JP2006349991A - スキャナプリンタ装置およびスキャナ機構 - Google Patents

スキャナプリンタ装置およびスキャナ機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 原稿の読取り精度が優れたスキャナ機構を提供する。
【解決手段】 スキャナ機構は、原稿を配置するためのガラス板と、ガラス板の裏側に配置され、矢印51に示す方向に移動可能に形成された原稿読取り部1aとを備える。原稿読取り部1aは、ガラス板に対向するように配置されたフレーム2aを含む。フレーム2aは、ガラス板に対向する表面に形成された凹部を有する。この凹部に回転可能な球状のスペーサ3aが配置されている。スペーサ3aは、凹部およびガラス板に挟まれるように配置されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スキャナプリンタ装置およびスキャナ機構に関する。
画像や文字などを電気信号として取込む機構にスキャナ機構がある。スキャナ機構は、スキャナ機能のみを有するスキャナ装置、プリンタ機能を有するスキャナプリンタ装置、またはファックスなどに備えられている。
スキャナ機構は、原稿の画像や文字などを読取るための原稿読取り部を備える。原稿読取り部は、長手方向を有するように形成されている。原稿読取り部は、長手方向に垂直な方向に平行移動するように形成されている。原稿読取り部は、CCD(Charge Coupled Device)、またはCIS(Contact Image Sensor)などを含む。CISを含むスキャナ機構は、装置の小型化を図ることができ、また、消費電力を小さくできるという利点を有する。
CISは、密着型センサとも言われる。CISは、光源からの光の焦点距離が合うように、原稿を配置するガラス板の表面とCISとの距離が一定になるように配置されている。たとえば、CISは、原稿を載置するためのガラス板の裏面との距離が一定になるように、CISの表面がガラス板の裏面と密着するように形成されている。
スキャナ機構の原稿読取り部は、一定の方向に移動しながら、光源からの光を原稿に照射して画像などを読取る機構を有する。すなわち、一の方向に原稿読取り部を走査させながら、画像などの情報を読取るように形成されている。
特開2002−368958号公報においては、原稿が搭載可能な原稿台と、原稿台に沿って設置されたボールねじと、ボールねじの軸芯方向と交わる副走査方向に移動自在に設置されたベルトと、ベルトを伴ってボールねじの軸芯方向に沿った主走査方向に移動自在に設置されたスライダとを備える画像入力装置アダプタが開示されている。ラインセンサの長手方向は、ボールねじの軸芯方向に沿うように形成されている。
特開2002−368958号公報
原稿読取り部がCISを含むスキャナ機構においては、原稿読取り部と原稿を配置するためのガラス板との距離を一定にする必要があり、たとえば、原稿読取り部の一部とガラス板とが接触して、摺動しながら原稿読取り部が移動するように形成されている。原稿読取り部は、原稿に対して焦点距離を合わすために、ガラス板からの距離を一定に保ったまま移動することが好ましい。
しかしながら、原稿読取り部の一部とガラス板とが摺動するため、ガラス板の表面の状態や原稿読取り部の移動機構の製造誤差などに起因して、原稿読取り部が滑らかに移動しない場合があった。
たとえば、原稿読取り部の移動中に原稿読取り部の一部とガラス板との接触部の摺動抵抗が変化して、移動途中に原稿読取り部がわずかにぶれる場合があった。この結果、印刷を行なうと、本来直線となるべき部分に小さな段差が生じてしまったり、画像が細かく乱れてしまったりするという問題があった。または、原稿読取り部の移動中に移動速度が変化して、読取られた原稿の一部分が小さく歪んでしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、原稿の読取り精度が優れたスキャナ機構およびこれを備えたスキャナプリンタ装置を提供することを目的とする。
本発明に基づくスキャナプリンタ装置は、原稿を載置するためのガラス板と、上記ガラス板の裏側に配置され、一の方向に移動可能に形成された原稿読取り部と、球状のスペーサとを備える。上記原稿読取り部は、上記ガラス板に対向するように配置されたフレームを含む。上記原稿読取り部は、上記フレームに固定され、光源からの光を上記原稿に照射するためのレンズを含む。上記フレームは、略直方体状に形成されている。上記フレームは、上記ガラス板に対向する表面において、平面形状の略四角形の4隅に形成された凹部を有する。上記凹部は、半球状に形成されている。上記スペーサは、上記凹部に回転可能に配置されている。上記スペーサは、上記凹部および上記ガラス板に挟まれている。上記スペーサは、上記凹部および上記ガラス板に接触するように配置されている。上記凹部に球状のスペーサが配置されている。上記スペーサは、上記凹部および上記ガラス板に挟まれるように配置されている。
本発明に基づくスキャナ機構は、原稿を配置するためのガラス板と、上記ガラス板の裏側に配置され、一の方向に移動可能に形成された原稿読取り部とを備える。上記原稿読取り部は、上記ガラス板に対向するように配置されたフレームを含む。上記フレームは、上記ガラス板に対向する表面に形成された凹部を有する。上記凹部に、上記一の方向に沿って回転可能なスペーサが配置されている。上記スペーサは、上記凹部および上記ガラス板に挟まれるように配置されている。
上記発明において好ましくは、上記スペーサは、球状に形成されている。上記凹部は、半球状に形成されている。
上記発明において好ましくは、上記スペーサは、円柱状に形成されている。上記スペーサは、上記円柱状の回転軸が上記一の方向と垂直になるように配置されている。上記凹部は、上記スペーサの形状に沿うように形成されている。
本発明に基づくスキャナプリンタ装置は、上述のスキャナ機構を備える。
本発明によれば、原稿の読取り精度が優れたスキャナ機構およびこれを備えたスキャナプリンタ装置を提供することができる。
(実施の形態1)
図1から図7を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるスキャナ機構およびスキャナプリンタ装置について説明する。
図1は、本実施の形態におけるスキャナプリンタ装置の概略斜視図である。本実施の形態におけるスキャナプリンタ装置は、原稿を読取るスキャナ機能、原稿を複写する機能、および受信した信号またはメモリカードに記録された画像データを印刷するためのプリンタ機能を有する複合プリンタである。
本実施の形態におけるスキャナプリンタ装置は、外側の筐体として、ボトムハウジング11およびトップハウジング16を備える。トップハウジング16は、ボトムハウジング11の上側に形成されている。トップハウジング16は、上部に配置された蓋部材20を含む。
ボトムハウジング11の前面には、印刷された用紙を排出するための排紙口14が形成されている。排紙口14には、排出された用紙などの被印刷物を一時的に配置しておくための用紙トレイ13が配置されている。トップハウジング16の前面には、画像データなどの保存が可能なメモリカードを挿入するためのカード挿入口15が形成されている。
蓋部材20には、平面形状が四角形の開口が形成されている。この開口には、ガラス板12が配置されている。ガラス板12は、蓋部材20に固定されている。ガラス板12は、原稿を配置するための原稿載置台として形成されている。原稿は、文字や画像を読取る面がガラス板12に向かうように載置される。
トップハウジング16の上側には、可動カバー21が配置されている。可動カバー21は、スキャナプリンタ装置の奥側の幅方向に回動軸を有し、回動可能に形成されている。可動カバー21は、平板状の原稿押え部23と平板状のリッド22とを含む。リッド22は、プラスチック樹脂などの硬質の材料で形成されている。原稿押え部23は、スポンジなどの軟質の材料で形成されている。
トップハウジング16において、可動カバー21の側方には、操作部18が形成されている。操作部18には、押しボタンなどが形成されている。トップハウジング16において、可動カバー21の側方には、操作状況、稼動状況、または印刷を行なう画像などを表示するための液晶表示パネル17が配置されている。
蓋部材20は、ガラス板12を支持する部分の端部に、ガラス板12の表面に対して、段差を有するように形成された段差部24を含む。段差部24は、平面形状の四角形の1つの角に基準コーナ部19を有する。本実施の形態においては、ガラス板12の奥側に基準コーナ部19が設定されている。基準コーナ部19は、ガラス板12における原稿の位置を定めるためのコーナ部である。使用者は、基準コーナ部19に原稿の角が当接するように原稿を配置する。
図2に、本実施の形態におけるスキャナプリンタ装置の可動カバーおよびトップハウジングの蓋部材を取外したときの概略斜視図を示す。蓋部材とともにガラス板も取外される。
トップハウジング16は、蓋部材を取外したときに、有底の箱型になるように形成されている。トップハウジング16の内側には、原稿読取り部1aが配置されている。原稿読取り部1aは、ガラス板の下側に配置されている。本実施の形態における原稿読取り部1aは、CISを含む。原稿読取り部1aは、長手方向を有する。本実施の形態においては、原稿読取り部1aの長手方向が、スキャナプリンタ装置の奥行き方向と略平行となるように配置されている。
トップハウジング16の内側には、スキャナプリンタ装置の幅方向に延びる窪み部25が形成されている。窪み部25は、トップハウジング16の底面に形成されている。窪み部25の内側には、シャフト26が配置されている。シャフト26は、円柱状に形成されている。シャフト26は、長手方向がスキャナプリンタ装置の幅方向と略平行になるように配置されている。
原稿読取り部1aは、シャフトベアリング32を介してシャフト26に支持されている。原稿読取り部1aは、矢印51に示すように、シャフト26の延びる方向に沿って平行移動ができるように形成されている。原稿読取り部1aは、プリンタスキャナ装置の幅方向に移動するように形成されている。
窪み部25の内側には、ベルト27が配置されている。ベルト27は、プーリ29によって、閉じた環状になるように形成されている。ベルト27は、モータ28が駆動することにより、一の方向に回転可能なように形成されている。
原稿読取り部1aは、ベルト27に固定されている。本実施の形態においては、モータ28が駆動することにより、回転するベルト27に伴って、原稿読取り部1aが矢印51に示す方向に平行移動するように形成されている。
トップハウジング16の内側には、スキャナプリンタ装置の幅方向に延びる窪み部30が形成されている。窪み部30は、トップハウジング16の底面に形成されている。
原稿読取り部1aは、配線31と電気的に接続されている。配線31は、帯状に形成されている。窪み部30は、配線31が内部に収容できる大きさに形成されている。配線31は、原稿読取り部1aの移動に伴って、窪み部30の内側に配置されたり、窪み部30から引き出されたりするように形成されている。本実施の形態においては、原稿読取り部1aと配線31とが接続された状態で、原稿読取り部1aが移動可能に形成されている。
図3に、原稿読取り部の拡大概略斜視図を示す。本実施の形態における原稿読取り部1aは、直方体状に形成されている。原稿読取り部1aは、フレーム2aを含む。原稿読取り部1aは、光源からの光を原稿に照射するためのレンズ35を含む。原稿読取り部1aは、レンズ35をフレーム2aに固定するためのレンズ保持部材36を含む。レンズ保持部材36は、フレーム2aに固定されている。
原稿読取り部1aは、図示しない光源および配線基板を含む。配線基板の表面には、たとえば、IC(Integrated Circuit)チップが配置されている。また、光源としては、たとえば、LED(Lightening Emitting Diode)が配置されている。原稿読取り部1aは、光源からの光を、レンズ35を通して原稿に照射して、さらに、原稿からの反射光をレンズ35を通して取り込むことができるように形成されている。
原稿読取り部1aの下側には、シャーシ33が配置されている。シャーシ33は、断面形状がコの字形に形成されている。シャーシ33は、矢印52に示すように、原稿読取り部1aを内側に配置できるように形成されている。
シャーシ33は、ビス41によって、シャフトベアリング32に固定されている。シャフトベアリング32は、シャフト26が挿通するように形成されている。シャフトベアリング32は、シャフト26の延びる方向に沿って、移動するように形成されている。
シャーシ33の底面には、コイルスプリング34が配置されている。コイルスプリング34は、原稿読取り部1aをガラス板に向かって付勢できるように形成されている。本実施の形態においては、原稿読取り部1aの長手方向において、2箇所にコイルスプリング34が配置されている。
図4に、原稿読取り部の長手方向の端部の拡大斜視図を示す。本実施の形態におけるフレーム2aは、直方体状に形成されている。フレーム2aは、ガラス板に対向する表面において、平面形状の略四角形の四隅に形成された凹部4aを有する。本実施の形態における凹部4aは、半球状に形成されている。
本実施の形態においては、凹部4aの表面にスペーサ3aが配置されている。スペーサ3aは、原稿と原稿読取り部との距離が一定になるように、ガラス板と原稿読取り部との距離を一定に保つために配置されている。スペーサ3aは、球状に形成されている。本実施の形態におけるスペーサ3aは、POM(ポリアセタール)で形成されている。凹部4aは、スペーサ3aの形状に沿うように形成されている。
図5に、本実施の形態における原稿読取り部の側面図を示す。原稿読取り部1aは、矢印51に示す方向に移動する。スペーサ3aは、頂点が原稿読取り部1aの最も高い部分よりも高くなるように形成されている。
図3および図5を参照して、原稿読取り部1aは、コイルスプリング34により、ガラス板12に向かって、矢印55に示す向きに付勢されている。コイルスプリング34によって、フレーム2aがガラス板12に向かって押圧され、スペーサ3aが、ガラス板12に当接する。このように、スペーサ3aがガラス板12に接触することにより、原稿読取り部1aが移動しても、ガラス板12とフレーム2aとの距離を一定に保つことができる。
本実施の形態においては、原稿読取り部1aの平面形状の四角形の四隅にスペーサ3aが配置されている。このため、4点で原稿読取り部1aとガラス板12との距離を定めることができ、原稿読取り部1aが移動する際にも、原稿読取り部1aとガラス板12との距離を安定して一定に保つことができる。
原稿読取り部1aが移動する際には、スペーサ3aはガラス板12に対して摺動したり、スペーサ3a自体が回転したりする。特に、ガラス板12とスペーサ3aとの摺動抵抗が部分的に高くなった場合には、矢印53に示すように、スペーサ3aが回転することにより、原稿読取り部1aを滑らかに移動させることができる。したがって、原稿の読取精度を向上させることができ、画像や文字などの乱れなどを抑制したスキャナ機構を提供することができる。
本実施の形態においては、スペーサが球状に形成され、凹部が半球状に形成されている。この構成を採用することにより、部品点数を少なくすることができ、また、容易な構成で本発明を実施することができる。
本実施の形態におけるスペーサは、POMで形成されている。この構成を採用することにより、ガラス板との摺動抵抗を小さくすることができ、より滑らかに原稿読取り部が移動する。スペーサの材質としては、この形態に限られず、任意の材質を採用することができる。
次に、図6および図7を参照して、本実施の形態におけるスキャナ機構の比較例について説明する。図6は、比較例の原稿読取り部の端部の拡大概略斜視図である。図7は、比較例の原稿読取り部の側面図である。比較例の原稿読取り部1bは、矢印51に示す方向に平行移動する。
比較例のスキャナ機構は、原稿読取り部1bとスペーサ3bとを備える。原稿読取り部1bは、フレーム2bを含む。フレーム2bは、直方体状に形成されている。フレーム2bは、ガラス板と対向する表面に凹部4bを有する。凹部4bは、円柱状に形成されている。
比較例におけるスペーサ3bは、フレーム2bの表面からガラス板に向かって飛び出すように形成された突出部6aと、フレーム2bにスペーサ3bを固定するための円柱部6bとを有する。
スペーサ3bは、円柱部6bが凹部4bに嵌合することによりフレーム2bに固定されている。突出部6aは、原稿読取り部1bを側方から見たときに、頂点が最も高くなるように形成されている。スペーサ3bは、突出部6aの頂部がガラス板12と接触する。
比較例において、原稿読取り部1bが移動すると、突出部6aとガラス板12とが、常に摺動する。このため、読取った文字や画像などがわずかにぶれることがあった。しかしながら、図2から図5に示す本実施の形態における原稿読取り部は、スペーサとガラス板との摺動抵抗の不均一を是正することができ、原稿読取り部を滑らかに移動させることができる。また、比較例のスペーサと比較して、摺動によってスペーサが磨り減ることを抑制できるために耐久性に優れる。
本実施の形態においては、スキャナ読取り部が直方体状に形成されているが、この形態に限られず、任意の形状を採用することができる。また、本実施の形態においては、フレームに4個のスペーサが配置されているが、この形態に限られず、任意の個数のスペーサを配置することができる。たとえば、複数のスペーサが配置されているときに、複数のスペーサのうち、1個のスペーサに本発明を適用しても構わない。
本実施の形態においては、スキャナプリンタ装置を例に取上げて説明したが、この形態に限られず、スキャナ機構を有する任意の装置に本発明を適用することができる。たとえば、スキャナ装置やファックスなどに本発明を適用することができる。
(実施の形態2)
図8および図9を参照して、本発明に基づく実施の形態2におけるスキャナ機構およびこれを備えたスキャナプリンタ装置について説明する。図8は、原稿読取り部の端部の概略斜視図である。
スキャナ機構が原稿読取り部を備え、原稿読取り部が直方体状に形成されていることは実施の形態1と同様である。本実施の形態におけるスキャナ機構は、スペーサの構成が実施の形態1と異なる。
本実施の形態における原稿読取り部1cは、フレーム2cを含む。フレーム1cの端部には、凹部4cが形成されている。本実施の形態におけるスペーサ3cは、円柱状に形成されている。スペーサ3cは、円柱状の軸方向が原稿読取り部1cの長手方向と略平行になるように配置されている。
フレーム2cの凹部4cは、スペーサ3cの形状に沿って形成されている。フレーム2cは、スペーサ3cを支持するための支持軸5を有する。支持軸5は、凹部4cの内側に飛び出すように形成されている。スペーサ3cには、円柱の端面に支持軸5を挿入するための穴が形成され、この穴に支持軸5が挿入されている。
図9に、本実施の形態における原稿読取り部の側面図を示す。スペーサ3cは、側方から見たときに高さが最も高くなるように形成されている。ガラス板12は、スペーサ3cに接触する。原稿読取り部1cは、矢印51に示す方向に移動する。スペーサ3cは、原稿読取り部の動きに対応して、矢印54に示す方向に回転する。このように、スペーサ3cが回転することによって、原稿読取り部を滑らかに移動させることができる。
その他の構成、作用および効果については実施の形態1と同様であるのでここでは説明を繰返さない。
上記の実施の形態に係るそれぞれの図面において、同一または相当する部分には、同一の符号を付している。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
実施の形態1におけるスキャナプリンタ装置の概略斜視図である。 実施の形態1におけるスキャナ機構の概略斜視図である。 実施の形態1における原稿読取り部の拡大概略斜視図である。 実施の形態1における原稿読取り部の端部の概略斜視図である。 実施の形態1における原稿読取り部の側面図である。 実施の形態1における比較例の原稿読取り部の端部の概略斜視図である。 実施の形態1における比較例の原稿読取り部の側面図である。 実施の形態2における原稿読取り部の端部の概略斜視図である。 実施の形態2における原稿読取り部の側面図である。
符号の説明
1a〜1c 原稿読取り部、2a〜2c フレーム、3a〜3c スペーサ、4a〜4c 凹部、5 支軸、6a 突出部、6b 円柱部、11 ボトムハウジング、12 ガラス板、13 用紙トレイ、14 排紙口、15 カード挿入口、16 トップハウジング、17 液晶表示パネル、18 操作部、19 基準コーナ部、20 蓋部材、21 可動カバー、22 リッド、23 原稿押え部、24 段差部、25,30 窪み部、26 シャフト、27 ベルト、28 モータ、29 プーリ、31 配線、32 シャフトベアリング、33 シャーシ、34 コイルスプリング、35 レンズ、36 レンズ保持部材、41 ビス、51〜55 矢印。

Claims (5)

  1. 原稿を載置するためのガラス板と、
    前記ガラス板の裏側に配置され、一の方向に移動可能に形成された原稿読取り部と
    球状のスペーサと
    を備え、
    前記原稿読取り部は、前記ガラス板に対向するように配置されたフレームと、
    前記フレームに固定され、光源からの光を前記原稿に照射するためのレンズと、
    を含み、
    前記フレームは、略直方体状に形成され、
    前記フレームは、前記ガラス板に対向する表面において、平面形状の略四角形の4隅に形成された凹部を有し、
    前記凹部は、半球状に形成され、
    前記スペーサは、前記凹部に回転可能に配置され、
    前記スペーサは、前記凹部および前記ガラス板に挟まれて、前記凹部および前記ガラス板に接触するように配置されている、スキャナプリンタ装置。
  2. 原稿を載置するためのガラス板と、
    前記ガラス板の裏側に配置され、一の方向に移動可能に形成された原稿読取り部と
    を備え、
    前記原稿読取り部は、前記ガラス板に対向するように配置されたフレームを含み、
    前記フレームは、前記ガラス板に対向する表面に形成された凹部を有し、
    前記凹部に、前記一の方向に沿って回転可能なスペーサが配置され、
    前記スペーサは、前記凹部および前記ガラス板に挟まれるように配置されている、スキャナ機構。
  3. 前記スペーサは、球状に形成され、
    前記凹部は、半球状に形成された、請求項2に記載のスキャナ機構。
  4. 前記スペーサは、円柱状に形成され、
    前記スペーサは、前記円柱状の回転軸が前記一の方向と垂直になるように配置され、
    前記凹部は、前記スペーサの形状に沿うように形成された、請求項2に記載のスキャナ機構。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載のスキャナ機構を備える、スキャナプリンタ装置。
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