JP6647852B2 - フォーマー容器入り液体洗浄剤 - Google Patents

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本発明は、フォーマー容器入り液体洗浄剤に関する。
液体の洗浄剤組成物を泡吐出容器に充填し、細かい泡として吐出させて使用する皮膚又は毛髪用のフォーマー容器入り液体洗浄剤製品は、泡立てる手間が省けるだけでなく、クリーミーな泡質となるために皮膚や毛髪・頭皮への刺激が緩和される等の利点がある。このような洗浄剤製品においては、均一な泡を得るために、ある程度の界面活性剤濃度が必要であり、界面活性剤量を低減すると洗浄力や泡質(起泡性)が得られなくなる。N−アシル酸性アミノ酸塩は、皮膚刺激性が低いアニオン性界面活性剤であるが、その他のアニオン性界面活性剤に比べて泡質や使用感が悪いため、種々検討がなされている。特に、敏感肌や乳幼児のようにデリケートな肌に対しては、ダメージの程度を抑えることが望まれる。
特許文献1には、N−アシルアミノ酸系アニオン界面活性剤と、それ以外のクラフト点20℃以上のアニオン界面活性剤と、両性界面活性剤及び半極性界面活性剤から選択される界面活性剤と、多価アルコールとを含み、クリーミーで弾力性のある泡質のフォーマー容器入り洗浄剤組成物が記載されている。
特許文献2には、N−アシルアミノ酸又はその塩、両性界面活性剤、グリセリン、ポリエチレングリコールを含有し、クリーミーな泡質で、肌へのすべりが良く、すすぎ時にヌルツキがなく、洗いあがりの皮膚が柔和な、ノンガスフォーマー容器入り液体洗浄剤が記載されている。
特開2006−183039号公報 特開2014−24875号公報
デリケートな肌や敏感肌に使用する場合、フォーマー容器から吐出されたきめが細かくクリーミーな泡が、肌の隅々にまで行き届いて(泡量)、汚れをしっかりと落とす泡のもち(泡質)でありながら、ぬるつかずに素早くすすげること(泡切れ)、また毎日繰り返される洗浄に対しても肌のうるおいを守って洗えることが求められる。
しかしながら、従来の洗浄剤組成物はいずれも、これらの点において十分満足できるものではなかった。
本発明者らは、N−アシルアミノ酸又はその塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩、両性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル及び多価アルコールを特定の割合で組み合わせて用いることにより、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良く、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができ、繰り返し行われる洗浄にも十分なマイルド性を有するフォーマー容器入り液体洗浄剤が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
(A)N−アシルアミノ酸又はその塩 0.1〜3質量%、
(B)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩 0.03〜2質量%、
(C)両性界面活性剤 0.07〜2質量%、
(D)ポリオキシエチレンアルキルエーテル 0.05〜2質量%、
(E)多価アルコール 25〜50質量%
を含有するフォーマー容器入り液体洗浄剤に関する。
本発明のフォーマー容器入り液体洗浄剤は、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良く、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができ、繰り返し行われる洗浄にも十分なマイルド性を有するものである。
本発明で用いる成分(A)のN−アシルアミノ酸又はその塩において、アシル基は、泡立ち等の観点から炭素数8〜18の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖を有する脂肪酸を由来としたものが好ましく、炭素数8〜16の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖を有する脂肪酸を由来としたものがより好ましく、炭素数8〜14の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖を有する脂肪酸を由来としたものがさらに好ましい。このような脂肪酸としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等が挙げられる。これら脂肪酸のなかでも、泡質や保存安定性の点から、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸が好ましく、ラウリン酸がより好ましい。また、N−アシルアミノ酸のアシル基は、上記の脂肪酸の混合脂肪酸を由来としたもの、例えば、ヤシ油、パーム核油などを原料にして得られたものであってもよい。なかでも、ヤシ油脂肪酸やパーム核脂肪酸を原料にして得られたものが好ましく、ヤシ油脂肪酸を原料にして得られたものがより好ましい。
また、N−アシルアミノ酸又はその塩のアミノ酸部分は、泡の肌へのすべりが良好な良質な泡質、及び洗い上がりの皮膚が柔和でしっとりした良好な使用感の観点から、グリシン、アラニンから選ばれる中性アミノ酸、及びグルタミン酸、アスパラギン酸から選ばれる酸性アミノ酸が好ましく、酸性アミノ酸がより好ましく、グルタミン酸がさらに好ましい。また、これらのアミノ酸部分はD体、L体或いはD体とL体の混合物のいずれであってもよく、L体であるのが好ましい。
N−アシルアミノ酸又はその塩は、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良く、一方、すすぎ時にぬるつきが少ない観点から、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸、N−ココイルグルタミン酸、N−パーム脂肪酸グルタミン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸、N−ココイルグリシン、N−ココイルアラニン又はこれらの塩が好ましく、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸、N−ココイルグルタミン酸、N−パーム脂肪酸グルタミン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸、N−ココイルグリシン又はこれらの塩がより好ましく、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸、N−ココイルグルタミン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸又はこれらの塩がより好ましく、N−ココイルグルタミン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸又はこれらの塩がさらに好ましく、N−ココイルグルタミン酸又はその塩がよりさらに好ましい。
N−アシルアミノ酸又はその塩の塩としては、泡立ちや泡質を確保する観点から、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩;アルミニウム、亜鉛等の他の機塩;アンモニウム塩;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、AMP(2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール)、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3-プロパンジオール等の有機アミン塩;アルギニン、リジン、ヒスチジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸塩等の他の有機塩が挙げられる。N-アシルアミノ酸又はその塩の塩としては、皮膚への刺激性の観点から、アルカリ金属塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン塩が好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン塩がより好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩がさらに好ましく、ナトリウム塩がよりさらに好ましい。
また、N−アシルアミノ酸を配合する場合、塩基によって中和して用いる。中和する塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、アンモニア、AMP(2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール)、2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール、リシン、アルギニン、ヒスチジン、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等が挙げられ、泡立ちや泡質、皮膚刺激性や入手容易性の点からナトリウム塩、カリウム塩、アルギニン塩、トリエタノールアミン塩になるように水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アルギニン、トリエタノールアミンから選ばれる塩基が好ましく、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムから選ばれる1種又は2種の塩基がより好ましい。
なお、液体洗浄剤組成物のpHが最終的に所望の値になるように、必要に応じて追加的に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、アンモニア、リシン、アルギニン、ヒスチジン等の一般的な各種塩基を用いてもよい。
また、いずれの場合においても、液体洗浄剤組成物のpHを調整するため、さらに塩酸、硫酸、リン酸、酢酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸、コハク酸等の一般的な各種酸を追加的に用いてもよい。
成分(A)のN−アシルアミノ酸又はその塩は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。きめが細かく、泡の肌へのすべりが良く、さらにすすぎ時にぬるつきがが少ない観点から、含有量は、液体洗浄剤組成物中に、酸として、0.1質量%以上であり、0.25質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましい。また、すすぎ時にぬるつきが少なく、洗浄後に十分なマイルド性を有する観点から、含有量は、液体洗浄剤組成物中に、酸として、3質量%以下であり、2.5質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましい。また、成分(A)の含有量は、液体洗浄剤組成物中に、酸として、0.1〜3質量%であり、0.25〜2.5質量%が好ましく、1〜2質量%がより好ましい。
成分(B)のポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩は、洗浄後に十分なマイルド性を付与する観点から、炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を有するものが好ましく、炭素数12〜16のアルキル基を有するものがより好ましい。また、エチレンオキシド付加モル数は、平均で0より大きく10以下が好ましく、平均1〜6であるのがより好ましい。
また、塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン塩;アルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸由来のカチオンなどが挙げられる。
成分(B)のポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。洗浄後に十分なマイルド性を付与する観点から、含有量は、液体洗浄剤組成物中に、酸として、0.03質量%以上であり、0.05質量%以上が好ましい。また、含有量は、液体洗浄剤組成物中に、酸として、2質量%以下であり、1.5質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、液体洗浄剤組成物中に、酸として、0.03〜2質量%であり、0.05〜1.5質量%が好ましく、0.05〜1質量%がより好ましい。
本発明において、成分(B)に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/(B)は、洗浄後に十分なマイルド性を付与する観点から、0.6以上が好ましく、1.25以上がより好ましく、2以上がさらに好ましい。また、成分(B)に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/(B)は、40以下が好ましく、15以下がより好ましく、12.5以下がさらに好ましい。また、成分(B)に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/(B)は、0.6〜40が好ましく、1.25〜15がより好ましく、2〜12.5がさらに好ましい。
成分(C)の両性界面活性剤は、例えば、アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルカルボベタイン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドアミン型ベタイン、アルキルイミダゾリン型ベタイン等が挙げられる。ここで、アルキル基は、炭素数8〜20のアルキル基が好ましく、炭素数8〜14のアルキル基がより好ましい。
これらのうち、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良く、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができる点から、炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルアミドプロピルベタイン及びアルキルヒドロキシスルホベタインから選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、アルキルヒドロキシスルホベタインがさらに好ましく、ラウリルヒドロキシスルホベタインがよりさらに好ましい。
成分(C)の両性界面活性剤は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良く、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができる点から、含有量は、液体洗浄剤組成物中に、0.07質量%以上であり、0.15質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましい。また、含有量は、液体洗浄剤組成物中に、2質量%以下であり、1.8質量%以下が好ましく、1.5質量%以下がより好ましい。また、成分(C)の含有量は、液体洗浄剤組成物中に、0.07〜2質量%であり、0.15〜1.8質量%が好ましく、0.5〜1.5質量%がより好ましい。
本発明において、成分(A)の酸としての質量に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)は、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良く、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができる点から、0.05以上が好ましく、0.1以上がより好ましく、0.2以上がさらに好ましい。また、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができる点から、10以下が好ましく、4.5以下がより好ましく、2以下がさらに好ましい。また、成分(A)に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)は、0.05〜10が好ましく、0.1〜4.5がより好ましく、0.2〜2がさらに好ましい。
成分(D)のポリオキシエチレンアルキルエーテルは、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができ、繰り返し行われる洗浄にも十分なマイルド性を付与する点から、炭素数8〜18のアルキル基を有するものが好ましく、炭素数10〜16のアルキル基を有するものがより好ましい。
より具体的には、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンパルミチルエーテル、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンヘキシルデシルエーテル等が挙げられる。
また、エチレンオキシド付加モル数は、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができ、洗浄後に十分なマイルド性を付与する観点から、平均で7〜30が好ましく、平均10〜25であるのがより好ましい。
また、成分(D)のポリオキシエチレンアルキルエーテルは、フォーマー容器に充填して使用する点から、HLBが10〜20のものが好ましく、HLB13〜17のものがより好ましい。
なお、HLBとは、親水性−親油性のバランス(Hydrophile−Lipophile Balance)を示す指標であり、本発明においては小田・寺村らによる次式を用いて算出した値を用いている。
Figure 0006647852
成分(D)のポリオキシエチレンアルキルエーテルは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができ、洗浄後に十分なマイルド性を付与するの観点から、含有量は、液体洗浄剤組成物中に、0.05質量%以上であり、0.1質量%以上が好ましく、0.2質量%以上がより好ましい。また、含有量は、液体洗浄剤組成物中に、2質量%以下であり、1.5質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい。また、成分(D)の含有量は、液体洗浄剤組成物中に、0.05〜2質量%であり、0.1〜1.5質量%が好ましく、0.2〜1質量%がより好ましい。
本発明において、成分(B)及び(D)の合計に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/((B)+(D))は、洗浄後に十分なマイルド性を付与する点から、0.1以上が好ましく、0.15以上がより好ましく、0.4以上がさらに好ましい。また、成分(B)及び(D)の合計に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/((B)+(D))は、5以下が好ましく、4.5以下がより好ましく、4.2以下がさらに好ましい。また、成分(B)及び(D)の合計に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/((B)+(D))は、0.1〜5が好ましく、0.15〜4.5がより好ましく、0.4〜4.2がさらに好ましい。
さらに、本発明において、成分(A)〜(D)の界面活性剤の含有量の合計量は、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良く、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができ、繰り返し行われる洗浄にも十分なマイルド性を有する点から、液体洗浄剤組成物中に、0.5〜7質量%であることが好ましく、0.5〜5質量%であることがより好ましい。
成分(E)の多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、ヘキサグリセリン、デカグリセリントリメチルプロパノールなどが挙げられる。
これらのうち、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良くする観点、及び洗い上がり肌へのやさしさを付与する点、さらに良好な吐出性を確保する点から、2価及び3価のアルコールが好ましく、プロピレングリコール、グリセリンがより好ましい。
成分(E)の多価アルコールは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良くする観点、及び洗い上がり肌へのやさしさを付与する点、さらに良好な吐出性を確保する点から、含有量は、液体洗浄剤組成物中に、25質量%以上であり、27質量%以上が好ましく、30質量%以上がより好ましく、50質量%以下であり、48質量%以下が好ましく、45質量%以下がより好ましい。また、成分(E)の含有量は、液体洗浄剤組成物中に、25〜50質量%であり、27〜48質量%が好ましく、30〜45質量%がより好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は、前記成分を水に溶解させた液体の形態であるのが好ましい。水の含有量は、前記成分(A)〜(E)及び必要に応じて含有させる他の成分の残部であり、きめが細かく厚みのある泡が得られる点、さらに良好な吐出性と貯蔵安定性の観点から、液体洗浄剤組成物中に、35質量%以上であるのが好ましく、40質量%以上がより好ましく、45質量%以上がさらに好ましく、75質量%以下が好ましく、70質量%以下がより好ましく、65質量%以下がさらに好ましい。また、水の含有量は、液体洗浄剤組成物中に、35〜75質量%が好ましく、40〜70質量%がより好ましく45〜65質量%がさらに好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は、前記成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で通常の洗浄剤組成物に用いられる成分を使用することができる。例えば、前記以外の界面活性剤、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール類、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール等の芳香族アルコール類、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類、エチルカルビトール、ブチルカルビトール等のカルビトール類、糖(誘導体)やアミノ酸(誘導体)、動植物(タンパク質)誘導体、動植物抽出物等の保湿成分、ポリオキシアルキレン変性シリコーン等のシリコーン誘導体、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム等の無機又は有機塩類、酸やアルカリ等のpH調整剤、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸及びこれらの誘導体などの抗炎症剤、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、アニオン性高分子、カチオン性高分子、非イオン性高分子、両性高分子、香料、増粘剤、ビタミン類、クロロフィル、β−カロチン等の天然色素、タール色素等の着色剤などが挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物のpHは、洗浄後に十分なマイルド性を付与する観点から、pH3.8〜6.8の範囲であるのが好ましく、pH4〜6.4であるのがより好ましい。
本発明において、pHは、液体洗浄剤組成物(原液)100mLをビーカーに充填し、25℃の恒温槽内にて25℃に調整した後に、pH測定用電極を1分間浸して測定される。
本発明のフォーマー容器入り液体洗浄剤は、容器に充填する前の組成物が、液体状のものであり、きめが細かく、厚みのある泡を形成する観点から、25℃における粘度が、1〜20mPa・sであるのが好ましく、2〜15mPa・sがより好ましく、3〜13mPa・sがさらに好ましく、5〜11mPa・sがよりさらに好ましい。
本発明において、粘度は、25℃にてブルックフィールド型粘度計(東機産業、TVB−10)により、ローターはNo.1、回転数60r/minで回転し、回転開始から60秒後における粘度を測定する。
本発明のフォーマー容器入り液体洗浄剤は、液体洗浄剤組成物をフォーマー容器、特にノンガスフォーマー容器に充填されてなるものである。
フォーマー容器としては、空気と混合して泡として吐出できるものであればいずれのものでも用いることができるが、例えば、ポンプヘッドを押すことで吐出するポンプフォーマー容器や、胴体部分を押すことで吐出するスクイズフォーマー容器が挙げられ、具体的には、吉野工業所社製、大和製罐社製のフォーマー容器等が挙げられる。また、例えば、特開平7−315463号公報、特開平8−230961号公報、特開2005−193972号公報等に記載されたフォーマー容器を使用することもできる。
なかでも、液体洗浄剤を使用する環境における利便性の観点から、ポンプヘッドを押すことで吐出するポンプフォーマー容器が好ましく、泡質をさらに良好にする観点から、吐出流路に多孔質膜フィルターを備えるものが好ましい。このような多孔質膜フィルターは、さらにキメの細かく良好な泡質を得る観点から、100〜400メッシュのフィルターが好ましく、200〜400メッシュのフィルターがより好ましく、200〜305メッシュのフィルターがさらに好ましい。かかる多孔質フィルターは吐出流路に1〜3枚配置するものが好ましく、2枚配置するものがさらに好ましい。
また、ポンプフォーマー容器における液体洗浄剤組成物と空気の混合比は、吐出される泡の密度(液体洗浄剤の質量/空気の体積)が、良好な泡量と肌を洗いやすい泡質を得る観点から、0.03〜0.14g/cm3であるのが好ましく、0.05〜0.11g/cm3がより好ましい。
本発明のフォーマー容器入り液体洗浄剤は、皮膚洗浄用として用いるのが好ましく、ハンドソープ、洗顔料、ボディーソープとして用いるのがより好ましい。本発明の洗浄剤組成物は、一般的な皮膚洗浄方法によって皮膚を洗浄するために用いることができる。例えば、フォーマー容器から吐出させた泡を手に取り、水で希釈せずにそのまま皮膚に直接適用し、泡立てて洗浄した後、シャワー等の温水を利用してすすぐことにより使用することができる。
また、洗浄方法としては、手で洗う方法、コットンやナイロン等の化学繊維から成るスポンジ、タオル、たわし等を使って洗う方法があり、皮膚への刺激を低減する観点及び本発明の泡性能と使用感を効果的に発揮する観点から、直接手にとり、手で洗う方法のために用いられることが好ましい。 上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物を開示する。
<1>次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
(A)N−アシルアミノ酸又はその塩 0.1〜3質量%、
(B)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩 0.03〜2質量%、
(C)両性界面活性剤 0.1〜2質量%、
(D)ポリオキシエチレンアルキルエーテル 0.05〜2質量%、
(E)多価アルコール 25〜50質量%
を含有するフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<2>成分(A)のN−アシルアミノ酸又はその塩が、好ましくは、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸、N−ココイルグルタミン酸、N−パーム脂肪酸グルタミン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸、N−ココイルグリシン、N−ココイルアラニン又はこれらの塩であって、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸、N−ココイルグルタミン酸、N−パーム脂肪酸グルタミン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸、N−ココイルグリシン又はこれらの塩がより好ましく、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸、N−ココイルグルタミン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸又はこれらの塩がより好ましく、N−ココイルグルタミン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸又はこれらの塩がさらに好ましく、N−ココイルグルタミン酸又はその塩がよりさらに好ましい前記<1>記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤組成物。
<3>成分(A)の含有量が、液体洗浄剤組成物中に、酸として、0.25質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、2.5質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましい前記<1>又は<2>記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<4>成分(B)のポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩が、好ましくは、炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を有するものであって、炭素数12〜16のアルキル基を有するものがより好ましい前記<1>〜<3>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<5>成分(B)含有量が、液体洗浄剤組成物中に、酸として、好ましくは、0.05質量%以上であって、1.5質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい前記<1>〜<4>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<6>成分(B)に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/(B)が、好ましくは、0.6以上であって、1.25以上がより好ましく、2以上がさらに好ましく、また、40以下が好ましく、15以下がより好ましく、12.5以下がさらに好ましい前記<1>〜<5>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<7>成分(C)の両性界面活性剤が、好ましくは、炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルアミドプロピルベタイン及びアルキルヒドロキシスルホベタインから選ばれる1種又は2種以上であって、アルキルヒドロキシスルホベタインがさらに好ましく、ラウリルヒドロキシスルホベタインがよりさらに好ましい前記<1>〜<6>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<8>成分(C)の両性界面活性剤の含有量が、液体洗浄剤組成物中に、好ましくは、0.15質量%以上であって、0.5質量%以上がより好ましく、1.8質量%以下が好ましく、1.5質量%以下がより好ましい前記<1>〜<7>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤組成物。
<9>成分(A)の酸としての質量に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)が、好ましくは、0.05以上であって、0.1以上がより好ましく、0.2以上がさらに好ましく、10以下が好ましく、4.5以下がより好ましく、2以下がさらに好ましい前記<1>〜<8>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<10>成分(D)のポリオキシエチレンアルキルエーテルが、好ましくは、炭素数8〜18のアルキル基を有するものであって、炭素数10〜16のアルキル基を有するものがより好ましく、エチレンオキシド付加モル数は平均で7〜30が好ましく、平均10〜25であるのがより好ましい前記<1>〜<9>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<11>成分(D)のポリオキシエチレンアルキルエーテルが、好ましくは、HLBが10〜20のものであって、HLB13〜17のものがより好ましい前記<1>〜<10>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<12>成分(D)の含有量が、液体洗浄剤組成物中に、好ましくは、0.1質量%以上であって、0.2質量%以上がより好ましく、1.5質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい前記<1>〜<11>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<13>成分(B)及び(D)の合計に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/((B)+(D))が、好ましくは、0.1以上であって、0.15以上がより好ましく、0.4以上がさらに好ましく、5以下が好ましく、4.5以下がより好ましく、4.2以下がさらに好ましい前記<1>〜<12>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<14>成分(A)〜(D)の界面活性剤の含有量の合計量が、液体洗浄剤組成物中に、好ましくは、0.5〜7質量%であって、0.5〜5質量%がより好ましい前記<1>〜<13>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<15>成分(E)の多価アルコールが、好ましくは、2価及び3価のアルコールであって、プロピレングリコール、グリセリンがより好ましい前記<1>〜<14>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<16>成分(E)の含有量が、液体洗浄剤組成物中に、好ましくは、27質量%以上であって、30質量%以上がより好ましく、48質量%以下が好ましく、45質量%以下がより好ましい前記<1>〜<15>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<17>水の含有量が、液体洗浄剤組成物中に、好ましくは、35質量%以上であって、40質量%以上がより好ましく、45質量%以上がさらに好ましく、75質量%以下が好ましく、70質量%以下がより好ましく、65質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<16>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<18>液体洗浄剤組成物のpHが、好ましくは、pH3.8〜6.8であって、pH4〜6.4であるのがより好ましい前記<1>〜<17>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
<19>容器に充填する前の組成物の粘度(25℃)が、好ましくは、1〜20mPa・sであって、2〜15mPa・sがより好ましく、3〜13mPa・sがさらに好ましく、5〜11mPa・sがよりさらに好ましい前記<1>〜<18>のいずれか1記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
実施例1〜29、比較例1〜7
表1〜表5に示す組成の液体洗浄剤組成物を、水に各成分を混合し、溶解することにより製造し、得られた液体洗浄剤組成物を、吉野工業所社製ポンプフォーマー容器(吐出流路に設けた多孔質膜フィルターのメッシュサイズは、200メッシュ1枚と305メッシュ1枚)に充填して、フォーマー容器入り液体洗浄剤を得た。充填前の液体洗浄剤組成物のpH及びフォーマー容器から吐出させた泡の泡粘度を測定するとともに、皮膚の水分量及びすすぎ性を評価した。結果を表1〜表5に併せて示す。
なお、実施例3は参考例である。
(評価方法)
(1)pHの測定:
得られた液体洗浄剤組成物の原液100mLをビーカーに充填し、25℃の恒温槽内にて25℃に調整した。恒温に調整された試料にpH測定用電極を1分間浸し、pHを測定した。
(2)泡粘度:
液体洗浄剤組成物をポンプフォーマー容器に充填し、100mLビーカーに9分目くらいまで合泡を吐出させ、25℃にて、BM型粘度計(東機産業社製)を用い、ローターNo.3、30rpmの速度で泡粘度を測定した。
泡粘度が、1500mPa・s以上であると、きめが細かく泡の厚みが感じられながら、すべりが良く肌への広がりを感じることができる。
(3)皮膚の水分量(角質水分量):
以下の方法により、キャパシタンス値を測定し、皮膚の水分量を求めた。
(a)上腕内部を水で洗浄する。
(b)恒温室内(20℃、40%RH)で10分間安静にした後、Courage+Khazaka electronic GmbH(ドイツ社製)の機種:Corneometer CM825RCにより、洗浄前のキャパシタンスを測定する。測定は、両上腕内部全体6箇所で行い、平均値を求めた。
(c)各洗浄剤組成物を、ポンプフォーマー容器(160mL〔YF−9413〕吉野工業社製)に充填し、2回押して、約2mLを手のひらに取る。手首から肘まで全体の範囲で10秒間左右の手を擦り合わせ(マッサージ)洗浄剤をよくなじませた後、10秒間流水ですすぐ。洗浄後、恒温室内(20℃、40%RH)で約30分経過した後、洗浄後のキャパシタンスを測定する。キャパシタンスの測定は両上腕内部全体6箇所で行い、平均値を求めた。
結果は、洗浄前のキャパシタンス値を1として、洗浄後のキャパシタンス値をその相対比で示した。洗浄前の値に対して0.95以上であると、洗い上がりの肌へのやさしさを感じることができる。
(4)すすぎ性:
室温25℃、相対湿度40%の部屋にて、ポンプフォーマー容器を2回押して、約2mLを手のひらに取る。手首から肘まで全体の範囲で10秒間左右の手を擦り合わせ(マッサージ)洗浄剤をよくなじませた後、10秒間流水ですすぐ。すすぎ時の状態を、「すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができる」かについて、専門パネラー5名により、以下の基準で各1〜5点で評価し、評価の平均値を求めた。
5:とてもそう思う。
4:そう思う。
3:ややそう思う。
2:あまりそう思わない。
1:そう思わない。
Figure 0006647852
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実施例30
実施例1と同様にして、以下に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、吉野工業所社製ポンプフォーマー容器に充填して、フォーマー容器入り液体洗浄剤を製造した。
(成分)
ココイルグルタミン酸ナトリウム液(25%水溶液)
(アミソフトCS−22B、味の素社製) 8.0(質量%)
ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸
(アキポRLM−45、花王社製) 0.2
ラウリルヒドロキシスルホベタイン液(30%水溶液)
(アンヒトール20HD、花王社製) 4.0
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO=21)
(エマルゲン121−G、HLB16、花王社製) 0.4
グリセリン 30.0
プロピレングリコール 7.0
ポリエチレングリコール6000 3.0
エデト酸二ナトリウム 0.2
安息香酸ナトリウム 1.0
リンゴ酸水溶液(50%水溶液) pH6に調整
アラントイン 0.01
グリチルリチン酸二カリウム 0.01
ユーカリエキス 0.01
精製水 バランス
合計 100
実施例31
実施例1と同様にして、以下に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、吉野工業所社製ポンプフォーマー容器に充填して、フォーマー容器入り液体洗浄剤を製造した。
(成分)
ココイルグルタミン酸ナトリウム液(25%水溶液)
(アミソフトCS−22B、味の素社製) 8.0(質量%)
ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸
(アキポRLM−45、花王社製) 0.2
ラウリルヒドロキシスルホベタイン液(30%水溶液)
(アンヒトール20HD、花王社製) 4.0
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO=21)
(エマルゲン121−G、HLB16、花王社製) 0.4
グリセリン 30.0
プロピレングリコール 7.0
ポリエチレングリコール6000 3.0
エデト酸二ナトリウム 0.2
安息香酸ナトリウム 1.0
リンゴ酸水溶液(50%水溶液) pH6に調整
セラミド2 0.0001
精製水 バランス
合計 100
実施例32
実施例1と同様にして、以下に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、吉野工業所社製ポンプフォーマー容器に充填して、フォーマー容器入り液体洗浄剤を製造した。
(成分)
ココイルグルタミン酸ナトリウム液(25%水溶液)
(アミソフトCS−22B、味の素社製) 8.0(質量%)
ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸
(アキポRLM−45、花王社製) 0.2
ラウリルヒドロキシスルホベタイン液(30%水溶液)
(アンヒトール20HD、花王社製) 4.0
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO=21)
(エマルゲン121−G、HLB16、花王社製) 0.4
グリセリン 30.0
プロピレングリコール 7.0
ポリエチレングリコール6000 3.0
エデト酸二ナトリウム 0.2
安息香酸ナトリウム 1.0
リンゴ酸水溶液(50%水溶液) pH6に調整
ソフケアセラミド SL−E(花王社製) 0.0001
精製水 バランス
合計 100
実施例30〜32で得られたフォーマー容器入り液体洗浄剤はいずれも、きめが細かく泡の厚みが感じられながら泡の肌へのすべりが良く、すすぎ時にぬるつかずにさっと洗い流すことができ、繰り返し行われる洗浄にも十分なマイルド性を有するものである。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
    (A)N−アシルアミノ酸又はその塩 0.1〜3質量%、
    (B)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩 0.03〜2質量%、
    (C)両性界面活性剤 0.07〜2質量%、
    (D)ポリオキシエチレンアルキルエーテル 0.05〜2質量%、
    (E)多価アルコール 25〜50質量%
    を含有し、成分(B)に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/(B)が、2〜40であるフォーマー容器入り液体洗浄剤。
  2. 成分(A)の酸としての質量に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)が、0.05〜10である請求項記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
  3. 成分(D)が、炭素数8〜18のアルキル基を有するものである請求項1又は2記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
  4. 成分(B)及び(D)の合計に対する成分(A)の酸としての質量割合(A)/((B)+(D))が、0.1〜5である請求項1〜のいずれか1項記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
  5. 成分(A)〜(D)の界面活性剤の含有量の合計量が、液体洗浄剤組成物中に、0.5〜7質量%である請求項1〜のいずれか1項記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
  6. pH3.8〜6.8である請求項1〜のいずれか1項記載のフォーマー容器入り液体洗浄剤。
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