JP2006514505A - 光ファイバ通信システムにおける光再生器 - Google Patents
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Abstract
Description
−光増幅器に起因する自然放出(ASE)雑音の蓄積、つまり、光信号対雑音比(OSNR)の漸進的減少
−波長分散
−非線形効果(自己位相変調、相互位相変調、4光波混合等)
−偏波モード分散
ASE雑音の蓄積は、光信号波形を変化させない。しかし、光信号が電流に変換される受信器においては、データ信号とASE光の間のビート雑音と、ASE光のそれ自身とのビート雑音が、電気雑音を発生させる。
ガウス近似では、最適化された閾値電圧は、解析的に
−半導体光増幅器(SOA)
−非線形光ループミラー(NOLM)
−可飽和吸収体スイッチ(例えば、特許文献1および非特許文献3参照)
−4光波混合(例えば、非特許文献4参照)
−偏光回転スイッチ(例えば、非特許文献5参照)
−スペクトル拡大ファイバ(例えば、非特許文献6および特許文献2参照)
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本発明の別の課題は、再生器の最適化された動作点を光ファイバ通信システムにおける設置時に決定する方法を提供することである。
上述したように、pdfが最適な方法で再配分されれば、非線形デバイスの後方の光信号のBERは最小化され得る。通常、非線形デバイスの伝達関数は固定されているため、変更可能な唯一のパラメータは、信号の入力パワーである。本発明では、非線形デバイスの入力パワーを調整可能な光再生器を提案する。
全光非線形デバイスは、光増幅器の後方の光信号の光入力パワーと非線形デバイスの後方の光信号の光出力パワーの間の非線形伝達機能を提供する。モニタデバイスは、光増幅器の後方の光信号をモニタし、モニタ信号を出力する。制御部は、モニタ信号を受信し、モニタ信号に基いて光増幅器を制御する。
図2は、光再生器を採用した光伝送システムを示している。光伝送システムは、光送信器201、光受信器202、送信器を受信器と接続する光ファイバ203、および光ファイバ203に沿った光増幅器204および光再生器205を備える。光増幅器204は、光ファイバ203を通過する信号光の吸収損失を補償する。
中継器サイトにおける光再生器の基本構成を図4に示す。この光再生器は、光増幅器401、光カプラ402および405、非線形デバイス403、調整デバイス404、モニタデバイス406および407、および制御部408を備える。非線形デバイス403の前方の光増幅器401は、非線形デバイス403への信号入力パワーの調整を可能にする。
図8および9に示す第1の好適実施形態では、モニタデバイス406および407は、光パワーレベルを測定するために、それぞれフォトダイオード801および802を備える。第1のフォトダイオード801の電気信号は、非線形デバイス403への入力パワーを事前設定値に調整するために用いられる。第2のフォトダイオード802の電気信号は、再生器の出力パワーを事前設定値に調整するために用いられる。制御部408は、それらの調整を実行し、光監視チャネル409経由で中央ネットワーク制御部または他の再生器ノードと通信する。
1.光伝送システムの設置時
1−1.少なくとも1回実行:受信器におけるBERを最小化することにより、各再生器内の非線形デバイスへの最適な入力パワーを最適化する手順。この手順は、最後の再生器で開始され、再生器毎に逆方向に実行される。
1−2.1回実行:後続する再生器内の非線形デバイスの前方(または、最後の再生器の場合は受信器)でのBERを最小化することにより、各再生器内の非線形デバイスへの最適な入力パワーを最適化する手順。この手順は、最初の再生器で開始され、再生器毎に順方向に実行される。
2.光伝送システムの動作中
受信器で検出されたBERが一定限度を超えたら、上述した手順1−1.。
3.再構成可能な光ネットワークの設置時
3−1.手順1−1.と同じ
3−2.手順1−2.と同じ
4.ネットワークの再構成後
手順1−1.と同じ
第2の好適実施形態では、図8および9の各再生器は図10に示すような再生器で置き換えられ、光通信システムは図11に示すように構成される。BER測定機器は不要である。この場合、モニタデバイス406はフォトダイオード801を備え、モニタデバイス407は、フォトダイオード802、光カプラ1001、および信号品質モニタ1002を備える。第1のフォトダイオード801の電気信号は、非線形デバイス403への入力パワーを事前設定値に調整するために用いられる。光カプラ405によりタップされた信号光は、光カプラ1001でフォトダイオード802と信号品質モニタ1002に分岐する。第2のフォトダイオード802の電気信号は、再生器の出力パワーを事前設定値に調整するために用いられる。信号品質モニタ1002は、再生器の出力信号光の信号品質(BER、pdfの最小値等)をモニタする。制御部408は、調整を実行する。信号品質データは、光監視チャネル409経由で通信システムの中央ネットワーク制御部に送信される。
第3の好適実施形態では、図12および13に示すように、モニタデバイス406は、光パワーを測定するフォトダイオード801、光カプラ1101、および信号品質モニタ1102を備え、モニタデバイス407はフォトダイオード802を備える。光カプラ402によりタップされた信号光は、光カプラ1101でフォトダイオード801と信号品質モニタ1102に分岐する。第1のフォトダイオード801の電気信号は、非線形デバイス403への入力パワーを事前設定値に調整するために用いられる。第2のフォトダイオード802の電気信号は、再生器の出力パワーを事前設定値に調整するために用いられる。信号品質モニタ1102は、非線形デバイス403への入力信号光の信号品質をモニタする。制御部408は、調整を実行する。非線形デバイス403への光入力パワーの調整は、光通信システムの動作中に、以下の2つの方法で実行される。
1.光伝送システムの設置時
具体的手順なし
2.光伝送システムの動作中
後続する再生器内の非線形デバイスの前方(または、最後の再生器の場合は受信器)での信号品質を最適化することにより、各再生器内の非線形デバイスへの最適な入力パワーを最適化する手順。この手順は、最初の再生器で開始され、再生器毎に順方向に実行される。この手順は、連続的に、あるいは信号品質が一定の閾値レベルより悪化したときに、繰り返すことが可能である。
3.再構成可能な光ネットワークの設置時
具体的手順なし
4.ネットワークの再構成後
後続する再生器内の非線形デバイスの前方(または、最後の再生器の場合は受信器)での信号品質を最適化することにより、各再生器内の非線形デバイスへの最適な入力パワーを最適化する手順。この手順は、最初の再生器で開始され、再生器毎に順方向に実行される。この手順は、連続的に、あるいは信号品質が一定の閾値レベルより悪化したときに、繰り返すことが可能である。この手順は、集中的に実行される。つまり、中央ネットワーク制御部が再生器と通信する。
第4の好適実施形態では、図10および11に示した光通信システムが採用される。入力パワーを制御する1つの方法では、信号品質は、実施形態3で説明したのと同様に、フィードバックとして用いることができる。こうして、システム内の次の再生器の非線形デバイス403の背後における信号品質を最適化することにより、システムの動作中に再生器の動作点が調整される。
1.光伝送システムの設置時
1−1.具体的手順なし
1−2.n番目の再生器の信号品質パラメータの目標値(例えば、マークおよびスペースの複合pdfの目標形状を定義するキーパラメータ)は、n番目の再生器の入力パワーを調整することにより(n+1)番目の再生器(または、最後の再生器の場合は受信器)の信号品質(BERまたはpdfの最小値)を最適化する手順を用いて、設置時に決定される。この手順は順方向に実行され、この最適化された設定におけるすべての再生器の信号品質パラメータが格納される。
2−1.後続する再生器内の非線形デバイスの背後(または、最後の再生器の場合は受信器)での信号品質を最適化することにより、各再生器内の非線形デバイスへの最適な入力パワーを最適化する手順。この手順は、最初の再生器で開始され、再生器毎に順方向に実行される。この手順は、連続的に、あるいは信号品質が一定の閾値レベルより悪化したときに、繰り返すことが可能である。
2−2.入力パワーは、同じ再生器の信号品質(例えば、アイダイアグラムの中央におけるマークおよびスペースの複合pdf)を用いて調整される。目標値(例えば、マークおよびスペースの複合pdfの目標形状を定義するキーパラメータ)は設置時に決定され、必要であれば、設置時について述べた手順を後で繰り返すことで再調整することができる。
3−1.具体的手順なし
3−2.光経路内のn番目の再生器の信号品質パラメータの目標値(例えば、マークおよびスペースの複合pdfの目標形状を定義するキーパラメータ)は、n番目の再生器の入力パワーを調整することにより(n+1)番目の再生器の信号品質(BERまたはpdfの最小値)を最適化する手順を用いて、設置時に決定される。この手順はすべての可能なネットワーク構成について順方向に実行され、この最適化された設定における信号品質パラメータが格納される。
4−1.後続する再生器内の非線形デバイスの背後(または、最後の再生器の場合は受信器)での信号品質を最適化することにより、各再生器内の非線形デバイスへの最適な入力パワーを最適化する手順。この手順は、最初の再生器で開始され、再生器毎に順方向に実行される。この手順は、連続的に、あるいは信号品質が一定の閾値レベルより悪化したときに、繰り返すことが可能である。この手順は、集中的に実行される。つまり、中央ネットワーク制御部が再生器と通信する。
4−2.同じ再生器の信号品質パラメータ(例えば、アイダイアグラムの中央におけるマークおよびスペースの複合pdf)の使用。目標値(例えば、マークおよびスペースの複合pdfの目標形状を定義するキーパラメータ)は、すべての可能なネットワーク構成について設定時に決定されるか、あるいは、設置時について述べた手順をネットワークの再構成後に繰り返すことで再調整することができる。
第5の好適実施形態では、前述したそれぞれの実施形態の各再生器は図14に示すような再生器で置き換えられる。この場合、モニタデバイス406は、光カプラ1401およびフォトダイオード801を備え、モニタデバイス407は、光カプラ1403およびフォトダイオード802を備える。さらに、再生器は、光スイッチ1402および信号品質モニタ1404を備える。光カプラ402によりタップされた入力信号光は、光カプラ1401でフォトダイオード801と光スイッチ1402に分岐する。光カプラ405によりタップされた出力信号光は、光カプラ1403でフォトダイオード802と光スイッチ1402に分岐する。光スイッチ1402は、入力および出力信号の1つを選択することができ、選択した信号を、入力または出力信号品質をモニタするために使用可能な信号品質モニタ1404に供給する。信号品質は、前述したそれぞれの実施形態で説明したのと同様に、フィードバックとして用いることができる。この構成は、同じ信号品質モニタ1404を用いて入力または出力信号のいずれかをモニタすることを可能にする。実施形態5における目標値設定手順のバリエーションは、実施形態3および4におけるものと同様である。
さらに、波長分割多重(WDM)システムの再生器ノードには、図15および16に示すような構成を採用することもできる。
Claims (30)
- 再生器の入力点における光増幅器と、
前記光増幅器の後方の光信号の光入力パワーと非線形デバイスの後方の光信号の光出力パワーの間の非線形伝達機能を提供する全光非線形デバイスと、
前記光出力パワーを前記再生器からの出力パワーレベルに調整する調整デバイスと、
前記光増幅器の後方の光信号をモニタし、第1のモニタ信号を出力する第1のモニタデバイスと、
前記調整デバイスの後方の光信号をモニタし、第2のモニタ信号を出力する第2のモニタデバイスと、
前記第1および第2のモニタ信号を受信し、該第1のモニタ信号に基いて前記光増幅器を制御し、該第2のモニタ信号に基いて前記調整デバイスを制御する制御部と
を備えることを特徴とする光再生器。 - 前記光増幅器の後方の光信号の一部をタップし、タップされた光信号を前記第1のモニタデバイスに供給する第1の光カプラと、前記調整デバイスの後方の光信号の一部をタップし、タップされた光信号を前記第2のモニタデバイスに供給する第2の光カプラとをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の光再生器。
- 前記調整デバイスは、光増幅器を含むことを特徴とする請求項1記載の光再生器。
- 前記調整デバイスは、可変減衰器を含むことを特徴とする請求項1記載の光再生器。
- 前記制御部は、別の光再生器および受信器のうちの1つと光監視チャネル経由で通信することを特徴とする請求項1記載の光再生器。
- 前記第1のモニタデバイスは、前記光増幅器の後方の光信号の光入力パワーを測定するフォトダイオードを含むことを特徴とする請求項5記載の光再生器。
- 光送信器と、光受信器と、該光送信器を該光受信器と接続する光ファイバと、該光ファイバを通過する信号光の吸収損失を補償するための該光ファイバに沿った複数の光増幅器と、少なくとも1つの請求項6記載の光再生器とを備え、前記制御部は、前記フォトダイオードからの信号を用いて、前記光増幅器が前記非線形デバイスへの光入力パワーを事前設定値に調整するように制御することを特徴とする光ファイバ伝送システム。
- 前記フォトダイオードにより検出される、前記非線形デバイスへの平均入力パワーの目標値は、前記光ファイバ伝送システムにおける前記再生器の設置時に前記事前設定値として設定され、各再生器の前記非線形デバイスへの光入力パワーは、前記受信器におけるビット誤り率が最小化されるように調整され、調整された値は前記設置時に前記目標値として格納され、前記目標値を設定する手順は、前記受信器に最も近い再生器から始めて逆方向に実行され、前記光監視チャネルは、該受信器の場所と各再生器の間の通信に用いられることを特徴とする請求項7記載の光ファイバ伝送システム。
- 前記フォトダイオードにより検出される、前記非線形デバイスへの平均入力パワーの目標値は、前記光ファイバ伝送システムにおける前記再生器の設置時に前記事前設定値として設定され、各再生器の前記非線形デバイスへの光入力パワーは、後続する再生器内の非線形デバイスの前方、または最後の再生器の場合は前記受信器におけるビット誤り率が最小化されるように調整され、調整された値は前記設置時に前記目標値として格納され、前記目標値を設定する手順は、前記送信器に最も近い再生器から始めて順方向に実行されることを特徴とする請求項7記載の光ファイバ伝送システム。
- 複数の光送信器と、複数の光受信器と、少なくとも1つの光再構成可能ネットワークノードと、該再構成可能ノード経由で該光送信器を該光受信器と接続する複数の光ファイバと、該光ファイバを通過する信号光の吸収損失を補償するための該光ファイバに沿った複数の光増幅器と、少なくとも1つの請求項6記載の光再生器と、前記光監視チャネルを利用して該送信器、受信器、再構成可能ネットワークノード、および再生器と通信するネットワーク制御部とを備え、前記制御部は、前記フォトダイオードからの信号を用いて、前記光増幅器が前記非線形デバイスへの光入力パワーを事前設定値に調整するように制御することを特徴とする再構成可能な光ネットワーク。
- 前記フォトダイオードにより検出される、前記非線形デバイスへの平均入力パワーの目標値は、前記再構成可能な光ネットワークにおける新たな光経路の確立時に前記事前設定値として設定され、各再生器の前記非線形デバイスへの光入力パワーは、受信器におけるビット誤り率が最小化されるように調整され、調整された値は前記新たな光経路の確立時に前記目標値として格納され、前記目標値を設定する手順は、該受信器に最も近い再生器から始めて該新たな光経路に沿って逆方向に実行され、前記光監視チャネルは、該受信器の場所と各再生器の間の通信に用いられることを特徴とする請求項10記載の再構成可能な光ネットワーク。
- 前記フォトダイオードにより検出される、前記非線形デバイスへの平均入力パワーの目標値は、前記再構成可能な光ネットワークにおける前記再生器の設置時に前記事前設定値として設定され、各再生器の前記非線形デバイスへの光入力パワーは、光経路に沿った後続する再生器内の非線形デバイスの前方、または最後の再生器の場合は受信器におけるビット誤り率が最小化されるように調整され、調整された値は前記設置時に前記目標値として格納され、前記目標値を設定する手順は、送信器に最も近い再生器から始めて順方向に実行されることを特徴とする請求項10記載の再構成可能な光ネットワーク。
- 前記第1のモニタデバイスは、前記光増幅器の後方の光信号の信号品質をモニタする信号品質モニタを含むことを特徴とする請求項5記載の光再生器。
- 光送信器と、光受信器と、該光送信器を該光受信器と接続する光ファイバと、該光ファイバを通過する信号光の吸収損失を補償するための該光ファイバに沿った複数の光増幅器と、少なくとも1つの請求項13記載の光再生器とを備え、前記制御部は、後続する再生器内の信号品質モニタ、または最後の再生器の場合は前記受信器により、前記光監視チャネル経由で供給されるフィードバック信号を用いて、前記光増幅器が前記非線形デバイスへの光入力パワーを調整するように制御することを特徴とする光ファイバ伝送システム。
- 複数の光送信器と、複数の光受信器と、少なくとも1つの光再構成可能ネットワークノードと、該再構成可能ノード経由で該光送信器を該光受信器と接続する複数の光ファイバと、該光ファイバを通過する信号光の吸収損失を補償するための該光ファイバに沿った複数の光増幅器と、少なくとも1つの請求項13記載の光再生器と、前記光監視チャネルを利用して該送信器、受信器、再構成可能ネットワークノード、および再生器と通信するネットワーク制御部とを備え、前記制御部は、光経路に沿った後続する再生器内の信号品質モニタ、または最後の再生器の場合は受信器により、前記光監視チャネル経由で供給されるフィードバック信号を用いて、前記光増幅器が前記非線形デバイスへの光入力パワーを調整するように制御することを特徴とする再構成可能な光ネットワーク。
- 前記第2のモニタデバイスは、前記調整デバイスの後方の光信号の信号品質をモニタする信号品質モニタを含むことを特徴とする請求項5記載の光再生器。
- 光送信器と、光受信器と、該光送信器を該光受信器と接続する光ファイバと、該光ファイバを通過する信号光の吸収損失を補償するための該光ファイバに沿った複数の光増幅器と、少なくとも1つの請求項16記載の光再生器とを備え、前記制御部は、後続する再生器内の信号品質モニタ、または最後の再生器の場合は前記受信器により、前記光監視チャネル経由で供給されるフィードバック信号を用いて、前記光増幅器が前記非線形デバイスへの光入力パワーを調整するように制御することを特徴とする光ファイバ伝送システム。
- 複数の光送信器と、複数の光受信器と、少なくとも1つの光再構成可能ネットワークノードと、該再構成可能ノード経由で該光送信器を該光受信器と接続する複数の光ファイバと、該光ファイバを通過する信号光の吸収損失を補償するための該光ファイバに沿った複数の光増幅器と、少なくとも1つの請求項16記載の光再生器と、前記光監視チャネルを利用して該送信器、受信器、再構成可能ネットワークノード、および再生器と通信するネットワーク制御部とを備え、前記制御部は、光経路に沿った後続する再生器内の信号品質モニタ、または最後の再生器の場合は受信器により、前記光監視チャネル経由で供給されるフィードバック信号を用いて、前記光増幅器が前記非線形デバイスへの光入力パワーを調整するように制御することを特徴とする再構成可能な光ネットワーク。
- 光送信器と、光受信器と、該光送信器を該光受信器と接続する光ファイバと、該光ファイバを通過する信号光の吸収損失を補償するための該光ファイバに沿った複数の光増幅器と、少なくとも1つの請求項16記載の光再生器とを備え、前記制御部は、同じ再生器の前記第2のモニタデバイス内の前記信号品質モニタからの信号を用いて、前記光増幅器が前記非線形デバイスへの光入力パワーを調整するように制御することを特徴とする光ファイバ伝送システム。
- 複数の光送信器と、複数の光受信器と、少なくとも1つの光再構成可能ネットワークノードと、該再構成可能ノード経由で該光送信器を該光受信器と接続する複数の光ファイバと、該光ファイバを通過する信号光の吸収損失を補償するための該光ファイバに沿った複数の光増幅器と、少なくとも1つの請求項16記載の光再生器と、前記光監視チャネルを利用して該送信器、受信器、再構成可能ネットワークノード、および再生器と通信するネットワーク制御部とを備え、前記制御部は、同じ再生器の前記第2のモニタデバイス内の前記信号品質モニタからの信号を用いて、前記光増幅器が前記非線形デバイスへの光入力パワーを調整するように制御することを特徴とする再構成可能な光ネットワーク。
- 再生器の入力点における光増幅器と、
前記光増幅器の後方の光信号の光入力パワーと非線形デバイスの後方の光信号の光出力パワーの間の非線形伝達機能を提供する全光非線形デバイスと、
前記光増幅器の後方の光信号をモニタし、モニタ信号を出力するモニタデバイスと、
前記モニタ信号を受信し、該モニタ信号に基いて前記光増幅器を制御する制御部と
を備えることを特徴とする光再生器。 - 非線形デバイスの前方の光信号の光入力パワーと該非線形デバイスの後方の光信号の光出力パワーの間の非線形伝達機能を提供する全光非線形デバイスを備えた光再生器を制御する方法であって、
前記非線形デバイスの前方の光信号を光増幅器により増幅し、
増幅された光信号をモニタしてモニタ信号を生成し、
前記モニタ信号に基いて前記光増幅器を制御する
ことを特徴とする方法。 - 前記非線形デバイスの前方の光信号の光入力パワーの目標値は、光ファイバ伝送システムにおける前記再生器の設置時に、該光ファイバ伝送システム内の受信器におけるビット誤り率が最小化されるように該光入力パワーを調整し、調整された値を該目標値として格納することで、事前設定されることを特徴とする請求項22記載の方法。
- 前記目標値を設定する手順は、前記受信器に最も近い再生器から始めて逆方向に実行されることを特徴とする請求項23記載の方法。
- 前記非線形デバイスの前方の光信号の光入力パワーの目標値は、光ファイバ伝送システムにおける前記再生器の設置時に、該光ファイバ伝送システム内の後続する再生器内の非線形デバイスの前方、または最後の再生器の場合は受信器におけるビット誤り率が最小化されるように該光入力パワーを調整し、調整された値を該目標値として格納することで、事前設定されることを特徴とする請求項22記載の方法。
- 前記目標値を設定する手順は、前記光ファイバ伝送システム内の送信器に最も近い再生器から始めて順方向に実行されることを特徴とする請求項25記載の方法。
- 前記非線形デバイスの前方の光信号の光入力パワーの目標値は、再構成可能な光ネットワークにおける新たな光経路の確立時に、該再構成可能な光ネットワーク内の受信器におけるビット誤り率が最小化されるように該光入力パワーを調整し、調整された値を該目標値として格納することで、事前設定されることを特徴とする請求項22記載の方法。
- 前記目標値を設定する手順は、前記受信器に最も近い再生器から始めて前記光経路に沿って逆方向に実行されることを特徴とする請求項27記載の方法。
- 前記非線形デバイスの前方の光信号の光入力パワーの目標値は、再構成可能な光ネットワークにおける前記再生器の設置時に、該再構成可能な光ネットワーク内の光経路に沿った後続する再生器内の非線形デバイスの前方、または最後の再生器の場合は受信器におけるビット誤り率が最小化されるように該光入力パワーを調整し、調整された値を該目標値として格納することで、事前設定されることを特徴とする請求項22記載の方法。
- 前記目標値を設定する手順は、前記再構成可能な光ネットワーク内の送信器に最も近い再生器から始めて順方向に実行されることを特徴とする請求項29記載の方法。
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