JP2006352789A - 携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザによる自発的なマナーモード機能のオン/オフ設定作業を必要とせずに、電車等に乗車している時にはマナーモード機能をオンにし、電車等からの降車後にはマナーモード機能をオフに切り換えられるようにする。
【解決手段】
ステップS1ではポーリング用タイマ値T_pollingを設定し、ステップS2ではポーリング用タイマ値T_pollingの期間が満了したか判定する。ステップS2にて期間が満了したと判定した時、ステップS3では、ポーリング用タイマ値T_pollingの時間間隔内での端末移動量Xを取得し、ステップS4では、移動量Xから端末移動速度Vを算出すると共に、その移動速度Vと境界移動速度V_limitとを比較し、移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えた時にはステップS5にてマナーモード機能を自動的にオンに設定し、移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えていない時にはマナーモード機能を自動的にオフに設定する。
【選択図】 図2
【解決手段】
ステップS1ではポーリング用タイマ値T_pollingを設定し、ステップS2ではポーリング用タイマ値T_pollingの期間が満了したか判定する。ステップS2にて期間が満了したと判定した時、ステップS3では、ポーリング用タイマ値T_pollingの時間間隔内での端末移動量Xを取得し、ステップS4では、移動量Xから端末移動速度Vを算出すると共に、その移動速度Vと境界移動速度V_limitとを比較し、移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えた時にはステップS5にてマナーモード機能を自動的にオンに設定し、移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えていない時にはマナーモード機能を自動的にオフに設定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば着信時に着信音を出力させないようにする所謂マナーモードのON/OFF設定が可能となされた携帯電話端末等の携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及びプログラムに関する。
従来より、電車やバスなどの公共交通機関では、乗客に対して、乗車時には携帯電話端末をマナーモードに設定することを促している。しかしながら、マナーモードへの設定を行うかどうかは、その携帯電話端末のユーザのモラルに依存しているため、乗車中でもマナーモードへの設定を行わない人も未だ存在し、また、マナーモードへの設定をし忘れる人もいる。このため、携帯電話端末の着信音をめぐるトラブルが後を絶たない。
また近年は、道路交通法により、自動車等の運転中に、携帯電話端末を手に持って通話したり、画面を注視するような行為が、処罰の対象となされている。なお、携帯電話端末をマナーモードに設定するか否かについては特に規制の対象とはなされていない。但し、例えば運転中に携帯電話端末の着信音が鳴った場合、運転者が当該着信音に気を取られて危険が生じる可能性がある。
なお、例えば特開2001−136579号の公開特許公報(特許文献1)には、GPS衛星からの測位電波信号により取得した現在位置のデータと過去の位置データとに基づいて移動速度を算出し、その移動速度が例えば30km/hの移動状態判定速度以上である場合には、地図データと比較して現在位置が道路上か線路上かを判断し、道路上であるときにはドライブモードに自動的に切換設定し、線路上であるときにはマナーモードに切換設定するようになされた移動体通信装置が開示されている。
上述したように、電車やバスの乗車中や自動車の運転中には、携帯電話端末をマナーモードにする(つまりマナーモード機能をオンにする)ことが望ましい。しかしながら、電車やバスへ乗車する際や自動車の運転を開始する際に、携帯電話端末のマナーモード機能をオンに切り換えたり、逆に電車やバスの降車後や自動車の運転を止めた後に携帯電話端末のマナーモード機能をオフに切り換えるようなことは、ユーザにとって非常に面倒な作業である。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、ユーザによる自発的なマナーモード機能のオン/オフ設定作業を必要とせず、電車やバスの乗車中や自動車の運転中には、マナーモード機能をオンにし、一方、電車やバスの降車後や自動車の運転を止めた後には、マナーモード機能をオフに切り換え可能となされた携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の携帯通信端末は、所定の時間周期を設定する時間周期設定部と、所定の時間周期の時間カウントを行う時間計測部と、移動に伴う自端末の変位量を検出する変位量検出部と、変位量と時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出する移動速度算出部と、移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、所定の報知動作を行う第1のモードとその報知動作を禁止する第2のモードの何れかに当該端末の動作モードを設定するモード制御部とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯通信端末は、所定の時間周期の時間カウントを行う時間計測部と、移動に伴う自端末の変位量を検出する変位量検出部と、変位量と時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出する移動速度算出部と、移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、当該端末の電源を少なくともオフする制御を行う電源制御部とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯通信端末の制御方法は、所定の時間周期を設定するステップと、所定の時間周期を時間カウントを行うステップと、移動に伴う自端末の変位量を検出するステップと、変位量と時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出するステップと、移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、所定の報知動作を行う第1のモードとその報知動作を禁止する第2のモードの何れかに当該端末の動作モードを設定するステップとを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯通信端末の制御方法は、所定の時間周期を時間カウントするステップと、移動に伴う自端末の変位量を検出するステップと、変位量と時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出するステップと、移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて当該端末の電源を少なくともオフする制御を行うステップとを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯通信端末の制御プログラムは、所定の時間周期を設定する時間周期設定部と、所定の時間周期の時間カウントを行う時間計測部と、移動に伴う自端末の変位量を検出する変位量検出部と、変位量と時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出する移動速度算出部と、移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、所定の報知動作を行う第1のモードとその報知動作を禁止する第2のモードの何れかに当該端末の動作モードを設定するモード制御部として、携帯通信端末を機能させることにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯通信端末の制御プログラムは、所定の時間周期の時間カウントを行う時間計測部と、移動に伴う自端末の変位量を検出する変位量検出部と、変位量と時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出する移動速度算出部と、移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、当該端末の電源を少なくともオフする制御を行う電源制御部として、携帯通信端末を機能させることにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、所定の時間周期内での自端末の変位量により、自端末の移動速度を求めている。そして、移動速度が所定の閾値速度を越えたか否かにより、所定の報知動作を行う第1のモードとその報知動作を禁止する第2のモードの何れかに当該端末の動作モードを設定したり、当該端末の電源をオフする制御を行うようになされている。
本発明においては、所定の時間周期内での自端末の移動速度と所定の閾値速度との比較により、当該端末の動作モードを設定するようになされているため、ユーザによる自発的なモード設定作業を必要とせずに、自動的に当該端末を所望の動作モードに設定することができる。したがって、例えば、ユーザが電車やバスの乗車中や自動車の運転中には、マナーモード機能をオンにし、一方、電車やバスの降車後や自動車の運転を止めた後には、マナーモード機能をオフに切り換えるような動作モードの自動設定が可能となる。
また、本発明においては、所定の時間周期内での自端末の移動速度と所定の閾値速度との比較により、当該端末の電源を少なくともオフする制御を行うようになされているため、例えば、ユーザが電車やバスの乗車中や自動車の運転中に、少なくとも所定の報知動作(例えば着信音の出力)が行われてしまうことを防止できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の携帯通信端末、制御方法及び制御プログラムの一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、本発明の携帯通信端末の一例として、携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の概略構成〕
図1には、本発明実施形態の携帯電話端末1の内部概略構成を示す。
図1には、本発明実施形態の携帯電話端末1の内部概略構成を示す。
図1において、無線通信部11は、アンテナ12が接続され、図示しないRF回路、ベースバンド変復調回路、無線プロトコル処理回路等からなり、携帯電話網の基地局を経由して、音声通話やデータ通信のための無線通信を行う。
メモリ13は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、NAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)或いはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などを含む記憶部である。ROMは、OS(Operating System)、制御部10が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、デフォルトの着信音やキー操作音,アラーム音用の報知音データ、携帯電話端末1の識別情報(端末ID)などを記憶している。NAND型フラッシュメモリ或いはEEPROMは、音楽や映像の再生を実行するためのアプリケーションプログラム、電子メールの作成や編集等を行うためのアプリケーションプログラム、後述するマナーモード機能の自動オン/オフ設定を行うための端末制御プログラム、その他、携帯電話端末1に搭載される各種のアプリケーションプログラムコードを保存可能となされており、また、作成や送受信された電子メールデータ、ユーザにより登録された電話帳データ、ユーザにより登録されたスケジュールデータ、ダウンロードされた音楽や映像,着信音等のコンテンツデータ、通信履歴データ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、制御部10が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
操作部14は、ユーザからの入力情報を受け付けるための入力部であり、例えば図示しない筐体上に設けられているテンキーや発話キー、クリアキー、終話/電源キー、マナーモードオン/オフ設定用のマナーキー、メモキーなどの各キー、ジョグダイアル部、或いは十字キーやタッチパネル等と、それら各キー等の操作に応じた操作データを発生する操作信号発生部とを有している。上記操作信号発生部により発生された操作データは、制御部10へ送られる。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ等の表示デバイスと、そのディスプレイへの表示駆動回路とを含み、制御部10からの表示信号に基づいて、上記ディスプレイ上に映像等を表示する。
スピーカ18は、携帯電話端末1に設けられている受話用のスピーカやリンガ(着信音)、音楽再生、ラジオ放送の音声再生、アラーム音出力用のスピーカであり、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音,音楽の再生音等のデータをアナログ音声信号に変換した後、増幅し、音響波に変換して出力する。これにより、通話音声やリンガ音,音楽の再生音等が得られることになる。
マイクロホン17は、送話用のマイクロホンに相当し、増幅器とアナログ/ディジタル変換器を含み、入力された通話音声信号を増幅すると共にディジタルデータに変換して制御部10へ送る。当該入力された通話音声データは、制御部10にて符号化された後、無線通信部11へ送られて変調及び周波数変換等の各種処理を受け、アンテナ12から送信される。
近距離無線通信部20は、例えば、いわゆる電子財布に利用される非接触型のICカード及び非接触通信用のアンテナや、いわゆるブルートゥース(BlueTooth)通信、赤外線通信(IrDA)、UWB(Ultra Wide Band)通信、ETC(Electronic Toll Collection)通信、自動車のキーレスエントリー用等のリモートコントロール通信などの近距離無線通信を行うデバイスにより構成されている。本実施形態の携帯電話端末は、これら近距離無線通信デバイスの全てを搭載していても良いし、一つ若しくは幾つかのみ搭載していても良い。なお、図示は省略するが、上記非接触型のICカードは、上記非接触通信用アンテナを介して、例えば駅の自動改札機や店舗のレジ等に備えられている電子財布リーダ/ライタとの間で無線による情報通信を行うための近距離通信回路と、近距離通信回路の動作制御を行うと共に前記制御部10との間で情報通信を行う電子財布制御部と、メモリとを有している。当該非接触型のICカードは、携帯電話端末に内蔵されていても良いし、着脱可能な外部ICカードであっても良い。外部ICカードである場合、当該携帯電話端末は、外部ICカードスロットを備え、そのICカードスロットに上記非接触ICカードが挿入されることになる。
バッテリ21は、本実施形態の携帯電話端末1の各部に、それぞれ必要な電力を供給する。
タイマ15は、年月日時等の情報を発生する時計機能、時間を計測する時間カウント機能、所望の時刻や周期,アラーム時間等を設定する機能等を備えている。なお、本実施形態において、タイマ15は、制御部10により設定時間が制御され、当該制御部10によって、例えば後述するポーリング用タイマ値T_pollingの設定がなされた場合には、そのポーリング用タイマ値T_pollingの時間カウントを行う。当該タイマ15が生成した各種時間情報は、制御部10へ送られる。
ジャイロセンサ19は、本実施形態の携帯電話端末の移動を検出するためのデバイスとして設けられている。ジャイロセンサ19は、本実施形態の携帯電話端末が移動した時の角速度、つまり携帯電話端末を所持しているユーザが移動した時の角速度を検出する3次元ジャイロセンサである。当該ジャイロセンサ19の検出出力(角速度の検出出力)は、制御部10へ送られる。
制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)からなり、本実施形態の携帯電話端末1の全体を制御する。すなわち例えば、制御部10は、表示部16の表示制御、無線通信部11や近距離無線通信部20の制御、メモリ13への情報書き込みや読み出し制御、当該携帯電話端末1の各種設定値に応じた処理やそれら設定値のメモリ13への保存の制御、操作部14からの入力信号に応じた各種の処理、スピーカ18やマイクロホン17の制御等を行う。また、制御部10は、メモリ13に記憶されている各種プログラムを実行する。
なお、図1では図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末1は、例えば、各種LED、バイブレータ、カメラ部、外部メモリスロット、ケーブル接続端子、GPS(Global Positioning System)通信部、テレビジョン放送受信部、ラジオ放送受信部等のような、従来の携帯電話端末が備えている各構成要素を備えている。
〔マナーモード自動設定の基本フロー〕
図2には、本発明実施形態の端末制御プログラムが実行されている時の制御部10の動作フローを示す。
図2には、本発明実施形態の端末制御プログラムが実行されている時の制御部10の動作フローを示す。
図2において、上記メモリ13に記憶されている本発明実施形態にかかる端末制御プログラムを実行すると、制御部10は、先ず、ステップS1の処理として、タイマ15に対して、ポーリング用タイマ値T_pollingの時間設定を行うと共に、そのポーリング用タイマ値T_pollingの時間カウントを開始させる。そして、制御部10は、ステップS2の処理として、タイマ15から上記ポーリング用タイマ値T_pollingの期間満了を示す信号が得られたか否か判定する。なお、携帯電話端末の電源オン時に端末制御プログラムが起動するようになされている場合には、電源オンに応じて上記ポーリング用タイマ値T_pollingの時間カウントが開始する。
またこの間、制御部10は、上記ジャイロセンサ19から得られている角速度を時間積分して、当該携帯電話端末の変位量つまり移動量を求めており、上記タイマ15からポーリング用タイマ値T_pollingの期間満了を示す信号が供給されると、ステップS3にて、当該ポーリング用タイマ値T_pollingの時間間隔内における上記移動量Xを取得する。
次に、制御部10は、ステップS4へ処理を進め、上記移動量Xを元に、上記ポーリング用タイマ値T_pollingの時間間隔内における携帯電話端末の移動速度Vを算出する。すなわち、本実施形態の携帯電話端末を所持しているユーザが、例えば電車やバスに乗車したり、自動車に乗車しているような場合には、制御部10では、それら電車やバス、自動車の移動速度Vが算出されることになる。なお、ジャイロセンサ19により得られた角速度から移動量Xを求め、その移動量Xから移動速度Vを算出する計算法については、既知の技術が多数存在しているため、ここではその詳細な説明を省略する。本実施形態ではそれら既知の技術の何れを用いても良い。
そして、制御部10は、当該ステップS4の処理において、上記移動速度Vが所定の閾値(以下、境界移動速度V_limitと表記する。)を越えたか否か判定し、移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えた時にはステップS5へ処理を進め、移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えていない時にはステップS6へ処理を進める。なお、本実施形態において、上記境界移動速度V_limitは、少なくとも人が歩いているときの速度よりも速い速度であり、且つ、例えば電車やバス、自動車の移動速度に近い速度に設定されている。
ステップS5の処理に進むと、制御部10は、本実施形態の携帯電話端末のマナーモード機能をオンに設定する。一方、ステップS6の処理に進むと、制御部10は、マナーモード機能をオフに設定する。
すなわち本実施形態において、制御部10は、ステップS4にて移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えたと判断した時には、携帯電話端末(つまりユーザ)が電車やバス、自動車等に乗車して移動しているとみなしてステップS5にてマナーモード機能を自動的にオンに設定し、一方、ステップS4にて移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えていないと判断した時には、携帯電話端末(つまりユーザ)が電車やバス、自動車等に乗車していないとみなしてステップS6にてマナーモード機能を自動的にオフに設定する。
〔ポーリング用タイマ値や境界移動速度の変更例〕
本実施形態において、上記ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値は、それぞれ変更可能となされている。
本実施形態において、上記ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値は、それぞれ変更可能となされている。
本実施形態の携帯電話端末は、例えば、鉄道会社の駅改札口への入場、バスへの乗車、会社等の建物への入場、自動車への乗車、自動車乗車中におけるETCゲートの通過などの各種イベントや、メモリ13内のスケジュール帳に登録されている所定のイベントに応じて、上記ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値を変更可能となされている。
先ず、例えば電車への乗車イベントに応じて、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値を変更する一例について説明する。
一般に、電車は、駅で停車して乗客を乗降させた後、発車して次の駅まで走行し、その駅に到着すると再度停車して乗客を乗降させるような作業を繰り返すことになる。このような一連の作業が繰り返される電車にユーザが乗車している場合において、上記ポーリング用タイマ値T_pollingは、電車が各駅に停車している時の最長停車時間よりも、少なくとも長く設定することが望ましい。すなわち例えば、上記最長停車時間よりもポーリング用タイマ値T_pollingが例えば短いと、駅停車中に上記ポーリング用タイマ値T_pollingの時間カウントが満了し、その間の移動速度Vが境界移動速度V_limit以下になってしまい、その結果、電車に乗車中であるにもかかわらずマナーモード機能が自動的にオフに設定されてしまう虞があるため、上記ポーリング用タイマ値T_pollingは、最長停車時間よりも長く設定することが望ましい。
このようなことから、本実施形態の携帯電話端末は、当該端末を所持したユーザが電車に乗車した場合には、上記ポーリング用タイマ値T_pollingを、通常時の設定値(例えば電源オン時の初期設定値など)から、上記最長停車時間に応じた値に変更可能となされている。
ここで、上記ポーリング用タイマ値T_pollingの設定値変更は、例えば、本実施形態の携帯電話端末に搭載されている非接触ICカードを利用して駅改札口を通過した際に、その駅改札口に設けられたリーダ/ライタから当該非接触ICカードを介して駅改札入場信号を取得した時に、それをトリガとして実行することができる。勿論、非接触ICカードを介して駅改札出場信号を取得した場合には、それをトリガとして、ポーリング用タイマ値T_pollingを上記最長停車時間に応じた値から通常時の設定値(例えば電源オン時の初期設定値など)に戻すようにすることが望ましい。
また、上記ポーリング用タイマ値T_pollingを変更する際に用いられる上記最長停車時間の情報は、携帯電話端末に予め設定登録されていても良いし、ユーザが乗車した電車の路線毎に自動設定されても良い。例えば、上記最長停車時間の自動設定がなされる場合、当該最長停車時間の情報は、例えば、本実施形態の携帯電話端末に搭載されている非接触ICカードを利用して駅改札口を通過した際に、その駅改札口に設けられたリーダ/ライタから上記非接触ICカードを介して取得するようにしても良いし、上記非接触ICカードが駅改札口のリーダ/ライタから取得した駅情報を元に、メモリ13内に予め用意されている各路線毎の最長停車時間情報の中から、その駅を含む路線に対応した最長停車時間の情報を取り出すようにしても良い。
また、本実施形態の携帯電話端末は、上記非接触ICカードが駅改札口のリーダ/ライタから取得した運行遅延情報などに基づいて、ポーリング用タイマ値T_pollingを変更若しくは調整することも可能となされている。
すなわち例えば、携帯電話端末を所持しているユーザが電車に乗っている場合であっても、例えば運行遅延などにより、その電車の停車時間が極端に長くなってしまうこともあり得る。このように、電車の停車時間が極端に長くなることで、電車が停車している間に上記ポーリング用タイマ値T_pollingの時間カウントが満了し、その間の移動速度Vが境界移動速度V_limit以下にってしまうと、電車に乗車中であるにもかかわらずマナーモード機能が自動的にオフに設定されてしまうことになる。
したがって、本実施形態の携帯電話端末は、上記非接触ICカードが駅改札口のリーダ/ライタから取得した運行遅延情報に基づいて、電車の停車時間が極端に長くなってしまう可能性があると判断した場合には、上記ポーリング用タイマ値T_pollingを更に長くするように変更若しくは調整する。
同様に、本実施形態の携帯電話端末は、上記非接触ICカードが駅改札口のリーダ/ライタから取得した運行遅延情報などに基づいて、境界移動速度V_limitを変更若しくは調整することも可能となされている。
すなわち例えば運行遅延などにより、電車の走行速度が極端に遅くなってしまった場合、その電車の移動速度つまり携帯電話端末の移動速度Vが境界移動速度V_limit以下になってしまうことがあり、その場合には、電車に乗車中であるにもかかわらずマナーモード機能が自動的にオフに設定されてしまう虞がある。
したがって、本実施形態の携帯電話端末は、非接触ICカードが駅改札口のリーダ/ライタから取得した運行遅延情報に基づいて、電車の走行速度が極端に遅くなってしまう可能性があると判断した場合には、上記境界移動速度V_limitを低くするように変更若しくは調整する。
なお、上述したようなポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値を変更例は、電車に限らず、例えばバスへの乗車時にも適用可能である。
その他、例えば、上記非接触ICカードにより駅改札口への入場イベントを検出した場合であっても、例えばジャイロセンサ19から、ユーザの歩行に起因する略々一定周期の振動検出出力が得られているような場合には、現時点でユーザは電車には乗車しておらず、例えば駅構内等を歩いていると考え、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitを通常時の設定値(例えば電源オン時の初期設定値など)に設定しておくようにすることも可能である。
前述の例では、電車やバスへの乗車イベントに応じて、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値を変更する例を述べたが、本実施形態の携帯電話端末は、例えば会社等の建物やコンサートホール等への入場イベントに応じて、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値を変更することも可能となされている。
一般に、会社内で仕事をしているような場合、或いは、コンサートホールや劇場等へ入場するような場合には、携帯電話端末をマナーモードにしておくべきである。しかしながら、前述の図2に示したマナーモード自動設定の基本フローによれば、上記ポーリング用タイマ値T_pollingの時間カウントが満了し、その間の移動速度Vが境界移動速度V_limit以下になった場合には、マナーモード機能が自動的にオフに設定されてしまうことになる。
このため、本実施形態の携帯電話端末は、当該端末を所持したユーザが会社内の建物に入った時やコンサートホール等へ入場した場合に、例えば境界移動速度V_limitを、通常時の設定値(例えば電源オン時の初期設定値など)から略々ゼロに設定変更可能となされている。すなわち、境界移動速度V_limitを略々ゼロに設定すれば、前述の図2に示したフローチャートにおいて、ステップS4で常に移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えることになり、その結果、ステップS5にてマナーモード機能がオンとなされる。
なお、この例の場合、上記ポーリング用タイマ値T_pollingの設定時間については、上記会社やコンサートホール等の建物への入場イベントと略々同時に、短い時間に設定変更することが望ましい。すなわち、上記ポーリング用タイマ値T_pollingの設定時間を短時間に設定変更すれば、会社やコンサートホール等の建物への入場後、当該短い時間のポーリング用タイマ値T_pollingの設定時間満了後、直ぐに上記マナーモード機能が自動的にオンとなされ、着信音が出力されてしまう状態になることを未然に防止できる。
ここで、上記境界移動速度V_limitやポーリング用タイマ値T_pollingの設定値変更は、例えば、本実施形態の携帯電話端末に搭載されている非接触ICカードを利用して、会社の建物入り口等に設けられているセキュリティチェック装置を通過した場合や、コンサートホールの入り口でチケット検札機を通過した場合に、それらセキュリティチェック装置やチケット検札機に設けられたリーダ/ライタから当該非接触ICカードを介して入場信号を取得した時、それをトリガとして実行することができる。勿論、非接触ICカードを介してセキュリティチェック装置やチケット検札機から出場信号を取得した場合には、それをトリガとして、境界移動速度V_limitやポーリング用タイマ値T_pollingの設定値を上記略々ゼロから通常の設定値(例えば電源オン時の初期設定値など)に戻すようにすることが望ましい。
また、本実施形態の携帯電話端末は、例えば自動車への乗車イベントに応じて、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値を変更することも可能となされている。
自動車は、例えば電車のように規則正しく走行できることは少なく、例えば信号待ちで頻繁に停車したり、渋滞により殆ど進まない状態になったり、非常に遅い速度でしか走行できなくなったりすることが多い。
このように、例えば信号待ちで頻繁に停車したり、渋滞により殆ど進まないか若しくは非常に遅い速度でしか走行できなくなった場合、前述の電車の場合と同様、自動車に乗車中(運転中)であるにもかかわらずマナーモード機能が自動的にオフに設定されてしまう虞がある。
このため、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザが自動車に乗車中(運転中)であるときには、例えば、上記ポーリング用タイマ値T_pollingを少なくとも信号待ち時間よりも長く設定変更することで、信号待ち時にマナーモード機能が自動的にオフに設定されてしまうのを防ぐようにし、また、境界移動速度V_limitの設定値を低く設定変更することで、例えば渋滞中の略々停止状態や低速走行時でもマナーモード機能が自動的にオフに設定されてしまうのを防ぐようにしている。
ここで、近年の自動車は、リモートコントロール装置を用いてドアロックを解除したり、エンジンを始動したりすることが可能となされている。このため、本実施形態の携帯電話端末は、上記自動車用のリモートコントロール装置からの送信信号を検知可能な機能を近距離無線通信部20に搭載し、当該リモートコントロール装置によるドアロック解除やエンジンを始動させる信号を検知した時に、それをトリガとして、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値を変更する。勿論、当該リモートコントロール装置による例えばドアロック信号を検知した場合には、それをトリガとして、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitを通常時の設定値(例えば電源オン時の初期設定値など)に戻すようにすることが望ましい。
なお、他者の自動車用リモートコントロール装置からの送信信号を誤って検知しないように、携帯電話端末には、ユーザの自動車用のリモートコントロール装置を登録しておくことが望ましい。
その他、近距離無線通信部20にETC信号の検知機能を設け、有料道路等に設けられているETCゲートからの信号を検知した時には、例えばユーザから操作部14を介してマナーモード機能をオフする指示入力がなされない限り、マナーモード機能のオン状態を維持するようにすることも可能である。この例によれば、特に走行速度が速くなり危険度が高くなり易い高速道路を走行するような場合に、マナーモード機能がオンとなるため、安全性の観点から望ましい。
上述の例では、非接触通信やリモートコントロール信号の検知、ETC信号の検知などのイベントに応じて、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値を変更したが、本実施形態の携帯電話端末は、メモリ13内のスケジュール帳に登録されている情報に基づいて、上記ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値を変更することも可能となされている。
例えば、上記スケジュール帳に登録されているデータから、通勤時間帯でありユーザが電車に乗車している可能性が高い場合には、前述の非接触ICカードを利用した駅改札口入場イベントに応じた電車乗車時の設定値変更例と同様に、上記ポーリング用タイマ値T_pollingを最長停車時間よりも長く設定する。また例えば、スケジュール帳に登録されているデータから、ユーザが会社内で仕事をしている可能性が高かったり、コンサートホール内でコンサート等の鑑賞中である可能性が高いような場合には、前述の非接触ICカードを利用した建物入場イベントに応じた設定値変更例と同様に、例えば境界移動速度V_limitを略々ゼロに設定すると共に上記ポーリング用タイマ値T_pollingの設定時間を短時間に設定変更する。勿論、スケジュール帳に登録されているデータから、ユーザが自宅に帰宅している可能性が高いような場合には、境界移動速度V_limitを略々ゼロに設定すると共に上記ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitを、通常時の設定値(例えば電源オン時の初期設定値など)に戻すようにすることが望ましい。
なお、例えば、前述の非接触ICカードを利用した駅改札口の通過イベントとスケジュール帳の両方を用いて、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値変更を行うことも可能である。すなわち例えば、スケジュール帳のデータから、既に通勤時間帯が過ぎているにもかかわらず、未だに非接触ICカードを利用して駅改札口から出場していないような場合には、例えば運行遅延が発生していると考え、前述したように、ポーリング用タイマ値T_pollingを更に長くするように変更若しくは調整したり、上記境界移動速度V_limitを低くするように変更若しくは調整することも可能である。また、非接触ICカードを利用した建物内入場イベントとスケジュール帳の両方を用いて、ポーリング用タイマ値T_pollingや境界移動速度V_limitの設定値変更を行うことも可能である。例えば、スケジュール帳のデータから、既に勤務時間帯が過ぎているはずであるのにもかかわらず、未だに非接触ICカードを利用して会社の建物内から出場していないような場合には、例えば残業が行われていると考え、同様に、例えば、スケジュール帳のデータから、既にコンサート終了時間が過ぎているはずであるのにもかかわらず、未だに非接触ICカードを利用してコンサートホール内から出場していないような場合には、例えばコンサートでアンコールが長引いていると考え、前述したように、例えば上記境界移動速度V_limitの設定値の上記略々ゼロをそのまま維持するようなことも可能である。勿論、スケジュール帳との連携は、上記非接触ICカードを利用した入場等のイベントに限らず、前述した自動車への乗車イベント等の場合にも適用可能である。
〔携帯電話端末のオフ機能〕
例えば、電車やバス、自動車等に乗車して移動しているような場合、携帯電話端末は、通信可能な基地局を頻繁にサーチすることになり、当該頻繁なサーチにより多くの電力を消費してしまうことになる。
例えば、電車やバス、自動車等に乗車して移動しているような場合、携帯電話端末は、通信可能な基地局を頻繁にサーチすることになり、当該頻繁なサーチにより多くの電力を消費してしまうことになる。
このため、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザが電車やバス、自動車等に乗車して移動しているような場合、上記基地局サーチによるバッテリ21の消耗を防ぐために、電源を自動的にオフすることも可能となされている。
すなわち、本実施形態の携帯電話端末が電源自動オフモードに設定されている場合、制御部10は、前述同様にして求めた移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えたとき、当該携帯電話端末の電源をオフする処理を行う。なお、この例の場合、移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えていない時には電源オンの状態を維持することになる。
また、この例のように上記移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えた時に電源を自動的にオフさせる制御を携帯電話端末に行わせるか、若しくは、前述したように上記移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えた時にマナーモード機能を自動的にオンにする制御を携帯電話端末に行わせるかについては、例えば、操作部14を介したユーザからの指示入力により切り換え可能となされていても良い。
また、上述のような自動電源オフ機能は、特に、携帯電話端末を所持した状態でユーザが航空機に搭乗するような場合に有効である。すなわち、携帯電話端末の電波は航空機の計器類に悪影響を及ぼす虞があるため、航空機に搭乗する際には、機内放送等により携帯電話端末の電源を切ることが求められるが、本実施形態の携帯電話端末によれば、航空機が移動を始めた時に自動的に電源がオフされるため、電源の切り忘れ等を防止することが出来る。
その他、携帯電話端末から電波を送信しないモード、或いは基地局サーチを行わないモード(これらを電波送信停止モードと呼ぶことにする。)を用意しておき、上記移動速度Vが境界移動速度V_limitを越えた時に、上述のような携帯電話端末の電源を完全にオフさせる制御を行う代わりに、当該携帯電話端末の動作モードを上記電波送信停止モードに切り換え設定するようにしても良い。
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明実施形態によれば、携帯電話端末を所持したユーザが、或る閾値速度以上で移動しているか否かに応じてマナーモード機能が自動的にオン/オフされるため、ユーザが自発的にマナーモード機能のオン/オフ設定作業を行わなくても、例えば電車やバスの乗車中や自動車の運転中にマナーモード機能をオンにでき、また、電車やバスの降車後や自動車の運転を止めた後にはマナーモード機能をオフに切り換え可能となっている。
以上説明したように、本発明実施形態によれば、携帯電話端末を所持したユーザが、或る閾値速度以上で移動しているか否かに応じてマナーモード機能が自動的にオン/オフされるため、ユーザが自発的にマナーモード機能のオン/オフ設定作業を行わなくても、例えば電車やバスの乗車中や自動車の運転中にマナーモード機能をオンにでき、また、電車やバスの降車後や自動車の運転を止めた後にはマナーモード機能をオフに切り換え可能となっている。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。例えば、携帯電話端末の移動速度は、ジャイロセンサだけでなく、例えばGPS信号から検出しても良い。
1 携帯電話端末、10 制御部、11 無線通信部、12 アンテナ、13 メモリ、14 操作部、15 タイマ、16 表示部、17 マイクロホン、18 スピーカ、19 ジャイロセンサ、20 近距離無線通信部、21 バッテリ
Claims (17)
- 所定の時間周期を設定する時間周期設定部と、
上記時間周期設定部にて設定された所定の時間周期の時間カウントを行う時間計測部と、
移動に伴う自端末の変位量を検出する変位量検出部と、
上記変位量検出部が検出した変位量と上記時間計測部により時間カウントされた時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出する移動速度算出部と、
上記移動速度算出部が算出した移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、所定の報知動作を行う第1のモードと上記所定の報知動作を禁止する第2のモードの何れかに、当該端末の動作モードを設定するモード制御部とを有する
ことを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項1記載の携帯通信端末であって、
上記モード制御部は、上記移動速度算出部が算出した移動速度が所定の閾値速度を越えた時に当該端末の動作モードを上記第1のモードに設定し、上記移動速度算出部が算出した移動速度が所定の閾値速度以下の時に当該端末の動作モードを上記第2のモードに設定することを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項1記載の携帯通信端末であって、
上記変位量検出部は、上記移動に伴う自端末の角速度を時間積分して上記変位量を求めることを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項1記載の携帯通信端末であって、
近距離の無線通信を行う近距離無線通信部を有し、
上記時間周期設定部は、上記近距離無線通信部が受信した所定の信号に基づいて、上記所定の時間周期を変更設定することを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項4記載の携帯通信端末であって、
上記近距離無線通信部は、非接触ICカードと非接触通信用アンテナを備えることを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項1記載の携帯通信端末であって、
当該端末の利用者のスケジュール情報を保持するスケジュール情報保持部を有し、
上記時間周期設定部は、上記スケジュール情報保持部に保持されているスケジュール情報に基づいて、上記所定の時間周期を変更設定することを特徴とする携帯通信端末。 - 所定の時間周期の時間カウントを行う時間計測部と、
移動に伴う自端末の変位量を検出する変位量検出部と、
上記変位量検出部が検出した変位量と上記時間計測部により時間カウントされた時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出する移動速度算出部と、
上記移動速度算出部が算出した移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、当該端末の電源を少なくともオフする制御を行う電源制御部とを有する
ことを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項7記載の携帯通信端末であって、
上記電源制御部は、上記移動速度算出部が算出した移動速度が所定の閾値速度を越えた時に当該端末の電源をオフ制御することを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項7記載の携帯通信端末であって、
上記時間計測部にて時間カウントを行う上記所定の時間周期を設定する時間周期設定部を有することを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項7記載の携帯通信端末であって、
上記変位量検出部は、上記移動に伴う自端末の角速度を時間積分して上記変位量を求めることを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項7記載の携帯通信端末であって、
近距離で無線通信を行う近距離無線通信部を有し、
上記時間周期設定部は、上記近距離無線通信部が受信した所定の信号に基づいて、上記所定の時間周期を変更設定することを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項11記載の携帯通信端末であって、
上記近距離無線通信部は、非接触ICカードと非接触通信用アンテナを備えることを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項7記載の携帯通信端末であって、
当該端末の利用者のスケジュール情報を保持するスケジュール情報保持部を有し、
上記時間周期設定部は、上記スケジュール情報保持部に保持されているスケジュール情報に基づいて、上記所定の時間周期を変更設定することを特徴とする携帯通信端末。 - 所定の時間周期を時間周期設定部が設定するステップと、
上記時間周期の設定ステップにより設定された所定の時間周期を上記時間計測部が時間カウントするステップと、
移動に伴う自端末の変位量を変位量検出部が検出するステップと、
上記変位量の検出ステップにて検出された変位量と上記時間カウントのステップにてカウントされた時間周期とに基づいて、移動速度算出部が自端末の移動速度を算出するステップと、
上記移動速度の算出ステップにて算出された移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、所定の報知動作を行う第1のモードと上記所定の報知動作を禁止する第2のモードの何れかに、モード制御部が当該端末の動作モードを設定するステップとを有する
ことを特徴とする携帯通信端末の制御方法。 - 所定の時間周期を時間計測部が時間カウントするステップと、
移動に伴う自端末の変位量を変位量検出部が検出するステップと、
上記変位量の検出ステップにて検出された変位量と上記時間カウントのステップにてカウントされた時間周期とに基づいて、移動速度算出部が自端末の移動速度を算出するステップと、
上記移動速度の算出ステップにて算出された移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、電源制御部が当該端末の電源を少なくともオフする制御を行うステップとを有する
ことを特徴とする携帯通信端末の制御方法。 - 所定の時間周期を設定する時間周期設定部と、
上記時間周期設定部にて設定された所定の時間周期の時間カウントを行う時間計測部と、
移動に伴う自端末の変位量を検出する変位量検出部と、
上記変位量検出部が検出した変位量と上記時間計測部により時間カウントされた時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出する移動速度算出部と、
上記移動速度算出部が算出した移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、所定の報知動作を行う第1のモードと上記所定の報知動作を禁止する第2のモードの何れかに、当該端末の動作モードを設定するモード制御部として、
携帯通信端末を機能させることを特徴とする制御プログラム。 - 所定の時間周期の時間カウントを行う時間計測部と、
移動に伴う自端末の変位量を検出する変位量検出部と、
上記変位量検出部が検出した変位量と上記時間計測部により時間カウントされた時間周期とに基づいて自端末の移動速度を算出する移動速度算出部と、
上記移動速度算出部が算出した移動速度と所定の閾値速度との比較に基づいて、当該端末の電源を少なくともオフする制御を行う電源制御部として、
携帯通信端末を機能させることを特徴とする制御プログラム。
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JP2005179556A JP2006352789A (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及び制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005179556A JP2006352789A (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及び制御プログラム |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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-
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- 2005-06-20 JP JP2005179556A patent/JP2006352789A/ja not_active Withdrawn
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