上方)運動の間、織られた層の外側に視認できる緯糸部分(図形ポイント)を製織するために、前記スロット付き綜絖(01)が前記ジャカード機構によって上側(下側)位置に移動させられ、
    前記綜絖(1)によって導かれた前記経糸(I)が、その下端(上端)が開口装置中心(中心開口装置位置)にある細長い小穴を含む前記スロット付き綜絖(01)によって、前記開口装置中心を越えて下方(上方)へ移動することを妨げられ、
    さらに、前記2つの緯糸のうちの前記下側(上側)が前記開口装置の外側で挿入されるステップと、
    を特徴とする方法。
  2. 第2の経糸(II)を導く少なくとも1つの第2の普通の綜絖(2)が、前記織機(14)の前記第2の普通の綜絖(2)と前記止め棒(12)との間に割り当てられた第2のスロット付き綜絖(02)と協働し、前記第2の普通の綜絖(2)及び前記第2のスロット付き綜絖(02)が、前記第1の普通の綜絖(1)及び前記第1のスロット付き綜絖に同期しないで動作するステップを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 部分的に多層の織物を製織する請求項1または2記載の方法であって、
    経糸(I、II、III、iV)を導く第1の普通の綜絖(1、2)及び第2の普通の綜絖(3、4)が、前記織機(14)の前記普通の綜絖(1、2、3、4)と前記止め棒(12)との間で各々がそこに割り当てられた、第1のスロット付き綜絖(01、02)及び第2のスロット付き綜絖(X1、X2)と協働するステップと、
    前記経糸(I、II、III、iV)が前記普通の綜絖(1、2、3、4)および前記割り当てられたスロット付き綜絖(01、02、X1、X2)を通るステップと、
    前記スロット付き綜絖(01、02、X1、X2)が普通の綜絖の上/下運動を行うジャカード機構(10)によって制御されるステップと、
    1つが開口措置の上方に1つが下方に配置される、2つの重ね合わされた緯糸が、上側開口装置と下側開口装置へ分割された前記開口装置において挿入されるステップと、
    それによって、前記普通の綜絖(1、2)の下方運動の間、表の層を製織するために、前記第1のスロット付き綜絖(01、02)が前記ジャカード機構によって上側位置に移動させられて、
    前記第1の普通の綜絖(1、2)によって導かれて前記表の層を担う前記経糸(I、II)が、その下端がそのとき前記開口装置の中心をある長方形の小穴を含む前記第1のスロット付き綜絖(01、02)によって、前記開口装置の中心を越えて下方に移動することを防止されて、
    さらに、前記2つの緯糸のうちの下側が前記上側開口装置の外側で挿入されるステップと、
    それによって、前記第2の普通の綜絖(3、4)の上方運動の間、裏の織物層を製織するために、前記第2のスロット付き綜絖(X1、X2)が前記ジャカード機構によって下側位置に移動させられて、
    前記第2の普通の綜絖(3、4)によって導かれて前記裏の層を担う前記経糸(III、IV)が、その上端がそのとき前記開口装置の中心にある長方形の小穴を含む前記第2のスロット付き綜絖(X1、X2)によって、前記下側の開口装置を越えて上方に移動することを防ぎ、
    さらに、前記2つの緯糸のうちの上側が前記下側の開口装置の外側で挿入されるステップと、
    を特徴とする方法。
  4. 先行請求項のいずれかに記載された方法において特に用いられる綜絖であって、その位置決め場所において測定されるように、前記スロット付き小穴が位置する短い小穴を備えた対応する普通の綜絖を有するシャフトによって形成されるような前記綜絖の開口装置全体の高さより長く設計されたスロット付き小穴(16)を含むことを特徴とする綜絖。
  5. 前記スロット付き小穴(16)の長さが、前記スロット付き小穴の上端及び下端がそれぞれ、図形ポイントまたは裏または表の織物層を製織するために請求項1乃至3のいずれかに基づいて用いられる場合に、開口装置中心位置にそれぞれ停止するように寸法が決められることを特徴とする請求項4記載の綜絖。
  6. 前記綜絖がスチールワイヤから形成されることを特徴とする請求項4または5記載の綜絖。
  7. 前記綜絖が、所定の位置に半田付けされたスロット付き小穴(16)を含むことを特徴とする請求項4、5または6記載の綜絖。
  8. 前記綜絖が、前記スロット付き小穴(16)の上方及び/または下方に普通の小穴(22)を含むことを特徴とする請求項4、5、6または7記載の綜絖。
  9. 止め棒及び少なくとも1つの開口装置を含む、特に請求項1乃至3のいずれかに記載された方法を実施する織機であって、
    前記織機が、
    前記織機(14)の前記普通の綜絖(1)と前記止め棒(12)との間でそこに割り当てられたスロット付き綜絖(01)と協働する経糸(I)を導く少なくとも1つの綜絖(1)と、
    前記普通の綜絖(1)及び前記割り当てられたスロット付き綜絖(01)を通る前記経糸(I)と、
    普通の綜絖の上/下(下/上)運動を行うジャカード機構(10)によって制御可能である前記スロット付き綜絖(01)と、
    それによって、前記普通の綜絖(1)の下方(上方)運動の間、織物層(図形ポイント)の上方で視認できる緯糸部分を形成するために、前記スロット付き綜絖(01)が、前記ジャカード機構によって上側(下方)位置において移動可能であることを特徴とする、
    織機。
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