JP4448373B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は、リン酸エステル系界面活性剤を高濃度で含有する洗浄剤組成物に関し、詳しくは、粘度上昇やゲル化を生じず、優れた洗浄力を有し、皮膚や毛髪に対する刺激性が低い、身体用洗浄剤として有用な洗浄剤組成物に関する。
シャンプー、全身洗浄料等の皮膚に直接接する洗浄剤組成物は、洗浄力、泡性能、使用感に加え、肌に対して低刺激であることが求められている。洗浄成分として広く用いられる硫酸塩型界面活性剤は、泡性能は高いものの、シャンプー時に目にしみたり、長期に使用すると敏感肌の人は手や肌が荒れやすくなる場合がある。また、酢酸塩型界面活性剤、両性界面活性剤、糖骨格を有する界面活性剤などのいわゆる低刺激性界面活性剤を主成分とした場合には、洗浄効果、起泡力に劣り、十分な洗浄剤を得るのは困難である。更に、リン酸エステル型界面活性剤は、皮膚への刺激の低さ、洗浄性は満足できるものの、起泡力に劣るという問題があった。
また、ヘアシャンプーやボディシャンプー等の洗浄剤の調製にあたっては、通常濃厚な界面活性剤溶液を調製し、しかる後に保湿剤、油性成分、リンス成分、粉体その他の成分及び水等を添加して所望の濃度とする手段が採用される。しかしながら、リン酸エステル系界面活性剤をトリエタノールアミン塩やアルカリ金属塩で中和すると、リン酸エステル塩として50重量%以上の濃度で急激な粘度上昇やゲル化を生じ、ハンドリングが困難となる。従って、従来高濃度のリン酸エステル系界面活性剤の中和を行う場合は多量の溶剤等の添加による減粘を行うか又は低濃度で中和する以外に方法はなかった。多量の溶剤等の添加は起泡性や感触面で洗浄剤としての性能低下をまねき、一方リン酸エステルの低濃度での中和は、中和物を最終配合物に配合する場合、おのずから多量の水を含有するため、第3成分の配合量に限界を生じるという問題があった。
特許文献1には、リン酸モノエステルとリン酸ジエステルとの混合物からなるリン酸エステル系界面活性剤と、エーテル型酢酸系界面活性剤とを含む洗浄剤組成物が記載されているが、リン酸エステルを50重量%以上の高濃度で含み且つ流動性が優れた組成物は記載されていない。
特許文献2には、リン酸エステル又はその塩とグリセリルエーテルとを含む洗浄剤組成物が記載されているが、リン酸エステル又はその塩の全組成物中の含有量は60重量%以下であり、リン酸エステルを60重量%超の高濃度で含み且つ流動性が優れた組成物は記載されていない。
特開平7−138593号公報 特開2001−107079号公報
本発明の目的は、肌に対して刺激が少なく、良好な泡立ちを与えるだけでなく、リン酸エステル塩を50重量%以上の高濃度にした場合でも粘度の上昇を生じない洗浄剤組成物を提供することである。
本発明者らは、特定のリン酸エステル系界面活性剤に特定のグリセリルエーテル及び/又は多価アルコールを組み合わせて用いれば、肌に対して低刺激で、良好な泡立ちを維持したまま、リン酸エステル塩を50重量%以上の高濃度にした場合でも粘度の上昇を生じない洗浄剤組成物が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)および成分(B):
(A) (a1) 一般式(1)で表されるリン酸モノエステルと(a2) 一般式(2)で表されるリン酸ジエステルとの混合物であって、その含有比率が重量比で(a1)/(a2)=95/5〜50/50であるリン酸エステル系界面活性剤:
Figure 0004448373
(式中、R1、R2およびR3はそれぞれ炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を示し、X1、X2およびY1はそれぞれ水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、塩基性アミノ酸残基、アルカノールアミンまたはアンモニウムを示し、平均付加モル数k、mおよびnはそれぞれ0〜10の数を示す);
(B)炭素数4〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を有するグリセリルエーテル
を含有し、成分(A)の含有量が60重量%超である洗浄剤組成物を提供するものである。
本発明はまた、上記成分(A)および成分(C)多価アルコールを含有し、成分(A)の含有率が50重量%以上であり、成分(C)の含有量が0.1〜25重量%である洗浄剤組成物を提供するものである。
本発明の洗浄剤組成物は、起泡力に優れ、皮膚などに対する刺激性が少なく、かつ流動性に優れている。
本発明で用いる成分(A)の前記一般式(1)又は(2)で表されるリン酸エステルにおいて、R1、R2およびR3はそれぞれ炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を示すが、炭素数10〜16の直鎖又は分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基が好ましい。
式(1)中のR1としては、炭素数8〜18の直鎖のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、特にオクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基等の直鎖アルキル基が好ましい。
式(2)中のR2及びR3としては、炭素数8〜18の直鎖のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、特にオクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基等の直鎖のアルキル基が好ましい。
X1、X2およびY1としては、アルカリ金属として、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム等が;アルカリ土類金属として、例えばマグネシウム等が;塩基性アミノ酸として、例えばアルギニン、リジン、ヒスチジン、オルニチン等が;アルカノールアミンとして、例えばトリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン等が挙げられ、カリウムやナトリウムなどのアルカリ金属またはトリエタノールアミンが好ましく、特に水に対する溶解性の点からカリウムが好ましい。
平均付加モル数k、mおよびnは、それぞれ0〜4の数が好ましく、より好ましくは0〜2の数である。
成分(A)と成分(C)を含む本発明洗浄剤組成物は、更に成分(B)を含んでもよい。
成分(A)中の(a1)と(a2)との含有比率は、起泡性及び流動性の観点から、重量比(a1)/(a2)=95/5〜50/50であり、95/5〜60/40が好ましく、95/5〜70/30がより好ましい。(a1)の含有率が高いと起泡力および洗浄力の点で好ましい。
本発明に使用される成分(B)のグリセリルエーテルは、炭素数4〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有するもので、例えばn−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ラウリル基等の炭素数4〜12のアルキル基を有するものが好ましく、更に炭素数4〜11、特に炭素数6〜10、就中炭素数8のアルキル基を1又は2個、特に1個有するのが好ましい。
成分(B)のグリセリルエーテルは、1種以上を用いることができ、全組成中に0.1〜20重量%、更に0.1〜10重量%、特に0.1〜5重量%配合するのが、流動性および起泡力の点で好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、成分(B)が存在する場合には、全組成物中の成分(A)を60重量%超、好ましくは62〜80重量%、より好ましくは64〜75重量%配合した場合でも、その粘度が上昇したり、ゲル化することなく、室温(25℃)で良好な流動性を示す。
成分(C)の多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン等の低級多価アルコールが挙げられ、なかでもプロピレングリコール、及びジプロピレングリコールが好ましい。
成分(C)の多価アルコールは、1種以上を用いることができ、全組成物中に0.1〜25%、好ましくは1.0〜15%、より好ましくは1.0〜10%含有される。成分(C)を0.1重量%配合することで、成分(A)を50重量%以上の高濃度の溶液とすることができる。
本発明の洗浄剤組成物は、成分(C)が0.1〜25重量%存在する場合には、全組成物中の成分(A)を50%重量以上、好ましくは50〜80重量%、より好ましくは50〜70重量%、特に好ましくは50〜60重量%配合した場合でも、その粘度が上昇したり、ゲル化することなく、室温(25℃)で良好な流動性を示す。
成分(A)と成分(B)の本発明洗浄剤組成物中の配合比は、洗浄力と起泡力の観点から、重量比で(A)/(B)=40/1〜5/1であることが好ましく、より好ましくは35/1〜5/1、特に好ましくは30/1〜10/1である。
また、成分(A)と成分(C)の本発明洗浄剤組成物中の配合比は、流動性の観点から、重量比で(A)/(C)=20/1〜2/1であることが好ましく、より好ましくは15/1〜3/1、特に好ましくは15/1〜5/1である。
本発明洗浄剤組成物は、洗顔剤、シャンプー、ボディシャンプー等の皮膚洗浄剤又は毛髪洗浄剤のような身体用洗浄剤として有用な洗浄剤組成物であるが、これらの洗浄剤組成物には、その目的に応じ任意成分を配合することができる。ここで、任意成分としては、通常これらの洗浄剤に配合される他のアニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤コンディショニング成分などが挙げられる。
他のアニオン界面活性剤としては、脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸系活性剤、スルホサクシナメート系活性剤、ポリオキシアルキレンアルキルアミドエーテル硫酸塩、モノグリセライド硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アシル化イセチオン酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩等が挙げられる。非イオン界面活性剤としては、アルキルポリグルコシド、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキサイド、脂肪酸多価アルコールエステル等が挙げられる。またカチオン界面活性剤としては、直鎖又は分岐鎖のモノ又はジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩、モノ又はジ長鎖アルキル第3級アミン等が挙げられる。両性界面活性剤としては、アミドアミノ酸系活性剤、カルボベタイン系活性剤、スルホベタイン系活性剤、アミドスルホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノ酸系ベタイン活性剤、ホスホベタイン系活性剤等が挙げられる。
コンディショニング成分としては、高級アルコール、シリコーン及びシリコーン誘導体、ラノリン、スクワレン、炭化水素、蛋白誘導体、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル等の油剤、カチオン化セルロース、カチオン化グアガムやマーコート550(メルク社製)等のカチオンポリマー等が挙げられる。
洗浄剤組成物中に通常使用されるその他の成分、例えば、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム等の多糖類等の水溶性高分子;ポリオキシアルキレンソルビタンエステル、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、エタノール等の粘度調整剤;エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ホスホン酸塩類等のキレート剤;メチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤;ビタミンやその前駆体等の有効成分;レシチン、ゼラチン等の動植物抽出物又はその誘導体;ナイロンやポリエチレン等のポリマー微粉体;グリチルリチン酸ジカリウム等の消炎剤;トリクロサン、トリクロロカルバン、オクトピロックス、ジンクピリチオン等の殺菌剤や抗フケ剤;ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤;パール化剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、色素、香料、水を、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて配合することができる。
本発明の洗浄剤組成物は、常法に従って製造できる。また、その剤型も特に制限されず、液体状、ペースト状、クリーム状、固形状、粉末状など任意の剤型ができ、液体状、ペースト状、クリーム状とするのが好ましく、特に液体状とするのが好ましい。液体状とする場合には、液体媒体として水を用いるのが好ましい。また、本発明の洗浄剤組成物は特に皮膚、毛髪等の身体用洗浄剤として好適である。
本発明の洗浄剤組成物は、pH5〜10、特にpH5.5〜7.5とするのが好ましい。
実施例1〜10、比較例1〜4
表1および表2に示す組成の洗浄剤組成物を常法に従って調製し、下記の方法により起泡力、刺激性及び流動性について評価を行った。なお、これらの測定及び評価は、すべて溶液pH7で行った。
<起泡力>各洗浄剤組成物を全活性剤濃度1重量%となるよう希釈した水溶液を調整し、この溶液100mL(液温40℃)を、1000mLのメスシリンダーに注入する。ついで0.5重量%濃度となるようにラノリンを加えたあと、直径5cmの4枚撹拌羽根を設置し、1000r/minで5分間攪拌し、30秒後の泡体積(mL)を測定して泡立ち量とし、以下の基準で評価した。なお、撹拌羽根は5秒ごとに反転させた。
◎:泡立ち量200mL以上
○:泡立ち量150mL以上、200mL未満
△:泡立ち量150mL未満
<刺激性>各洗浄剤組成物を全活性剤濃度1重量%となるよう希釈した水溶液を調製し、この水溶液10mLを10名の専門パネラーの前腕に設置した直径3.5cmのガラスカップにとり、1日30分間皮膚と接触させた。これを3日間連続して行った後、皮膚の状態を以下の基準で評価した。
○:落せつが認められるのは5名以下
△:落せつが認められるのは6名以上であるが、紅斑は認められない
×:6名以上に落せつ及び紅斑が認められる
<流動性>100mL容量のガラス瓶(No.11規格瓶/アズワン(株)社製)に80gの
各洗浄剤組成物を入れ、30℃に加温する。容器を90℃傾けた時に各洗浄剤組成物が瓶から出るまでの時間を測定し、以下の基準で評価した。
○:5秒以内に瓶から流れ出る
△:6〜29秒以内に瓶から流れ出る
×:30秒以上経過しても瓶から流れ出ない
Figure 0004448373
Figure 0004448373
本発明の洗浄剤組成物を用いて、次のような実施例11〜15のボディシャンプー、洗顔剤、シャンプーを調製した。pHはクエン酸と水酸化カリウム水溶液によって調整した。いずれも、低刺激性であり、起泡力および洗浄力に優れたものである。
実施例11(ボディシャンプー、pH6.5)
(重量%)
ラウリルホスフェートK塩/ジラウリルホスフェートK塩 65
(モノラウリル体/ジラウリル体=95/5)
2−エチルヘキシルグリセリルエーテル 3
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液(30%) 5
香料 0.5
精製水 バランス
実施例12(ボディシャンプー、pH7.0)
(重量%)
ラウリルホスフェートK塩/ジラウリルホスフェートK塩 60
(モノラウリル体/ジラウリル体=75/25)
ジプロピレングリコール 9
ラウリルヒドロキシスルホベタイン液(30%) 5
香料 0.3
精製水 バランス
実施例13(ボディシャンプー、pH6.8)
(重量%)
ポリオキシエチレン(1)ラウリルホスフェートK塩 60
/ポリオキシエチレン(1)ジラウリルホスフェートK塩
(モノラウリル体/ジラウリル体=85/15)
2−エチルヘキシルグリセリルエーテル 2
ジプロピレングリコール 6
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液(30%) 8
香料 0.3
精製水 バランス
実施例14(洗顔剤、pH6.5)
(重量%)
ラウリルホスフェートK塩/ジラウリルホスフェートK塩 70
(モノラウリル体/ジラウリル体=95/5)
2−エチルヘキシルグリセリルエーテル 3
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液(30%) 5
プロピレングリコール 10
アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体 0.5
(カーボポール ETD2020;日光ケミカルズ(株)社製)
香料 0.3
精製水 バランス
実施例15(シャンプー、pH6.0)
(重量%)
ラウリルホスフェートK塩/ジラウリルホスフェートK塩 60
(モノラウリル体/ジラウリル体=75/25)
n−オクチルグリセリルエーテル 3
プロピレングリコール 10
カチオン化セルロース(ポイズ C−80M;花王(株)社製) 0.5
香料 0.3
精製水 バランス

Claims (1)

  1. 次の成分(A) および成分(B):
    (A) (a1) 一般式(1)で表されるリン酸モノエステルと(a2) 一般式(2)で表されるリン酸ジエステルとの混合物であって、その含有比率が重量比で(a1)/(a2)=95/5〜50/50であるリン酸エステル系界面活性剤:
    Figure 0004448373

    (式中、R1、R2およびR3はそれぞれ炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を示し、X1、X2およびY1はそれぞれ水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、塩基性アミノ酸残基、アルカノールアミンまたはアンモニウムを示し、平均付加モル数k、mおよびnはそれぞれ0〜10の数を示す);
    (B)炭素数4〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を有するグリセリルエーテル
    を含有し、成分(A)の含有量が62〜80重量%であり、成分(A)と成分(B)の配合比が、重量比で(A)/(B)=30/1〜10/1である、洗浄剤組成物。
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