JP2006349374A - 化合物半導体部材のダメージ評価方法、化合物半導体部材の製造方法、窒化ガリウム系化合物半導体部材及び窒化ガリウム系化合物半導体膜 - Google Patents
化合物半導体部材のダメージ評価方法、化合物半導体部材の製造方法、窒化ガリウム系化合物半導体部材及び窒化ガリウム系化合物半導体膜 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 化合物半導体基板10の表面10aの分光エリプソメトリ測定を行う。分光エリプソメトリ測定によって得られた光学定数のスペクトルにおいて、化合物半導体基板のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージを評価する。
【選択図】 図1
Description
図2は、分光エリプソメトリ測定工程を模式的に示す図面である。分光エリプソメトリ測定工程S1では、化合物半導体基板10(化合物半導体部材)の表面10aの分光エリプソメトリ測定を行う。分光エリプソメトリ測定は、分光エリプソメータ16を用いて行われることが好ましい。
Rp/Rs=tan(ψ)exp(iΔ) … (1)
ダメージ評価工程S2では、上記測定データを用いて以下に示す解析を行うことにより、化合物半導体基板10の光学定数(複素誘電率の実部ε1、複素誘電率の虚部ε2、複素屈折率の実部N及び複素屈折率の虚部K)のスペクトルを得る。
n=√ε …(2)
ε=ε1+iε2 …(3)
n=N+iK …(4)
方法1では、波長域AにおけるスペクトルSA1の傾きの絶対値の最大値G1maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。最大値G1maxは、スペクトルSA1の1次微分の極値の絶対値と同じ値である。最大値G1maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、最大値G1maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法2では、波長域AにおけるスペクトルSA1の傾きの絶対値が最大値G1maxとなる波長λ1maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。波長λ1maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、波長λ1maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法3では、波長域AにおけるスペクトルSA1の極大値P1maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。極大値P1maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、極大値P1maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法4では、波長域Aよりも長波長側に位置する別の波長域BにおけるピークSB1を用いる。波長域Bは、波長λbよりも大きい波長λcから波長λdまでの波長域である。ピークSB1は、化合物半導体領域13とダメージ層11との間において光が少なくとも1回反射(例えば多重反射)することによって、複素屈折率の虚部KのスペクトルSP1に生じるものである。ピークSB1は、ダメージの程度が大きい場合に確認される。このピークSB1を用いることにより、表面10aのダメージの程度を高精度に評価することができる。
(基板A1)360nmにおける複素屈折率の虚部Kと370nmにおける複素屈折率の虚部Kとの差の絶対値が0.045以上である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
(基板A2)370nmにおける複素屈折率の虚部Kの絶対値が0.18以下である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
(基板A3)波長λaが300nmかつ波長λbが400nmの場合に、波長域AにおけるスペクトルSA1の傾きの絶対値が最大となる波長λ1maxが350nm以上である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
方法5では、波長域AにおけるスペクトルSA2の傾きの絶対値の最大値G2maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。最大値G2maxは、スペクトルSA2の1次微分の極値の絶対値と同じ値である。最大値G2maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、最大値G2maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法6では、波長域AにおけるスペクトルSA2の傾きの絶対値が最大値G2maxとなる波長λ2maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。波長λ2maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、波長λ2maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法7では、波長域AにおけるスペクトルSA2の極大値P2maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。極大値P2maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、極大値P2maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法8では、波長域Aよりも長波長側に位置する別の波長域BにおけるピークSB2を用いる。ピークSB2は、化合物半導体領域13とダメージ層11との間において光が少なくとも1回反射(例えば多重反射)することによって、複素誘電率の虚部ε2のスペクトルSP2に生じるものである。ピークSB2は、ダメージの程度が大きい場合に確認される。このピークSB2を用いることにより、表面10aのダメージの程度を高精度に評価することができる。
(基板A4)360nmにおける複素誘電率の虚部ε2と370nmにおける複素誘電率の虚部ε2との差の絶対値が0.24以上である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
(基板A5)370nmにおける複素誘電率の虚部ε2の絶対値が0.9以下である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
(基板A6)波長λaが300nmかつ波長λbが400nmの場合に、波長域AにおけるスペクトルSA2の傾きの絶対値が最大となる波長λ2maxが350nm以上である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
方法9では、波長域AにおけるスペクトルSA3のうち極大値P3maxに対応する波長λ3pよりも短波長側に位置する部分(λa〜λ3p)における傾きの絶対値の最大値G31maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。最大値G31maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、最大値G31maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法10では、波長域AにおけるスペクトルSA3のうち極大値P3maxに対応する波長λ3pよりも長波長側に位置する部分(λ3p〜λb)における傾きの絶対値の最大値G32maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。最大値G32maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、最大値G32maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法11では、波長域AにおけるスペクトルSA3のうち極大値P3maxに対応する波長λ3pよりも短波長側に位置する部分(λa〜λ3p)における傾きの絶対値が最大値G31maxとなる波長λ3maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。波長λ3maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、波長λ3maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法12では、波長域AにおけるスペクトルSA3の極大値P3maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。極大値P3maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、極大値P3maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
(基板A7)365nmにおける複素屈折率の実部Nと375nmにおける複素屈折率の実部Nとの差の絶対値が0.035以上である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
(基板A8)波長λaが300nmかつ波長λbが400nmの場合に、波長域AにおけるスペクトルSA3の極大値P3maxが2.7以上である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
方法13では、波長域AにおけるスペクトルSA4のうち極大値P4maxに対応する波長λ4pよりも短波長側に位置する部分(λa〜λ4p)における傾きの絶対値の最大値G41maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。最大値G41maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、最大値G41maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法14では、波長域AにおけるスペクトルSA4のうち極大値P4maxに対応する波長λ4pよりも長波長側に位置する部分(λ4p〜λb)における傾きの絶対値の最大値G42maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。最大値G42maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、最大値G42maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法15では、波長域AにおけるスペクトルSA4のうち極大値P4maxに対応する波長λ4pよりも短波長側に位置する部分(λa〜λ4p)における傾きの絶対値が最大値G41maxとなる波長λ4maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。波長λ4maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、波長λ4maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
方法16では、波長域AにおけるスペクトルSA4の極大値P4maxを用いて、化合物半導体基板10の表面10aのダメージの評価を行う。極大値P4maxは、ダメージの程度が大きくなるに連れて小さくなる傾向にある。よって、極大値P4maxをダメージ評価に用いることにより、ダメージの程度を定量化することができる。
(基板A9)365nmにおける複素誘電率の実部ε1と375nmにおける複素誘電率の実部ε1との差の絶対値が0.13以上である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
(基板A10)波長λaが300nmかつ波長λbが400nmの場合に、波長域AにおけるスペクトルSA4の極大値P4maxが7.2以上である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
(基板A11)表面10a上に形成された層15の厚さが6nm以下である窒化ガリウム系化合物半導体基板。
(膜B1)360nmにおける複素屈折率の虚部Kと370nmにおける複素屈折率の虚部Kとの差の絶対値が0.045以上である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B2)370nmにおける複素屈折率の虚部Kの絶対値が0.18以下である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B3)波長λaが300nmかつ波長λbが400nmの場合に、波長域AにおけるスペクトルSA1の傾きの絶対値が最大となる波長λ1maxが350nm以上である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B4)360nmにおける複素誘電率の虚部ε2と370nmにおける複素誘電率の虚部ε2との差の絶対値が0.24以上である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B5)370nmにおける複素誘電率の虚部ε2の絶対値が0.9以下である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B6)波長λaが300nmかつ波長λbが400nmの場合に、波長域AにおけるスペクトルSA2の傾きの絶対値が最大となる波長λ2maxが350nm以上である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B7)365nmにおける複素屈折率の実部Nと375nmにおける複素屈折率の実部Nとの差の絶対値が0.035以上である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B8)波長λaが300nmかつ波長λbが400nmの場合に、波長域AにおけるスペクトルSA3の極大値P3maxが2.7以上である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B9)365nmにおける複素誘電率の実部ε1と375nmにおける複素誘電率の実部ε1との差の絶対値が0.13以上である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B10)波長λaが300nmかつ波長λbが400nmの場合に、波長域AにおけるスペクトルSA4の極大値P4maxが7.2以上である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
(膜B11)表面20a上に形成された層25の厚さが6nm以下である窒化ガリウム系化合物半導体膜。
図6(a)は、薄膜形成工程における化合物半導体基板を模式的に示す断面図である。図6(b)は、薄膜形成工程における化合物半導体膜を模式的に示す断面図である。薄膜形成工程S3は、ダメージ評価工程S2の後に実施されることが好ましい。
図7(a)は、電極形成工程における化合物半導体基板を模式的に示す断面図である。図7(b)は、電極形成工程における化合物半導体膜を模式的に示す断面図である。電極形成工程S4は、ダメージ評価工程S2の後に実施されることが好ましく、薄膜形成工程S3の後に実施されることが更に好ましい。
まず、GaN単結晶インゴットをスライスすることによって、2インチφのGaN単結晶基板を準備した。準備したGaN単結晶基板の表面を研磨した後、反応性イオンエッチング法(RIE)を用いて、表面にドライエッチングを施した。ドライエッチング条件を下記に示す。
・エッチングガス:Arガス
・供給電力:200W
・チャンバ内圧力:1.3Pa(10mTorr)
・エッチング時間:10分間
まず、GaN単結晶インゴットをスライスすることによって、2インチφのGaN単結晶基板を準備した。準備したGaN単結晶基板の表面を粗研磨した後、粒径0.5μmのダイヤモンド砥粒を用いて表面を更に研磨した。その後、イソプロピルアルコールを用いて表面を洗浄した。このようにして実験例2のGaN単結晶基板を得た。
粒径0.5μmのダイヤモンド砥粒に代えて、粒径0.1μmのダイヤモンド砥粒を用いたこと以外は実験例2と同様にして、実験例3のGaN単結晶基板を得た。
実験例3と同様にして得られたGaN単結晶基板に、実験例1のドライエッチングを施して、実験例4のGaN単結晶基板を得た。
実験例3と同様にして得られたGaN単結晶基板に、希釈したH3PO4溶液を用いてウェットエッチングを施して、実験例5のGaN単結晶基板を得た。
実験例1〜実験例5のGaN単結晶基板の表面のフォトルミネッセンス測定をそれぞれ実施した。フォトルミネッセンス測定では、光源として、波長325nmのレーザ光を出射可能なHe−Cdレーザを用いた。レーザ光を、各GaN単結晶基板の表面に垂直に入射させることによって、発光スペクトルを得た。各発光スペクトルでは、365nm付近にピークが確認された。
実験例1〜実験例5のGaN単結晶基板の表面の分光エリプソメトリ測定を行った。分光エリプソメータ16としては、SOPRA社製の分光エリプソメータを用いた。光LT1の入射角度を65度、70度、75度と変化させて分光エリプソメトリ測定を行った。
GaN単結晶基板のモデル構造を、表層にダメージ層を有するGaN単結晶基板とした。さらに、ダメージ層上に、酸化膜及び凹凸層の混在層を仮定した。混在層は、有効媒質近似を用いて酸化物と空気とが50%ずつ混在したものと仮定した。このモデル構造を用いて光学シミュレーション及びフィッティングを行った。その結果、複素誘電率の実部ε1のスペクトル、複素誘電率の虚部ε2のスペクトル、複素屈折率の実部Nのスペクトル及び複素屈折率の虚部Kのスペクトルが得られた。
実験例1と同様にして得られたGaN単結晶基板に、HCl溶液及び50%NH4OHを用いて洗浄を施して、実験例6のGaN単結晶基板を得た。
実験例6と同様にして得られたGaN単結晶基板に、50%NH4OHと過酸化水素水とを1:1で混合した溶液を用いて洗浄を施して、実験例7のGaN単結晶基板を得た。実験例1〜実験例5と同様に、実験例6,7のGaN単結晶基板の表面の分光エリプソメトリ測定を行った。
3インチφの(110)面を主面とするInP単結晶基板の表面を研磨して、鏡面加工を施すことにより、実験例8のInP単結晶基板を得た。
鏡面加工に代えて、反応性イオンエッチング法を用いたドライエッチングを施した以外は実験例8と同様にして、実験例9のInP単結晶基板を得た。
実験例9と同様にして得られたInP単結晶基板に、ウェットエッチングを施して、実験例10のInP単結晶基板を得た。
実験例8、実験例9及び実験例10のInP単結晶基板のカソードルミネッセンス強度測定を行った。測定結果を表2に示す。なお、カソードルミネッセンス強度は、実験例8のInP単結晶基板のカソードルミネッセンス強度を1とする相対値である。また、カソードルミネッセンス強度は、波長900nm付近の強度分布を倍率10000倍の視野内で積分した値である。
実験例8、実験例9及び実験例10のInP単結晶基板の表面の分光エリプソメトリ測定を行った。分光エリプソメータ16としては、SOPRA社製の分光エリプソメータを用いた。光LT1の入射角度は、測定感度の高い75度とした。測定波長範囲は、300〜1200nmとした。
InP単結晶基板のモデル構造を、表層にダメージ層を有するInP単結晶基板とした。さらに、ダメージ層上に、酸化膜及び凹凸層の混在層を仮定した。混在層は、有効媒質近似を用いて酸化物と空気とが50%ずつ混在した層と仮定した。このモデル構造を用いて光学シミュレーション及びフィッティングを行った。その結果、複素誘電率の実部ε1のスペクトル、複素誘電率の虚部ε2のスペクトル、複素屈折率の実部Nのスペクトル及び複素屈折率の虚部Kのスペクトルが得られた。
20mm角のGaN単結晶基板を用いた以外は実験例1と同様にして、ダメージが除去された実験例11のGaN単結晶基板を得た。
GaN単結晶インゴットをスライスして、20mm角のGaN単結晶基板を準備した。準備したGaN単結晶基板の表面を粗研磨した後、粒径0.1μmのダイヤモンド砥粒を用いて表面を更に研磨することによって、実験例12のGaN単結晶基板を得た。
粒径0.1μmのダイヤモンド砥粒に代えて、粒径0.5μmのダイヤモンド砥粒を用いたこと以外は実験例12と同様にして、実験例13のGaN単結晶基板を得た。
実験例11〜実験例13のGaN単結晶基板の表面の分光エリプソメトリ測定を実施した。実験例11〜実験例13のGaN単結晶基板のそれぞれについて、複素屈折率の虚部Kのスペクトルの傾きの絶対値の最大値G1maxを算出した。実験例12の最大値G1maxは、実験例13の最大値G1maxの2.6倍であった。実験例11の最大値G1maxは、実験例13の最大値G1maxの2.9倍であった。これにより、実験例11、実験例12、実験例13の順に表面のダメージの程度が大きくなることが分かった。
・GaN単結晶基板の温度:1000℃
・反応ガス:NH3ガス、GaClガス
・NH3ガス圧力:10kPa
・GaClガス圧力:0.6Pa
Claims (70)
- 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた光学定数のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルを用いて、前記化合物半導体部材の前記表面のダメージを評価する工程と、
を含む、化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素屈折率の虚部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値の最大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素屈折率の虚部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの1次微分の極値の絶対値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素屈折率の虚部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値が最大となる波長を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素屈折率の虚部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの極大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域よりも長波長側に位置する別の波長域におけるピークを用いて、前記化合物半導体部材の前記表面のダメージを評価する工程と、
を含む、化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 化合物半導体領域と前記化合物半導体領域上に設けられたダメージ層とを有する化合物半導体部材における前記ダメージ層の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体領域と前記ダメージ層との間において光が少なくとも1回反射することによって前記複素屈折率の虚部のスペクトルに生じるピークを用いて、前記化合物半導体部材における前記ダメージ層の前記表面のダメージを評価する工程と、
を含む、化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素誘電率の虚部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値の最大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素誘電率の虚部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの1次微分の極値の絶対値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素誘電率の虚部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値が最大となる波長を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素誘電率の虚部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの極大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域よりも長波長側に位置する別の波長域におけるピークを用いて、前記化合物半導体部材の前記表面のダメージを評価する工程と、
を含む、化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 化合物半導体領域と前記化合物半導体領域上に設けられたダメージ層とを有する化合物半導体部材における前記ダメージ層の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体領域と前記ダメージ層との間において光が少なくとも1回反射することによって前記複素誘電率の虚部のスペクトルに生じるピークを用いて、前記化合物半導体部材における前記ダメージ層の前記表面のダメージを評価する工程と、
を含む、化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素屈折率の実部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも短波長側に位置する部分における傾きの絶対値の最大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素屈折率の実部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも長波長側に位置する部分における傾きの絶対値の最大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素屈折率の実部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも短波長側に位置する部分における傾きの絶対値が最大となる波長を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素屈折率の実部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの極大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素誘電率の実部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも短波長側に位置する部分における傾きの絶対値の最大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素誘電率の実部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも長波長側に位置する部分における傾きの絶対値の最大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素誘電率の実部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも短波長側に位置する部分における傾きの絶対値が最大となる波長を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記光学定数は、複素誘電率の実部であり、
前記ダメージを評価する工程では、前記波長域におけるスペクトルの極大値を用いる、請求項1に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。 - 前記化合物半導体部材は、化合物半導体基板である、請求項1〜21のいずれか一項に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。
- 前記化合物半導体部材は、基板上に設けられた化合物半導体膜である、請求項1〜21のいずれか一項に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。
- 前記化合物半導体部材は、単結晶材料又は多結晶材料からなる、請求項1〜23のいずれか一項に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。
- 前記バンドギャップは、1.6×10−19J以上である、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。
- 前記化合物半導体部材は、B、Al及びGaのうち少なくとも1つを含む窒化物系化合物半導体からなる、請求項1〜25のいずれか一項に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。
- 前記化合物半導体部材は、Be及びZnのうち少なくとも1つを含む酸化物系化合物半導体からなる、請求項1〜25のいずれか一項に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。
- 前記化合物半導体部材は、ZnSe系化合物半導体からなる、請求項1〜25のいずれか一項に記載の化合物半導体部材のダメージ評価方法。
- 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値の最大値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルの1次微分の極値の絶対値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値が最大となる波長が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値の最大値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルの1次微分の極値の絶対値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の虚部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値が最大となる波長が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の実部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも短波長側に位置する部分における傾きの絶対値の最大値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の実部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも長波長側に位置する部分における傾きの絶対値の最大値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の実部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも短波長側に位置する部分における傾きの絶対値が最大となる波長が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の実部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルの極大値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の実部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも短波長側に位置する部分における傾きの絶対値の最大値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の実部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも長波長側に位置する部分における傾きの絶対値の最大値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の実部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルのうち極大値に対応する波長よりも短波長側に位置する部分における傾きの絶対値が最大となる波長が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 化合物半導体部材の表面の分光エリプソメトリ測定を行う工程と、
前記分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の実部のスペクトルにおいて、前記化合物半導体部材のバンドギャップに対応する波長を含む波長域におけるスペクトルの極大値が所定の閾値以上の場合に良品と判断する工程と、
を含む、化合物半導体部材の製造方法。 - 前記化合物半導体部材は、化合物半導体基板である、請求項29〜42のいずれか一項に記載の化合物半導体部材の製造方法。
- 前記化合物半導体部材は、基板上に設けられた化合物半導体膜である、請求項29〜42のいずれか一項に記載の化合物半導体部材の製造方法。
- 前記良品と判断する工程の後に、前記化合物半導体部材の前記表面上に薄膜を形成する工程を更に含む、請求項29〜44のいずれか一項に記載の化合物半導体部材の製造方法。
- 前記良品と判断する工程の後に、前記化合物半導体部材の前記表面上に電極を形成する工程を更に含む、請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物半導体部材の製造方法。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた360nmにおける複素屈折率の虚部と370nmにおける複素屈折率の虚部との差の絶対値が0.045以上である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた370nmにおける複素屈折率の虚部の絶対値が0.18以下である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の虚部のスペクトルにおいて、300〜400nmの波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値が最大となる波長が350nm以上である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた360nmにおける複素誘電率の虚部と370nmにおける複素誘電率の虚部との差の絶対値が0.24以上である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた370nmにおける複素誘電率の虚部の絶対値が0.9以下である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の虚部のスペクトルにおいて、300〜400nmの波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値が最大となる波長が350nm以上である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた365nmにおける複素屈折率の実部と375nmにおける複素屈折率の実部との差の絶対値が0.035以上である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の実部のスペクトルにおいて、300〜400nmの波長域におけるスペクトルの極大値が2.7以上である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた365nmにおける複素誘電率の実部と375nmにおける複素誘電率の実部との差の絶対値が0.13以上である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の実部のスペクトルにおいて、300〜400nmの波長域におけるスペクトルの極大値が7.2以上である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面上に形成され酸化膜及び凹凸層のうち少なくとも一方を含む層の厚さが6nm以下である、窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 当該窒化ガリウム系化合物半導体部材は、窒化ガリウム系化合物半導体基板である、請求項47〜57のいずれか一項に記載の窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 当該窒化ガリウム系化合物半導体部材は、基板上に設けられた窒化ガリウム系化合物半導体膜である、請求項47〜57のいずれか一項に記載の窒化ガリウム系化合物半導体部材。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた360nmにおける複素屈折率の虚部と370nmにおける複素屈折率の虚部との差の絶対値が0.045以上である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた370nmにおける複素屈折率の虚部の絶対値が0.18以下である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の虚部のスペクトルにおいて、300〜400nmの波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値が最大となる波長が350nm以上である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた360nmにおける複素誘電率の虚部と370nmにおける複素誘電率の虚部との差の絶対値が0.24以上である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた370nmにおける複素誘電率の虚部の絶対値が0.9以下である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の虚部のスペクトルにおいて、300〜400nmの波長域におけるスペクトルの傾きの絶対値が最大となる波長が350nm以上である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた365nmにおける複素屈折率の実部と375nmにおける複素屈折率の実部との差の絶対値が0.035以上である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた複素屈折率の実部のスペクトルにおいて、300〜400nmの波長域におけるスペクトルの極大値が2.7以上である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた365nmにおける複素誘電率の実部と375nmにおける複素誘電率の実部との差の絶対値が0.13以上である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面の分光エリプソメトリ測定によって得られた複素誘電率の実部のスペクトルにおいて、300〜400nmの波長域におけるスペクトルの極大値が7.2以上である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
- 表面上に形成され酸化膜及び凹凸層のうち少なくとも一方を含む層の厚さが6nm以下である窒化ガリウム系化合物半導体部材上に形成される、窒化ガリウム系化合物半導体膜。
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