JP2006511814A - 密閉コンテナを製造する方法並びに当該密閉コンテナ及びその構成要素 - Google Patents

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Abstract

本発明は、本体(1)及び蓋(2)タイプの2つの金属要素を固着することによって、緊密で機械的に強力なシールを有する密閉コンテナを製造する方法と、互いに固着される上述の2つの金属要素を備えた構造を有する前記密閉コンテナと、前記固着前には別個のもの又は組み合わせたものと見なされる前記コンテナの構成要素、すなわち、a)前記本体(1)、b)前記蓋(2)(前記2つの要素(1又は2)の一方の内部構造はドッキングガイド(3、30、300)を含む)、及びc)インサートとして用いられる場合の前記ドッキングガイド(3、30、300)自体と、を提供する。

Description

本発明は、密閉コンテナの製造、並びに、当該密閉コンテナ及びその構成要素に関する。より正確には、本発明は、以下のタイプの2つの金属要素、すなわち、
a)1つ又は2つ以上の軸方向壁及び1つの上部開口軸端を有するベースを備えたほぼ円筒形状又はプリズム形状の本体と、
b)前記本体の軸方向壁(複数可)の延長線上で当該軸方向壁に対向し、前記本体の上部軸端に配置される1つ又は2つ以上の壁を備えた多少複雑な形状であり得る蓋と
を固着することにより、特定の困難な条件下で行われる緊密で機械的に強力なシールを有する密閉コンテナを製造する方法と、
互いに固着された上述の2つの金属要素(本体、蓋)を備えた構造を有し、緊密で機械的に強力なシールを備えた前記密閉コンテナと、
前記固着前に別個のもので組み合わせられたものと見なされる、当該コンテナの構成要素、すなわち、
a)前記本体、
b)前記蓋、(前記2つの要素の一方の内部構造はドッキングガイドを含む)、
及び、
c)インサートとして用いられる場合には前記ドッキングガイド自体、
に関する。
本発明は、核廃棄物の梱包及び貯蔵の状況下において、より正確には、以下の特許文献1に記載及び権利化されている発明の状況下において開発された。しかし、本発明はこの状況下に限定されるものではない。
より一般的には、本発明は、最も可能性の高い目的として貯蔵のために遠隔操作される危険な廃棄物の梱包の分野に関する。当該危険な廃棄物(例えば、塊に圧縮された核廃棄物)が充填された、上部軸端が開口している(また、1つの小径オリフィスがあるだけではない)コンテナの本体は、蓋で塞がれなければならない。この閉塞は、緊密で(前記廃棄物の危険な性質のため)、且つ機械的に強力でなければならない(充填済みの密閉コンテナは、その後、その蓋を用いて取り扱いされなければならない)。また、この閉塞は、有害な環境(主に放射性物質を扱う環境)において、遠隔制御下において自動で行うことが可能でなければならない。
核廃棄物をコンテナ内に大量に梱包する状況では、この廃棄物はガラス又はセメント系の結合剤で結合され、前記コンテナの充填オリフィス(小径オリフィス)はそこにプレートを配置して溶接することによって塞がれる。前記充填オリフィスの直径は大きくなく、課題とされる溶接は非常に強力である必要はないが、該溶接によりシールが施されなければならない。この状況において用いられる閉塞技法(あまり厳しくない仕様)は、本発明の状況(特に厳しい仕様)に直接置き換えることはできない。大きい表面積を塞がなければならず、課題とされるシールは機械的に強力でなければならない。
欧州特許第0774761号明細書
本発明を用いる上述の状況下では、フランジ、ボルト、及びガスケットの形態の部品を併用し、従来のメカニカルシール法を用いることができると当初は考えられていた。しかし、このような方法は多大な取り扱いを伴い、課題とされるガスケットの老朽化に関する問題が避けられない。
従い、2つのステップ、すなわち、溶接される2つの金属要素をドッキングする第1のステップと、特定の条件下で行われる第2の溶接ステップと、を特徴として含む本発明の方法が創出された。
第1の態様では、本発明は、以下のタイプの2つの金属要素、すなわち、
a)1つ又は2つ以上の軸方向壁及び1つの上部開口軸端を有するベースを備えたほぼ円筒形状又はプリズム形状の本体と、
b)前記本体の軸方向壁(複数可)の延長線上で当該軸方向壁(複数可)に対向し、前記本体の上部軸端に配置される1つ又は2つ以上の壁を備えた多少複雑な形状であり得る蓋と、
を固着することにより、緊密で機械的に強力なシールを有する密閉コンテナを製造する方法を提供する。
ほぼ円筒形状であることが有利であり課題とされる本体は、概して充填される。すなわち、密閉コンテナの内部に充填物を梱包することが目的である。蓋は、その軸方向壁(複数可)が本体の軸方向壁(複数可)の延長線上にあるように配置される。
特徴的には、本発明の密閉コンテナを製造する方法は、(対象となる充填物の危険な性質により)有害な環境において、遠隔制御下で自動に行われ、以下の2つのステップ、すなわち、
前記2つの金属要素を、それらの対向する壁の端部の接触が維持されるようにドッキングするステップと、
前記2つの金属要素の周縁全体にわたって、接触が維持されているそれらの壁の端部に一続きの浸透溶接部を形成するステップと、
を連続で含む。
前記ステップのうちの第1のステップの間、固着される前記2つの金属要素(本体及び蓋)が互いに近付けられ、続いて、安定するように突合せ接触させられる。
前記ステップのうちの第2のステップの間、前記2つの金属要素(本体及び蓋)の接触端に溶接部が形成される。この溶接部は特定のタイプのものである。溶接部は、重ならずに接触が維持された2つの表面にわたって形成される。溶接部は、必要なシールが得られるように一続きになっている。溶接部は浸透し、すなわち、対象の壁の全厚にわたって形成されることにより必要な機械強度が得られる。
本発明の方法のこれら2つの連続ステップは、同じステーション又は異なるステーションにおいて行うことができる。
一の変形形態では、充填済みのコンテナは1つのステーションに送られる。この1つのステーションにおいて、前記充填済みのコンテナは適当な蓋でキャップされ、溶接部が形成される。
更なる一の変形形態では、前記充填済みのコンテナは、第1のステーションにおいて前記蓋でキャップされ、第2のステーションにおいて溶接部が形成される。この更なる変形形態は、以下、本明細書において特定の状況において説明する。
第1のドッキングステップ中に溶接される2つの要素を接近させることは、溶接される前記2つの要素の一方又は他方の内部構造に設けられたドッキングガイドを用いて行うガイド式の接近によって行われることが有利である。本発明の方法の範囲は、対象の前記2つの金属要素(本体及び蓋)の構造の外部にある手段を伴うようなガイド式の接近を除外するものではない。しかし、このような実施はより困難である。
溶接部を形成するために、いかなるスポット溶接作業も行わないことが有利である。固着される要素両方の壁の端は、前記要素の一方に力を加える一方で、他方は明らかに固定されていることにより、接触が維持されるべきであることが推奨される。このような力は蓋に加えられ、本体は完全に静止したままであることが有利である。
溶接は、溶加材を用いて行っても用いずに行ってもよい。溶加材の使用は、一見すると溶接を簡単にするように思われるかもしれないが、実際には、作業上の制約(有害な環境、遠隔制御等)により本発明の特定の状況下ではより複雑である。
有利な一の変形形態では、本発明の方法の第2のステップの間に行われる溶接は、溶加材を用いない。
溶加材を用いて或いは用いずに、有利には溶加材を用いずに(前記を参照)行われる溶接は、当業者には既知の各種技法、特に、レーザ技法又は耐火性電極を用いた電気アーク技法(プラズマ又はタングステン不活性ガス(TIG))を用いて実施することができる。
溶融池のバックカバー(melt-bath back cover)を用い、且つ内部過圧を制限するオープンジェットプラズマプロセス溶接法(open jet plasma process)が、特に推奨される。オープンジェットプラズマプロセス溶接(キーホール溶接としても知られる)の原理は、当業者には既知である。本発明の状況では、このような溶接技法は、(概して、いかなる酸化も防止するようにアルゴンで不活性化することによる)溶融池の保護、及びコンテナ内で生成される過圧(前記コンテナ内へのプラズマジェットの導入による)の制御と共に用いることが有利である。
特に好ましい方法では、この溶接技法はその内部構造にドッキングガイドを備えるコンテナで行われ、前記ドッキングガイドは前記溶接中及び溶接される2つの要素のドッキング時に用いられる。前記ドッキングガイドは、前記溶接中に用いられて、オープンジェットを受け入れガイドする。この特に好ましい変形形態の状況下では、オープンジェットは、コンテナの本体又は蓋の内部構造に設けられた前記ドッキングガイドに加工された少なくとも1つのガス抜き煙突が設けられた溝に向かって開く。前記溝からガス抜き煙突を介して排出されるガスは、コンテナ内に蓄積しない。有利には、少なくとも1つのガス抜きベントが、前記コンテナの構造の、前記要素の本体及び/又は蓋、有利には蓋に設けられる。前記ガス抜きベントは、溶接が完了したら閉じることができる。
本発明の方法のこの特定の好ましい変形形態の状況では、
ドッキングステップと、
前記2つのステップ中にドッキングガイドを用いる溶接ステップと、
コンテナの本体及び蓋を溶接することによって得られるコンテナを完全に塞ぐ第3のステップであって、前記溶接ステップ中に用いられるガス抜きベント(複数可)を塞ぐ第3のステップと、
が連続して行われる。
任意の溶接技法を用いて、より詳細には、オープンジェットプラズマプロセスを用いて行われる溶接は、以下の変形形態、すなわち、
鉛直コンテナ(本体+蓋)の水平溶接軸に沿って、及び/又は、
コンテナを固定し、接触が維持された本体及び当該本体の蓋の壁の端の高さで、当該コンテナの周りに溶接ヘッドを回転させて、
の一方及び/又は他方に従って行われることが有利である。
概括的に上述し、添付図面を参照しつつ以下で説明する本発明の方法は、危険な廃棄物、特に核廃棄物(より詳細には、塊に圧縮された核廃棄物)の閉じ込め梱包及び貯蔵のための密閉コンテナを製造するために行われることが有利である。
第2の態様では、本発明は、上述の本発明の第1の態様を形成する方法を行った後に得ることができるコンテナを提供する。前記コンテナの構造は、前記方法の特徴部分を備えるものである。このようなコンテナは、緊密で機械的に強力なシールで閉じられる。その構造は、互いに固着されるすでに上述したタイプの2つの金属要素、すなわち、
a)1つ又は2つ以上の軸方向壁及び1つの上部開口軸端を有するベースを備えたほぼ円筒形状又はプリズム形状の本体と、
b)前記本体の軸方向壁(複数可)の延長線上で当該軸方向壁(複数可)に対向して、前記本体の上部軸端に配置される1つ又は2つ以上の壁を備えた多少複雑な形状であり得る蓋と、
を含んでなる。
このようなコンテナの本体は、ほぼ円筒形状であることが有利である。本体には、概して、前記コンテナ内に梱包される要素が充填される。
その特徴として、
本体及び蓋の固着は、突合せ溶接タイプであって溶加材を用いないことが有利であり、
前記コンテナの内部構造は、溶接線(前記本体と蓋との間の接合平面)にドッキングガイドを含み、当該ドッキングガイドは、
前記溶接線において、壁側に、少なくとも1つのガス抜き煙突が設けられた溝と、
壁側の、前記溶接線よりも上又は下、好ましくは上に、面取り端と、
を有し、
前記コンテナの本体及び/又は蓋、有利には蓋は、少なくとも1つの閉塞ガス抜きベントを含む。
コンテナの前記特徴は、本方法の前記説明を検討すれば完全に理解することができる。コンテナの外部構造は、本体と蓋との間の溶接部と、少なくとも1つの閉塞ガス抜きベントと、を含む。コンテナの内部構造は前記溶接部にドッキングガイドを含む。ドッキングガイドは、
その溝面が溶接線と対向し(溝面は、プラズマ溶接を行う際にプラズマジェットを受け入れることができなければならない)、
且つ、その面取り端がドッキングに関与することができるように、
適切な高さに設けられている。
ドッキングガイドは、コンテナの蓋又は本体の内部構造に設けられる。概して、ドッキングガイドは、
前記コンテナの本体又は蓋のバルク(bulk)に加工され、有利には前記コンテナの前記本体のバルクに加工されるか、
或いは、インサートとして、前記本体又は前記蓋にスポット溶接される。
第3の態様では、本発明は、上述の本発明のコンテナの構成要素を提供し、これらの構成要素は、溶接による固着前には別個のもの及び(その後、互いに溶接される場合)組み合わせたものと見なされる。当該要素は、
前記コンテナ本体であって、その内部構造が、特徴として、ドッキング中、及び従来の方法での溶接による蓋と連結される本体との溶接中に用いることができるドッキングガイドを含む前記コンテナ本体、又は、
前記コンテナ本体であって、従来型で、溶接により蓋と連結され、その内部構造が、特徴として、ドッキング中及び溶接中に用いることができるドッキングガイドを含む前記コンテナ本体、又は、
本発明のコンテナの本体又は蓋の内部構造へのインサートとして用いることができる前記ドッキングガイド自体、
からなる。
次に、第3の態様では、本発明は、
a)1つ又は2つ以上の軸方向壁を有すると共にその上部軸端が開口しているベースを備えたほぼ円筒形状又はプリズム形状の本体と、
b)前記本体の軸方向壁(複数可)の延長線上で当該軸方向壁(複数可)に対向して、前記本体の上部軸端に配置されることが意図される1つ又は2つ以上の壁を備えた多少複雑な形状の蓋と、
を備えるタイプの1つ又は2つ以上の要素を提供し、タイプa)及びb)の当該要素は、互いに固着されて、緊密で機械的に強力なシールを有する密閉コンテナを構成するように意図される。その特徴として、当該要素の一方(本体又は蓋)の内部構造は、その周縁全体にわたって、他方の要素(蓋又は本体)の壁(複数可)の端(複数可)に固着されることが意図される壁(複数可)の端(複数可)にまたがって(beyond)固着され、当該端にまたがって延びるドッキングガイドを含み、当該ドッキングガイドは、
前記端よりも上(beyond)の壁側に、ドッキング中に他方の要素(蓋又は本体)をガイドして配置することができる面取り端と、
同様に壁側の、前記端の溶接が行われる位置に、コンテナの内部に生成された過圧を放出することができる少なくとも1つのガス抜き煙突が設けられた溝と、
を有し、当該要素の一方及び/又は他方(本体及び/又は蓋)、有利には蓋は、溶接中に前記ガス抜き煙突を介して前記ドッキングガイドの前記溝から排出されるガスにアクセス可能であると共に、溶接が完了すると塞がれるのに適した少なくとも1つのガス抜きベントを有する。
特徴的には、コンテナの構成要素(本体及び蓋)の一方及び/又は他方は、溶接による固着を実施するのに有用な手段を有する。これらは主に、基本的な構成要素であるドッキングガイド、及び少なくとも1つのガス抜きベントである。
前記ドッキングガイドは、概して、上述のように、
本体又は蓋のバルクに加工され、有利には前記本体のバルクに加工されるか、
或いは、インサートとして前記本体又は前記蓋にスポット溶接される。
前記本体又は蓋に固着される場合、ドッキングガイドは、本発明により閉じられるコンテナの独立した構成要素(開いたコンテナ)と見なされる。
前記ドッキングガイド、すなわちインサートは、本発明の第3の態様の一体部品を構成する。前記ドッキングガイドは、金属コンテナの本体又は蓋の内部構造の外周の、前記本体又は前記蓋がほぼ円筒形状又はプリズム形状を有する位置並びに前記本体及び蓋が溶接部により固着されることが意図される位置に、溶接により取り付けられる(一般的にはスポット溶接される)ことが意図される金属部品である。特徴的には、適当な形状を有する前記部品の構造の外周縁は、
少なくとも1つのガス抜き煙突が設けられた溝と、
面取り端と、
を有する。
前記部品の形状は、それが用いられることが意図される本体又は蓋の内部構造の形状に明確に適合する。前記部品は、本体又は蓋のほぼ円筒形状の壁上で用いられるように、ほぼ円筒形状であることが有利である。前記部品の外周縁は、その2つの機能、すなわち、
面取り端が、前記要素(蓋又は本体)の一方を他方の要素(本体又は蓋)上にガイドして配置することが意図されること、
及び、溝に、プラズマジェットを受け入れて、コンテナの内部にガスを導くことができる少なくとも1つのガス抜き煙突が設けられること、
を行うことを可能にする手段を有する。
本発明の方法及び装置の態様を、以下、添付図面を参照しつつ特定の状況下において説明する。但し、以下の説明は、このような状況に関しても、又は図面に関しても全く限定的なものではない。
図1Aは、上部軸端1’(図1Bに示される)が開口している円筒形状の本体1と、前記上部軸端1’を塞ぐ蓋2と、によって構成される空のコンテナ1+2を示す。前記コンテナ1+2は、移動可能な搬送トロリー5上に配置されている。前記コンテナ1+2は、支柱4によって前記トロリー5上で安定化されている。
コンテナ1+2の本体1の上方部分は、ショルダ10を有することにより、前記本体1の取り扱いに用いられる把持フランジを形成する。
コンテナ1+2の蓋2はドーム22の形状を有し、その上方部分はドームヘッド20を有する。同様に、前記ドームヘッド20は、前記蓋2を取り扱うための把持手段を構成する。ガス抜きベントは、(縮尺の関係上)図示されていないが、前記蓋2に、より詳細にはドームヘッド20に位置するように配置されている。
前記蓋2は、前記本体1の上方内部の上部軸端1’(図1Bに示される)に設けられたドッキングガイド3(図1Bに示される)によって、本体1上に配置されて一時的に安定化されている。
このように構成されてシールされない状態で一時的に閉じられた事前構成(pre-constituted)コンテナは、核廃棄物を充填し、シールされた機械的に強力なクロージャで塞がれる活性チャンバ(active chamber)50(図1B及び図1Cに示される)に導入されることが意図されている。
図1Bは、コンテナ1+2の本体1の内部へのアクセスを可能にする蓋2を取り外す(取り除く)ステップを示す。蓋2の取り外しは、前記蓋2を把持する把持手段6bの使用を伴い、上下移動可能なホイスト6aによって制御される。
前記把持手段6bが前記蓋2を保持する一方で、本体1が充填ステーション(図示せず)に並進移動させられる。本体1が充填されるとホイスト6aの下に戻り、蓋2が再び嵌められる。ここでドッキングガイド3が用いられて、2つの要素、すなわち充填済みの本体及び蓋をドッキングし(換言すれば、ドッキングガイド3を用いて前記充填済みの本体1の上に前記蓋をガイドして配置させ)、前記蓋2を前記本体1と接触させた状態で安定化する。従い、ドッキングはスポット溶接を用いずに行われる。
次に、シールされない状態で仮に閉じられた充填済みのコンテナは、溶接ステーションに並進移動させられる。前記溶接ステーション(図1C)では、蓋2のドームヘッド20をセンタリングするセンタリング装置6’bを有する溶接機が設けられた別のホイスト6’aが用いられる。
溶接は、水平方向の突合せ溶接位置で行われる。コンテナ1+2が固定され、溶接ヘッド9(プラズマトーチ)が、溶接される接合部J(本体1と蓋2との間の接触領域)に沿ってその周りを回転する。要素1及び2を溶接のために正しく配置する(縁同士を、すなわち、隙間なく、斜めにならずに突き合わせる)ために、ホイスト6’aは、手段(センタリング装置)6’bが蓋2のドームヘッド20を支持するように下降する。ボール・ソケット機構(図示せず)が、トロリー5上のコンテナ1+2の位置の差を検出し、正確なセンタリングを確保することができる。支持力は無視できない程度である。この支持力は誤差がないように蓋2を所定位置に保持することを可能にするため、溶接前のスポット溶接の必要性をなくする。
電極と溶接接合部Jとの間の間隔が変化するという問題を克服するために、溶接ヘッド9はAVC(アーク電圧制御)を調整することによって自動制御されるモータ駆動スライドレール8に設置され、スライドレール8は軌道板7の下に設置される。
トーチ9を少なくとも1回通過させて溶接部が形成されると、手段6’c(例えばTIGトーチ)を用いて、蓋2のドームヘッド20に設けられたガス抜きベント(図示せず)が塞がれる。少なくとも1つのこのようなベントの存在は、溶接中におけるコンテナ1+2のいかなる内部過圧状態を制限するために重要である。
本体1への蓋2のドッキングは、いかなるスポット溶接も用いずに、ドッキングガイド(リング)3を用いて行うことができる。当該ガイド3は、一続きの浸透溶接部を、ドッキングされた要素2及び1の全周にわたって形成することも可能にする。当該ガイド3の構造に溝(図2、図2A、図2B、図2C、及び図3を参照)が存在することにより、溶接部のバック保護(back protection)が提供され、プラズマジェットの逃げ道(run-off)が形成される。
続いて溶接が行われる充填済みのコンテナは、このようにして閉じられ、シールにより塞がれる。シールは機械的に強力でもある。前記充填済みの閉じられたコンテナは、その蓋2のドームヘッド20によって取り扱うことが可能である。
図2は、その蓋2のドームヘッド20に設けられたガス抜きベント21を塞ぐ前の、本発明の充填済みの閉じられたコンテナ1+2を示す。前記ガス抜きベント21は、溶加材を用いずに上述したTIG溶接法を用いた溶接によって栓をすることが可能である。前記ベント21の構造は、材料が十分に貯留されるようにしたものである。
図2は、以下のものを示す。
コンテナ1+2の本体1。当該本体1は、ほぼ円筒形状である。本体1は、ベース11及び軸方向壁12を有する。当該軸方向壁12の上部はショルダ10を有し、当該ショルダ10よりも上に、その上部端12’がある。溶接は当該上部端12’で行われている。
コンテナ1+2の蓋2。当該蓋は、ドームヘッド20が上に載ったドーム22を備える。符号23’は、本体1の軸方向壁12の端12’に溶接された前記ドーム22の底部端(より詳細には、前記ドーム22の鉛直壁23の底部端)を示す。符号21は、まだ塞がれていないガス抜きベントを示す。
コンテナ1+2内に梱包された廃棄物15。
本体1上に蓋2をセンタリングして配置させ、続いて本体1に蓋2を溶接するのに必要な要素であるドッキングガイド3。
前記ドッキングガイド3を、図2Aを参照してより詳細に説明する。図2Aでは、形成された溶接部Sが溶加材を用いない(本体1の壁12の端12’と、蓋2のドーム22の鉛直壁23の端23’との)突合せ溶接部であることが明らかに分かる。図1B、図2、及び図2Aに示すドッキングガイド3は、本体1の軸方向壁12の上部の内部構造にsにおいてスポット溶接されたインサート(図3に斜視図で示す)である。ドッキングガイド3は、
その上部面取り端3aが、溶接部Sの平面よりも上の壁側に位置付けられることにより、本体1とドッキングする際の蓋2のガイド及び配置に寄与し、
壁側にあるその溝3bが、溶接部Sの平面に位置付けられていることにより、溶接中にプラズマジェットを受け取って溶接部のバック保護を提供するように、
適切な高さで一方向に溶接される。前記溝3bには、少なくとも1つのガス抜き煙突3dが設けられている。実際には、溝3bは4つの前記ガス抜き煙突3dを有する(図3参照)。溶接中に前記溝3に生成される過圧ガスは、続いて、前記ガス抜き煙突3d及びガス抜きベント21(図2)によって排出される。
ドッキングガイド3はまた、コンテナの内側にその面取り上部端3cを有する。有利には、コンテナ1+2内の廃棄物15の閉じ込めを最適にする内側蓋が設けられる。
ドッキングガイドは、溶接中にスクリーンの役割も果たす。ドッキングガイドは、特にプラズマジェットによって発生した熱から廃棄物15を保護する。
図2Bは、同じタイプのドッキングガイド30、すなわちインサートを示すが、このインサートは、溶接地点sによってコンテナ1+2の本体1ではなくその蓋2に固着されている。当該ドッキングガイド30は、
溶接部Sの平面よりも下の壁側にその下方面取り端30aと(当該端の寸法は、溶接前に蓋2に対してそのガイド及び配置作用を及ぼすことができるようなものである)、
溶接部Sの平面の壁側に、少なくとも1つのガス抜き煙突30dが設けられた溝30bと、
を有する。
前記ドッキングガイド30は、中間蓋を受け入れるようには構成されていない。
図2Cでは、ドッキングガイド300はインサートではない。ドッキングガイド300は、本体1のバルクに加工される。その形状は、ガイド3(図2A)の形状と全く同様である。以下のものが図示されている。
本体1に蓋2をドッキングするための上部面取り端300a。
溶接のための溝300b。
ガス抜き煙突300d。
内側にある、内部蓋を受け入れて安定化するための面取り上部端300c。
上述のように、図3は、図1B、図2、及び図2Aのドッキングガイド(リング)3の斜視図である。
本発明の密閉コンテナの製造を含み、核廃棄物を梱包する方法のステップを示す図である。 本発明の密閉コンテナの製造を含み、核廃棄物を梱包する方法のステップを示す図である。 本発明の密閉コンテナの製造を含み、核廃棄物を梱包する方法のステップを示す図である。 蓋に設けられたガス抜きベントを塞ぐ前の本発明の前記密閉コンテナを示す断面図である。 図2の前記コンテナの本体/蓋の特徴的なドッキングガイドを示す溶接領域の拡大図である。 ドッキングガイドの変形形態を示す拡大図である。 ドッキングガイドの変形形態を示す拡大図である。 インサートとして用いられる本発明のドッキングガイドを示す斜視図である。
符号の説明
1 本体
1’ 上部軸端
2 蓋
3、30、300 ドッキングガイド
3a、30a、300a 面取り端
3b、30b、300b 溝
3c、300c 上部端
3d、30d、300d ガス抜き煙突
4 支柱
5 トロリー
6a ホイスト
6b 把持手段
7 軌道板
8 スライドレール
9 溶接ヘッド
10 ショルダ
11 ベース
12 軸方向壁
12’ 上部端
15 廃棄物
20 ドームヘッド
21 ガス抜きベント
22 ドーム
23 鉛直壁
23’ 底部端
50 活性チャンバ
J 接合部
S 溶接部
s 溶接地点

Claims (14)

  1. 以下のタイプの2つの金属要素、すなわち、
    a)1つ又は2つ以上の軸方向壁(12)及び1つの上部開口軸端(1’)を有するベース(11)を備えたほぼ円筒形状又はプリズム形状の本体(1)と、
    b)前記本体(1)の前記軸方向壁(12)の延長線上で前記軸方向壁(12)に対向して前記本体(1)の前記上部軸端(1’)に配置される1つ又は2つ以上の壁(23)を備えた多少複雑な形状であり得る蓋(2)と、
    を固着することによる緊密で機械的に強力なシールを有する密閉コンテナを製造する方法であって、
    有害な環境(50)において、遠隔制御下で自動に行われる以下の2つのステップ、すなわち、
    前記2つの金属要素(1、2)を、該2つの金属要素(1、2)の対向する前記壁(12、23)の端(12’、23’)の接触が維持されるようにドッキングするステップと、
    前記2つの金属要素(1、2)の周縁全体にわたって、接触が維持されている該2つの金属要素(1、2)の前記壁(12、23)の前記端(12’、23’)に一続きの浸透溶接部(S)を形成するステップと、
    を連続で含んでなることを特徴とする密閉コンテナを製造する方法。
  2. 前記第1のドッキングするステップは、前記2つの要素(1、2)のガイド式の接近を含み、ドッキングガイド(3、30、300)が、前記2つの要素の一方(1又は2)の内部構造に設けられることを特徴とする請求項1に記載の密閉コンテナを製造する方法。
  3. 前記溶接部(S)はスポット溶接を用いずに形成され、固着される前記要素(1、2)の一方又は他方の前記壁(12、23)の前記端(12’、23’)は、前記要素の一方又は他方(1及び/又は2)に、有利には蓋(2)に力を加えることにより、接触が維持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の密閉コンテナを製造する方法。
  4. 前記溶接部(S)は、溶加材を用いずに形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の密閉コンテナを製造する方法。
  5. 前記溶接部(S)は、溶融池のバックカバーを用い、且つコンテナ内で内部過圧が生成されるのを制限するオープンジェットプラズマプロセスによって形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の密閉コンテナを製造する方法。
  6. 前記オープンジェットは、少なくとも1つのガス抜き煙突(3d、30d、300d)が設けられると共に、前記本体(1)又は前記蓋(2)の内部構造に設けられた前記ドッキングガイド(3、30、300)に加工される溝(3b、30b、300b)に向かって開き、前記本体(1)及び/又は前記蓋(2)、有利には前記蓋(2)にも、前記溶接部(S)が形成されてから塞ぐことができる少なくとも1つのガス抜きベント(21)が設けられていることを特徴とする請求項2又は5に記載の密閉コンテナを製造する方法。
  7. 前記溶接部(S)は、前記コンテナ(1+2)が鉛直方向に位置する状態で、溶接軸が水平な状態で形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の密閉コンテナを製造する方法。
  8. 前記溶接部(S)は、前記コンテナ(1+2)を固定し、且つ、接触が維持された前記壁(12、23)の前記端(12'、23’)の高さで前記コンテナ(1+2)の周りを回転する溶接ヘッド(9)を用いて形成されることを特徴とする請求項7に記載の密閉コンテナを製造する方法。
  9. 危険な廃棄物、特に核廃棄物の閉じ込め梱包及び貯蔵のための密閉コンテナを製造するために行われることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の密閉コンテナを製造する方法。
  10. 互いに固着される以下のタイプの2つの金属要素、すなわち、
    a)1つ又は2つ以上の軸方向壁(12)及び1つの上部開口軸端(1’)を有するベース(11)を備えたほぼ円筒形状又はプリズム形状の本体(1)と、
    b)前記本体(1)の前記軸方向壁(12)の延長線上で前記軸方向壁(12)に対向して前記本体(1)の前記上部軸端(1’)に配置される1つ又は2つ以上の壁(23)を備えた多少複雑な形状の蓋(2)と、
    を備えた構造を有する緊密で機械的に強力なシールを有する密閉コンテナであって、
    前記固着は、有利には溶加材を用いない突合せ溶接(S)タイプで、
    前記溶接線(S)における該密閉コンテナの内部構造は、
    前記溶接線(S)において、前記壁(12、23)側に少なくとも1つのガス抜き煙突(3d、30d、300d)が設けられた溝(3b、30b、300b)と、
    前記壁(12、23)側の、前記溶接線(S)よりも上又は下、好ましくは上に、面取り端(3a、30a、300a)と、
    を有するドッキングガイド(3、30、300)を含み、
    該密閉コンテナの前記本体(1)及び/又は前記蓋(2)、有利には前記蓋(2)は、少なくとも1つの閉塞ガス抜きベント(21)を含むことを特徴とする密閉コンテナ。
  11. 前記ドッキングガイド(300)は、前記本体(1)又は前記蓋のバルクに加工され、有利には前記本体(1)のバルクに加工されるか、或いは、前記本体(1)又は前記蓋(2)にスポット溶接されるインサート(3、30)から成ることを特徴とする請求項10に記載の密閉コンテナ。
  12. a)1つ又は2つ以上の軸方向壁(12)及び1つの上部開口軸端(1’)を有するベース(11)を備えたほぼ円筒形状又はプリズム形状の本体(1)、又は(及び)、
    b)前記本体(1)の前記軸方向壁(12)の延長線上で前記軸方向壁(12)に対向して前記本体(1)の前記上部軸端(1’)に配置される1つ又は2つ以上の壁(23)を備えた多少複雑な形状であり得る蓋(2)、
    のタイプの要素であって、
    タイプa)及びb)の該要素は、互いに、より詳細には、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法を行うことによって固着され、機械的に強力なシールされたクロージャを有する密閉コンテナを製造することが意図され、
    該要素の一方(1又は2)の内部構造は、その周縁全体にわたって、他方の前記要素(2又は1)の前記壁(23又は12)の端(23’又は12’)に固着されることが意図される前記壁(12又は23)の前記端(12’又は23’)にまたがって固着され、且つ該端(12’又は23’)にまたがって延びるドッキングガイド(3、30、300)を含み、該ドッキングガイド(3、30、300)は、
    前記端(12’又は23’)よりも上の前記壁(12、23)側に、ドッキング中に他方の前記要素(2又は1)をガイドして配置することができる面取り端(3a、30a、300a)と、
    同様に前記壁(12、23)側の、前記端の溶接が行われる位置に、前記コンテナの内部に生成された過圧を放出することができる少なくとも1つのガス抜き煙突(3d、30d、300d)が設けられた溝(3b、30b、300b)と、
    を有し、該要素の一方及び/又は他方(1及び/又は2)、有利には蓋(2)は、溶接中に前記ガス抜き煙突(3d、30d、300d)を介して前記ドッキングガイド(3、30、300)の前記溝(3b、30b、300b)から排出されるガスにアクセス可能であると共に、溶接(S)が完了すると塞がれるのに適した少なくとも1つのガス抜きベント(21)を有することを特徴とする要素。
  13. 前記ドッキングガイド(300)は、該要素、すなわち前記本体(1)又は前記蓋(2)のバルクに加工され、有利には前記本体(1)のバルクに加工されるか、或いは、前記ドッキングガイド(3、30)は、該要素、すなわち前記本体(1)又は前記蓋(2)にスポット溶接(s)されるインサートからなることを特徴とする請求項12に記載の要素。
  14. 金属部品(3、30)であって、金属コンテナの本体(1)又は蓋(2)の内部構造の外周の、前記本体(1)又は前記蓋(2)がほぼ円筒形状又はプリズム形状を有する位置並びに前記本体(1)及び前記蓋(2)が溶接部(S)により固着されることが意図される位置への溶接(s)により取り付けられることが意図される金属部品において、
    適当な形状を有する該金属部品の構造の外周縁は、
    少なくとも1つのガス抜き煙突(3d、30d)が設けられた溝(3b、30b)と、
    面取り端(3a、30a)と、
    を有してなることを特徴とする金属部品。
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