JP6598647B2 - ケーブル保持部材 - Google Patents
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Description
保持部材本体はケーブルを保持する一対の腕部を備えており、
この腕部の先端部には他のケーブル保持部材の基部に設けられた被係合部と係合して連結可能な係合部を形成したケーブル保持部材において、
前記腕部は先端に壁面を立設した断面略L字状に形成されており、前記壁面の前面に係合部が突出して形成されていることを特徴とするものである。
更に、前記腕部は先端に壁面を立設した断面略L字状に形成され、前記壁面の前面に係合部が突出して形成されているので、ケーブルを保持する空間の外部で連結可能となり、連結時にケーブルを損傷するのを防止することができる。
本発明のケーブル保持部材は、ラック内に収納された通信機器等の機器ユニットから引き出された多数本のケーブルを纏めるために用いるものである。図9は、一例として、ラック20のマウントフレーム21にスプライスユニット22を取り付けた場合を示しており、スプライスユニット22の前面から引き出された出た複数本のケーブル23を複数個のケーブル保持部材を用いて纏める構造となっている。なお、前記ケーブル23は光ケーブルである。
図示のものでは、被係合部6に傾斜部6aが形成されており、係止辺部5aをスライド移動させると撓み変形して傾斜面6aを乗り超え、乗り超えた後は撓みの反動で係止辺部5aが傾斜面6aの裏側に落とし込まれて係合することで、係合部5が被係合部6から抜けるのを防止する構造となっている(図5を参照)。なお、基部2は、その外側端部10とケーブルを保持する空間に至るまでの間に空間を備えており、その空間内に被係合部が形成されている。そのため、ケーブルを保持する空間の外部で他のケーブル保持部材を連結できるため、連結時にケーブルが損傷するのを防止することができる。
ケーブル保持部材を腕部の長手方向に連結する場合は、一方のケーブル保持部材の係合部5を他方のケーブル保持部材の被係合部6に位置合わせして挿入するのみで、他のケーブル保持部材を腕部の長手方向に簡単かつ確実に連結することができる。従って、ケーブルの配線処理量が増加して更にケーブルを増設する必要が生じたという理由や、ケーブルの系統分けを行いたい等の理由によりケーブル保持部材の増設が必要となった場合も、即座に対応できることとなる。また、逆に増設が不要となった場合は簡単に取り外すことが可能である。
図6においては、パネル24にケーブル保持部材が水平方向に所定間隔を隔てて必要個数だけ取り付けられている。保持部材本体1の構造は前述したとおりであり、前記基部2をスライド移動させることによりパネル24に取り付けてある。この際、腕部3の先端の壁面4にカバー30を取り付けて使用に供する場合がある。そのため、カバー30には前記係合部5に係合可能な上側の取付孔31と下側の取付孔32が設けられている。
図7に示されるように、上側の取付孔31を上側の腕部3の係合部5に係合させ、またカバー30の下端と下側の腕部3の係合部5とを係止させることによりカバー30を固定させ、ケーブル保持部材がカバー30で確実に覆われるようにできる。
この状態では、ケーブル23が露出状態となるため配線作業を簡単に行うことができる。また、カバー30を取り外す手間もなく、また紛失のおそれもないので効率よく作業を行えることとなる。なお、作業終了後はカバー30上側へ向けて反転し元の位置へ戻せばよい。
なお、上記の実施形態においては、腕部3の先端に壁面4を形成し、この壁面4の前面に係合部5を突出形成した構造について説明したが、壁面4がなく係止辺部5aを腕部3の先端から内側に延びるように形成した構造とすることもできる。
2 基部
3 腕部
4 壁面
5 係合部
5a 係止辺部
6 被係合部
6a 傾斜部
7 ネジ固定部
8a 凹部
8b 凸部
9 固定部
9a 溝部
10 外側端部
20 システムラック
21 マウントフレーム
22 スプライスユニット
23 ケーブル
24 パネル
30 カバー
31 上側の取付孔
32 下側の取付孔
Claims (4)
- ラック内に配線されるケーブルを纏めて保持するケーブル保持部材であって、
保持部材本体はケーブルを保持する一対の腕部を備えており、
この腕部の先端部には他のケーブル保持部材の基部に設けられた被係合部と係合して連結可能な係合部を形成したケーブル保持部材において、
前記腕部は先端に壁面を立設した断面略L字状に形成されており、前記壁面の前面に係合部が突出して形成されていることを特徴とするケーブル保持部材。 - 係合部には、腕部間を覆うカバーを取り付け可能とした請求項1に記載のケーブル保持部材。
- 係合部は、その先端に内側に延びる係止辺部を形成している請求項2に記載のケーブル保持部材。
- 基部は、その外側端部とケーブルを保持する空間に至るまでの間に空間を備えており、
その空間内に被係合部が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のケーブル保持部材。
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JP2015222643A JP6598647B2 (ja) | 2015-11-13 | 2015-11-13 | ケーブル保持部材 |
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JP2017093199A JP2017093199A (ja) | 2017-05-25 |
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JP2017093199A (ja) | 2017-05-25 |
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