JP2006352737A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1のデータ記憶部に記憶されている受信データが第2のデータ記憶部にバックアップされているか否かを容易に確認することができるようにする。
【解決手段】 オペレータにより表示指令が与えられたことにより、第1のデータ記憶部102に記憶されている受信データを表わす名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている受信データを表わす名称情報とを互いに対応させた状態で液晶表示部76に左右に並べて表示させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データ記憶部に記憶されている受信データに基づいて記録紙に画像を記録するようにしたファクシミリ装置に関する。
近年、外部のファクシミリ装置から送信されてきた受信データを内蔵されているハードディスクなどの第1のデータ記憶部に記憶し、必要に応じて第1のデータ記憶部に記憶されている受信データを読み出して記録紙に画像を記録するようにしたファクシミリ装置が汎用されている(例えば、特許文献1)。このようなファクシミリ装置においては、ハードディスクなどの第1のデータ記憶部が壊れた場合に備えて第1のデータ記憶部に記憶されている受信データを外部メディアなどの第2のデータ記憶部にバックアップしておくことが望まれる。
特開2000−216934号公報
ところが、上記従来のファクシミリ装置においては、ハードディスクなどの第1のデータ記憶部に記憶されている受信データを外部メディアなどの第2のデータ記憶部にバックアップした場合、その第2のデータ記憶部に確実にバックアップされているか否かを確認するには第1のデータ記憶部と第2のデータ記憶部とに記憶されている各受信データを読み出してみるしかないことから、その確認が容易にできないという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、第1のデータ記憶部に記憶されている受信データが第2のデータ記憶部にバックアップされているか否かを容易に確認することができるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、データ記憶部に記憶されている受信データに基づいて記録紙に画像を記録するようにしたファクシミリ装置であって、受信データを記憶する第1のデータ記憶部と、この第1のデータ記憶部に記憶される受信データをバックアップする第2のデータ記憶部と、所定の情報を表示する表示部と、オペレータにより表示指令が与えられることにより前記第1のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報及び前記第2のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報を前記表示部に表示させる表示制御部とを備えたことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に係るファクシミリ装置であって、前記表示制御部は、前記第1のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報及び前記第2のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報を前記表示部に並べて表示するものであることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2に係るファクシミリ装置であって、前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか否か又は空き容量がゼロになったか否かを判別する容量判別部と、前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか又はゼロになった場合に次の新たな受信を禁止する受信制御部とを備えたことを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1又は2に係るファクシミリ装置であって、前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか否か又は空き容量がゼロになったか否かを判別する容量判別部と、受信途中において前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか又はゼロになった場合に当該受信を禁止する受信制御部とを備えたことを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項3又は4に係るファクシミリ装置であって、前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか又はゼロになった場合にその旨を報知する報知制御部を備えたことを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項5に係るファクシミリ装置であって、前記報知制御部は、空き容量が所定容量よりも少なくなった旨のメッセージ又は空き容量がゼロになった旨のメッセージを記録紙に記録することにより報知するものであることを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項5又は6に係るファクシミリ装置であって、前記報知制御部は、空き容量が所定容量よりも少なくなった旨のメッセージ又は空き容量がゼロになった旨のメッセージを管理者に対してメール送信することにより報知するものであることを特徴としている。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかに係るファクシミリ装置であって、前記第1のデータ記憶部に記憶されている受信データ及び前記第2のデータ記憶部に記憶されている受信データの少なくとも何れか一方の受信データに対しオペレータにより消去指令が与えられることにより、前記第1のデータ記憶部に記憶されている受信データ及び前記第2のデータ記憶部に記憶されている受信データのうち消去指令の与えられた互いに対応する受信データを同時に消去するデータ消去制御部を備えたことを特徴としている。
請求項9の発明は、請求項8に係るファクシミリ装置であって、前記データ消去制御部は、前記表示部に表示される名称情報であって、消去すべき受信データに対応する名称情報がオペレータにより選択されることで当該名称情報に対応する受信データを当該名称情報と共に消去するものであることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、第1のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報及び第2のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報が表示部に表示されるので、オペレータは表示部に表示された第1のデータ記憶部の名称情報及び第2のデータ記憶部の名称情報を目視するだけで第1のデータ記憶部に記憶されている受信データが第2のデータ記憶部にバックアップされているか否かを容易に確認することができる。
請求項2の発明によれば、第1のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報及び第2のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報が表示部に並べて表示されるので、オペレータは表示部に表示された第1のデータ記憶部の名称情報及び第2のデータ記憶部の名称情報を対比して目視するだけで第1のデータ記憶部に記憶されている受信データが第2のデータ記憶部にバックアップされているか否かを容易に確認することができる。
請求項3の発明によれば、第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか又はゼロになった場合に次の新たな受信が禁止されるので、第2のデータ記憶部にバックアップできない状態での受信を回避することができ、バックアップ機能の動作信頼性に優れたものとすることができる。
請求項4の発明によれば、受信途中において第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか又はゼロになった場合に当該受信が禁止されるので、第2のデータ記憶部にバックアップできない状態での受信を回避することができ、バックアップ機能の動作信頼性に優れたものとすることができる。
請求項5の発明によれば、第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか又はゼロになった場合にその旨が報知されるので、不要な受信データを消去することで受信可能な状態を維持することが可能になる。
請求項6の発明によれば、空き容量が所定容量よりも少なくなった旨のメッセージ又は空き容量がゼロになった旨のメッセージが記録紙に記録されて報知されるので、オペレータなどは当該メッセージを確実に認識することができ、不要な受信データを消去することで受信可能な状態を維持することが可能になる。
請求項7の発明によれば、空き容量が所定容量よりも少なくなった旨のメッセージ又は空き容量がゼロになった旨のメッセージが管理者に対してメール送信されるので、管理者などは当該メッセージを確実に認識することができ、不要な受信データを消去することで受信可能な状態を維持することが可能になる。
請求項8の発明によれば、第1のデータ記憶部に記憶されている受信データ及び第2のデータ記憶部に記憶されている受信データのうち互いに対応する受信データが同時に消去されるので、第1のデータ記憶部に記憶されている受信データが第2のデータ記憶部にバックアップされていないとの疑念の生じる余地をなくすことができる。
請求項9の発明によれば、表示部に表示されている名称情報がオペレータにより選択されることで当該名称情報に対応する受信データが名称情報と共に消去されるので、不要な受信データを確実に消去することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の概略構成を説明するための内部構成図である。この図において、ファクシミリ装置10は、本実施形態では複写機及びプリンタとしての複数の機能を併せ持った複合機を構成するものであり、原稿画像を読み取る画像読取部12と、画像読取部12の上方に位置する原稿載置部14と、原稿載置部14の上方に位置する自動原稿給送部16と、画像読取部12の下方に位置する画像形成部18と、画像読取部12の近傍に位置する操作盤20とを備えている。
画像読取部12は、左右方向に配設されたガイドレール26と、ガイドレール26に沿って左右方向に往復動可能に配設された画像読取手段であるスキャナ28とを備えている。スキャナ28は、原稿面を照明するLEDなどからなる光源、原稿画像を読み取るCCD(Charge coupled device)などからなる原稿読取部などを備えており、通常は所定のホームポジションに待機するようになっている。なお、画像読取部12で読み取られた原稿画像は、所定の信号処理が施された後にデジタル信号に変換され、所定の原稿記憶部に画像データとして記憶される。
原稿載置部14は、画像読取部12の頂部に装着された第1のコンタクトガラス32と、第1のコンタクトガラス32の左方に配設された第2のコンタクトガラス34とを備えている。この第1のコンタクトガラス32は、静止原稿に対してスキャナ28を走査させることにより画像を読み取る静止原稿読取領域を構成し、第2のコンタクトガラス34は、その位置に静止したスキャナ28に対して原稿を移動させることにより画像を読み取る搬送原稿読取領域を構成する。
自動原稿給送部16は、原稿装着部38と、原稿排出部40と、給紙ローラ42と、搬送ローラ44を有する原稿搬送部46とを備えており、原稿装着部38にセットされた原稿束から給紙ローラ42により原稿を1枚ずつ繰り出して原稿搬送部46により第2のコンタクトガラス34に向けて搬送すると共に、第2のコンタクトガラス34の下方に位置するスキャナ28により原稿画像の読み取られた原稿を原稿排出部40に排出するものである。
なお、原稿の両面に画像が形成されているときには、第2のコンタクトガラス34を通過した原稿が逆回転する搬送ローラ44により引き戻されて反転された後、再び第2のコンタクトガラス34の位置に搬送されることにより反対面の原稿画像の読み取りが行われる。この自動原稿給送部16は、図中の奥行側端部を回動支点にして第1のコンタクトガラス32に対し開閉可能に構成されており、第1のコンタクトガラス32上に載置される原稿の押え部を兼ねた構成となっている。
画像形成部18は、光学ユニット50と、感光体ドラム52を有する像形成部54と、定着部56と、記録紙搬送部58と、記録紙排出部60とを備えている。光学ユニット50は、スキャナ28により読み取られたものであって上述の原稿記憶部から読み出された原稿画像を感光体ドラム52に露光するためのものであり、その読み出された原稿画像に基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力する発光部、この発光部からのレーザ光を感光体ドラム52に向けて反射する反射ミラーなどを備えている。
像形成部54は、記録紙に画像を記録するためのもので、感光体ドラム52の周面に上流側から下流側に向けて帯電器、現像部、クリーニング部などを順に配設することで構成されたものである。感光体ドラム52は、図略の駆動モータの回転駆動により矢印方向に定速回転され、帯電器と対向する位置で静電領域が形成され、この静電領域に光学ユニット50から出力されるレーザ光により静電潜像が形成され、現像部と対向する位置で静電潜像がトナー像に現像される。この感光体ドラム52の対向位置には転写ローラが所定間隔を介して配設されており、トナー像の形成された感光体ドラム52は、その転写ローラと対向する位置で記録紙にトナー像を転写し、クリーニング部と対向する位置で表面に残留しているトナーが除去される。
定着部56は、像形成部54でトナー像が転写されて搬送されてきた記録紙を加熱することにより定着処理を行うものである。記録紙搬送部58は、サイズの異なる記録紙が積層されて収納された複数の給紙カセット64と、給紙カセット64内の記録紙を外部に引き出す給紙ローラ66と、給紙カセット64から引き出された記録紙を感光体ドラム52に導くと共に、感光体ドラム52でトナー像が形成された記録紙を定着部56に搬送し、定着部56を経由して記録紙排出部60に導く記録紙搬送路68と、記録紙搬送路68の適所に配設されて記録紙を下流側に搬送する搬送ローラ70とを備えている。
記録紙排出部60は、画像形成部18の上部に形成されたもので、画像の形成された記録紙を排出するためのものである。操作盤20は、複写濃度や倍率などの画像形成条件を設定したり所定情報を表示したりする液晶表示部76と、ファクシミリ機能、複写機能及びプリンタ機能のうち1の機能を選択する機能選択キー78と、液晶表示部76への情報の表示を指示する表示指示キー80と、記憶部に記憶されているデータのうち、消去すべきデータを選択する消去選択キー82と、消去選択キー82により選択されたデータの消去を指示する消去指示キー84と、相手方のファクシミリ装置に接続するための電話番号を入力したり、原稿を複写する場合の複写部数などを設定したりするテンキー86と、所定の動作を開始させるスタートボタン88とを備えている。
なお、給紙カセット64の上方には、バイパス給紙部90が配設されており、バイパス給紙部90に記録紙が載置されると、その記録紙は順に給紙ローラ92により繰り出されて感光体ドラム52側に搬送される。
図2は、ファクシミリ装置10の制御動作を説明するためのブロック図である。すなわち、ファクシミリ装置10は、その適所に全体の動作を制御するための制御部100を備えている。この制御部100は、演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、処理プログラムやデータなどを記憶するROM(Read-Only Memory)、及び、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)を備えたマイクロコンピュータなどで構成されたものである。
この制御部100には、画像読取部12、自動原稿給送部16、画像形成部18及び操作盤20が所定のインターフェース回路を介して接続されると共に、HDD(Hard disk drive)などの大きな記憶容量を有する第1のデータ記憶部102と、第1のデータ記憶部102に記憶されるデータのうち所定のデータをバックアップするためのコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリなどの第1のデータ記憶部102よりも小さな記憶容量を有する第2のデータ記憶部104と、受信データに当該受信データを表わす名称情報を付与するためのテーブルを記憶する記憶部であるテーブルメモリ105と、公衆回線を介して相手方とファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部106と、インターネットを介して相手方とメール通信を行うメール通信部108とが所定のインターフェース回路を介して接続されている。
ここで、第1のデータ記憶部102は、画像読取部12で読み取られた原稿画像データを記憶すると共に、パソコンなどの外部装置から送信されてきた原稿画像データを記憶する原稿記憶部109と、外部のファクシミリ装置から送信されてきたデータをファクシミリ通信部106で受信することにより得たファックス画像データである受信データを記憶する受信データ記憶部110と、受信データ記憶部110に記憶される受信データを表わす名称情報を記憶する名称情報記憶部112とを備えている。
なお、名称情報記憶部112には、受信データを表わす名称情報として、本実施形態では、ファックス画像データの受取側である受信元の組織名と、受信データから読み取ったタイトル名とが記憶される。この受信元の組織名は、例えば、相手側の電話番号に基づいてテーブルメモリ105から読み出すことで付与され、タイトル名は、ファックス画像データの件名欄などから読み取ることで付与される。このように、受信データに名称情報が付与されることで、名称情報に基づいて受信データを特定することができる。
また、第2のデータ記憶部104は、第1のデータ記憶部102の受信データ記憶部110及び名称情報記憶部112に記憶されているデータのみをバックアップするためのものであり、第1のデータ記憶部102の受信データ記憶部110に記憶される受信データを記憶する受信データ記憶部114と、第1のデータ記憶部102の名称情報記憶部112に記憶される名称情報を記憶する名称情報記憶部116とを備えている。
また、テーブルメモリ105は、ファックス画像データを送信してきた相手側の電話番号とファックス画像データの受取側である受信元の組織名とをテーブル形式で記憶するようにしたものである。すなわち、ファックス画像データを送信する送信元とファックス画像データを受信する受信元とは一般的に対応関係があることから、本実施形態では相手側の電話番号から受信元の組織名を得るようにしている。
また、制御部100には、着信判別部118、記憶制御部120、指示判別部122、表示制御部124、容量判別部126、受信制御部128、報知制御部130、消去判別部132、及び、データ消去制御部134としての各機能実現部を備えている。ここで、着信判別部118は、外部のファクシミリ装置からの着信があったか否かを判別するものである。この判別は、ファクシミリ通信部106で検出される着信検出信号に基づいて行うことができる。
記憶制御部120は、ファクシミリ通信部106により外部からの送信データを受信した場合、その受信データを第1のデータ記憶部102の受信データ記憶部110に記憶させると共に、受信データを表わす名称情報としてテーブルメモリ105から相手側の電話番号に基づいて受信元の組織名を読み出すと共に、受信データを表わす名称情報として受信データに含まれるタイトル名を抽出して第1のデータ記憶部102の名称情報記憶部112に記憶させるものである。
また、この記憶制御部120は、第1のデータ記憶部102の受信データ記憶部110に記憶される受信データを第2のデータ記憶部104の受信データ記憶部114に記憶させると共に、第1のデータ記憶部102の名称情報記憶部112に記憶される名称情報を第2のデータ記憶部104の名称情報記憶部116に記憶させるものである。これにより、第1のデータ記憶部102の受信データ記憶部110に記憶される受信データ及び第1のデータ記憶部102の名称情報記憶部112に記憶される名称情報のバックアップが行われる。
指示判別部122は、操作盤20の機能選択キー78、表示指示キー80、消去指示キー84及びスタートボタン88のいずれかがオペレータにより操作された場合、そのオペレータによる指示を判別するものである。これらの判別は、例えば、所定のキーやボタンが操作されることに応じて出力される操作信号を検出することにより行うことができる。
表示制御部124は、オペレータにより表示指示キー80が操作されることで表示指令が与えられた場合に、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と、第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とを読み出し、その読み出した各名称情報を液晶表示部76に表示させるものである。
この表示制御部124は、例えば図3に示すように、液晶表示部76の表示面に第1のデータ記憶部102の領域と第2のデータ記憶部104の領域とを左右に分けて設定すると共に、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とを各領域に互いに対応させて左右に並べて表示するようにしている。
ここでは、名称情報として、営業1課、営業2課、営業3課及び営業4課というファックス画像データの受信元の組織名を表示しており、同一の組織に複数の受信データが記憶されている場合はその受信データのタイトル名を組織名毎に縦方向に並べて表示するようにしている。このように、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とを液晶表示部76に互いに対応させて左右に並べて表示することで、オペレータは液晶表示部76を左右対比して目視するだけで第2のデータ記憶部104にバックアップの抜けがないかどうかを容易に確認することができる。
容量判別部126は、第2のデータ記憶部104の空き容量が予め設定した所定容量よりも少なくなったか否かを判別するものである。この空き容量は、例えば第2のデータ記憶部104の全記憶容量から現時点で記憶されているデータ量を差し引くことで求めることができるので、この求めた空き容量と予め設定した所定容量とを対比することで判別することができる。
受信制御部128は、第2のデータ記憶部104の空き容量が予め設定した所定容量よりも多い場合はファクシミリ通信部106による受信を許可する一方、第2のデータ記憶部104の空き容量が予め設定した所定容量よりも少なくなった場合にファクシミリ通信部106による次の新たな受信を禁止するものである。
この受信の禁止は、例えば、ファクシミリ通信部106により相手側のファクシミリ装置に受信不能信号(通信エラー信号)を送信することにより、相手側からの送信が不能となるようにすることで実行される。このように、第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量よりも少なくなった場合に次の新たな受信を禁止することで、第2のデータ記憶部104によりバックアップできない状態での受信を回避することができ、バックアップ機能の動作信頼性に優れたファクシミリ装置を実現することができる。
報知制御部130は、第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量よりも少なくなった場合に、その旨をファクシミリ装置10のオペレータあるいはファクシミリ装置10の管理者に報知するものである。この報知制御部130は、第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量よりも少なくなった場合に、制御部100を構成するROMなどの記憶部から第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量よりも少なくなったことを示すメッセージを読み出し、画像形成部18を作動させて読み出したメッセージを記録紙に記録することにより報知すると共に、そのメッセージを予め設定されているファクシミリ装置10の管理者に対してメール通信部108によりメール送信することにより報知するものである。
消去判別部132は、消去選択キー82が操作されて消去すべきデータが選択されたか否かを判別するものである。この判別は、例えば、消去選択キー82が操作されることに応じて出力される操作信号を検出することにより行うことができる。
データ消去制御部134は、消去指示キー84が操作された場合に、消去選択キー82により選択された受信データであって、第1のデータ記憶部102に記憶されている受信データ、及び、第2のデータ記憶部104に記憶されている対応する受信データを同時に消去するものである。なお、受信データが消去されると、それに伴って対応する名称情報も同時に消去される。
なお、このデータ消去制御部134は、第1のデータ記憶部102に記憶されている受信データが読み出されて記録紙に記録された場合、その記録紙に記録された第1のデータ記憶部102に記憶されている受信データ及び第2のデータ記憶部104に記憶されている対応する受信データを名称情報と共に同時に消去する。
図4は、上記のように構成されたファクシミリ装置10の動作の一例を説明するためのものであり、外部のファクシミリ装置から送信されてきたファックス画像データを受信する場合の制御動作について説明するためのフローチャートである。なお、外部のファクシミリ装置から送信されてきたファックス画像データは、ファクシミリ機能、複写機能及びプリンタ機能の何れの機能が選択されている場合であっても受信可能となっている。
まず、図略の電源スイッチがオンにされて稼動状態にある場合において、第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量(例えば、全記憶容量の10%)よりも少なくなっているか否かが容量判別部126により判別される(ステップS1)。このステップS1での判別が否定されると、外部のファクシミリ装置から着信があったか否かが着信判別部118により判別される(ステップS3)。
このステップS3での判別が肯定されると、ファクシミリ通信部106により相手方のファクシミリ装置から送信されてきたファックス画像データが受信され(ステップS5)、その後に記憶制御部120の制御動作によりテーブルメモリ105から相手側の電話番号に基づいて名称情報として組織名が読み出されると共に、ファックス画像データから名称情報としてタイトル名が読み出される(ステップS7)。なお、受信されたファックス画像データ及び受信に応じて読み出された名称情報は、制御部100を構成するRAMなどの所定の記憶部に一時的に記憶される。
次いで、所定の記憶部に一時的に記憶されているファックス画像データ及び名称情報は、記憶制御部120の制御動作により転送されて第1のデータ記憶部102に記憶されると共に、第2のデータ記憶部104にバックアップされる(ステップS9)。その後、ステップS1に移行し、各ステップの動作が繰り返し実行される。
一方、ステップS1での判別が肯定されると、第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量よりも少なくなっている旨のメッセージが報知制御部130の制御動作により報知される(ステップS11)。すなわち、本実施形態では、第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量よりも少なくなっている旨のメッセージが制御部100を構成しているROMなどの所定の記憶部から読み出され、画像形成部18が作動されることで記録紙に記録されて記録紙排出部60に排出される一方、このメッセージがメール通信部108により予め登録されているファクシミリ装置10の管理者に対しメール送信される。これにより、オペレータ及び管理者に対し第1のデータ記憶部102及び第2のデータ記憶部104に記憶されている不要な受信データを早急に消去することが促されることになる。
次いで、外部のファクシミリ装置から着信があったか否かが着信判別部118により判別される(ステップS13)。このステップS13での判別が肯定されると、受信制御部128の制御動作により受信が禁止され、受信不能信号(通信エラー信号)がファクシミリ通信部106により相手側のファクシミリ装置に対し送信される(ステップS15)。ステップS3及びステップS13での判別が否定されると、その判別が肯定されるまで待機する。
図5は、上記のように構成されたファクシミリ装置10の動作の一例を説明するためのものであり、第1のデータ記憶部102及び第2のデータ記憶部104に受信データが記憶されている場合、オペレータにより第2のデータ記憶部104にバックアップの抜けがないか否かを確認する場合の制御動作について説明するためのフローチャートである。
まず、図略の電源スイッチがオンにされて稼動状態にある場合において、オペレータにより表示指示キー80が操作されたか否かが指示判別部122により判別される(ステップS21)。このステップS21での判別が肯定されると、表示制御部124の制御動作により第1のデータ記憶部102及び第2のデータ記憶部104に記憶されている受信データを表わす名称情報が読み出され(ステップS23)、その後に液晶表示部76に読み出された名称情報が表示される(ステップS25)。この液晶表示部76における名称情報の表示は、先に説明した図3に示すように、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とが互いに対応させて左右に並べた状態で表示される。
このように、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とが液晶表示部76に互いに対応させて左右に並べて表示されることで、オペレータは液晶表示部76を左右対比して目視するだけで第2のデータ記憶部104にバックアップの抜けがないかどうかを容易に確認することができる。なお、ステップS21における判別が否定された場合、判別が肯定されるまで待機する。
図6は、上記のように構成されたファクシミリ装置10の動作の一例を説明するためのものであり、第1のデータ記憶部102及び第2のデータ記憶部104に受信データが記憶されている場合、オペレータにより第1のデータ記憶部102及び第2のデータ記憶部104に記憶されている受信データのうちの不要な受信データを消去する場合の制御動作について説明するためのフローチャートである。
まず、図略の電源スイッチがオンにされて稼動状態にある場合において、オペレータにより表示指示キー80が操作されたか否かが指示判別部122により判別される(ステップS31)。このステップS31での判別が肯定されると、表示制御部124の制御動作により第1のデータ記憶部102及び第2のデータ記憶部104に記憶されている受信データを表わす名称情報が読み出され(ステップS33)、その後に液晶表示部76に読み出された名称情報が表示される(ステップS35)。この液晶表示部76における名称情報の表示は、先に説明した図3に示すように、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とが互いに対応させて左右に並べた状態で表示される。
次いで、液晶表示部76に表示されている第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報のうち、消去すべき受信データに対応する名称情報が消去選択キー82の操作により選択されたか否かが消去判別部132により判別される(ステップS37)。なお、消去選択キー82の操作により名称情報を選択した場合、その選択された名称情報を表わす文字は反転表示される。
このステップS37における判別が肯定されると、その後に消去指示キー84が操作されることにより、選択された名称情報に対応する受信データであって、第1のデータ記憶部102に記憶されている受信データと第2のデータ記憶部104に記憶されている受信データとがデータ消去制御部134の制御動作により同時に消去される(ステップS39)。この受信データの消去に伴って、対応する名称情報も同時に消去される。
なお、液晶表示部76に表示されている第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報のうち、消去すべき受信データに対応する名称情報が消去選択キー82の操作により選択された場合であっても、選択された名称情報に対応する受信データであって、第1のデータ記憶部102に記憶されている受信データと第2のデータ記憶部104に記憶されている受信データとが名称情報と共に同時に消去される。
このように、第1のデータ記憶部102に記憶されている不要な受信データと第2のデータ記憶部104に記憶されている不要な受信データとが消去されることで、第2のデータ記憶部104の空き容量が増大されることになり、第2のデータ記憶部104の空き容量が少ないことで、外部のファクシミリ装置から送信されるファックス画像データの受信が禁止されていた場合でも受信が可能となる。ステップS31及びステップS37における判別が否定された場合、いずれも判別が肯定されるまで待機する。
なお、以上の動作説明は、外部のファクシミリ装置から送信されてくるファックス画像データを受信する場合の例であるが、原稿画像を相手側のファクシミリ装置に送信する場合は次のように実行される。すなわち、操作盤20の機能選択キー78の操作によりファクシミリ機能を選択すると共に、原稿装着部38に送信すべき原稿をセットしてスタートボタン88を操作することにより、画像読取部12で読み取られた原稿画像が第1のデータ記憶部102の原稿記憶部109に記憶される。その後、テンキー86により相手側の電話番号を入力して公衆回線に接続することで原稿記憶部109に記憶されている原稿画像データが読み出され、ファクシミリ通信部106により相手側のファクシミリ装置に送信される。
また、原稿画像を複写する場合は、操作盤20の機能選択キー78の操作により複写機能を選択すると共に、原稿装着部38に複写すべき原稿をセットするか、あるいは、第1のコンタクトガラス32上に複写すべき原稿をセットしてテンキー86により複写部数を設定したのちスタートボタン88を操作することにより、画像読取部12で読み取られた原稿画像が第1のデータ記憶部102の原稿記憶部109に記憶される。その後、原稿記憶部109に記憶された原稿画像が読み出され、画像形成部18が作動されて読み出された原稿画像が記録紙に記録される。
また、パソコンなどの外部装置から送信される原稿画像をプリントする場合は、操作盤20の機能選択キー78の操作によりプリント機能を選択すると共に、外部装置から原稿画像データを送信することで第1のデータ記憶部102の原稿記憶部109に送信した原稿画像データが記憶される。その後、原稿記憶部109に記憶された原稿画像が読み出され、画像形成部18が作動されて読み出された原稿画像が記録紙に記録される。
本発明に係るファクシミリ装置10は、上記実施形態のように、オペレータにより表示指令が与えられることにより第1のデータ記憶部102に記憶されている受信データを表わす名称情報と、第2のデータ記憶部104に記憶されている受信データを表わす名称情報とが液晶表示部76に表示されるように構成されているので、液晶表示部76の画面を見るだけで第1のデータ記憶部102に記憶されている受信データが第2のデータ記憶部104にバックアップされているか否かを容易に確認することができる。
なお、本発明に係るファクシミリ装置10は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べるような種々の変形態様を必要に応じて採用することができる。
(1)上記実施形態では、ファクシミリ装置10は、複写機及びプリンタの機能を併せ持つ複合機として説明しているが、これに限るものではない。例えば、ファクシミリ機能しか有しないものとしてもよいし、ファクシミリ機能に複写機及びプリンタのいずれか一方の機能を併せ持つものとしてもよいし、さらには他の機能を併せ持つものとしてもよい。
(2)上記実施形態では、第2のデータ記憶部104の空き容量が予め設定した所定容量よりも少なくなった場合にファクシミリ通信部106による次の新たな受信を禁止するようにしたものであるが、これに限るものではない。例えば、受信途中において第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量よりも少なくなった場合に、その受信を禁止するように受信制御部128を制御動作させるようにすることもできる。
(3)上記実施形態では、第2のデータ記憶部104の空き容量が予め設定した所定容量よりも少なくなった場合にファクシミリ通信部106による次の新たな受信を禁止するようにしたものであるが、これに限るものではない。例えば、第2のデータ記憶部104の空き容量がゼロになった場合にファクシミリ通信部106による次の新たな受信を禁止するように受信制御部128を制御動作させるようにしてもよいし、受信途中において第2のデータ記憶部104の空き容量がゼロになった場合に、その受信を禁止するように受信制御部128を制御動作させるようにしてもよい。この場合、容量判別部126は、第2のデータ記憶部104の空き容量がゼロになったか否かを判別するものとしておけばよい。
(4)上記実施形態では、液晶表示部76の表示面に第1のデータ記憶部102の領域と第2のデータ記憶部104の領域とを左右に分けて設定すると共に、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とを各領域に互いに対応させて左右に並べて表示するようにしているが、これに限るものではない。例えば、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とを各領域内において対応させることなくランダムに表示するようにしてもよい。この場合であっても、各領域内の名称情報を対比して視認することで第1のデータ記憶部に記憶されている受信データが第2のデータ記憶部にバックアップされているか否かを容易に確認することができる。
(5)上記実施形態では、液晶表示部76の表示面に第1のデータ記憶部102の領域と第2のデータ記憶部104の領域とを左右に分けて設定すると共に、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とを各領域に互いに対応させて左右に並べて表示するようにしているが、これに限るものではない。例えば、液晶表示部76の表示面に第1のデータ記憶部102の領域と第2のデータ記憶部104の領域とを上下に分けて設定すると共に、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とを各領域内において上下方向に対応させて表示するようにしてもよい。この場合であっても、各領域内の名称情報を対比して視認することで第1のデータ記憶部に記憶されている受信データが第2のデータ記憶部にバックアップされているか否かを容易に確認することができる。
(6)上記実施形態では、液晶表示部76の表示面に第1のデータ記憶部102の領域と第2のデータ記憶部104の領域とを左右に分けて設定すると共に、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とを各領域に互いに対応させて左右に並べて表示するようにしているが、これに限るものではない。例えば、液晶表示部76の表示面に第1のデータ記憶部102の領域と第2のデータ記憶部104の領域とを設定しないで、第1のデータ記憶部102に記憶されている名称情報と第2のデータ記憶部104に記憶されている名称情報とを互いに対応させて左右に並べて表示するようにしたり、互いに対応させて上下に並べて表示するようにしたりしてもよい。この場合であっても、液晶表示部76の表示面における名称情報を視認することで第1のデータ記憶部に記憶されている受信データが第2のデータ記憶部にバックアップされているか否かを容易に確認することができる。
(7)上記実施形態では、第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量よりも少なくなった場合に、その旨をファクシミリ装置10のオペレータや管理者などに報知するようにしたものであるが、これに限るものではない。例えば、第2のデータ記憶部104の空き容量がゼロになった場合に、その旨をファクシミリ装置10のオペレータや管理者などに報知するように報知制御部130を制御動作させるようにしてもよいし、受信途中において第2のデータ記憶部104の空き容量がゼロになった場合に、その旨をファクシミリ装置10のオペレータや管理者などに報知するように報知制御部130を制御動作させるようにしてもよい。この場合、容量判別部126は、第2のデータ記憶部104の空き容量がゼロになったか否かを判別するものとしておけばよい。
(8)上記実施形態では、第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量(例えば、全記憶容量の10%)よりも少なくなった場合に、その旨のメーセージを記録紙に記録すると共に、その旨のメッセージを管理者に対してメール送信するようにしているが、これに限るものではない。例えば、その旨のメーセージを記録紙に記録するか、管理者に対してメール送信するかのいずれか1つのみ実施するようにしてもよいし、いずれも実施しないようにしてもよい。また、第2のデータ記憶部104の空き容量が所定容量よりも少なくなった場合に、その旨のメーセージを液晶表示部76に表示することもできる。
(9)上記実施形態では、受信データの消去を液晶表示部76に表示される名称情報に基づいて実施するようにしているが、これに限るものではない。例えば、受信データを読み出して液晶表示部76に表示させ、不要なものを消去するようにしてもよい。また、名称情報に基づいて消去する場合であっても、第1のデータ記憶部102と第2のデータ記憶部104の両方を指定することで消去することもできる。
(10)上記実施形態では、受信データを表わす名称情報として、ファックス画像データの受取側である受信元の組織名と受信データから読み取ったタイトル名とを記憶するようにしているが、これに限るものではない。例えば、受信元の組織名に代えて個人名とすることもできる。この場合、親展受信の場合などでは、ファックス画像データの宛名欄などから個人名を読み取ることができる。この場合、テーブルメモリ105は必ずしも必要としない。要は、受信データを表わす名称情報は、ファックス画像データの受取側を特定できるものであれば如何なるものでもよい。
本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の概略構成を説明するための内部構成図である。 図1に示すファクシミリ装置の制御構成を示すブロック図である。 図1に示すファクシミリ装置の液晶表示部における固有情報の表示例を示す図である。 図1に示すファクシミリ装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すファクシミリ装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すファクシミリ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 ファクシミリ装置
76 液晶表示部(表示部)
102 第1のデータ記憶部
104 第2のデータ記憶部
124 表示制御部
126 容量判別部
128 受信制御部
130 報知制御部
134 データ消去制御部

Claims (9)

  1. データ記憶部に記憶されている受信データに基づいて記録紙に画像を記録するようにしたファクシミリ装置であって、受信データを記憶する第1のデータ記憶部と、この第1のデータ記憶部に記憶される受信データをバックアップする第2のデータ記憶部と、所定の情報を表示する表示部と、オペレータにより表示指令が与えられることにより前記第1のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報及び前記第2のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報を前記表示部に表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記表示制御部は、前記第1のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報及び前記第2のデータ記憶部に記憶されている受信データを表わす名称情報を前記表示部に並べて表示するものであることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか否か又は空き容量がゼロになったか否かを判別する容量判別部と、前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか又はゼロになった場合に次の新たな受信を禁止する受信制御部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか否か又は空き容量がゼロになったか否かを判別する容量判別部と、受信途中において前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか又はゼロになった場合に当該受信を禁止する受信制御部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のファクシミリ装置。
  5. 前記第2のデータ記憶部の空き容量が所定容量よりも少なくなったか又はゼロになった場合にその旨を報知する報知制御部を備えたことを特徴とする請求項3又は4記載のファクシミリ装置。
  6. 前記報知制御部は、空き容量が所定容量よりも少なくなった旨のメッセージ又は空き容量がゼロになった旨のメッセージを記録紙に記録することにより報知するものであることを特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。
  7. 前記報知制御部は、空き容量が所定容量よりも少なくなった旨のメッセージ又は空き容量がゼロになった旨のメッセージを管理者に対してメール送信することにより報知するものであることを特徴とする請求項5又は6記載のファクシミリ装置。
  8. 前記第1のデータ記憶部に記憶されている受信データ及び前記第2のデータ記憶部に記憶されている受信データの少なくとも何れか一方の受信データに対しオペレータにより消去指令が与えられることにより、前記第1のデータ記憶部に記憶されている受信データ及び前記第2のデータ記憶部に記憶されている受信データのうち消去指令の与えられた互いに対応する受信データを同時に消去するデータ消去制御部を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  9. 前記データ消去制御部は、前記表示部に表示される名称情報であって、消去すべき受信データに対応する名称情報がオペレータにより選択されることで当該名称情報に対応する受信データを当該名称情報と共に消去するものであることを特徴とする請求項8記載のファクシミリ装置。
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