JP2006350223A - 画像形成装置、ジャム処理方法及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 光により視認性を向上してジャム媒体の処理性を高めること。
【解決手段】 搬送路の定着ユニットでジャムが発生し外部カバー18が開放されると、CPUは、ジャム紙を照らす記録紙照明34を点灯し、ジャム処理の操作手順に従って操作レバー35などの操作部を操作するよう操作指示ランプ35a,36aを順番に点灯すると共にメッセージを表示部42に表示させる。このとき、操作すべき操作部以外のものがユーザにより操作されたときには、正しい操作部の操作指示ランプを点滅させてユーザに知らせる。また、搬送路のうち異なる位置でジャムが発生したときには、その位置に対応する記録紙照明を点灯し、ジャム処理の操作手順に従って操作指示ランプを順番に点灯する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置、ジャム処理方法及びそのプログラムに関する。
従来、プリンタとしては、搬送路に用紙が残存していることを知らせるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載されたプリンタは、用紙の有無により回動する検知部材と、この検知部材の回動に連動して搬送路のカバーに設けられた開口部(窓)に位置する警告部材とを搬送路に設け、検知部材の設けられた位置に用紙が残存していないときには開口部が開いており、用紙が残存しているときには開口部に警告部材が位置することにより搬送路に用紙が残存していることを目で見てわかる。このため、外部カバーを開けることなくジャムになった用紙(ジャム媒体)の存在の有無を判別できる。
特開2003−81484号公報
しかしながら、この特許文献1に記載されたプリンタでは、搬送路が遮蔽部などにより遮蔽されている部分があったり搬送路が奥まった位置に配置されていたりすることがあり、ジャム媒体自体やジャム媒体を取り除く処理を行う際に操作するレバーやボタンなどが暗くて見にくく、ジャム媒体を処理しにくいことがあった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、光により視認性を向上してジャム媒体の処理性を高めることができる画像形成装置、ジャム処理方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の画像形成装置は、
外部から遮蔽された搬送路に記録媒体を搬送して画像を形成する画像形成装置であって、
前記搬送路で前記記録媒体が詰まった状態のジャム媒体を照らす位置に配置されている照明手段、
を備えたものである。
この画像形成装置では、外部から遮蔽された搬送路で前記記録媒体が詰まった状態のジャム媒体を照らす位置に照明手段が配置されており、暗くて見えにくい搬送路のジャム媒体を照らすことが可能である。したがって、光により視認性を向上してジャム媒体の処理性を高めることができる。
本発明の画像形成装置において、前記照明手段は、トナー像が転写された記録媒体を搬送しながら加熱することにより該記録媒体に該トナー像を定着させる定着ユニットで詰まった前記ジャム媒体を照らす位置に配置されていてもよい。定着ユニットでは、加熱や加圧を行うことによりトナー像を定着させるため記録媒体のジャムの発生が起きやすい。したがって、定着ユニットに本発明を適用する意義が高い。
本発明の画像形成装置において、前記照明手段は、前記記録媒体を収容する収容部から前記搬送路に前記記録媒体を搬送する搬送ユニットで詰まった前記ジャム媒体を照らす位置に配置されていてもよい。搬送ユニットでは、収容部に収容されている記録媒体を1枚ずつすべらせて搬送路に送り出すことからジャムの発生が多いため、搬送ユニットに本発明を適用する意義が高い。
本発明の画像形成装置は、前記搬送路での前記記録媒体のジャムの発生を検出するジャム検出手段と、前記ジャム検出手段によってジャムの発生が検出されたあと前記搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには前記ジャム媒体を照らすよう前記照明手段を制御する制御手段と、を備えていてもよい。こうすれば、遮蔽部が開放されたときにはジャム媒体が照らされて見やすくなるため、ユーザがジャム媒体の処理をしやすい。
本発明の画像形成装置において、前記照明手段及び前記ジャム検出手段は、前記搬送路に複数配置されており、前記制御手段は、複数のうちの1つの前記ジャム検出手段によって検出されたジャム媒体の位置に対応する複数のうちの1以上の前記照明手段により該ジャム媒体を照らすよう該照明手段を制御してもよい。こうすれば、搬送路のうちどこにジャム媒体が存在しているのかをユーザが視認することができる。
本発明の画像形成装置は、前記ジャム媒体を前記搬送路から除去する際に操作する操作部を光によりユーザに視認させて指示する指示手段、を備え、前記制御手段は、前記操作部をユーザが視認するよう前記指示手段を制御してもよい。こうすれば、ジャム媒体を搬送路から除去する際に操作する操作部を光によりユーザが視認可能であるため、一層ジャム媒体の処理性を高めることができる。ここで、「指示手段」は、ユーザが前記ジャム媒体を前記搬送路から除去する際に操作する操作部に配置され点灯することにより該操作部をユーザに指示するものであってもよいし、ユーザが前記ジャム媒体を前記搬送路から除去する際に操作する操作部を照らし出すことにより該操作部をユーザに指示するものであってもよい。
あるいは、本発明の画像形成装置は、
外部から遮蔽された搬送路に記録媒体を搬送して画像を形成する画像形成装置であって、
前記搬送路で詰まったジャム媒体を該搬送路から除去する際に操作する操作部を光によりユーザに視認させて指示する指示手段と、
前記搬送路での前記記録媒体のジャムの発生を検出するジャム検出手段と、
前記ジャム検出手段によってジャムの発生が検出されたあと前記搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには前記操作部をユーザが視認するよう前記指示手段を制御する制御手段と、
を備えたものとしてもよい。
この画像形成装置では、搬送路での記録媒体のジャムの発生を検出し、該ジャムの発生が検出されたあと搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには、搬送路で詰まったジャム媒体を該搬送路から除去する際に操作する操作部を、光によりユーザが視認するよう指示手段を制御する。したがって、光により視認性を向上してジャム媒体の処理性を高めることができる。
本発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記ジャム媒体を前記搬送路から除去する際に前記操作部の操作手順にしたがって該操作部をユーザが視認するように1以上の前記指示手段を制御してもよい。こうすれば、ジャム媒体の処理の操作手順にしたがって順次操作すべき操作部が光により指示されるため、ユーザは操作手順を容易に知ることができ、ひいてはジャム媒体の処理性を高めることができる。
本発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記ジャム媒体を前記搬送路から除去する際に前記操作手順と異なる前記操作部を操作したときには通常と異なる態様でユーザに指示するよう前記指示手段を制御してもよい。こうすれば、操作手順と異なる操作部を操作したことをユーザが認識可能であるため、間違った操作を行ったことをユーザに知らせることができる。
本発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記操作部をユーザが視認するよう前記指示手段を制御すると共に前記操作部の操作に関するメッセージを表示部に表示制御してもよい。こうすれば、操作手順を更にメッセージで確認しながらジャム媒体を処理可能であるため、間違った操作をユーザが行ってしまうのを抑制しやすい。
本発明のジャム処理方法は、
外部から遮蔽された搬送路に記録媒体を搬送して画像を形成する画像形成装置のジャム処理方法であって、
(a)前記搬送路での前記記録媒体のジャムの発生を検出するステップと、
(b)前記ステップ(a)でジャムの発生を検出したあと前記搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには該搬送路で該記録媒体が詰まったジャム媒体を照らすよう照明手段を制御するステップと、
を含むものである。
このジャム処理方法では、外部から遮蔽された搬送路での記録媒体のジャムの発生を検出し、該ジャムの発生を検出したあと搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには、暗くて見えにくい搬送路のジャム媒体を照らすよう照明手段を制御する。したがって、光により視認性を向上してジャム媒体の処理性を高めることができる。なお、このジャム処理方法において、上述した画像形成装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した画像形成装置の機能を実現するようなステップを追加してもよい。
あるいは本発明のジャム処理方法は、
外部から遮蔽された搬送路に記録媒体を搬送して画像を形成する画像形成装置のジャム処理方法であって、
(a)前記搬送路での前記記録媒体のジャムの発生を検出するステップと、
(b)前記ステップ(a)でジャムの発生を検出したあと前記搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには、前記搬送路で詰まったジャム媒体を該搬送路から除去する際に操作する操作部を光によりユーザに視認させるよう指示手段を制御するステップと、
を含むものであってもよい。
このジャム処理方法では、搬送路での記録媒体のジャムの発生を検出し、該ジャムの発生が検出されたあと搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには、搬送路で詰まったジャム媒体を該搬送路から除去する際に操作する操作部を光によりユーザが視認するよう指示手段を制御する。したがって、光により視認性を向上してジャム媒体の処理性を高めることができる。なお、このジャム処理方法において、上述した画像形成装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した画像形成装置の機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明のプログラムは、上述したジャム処理方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実行させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか複数のコンピュータに分散して実行させれば、上述したジャム処理方法の各ステップが実行されるため、上述したジャム処理方法と同様の作用効果が得られる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるプリンタ10の構成の概略を示す構成図であり、図2は、外部カバー18を開放したプリンタ10の斜視図であり、図3は、プリンタ10の構成の概略を示すブロック図である。
プリンタ10は、図1に示すように、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の印刷装置として構成され、感光体22の表面を帯電させる帯電器21と、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色に色分解された各色ごとの画像の静電潜像を帯電された感光体22上に形成させる露光器23と、装着された各色のトナーカートリッジ24C,24M,24Y,24Kから供給される各色のトナーを用いて感光体22上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器24と、現像したトナー像を重ね合わせるよう1次転写する中間転写体としての転写ベルト25と、記録紙トレイ26から搬送ユニット27により搬送された記録紙Sに転写ベルト25上に形成された4色のトナー像を2次転写する2次転写ユニット28と、記録紙S上に転写された4色のトナー像を記録紙Sに溶融し定着させる定着ユニット29と、を備えたものである。現像器24は、装着された各トナーカートリッジ24K,24C,24M,24Yがそれぞれ感光体22に対向するように回転可能に構成されている。また、帯電体21は、ワイヤに高電圧を印加しコロナ放電によって発生したイオンを利用して感光体22を帯電させるものである。露光器23は、モータで回転駆動されるポリゴンミラーによってスキャニングされるレーザ光により感光体22を露光するものである。なお、本明細書では、便宜的に「紙」を用いて説明するが、これは記録媒体の材質を限定する趣旨ではなく、例えば記録紙にはフィルムなど印刷可能なものも含む。
このプリンタ10の搬送路19には、記録紙Sの有無を検出する記録紙センサ32a,32b,32cや、搬送路19で詰まったジャム紙を照明する記録紙照明34,37が配置されている。記録紙センサ32a,32b,32cは、接触式のマイクロスイッチセンサであり、記録紙Sが搬送され記録紙Sの先端部分がセンサ位置を通過するとオンの信号を出力し、記録紙Sの後端部分がセンサ位置を通過するとオフの信号を出力する。記録紙センサ32aは、搬送路19のうち搬送ユニット27の下流近傍に配置されており、搬送ユニット27下流での記録紙Sの通過を検出する。記録紙センサ32bは、搬送路19のうち二次転写ユニット28近傍に配置されており、二次転写ユニット28近傍での記録紙Sの通過を検出する。また、記録紙センサ32cは、搬送路19のうち定着ユニット29の上流近傍に配置されており、定着ユニット29近傍での記録紙Sの通過を検出する。記録紙照明34,37は、電力の供給を受けて発光することにより搬送路19で詰まった記録紙S(ジャム紙)などを照らすものであり、例えば白色発光ダイオードなどにより構成されている。この記録紙照明34は、定着ユニット29の上流で詰まった記録紙S(ジャム紙)を照らすように搬送路19のうち定着ユニット29の上流近傍に配置されている。また、記録紙照明37は、搬送ユニット27の下流で詰まった記録紙Sを照らすように搬送路19のうち搬送ユニット27の下流近傍に配置されている。
次に、外部カバー18を開放したときのプリンタ10の内部について図2に基づいて説明する。図2に示すように、通常、外部カバー18を開放したときには、プリンタ10の内部は暗くて見えにくい状態となる。外部カバー18を開放したプリンタ10の開口部には、その略中央にジャム紙を取り除く際に開放される転写部カバー31が設けられ、この転写部カバー31の下側に搬送部カバー33が配置されている。また、この開口部内には、ジャム紙を搬送路19から除去する際にユーザが操作する操作部としての操作レバー35,38及び操作ローラ36,39が配置されている。操作レバー35及び操作ダイヤル36は、図2における転写部カバー31の上部右側に配置されている。この操作レバー35は、手前側に回動可能にその上部が軸支されている。このプリンタ10では、操作レバー35を手前側に回動すると、図示しないフックが連動し転写部カバー31の固定が解除されて転写部カバー31の下側を軸中心として該転写部カバー31が手前側に開放されるように構成されている(後述の図6参照)。操作レバー35のユーザが掴む部分には、点灯可能な操作指示ランプ35aが配設されている。操作ダイヤル36は、定着ユニット29で紙詰まり(ジャム)が発生したときに該操作ダイヤル36を回すことによってジャム紙を移動させるものである。この操作ダイヤル36の右側近傍には、点灯可能な操作指示ランプ36aが配設されている。なお、転写部カバー31や操作ダイヤル36には図示しないセンサがそれぞれ配設されており、転写部カバー31が開放されたり操作ダイヤル36が操作されたりしたときにはそれぞれのセンサよりコントローラ11に信号を送信するようになっている。
また、搬送部カバー33の上部右側には、操作レバー38及び操作ダイヤル39が配置されている。この操作レバー38は、手前側に回動可能にその下部が軸支されている。プリンタ10では、操作レバー38を手前側に回動すると、図示しないフックが連動し搬送部カバー33の固定が解除され、該搬送部カバー33がその下側を軸中心として手前側に開放されるよう構成されている(後述の図7参照)。操作レバー38のユーザが掴む部分には、点灯可能な操作指示ランプ38aが配設されている。操作ダイヤル39は、搬送ユニット27の下流でジャムが発生したときに該操作ダイヤル39を回すことによってジャム紙を移動させるものである。この操作ダイヤル39の右側近傍には、点灯可能な操作指示ランプ39aが配設されている。この搬送部カバー33や操作ダイヤル39には図示しないセンサがそれぞれ配設されており、搬送部カバー33が開放されたり操作ダイヤル39が操作されたりしたときにはコントローラ11に信号を送信するようになっている。
また、プリンタ10は、図3に示すように、コントローラ11と操作パネル40とを備えている。コントローラ11は、周知のCPU12を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶したROM13と、一時的にデータを記憶するRAM14とを備えている。ROM13には、印刷中にジャムが発生した際に記録紙照明34などを点灯制御するジャム処理プログラム13aが記憶されている。操作パネル40は、各種情報を文字などの画像でディスプレイに表示する表示部42と、ボタン操作又はパネルタッチにより各種情報をコントローラ11に入力可能な入力部44とを備えている。また、コントローラ11は、入出力ポート(図示せず)を備え、入力部44からの信号、記録紙センサ32a,32b,32cからの信号、転写部カバー31や搬送部カバー33に配設された図示しないセンサからの信号、操作ダイヤル36,39に配設された図示しないセンサからの信号などが入力ポートを介して入力され、表示部42への信号、記録紙照明34,37への信号、操作指示ランプ35a,36a,38a,39aへの点灯信号などが出力ポートを介して出力されている。
次に、こうして構成された本実施形態のプリンタ10の動作について、まず、印刷の動作について説明する。プリンタ10に接続された図示しないパソコンなどから印刷が指令されると、プリンタ10のCPU12は、受信した印刷データをRAM14に記憶し、C,M,Y,Kの4色のうちの1色の画像データを印刷データから読み出す。次に、CPU12は、帯電体21により感光体22を帯電させ、読み出した画像データに基づいて感光体22の表面に露光器23によりレーザ光を当て画像データの部分だけ電荷を弱めて静電潜像を形成し(露光)、トナーに電圧を印加し、帯電したトナーを感光体22上の静電潜像に付着させて感光体22上にトナー像を形成する(現像)。続いて、CPU12は、感光体22上に形成されたトナー像を転写ベルト25上に転写する(1次転写)。そして、C,M,Y,Kの4色のうち上記処理を行っていないものがあるときには、その色について上記処理を行う。このとき、現像器24を90度ずつ切り替えて、各色のトナー像を順次現像させ、転写ベルト25上に重ね合わせる。一方、4色のトナー像が転写ベルト25上に重ねて形成された状態になっているときには、CPU12は、2次転写ユニット28により転写ベルト25上の4色のトナー像を搬送ユニット27により搬送された記録紙S上へ2次転写する。最後に、CPU12は、定着ユニット29にトナー像が形成された記録紙Sを搬送し、定着ユニット29により加熱,加圧し、記録紙Sの表面に転写されたトナー像を記録紙S上に融解し定着させる。なお、印刷すべき次のページがあるときにはそのページについて上記処理を繰り返し行う。
次に、プリンタ10のジャム処理の動作について説明する。図4は、コントローラ11のCPU12により実行されるジャム処理ルーチンのフローチャートであり、図5は、ジャム発生後の外部カバー18を開放したときの説明図であり、図6は、定着ユニット29でのジャム処理操作の説明図であり、図7は、搬送ユニット27でのジャム処理操作の説明図である。ジャム処理制御ルーチンは、ROM13に記憶され、プリンタ10が起動され印刷が開始されたあと所定のタイミングごと(例えば数msecごとなど)にCPU12によって実行される。
図4のルーチンが開始されると、CPU12は、記録紙Sの搬送路19にジャムが発生しているか否かを判定する(ステップS100)。ここで、ジャムの発生は、記録紙センサ32a,32b,32cの出力信号に基づいて行う。まず、正常に記録紙Sが搬送されるときの各記録紙センサ32a,32b,32cのオン・オフ出力のタイミングを予め経験的に求めておく。そして、実際の印刷時に、例えば記録紙センサ32aがオン出力したあと予め求めた所定のタイミングで下流側の記録紙センサ32bがオン出力しないときには、ジャムが発生したと判定することができる。また、例えば記録紙センサ32aがオン出力したあと記録紙Sが通過するのに必要な時間を経過しても記録紙センサ32aからオフ出力されない場合には、ジャムが発生したと判定することができる。なお、この所定のタイミングや記録紙Sの通過に必要な時間には、紙すべりが起きたときの誤差を含めてもよい。
さて、ステップS100で、搬送路19にジャムが発生していないときには、CPU12は、そのままこのルーチンを終了し、搬送路19にジャムが発生しているときには、ジャムの発生位置をRAM14に記憶する(ステップS110)。ここで、ジャムの発生位置の把握方法について説明する。上述のように、所定時間を経過しても記録紙センサ32aがオン出力しなかったときには、そのセンサの上流でジャムが発生したことがわかる。また、記録紙センサ32aがオン出力したあと所定時間を経過しても記録紙センサ32aがオフ出力しなかったときには、そのセンサの配置されている位置でジャムが発生したことがわかる。記録紙センサ32b,32cについても同様であり、これらのセンサからの出力に基づいてジャムの発生位置を把握する。ジャムの発生位置をRAM14に記憶したあと、CPU12は、印刷を中止して記録紙Sの搬送を停止すると共に表示部42にエラーメッセージを表示し(ステップS120)、外部カバー18が開放されたか否かを判定する(ステップS130)。外部カバー18が開放されたか否かの判定は、プリンタ10本体に設けられ外部カバー18の開放に伴ってオン出力する図示しないセンサの信号に基づいて行う。外部カバー18が開放されていないときには、CPU12は、そのまま待機し、外部カバー18が開放されたときには、RAM14に記憶されたジャムの発生位置に配置されている記録紙照明を点灯させる(ステップS140)。プリンタ10では、記録紙照明34と記録紙照明37が搬送路19に配置されており、ジャムの発生位置に近いいずれかの照明を点灯させジャム紙を照らすよう設定されている。例えば、定着ユニット29でジャムが発生したときには、図5に示すように、記録紙照明34を点灯させる。すると、ユーザは、プリンタ10の開口部のうち定着ユニット29の周りが明るくなっていることを視認するため、外部カバー18を開放するだけで定着ユニット29の近傍でジャムが発生していることを認識できる。
さて、ステップS140のあと、CPU12は、ジャム紙を搬送路19から除去する処理(ジャム処理)で操作する操作部(例えば操作レバー35)などに配設された操作指示ランプを点灯させ(ステップS150)、操作指示ランプの点灯している操作部を操作する旨のメッセージを表示部42に表示させる(ステップS160)。次に、CPU12は、操作指示ランプの点灯している操作部が操作されたか否か、つまり、操作指示ランプの指示通りに操作されたか否かを判定する(ステップS170)。操作指示ランプの点灯している操作部が操作されたか否かの判定は、操作部や操作部の操作により作動するもの(例えば転写部カバー31など)に配設されたセンサからの操作信号を受信したか否かに基づいて行う。操作指示ランプの点灯している操作部が操作されたときには、ジャム処理の一連の操作が終了したか否かを判定する(ステップS180)。ここで、ジャム処理の一連の操作は、ジャムの発生位置ごとに予め定められており、ROM13に記憶されている。例えば、定着ユニット29でのジャム処理は、操作レバー35を操作して転写部カバー31を開放し、操作ダイヤル36を回してジャム紙を排出させるよう設定されており、搬送ユニット27でのジャム処理は、操作レバー38を操作して搬送部カバー33を開放し、操作ダイヤル39を回してジャム紙を排出させるよう設定されている。ステップS180でジャム処理の一連の操作が終了していないときには、ステップS150〜S180の処理をジャム処理の一連の操作が終了するまで繰り返す。なお、ステップS150〜S180の繰り返し処理により、ジャムの発生位置に基づいたジャム処理の操作手順にしたがって操作指示ランプを順に点灯するように設定されている。
一方、ステップS170で操作指示ランプの点灯している操作部が操作されていないとき、つまり、操作指示ランプの指示通りに操作されていないときには、CPU12は、正しい操作部の操作指示ランプを通常と異なる態様で点灯させる(ステップS190)。ここでは、操作指示ランプを一定間隔で点滅させるよう設定されている。ステップS190のあと、CPU12は、ステップS160で正しい操作部を操作する旨のメッセージを表示部42に表示させ、ステップS170で操作指示ランプの指示通りに操作されたか否かを判定し、操作指示ランプの指示通りに操作されていないときには、ステップS160〜S170の処理を繰り返し、操作指示ランプの指示通りに操作されたときには、ジャム処理の一連の操作が終了したか否かを判定する(ステップS180)。ジャム処理の一連の操作が終了していないときには、CPU12は、ステップS150〜S190の処理を繰り返す。
一方、ステップS180でジャム処理の一連の操作が終了したときには、CPU12は、ジャムが解消したか否かを判定する(ステップS200)。ここでは、ジャムが解消したか否かの判定は、記録紙センサ32a,32b,32cのいずれもオフ出力しているか否かに基づいて行う。具体的には、搬送路19に記録紙Sが存在しないときには、記録紙センサ32a,32b,32cのいずれもがオフ出力するようになっている。ステップS200でジャムが解消していないときには、再度ステップS150〜S200の処理を行う。具体的には、ジャム紙が搬送路19から取り除かれるまでステップS150で操作指示ランプ36aを点灯させ、ステップS160で操作ダイヤル36を操作してジャム紙を取り除く旨のメッセージを表示部42に表示させる。なお、先の操作が戻されたとき(例えば転写部カバー31が閉じられたとき)などは、先の操作を行うよう操作指示ランプの点灯制御と表示部42の表示制御とを行う。
ここで、ステップS150〜S200の処理について、図5、図6及び図7を用いて具体的に説明する。まず、定着ユニット29でジャムが発生し、記録紙照明34が点灯しているときの処理について説明する。外部カバー18が開放されると、CPU12は、RAM14に記憶されたジャム位置である定着ユニット29でのジャム処理の操作手順をROM13から読み出す。まず、CPU12は、操作指示ランプ35aを点灯させると共にメッセージを表示部42に表示しユーザに操作レバー35を操作するよう指示する。図5に示すように、プリンタ10の内部は暗いため、操作指示ランプ35aが点灯されることにより操作レバー35を操作することをユーザが視認しやすい。しかし、操作すべき操作レバー35以外の操作部(例えば操作レバー38など)がユーザにより操作されたときには、CPU12は、操作すべき操作レバー35の操作指示ランプ35aを点滅させると共に操作指示ランプが点滅している操作部を操作する旨のメッセージを表示部42に表示させる。操作指示ランプ35aが点滅するため、ユーザは違う操作部を操作したことに気付きやすい。そして、ユーザが操作レバー35を操作すると、転写部カバー31が開放される(図6参照)。このとき、記録紙照明34が点灯しており、搬送路19のうち定着ユニット29でジャム紙が照らし出されて見やすい状態となっている。続いて、CPU12は、操作指示ランプ36aを点灯させると共にメッセージを表示部42に表示しユーザに操作ダイヤル36を操作するよう指示する(図6参照)。このとき、プリンタ10の内部は暗いため、操作指示ランプ36aが点灯されることにより操作ダイヤル36を操作することをユーザが視認しやすい。なお、操作指示ランプ36aを点灯するときには、先に点灯した操作指示ランプ35aを消灯させる。ユーザにより操作ダイヤル36が操作されジャム紙が搬送路19から取り除かれると、記録紙センサ32a,32b,32cがすべてオフ出力されて、CPU12は、ジャムが解消したと判定する。
次に、搬送ユニット27の下流近傍でジャムが発生したときには、CPU12は、図7に示すように、記録紙照明37を点灯させる。このとき、ユーザは、搬送部カバー33が閉じていても、プリンタ10の開口部のうち搬送ユニット27の周りが明るくなっていることを視認するため、外部カバー18を開放するだけで搬送ユニット27の近傍でジャムが発生していることを認識できる。次に、CPU12は、操作指示ランプ38aと操作指示ランプ39aとを操作順に点灯させると共にそれに対応するメッセージを表示部42に表示させることによりジャム処理の操作手順をユーザに指示する。ユーザによって操作レバー38が操作されることにより搬送部カバー33が開放され、操作ダイヤル39が操作されることによりジャム紙が搬送路19から取り除かれると、記録紙センサ32a,32b,32cがすべてオフ出力されるため、CPU12は、ジャムが解消したと判定する。なお、複数のジャムが略同時に発生した際には、CPU12は、先に発生したジャムの位置に対応する操作手順の指示を操作指示ランプ及び表示部42を制御して行い、このジャム処理が終了したあと、次に発生したジャムの位置に対応する操作手順の指示を操作指示ランプの点灯制御及び表示部42の表示制御により行う。
さて、ステップS200でジャムが解消したときには、転写部カバー31、搬送部カバー33及び外部カバー18などのカバーが閉じられたか否かをセンサの出力に基づいて判定し(ステップS210)、すべてのカバーが閉じられていないときにはそのまま待機し、全てのカバーが閉じられたときには記録紙照明を消灯させ(ステップS220)、印刷を再開すると共に印刷可能に復帰した旨のメッセージを表示部42に表示させ(ステップS230)、このルーチンを終了する。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の記録紙照明34及び記録紙照明37が本発明の照明手段に相当し、記録紙センサ32a,32b,32cがジャム検出手段に相当し、操作指示ランプ35a,36a,38a,39aが指示手段に相当し、CPU12が制御手段に相当する。また、外部カバー18が遮蔽部に相当し、記録紙トレイ26が収容部に相当し、操作レバー35,38及び操作ダイヤル36,39が操作部に相当する。なお、本実施形態では、プリンタ10の動作を説明することにより本発明のジャム処理方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のプリンタ10によれば、外部から遮蔽された搬送路19でのジャム紙を照らす位置に記録紙照明34及び記録紙照明37が配置されており、暗くて見えにくい搬送路19のジャム紙を照らすことが可能である。したがって、記録紙照明34や記録紙照明37の光によりジャム紙の視認性を向上してジャム紙の処理性を高めることができる。
また、定着ユニット29では、加熱や加圧を行うことによりトナー像を定着させるため記録紙Sのジャムの発生が起きやすいため、定着ユニット29に本発明を適用する意義が高い。更に、搬送ユニット27では、記録紙トレイ26に収容されている記録紙Sを1枚ずつすべらせて搬送路19に送り出すことからジャムの発生が多いため、搬送ユニット27に本発明を適用する意義が高い。
更に、記録紙センサ32a,32b,32cによってジャムの発生を検出したあと搬送路19を覆う外部カバー18が少なくとも開放されたときにはジャム紙を照らすよう記録紙照明34及び記録紙照明37を制御するため、外部カバー18が開放されたときにはジャム紙が照らされて見やすくなり、ユーザがジャム紙の処理をしやすい。また、記録紙センサ32a,32b,32cによって検出された位置のジャム紙を照らすよう記録紙照明34及び記録紙照明37のいずれかを制御するため、ジャム紙が搬送路19のうちどこに存在しているのかをユーザが視認することができる。
更にまた、ジャム紙を搬送路19から除去する際に操作する操作部(例えば操作レバー35,38や操作ダイヤル36,39)をユーザが視認するよう操作指示ランプ35a,36a,38a,39aを点灯制御するため、ジャム紙を搬送路から除去する際に操作する操作部をユーザが光により視認可能であり、一層ジャム紙の処理性を高めることができる。また、ジャム紙を搬送路19から除去する際にジャム紙の処理の操作手順にしたがって順次操作すべき操作部が操作指示ランプ35a,36a,38a,39aの光により指示されるため、ユーザは操作手順を容易に知ることができ、ひいてはジャム紙の処理性を高めることができる。更に、ジャム紙を搬送路19から除去する際に操作手順と異なる操作部を操作したときには通常と異なる態様(点滅)で操作指示ランプ35a,36a,38a,39aを点灯制御するため、操作手順と異なる操作部を操作したことをユーザが認識可能であり、間違った操作を行ったことをユーザに知らせることができる。そして、表示部42に表示するメッセージと対応して操作部をユーザが視認するよう操作指示ランプ35a,36a,38a,39aを点灯制御するため、更にメッセージで操作手順を確認しながらジャム紙を処理可能であり、間違った操作をユーザが行ってしまうのを抑制しやすい。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、外部カバー18が開放されたときには、CPU12が記録紙照明34や記録紙照明37を点灯制御するとしたが、操作パネル40に記録紙照明34や記録紙照明37のスイッチを配設し、ユーザがこのスイッチを操作することにより記録紙照明34や記録紙照明37を点灯してもよい。こうしても、光によりジャム紙の視認性を向上してジャム紙の処理性を高めることができる。なお、記録紙照明は、搬送ユニット27や定着ユニット29以外の位置、例えば、両面ユニットや定着ユニット29の下流などに配置してもよい。
また、上述した実施形態では、外部カバー18が開放されたときには記録紙照明34を点灯するとしたが、例えば、外部カバー18が開放されたときには、操作指示ランプ35aを点灯して操作レバー35の操作を指示し、操作レバー35が操作されて転写部カバー31が開放されたときには記録紙照明34を点灯するとしてもよい。こうしても、光によりジャム紙の視認性を向上してジャム紙の処理性を高めることができる。なお、上述した実施例では、操作指示ランプ35aなどを点灯するときには、表示部42にメッセージを表示するとしたが、このメッセージの表示を省略してもよい。
更に、上述した実施形態では、操作手順と異なる操作部をユーザが操作したときには、操作すべき操作部の操作指示ランプを点滅させるとしたが、ユーザが間違って操作した操作部のランプを点滅させ、間違った操作部を元に戻すよう指示したあと正しい操作部の操作指示ランプを点灯するようにしてもよい。こうすれば、間違って操作した操作部をそのままにしてジャム処理の操作を続けてしまうことを抑制することができる。
更にまた、上述した実施形態では、操作手順と異なる操作部をユーザが操作したときには操作すべき操作部の操作指示ランプを点滅させるとしたが、操作指示ランプ35a,36a,38a,39aを複数の色で点灯可能に構成し、操作手順と異なる操作部をユーザが操作したときには、操作すべき操作部の操作指示ランプを通常とは異なる色で点灯するようにしてもよい。例えば通常は操作指示ランプを緑色に点灯させ、間違った操作をしたときには操作指示ランプを赤色で点灯させるなどする。こうしても、間違った操作を行ったことをユーザに知らせることができる。このとき、ユーザが間違って操作した操作部のランプを通常と異なる色で点灯すると共に操作すべき操作部の操作指示ランプを通常の色で点灯するようにしてもよい。こうすれば、間違った操作をした操作部と操作すべき操作部とを一度に視認することができる。
そして、上述した実施形態では、記録紙照明34や記録紙照明37によりジャム紙を見やすくすると共に、操作指示ランプ35a,36a,38a,39aにより操作部の操作手順をユーザに見やすく指示するとしたが、記録紙照明34や記録紙照明37を省略し操作部の操作手順を操作指示ランプ35aなどで指示するだけでもよい。こうしても、光により操作部の視認性を向上してジャム紙の処理性を高めることはできる。
そしてまた、上述した実施例では、記録紙センサ32a,32b,32cは、接触式のマイクロスイッチセンサとしたが、これらのセンサを非接触式のセンサ、例えば記録紙Sが存在するときには光が遮蔽され記録紙Sが存在しないときには受光部に光を受けて信号を出力する光センサなどを用いてもよい。また、上述した実施例では、記録紙センサ32a,32b,32cによってジャムの発生及び発生位置を検出するとしたが、これに代えて又はこれに加えて、搬送路19に設けられた記録紙Sを搬送する搬送ローラの回転数を検出する回転数センサをそれぞれの搬送ローラに設け、回転数センサによる回転数が所定の閾値を下回ったとき、つまり、搬送ローラの負荷がある値を超えたときに、その搬送ローラでジャムが発生したものとしてもよい。あるいは、搬送ローラを駆動するモータの電圧を検出する電圧計を配設し、この電圧計の検出値が所定の閾値を超えたか否かに基づいてジャムの発生を検出してもよい。
そして更に、上述した実施例では、電子写真方式を採用したカラーレーザプリンタとしたが、インクジェット方式を採用したフルカラーのプリンタや、熱転写式のカラープリンタや、ドットインパクト方式のカラープリンタとしてもよいし、これらのモノクロプリンタとしてもよい。また、プリンタ10は、プリンタ機構のみを有するものとしたが、スキャナを搭載したマルチファンクションプリンタとしてもよいし、FAX機やコピー機などの複合印刷装置としてもよい。なお、画像が記録された記録紙を搬送して該画像の読み取りを行うスキャナの搬送路などにも本発明を適用することができる。
本実施形態のプリンタ10の構成の概略を示す構成図である。 外部カバー18を開放したプリンタ10の斜視図である。 本実施形態のプリンタ10の構成の概略を示すブロック図である。 本実施形態のジャム処理ルーチンのフローチャートである。 ジャム発生後の外部カバー18を開放したときの説明図である。 本実施形態の定着ユニット29でのジャム処理操作の説明図である。 本実施形態の搬送ユニット27でのジャム処理操作の説明図である。
符号の説明
10 プリンタ、11 コントローラ、12 CPU、13 ROM、13a ジャム処理プログラム、14 RAM、18 外部カバー、19 搬送路、21 帯電器、22 感光体、23 露光器、24 現像器、24C,24M,24Y,24K トナーカートリッジ、25 転写ベルト、26 記録紙トレイ,27 搬送ユニット、28 二次転写ユニット、29 定着ユニット、31 転写部カバー、32a,32b,32c 記録紙センサ、33 搬送部カバー、34,37 記録紙照明、35,39 操作レバー、35a,36a,38a,39a 操作指示ランプ、36,38 操作ダイヤル、40 操作パネル、42 表示部、44 入力部、S 記録紙。

Claims (13)

  1. 外部から遮蔽された搬送路に記録媒体を搬送して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記搬送路で前記記録媒体が詰まった状態のジャム媒体を照らす位置に配置されている照明手段、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記照明手段は、トナー像が転写された記録媒体を搬送しながら加熱することにより該記録媒体に該トナー像を定着させる定着ユニットで詰まった前記ジャム媒体を照らす位置に配置されている、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記照明手段は、前記記録媒体を収容する収容部から前記搬送路に前記記録媒体を搬送する搬送ユニットで詰まった前記ジャム媒体を照らす位置に配置されている、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記搬送路での前記記録媒体のジャムの発生を検出するジャム検出手段と、
    前記ジャム検出手段によってジャムの発生が検出されたあと前記搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには前記ジャム媒体を照らすよう前記照明手段を制御する制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  5. 前記照明手段及び前記ジャム検出手段は、前記搬送路に複数配置されており、
    前記制御手段は、複数のうちの1つの前記ジャム検出手段によって検出されたジャム媒体の位置に対応する複数のうちの1以上の前記照明手段により該ジャム媒体を照らすよう該照明手段を制御する、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 請求項4又は5のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記ジャム媒体を前記搬送路から除去する際に操作する操作部を光によりユーザに視認させて指示する指示手段、を備え、
    前記制御手段は、前記操作部をユーザが視認するよう前記指示手段を制御する、
    画像形成装置。
  7. 外部から遮蔽された搬送路に記録媒体を搬送して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記搬送路で詰まったジャム媒体を該搬送路から除去する際に操作する操作部を光によりユーザに視認させて指示する指示手段と、
    前記搬送路での前記記録媒体のジャムの発生を検出するジャム検出手段と、
    前記ジャム検出手段によってジャムの発生が検出されたあと前記搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには前記操作部をユーザが視認するよう前記指示手段を制御する制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記ジャム媒体を前記搬送路から除去する際に前記操作部の操作手順にしたがって該操作部をユーザが視認するように1以上の前記指示手段を制御する、
    請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記ジャム媒体を前記搬送路から除去する際に前記操作手順と異なる前記操作部を操作したときには通常と異なる態様でユーザに指示するよう前記指示手段を制御する、
    請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記操作部をユーザが視認するよう前記指示手段を制御すると共に前記操作部の操作に関するメッセージを表示部に表示制御する、
    請求項6〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 外部から遮蔽された搬送路に記録媒体を搬送して画像を形成する画像形成装置のジャム処理方法であって、
    (a)前記搬送路での前記記録媒体のジャムの発生を検出するステップと、
    (b)前記ステップ(a)でジャムの発生を検出したあと前記搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには該搬送路で該記録媒体が詰まったジャム媒体を照らすよう照明手段を制御するステップと、
    を含むジャム処理方法。
  12. 外部から遮蔽された搬送路に記録媒体を搬送して画像を形成する画像形成装置のジャム処理方法であって、
    (a)前記搬送路での前記記録媒体のジャムの発生を検出するステップと、
    (b)前記ステップ(a)でジャムの発生を検出したあと前記搬送路を覆う遮蔽部が少なくとも開放されたときには、前記搬送路で詰まったジャム媒体を該搬送路から除去する際に操作する操作部を光によりユーザに視認させるよう指示手段を制御するステップと、
    を含むジャム処理方法。
  13. 請求項11又は12に記載のジャム処理方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラム。
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