JP2001127472A - 多段ラックの構造 - Google Patents

多段ラックの構造

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JP2001127472A
JP2001127472A JP30298899A JP30298899A JP2001127472A JP 2001127472 A JP2001127472 A JP 2001127472A JP 30298899 A JP30298899 A JP 30298899A JP 30298899 A JP30298899 A JP 30298899A JP 2001127472 A JP2001127472 A JP 2001127472A
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rack
sub
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JP30298899A
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Shinji Watabe
晋二 渡部
Hiroki Sadatoku
宏樹 貞徳
Shigeru Machi
繁 磨知
Tomokazu Nomura
智和 野村
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下方向に縦配列された各収容部内にサブラ
ックを収容する多段ラックにおいて、設置場所にある壁
面との間に作業用の狭い間隙を隔てて多段ラックを設置
した場合に、該間隙内に作業者が入って多段ラック背面
に露出したサブラック後面に対してケーブルの着脱作業
等を行う際に、サブラック後面が多段ラック背面に近接
しているために作業性が極めて悪いという不具合と、作
業スペースを確保する為にサブラックを前方へ押し出し
た場合にサブラックが収容部内から前方へ脱落するとい
う不具合を解決する。 【解決手段】 内部に電装部品を収容した箱体状のサブ
ラック10と、前面開口から内部へ向けて挿入した該サ
ブラックの後部が内奥部に達した時にサブラックのセッ
トを完了する収容部を備えたラック本体1と、を備えた
多段ラックにおいて、サブラックの後部が収容部の内奥
部に位置しているセット位置よりも、該サブラックを所
要距離前方へ突出させた状態で該サブラックを係止する
ことにより、該サブラックの前記突出した状態を維持す
る係止手段40を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信機器に使用され
る多段ラックの構造に関し、例えば多数のプリント基板
を収容し且つラック本体内に引き出し式に収納される箱
体状のサブラックを上下方向に多段状に積層収容した場
合に、ラック内の収容部に収容支持されたサブラックの
後面に位置するコネクタ等の端子にケーブル等を接続す
る作業を容易化した多段ラックの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通信機器、例えばデジタル通信回線の多
重分離装置等は、図5、図6に示すようにラック本体1
内に備えた複数の収容部2内に引出し式のサブラック1
0を収容固定した構成を備えている。ラック本体1の前
面には必要に応じて仕切部材3が所定間隔で配置され、
仕切部材3間に画成された収容部2の両側壁の内壁には
サブラック本体10を引出し式に着脱可能とするための
図示しないガイド部材が設けられている。各収容部2に
対応するラック本体1の背面は少なくとも一部が開放し
ており、該開放部から各収容部内に装着したサブラック
10の背面が露出した状態となり、サブラック10の背
面に設けたコネクタピン群25がアダプタ27を介する
等して外部ケーブルコネクタ26と着脱自在に接続され
る。外部ケーブルコネクタ26は、同一のサブラックの
他のコネクタピン群25との間、或は他のサブラックと
の間、或は外部機器との間を接続する手段である。サブ
ラック10は、後面を構成するバックボード11と、バ
ックボード11の左右両端縁から前方へ突出固定された
側板12、13、更には底板14、前枠15等を有し、
サブラック10の前面開口からは電装部品等を搭載した
複数のプリント基板16が平行に差込み装着される。各
プリント基板16の奥端部にはコネクタ16aが設けら
れ、バックボード11の前面に設けた固定側コネクタ1
7と接続される。サブラック10の前面開口は図8に示
した前蓋19により閉止され、前蓋19は前枠15に設
けたネジ穴15aを利用してネジ止め固定される。サブ
ラック10の底面を構成する底板14、或は上面を構成
する天板18には、例えばサブラック内の通気性を確保
する為のパンチ穴やメッシュ部が形成される。符号20
はサブラック10の両側板12、13の外側面前部に固
定された固定用ブラケットであり、固定用ブラケット2
0は各側板12、13にネジ等により固定される基部2
0aと、基部20aから直角に屈曲した固定片20b
と、固定片20bに形成した穴20cとを有している。
サブラック10を収容部2の前面開口から引出し式に差
し込んで、サブラックの奥端部を収容部2の奥部にまで
セットした状態では、固定用ブラケット20の固定片2
0bに設けた穴20cがラック本体1の縦架1aに設け
た固定穴1bと連通状態となるように予め設計されてい
る為、両穴20cと1bをネジ21により固定すること
により、サブラック10の固定が完了する。サブラック
10を対応する収容部2内にセットしてから、各サブラ
ック10の後面に位置するコネクタピン25をケーブル
26の先端に設けたコネクタ26aと接続する作業が実
施される。
【0003】ところで、上記のごとき多段ラック構造の
多重分離装置等を使用する通信施設においては、図7
(a) に示した如く多段ラックを室内の壁面30に背を向
けた形で配置するとともに、同図の紙面と直交する方向
へ多数の多段ラックを密着して近接配列している。ま
た、各多段ラックと壁面30との間には各サブラックの
後面に対するケーブルの着脱等の配線作業を行う為の作
業スペースとしての間隙31が設けられている。この間
隙31の幅は通常30cmに満たない幅に過ぎず、作業
者はこの間隙31内に身体を差し入れた状態でサブラッ
ク後面に手や工具を用いてケーブルの着脱作業等の配線
作業を行う。図7(b) に示すように装着を完了してセッ
ト位置にあるサブラック10のバックボード11の位置
はラック本体1の後部開口縁1Aに近接している為、手
を用いた接続作業のためのスペースが僅かしかなく、作
業性が極めて悪かった。特に、サブラックは上下方向に
複数段配置されているため、下方のサブラックに対する
接続作業を実施するためには作業者は間隙31内におい
てしゃがみこむ必要があり、作業性が更に悪かった。こ
のため、前記固定用ブラケット20をラック本体1の縦
架1aにネジ固定しない状態にしておき、図8に示した
如く収容部2からサブラック10を少しく押出すことに
より、サブラックのバックボード11の後方の作業スペ
ースを広く確保することが行われていた。しかし、収容
部内において全く固定されていないサブラック10を図
示のごとく前方へ押し出しておくと、作業中にケーブル
側のコネクタ26aをサブラック側のコネクタピン25
に押し付ける際に発生する前方への押圧力によってサブ
ラック全体が前方へ更にスライド移動し、収容部の前面
開口から前方へ落下して破損したり、或は前方に位置す
る人や物を傷つける虞れがある。また、前方へ突出した
サブラックは収容部内にて固定されているわけではない
ので、収容部から前方へ突出しているサブラックを他の
人間が邪魔に思って内部へ押し込んだりすると、ラック
本体背面にて作業をしている人を傷つけたりする虞があ
る。従って、従来はサブラックを前方へ押し出すことに
よりサブラック後部に十分な作業スペースを確保するこ
とができず、サブラックを収容部内のセット位置に押し
込んだ状態でブラケット20を縦架にネジ固定した状態
でなければ安心して配線作業を行うことができず、狭い
作業スペースを甘受しながらの効率の悪い作業とならざ
るを得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上下方向に縦配列された各収容部内にサブ
ラックを収容する多段ラックにおいて、設置場所にある
壁面との間に作業用の狭い間隙を隔てて多段ラックを設
置した場合に、該間隙内に作業者が入って多段ラック背
面に露出したサブラック後面に対してケーブルの着脱作
業を行う際に、サブラック後面が多段ラック背面に近接
しているために作業性が極めて悪いという不具合と、作
業スペースを確保する為にサブラックを前方へ押し出し
た場合にサブラックが収容部内から前方へ脱落するとい
う不具合を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、内部に電装部品を収容した箱体
状のサブラックと、前面開口から内部へ向けて挿入した
該サブラックの後部が内奥部に達した時にサブラックの
セットを完了する収容部を備えたラック本体と、を備え
た多段ラックにおいて、前記サブラックの後部が収容部
の内奥部に位置しているセット位置よりも、該サブラッ
クを所要距離前方へ突出させた状態で該サブラックを係
止することにより、該サブラックの前記突出した状態を
維持する係止手段を備えたことを特徴とする。請求項2
の発明は、前記係止手段は、前記サブラックの両外側面
によって夫々前後方向へ所定の範囲内で進退可能に支持
された可動ブラケットを備え、該可動ブラケットの一部
をラック本体の前部適所に固定することによりサブラッ
クがラック本体から脱落しない状態に維持し、該可動ブ
ラケットが前後方向へ相対的に進退可能な範囲内で前記
サブラックを前記セット位置よりも前方へ突出可能に構
成したことを特徴とする。請求項3の発明は、前記サブ
ラックが前記ラック本体の収容部の前面開口から前方へ
突出した姿勢を維持する押込み防止機構を備えたことを
特徴とする。請求項4の発明は、前記サブラックが前記
収容部内の内奥部のセット位置にある時に前記可動ブラ
ケットを前記ラック本体に固定するための固定手段を備
えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態例により詳細に説明する。図1は本発明のラック
及びサブラックの一実施形態を示す分解斜視図であり、
この多段ラックは、ラック本体1内に備えた複数の収容
部2内に引出し式のサブラック10を収容する構成を備
えている。収容部2は上下方向に配置されており、各収
容部2の対向し合う2つの側壁の内壁にはサブラック1
0を引出し式に着脱可能とするための後述するガイド部
材が設けられている。ラック本体1の背面は図示しない
背面パネルにより開閉可能に閉止されている。背面パネ
ルを取り外してラック本体背面を開放状態にした際に、
該背面開放部から各収容部2内に装着したサブラック1
0の背面が露出した状態となり、サブラック10の背面
に設けたコネクタピン群が外部ケーブルコネクタと着脱
自在に接続されることとなる(図6参照)。コネクタピ
ン群や外部ケーブルコネクタの構成例、用途等について
は従来例について述べたことがそのまま当てはまる為、
重複した説明は省略する。サブラック10は、バックボ
ード11と、バックボード11の左右両端縁から前方へ
突出固定された側板12、13、更には底板14、前枠
15等を有し、サブラック10の前面開口からは図5に
示した如き複数のプリント基板16が平行に差込み装着
される。各プリント基板16の奥端部にはコネクタ16
a(図5)が設けられ、バックボード11の前面に設け
た固定側コネクタ17(図5)と接続される。サブラッ
ク10の前面開口は前蓋19により閉止され、前蓋19
は前枠15に設けたネジ穴を利用してネジ止め固定され
る。サブラック10の底面を構成する底板14、或は上
面を構成する天板18には、例えばサブラック内の通気
性を確保する為のパンチ穴やメッシュ部が形成される。
サブラック10の両側面には係止手段40が設けられて
いる。この係止手段40は、サブラック10の後部(バ
ックボード11)が収容部2の内奥部に位置しているセ
ット位置よりも、該サブラック10を所要距離前方へ引
き出した状態でサブラック10を係止することにより、
サブラック10が収容部2の前面開口から脱落すること
を防止する手段である。係止手段40は、サブラック1
0の両外側面12、13によって夫々前後方向へ進退可
能に支持された可動ブラケット45を備え、該可動ブラ
ケット45の一部をラック本体1の適所(縦架1a)に
固定することによりサブラック10をラック本体1から
脱落防止状態にする。つまり、可動ブラケット45が前
後方向へ相対的に進退可能な範囲内でサブラック10を
セット位置よりも前方へ突出可能に構成している。
【0007】図2(a) (b) の要部斜視図、及び図3(a)
及び(b) の正面図及び平面図にも示すように各可動ブラ
ケット45は同形状、或は対称形状であり、各側板1
2、13の外側面に接する上下2つの摺接板46と、各
摺接板46間を連設一体化する連設板47と、各摺接板
46の前端縁から90度屈曲して突出した固定片48と
を有する。各摺接板46は前後方向へ長尺な矩形の板で
あり、各摺接板46には夫々前後方向へ延びる2本の平
行な長穴46aが貫通形成されている。各長穴46a内
には、各側面12、13に固着されたボルト、ピン等の
突起部材12a,13aが抜け落ち不能に突出してお
り、この突起部材12a,13aに沿って可動ブラケッ
トが前後方向へ進退する。固定片48の上下端部には夫
々ラック本体1の縦架1aに設けた固定穴1bと連通す
る固定穴48aが形成され、両固定穴1b,48aに図
示しないネジを螺着することにより、可動ブラケット4
5を縦架1aに固定する。可動ブラケット45を縦架1
aに固定した状態においても、可動ブラケット45はサ
ブラック10の各側面12、13によって相対的に前後
方向へ進退可能に支持されているので、サブラック10
は収容部2内を長穴46aの長さの範囲内で前後方向へ
進退することができる。サブラック10を収容部内の最
奥部(セット位置)に押し込んだ状態でラック本体1に
固定する場合には、各側板12、13の前端部に突設し
た係着片(固定手段)50に設けた穴50aを各固定片
48の中央部に設けた穴48bに合致させてネジにて固
定する。つまり、配線作業を完了した後も、サブラック
10がラック本体1に対して前後動する状態を維持する
ことは安全性及び装置の機能性を考慮した場合に問題で
あるので、係着片50とネジ、或はその他の固定手段を
用いてサブラック10をラック本体1に固定する。な
お、ブラケット側に格別の穴48bを設けることなく、
係着片50の穴50aと固定穴48aとを連通可能な位
置関係に設定し、両穴50a,48aとをネジにて固定
することにより、サブラックをラック本体に固定するよ
うに構成してもよい。なお、図2と図3に示した可動ブ
ラケットの形状は若干異なっているが、要するに、形
状、構造上に多少の相違点があったとしても、摺接板4
6と連設板47と固定片48等を上記機能を発揮するよ
うに構成した可動ブラケットは全て本発明の範囲に含ま
れるものである。
【0008】次に、図2は2つの側板12、13のいず
れか一方に設ける押込み防止のための押込み防止機構5
5を示している。この例では側板13に押込み防止機構
55を設けることにより、サブラック10が収容部2か
ら前方へ所定距離(長穴46aの長さに相当する距離)
引き出された時にその状態を固定する。押込み防止機構
55は図示しないラック本体の縦架1aに固定した可動
ブラケット45の固定片48(ラック本体に固定されて
いる)に係合してサブラックが後方へ押し込まれること
を防止する。即ち、図2に示す様に押込み防止機構55
は、側板13の外側面の適所に後端部57を上下動可能
に枢支された押込み防止片56(図4参照)からなり、
この押込み防止片56はその下辺中間部に少なくとも一
つの係止爪58を有し、この係止爪58は下側の固定片
48の上端縁に係合可能な位置関係を有している。細幅
金属板からなる押込み防止片56は上下の固定片48の
間から前方へ突出しており、図2(a) の様に可動ブラケ
ット45が側板13の前端縁に位置している時には下側
の固定片48の上端縁により押し上げられているが、
(b) の様にサブラック10及び脱落防止56が前方へ突
出した結果可動ブラケット45が相対的に後方へ退避し
た場合には、係止爪58が下側の固定片48の上端部を
乗り越えた時点で押込み防止片56が自重により下方へ
回動して係止爪58が固定片48の上端部に係着し、サ
ブラック10の後方への移動を禁止する。
【0009】なお、図2では図示説明の便宜上、ラック
本体1を省略しているが、実際には可動ブラケットの固
定片48をラック本体の縦架1aに固定した状態で上記
操作を行われるものである。また、一つの押込み防止片
56に係止爪58を複数箇所に設けて、サブラックの突
出位置を複数段に設定し得るようにしてもよい。以上の
ように本発明によれば、サブラック10を収容部2内に
差し込んでから可動ブラケット45をラック本体1の適
所にネジ等により固定しておくことにより、サブラック
を収容部内において所要の範囲内で前後方向へ進退させ
ることができる。従って、ラック本体背面と設置場所の
壁面30との間の間隙31に作業者が入り込んで、ラッ
ク本体背面に露出したサブラック後面のコネクタピン等
に対して配線作業を施す場合に、サブラックの後部が収
容部内の最奥部にセットされた状態よりも所要距離だけ
前方へ押し出された位置で固定することができるので、
サブラックの後面に対する配線作業の為に必要な作業ス
ペースを十分に確保することができる。しかも、コネク
タ等の接続作業中に発生する前方への押圧力によってサ
ブラックが前方へ脱落したり、或は後方へ押し込まれる
という不具合がなくなり、作業の安全性を確保すること
ができる。また、接続作業が終了した後においては、サ
ブラックを収容部内の最奥部(セット位置)に押し込ん
だ状態で、ラック本体に対してサブラックをネジ等によ
り固定するので、セット状態を維持して装置の機能、及
び安全性を維持することができる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上下方向
に縦配列された各収容部内にサブラックを収容する多段
ラックにおいて、設置場所にある壁面との間に作業用の
狭い間隙を隔てて多段ラックを設置した場合に、該間隙
内に作業者が入って多段ラック背面に露出したサブラッ
ク後面に対してケーブルの着脱作業等を行う際に、サブ
ラック後面が多段ラック背面に近接しているために作業
性が極めて悪いという不具合と、作業スペースを確保す
る為にサブラックを前方へ押し出した場合にサブラック
が収容部内から前方へ脱落するという不具合を解決する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る多段ラックの構成を
示す分解斜視図である。
【図2】(a) 及び(b) は本発明の一実施の形態に係るサ
ブラックの要部構成斜視図。
【図3】(a) 及び(b) は可動ブラケットの一例の構成を
示す正面図、及び平面図。
【図4】(a) 及び(b) は押込み防止片の一例の構成説明
図。
【図5】従来例に係る多段ラックの構成を示す斜視図。
【図6】従来のサブラックの背面構成図。
【図7】(a) 及び(b) は従来の多段ラックの設置例を示
す図、及び作業スペースを示す図。
【図8】従来の欠点を説明する図。
【符号の説明】
1 ラック本体、1a 縦架、1b 固定穴、2 収容
部、3 仕切部材、10 サブラック、11 バックボ
ード、12、13 側板、14 底板、15 前枠、1
6 プリント基板、17 固定側コネクタ、18 天
板、19前蓋、20 固定用ブラケット、25 コネク
タピン群、26 外部ケーブルコネクタ、27 アダプ
タ、30 壁面、31 作業用間隙、40 係止手段、
45 可動ブラケット、46 摺接板、47 連設板、
48 固定片、50 係着片(固定手段)、55 押込
み防止機構、56 押込み防止片、57 後端部、58
係止爪。
フロントページの続き (72)発明者 磨知 繁 神奈川県高座郡寒川町小谷二丁目1番1号 東洋通信機株式会社内 (72)発明者 野村 智和 神奈川県高座郡寒川町小谷二丁目1番1号 東洋通信機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電装部品を収容した箱体状のサブ
    ラックと、前面開口から内部へ向けて挿入した該サブラ
    ックの後部が内奥部に達した時にサブラックのセットを
    完了する収容部を備えたラック本体と、を備えた多段ラ
    ックにおいて、 前記サブラックの後部が収容部の内奥部に位置している
    セット位置よりも、該サブラックを所要距離前方へ突出
    させた状態で該サブラックを係止することにより、該サ
    ブラックの前記突出した状態を維持する係止手段を備え
    たことを特徴とする多段ラックの構造。
  2. 【請求項2】 前記係止手段は、前記サブラックの両外
    側面によって夫々前後方向へ所定の範囲内で進退可能に
    支持された可動ブラケットを備え、該可動ブラケットの
    一部をラック本体の前部適所に固定することによりサブ
    ラックがラック本体から脱落しない状態に維持し、該可
    動ブラケットが前後方向へ相対的に進退可能な範囲内で
    前記サブラックを前記セット位置よりも前方へ突出可能
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の多段ラック
    の構造。
  3. 【請求項3】 前記サブラックが前記ラック本体の収容
    部の前面開口から前方へ突出した姿勢を維持する押込み
    防止機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の多段ラックの構造。
  4. 【請求項4】 前記サブラックが前記収容部内の内奥部
    のセット位置にある時に前記可動ブラケットを前記ラッ
    ク本体に固定するための固定手段を備えたことを特徴と
    する請求項1、2、又は3記載の多段ラックの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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