JP2016103710A - 携帯電話 - Google Patents

携帯電話 Download PDF

Info

Publication number
JP2016103710A
JP2016103710A JP2014240428A JP2014240428A JP2016103710A JP 2016103710 A JP2016103710 A JP 2016103710A JP 2014240428 A JP2014240428 A JP 2014240428A JP 2014240428 A JP2014240428 A JP 2014240428A JP 2016103710 A JP2016103710 A JP 2016103710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile phone
signal
toll road
control unit
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014240428A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6420641B2 (ja
Inventor
裕希 笹沼
Yuki Sasanuma
裕希 笹沼
宇志 山田
Takashi Yamada
宇志 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2014240428A priority Critical patent/JP6420641B2/ja
Publication of JP2016103710A publication Critical patent/JP2016103710A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6420641B2 publication Critical patent/JP6420641B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】有料道路走行中においても、安全運転を確保しつつ、通話が可能な携帯電話を提供する。【解決手段】アンテナ2aは、ETC信号の受信および無線基地局からの信号の受信が可能である。モード設定部9は、ETC信号の受信に基づいて、携帯電話を有料道路走行モードに設定する。制御部8は、無線基地局を通じて相手側通信装置からの着呼があった場合に、有料道路走行モードに設定されているときには、他の機器と近距離通信方式で無線接続する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話に関する。
従来から、車両を安全運転するために、ドライブモードを有する携帯電話が知られている(たとえば、特許文献1を参照)。ドライブモードに設定された携帯電話に着呼があると、通話相手側に、現在自動者を運転中のため電話に出られない旨のメッセージが通知される。
特開2003−174676号公報
しかしながら、携帯電話をドライブモードに設定後、有料道路を走行中に着呼があった場合には、直ぐに車両を停止させることができない。そのため、通話相手側にメッセージを通知した後、通話相手側へ電話を折り返すことが長時間できないという問題がある。
それゆえ、本発明の目的は、有料道路走行中においても、安全運転を確保しつつ、通話が可能な携帯電話を提供することである。
本発明の一態様の携帯電話は、ETC信号の受信および無線基地局からの信号の受信が可能なアンテナと、ETC信号の受信に基づいて、携帯電話を有料道路走行モードに設定する設定部と、無線基地局を通じて相手側通信装置からの着呼があった場合に、有料道路走行モードに設定されているときには、他の機器と近距離通信方式で無線接続する制御部とを備える。
本発明の一態様の携帯電話によれば、有料道路走行中においても、安全運転を確保しつつ、通話をすることができる。
本実施の形態の携帯電話の構成を表わす図である。 第1アンテナ2aの特性を表わす図である。 車両が有料道路の入口ゲートおよび出口ゲート付近に所在するときのETC信号の受信の様子を説明するための図である。 車両が有料道路の入口ゲートおよび出口ゲート付近に所在するときのETC信号の受信の様子を説明するための図である。 有料道路走行中の車両の状態を説明するための図である。 車両が有料道路の入口ゲート付近に所在するときのETC信号の受信手順を表すフローチャートである。 車両が有料道路の出口ゲート付近に所在するときのETC信号の受信手順を表すフローチャートである。 本実施の形態の携帯電話の動作手順を表わすフローチャートである。
従来では、前述のようにドライブモードに設定後、有料道路を走行中に着呼があった場合には、直ぐに車両を停止させることができないという問題があった。また、有料道路走行中に、車両内のハンズフリー機器を用いてハンズフリー通話をしようとする場合には、走行中手動で設定を行なわなければならないため、事故を起こす危険がある。さらに、従来では、ETC(Electronic Toll Collection)システムは、料金の収受にのみ用いられていた、本実施の形態では、ETCシステムから送信されるETC信号を用いて、携帯電話の通話を制御することによって、有料道路走行中でも、安全運転を確保しつつ、通話を可能とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態の携帯電話の構成を表わす図である。
この携帯電話1は、第1アンテナ2aと、受信回路3aと、送信回路4aと、ETC受信制御部5と、WiFi通信制御部6と、第2アンテナ2bと、受信回路3bと、送信回路4aと、BT通信制御部7と、タッチパネル10と、液晶ディスプレイ11と、スピーカ12と、レシーバ13と、マイク14と、モード設定部9と、制御部8とを備える。
第1アンテナ2aは、図2に示すように、ETC信号の周波数帯域(5775〜5845MHz)の信号およびWiFi信号の周波数帯域(5150〜5725MHz)の信号を受信可能な特性を有する。
本実施の形態では、1つのアンテナで、通話用のWiFi信号の送受信と、有料道路走行の判断のためのETC信号の受信が可能であるため、ETC信号の受信のために、別のアンテナを設ける必要がないという利点がある。
受信回路3bは、第1アンテナ2aを通じて受信したWiFi信号またはETC信号を受ける。
受信回路3bは、増幅部15、バンドパスフィルタ16,17、復調部18、A/D変換器19とを有する。
増幅部15は、第1アンテナ2aから出力される信号を増幅する。
バンドパスフィルタ16の通過帯域は、ETC信号の周波数帯域である。バンドパスフィルタ16から出力される信号は、ETC受信制御部5へ送られる。
バンドパスフィルタ17の通過帯域は、WiFi信号の周波数帯域である。バンドパスフィルタ17から出力される信号は、復調部18へ送られる。
復調部18は、バンドパスフィルタ17から送られる信号を復調する。
A/D変換器19は、復調部18によって復調された信号をデジタル信号に変換して、WiFi通信制御部6へ出力する。
送信回路4aは、D/A変換器20と、変調部21と、増幅部22とを有する。
D/A変換器20は、WiFi通信制御部6から送られる無線基地局へのデジタル信号をアナログ信号に変換する。
変調部21は、D/A変換器20から送られる信号を変調する。
増幅部22は、変調部21によって変調された信号を増幅して、第1アンテナ2aへ出力する。
WiFi通信制御部6は、無線基地局を通じて、通話相手と音声通話する。
ETC受信制御部6は、有料道路のETCシステムの入口ゲートから送信されるETC信号および出口ゲートから送信されるETC信号を受信する。
第2アンテナ2bは、ブルートゥースの周波数帯域(2402〜2480MHz)の信号を受信可能な特性を有する。
受信回路3bは、増幅部23と、復調部24と、A/D変換器25とを有する。
増幅部15は、第1アンテナ2aから出力される信号を増幅して、復調部24へ出力する。
復調部24は、増幅部24から送られる信号を復調する。
A/D変換器25は、復調部24によって復調された信号をデジタル信号に変換して、BT通信制御部7へ出力する。
送信回路4bは、D/A変換器26と、変調部27と、増幅部28とを有する。
D/A変換器26は、BT通信制御部7から送られる無線基地局へのデジタル信号をアナログ信号に変換する。
変調部27は、D/A変換器26から送られる信号を変調する。
増幅部28は、変調部27によって変調された信号を増幅して、第1アンテナ2aへ出力する。
BT通信制御部7は、ペアリングされているブルートゥース機器(以下、BT機器51とも称する)の距離が所定距離以下となると、ブルートゥース方式での通信接続を確立し、BT機器51との間で信号の送受信を行なう。
タッチパネル10は、ユーザからの入力を受け付ける。
液晶ディスプレイ11は、制御部8から出力される画面を表示する。
スピーカ12は、携帯電話1がハンズフリー通話モードに設定されているときに、制御部8から出力される通話相手の音声などを出力する。
レシーバ13は、携帯電話1がハンズフリー通話モードに設定されていないときに、制御部8から出力される通話相手の音声などを出力する。
マイク14には、外部の音声が入力される。
モード設定部9は、ユーザが設定メニュー内のドライブモード、またはハンズフリー通話モードを選択することによって、携帯電話1をドライブモード、またはハンズフリー通話モードに設定する。また、モード設定部9は、ETC受信制御部6に送られるETC信号の帯域幅(5775〜5845MHz))として定められている帯域の信号の受信の有無に基づいて、携帯電話1を有料道路走行モードまたは通常道路走行モードに設定する。
制御部8は、有料道路走行モードにおいて、携帯電話1と車両内のBT機器51との通信が可能な場合には、BT機器51から音声の入力および音声の出力ができるようにBT機器51とブルートゥース方式で無線接続する。
制御部8は、有料道路走行モードにおいて、携帯電話1と車両内のBT機器51との通信が不可能な場合には、携帯電話1をハンズフリー通話モードに設定して、レシーバ13の代わりにスピーカ12から音声が出力されるように制御する。
制御部8は、通常道路走行モードでは、通常のドライブモードの制御を実行する。すなわち、制御部8は、通話相手側に、現在車両を運転中である旨の音声メッセージが送信されるように制御する。このようにするのは、通常道路走行中には、車両を直ぐに停車させて、通話相手側に折り返すことが可能だからである。音声メッセージの送信方法は、携帯電話が無線基地局に指示信号を送信し、無線基地局から通話相手側に音声メッセージを送信してもよいし、携帯電話1から音声メッセージを無線基地局を介して通話相手側に送信してもよい。
図3および図4は、車両が有料道路の入口ゲートおよび出口ゲート付近に所在するときのETC信号の受信の様子を説明するための図である。
図3に示すように、車両55が有料道路の入り口ゲートおよび出口ゲート付近に到着すると、車両検知器52a,52bが車両を検知する。
車両55が検知されると、ETCシステムの送信機53が、ETC信号を送信する。送信されたETC信号が車両55に設置されたETC車載器61および携帯電話1によって受信される。
携帯電話1が、ETC信号を受信することによって、車両55が有料道路の入口ゲートまたは出口ゲートに到着したことを認識することができる。入口ゲートと出口ゲートのいずれに車両55が到着したかの判断は、携帯電話1がETC信号を受信した回数によって行うことが可能である。すなわち、携帯電話1が、初期状態から初めてETC信号を受信したときには、車両55が入口ゲートに到着したと判断し、その後、有料道路を走行するのに少なくとも必要な時間以上経過後にETC信号を受信したときには、車両55が出口ゲートに到着したと判断することができる。これを拡張すると、携帯電話1が初期状態から奇数回目にETC信号を受信したときには、車両55が入口ゲートに到着したと判断し、携帯電話1が偶数回目にETC信号を受信したときには、車両55が出口ゲートに到着したと判断することができる。モード設定部9は、車両55が入口ゲートに到着したときに、携帯電話1を有料道路走行モードに設定する。モード設定部9は、車両55が出口ゲートに到着したときに、携帯電話1を通常道路走行モードに設定する。
図5は、有料道路走行中の車両の状態を説明するための図である。
有料道路走行中には、携帯電話1は、有料道路走行モードに設定され、携帯電話1とBT機器51の間でブルートゥース方式で通信が行われる。携帯電話1で受信した音声は、BT機器51へ送信され、BT機器51のスピーカから音声が出力される。また、BT機器51のマイクに入力された音声は、携帯電話1へ送信される。携帯電話1は、受信した音声を無線基地局へ送信する。したがって、ユーザは、携帯電話1を保持することなく、通話が可能である。
図6は、車両が有料道路の入口ゲート付近に所在するときのETC信号の受信手順を表すフローチャートである。
ステップS201において、ETCシステムが、車両55を検知する。
ステップS202において、ETCシステムが、入口ゲート名などを含む入口情報を表わすETC信号を送信する。
ステップS203において、ETC車載器61が、入口情報を表わすETC信号を受信する。ステップS203と並行して、ステップS204において、携帯電話1が、入口情報を表わすETC信号を受信する。
ステップS205において、ETC車載器61が、受信したETC信号によって表される入口情報を記憶する。
図7は、車両が有料道路の出口ゲート付近に所在するときのETC信号の受信手順を表すフローチャートである。
ステップS301において、ETCシステムが、車両55を検知する。
ステップS302において、ETCシステムが、情報の送信要求を表わすETC信号を送信する。
ステップS303において、ETC車載器61が、情報の送信要求を表わすETC信号を受信する。ステップS303と並行して、ステップS304において、携帯電話1が、情報の送信要求を表わすETC信号を受信する。
ステップS305において、ETC車載器61が、記録している入口情報および、車両を特定するための車両情報を表わすETC信号を送信する。
ステップS306において、ETCシステムが、入口情報および車両情報を表わすETC信号を受信する。
ステップS307において、ETCシステムが、受信したETC信号で表わされる入口情報および車両情報に基づいて、有料道路の通行料金を計算する。
ステップS308において、ETCシステムが、料金情報を表わすETC信号を送信する。
ステップ309において、ETC車載器61が、料金情報を表わすETC信号を受信する。
図8は、本実施の形態の携帯電話の動作手順を表わすフローチャートである。
ステップS101において、モード設定部9によって、ドライブモードがオン設定されたときには、処理がステップS102に進む。
ステップS102において、モード設定部9は、変数Kを0に設定するとともに、携帯電話1を通常道路走行モードに設定する。
ステップS103において、ETC受信制御部5が、K=0のときを除いて前回の受信から所定時間経過後にETC信号を受信したときには、処理がステップS104に進む。ETC受信制御部5は、K=0のときには、所定時間経過後の要件なしに、ETC信号を受信したときに、処理がステップS104に進む。
ETC受信制御部5が、K=0のときを除いて前回の受信から所定時間経過後にETC信号を受信しないときには、処理がステップS114に進む。ETC受信制御部5は、K=0のときには、所定時間経過後の要件なしに、ETC信号を受信しないときに、処理がステップS114に進む。
このように、前回の受信から所定時間経過後の要件を課したのは、特に出口ゲートにおいて、図7に示すように、ETC信号が複数回送信されるため、出口ゲートにおける1つ目のETC信号の受信のみを識別し、2つ目のETC信号の受信を無視するためである。
ステップS104において、モード設定部9は、変数Kをインクリメントする。
ステップS105において、変数Kが奇数の場合には、処理がステップS106に進む。変数Kが偶数の場合には、処理がステップS107に進む。
ステップS106において、モード設定部9は、携帯電話1を有料道路走行モードに設定する。
ステップS107において、モード設定部9は、携帯電話を通常道路走行モードに設定する。
ステップS108において、WiFi通信制御部6が、着呼を受信したときには、処理がステップS109に進む。WiFi通信制御部6が、着呼を受信しなかったときには、処理がステップS103に戻る。
ステップS109において、携帯電話1が有料道路走行モードに設定されている場合には、処理がステップS110に進む。携帯電話1が通常道路走行モードに設定されている場合には、処理がステップS114に進む。
ステップS110において、BT通信制御部7が、ペアリングされているBT機器51へ接続要求を送信する。
ステップS111において、BT通信制御部7が、BT機器51から応答を受信した場合には、処理がステップS112に進む。BT通信制御部7が、BT機器51から応答を受信しなかった場合には、処理がステップS113に進む。
ステップS112において、制御部8は、WiFi通信制御部6から出力される通話相手の音声をレシーバ13ではなく、BT通信制御部7に出力する。BT通信制御部7は、送信回路4b、第2アンテナ2bを通じて、通話相手の音声をBT機器51へ送信する。BT機器51は、受信した音声をBT機器51のスピーカから出力する。また、BT機器51は、BT機器51のマイクに入力されたユーザの音声を携帯電話1へ送信する。携帯電話1のBT通信制御部7は、第2アンテナ2b、受信回路3bを通じてユーザの音声を受信して、制御部8へ出力する。制御部8は、受け取ったユーザの音声をWiFi通信制御部6に出力する。WiFi通信制御部6は、送信回路4a、第1アンテナ2aを通じて、ユーザの音声を無線基地局へ送信する。無線基地局は、受信したユーザの音声を通話相手へ送信する。
ステップS113において、モード設定部9は、携帯電話をハンズフリー通話モードに設定する。ハンズフリー通話モードに設定されると、制御部8は、WiFi通信制御部6から出力される通話相手の音声をレシーバ13ではなく、スピーカ12へ出力する。
ステップS114において、制御部8は、WiFi通信制御部6、送信回路4a、第1アンテナ2aを通じて、現在ドライブ中である旨の応答を通話相手へ送信するように指示する制御信号を無線基地局へ送信する。無線基地局は、「現在、自動車を運転中なので電話に出られません。」などの応答メッセージを通話相手へ送信する。
以上のように、本実施の形態によれば、ETC信号の受信の有無に基づいて、車両が有料道路走行中か否かを判定し、有料道路走行中には、長時間の運転が想定されるので、車内のBT機器を用いてハンズフリー通話を行なう。これによって、有料道路走行中に安全運転を確保した通話が可能となる。
(変形例)
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、たとえば以下のような変形例も含む。
(1)BT接続する他の端末
本実施の形態では、運転者の携帯電話とブルートゥース方式で接続するBT機器として、図5に示すような専用のハンズフリー機器としたが、これに限定するものではない。たとえば、運転者の携帯電話が、同乗者の携帯電話とブルートゥース方式で接続し、同乗者の携帯電話から音声の入力および音声の出力が行われるものとしてもよい。
この場合、同乗者が電話に応答することになるので、「現在運転中のため、同乗者の○○に転送します。」などの音声メッセージを通話相手側に送信するものとしてもよい。
(2)近距離通信方式
本実施の形態では、近距離通信方式としてブルートゥース方式を例にしたが、これに限定するものではなく、たとえば、NFC(Near Filed Communication)方式の近距離通信方式を用いてもよい。
(3)ETC信号の受信
本実施の形態では、携帯電話の第1のアンテナがWiFi信号とETC信号を受信するものとしたが、これに限定されるものではない。携帯電話の第1のアンテナがWiFi信号を受信し、ETC信号は、別の手段で受信するものとしてもよい。
たとえば、ETC車載器がETC信号を受信したことをブルートゥース方式などの近距離通方式で携帯電話に通知するものとしてもよい。
あるいは、携帯電話と車両内の情報通信機器とが有線または無線で接続されている場合には、ETC車載器が、ETC信号を受信したことを情報通信機器に知らせ、情報通信機器から携帯電話にETC信号を受信したことを通知するものとしてもよい。
(4)高速道路走行中の判断
本実施の形態では、ETC信号に基づいて、有料道路走行モードの設定および設定解除を行ったが、これに限定するものではない。たとえば、GPS受信機によって車両が入口ゲート付近に所在することを検知したときに、有料道路走行モードに設定し、GPS受信機によって車両が有料道路の出口ゲート付近に所在することを検知したときに、有料道路走行モードの設定を解除することとしてもよい。
(5)ETC信号の受信
携帯電話が狭帯域のETC信号を受信するためには、携帯電話を適切な位置に配置するのが望ましい。したがって、携帯電話と車両内の情報通信機器とが有線または無線で接続されたとき、または情報通信機器と接続後、携帯電話をドライブモードに設定したとき、または情報通信機器と接続後エンジンのパワーをオンにしたときに、携帯電話からユーザに対して、携帯電話をETC信号が受信しやすい場所に置くように通知することとしてもよい。
(6)ドライブモード
本発明の実施形態は、図8のステップS101に示されるように、携帯電話がユーザによってドライブモードに設定されている場合を前提としたが、これに限定するものではない。ユーザによって携帯電話がドライブモードに設定されていなくても、図8のステップS102〜S114の制御が実行されるものとしてもよい。
(7)WiFi信号の周波数帯域
本実施の形態では、WiFi信号の周波数帯域として、携帯電話の使用地域が日本であることを想定して5150〜5725MHzであると説明したが、携帯電話の使用地域に応じてWiFi信号の周波数帯域は異なる。
したがって、アンテナ2a、受信回路3a、および送信回路4aは、携帯電話の使用地域に応じたWiFi信号の周波数帯域の信号が処理可能なように構成される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 携帯電話、2a,2b アンテナ、3a,3b 受信回路、4a,4b 送信回路、5 ETC受信制御部、6 WiFi通信制御部、7 BT通信制御部、8 制御部、9 モード設定部、10 タッチパネル、11 液晶ディスプレイ、12 スピーカ、13 レシーバ、14 マイク、15,22,23,28 増幅部、16,17 バンドパスフィルタ、18,24 復調部、19,25 A/D変換器、20,26 D/A変換器、21,27 変調部。

Claims (8)

  1. ETC信号の受信および無線基地局からの信号の受信が可能なアンテナと、
    前記ETC信号の受信に基づいて、前記携帯電話を有料道路走行モードに設定する設定部と、
    前記無線基地局を通じて相手側通信装置からの着呼があった場合に、前記有料道路走行モードに設定されているときには、他の機器と近距離通信方式で無線接続する制御部とを備えた、携帯電話。
  2. 前記制御部は、前記相手側通信装置からの着呼があった場合に、前記有料道路走行モードに設定されていないときには、前記相手側通信装置に車両を運転中である旨が通知されるように制御する、請求項1記載の携帯電話。
  3. 前記制御部は、前記相手側通信装置からの着呼があった場合に、前記有料道路走行モードに設定され、かつ近距離通信が不可能なときには、前記携帯電話をハンズフリー通話モードに設定する、請求項1記載の携帯電話。
  4. 前記設定部は、前記ETC信号の帯域幅として定められている所定の帯域の信号の受信の有無に基づいて、前記携帯電話を前記有料道路走行モードに設定し、または前記有料道路走行モードの設定を解除する、請求項1記載の携帯電話。
  5. 前記設定部は、ユーザの操作によって前記携帯電話がドライブモードに設定されている場合に、前記ETC信号の受信間隔および受信回数に基づいて、前記携帯電話を有料道路走行モードに設定し、または前記有料道路走行モードの設定を解除する、請求項4記載の携帯電話。
  6. 前記近距離通信方式は、ブルートゥース方式である、請求項1記載の携帯電話。
  7. 前記他の機器は、車両の同乗者の携帯電話である、請求項1記載の携帯電話。
  8. 前記制御部は、前記同乗者の携帯電話に転送する旨を通知する、請求項7記載の携帯電話。
JP2014240428A 2014-11-27 2014-11-27 携帯電話 Expired - Fee Related JP6420641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014240428A JP6420641B2 (ja) 2014-11-27 2014-11-27 携帯電話

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014240428A JP6420641B2 (ja) 2014-11-27 2014-11-27 携帯電話

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016103710A true JP2016103710A (ja) 2016-06-02
JP6420641B2 JP6420641B2 (ja) 2018-11-07

Family

ID=56089632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014240428A Expired - Fee Related JP6420641B2 (ja) 2014-11-27 2014-11-27 携帯電話

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6420641B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10108263A (ja) * 1996-10-02 1998-04-24 Nec Corp 無線通信機
JP2002112331A (ja) * 2000-09-27 2002-04-12 Hitachi Kokusai Electric Inc 携帯電話システム
JP2002352288A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Tsubasa System Co Ltd 携帯電話および携帯電話を利用した通行料課金方法
JP2005203943A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Denso Corp 携帯電話、ハンズフリー装置、およびハンズフリーシステム
JP2005269417A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Nec Saitama Ltd 携帯型移動無線電話装置の自動ドライブモード設定方法及びシステム
JP2006295387A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Nec Access Technica Ltd 移動端末及びその利用規制方法
JP2006352789A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及び制御プログラム
JP2007081498A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Nec Access Technica Ltd 携帯通信端末
JP2010258725A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Casio Computer Co Ltd 携帯端末システム、及び携帯端末
JP2013145947A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Nec Saitama Ltd 携帯端末装置の充電システム及び携帯端末装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10108263A (ja) * 1996-10-02 1998-04-24 Nec Corp 無線通信機
JP2002112331A (ja) * 2000-09-27 2002-04-12 Hitachi Kokusai Electric Inc 携帯電話システム
JP2002352288A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Tsubasa System Co Ltd 携帯電話および携帯電話を利用した通行料課金方法
JP2005203943A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Denso Corp 携帯電話、ハンズフリー装置、およびハンズフリーシステム
JP2005269417A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Nec Saitama Ltd 携帯型移動無線電話装置の自動ドライブモード設定方法及びシステム
JP2006295387A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Nec Access Technica Ltd 移動端末及びその利用規制方法
JP2006352789A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及び制御プログラム
JP2007081498A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Nec Access Technica Ltd 携帯通信端末
JP2010258725A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Casio Computer Co Ltd 携帯端末システム、及び携帯端末
JP2013145947A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Nec Saitama Ltd 携帯端末装置の充電システム及び携帯端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6420641B2 (ja) 2018-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007081498A (ja) 携帯通信端末
KR102110579B1 (ko) 차량용 핸즈프리 장치 및 그 장치의 휴대용 단말 기기 연결 제어 방법
JP2001508269A (ja) 移動パーソナル・セキュリティ・システムのための携帯移動無線電話アーキテクチャおよび方法
US20100311476A1 (en) Marine communication device with wireless cellular telephone connectivity
JPWO2019069590A1 (ja) 送受信装置、携帯端末、及び通信用プログラム
JP4319573B2 (ja) 移動通信端末装置
JP2007258988A (ja) 移動無線通信システム、携帯電話端末車内使用制限方法およびプログラム
JP6420641B2 (ja) 携帯電話
JP2010278857A (ja) ハンズフリー携帯電話機
JP2014192679A (ja) 車載機器とそれを搭載した自動車と車載機器を用いた電子機器システム
JP3924837B2 (ja) 通信制御方法及び通信制御装置
JP2010232944A (ja) 移動無線機、基地局、位置情報管理装置
KR101956027B1 (ko) 메시지 전송 장치 및 이를 이용한 메시지 전송 방법
US20220219681A1 (en) System and method for limiting mobile phone use by drivers
JP3842793B2 (ja) 移動通信端末装置
JP2018525851A (ja) 任意の種類の自動車の中で使用される場合に携帯電話装置を遮断するシステム
JP5802358B2 (ja) 緊急通報システムおよび緊急通報装置
KR101805130B1 (ko) 상황정보 통신 기능의 라디오 장치
CN201594818U (zh) 一种支持收音机外放扩音免提通话的手机及通讯系统
CN107124705B (zh) 提供多边语音呼叫的远程信息处理终端和控制终端的方法
KR20130120570A (ko) 운전자 상황정보 자동발송방법, 시스템 및 단말기
KR100594053B1 (ko) 블루투스 무선 이어폰을 운용하는 휴대폰에서 무선 이어폰의 통화권 이탈시 경고음 발생방법
JP2005198123A5 (ja)
JP2013079848A (ja) レーダー探知機
JP3213777U (ja) 車両用遠隔始動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6420641

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees