JP2006509236A - 眼鏡組立体及び眼鏡組立体用固定装置 - Google Patents
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Abstract
第1の面と、第2の面と、これらの面の間を貫通しこれらの面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有する曲面レンズに、部品を取り付けるために使用する固定具。この固定具は、レンズの第2の面に係合するように構成されるレンズ面係合部を有する留め具と、第2の面で孔に進入する部品係合部と、を備え、また留め具の部品係合部に係合するように構成される留め具係合部を部品に更に備える。部品と曲面レンズとを組み付けるときに、第2の面に沿った向きがレンズ面係合部に与えられるように、上記の全ての係合部が設計される。本発明は更に、この固定具と、関連部品と、留め具と、を備える眼鏡組立体に関する。
Description
本発明は、レンズに対して部品を組み付けるための固定装置(fastening arrangement)に関する。
眼鏡や眼鏡のアクセサリ(補助レンズ(auxiliary lenses)等)の組立体(assembly)においては、部品をレンズに接合することが必要である。これらの部品としては、例えば、放射フィルタリングレンズ等の補助レンズに取り付けるクリップ、あるいは、眼鏡レンズに取り付けるつる又は鼻当て部(nose-pieces)、例えば度付き眼鏡又はサングラスのつる又は鼻当て部が、挙げられる。
米国特許第5,889,574号明細書には、ブリッジによって接合される一対の縁なしの非光学レンズから成る代表的な眼鏡のクリップ留めのアクセサリが開示されており、これらのレンズは、眼鏡のフレームに係合するためにレンズに固定されるクリップを有している。このクリップは、ねじでレンズに取り付けられるものである。
米国特許第6,234,628号明細書には、クリップ式のサングラスが開示されており、そのレンズは、眼鏡のフレームにクリップ留めを連結するためのL字型プラスチック突起部を有するフレーム内にある。
米国特許第5,724,118号明細書には、眼鏡のフレームにクリップを接続するためにフックが接合又は溶接されるリングに装着されるレンズを有するクリップ留めが記載されている。
米国特許第6,089,706号明細書には、ワイヤフレームに保持されるレンズを有するクリップ留めが記載されている。ワイヤがフックを貫通し、クリップ留めを眼鏡のフレームに取着する。
米国特許第6,254,232号明細書には、眼鏡のフレームにクリップをクランプする作用を持つばねバイアス式のクランプアームが記載されている。
米国特許第6,116,731号明細書には、プラグイン形の突起によるサングラスと光学眼鏡との間の接続が記載されている。米国特許第6,196,679号明細書には、これと同様の接続がて開示されている。
米国特許第5,694,192号明細書には、結合クリップが引張糸によってレンズに接合されるタイプのクリップ留めが開示されている。
米国特許第6,244,704号明細書には、この種のクリップとフィルタレンズとの間の溶接を用いた取り付けが記載されている。
本発明は、概して、眼鏡組立体と、その組み付けのための固定装置と、に関する。この固定装置は、例えば、本出願人の米国特許第6,607,270号明細書に記載されるように、例えばクリップ等の部品をレンズに組み付けるために用いられるものである。
ここで用いる「レンズ」の語は、度付き(処方)眼鏡レンズ及び非処方眼鏡レンズ(例えば、安全レンズ、サングラスレンズ等)の他に、補助レンズを含むあらゆるレンズ(例えばサングラスクリップ留め等の眼鏡クリップアクセサリ、あるいは、光学レンズの前面に配置したときにこの光学レンズとの組み合わせにより視力矯正のために複合レンズを形成するような光学的性質を有するレンズ等)のことを指すものとする。
本発明は、度付き眼鏡に通常クリップして使用するサングラスレンズ等の補助レンズに対して、クリップ留めアクセサリのクリップ部品を固定する用途に対して、特に有用である。したがって、例えばフレームレスの眼鏡やサングラスの光学レンズに取り付けるつる又は鼻当て部等の他の部材に関しても説明は可能であるが、本発明は主に、この用途に関して説明することとする。
本発明の一つの態様によれば、曲面レンズのために用いられる固定装置が提供され、前記レンズは、第1の面と、第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面の間を貫通し前記第1の面及び前記第2の面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有し、前記固定装置は、前記レンズの前記第1の面にて前記レンズに部品を取り付けるための固定装置であり、前記固定装置は、前記レンズの前記第2の面に係合するように構成されるレンズ面係合部(lens-face engaging portion)と、前記第2の面で前記孔に進入する部品係合部(component engaging portion)と、を有する固定具(fastener)を備え、また、前記固定具の前記部品係合部に係合するように構成される固定具係合部(fastener engaging portion)を更に前記部品内に備え、前記部品と前記曲面レンズとが組み付けられるときに前記レンズ面係合部が前記第2の面に沿った向きを与えられるよう、前記レンズ面係合部と、前記部品係合部と、前記固定具係合部と、が設計される。また、このような固定装置を備えている眼鏡組立体が提供される。
本発明の一実施の形態によれば、前記固定具の前記部品係合部と前記部品の前記固定具係合部とは、ねじ山が形成されておらず、前記レンズ面係合部は、その部品係合部に対して傾いている。この場合、前記固定具は、頭部と胴体部とを有するピンであってもよく、また前記頭部は傾斜する底面を有している。あるいは、前記固定具は、前記頭部と一体型又は非一体型の楔状部を有してもよい。
本発明の他の実施の形態によれば、前記固定具の前記レンズ面係合部は、その部品係合部に対して傾斜しておらず、むしろ、前記部品の前記固定具係合部が、前記孔の前記軸に対して、その軸がレンズの対応する面への垂線となるように、傾斜する。この場合、前記固定具はねじ山を形成されていてもよいし、ねじ山を形成されていなくてもよい。
本発明のさらに他の実施の形態によれば、前記固定装置は、その底面が前記固定具の前記レンズ面係合部を構成するディスケット又はリングを備える。前記リングは、前記固定具を前記孔に位置合わせするように構成され、また、そのレンズ面係合部とともにレンズ面に着接するように構成される。このリングは、前記部品と一体で形成されてもよく、又は別個の部材として形成されてもよい。
さらに、本発明のさらなる実施の形態によれば、前記部品の前記固定具係合部が前記固定具の前記部品係合部に係合するときに、前記孔と着説してその完全な接触を確保する球状部を有するレンズ着説面を、前記部品が備える固定装置が提供される。
前記固定具の前記レンズ面係合部が前記レンズの対応面と位置合わせする本発明の装置は、以下の複数の利点を有している。
− 組み付け中にレンズに作用する応力が、最小になる。
− 別々の部品を容易にレンズに取り付けることができる。
− レンズ面が曲面の場合でも、取り付けられるべきレンズの面に部品を結合することができる。
− 組立体がゆるんだり、バラバラになる可能性が低減される。
− このクリップとレンズを、比較的低い費用で大量生産することができる。
− 別々の部品を容易にレンズに取り付けることができる。
− レンズ面が曲面の場合でも、取り付けられるべきレンズの面に部品を結合することができる。
− 組立体がゆるんだり、バラバラになる可能性が低減される。
− このクリップとレンズを、比較的低い費用で大量生産することができる。
本発明の他の態様によれば、部品をレンズに組み付けるための固定具を含む固定具が提供され、前記レンズは、端部(edge)を有し、前記部品は、L字形状であり、固定具係合部を具備する棚部(ledge)と、レンズ端部着接部(lens-edge interfacing portion)を有する脚部と、を有し、前記レンズの前記端部及び前記部品の前記レンズ端部着接部は、前記レンズと前記部品との間の移動を最小にするための部材間係合部(inter-engaging parts)を有する。
通常、この部材間係合部は前記レンズの前記端部の外側にあるので、着用者の視野や、クリップ留めとレンズの美的な長所は、クリップと部材間係合部の存在に影響を受けない。
本発明の他の態様によれば、レンズに部品を取り付けるために用いられる固定部材(fastening member)が提供され、前記レンズは貫通孔を有し、前記部品は、固定具係合部を備え、部品係合部を有する固定具を介して孔にて前記レンズに取り付けられるように構成され、前記部品は更に、前記部品の前記固定具係合部が前記固定具の前記部品係合部に係合するときに、前記孔と着接してその完全な接触を確保する球状部を備える。
この固定装置に、ねじ式の固定具を用いる場合、レンズ材料とクリップへの過多なストレスを避けつつ、組立体を確実に保持する程度にしっかりとねじを締めることが非常に重要である。
したがって、本発明のさらなる態様によれば、部品のレンズへの組付けのための固定装置は、内部を貫通する孔を備え、前記固定装置は、前記孔に進入するねじ式の固定具と留め具係合部とを備え、前記固定具は、首部を介して前記固定具に接続し且つ前記固定具と前記固定具係合部との間の部材間係合における所定の固定トルク(predetermined fastening torque)で、前記首部で切断されるように設計された腕部を備えている。
本発明の一実施の形態によれば、この装置は、適切な固定トルクの使用による組付けの平易化及び信頼性のため、腕部に係合されるように構成される工具を更に含んでもよい。
本発明の理解のため、また実際の実施方法の理解のため、添付の図面を参照して実施の形態を説明するが、これは限定を伴わない例示である。
参照することによりここに包含される本出願人の米国特許第6,607,270号明細書には、本発明の全ての実施の形態に従った固定装置を有利に用いることができるクリップ留めが記載されている。したがって、ここではクリップ留めについて詳細に説明せず、レンズに対する部品、特にクリップの固定装置の実施の形態の説明に力点を置くものとする。上述の通り、これと同じ構成を、補助レンズ以外のレンズ及びクリップ以外の部品に対して適用してもよい。
次に図1を参照し、先行技術の固定装置を、この固定装置で生じる問題の一つを例示しつつ示す。図1では、レンズ10は、内側面12と、外側面14と、端部15と、通常はレンズの端部の少し内側に形成される孔16と、を有するように図示されている。面12及び面14は、曲面である。部品18は、孔16内に挿入されるねじ17と、ねじに担持されるナット19と、により、レンズの外側面14に取り付けられる。孔16は、レンズの各面に対しての方向を規定する縦軸L1を有している。孔の位置でレンズの内側面12に対して垂直(normal)な軸L2に対し、軸L1が傾斜するように、孔16を形成してもよく、又は、レンズの内側面12に垂直でもよく、この中では、前者の設計の方が、曲面レンズに対してより一般的であり、それは、以下に詳細に説明するレンズ生産の従来の方法による。
レンズへの孔の穿孔は、いわゆる「放射(radial)」法と「平行(parallel)」法の2つの方法のうちの1つにより通常実行される。
「放射」法は、あまり一般的ではなく、レンズの曲率によって規定される円の中心に位置する仮想点を通る方向に、穴部(孔)をレンズにあける操作を伴うものであり、つまり、穿孔操作が、この中心点から放射状に拡がっていく。換言すれば、穿孔操作は、レンズの面に垂直に行われ、すなわち、穿孔の位置での面に対する接平面に対して垂直に行われる。この方法は、垂直の方向にレンズを保持することに関連して複雑なものとなっており、それは、レンズの形状により、また仮想点の中心に対する穴部の位置により、穴部ごとに異なる場合があるからである。
より一般的で便利な方法は「平行穿孔」と呼ばれる方法であり、この方法では、レンズがいわゆる「水平位置」に保持され、ドリルの刃先が垂直にレンズに導入される。この「平行法」は、ローコストである点と簡潔である点とから、レンズに穴部または孔をあける実行方法として一般的な方法である。「平行方法」を用いてレンズに複数の孔をあける場合、できた孔は互いに平行であり、曲面レンズの面に対して垂直ではない。
図1に戻り、レンズ10及び部品18を、傾斜する孔16にてねじ17及びナット19により組み付ける場合、過度な力がレンズ10の内側面12の点S1及び外側面14の点S2で作用し、また部品の点S3にも同様に作用する。この力が非常に小さい領域に作用するので、作用する力に起因する応力(stress)が非常に高くなる場合がある。堅い材料、例えばガラスや熱可塑性ポリマー等に大きい応力が作用すれば、内部応力が発生し、ひびやクラックが発生することがある。この現象は「応力集中」と通常呼ばれており、この技術分野の開発者等には周知である。
さらに、上記の固定装置では、ねじ17とナット19を早めに緩めることになる場合もあり、この場合、ねじとナットの結合の接触不良や分離が生じてしまう。
図2Aは、眼鏡組立体と、眼鏡組立体の組付けのための固定装置の第1の実施の形態を示し、この固定装置は、部品、例えばクリップを曲面レンズへ固定する際に発生し得る応力集中を最小にするように設計される。曲面レンズ10は、傾斜する孔16を備え、これは上述のレンズ生産では一般的であり、また孔は、縦軸L1を有している。クリップ20の形態である部品は、レンズ10の面14に固定するために位置合わせされ、このクリップは、脚部22と棚部24とによるL字形状を有している。棚部24は、傾斜する孔16に対応して傾斜するプラグ26を具備している。プラグ26は、孔16と同軸のクリップの固定具係合部を構成する空洞部28を有している。
孔16と空洞部28の傾斜は、これらの縦軸L1と、レンズ10の面12及び面14に垂直な軸L2の間の角A1によって規定される。面12及び面14が曲面であるので、軸L2は、孔16の領域でのみこれらの面に垂直であることが理解されるべきである。
棚部24は通常、レンズ10の曲線に対応するわずかな曲線を有しており、これは、レンズの穿孔された点でのレンズの接線である破線Tにより明示される。
更に図2Aには、底面34がレンズ面係合部を構成する頭部32を有するピン30の形態の固定具と、胴体部36の形態の部品係合部と、が示されている。頭部32は、その底面34に垂直で且つレンズ面の垂直軸L2に平行である軸L3を有している。胴体部36は、空洞部28の軸L1に対して平行な縦軸L4を有している。
角A1によって表される傾斜を補償するため、頭部32は胴体部36に対して、角A1と等しい角A2で傾斜する。このように、ピン30が対応して空洞部28に係合すれば、頭部32は、内側面12に着接し、この面に沿った向きが与えられる。この係合により、レンズ10に大きな応力が作用する可能性が低減されるが、これは、頭部32の平らな底面34がレンズの内側面12と基本的に平行だからである。
ピン30の頭部32は、六角形状等の構成が握持のためには有利であるが、どんな形状でもよい。プラグ26と胴体部36は通常、胴体部が雄雌の関係で空洞部28においてスナップ係合するように、共通に設計される。
プラグ26を、クリップの棚部24と一体的に形成することで、ナット(先行技術の図1のナット19等)の必要性を排除することに注意すべきである。
図2Bは、図2Aの実施の形態の雄雌の関係を入れ換えた変形例を例示する。このように、この変形例では、部品はクリップ20aの形態であり、このクリップ20aは、頭部32aを有する雌ピン30aの形態の固定具に対応する空洞部28aを有する雄プラグ26aを有する棚部24aを備え、この頭部32aは、底面34aの形態のレンズ面係合部を有し、また部品係合部は、胴体部36aの形態であり、この胴体部は典型的には円筒状であり、適切な形状が与えられた中空部37を有している。この固定装置の他の部品及び原理は、図2Aに示されているものに類似している。
傾斜するピンの頭部全体に代えて、楔状部39を備える別の形状を有する頭部32’を有するピン30’としてもよく、この構成により、図2Cに示すように、レンズの内側面12に沿った向きを底面34’に与えることができることを、理解すべきである。
図3は、レンズ内の応力集中を最小にするための、クリップをレンズに固定する本発明の別の実施の形態を例示し、ここでは、標準の構成による固定具が用いられる。この実施の形態では、ねじ、ボルト、リベット、その他の形態の固定具が、ピンと同様に適している。
図2Aの実施の形態と図3の実施の形態との間の相違は、主に下記の点である。クリップ20bの形態の部品が存在し、この部品は、空洞部28bが、軸L2と平行になるようプラグ及び孔16の軸L1に対して傾斜する縦軸L5を有するプラグ26bを有し、空洞部28bは、ねじ30b(ピン、ボルト、リベット、その他を、必要な変更を加えて用いてもよい)の形態の固定具を受けるように構成される。プラグ26b及び孔16の縦軸L1に対する空洞部の縦軸L5の傾斜(角A3)は、軸L1と、内側面12に垂直な軸L2との間の傾斜(角A1)を補償する。
このように、ねじ30bは、部品係合部を構成する胴体部36a、底面34bの形態のレンズ面係合部を有する頭部32bを構成する胴体部36bと、を有し、底面がその内側面12に沿った向きを与えられるように、レンズ10に着接する。
図4A〜図4Cは、関連する性質を有する眼鏡組立体及び固定装置の他の実施の形態を例示する。図4Aは、固定具がディスケット又はリング40の形態のレンズ面係合部材を備える固定装置に関する。ここでは、リング40は、楔形の断面を有することが図示され、この楔形の断面は、作用する応力を最小にしつつ、クリップ20cの形態の部品をレンズ10に組み付けるのを容易にする。
リング40は、レンズの内側面12にスムーズに着接するよう形成される下面42を有している。また、リング40は、ねじ頭部の底面34bに対応し固定の際にこの底面34bに着接する環状の肩部44を有している。肩部44には通常、ねじ頭部32bの高さhより深い深さDを有する凹部が形成されるが、これは美観的な理由だけでなく、ねじ30bが、材料にあるいは着用者や組立作業員に引っかかるのを妨げるということにも関連する。
この装置では、クリップ20cは、空洞部28cを有するプラグ26cを備える棚部24cを備え、この空洞部28cは、プラグと同軸であり、またクリップ20cの固定具係合部を構成する。固定具は、前述のように、標準のねじとしてもよく、様々なタイプの固定具を用いることができる。
リング40を内包することで、固定装置は、ねじ頭部32bが、胴体部36b及び空洞部28cの軸と一致する軸L4を有するようになる。さらに、ねじ頭部32b及び胴体部36bが(レンズ面12、14に対して垂直な)軸L2に対して傾斜した場合においても、固定している間、レンズ10には基本的に均等な力が作用し、このため、これに作用する応力が最小になる。さらに、リング40の表面積が、その下面42にて、ねじ頭部の底面34bよりも大きいため、レンズ10上の圧力は、さらに低減される。
リング40は、また、クリップ20cの脚部22に着接するように設計された突起46を備えることで、適切な位置合わせを容易にし、固定の間の回転を防止することができる。突起46は通常、脚部22の外側面に着接し、このため本来は断面図中には現れないが、説明の目的のため、断面の面内にあるように示される。この突起46の形態及び代表的な位置は、貫通孔49を含んでその形状をさらに例示するリング40の平面図である図4Bから良く理解できるだろう。突起46に隣接する部分は、略平坦な部分48であり、これは、クリップ20cの脚部22に対応する部分の上に静置される。またこの着接面は、リング40の適切な位置決めと回転の抑制を促進する。リング40は、ねじ30bの挿入を容易にするような形状が与えられ、このため、その肩部44より上に略漏斗形の凹部を有する態様が例示され、またこのリングはねじの位置合わせを容易にする。
図4Cは、図4Aの実施の形態の変形例を示し、ここでは部品が、リング40’が一体的に取り付けられる脚部22aを備えるクリップ20dの形態で与えられている。リング40’は、図4Aのリング40と同じ機能を提供するが、突起46は有しない。ここで、リング40’は楔形の形状ではない点に注目すべきである。ともかく、その下面42は、まだ内側面12に対応しており、肩部44は固定具に対して適正な位置をとっている。
リング40’はクリップの脚部22aと一体であるため、相対移動(滑動や回転)ができず、レンズの内側面12に適正に嵌合し、また、その貫通孔49は、適正な製造工程により、孔16と適正に位置合わせされる。
図5は、クリップ対レンズ固定装置のさらに別の実施の形態を例示し、部品が、球状部50を備えるプラグ26eを有する棚部24eを有するクリップ20fの形態で与えられる。球状部50は、レンズの外側面14において孔16に着接する。破線51により、部品20f及び球状部50が一体ではない場合を例示するが、これらは一体で形成されてもよい。さらに、球状部50は、球の一部(例えば半球)のみの形態であってもよい。但しこの場合は、球の部分が孔16と着接することを条件とする。
また、レンズ係合部は、レンズ10に着接するように設計されたL字状の突起46’を有するリング40’であってもよいことが注意されるべきである。
このように、レンズ10の曲率のために、孔16の端部がわずかに楕円形状である場合においても、球状部50の形状により、均等な接触が孔に与えられる。
図6は、さらに別の実施の形態を例示し、ここでは、固定装置が、固定具位置合わせ部52を備える棚部24gを有するクリップ20gの形態の部品を備え、この固定具位置合わせ部52は、レンズの内側面12と平行となる向きを与えられ、軸L2に対して垂直である。この部分52は、一体の固定具係合部を有することで、対応する固定具に適合するようねじ山が形成されている。
これに代えて、又はこれに加えて、固定具位置合わせ部52は、面54を備え、またナット56の形態の固定具係合部を受けるように構成される。ナット56は、固定具すなわちねじ30bと位置合わせされるよう、またナット56の向きを与えるよう、面54に着接されることで、ねじの底面34bにレンズの内側面12に沿った向きが与えられる。この固定具位置合わせ部52は、棚部24gの外側端部によって構成してもよく、または、ナット56が棚部から突き出ないよう、凹部を有していてもよい。ここで、固定具係合部は、ナット56のねじ山部58の形態であることが注意されるべきである。
図7A〜図7Cは、眼鏡組立体及び固定装置が、運動、特にクリップとレンズとの間の回転運動に対して、組立体をさらに安定させるように設計される、本発明の追加的な実施の形態を例示する。ここで記載されるものに限らず、これらの実施の形態では、あらゆる従来の固定装置を用いることができる。
図7A及び図7Bはこれらの実施の形態のうち、クリップ20h及びレンズ10’の形態による部品が部材間係合部を備える一つの例を示す。例示目的のみのため、この実施の形態は、図4Aの実施の形態と組み合わせて示されるが、図7A〜図7Cの全ての実施の形態は、ここに記載されたあらゆる実施の形態と組み合わせて用いることができる。
クリップ20hは、窪み62を有する脚部22bを有し、またレンズ10’は、通常はそれと一体の部品である突起60を備え、この突起は、クリップの窪みと相互係合して孔の軸L1に対するクリップとレンズとの間での回転を防止するように設計される。
図7Bは、部材間の係合を見やすくするため、線A−Aに沿った図7Aの断面を提供する。
矢印Rによって示される潜在的な回転に貢献する理由の一つは、固定がレンズ10中の一点、すなわち孔16でなされることである。もう一つの理由は、クリップやレンズを形成する材料の弾性のためであり、これは、組立体のゆるみを引き起す場合がある。
この回転を防止するためのまた他の実施の形態が図7Cに示され、これは上記と類似した概念を用いている。しかしながら、ここでレンズ10''は、脚部22と適合する凹部70を備える。凹部70は、レンズ10''の端部の輪郭における膨張部72によって形成され規定される。このように、レンズ10''の部材間係合部及びクリップ20gにより、回転が再び防止され、また膨張部72がレンズの通常領域の外側にあるので、クリップの脚部22は、視野を妨害しない。
上述のレンズの構成は、本出願人の米国特許第6,607,270号明細書に開示される、デジタル形式でレンズの輪郭を得る製造工程を利用するマシンによって製造される。レンズの輪郭及びその数的表現を、上述の構成を有するように変形することができ、あるいは、たとえば求められる美的効果を実現するため、別の変形を輪郭に施してもよい。次いで、ブランクからレンズを作り上げるためのフライス盤に、最終の輪郭を入力することができる。
本発明のまた別の追加的な実施の形態を、図8(a)を参照して説明するが、ここでは、固定装置は、腕部80が取り付けられた頭部32dを有するねじ30dの形態の固定具を備えている。
腕部80は、ねじ30dに作用するトルクの作用及び制御のために用いられ、また、通常は首部82によってねじの頭部32dの中央に接続する首部82は所定のトルクで破壊する(fail)ように設計されており、その際、腕部80はねじ30dから取り外され、このように、所定のトルクが作用することになる。
腕部80は、それぞれ、レンチまたはねじ回し等のトルクを作用させるための工具(図8(b))と係合するための、縦方向の平坦な区間84および/またはスロット86を備えることが好ましい。この工具90は、腕部80による係合のために構成され、スリーブ92と、係合部94と、グリップ96と、を備えるように図示されている。
スリーブ92は腕部80に外嵌してこれを保持することで、ねじ30dを保持し、よって、腕部をねじ頭部32dから取り外す際にこれを保持できるようにする。スリーブは、さらにトルクを与えた際に工具90が滑落することを妨げるに役立つ。
係合部94は、スロット86と係合するように設計されている。これに代えて、あるいはこれに加えて、スリーブ92は、腕部80の平坦な部分84に対応するように構成される内側面98を有していてもよい。さらに、使い易さのために、スリーブ92は、腕部80への係合と位置取りを容易にするため、ラッパ状に広がっていてもよい。
ここに記載した工具と腕部の構成は、様々な固定具及び固定の用途、特に所定のトルクが求められる用途に適用できるが、腕部80があることで小物部品のハンドリング性や組み付けが容易になり、またレンズを偶然に傷つける(例えばスクラッチング)ことを不可欠的に防止できることから、特に上記の用途に対して有用である。
さらに、この装置は、特に熟練作業者を要することなく、固定具の迅速、正確かつ信頼性の高い固定操作を可能にし、また、組立作業者により作用する力に関係なく、偶然に固定具の締め付けが所定のトルクより高くなることが防止される。
本発明が前記に記載された典型的な具体例で示された事項に限定されないことは、当業者に理解されよう。このように、固定具組立体及びその固定装置は、必要な変更を加えることで、本発明の範囲内で様々な態様に具体化することが可能である。
Claims (51)
- 第1の面と、第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面の間を貫通し且つ前記第1の面及び前記第2の面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有する曲面レンズに対して用いられる固定装置であって、前記固定装置は、前記レンズの前記第1の面において前記レンズに部品を取り付けるための固定装置であり、前記固定装置は、前記レンズの前記第2の面に係合するように構成されるレンズ面係合部と、前記第2の面で前記孔に進入する部品係合部と、を有する固定具を備え、前記固定装置は、前記固定具の前記部品係合部に係合するように構成される固定具係合部を更に前記部品内に備え、前記部品と前記曲面レンズとを組み付けるときに前記レンズ面係合部が前記レンズの前記第2の面に沿った向きを与えられるよう、前記レンズ面係合部と、前記部品係合部と、前記固定具係合部と、が設計される、固定装置。
- 前記固定具が、縦軸を有する頭部と胴体部とを有し、前記胴体部が、前記部品係合部を構成する請求項1に記載の固定装置。
- 前記頭部が、前記レンズ面係合部を構成する底面を有する請求項2に記載の固定装置。
- 前記固定具の前記胴体部が、前記レンズの前記孔と同軸であり、前記固定具の前記頭部の前記底面が、前記レンズと前記部品とを組み付けるときに前記レンズの前記第2の面に沿った向きを与えられるよう、前記胴体部の前記縦軸に対して傾斜する請求項3に記載の固定装置。
- 前記固定具が、レンズ面係合面を構成する下面と、前記頭部に係合するように構成される上面と、を有するレンズ面係合部材を備え、前記部材は、前記レンズの前記孔と同軸の貫通孔を有する請求項2に記載の固定装置。
- 前記下面が、前記レンズと前記部品とを組み付けるときに前記レンズの前記第2の面に沿った向きを与えられるよう、前記胴体部の前記縦軸に対して傾斜する請求項5に記載の固定装置。
- 前記レンズ面係合部材が、前記レンズに対しての位置を固定することを容易にする手段を備える請求項5に記載の固定装置。
- 前記手段が、突起の形態であり、前記部品が、L字状であり、前記固定具係合部を具備する棚部と、前記レンズの端部を支持する脚部と、を有し、前記手段は、前記脚部に着接する請求項7に記載の固定装置。
- 前記手段が、前記レンズに着接する突起の形態である請求項7に記載の固定装置。
- 前記レンズ面係合部材は、前記貫通孔の周りに形成される凹部をその上面に有するとともに、前記固定具の前記頭部に着接する肩部を前記孔を囲む前記凹部内に有する請求項5に記載の固定装置。
- 前記胴体部の前記縦軸が前記孔の前記縦軸に平行となるよう、前記肩部が設計される請求項10に記載の固定装置。
- 前記凹部が、前記固定具の前記頭部の高さより深い深さを有する請求項10に記載の固定装置。
- 前記部品係合部が、前記レンズの前記第2の面に垂直な前記縦軸を有する請求項1に記載の固定装置。
- 前記部品係合部が、前記孔の前記縦軸に平行な縦軸を有する請求項1に記載の固定装置。
- 前記部品が、前記孔内で受けられるプラグを具備し、前記プラグは、縦軸を有する前記固定具係合部を構成する空洞部を具備する請求項1に記載の固定装置。
- 前記縦軸が、前記第2の面に対して傾斜する請求項15に記載の固定装置。
- 前記固定具の前記部品係合部が、それぞれ雄雌の構成で、前記部品の前記固定具係合部に接続する請求項1に記載の固定装置。
- 前記固定具の前記部品係合部が、それぞれ雌雄の構成で、前記部品の前記固定具係合部に接続する請求項1に記載の固定装置。
- 前記部品の前記固定具係合部が前記固定具の前記部品係合部に係合するときに、前記孔と着接してその完全な接触を確保する球状部を有するレンズ着接面を、前記部品が備える請求項1に記載の固定装置。
- 前記球状部が、前記部品の非一体の部分である請求項19に記載の固定装置。
- 前記部品が棚部を有し、前記棚部は湾曲し前記レンズの前記第1の面に対応する請求項1に記載の固定装置。
- 前記レンズが端部を有し、前記部品が、L字状で、前記固定具係合部を具備する棚部と、レンズ端部着接部を有する脚部と、を有する請求項1に記載の固定装置。
- 前記レンズの前記端部と前記部品の前記レンズ端部着接部とが、前記レンズと前記部品との間の移動を最小にする部材間係合部を有する請求項22に記載の固定装置。
- 前記部材間係合部が、雄雌の設計を有する請求項23に記載の固定装置。
- 前記部材間係合部が、前記レンズの前記端部に形成される突起と、前記部品の前記レンズ端部着接部に形成される対応する窪みと、の形態である請求項24に記載の固定装置。
- 前記部材間係合部が、前記部品の前記レンズ端部着接部に形成される突起と、前記レンズの前記端部に形成される凹部であって、前記端部から突き出る膨張部間に配置される凹部と、の形態である請求項24に記載の固定装置。
- 前記固定具の前記部品係合部と前記部品の前記固定具係合部とが、ねじ山により相互に係合可能である請求項1に記載の固定装置。
- 前記固定具が、首部を介して前記固定具に接続される腕部を具備し、前記固定具係合部と前記部品係合部との部材間係合において、前記首部で所定の固定トルクのときに切断されるよう設計される請求項27に記載の固定装置。
- 前記固定装置が、前記腕部を保持するように構成される工具を更に有する請求項28に記載の固定装置。
- 前記工具が、前記腕部の少なくとも一部に対して外嵌するように設計されるスリーブを備える請求項29に記載の固定装置。
- 前記部品が、眼鏡クリップ留めのクリップである請求項1に記載の固定装置。
- レンズに部品を取り付けるために用いられる固定部材であって、前記レンズは貫通孔を有し、前記部品は、固定具係合部を備えるとともに、部品係合部を有する固定具を介して前記孔にて前記レンズに取り付けられるように構成され、前記部品は更に、前記部品の前記固定具係合部が前記固定具の前記部品係合部に係合するときに、前記孔と着接してその完全な接触を確保する球状部を備える固定部材。
- 前記球状部が、前記部品と非一体の部分である請求項32に記載の固定部材。
- 請求項1から33に記載された、部品と、レンズと、固定装置とを備える眼鏡組立体。
- 端部を有するレンズに、L字状の部品であって、固定具係合部を具備する棚部と、レンズ端部着接部を有する脚部と、を有する部品を組み付けるための固定装置であって、前記レンズの前記端部及び前記部品の前記レンズ端部着接部は、前記レンズと前記部品との間の移動を最小にするための部材間係合部を有する固定装置。
- 前記レンズの前記端部から間隔をあけた位置で、前記レンズに前記部品を取り付けるための手段を更に備える請求項35に記載の固定装置。
- 前記部材間係合部が、前記位置に隣接する請求項35に記載の固定装置。
- 前記部材間係合部が、雄雌の設計を有する請求項35に記載の固定装置。
- 前記部材間係合部が、前記レンズの前記端部に形成される突起と、前記部品の前記レンズ端部着接部に形成される対応する窪みと、の形態である請求項35に記載の固定装置。
- 前記部材間係合部が、前記部品の前記レンズ端部着接部に形成される突起と、前記レンズの前記端部に形成される凹部であって、前記端部から突き出る膨張部間に配置される凹部と、の形態である請求項35に記載の固定装置。
- 請求項35から40に記載された、部品と、レンズと、を備える眼鏡組立体。
- 貫通する孔を備えるレンズへの部品の組み付けのための固定装置であって、前記固定装置は、前記孔に進入するねじ止め式の固定具と、固定具係合部と、を備え、前記固定具は、前記首部を介して接続しまた前記固定具と前記固定具係合部との間の部材間係合における所定の固定トルクで前記首部にて切断されるように設計された腕部を備える固定装置。
- 前記固定装置が、前記腕部を保持するように構成される工具を更に有する請求項42に記載の固定装置。
- 前記工具が、前記腕部の少なくとも一部に対して外嵌するように設計されるスリーブを備える請求項43に記載の固定装置。
- 第1の面と、第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面の間を貫通し前記第1の面及び前記第2の面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有する曲面レンズに取り付けるために設計される部品であって、前記部品は、前記第1の面で前記孔に進入する固定具と部材間係合するように設計される固定具係合部を備え、前記固定具係合部は、前記第2の面で前記孔に進入するように設計され、前記第1の面に垂直な縦軸を有し、前記固定具は、前記部品と前記レンズとを取り付けるときに前記レンズの前記第1の面に沿った向きを与えられる着接部を有する、部品。
- 第1の面と、第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面の間を貫通し前記第1の面及び前記第2の面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有する曲面レンズに取り付けるために設計される部品であって、前記部品は、前記第1の面で前記孔に進入する固定具と部材間係合し且つ前記固定具を前記孔に位置合わせするように設計される固定具係合部を備え、前記部品は、前記第1の面と前記第2の面とにそれぞれ係合可能な第1のレンズ面係合部と第2のレンズ面係合部とを更に有し、前記第1のレンズ面係合部と前記第2のレンズ面係合部とが、前記部品と前記レンズとが取り付けられるときに前記第1の面と前記第2の面とに沿った向きを与えられる、部品。
- 第1の面と、第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面の間を貫通し前記第1の面及び前記第2の面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有する曲面レンズに部品を取り付けるために設計される非ねじ式の固定具であって、前記固定具は、レンズ係合部と部品係合部とを備え、前記レンズ係合部は、前記部品係合部の軸に対して傾斜することで、前記固定具の前記レンズ面係合部が、前記第1の面と前記第2の面とに沿った向きを与えられる、非ねじ式の固定具。
- 第1の面と、第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面の間を貫通し前記第1の面及び前記第2の面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有する曲面レンズに部品を取り付けるように設計されるねじ式の固定具であって、前記部品は固定具係合部を備え、前記固定具は、首部を介して接続される腕部を有する頭部を備え、前記固定具と前記固定具係合部との間の部材間係合における所定の固定トルクで前記首部にて切断されるように設計される、ねじ式の固定具。
- 第1の面と、第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面の間を貫通し前記第1の面及び前記第2の面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有する曲面レンズに取り付けるように設計される部品であって、前記部品は、前記部品が前記レンズに係合するときに、前記孔と着接してその完全な接触を確保する球状部を備える部品。
- 部品が取り付けられるように設計される曲面レンズであって、前記レンズは、端部と、第1の面と、第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面の間を貫通し前記第1の面及び前記第2の面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有し、前記部品は、前記孔で前記レンズに取り付け可能であり、前記レンズは、前記部品との部材間係合のための一つ以上の部品係合部をその端部に備え前記レンズと前記部品との間の移動を最小にする曲面レンズ。
- 端部と、前記端部の部品係合部と、第1の面と、前記第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面の間を貫通し前記第1の面及び前記第2の面に対して傾斜する縦軸を有する孔と、を有する曲面レンズに取り付けるように設計される部品であって、前記部品は、前記孔で前記レンズに取り付け可能であり、前記レンズとの部材間係合のために形成されるレンズ係合部を備え前記レンズと前記部品との間の移動を最小にする部品。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061204 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090811 |
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A02 | Decision of refusal |
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