JP2006351802A - 電子機器ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、光分配器と、この光分配器に光信号を入力する入力用光ケーブルと光分配器から出力される複数の出力用光ケーブルを収納しラック内に設置する収納ラックマウント型ケースにおいて、ケーブルを整理し収容するケース前面の空間を変更する作業を容易に行える構成を提供する。
【解決手段】ケース12をラックに固定するため、ケース12に取り付ける取付金具14の取付穴を、取付ネジ31,32が位置する複数のネジ取付部と、複数のネジ取付部を連結する連結部からなるネジ貫通穴とする。ケース12に取り付けられた取付金具を移動させる時、ネジを緩め、緩められたネジを連結部を通して目的とするネジ取付部に移動させて締め付ける。この構造により、取付ネジおよび取付金具をケースから分離することなくケースの位置を変更する事が可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、内部に分配器等を有し前面に入出力用の複数のケーブルが接続されるケースに関するものであり、特に、ラック内にスライド収納されるラックマウント型の電子機器ケースに関するものである。
例えば、光分配器とこの光分配機に接続される光ケーブルを収納するケースは、前面に多数のコネクタが設置され、コネクタに入出力用の光ケーブルを接続する構成となっている。従って、ケースの前面にはコネクタに接続されたケーブルを整理し収納する空間が必要となる。ケースをラックに収容し固定した時、ケースの前面がラックの前面より奥に位置する構成とし、ケースの前面とラックの前面の間に、ケーブルを整理し収納する空間を確保することが行われている。また、ケースを収納するラックの前面に扉を設け、通常はその扉を閉じた状態とするものも多数存在する。このような構成では扉とケースの間の空間がケーブルを収納する空間となる。
特開2003−124657号公報
ケースに接続されるケーブルの本数は使用状況により異なる。また、通信需要の増加と共に接続されるケーブルの数も増設する。このため、ケーブルの整理収容に必要となる空間は状況により変化する。また、同じ数のケーブルであっても、ケーブルの太さ堅さ等の差異により、必要とする収容空間の広さは変化する。必要とするケーブル収納空間の多様性に対処するため、ケースをラックの最も奥となるように固定し、ケーブル収納空間が最大となるように予め構成する方法が存在する。この方法では、収容するケーブルが少なく、広い収容空間を必要としない場合であっても、ケースはラックの最も奥に固定されているため、保守等の作業の効率が悪くなる。
また、ケースに取付金具を取り付け、この取付金具によりケースをラックに固定する構成において、取付金具をケースに取り付ける位置を複数設け、必要とするケーブル収納空間の広さに応じて、取付金具をケースに取り付ける位置を選択する構成が存在する。しかし、ケースとラックの位置を変更するには、取付金具をケースに取り付けているネジを全て外した後、目的とする位置に取付金具を再度ネジ止めし、固定する必要がある。そのため、作業に多大な労力を要し、取り付け誤り、あるいは部品の紛失等の原因にもなる。
本発明は、ケースに取り付けられた取付金具によりラックに固定されるラックマウント型ケースに関するものであり、取付金具の取付位置を容易に変更し得るケースを提供するものである。本発明に係るケースは、ケースとラックの位置を変更する時、取付金具をケースに取り付けている取付ネジを緩め、取付金具の位置を変更した後、再度ネジを締めて固定するものである。
本発明の第1の実施の形態は、取付金具に、取付金具の長さ方向に設けられた第1連結部と、第1連結部から分岐する複数の第1ネジ取付部からなる第1ネジ貫通穴と、第1連結部と平行な第2連結部と、第2連結部から分岐する複数の第2ネジ取付部からなる第2ネジ貫通穴が設けられている。
取付金具をケースに取り付ける際、ケースの左側では、取付ネジを第1ネジ取付部の先端を介してケースの左側に設けられたネジ穴にネジ止めする。また、右側では、取付ネジを第2ネジ取付部の先端を介してケースの右側に設けられたネジ穴にネジ止めする。取付金具が左右の両側面に取り付けられたケースは、ラック内にスライド挿入さる。取付金具の先端にL字状に設けられたラック固定部によりラックにネジ止めされる。
第2の実施の形態では、取付金具に、取付金具の長さ方向に設けられた連結部と、連結部から分岐する複数のネジ取付部からなる一つのネジ貫通穴が設けられている。
本発明では、ラック内でケースを設置する位置を変更する際、取付金具をケースにネジ止めしている取付ネジを緩め、緩められた取付ネジを取付金具の連結部内で移動させる。取付ネジを目的とするネジ取付部に移動した後、再度取付ネジを締め付ける。従って、取付金具の位置を変更する時、取付ネジと取付金具をケースから分離する必要がなく、作業効率が向上する。また、第1の実施態様では、一つの止め金具に左側用のネジ貫通穴と右側用のネジ貫通穴を設けている。この構成により、右側取付金具と左側取付金具を共通とすることが可能となる。また、第2の実施態様では、ネジ貫通穴をケースの左側で使用する時と、右側で使用する時とで共用可能な形状とし、右側取付金具と左側取付金具を共通で使用可能としている。
図1(a)は、本発明に係るスライド構造のラックマウント型ケース12を、取付金具14によりラック10に取り付けた全体図である。同図(b)は、ケース12の前面に設けられている複数のケーブル用コネクタ16に、ケーブル18を接続した状態の全体図である。コネクタに接続されたケーブル18はケース12の前面とラックの間のケーブル収納空間に収納され整理される。ラック10の前面に扉を設置することが可能である。
図2は、2つのケースが装着されているラックのケーブル収納空間部分をより詳細に示す図である。ラックマウント型ケース12の前面に複数のケーブルコネクタ18が設けられている。また、ケース12の左右両側面には、図3の示される取付金具14が取付ネジにより取り付けられている。ケース12はラック10内にスライド挿入され、所定位置に収納固定される。取付金具の先端はL字状に曲げられ、ラック固定部が形成されている。ケース12がラック10にスライド挿入されと、取付金具のL字状のラック固定部がラックの所定位置に当接し、ネジにより固定される。ケースの前面と取付金具のラック固定部との間の空間がケーブル収納空間となり、コネクタに接続されたケーブル18の整理収納に利用される。
図3にケースの左右両側面に取り付けられる取付金具が示される。同図(a)はケースの左側面に取り付ける状態を、同図(b)はケースの右側面に取り付ける状態を示している。取付金具は、ケースの左側面に取り付ける時に利用する第1のネジ貫通穴40と、ケースの右側面に取り付ける時に利用する第2のネジ貫通穴41を有している。
第1のネジ貫通穴40は、取付金具の長さ方向に伸びる第1連結部21と、第1連結部から分岐する複数の第1ネジ取付部22(図3(a)の[1]から[6]の6本)からなっている。第2のネジ貫通穴41は、取付金具の長さ方向に伸び、第1連結部21と平行な第2連結部25と、第2連結部から分岐する複数の第2ネジ取付部26(図3(b)の[1]から[5]の5本)からなっている。
取付金具の取付位置を変更する時、取付金具の移動及び固定を容易とするため、第1および第2のネジ取付部は第1および第2の連結部に対して斜めに設けられている。図3では、取付金具をケースの前下方向に引くことにより、取付ネジがネジ取付部内に進入する形状となっている。
取付金具の先端はL字状に曲げられ、ラック固定部28が形成されている。また、ラック固定部28には、ケースをラックに固定する時、固定ネジか貫通するネジ穴が設けられている。
図4は取付金具をケースの左右両側面に取り付けた斜視図であり、(a)は左からの斜視図、(b)は右からの斜視図である。同図はケース12をラック10の最も奥に設置する状態を示している。同図(a)に示される左側の取付金具14は、第1ネジ取付部22の[3]と[6]の先端で、取付ネジ31をケース12の左側面に設けられているネジ穴にネジ止めする事により、ケースに取り付けられている。また、同図(b)に示される右側の取付金具は、第2ネジ取付部25の[3]と[5]の先端で、取付ネジ32をケース12の右側面に設けられているネジ穴にネジ止めする事により、ケースに取り付けられている。
図3に示されるように、第1のネジ貫通穴と第2のネジ貫通穴は干渉しない形状となっている。本実施例の取付金具は、第1ネジ取付部22の[1]と[4]、[2]と[5]、[3]と[6]が組となってケースの左側に取り付けられる。第2ネジ取付部26の[1]と[3]、[2]と[4]、[3]と[5]が組となってケースの右側に取り付けられる。また、第1ネジ取付部22の[1]と[4]の組と第2ネジ取付部26の[1]と[3]の組が対となって第1の固定位置となり、第1ネジ取付部22の[2]と[5]の組と第2ネジ取付部26の[2]と[4]の組が対となって第2の固定位置となり、第1ネジ取付部22の[3]と[6]の組と第2ネジ取付部26の[3]と[5]の組が対となって第3の固定位置となる。当実施例では、ケースの左側面のネジ穴の間隔、即ち第1ネジ取付部22の間隔(例えば、第1ネジ取付部22の[1]と[4]の間隔)は、ケース右側のネジ穴の間隔、即ち第2ネジ取付部26の間隔(例えば、第ネジ取付部22の[1]と[3]の間隔)と異なっている。この結果、例えばケースの左側面に取付金具を取り付ける時、誤って第2の貫通穴を用いてネジ止めしようとしても、2本のネジは第2の貫通穴の第2ネジ取付部内に収まることはなく、作業者は誤りであることを容易に認識し得る。
図5−1から図5−7は、第1の固定位置、即ちケーブル収納空間が最も小さい位置にあるケースを順次、第2の固定位置、第3の固定位置へと移動させ、ケーブル収納空間を拡大する作業の手順を示すものであり、各図の(a)は左側の作業の状態を、(b)は右側の作業の状態を示す。
(1)図5−1:(a)左側取付金具は第1ネジ取付部22の[1]と[4]の先端でケース12の左側面ネジ穴にネジ止めされ、(b)右側取付金具は第2ネジ取付部23の[1]と[3]の先端でケース12の右側面ネジ穴にネジ止めされる。この状態のケース12はラック10内の第1の固定位置となる。
(2)図5−2:ケース前面のケーブル収納空間を拡大するため、ケース12の収納位置をラック10の奥方向に移動させ、第2の固定位置とする作業が開始される。ケース12の左右両測面で取付金具をネジ止めしている各2本の取付ネジを緩める。これにより、両取付金具は移動可能となる。(a)左側取付ネジが左側取付金具の第1連結部21に位置するまで、左側取付金具を斜め上方に移動させる。(b)右側取付ネジが右側取付金具の第2連結部25に位置するまで、右側取付金具を斜め上方に移動させる。
(3)図5−3:(a)左側取付ネジが左側取付金具の第1連結部21内を移動するように左側取付金具を前方に移動させ、左側取付ネジを第1ネジ取付部22の[2]と[5]の下に位置させる。(b)右側取付ネジが右側取付金具の第2連結部26内を移動するように右側取付金具を前方に移動させ、右側取付ネジを第2ネジ取付部22の[2]と[4]の下に位置させる。
(4)図5−4:(a)左側取付ネジが左側取付金具の第1ネジ取付部21の[2]と[5]を上方に移動するように左側取付金具を斜め下方に移動させ、[2]と[5]の先端で取付ネジを締め付ける。(b)右側取付ネジが右側取付金具の第2ネジ取付部26の[2]と[4]を上方に移動するように右側取付金具を斜め下方に移動させ、[2]と[4]の先端で取付ネジを締め付ける。ケース12をラック10に固定することにより、ケースはラック内の第2の固定位置となり、ケース12前方には拡大されたケーブル収納空間が確保される。
(5)図5−5:ケース12に接続されるケーブルが増加すると、ケース12の前方には更に広いケーブル収納空間が必要になる。このため、第2の固定位置にあるケースを第3の固定位置に移動させる作業を行う。(a)左側取付金具の第1ネジ取付部21の[2]と[5]の先端にある取付ネジを緩め、同ネジが左側取付金具の第1連結部21に位置するまで、左側取付金具を斜め上方に移動させる。(b)右側取付金具の第2ネジ取付部26の[2]と[4]の先端にある取付ネジを緩め、同ネジが右側取付金具の第2連結部25に位置するまで、右側取付金具を斜め上方に移動させる。
(6)図5−6:(a)左側取付ネジが左側取付金具の第1連結部21内を移動し、第1ネジ取付部22の[3]と[6]の下に位置まで、左側取付金具を前方に移動させる。(b)右側取付ネジが右側取付金具の第2連結部26内を移動し、第2ネジ取付部22の[3]と[5]の下に位置するまで、右側取付金具を前方に移動させる。
(7)図5−7:(a)左側取付ネジが左側取付金具の第1ネジ取付部21の[3]と[6]を上方に移動し、先端に達するまで、左側取付金具を斜め下方に移動させる。左側取付ネジが[3]と[6]の先端に位置した状態で取付ネジを締め固定する。(b)右側取付ネジが右側取付金具の第2ネジ取付部26の[3]と[5]を上方に移動し、それらの先端に達するまで、右側取付金具を斜め下方に移動させる。右側取付ネジが[3]と[5]の先端に位置した状態で取付ネジを締め固定する。この状態でケース12はラック10内の第3の固定位置となり、ケース12前方には更に拡大されたケーブル収納空間が確保される。
図6は、第1の実施形態に係る取付金具に設けられるネジ貫通穴の他の形状を示すものである。図6の形態では、第1ネジ取付部及び第2ネジ取付部は第1連結部及び第2連結部からほぼ直角に分岐する形状となっている。この形状とすることにより、ネジ貫通穴の形状が単純となり、取付金具の作成が容易となる。また、ネジ貫通穴の大きさは小さく、取付金具の強度は増加する。
また、図3に示される形状は、各ネジ取付部を連結部から奥方向に傾斜して分岐する形状であるが、各ネジ取付部を連結部から前方向に傾斜して分岐する形状とすることも可能である。
さらに、同実施の形態では取付金具に設けられた2本のネジ貫通穴の内、下側となるネジ貫通穴を用いてケースにネジ止めする構成であるが、上側となるネジ貫通穴を用いてケースにネジ止めする構成であっても良い。
図7は、本発明の第2の実施形態を示すものであり、(a)は取付金具50をケースの左側に取り付けた図であり、(b)はケースの右側に取り付けた図である。同実施形態の取付金具50には、連結部52と連結部52から分岐する複数のネジ取付部53とからなる一つのネジ貫通穴51が設けられている。
左側に取り付ける取付金具と、右側に取り付ける取付金具は、取付ネジを両取付金具の同じ位置のネジ取付部を介して、ケース側面に設けられているネジ穴にネジ止めする。取付金具の位置を変更するには、取付ネジ54及び55を緩め、緩められた各取付ネジが連結部52内を移動する様に取付金具を移動させる。取付ネジを目的とするネジ取付部53に位置づけし、再度各取付ネジを締め付け固定する。
第2の実施形態に係る取付金具には、連結部と複数のネジ取付部からなる一つのネジ貫通穴を有している。第2の実施形態も第1の実施形態と同様、ケースの左右側面に取り付ける取付金具を共通とする事が可能である。また、取付金具は一つのネジ貫通穴を有するのみであり、貫通穴により取付金具の強度を損なうことも少なく、小型軽量化が可能であり、安価かつ容易に制作が可能である。
本発明は、ラックにマウントされるケースに関するものであり、例えば、分光器と入出力ケーブルが収納され、前面にケーブルを接続する多数のコネクタが設けられているケースに関するものである。ケースをラックに設置し、コネクタにケーブルを接続すると、ケースの前面には多くのケーブルが存在する状態となる。従って、ケースの前面にはケースに接続されたケーブルを整理し収納する空間が必要となる。しかし、ケーブル収納空間の広さは、接続されるケーブルの種類あるいは数により異なり、接続されるケーブルが増加すると広い空間が必要となる。従って、ケース前部に確保すべきケーブル収納空間は状況に応じて変更可能であり、かつ、ケースが使用中であっても、接続ケーブルの増減に対応してケーブル収納空間の広さを変更し得る構成が必要となる。
本発明は、ケースの左右両測面に取付金具を取付ネジにより取り付け、ケースをラック内にスライド挿入し、上記取付金具によりケースをラックに固定するスライド構造のラックマウント型ケースにおいて、ケースに取り付ける取付金具の位置を容易に変更し得る構成とするものである。本発明に係る取付金具は、取付金具をケースの左右両測面に取り付ける取付ネジが貫通するネジ貫通穴を有している。ネジ貫通穴は、通常の使用時に、取付ネジが先端に位置するネジ取付部と、取付金具を移動させる時に、取付ネジが移動する連結部からなっている。取付金具の固定位置を変更する時、取付ネジを緩め、連結部内を目的とするネジ取付部に移動させ、再度取付ネジを締め付け固定する。この構成により、取付金具の取付位置を変更する時、取付ネジと取付金具をケースから取り外す必要が無く、部品が紛失する事故が防止でき、作業効率が向上する。
第1の実施態様の取付金具には、取付金具をケースの左側面に取り付ける時に使用する第1のネジ貫通穴と、右側面に取り付ける時に使用する第2のネジ貫通穴が設けられている。この構成により、取付金具を左側用と右側用で共通化することが可能となる。
また、第1のネジ取付部の間隔、即ちケース左側面のネジ穴の間隔と、第2のネジ取付部の間隔、即ちケース右側面のネジ穴の間隔が異なっている。この構成により、例えば、ケースの左側面に取付金具を取り付ける時、第2のネジ貫通穴を用いて取り付けを試みても、正常な取り付けは不可能であり、誤った取り付けを防止することが可能となる。
本発明の第2の実施態様の取付金具は、取付金具が取り付けられた時、取付ネジが位置するネジ取付部と、取付金具を移動させる時に取付ネジが移動する連結部からなる一つのネジ貫通穴を有している。この構成により、取付金具は左右共用となり、かつ制作が容易であり、強度を高くすることができる。また、第1の実施態様と同様、取付金具の取付位置を変更する時、取付ネジを取り外し、取付金具をケースから分離する必要が無く、部品が紛失する事故が防止でき、作業効率が向上する。
本発明に係るケースの取付金具のネジ取付部は、連結部から傾斜して分岐する形状とすることが可能である。この形状では、取付金具を斜め前方、あるいは斜め後方に移動させることにより、緩められた取付ネジをネジ取付部から連結部に、あるいは、連結部からネジ取付部に移動させる。従って、取付金具を移動させる作業に力を要さず、作業を容易に行うことが可能となる。
電子機器ケースをラックに取り付けた全体図 ケーブル収納空間の拡大図 第1の実施形態に係る取付金具を示す図 固定金具を装着したケースの斜視図 第1の固定位置にある取付金具の図 第1の固定位置から第2の固定位置に移動する取付金具の図 第1の固定位置から第2の固定位置に移動する取付金具の図 第2の固定位置にある取付金具の図 第2の固定位置から第3の固定位置に移動する取付金具の図 第2の固定位置から第3の固定位置に移動する取付金具の図 第3の固定位置にある取付金具の図 第1の実施形態に係る取付金具の第2の形状を示す図 第2の実施形態を示す図

Claims (5)

  1. 電子機器ケースであって、
    前記ケースは、前記ケースの左右の各側面に複数の取付ネジによりネジ止めされる取付金具を有し、
    前記取付金具は、前記取付ネジが固定された時に位置する複数のネジ取付部と、前記複数のネジ取付部を連結する連結部からなるネジ貫通穴を有し、
    前記ケースの両側面には、前記取付金具の前記ネジ取付部の間隔で取付ネジ用のネジ穴が設けられていることを特徴とするケース。
  2. 請求項1記載の電子機器ケースであって、前記ネジ取付部は連結部に対して傾斜して設けられていることを特徴とするケース。
  3. 電子機器ケースであって、
    前記ケースは、前記ケースの左右の両側面に複数の取付ネジによりネジ止めされる取付金具を有し、
    前記取付金具は、
    前記取付ネジが固定された時に位置する複数の第1ネジ取付部と、前記複数の第1ネジ取付部を連結する第1連結部からなる第1のネジ貫通穴と、
    前記取付ネジが固定された時に位置する複数の第2ネジ取付部と、前記複数の第2ネジ取付部を連結する第2連結部からなる第2のネジ貫通穴が設けられ、
    前記ケースの一方の側面には、前記第1ネジ取付部の間隔で取付ネジ用のネジ穴が設けられ、
    前記ケースの他方の側面には、前記第2ネジ取付部の間隔で取付ネジ用のネジ穴が設けられていることを特徴とするケース。
  4. 請求項3記載の電子機器ケースであって、前記第1ネジ取付部は第1連結部に対して傾斜して設けられ、前記前記第2ネジ取付部は第2の連結部に対して傾斜して設けられていることを特徴とするケース。
  5. 請求項3および請求項4記載の電子機器型ケースであって、前記第1ネジ取付部の間隔と、前記第2ネジ取付部の間隔が異なることを特徴とするケース。

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