JP2006347914A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】泡立ちにくく液のすべりによるマッサージ洗浄を十分に行うことができ、かつ洗浄後に肌がしっとり潤う皮膚洗浄剤組成物の提供。
【解決手段】(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等のポリオキシエチレンアルキルエーテル系アニオン界面活性剤0.1〜5質量%、(B)ポリオール30〜80質量%、(C)水溶性高分子化合物0.01〜3質量%及び(D)水を含有する皮膚洗浄剤組成物。さらに、成分(E)両性界面活性剤0.5〜5質量%、成分(F)トリメチルグリシン1〜10質量%を含有する洗浄剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、泡立ちにくく液のすべりによるマッサージ洗浄を十分に行うことができ、かつ洗浄後に肌がしっとり潤う皮膚洗浄剤組成物に関する。
皮膚洗浄剤組成物においては従来、高起泡性アニオン性界面活性剤を含有し泡立てて洗浄を行うことが広く行われてきた。泡は一種の演出効果として洗浄した満足感を与えるが、実際には起泡性は必ずしも皮膚洗浄に必要ない。皮膚洗浄料は泡立つものという既成概念を離れると、泡立ちにくくマッサージ洗浄を十分に行えることによって洗浄力が高く、かつ皮膚にやさしい洗浄料が求められる。
近年、使用時の潤い感、簡便性などの点から泡立てずに使用する皮膚洗浄料が提案されている。例えば、特許文献1には、アニオン性界面活性剤と、ポリオールと水を含み、泡立てることなく皮膚上に塗布し、水で洗い流す皮膚洗浄方法が記載されている。しかしながら、この皮膚洗浄料は、少量とはいえ高起泡性アニオン性界面活性剤を含有しているので、泡立てることないように使用しても実際は泡立つ。その結果皮膚上でのすべりが阻害され、十分にマッサージを行って洗浄することができなかった。
特開2001−172168号公報
本発明の目的は、泡立ちにくく液のすべりによるマッサージ洗浄を十分に行うことができ、かつ洗浄後に肌がしっとり潤う皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者らは、少量のポリオキシエチレンアルキルエーテル系アニオン界面活性剤と、多量のポリオールと、水溶性高分子化合物と水を組み合わせることによって、泡立ちにくく液のすべりによるマッサージ洗浄を十分に行うことができ、かつ洗浄後に肌がしっとり潤う皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D)を含有する皮膚洗浄剤組成物を提供するものである。
(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル系アニオン界面活性剤0.1〜5質量%
(B)ポリオール30〜80質量%
(C)水溶性高分子化合物0.01〜3質量%
(D)水
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、泡立ちにくく液のすべりによるマッサージ性、および洗浄後の肌の潤い感に優れたものである。また、成分(E)として、少量の両性界面活性剤をさらに用いることにより、泡立ちにくさは維持したまま洗浄力の向上を図ることができる。また、成分(F)としてトリメチルグリシンをさらに用いることにより洗浄後の肌の潤い感を向上することができる。
本発明で用いる成分(A)のポリオキシエチレンアルキルエーテル系アニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等が挙げられる。いずれにおいてもアルキル基は、好ましくは直鎖又はメチル分岐鎖であって、炭素数好ましくは8〜18、より好ましくは10〜16である。また、塩を構成するための対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属;アンモニア;モノ、ジ、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールなどの低級アルカノールアミン;リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸などが挙げられる。ここでナトリウム、カリウム、トリエタノールアミン、アルギニンが汎用性の点から好ましい。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩のエチレンオキシド質量平均付加モル数は、好ましくは0.5〜15、より好ましくは1〜5であり、アルキル基は好ましくは直鎖または一部メチル分岐等の分岐鎖を有していてもよく、混合物であっても良い。対イオンは好ましくはナトリウム、カリウムまたはアルギニンである。これらリン酸エステル塩型アニオン性界面活性剤は、モノアルキルリン酸エステル塩を主体とするのが好ましく、ジアルキルリン酸エステル塩との混合物であってもよい。
好ましいポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩としては、例えば次の式(1)および(2)で示されるものであって、式(1)で表されるリン酸塩と式(2)で表されるリン酸塩とを質量比で100:0〜60:40、好ましくは100:0〜70:30の割合で含有する、式(1)で表されるリン酸塩を主体とするものが挙げられる。
Figure 2006347914
(式(1)中、Rは、炭素数10〜18のアルキル基を、lは質量平均で0.5〜15、好ましくは1〜5の数を、X及びXは同一または異なって、水素、ナトリウム、カリウム、アルカノールアミン、または塩基性アミノ酸を示す。X及びXの少なくとも一方は水素ではない。式(2)中、R及びRは、炭素数10〜18のアルキル基を、m、nは各々質量平均で0.5〜15、好ましくは1〜5の数を、Xはナトリウム、カリウム、アルカノールアミン、または塩基性アミノ酸を示す。)
具体的なポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩を式(1)で表されるリン酸塩で示すと、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2)ミリスチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテルリン酸カリウム、ポリオキシエチレン(2)ミリスチルエーテルリン酸カリウム、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)ミリスチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテルリン酸カリウム、ポリオキシエチレン(3)ミリスチルエーテルリン酸カリウム、ポリオキシエチレン(2.5)アルキル(C12,13)エーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2.5)アルキル(C12,13)エーテルリン酸カリウム、ポリオキシエチレン(2)アルキル(C11,13,15)エーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2)アルキル(C11,13,15)エーテルリン酸カリウム、ポリオキシエチレン(2)アルキル(C12〜15)エーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2)アルキル(C12〜15)エーテルリン酸カリウム等が挙げられる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩としては、例えば次の式(3)で示されるものが挙げられる。
−O−(CHCHO)−CHCOOY (3)
(式(3)中、Rは、炭素数10〜18のアルキル基を、pは質量平均で0.5〜15、好ましくは2〜10の数を、Yはナトリウム、カリウム、アルカノールアミン、または塩基性アミノ酸を示す。)
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩としては、例えば次の式(4)で示されるものが挙げられる。
−O−(CHCHO)−SOZ (4)
(式(4)中、Rは、炭素数10〜18のアルキル基を、qは質量平均で3〜15、好ましくは4〜10の数を、Zはナトリウム、アルカノールアミン、または塩基性アミノ酸を示す。)
これらのうち、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩が、弱酸性〜中性で皮膚に対する作用の温和な皮膚洗浄剤組成物を得る上で好ましい。
成分(A)のポリオキシエチレンアルキルエーテル系アニオン性界面活性剤は、1種以上を用いることができ、皮膚洗浄剤組成物中に0.1〜5質量%、特に0.5〜4質量%含有されるのが、十分な洗浄力を持ちつつ泡立ちにくいため好ましい。
本発明で用いる成分(B)のポリオールとしては、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、イソプレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリンなどの多価アルコール;マルチトール、キシリトールなどの糖アルコールが挙げられる。ポリエチレングリコールは分子量200〜1000のものが液状、または半液状で取り扱いが容易なことから好ましい。
特に、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールまたはジプロピレングリコールを成分(B)のうち5質量%以上、好ましくは10質量%以上含有させることにより、成分(D)の水が35%以下と少ない場合であっても容器からの吐出性が悪くならないので好ましい。
成分(B)は、1種以上を用いることができ、皮膚洗浄剤組成物中に30〜80質量%、特に40〜75質量%、さらに50〜70質量%含有されるのが、洗浄後の肌にしっとりした潤いを与えるともに、マッサージ性が高く、また泡立ちを抑制するので好ましい。
本発明においては、成分(A)と成分(B)の含有量の質量比(A:B)は、泡立たずマッサージ性を向上するという点で、1:6〜1:600の範囲が好ましく、特に1:10〜1:300、さらに1:15〜1:100の範囲が好ましい。
本発明で用いる成分(C)の水溶性高分子化合物としてはカルボキシビニルポリマー,キサンタンガム,グアーガム,ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン,デンプン,セルロース系高分子化合物およびこれらの誘導体などが挙げられる。特にセルロース系高分子化合物がマッサージ性良好であるので好ましい。セルロース系高分子化合物としては例えばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、セルロースガム(カルボキシメチルセルロースナトリウム)、ラウレス−13PGヒドロキシエチルセルロース、ステアロキシPGヒドロキシエチルセルローススルホン酸ナトリウム、ポリクオタニウム−10(カチオン化ヒドロキシエチルセルロース−2)などが挙げられる。特にヒドロキシエチルセルロース、ステアロキシPGヒドロキシエチルセルローススルホン酸ナトリウムがマッサージ性が高く、好ましい。
成分(C)は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.01〜3質量%、特に0.05〜2質量%、さらに0.1〜1質量%含有されるのが、マッサージ性が高く、また泡立ちを抑制するので好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、その全量を100質量%となるよう、(D)水で適宜調整する。水の含有量は、本発明の皮膚洗浄剤組成物中好ましくは1〜60質量%、より好ましくは5〜50質量%、さらに好ましくは10〜40%であるのが、洗浄後の肌の潤い、マッサージ性等の点で好ましい。
また、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、さらに成分(E)として、両性界面活性剤を含有することができる。この場合、泡立ちにくさは維持したまま洗浄力の向上を図ることができる。
両性界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの酢酸ベタイン型、ラウリン酸アミドプロピルベタインなどのアミドベタイン型、ラウリルヒドロキシスルホベタインなどのスルホベタイン型、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどのイミダゾリニウムベタイン型、ラウリルジメチルアミンオキシドなどのアミンオキシド型などが挙げられる。各両性界面活性剤において、疎水部は炭素数6〜24のアルキル基であるのが好ましく、特に炭素数10〜22、さらに炭素数12〜18のものが好ましい。
成分(E)は、1種以上を用いることができ、皮膚洗浄剤組成物中に0.5〜5質量%、特に1〜4質量%含有されるのが、泡立ちにくさは維持したまま洗浄力を向上できる点で好ましい。
また、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、さらに成分(F)として、トリメチルグリシンを含有することができる。この場合、洗浄後の肌の潤い感をさらに向上することができる。
成分(F)は、全組成中に1〜10質量%、特に3〜8質量%含有されるのが、洗浄後の肌の潤い感を向上できる点で好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物はpHを特に限定するものではないが、pH8以下であることが好ましく、特に中性〜弱酸性であるのが好ましい。具体的には、組成物をイオン交換水で20倍(5質量%)に希釈した時、25℃でpH4〜8、特にpH5〜8を示すのが好ましい。ここでpHは、pHメーター(例えば、堀場製作所製、型番F−22)を用いて測定することができる。
ここで組成物のpHは、必要に応じて、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸;クエン酸、コハク酸、乳酸、リンゴ酸、グルタミン酸、アスパラギン酸、ピロリドンカルボン酸、酒石酸、グリコール酸、アスコルビン酸等の有機酸;グルタミン酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;アンモニア又はアンモニア水;モノ、ジ、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールなどの低級アルカノールアミン;アルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸などのpH調整剤を用いて調整することができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物には、前記成分以外に、通常の洗浄剤組成物に用いられる成分例えば、油脂、エステル油、炭化水素油、シリコーン油等の油性成分;エタノール等の溶媒;殺菌剤、抗炎症剤、防腐剤、キレート剤、増粘剤、塩類、保湿剤、パール化剤、スクラブ剤、香料、冷感剤、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、単糖、二糖、オリゴ糖類、植物エキスなどを含有させることができる。また、本発明の効果を損なわない範囲で、成分(A)以外のアニオン性界面活性剤、非イオン界面活性剤、カチオン性界面活性剤などを含有させることもできる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、液状、クリーム状、ペースト状等とすることができる。また、洗顔料、メイク落とし、ボディシャンプー、ハンドソープ等として適用することができる。特に洗顔料、さらにマッサージ洗顔料として好適である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、用いる材料の形態等により、必要に応じて投入順序の変更、加温、冷却、攪拌混合等を行うことができる。例えば、各成分を秤量の後、成分(C)の高分子化合物を成分(D)の水中に分散・溶解(必要に応じて加温)後、成分(B)のポリオールおよび、成分(A)のアニオン性界面活性剤を添加して攪拌する。さらに、成分(E)の両性界面活性剤や成分(F)のトリメチルグリシン等を添加して攪拌混合し、加温した場合は室温まで冷却して洗浄剤組成物を得る。
実施例1〜6、比較例1〜5
表1に示す組成の皮膚洗浄剤組成物(洗顔料)を、各成分を混合することにより製造し、起泡性、液のマッサージ性、洗浄後の潤い感、および洗浄力を評価した。結果を表1に併せて示す。
Figure 2006347914
(評価方法)
(1)起泡性、マッサージ性および洗浄後の潤い感:
専門評価者3名が、皮膚のモデルとして手の甲部を水道水にて濡らした後、各洗浄剤組成物1gを泡立てることなくマッサージしたときの起泡性、マッサージ性、および洗浄後(すすぎを行いタオルで拭いた後)の潤い感について評価した。
各項目の基準は以下のとおり。
i)起泡性
各評価者が泡立つと感じるまでのマッサージ回数(円状のマッサージを繰り返し、1回円を描くとマッサージ1回と数える)を平均し、以下のようにまとめた。
◎10回以上マッサージするまで泡立たない。
○ 5〜9回マッサージするまで泡立たない。
△ 3〜4回マッサージすると泡立つ。
× 1〜2回マッサージすると泡立つ。
ii)マッサージ性
各評価者がマッサージが行いにくくなると感じるまでのマッサージ回数(円状のマッサージを繰り返し、1回円を描くとマッサージ1回と数える)を平均し、以下のようにまとめた。
◎10回以上マッサージ可能である。
○ 5〜9回マッサージ可能である。
△ 3〜4回マッサージするとマッサージが行いにくくなる。
× 1〜2回マッサージするとマッサージが行いにくくなる。
iii)洗浄後の潤い感
各評価者が下記の基準で官能評価し、その平均スコアが3.5〜4を◎、2.5〜3.4を○、1.5〜2.4を△、1〜1.4を×とした。
スコア4 とてもしっとり潤う。
スコア3 しっとり潤う。
スコア2 ややしっとり感が少ない。
スコア1 しっとり感が少ない。
(2)洗浄力:
カーボンブラックを分散した表2に示す組成のモデル皮脂を調製し、その10mgを前腕部に直径15mmの円状に塗布する。30分乾燥後、この塗布部分に各実施例及び比較例の洗浄剤組成物を30mg滴下し、20回マッサージ処理を行い、水道水で洗い流した。
Figure 2006347914
上記洗浄手順の処理前(モデル皮脂塗布前)、洗浄前(モデル皮脂塗布後)及び、洗浄後(すすぎ・乾燥後)の各時点における腕の色度を、色彩色差計CR−300(ミノルタ)を用い、Lab形式の色彩表示で測定した。そして、処理前の色度を基準値(Lststst)とし、洗浄前及び洗浄後各々の色度(Lab)との色差(ΔE)を次式から算出した。
<色差ΔEの計算式>
ΔE={(L−Lst+(a−ast+(b−bst1/2
処理前と洗浄前の色差と、処理前と洗浄後の色差より、次式に従ってモデル皮脂の洗浄率を算出し、示した。
<洗浄率の計算式>
洗浄率(%)=(1−(洗浄後の色差/洗浄前の色差))×100

Claims (4)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D)を含有する皮膚洗浄剤組成物:
    (A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル系アニオン界面活性剤0.1〜5質量%、
    (B)ポリオール30〜80質量%、
    (C)水溶性高分子化合物0.01〜3質量%、
    (D)水。
  2. 成分(A)がポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩及びポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩から選ばれるものである請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
  3. さらに、成分(E)両性界面活性剤0.5〜5質量%を含有する請求項1または2記載の皮膚洗浄剤組成物。
  4. さらに、成分(F)トリメチルグリシン1〜10質量%を含有する請求項1、2または3記載の皮膚洗浄剤組成物。
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