JP2005049613A - 原稿読取装置およびフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法 - Google Patents

原稿読取装置およびフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
極めて簡単な構成で、かつ効果的に、FFCが読取手段に巻き付くのを防止することができる原稿読取装置およびFFCの癖付け方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
FFC4として、略正円形状に巻付けた状態で、略正方形に区画した領域71内に複数本収納し、予め略正円形状に癖付けしたFFC4を用い、前記筐体1の底面11に、読取手段3の移動方向に沿って前記FFC4が挿脱可能な移動用の溝6を形成するとともに、この溝6のFFCがU字状に変形し始める点またはその近傍において、前記筐体1の底面11から前記移動用の溝6に向かって傾斜した溝61を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンタクトガラス上に載置した原稿を読み取ってデジタルデータに変換してコンピュータに出力するスキャナなどの原稿読取装置およびフレキシブルフラットケーブル(以下単にFFCと称す。)の癖付け方法に関し、特にFFCが、走査時に読取手段に巻き付くのを効果的に防止するようにしたものである。
周知の通り、スキャナなどの原稿読取装置にあっては、原稿載置台のコンタクトガラス上に載置した原稿を読み取る際、前記コンタクトガラスの下に設けた読取手段をホームポジションから読取最終位置、すなわち原稿の始点から終点までを平行に移動し、原稿を走査する。このとき、前記読取手段に走査時の電力供給および読取り信号の伝達や制御に、FFCが用いられる。
ところが、特にこの種装置が薄型の場合、FFCを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置しているので、読取手段の移動に伴ってコンタクトガラス面とFFCが摺動してFFCが座屈し、あるいは読取手段に巻き付き、読取手段の移動を妨げ、これに起因してFFCが断線したり、動かなくなったりして、この種装置の故障の原因となっていた。

ところで、上述の点を考慮して従来では、例えばFFCをコンタクトガラス面に垂直方向に配置し、ねじりコイルばねにより、枠体側面にFFCを付勢するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-247291号公報
しかし、前述の特許文献1記載の構成では、新たにねじりコイルばねや取付のための部品などが必要となるとともに、その取り付け作業などを要するため、作業性が悪く、この種装置が高価なものとなる、などといった課題がある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、極めて簡単な構成で、かつ効果的に、FFCが読取手段に巻き付くのを防止することができる原稿読取装置およびFFCの癖付け方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明では、原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するFFCとを備え、このFFCを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置において、前記FFCとして予め略正円形状に癖付けされたFFCを用いるとともに、前記筐体の底面に、前記読取手段の移動方向に沿って前記FFCが挿脱可能な移動用の溝を形成する。
請求項2記載の発明では、原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するFFCとを備え、このFFCを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置において、前記FFCとして予め略正円形状に癖付けされたFFCを用いる。
請求項3記載の発明では、前記移動用の溝を、FFCがU字状に変形し始める点またはその近傍から読取最終位置の近傍まで形成する。
請求項4記載の発明では、前記FFCがU字状に変形し始める点またはその近傍において、前記筐体の底面から前記移動用の溝に向かって傾斜した溝を形成する。
請求項5記載の発明では、FFCを、少なくともU字状に変形し始める点またはその近傍からホームポジション近傍までの間、筐体の底面に固着する。
請求項6記載の発明では、原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するFFCとを備え、このFFCを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置に用いられるFFCの癖付け方法において、前記FFCを略正円形状に巻付けた状態で、略正方形に区画した領域内に収納し、癖付けする。
請求項7記載の発明では、原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するFFCとを備え、このFFCを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置に用いられるFFCの癖付け方法において、前記FFCを略正円形状に巻付けた状態で、癖付けする。
請求項8記載の発明では、前記略正方形に区画した領域内の一領域内に、複数本のFFCを略正円形状に巻付けた状態で収納し、癖付けする。
請求項9記載の発明では、前記略正方形に区画した領域の一辺の長さを、8〜15cmに形成する。
請求項10記載の発明では、原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するFFCとを備え、このFFCを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置に用いられるFFCの癖付け方法において、前記FFCを略正円形状に巻付け、その外周を拘束手段により拘束した状態で、癖付けする。
請求項11記載の発明では、前記拘束手段が、紐またはゴム輪である。
請求項12記載の発明では、前記拘束手段が、円筒状の拘束体である。
請求項13記載の発明では、前記FFCを、複数本を一体的に略正円形状に巻付け、その外周を前記拘束手段で拘束する。
請求項1記載の発明の構成によれば、読取手段が移動する際、これに伴って追従移動するFFCは、略円形状に癖付けされているとともに、筐体の底面に形成されたFFCが挿脱可能な移動用の溝内を、往路では挿入、復路では離脱しながらスムーズに移動するので、FFCが座屈したり、あるいは読取手段に巻き付いたりすることがない。したがって、読取手段はスムーズに移動し、従来のようなFFCの断線や、読取手段が動かなくなる、などといったことがなくなり、この種装置を長期間に亘って安定して使用することができる。しかも、筐体の底面に形成する移動用の溝は、例えば筐体製作時に一体的に成型すれば良く、このために新たな部品を必要としない。また、FFCの癖付けは、例えばFFC製作後、梱包を兼ねて巻きつけ癖付けしておけばよく、殊更特別な作業工程を必要としない、などといった効果を奏する。
請求項2記載の発明の構成によれば、読取手段が移動する際、これに伴って追従移動するFFCは、略円形状に癖付けされているので、FFCが座屈したり、あるいは読取手段に巻き付いたりすることがない。したがって、読取手段はスムーズに移動し、従来のようなFFCの断線や、読取手段が動かなくなる、などといったことがなくなり、この種装置を長期間に亘って安定して使用することができる。しかも、FFCを前述の通り癖付けするのみであり、新たな部品などを必要としない他、FFCの癖付けは、例えばFFC製作後、梱包を兼ねて巻きつけ癖付けしておけばよく、殊更特別な作業工程を必要としない、などといった効果を奏する。
請求項3記載の発明の構成によれば、FFCが挿脱可能な移動用の溝を、必要最小限とすることができ、都合がよい。
請求項4記載の発明の構成によれば、FFCがU字状に変形し始める点またはその近傍に、傾斜した溝が形成されているので、FFCの挿脱可能な移動用の溝内への移動がよりスムーズとなり、都合がよい。
請求項5記載の発明の構成によれば、FFCの移動、変形しない部分は、固着されているので、読取手段が移動してもなんら影響を受けず、該部分における座屈などの可能性は皆無となり、都合がよい。
請求項6記載の発明の構成によれば、FFCを略正円形状に巻付けた状態で、略正方形に区画した領域内に収納し、癖付けすることにより、FFCを簡単に癖付けすることができる。また、この状態で梱包し、輸送、または保管することができるので、都合がよい。
請求項7記載の発明の構成によれば、単にFFCを略正円形状に巻付けた状態で、一定時間保持することにより、FFCを簡単に癖付けすることができ、その作業がきわめて単純かつ簡単である。
請求項8記載の発明の構成によれば、複数本のFFCを一括して同時に癖付けすることができ、しかも、癖付けスペースの縮小化が図れ、極めて都合がよい。
請求項9記載の発明の構成によれば、FFCを収納、癖付けする領域の一辺の長さが、8〜15cmであり、適度な癖付けができるので、極めて都合がよい。
請求項10記載の発明の構成によれば、FFCを略正円形状に巻付けた状態で、拘束手段により拘束した状態で、癖付けすることにより、FFCを簡単に癖付けすることができ、都合がよい。
請求項11記載の発明の構成によれば、紐またはゴム輪といったごく一般的なものを利用することができ、極めて都合がよい。
請求項12記載の発明の構成によれば、円筒状に形成した、拘束手段の中にFFCを入れればよく、紐などの拘束手段に比し、拘束状態に不揃いがないので、極めて都合がよい。
請求項13記載の発明の構成によれば、複数本のFFCを一括して同時に癖付けすることができ、癖付けスペースの縮小化が図れ、極めて都合がよい。
原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するFFCとを備え、このFFCを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置において、前記FFCとして、略正円形状に巻付けた状態で、略正方形に区画した領域内に複数本収納し、癖付けして予め略正円形状に癖付けされたFFCを用い、前記筐体の底面に、前記読取手段の移動方向に沿って前記FFCが挿脱可能な移動用の溝を形成するとともに、この溝のFFCがU字状に変形し始める点またはその近傍において、前記筐体の底面から前記移動用の溝に向かって傾斜した溝を形成する。
以下、本発明の一実施例を図1乃至図3に基づき説明する。図1は、本発明の一実施例による原稿読取装置の概略構成を示し、読取手段がホームポジションに位置する状態を示す断面図、図2は、図1に示す原稿読取装置において、読取手段が読取最終位置に位置する状態を示す断面図、図3は、同じく図1に示す原稿読取装置の側面断面図である。
1は筐体で、その上面には図示しない原稿を載置するためのコンタクトガラス21を有する原稿載置台2が形成されている。3は読取手段で、前記筐体1内に配置され、図示しない駆動源や、搬送機構などからなる駆動手段により、コンタクトガラス21の下を矢印Xで示すように往復移動し、ホームポジションAから読取最終位置Bに移動する際、原稿を走査する。
前記読取手段3は、図示しないが原稿照射用の光源である例えば3色(R、G、B)のLED、原稿からの反射光をイメージセンサーの受光素子に結像するロットレンズアレイおよびイメージセンサーなどにより構成され、図示しない枠体上に配置されている。
4は、後述する本発明による癖付け方法により、予め略正円形状に癖付けされたFFCで、前記読取手段3のLEDへの電力供給およびイメージセンサーなどの読取り信号の伝達や制御に用いられ、癖付け時に外側に位置していた面41を、前記コンタクトガラス21側および前記筐体1の底面11側に位置するように配設し、前記読取手段3と前記筐体1内に設けられたコネクター5とを接続する。
6は、本発明にしたがい前記筐体1の底面11に、前記読取手段3の移動方向に沿って形成され、前記FFC4が挿脱可能な移動用の溝で、この移動用の溝6の幅は、前記FFC4の幅より若干大きく形成すればよい。この移動用の溝6は、例えば筐体1を例えばポリプロピレン樹脂やポリエステル樹脂などの合成樹脂で成型する場合は、金型を用いて製作時に一体的に成型すれば良い。また、金属で製作する場合には、プレス成型により形成すればよい。
また、前記移動用の溝6は、FFCがU字状に変形し始める点Cまたはその近傍から読取最終位置Bの近傍まで形成すれば、その大きさを必要最小限にでき、好ましい。更に、FFC4がU字状に変形し始める点Cまたはその近傍において、前記筐体1の底面11から前記移動用の溝6に向かって傾斜した溝61を形成すると、FFC4の移動用の溝6内への挿脱移動がよりスムーズとなり、都合がよい。
また、前記FFC4の伸縮、移動および変形しない部分、すなわち、図1に示すように読取手段3がホームポジションAにある状態で、FFC4のU字状に変形し始める点C、またはその近傍からホームポジションA近傍までの間は、筐体1の底面11に例えば両面粘着テープなどを用いて接着あるいは他の手段により固着しても良い。このようにすれば、接着あるいは固着した部分は、読取手段3が移動してもなんら影響を受けず、該部分における座屈などの可能性は皆無となり、都合がよい。
次に、このように構成された原稿読取装置の動作を説明する。先ず、図1に示すような読取手段3がホームポジションAに位置する状態で、図示しない制御部から走査指令が発せられると、図示しない駆動手段が動作し、読取手段3がホームポジションAから読取最終位置B側(紙面左方向)に、コンタクトガラス21上に載置された原稿を走査しながら移動し、前記原稿を読み取り、その情報がFFC4を介して図示しないCPUに伝達され、この走査後、ホームポジションAに移動し、次の指令があるまで待機する。このように読取手段3が移動する際、これに伴って追従移動するFFC4は、予め略円形状に癖付けされているとともに、筐体1の底面11には、FFC4が挿脱可能な移動用の溝6および傾斜した溝61が形成されているので、FFC4は、傾斜した溝61を通過しながら移動用の溝6内を、往路では挿入、復路では離脱しながらスムーズに移動する。特に、読取最終位置B近傍でのFFC4の反発力が弱まる。
以上の構成による実施例1では、読取手段3が往復移動する際、これに伴って追従移動するFFC4は、スムーズに移動するので、FFC4が座屈したり、あるいは読取手段3に巻き付いたりすることがない。したがって、読取手段3はスムーズに移動し、従来のようなFFC4の断線や、読取手段3が動かなくなる、などといったことがなくなり、この種装置を長期間に亘って安定して使用することができる。しかも、筐体1の底面11に形成する移動用の溝6および傾斜した溝61は、例えば筐体1の製作時に一体的に成型すれば良く、このために新たな部品を必要としない。また、FFC4の癖付けは、例えばFFC4を製作後、梱包を兼ねて巻きつけ癖付けしておけばよく、殊更特別な作業工程を必要としない、などといった効果を奏する。
次に、本発明によるFFCの癖付け方法について、図4に示す本発明の一実施例について説明する。図4は、本発明によるFFCの癖付け方法の一実施例を示す概略斜視図である。
7は、略正円形状に巻付けた状態で1本または複数本のFFC4を収納、癖付けするための型、すなわち拘束手段の一例で、略正方形に区画された領域71を複数個設けたものである。各領域71を形成する一辺の長さLは、8〜15cmが好ましい。これより短いと、癖付けがきつくなるとともに、断線などの危惧があり、好ましくない。また、15cmより長くなると、癖付けが弱く、その効果が期待できない。一つの領域71内に、FFC4を30本〜50本程度収納すれば、一括して同時に癖付けすることができ、しかも、癖付けスペースの縮小化が図れるので、極めて都合がよい。前記拘束手段である型7は、例えばダンボール、ポリエステル樹脂やポリプロピレン樹脂などの合成樹脂、木材あるいは金属などで製作すればよい。また、この型7をそのまま、あるいは梱包して輸送用の容器を兼ねるようにしても良いのは勿論である。
以上の構成による実施例2では、FFC4を略正円形状に巻付けた状態で、略正方形に区画した型7の領域71内に収納し、癖付けすることにより、FFC4を簡単に癖付けすることができる。また、この状態で梱包し、輸送、または保管することができるので、都合がよい。
次に、図5に示す本発明によるFFCの癖付け方法の他の実施例について説明する。この実施例では、FFCを拘束する拘束手段として、紐を用いたものである。図5は、本発明によるFFCの癖付け方法の他の実施例を示す概略斜視図である。
この実施例では、複数本のFFC4を一括して略正円形状に巻付けた状態で、その外周を紐8で拘束し、癖付けしたもので、その外径を8〜15cmとしたものである。なお、紐8に換えてゴム輪(ゴムバンドを含む)などを用い、その外径が8〜15cmとなるように拘束しても良いのは勿論である。
以上の構成による実施例3では、前述した実施例と同様の作用効果を奏する他、FFC4を紐8またはゴム輪といったごく一般的なものを利用して簡単に癖付けすることができ、都合がよい。
次に、図6に示す本発明によるFFCの癖付け方法の更に他の実施例について説明する。この実施例では、FFCを拘束する拘束手段として、円筒状の容器を用いたものである。図6は、本発明によるFFCの癖付け方法の更に他の実施例を示す概略斜視図である。
この実施例では、複数本のFFC4を一括して略正円形状に巻付けた状態で、8〜15cmの略正円形状に形成した、例えばポリエステル樹脂やポリプロピレン樹脂などの合成樹脂、あるいは金属などで形成した円筒状の容器9内に収納して、FFC4を略正円形状に癖付けしたものである。
以上の構成による実施例4では、前述した各実施例と同様の作用効果を奏する他、円筒状に形成した、拘束手段である容器9内にFFC4を複数本収納すればよく、前述した紐8などの拘束手段に比し、拘束状態に不揃いがないので、極めて都合がよい。
なお、上述した各実施例は、本発明の好適な実施例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
本発明の一実施例による原稿読取装置の概略構成を示し、読取手段がホームポジションに位置する状態を示す断面図である。 図1に示す原稿読取装置において、読取手段が読取最終位置に位置する状態を示す断面図である。 同じく図1に示す原稿読取装置の側面断面図である。 本発明によるFFCの癖付け方法の一実施例を示す概略斜視図である。 本発明によるFFCの癖付け方法の他の実施例を示す概略斜視図である。 本発明によるFFCの癖付け方法の更に他の実施例を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 筐体
11 底面
2 原稿載置台
21 コンタクトガラス
3 読取手段
4 フレキシブルフラットケーブル(FFC)
5 コネクター
6 移動用の溝
61 傾斜した溝
7 型(拘束手段)
71 領域
8 紐(拘束手段)
9 容器(拘束手段)
A ホームポジション
B 読取最終位置

Claims (13)

  1. 原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するフレキシブルフラットケーブルとを備え、このフレキシブルフラットケーブルを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置において、
    前記フレキシブルフラットケーブルとして予め略正円形状に癖付けされたフレキシブルフラットケーブルを用いるとともに、前記筐体の底面に、前記読取手段の移動方向に沿って前記フレキシブルフラットケーブルが挿脱可能な移動用の溝を形成したことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するフレキシブルフラットケーブルとを備え、このフレキシブルフラットケーブルを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置において、
    前記フレキシブルフラットケーブルとして予め略正円形状に癖付けされたフレキシブルフラットケーブルを用いることを特徴とする原稿読取装置。
  3. 前記移動用の溝を、フレキシブルフラットケーブルがU字状に変形し始める点またはその近傍から読取最終位置の近傍まで形成したことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  4. 前記フレキシブルフラットケーブルがU字状に変形し始める点またはその近傍において、前記筐体の底面から前記移動用の溝に向かって傾斜した溝を形成したことを特徴とする請求項3に記載の原稿読取装置。
  5. 前記フレキシブルフラットケーブルを、少なくともU字状に変形し始める点またはその近傍からホームポジション近傍までの間、筐体の底面に固着したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の原稿読取装置。
  6. 原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するフレキシブルフラットケーブルとを備え、このフレキシブルフラットケーブルを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置に用いられるフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法において、
    前記フレキシブルフラットケーブルを略正円形状に巻付けた状態で、略正方形に区画した領域内に収納し、癖付けしたことを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法。
  7. 原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するフレキシブルフラットケーブルとを備え、このフレキシブルフラットケーブルを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置に用いられるフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法において、
    前記フレキシブルフラットケーブルを略正円形状に巻付けた状態で、癖付けしたことを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法。
  8. 前記略正方形に区画した領域内の一領域内に、複数本のフレキシブルフラットケーブルを略正円形状に巻付けた状態で収納し、癖付けしたことを特徴とする請求項6に記載のフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法。
  9. 前記略正方形に区画した領域の一辺の長さを、8〜15cmに形成したことを特徴とする請求項6または請求項8に記載のフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法。
  10. 原稿を載置するコンタクトガラスを有する原稿載置台と、筐体内に収納され前記コンタクトガラス上に位置決めされた前記原稿を読取る読取手段と、この読取手段と前記筐体内に配設されたコネクターを接続するフレキシブルフラットケーブルとを備え、このフレキシブルフラットケーブルを前記コンタクトガラス面に水平方向に配置するようにした原稿読取装置に用いられるフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法において、
    前記フレキシブルフラットケーブルを略正円形状に巻付け、その外周を拘束手段により拘束した状態で、癖付けしたことを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法。
  11. 前記拘束手段が、紐またはゴム輪であることを特徴とする請求項10に記載のフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法。
  12. 前記拘束手段が、円筒状の拘束体であることを特徴とする請求項10に記載のフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法。
  13. 前記フレキシブルフラットケーブルを、複数本を一体的に略正円形状に巻付け、その外周を前記拘束手段で拘束した状態で、癖付けしたことを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか1つに記載のフレキシブルフラットケーブルの癖付け方法。
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