JP2006343326A - 示差屈折率測定用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】試料液体の屈折率変化への迅速な応答性を備えつつ感度を大幅に向上させた液体クロマトグラフィー用示差屈折率用具の提供。
【解決手段】測定光Bを参照液体Lcと試料液体Lsとの屈折率差に応じて偏向させるフローセル1を備え、このフローセル1は、参照液体Lcが流通若しくは封入される第1のセル3と、試料液体Lsが流通若しくは封入されると共に、第1の仕切り板2aを挟んで第1のセル3と隣接する第2のセル4と、第1のセル3と同じ参照液体Lcが流通若しくは封入される共に、第2の仕切り板2bを挟んで第2のセル4と隣接する第3のセル5とから構成されており、これら3つのセル3,4,5を順次透過するように測定光Bをフローセル1に照射し、このフローセル1を透過した測定光Bの参照液体Lcと試料液体Lsとの屈折率差に基づく偏向角の変化を測定するための示差屈折率測定用具。
【選択図】図1

Description

本発明は、参照液体と試料液体との屈折率差に基づく偏向角の変化を測定するための示差屈折率測定用具、並びにこれを用いた示差屈折率測定装置及び示差屈折率測定方法に関する。
従来、液体クロマトグラフ用の偏向型示差屈折率検出器は、例えば図11Aに示すような三角柱状の2つのセル100a,100bから構成される四角柱状のフローセル100を備えている。また、フローセル100は、2つのセル100a,100bの間を仕切る仕切り板101を有している。
このフローセル100には、一方のセル100aに参照溶液Lc’が、もう一方のセル100bに試料溶液Ls’が、それぞれ流通若しくは封入された状態で、これら2つのセル100a,100bを順次透過するように測定光B’が照射される。このとき、フローセル100は、図11Bに示すように、測定光B’を参照溶液Lc’と試料溶液Ls’との屈折率差に応じて偏向させる。また、フローセル100を透過した測定光B’の参照溶液Lc’と試料溶液Ls’との屈折率差に基づく偏向角の変化を、このフローセル100から一定距離だけ離れた位置にある受光センサ(図示せず。)が測定光の位置変化として検出する。
なお、上記屈折率差が同じ場合に得られる測定光B’の偏向角は、仕切り板101の測定光B’の光軸に対する角度によるため、この仕切り板101の角度は、最大の感度が得られるように通常は測定光B’の光軸に対して45゜に設定されている。
ところで、上述した偏向型示差屈折率検出器では、フローセル100から受光センサまでの距離を長くすることによって、屈折率変化に対する感度を高めることができる。しかしながら、フローセル100から受光センサまでの距離を長くすると、光学ベンチ等の歪みや、温度分布の増大によるドリフトの増加、装置の大型化につながるため、現在のところ偏向型示差屈折率検出器の総合的な性能向上には至っていない。すなわち、フローセル100から受光センサまでの距離を長くする方法では、受光センサ以降の回路を改良しても、これ以上の信号対ノイズ比の本質的な改善は期待できない。
そこで、偏向型示差屈折率検出器では、2度の偏向によって感度を高める方法が提案されている(例えば、特許文献1,2を参照。)。
例えば、特許文献1には、2つの三角柱状のセルが長手方向の一辺側で連通され、この連通部分を通じて一方のセルから他方のセルへと試料溶液が流通される構成が記載されている。しかしながら、この特許文献1に記載される構成の場合、流路が複雑化してしまうため、セルを流れる試料溶液を置換するのに多くの時間を要してしまい、この試料溶液の流入濃度変化に応じた迅速な応答が得られないといった問題が発生してしまう。また、試料溶液が流通される流路に参照溶液を流通若しくは封入し、参照溶液が流通若しくは封入される中空プリズムに試料溶液を流通する場合でも、参照溶液の迅速な置換ができないという問題が発生してしまう。
一方、特許文献2には、2つの測定光を用いる示差屈折率検出器が記載されている。しかしながら、この特許文献2に記載される構成の場合、2つの三角柱状のセルに挟まれる部分が五角柱状(略M字形)の容積が大きいセルとなるため、この部分の液置換に多くの時間を要することになる。したがって、このようなセルを液体クロマトグラフ用示差屈折率検出器のフローセルとして用いた場合には、試料溶液の濃度変化の応答性及び参照溶液の液置換の観点から使用に耐えないといった問題が発生してしまう。
特開昭46−2800号公報(Fig.1) 特開平3−170847号公報(第7図)
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、試料液体の屈折率変化への迅速な応答性を備えつつ感度を大幅に向上させた示差屈折率測定用具、並びにこれを用いた示差屈折率測定装置及び示差屈折率測定方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の手段を提供する。
(1) 測定光を参照液体と試料液体との屈折率差に応じて偏向させるフローセルを備え、当該フローセルを透過した測定光の前記参照液体と前記試料液体との屈折率差に基づく偏向角の変化を測定するための示差屈折率測定用具であって、前記フローセルは、第1のセルと、前記第1のセルと隣接する第2のセルと、前記第2のセルと隣接する第3のセルとを含む独立した3つのセルから構成されており、前記第1及び第3のセルに前記参照液体が流通若しくは封入された状態、且つ、前記第2のセルに前記試料液体が流通若しくは封入された状態で、これら3つのセルを順次透過するように前記測定光が前記フローセルに照射されることを特徴とする示差屈折率測定用具。
(2) 前記フローセルは、略四角柱状であり、前記第1乃至第3のセルは、それぞれ略三角柱状であることを特徴とする前項(1)に記載の示差屈折率測定用具。
(3) 前記フローセルは、前記第1のセルと前記第2のセルとの間を仕切る第1の仕切り板と、前記第2のセルと前記第3のセルとの間を仕切る第2の仕切り板とを有し、前記第1の仕切り板と前記第2の仕切り板とは、前記測定光の光軸に対して互いに異なる向きに45゜の角度で配置されていることを特徴とする前項(1)又は前項(2)に記載の示差屈折率測定用具。
(4) 前記第1のセルから前記第3のセルへと前記参照液体を流通させる流路を有することを特徴とする前項(1)乃至前項(3)の何れか一項に記載の示差屈折率測定用具。
(5) 前記流路を形成する第1のシール板と、前記第1のシール板を前記フローセルとの間で挟み込む第1のブロックとを備えることを特徴とする前項(4)に記載の示差屈折率測定用具。
(6) 前記フローセルは、前記第1のセルに前記参照液体が流入される第1の流入口と、前記第1のセルから前記参照液体が流出される第1の流出口と、前記第2のセルに前記試料液体が流入される第2の流入口と、前記第2のセルから前記試料液体が流出される第2の流出口と、前記第3のセルに前記参照液体が流入される第3の流入口と、前記第3のセルから前記参照液体が流出される第3の流出口とを有し、前記第1のシール板は、前記第1の流入口及び第3の流出口に対応した位置に参照側流入孔及び参照側流出孔を有し、前記第1のブロックは、前記参照側流入孔及び前記参照側流出孔に対応した位置に参照側流入路及び参照側流出路を有し、前記流路は、前記第1の流出口との前記第3の流入口との間に亘って形成されていることを特徴とする前項(5)に記載の示差屈折率測定用具。
(7) 前記第2の流入口及び前記第2の流出口に対応した位置に試料側流入孔及び試料側流出孔を有する第2のシール板と、前記第2のシール板を前記フローセルとの間で挟み込むと共に、前記試料側流入孔及び前記試料側流出孔に対応した位置に試料側流入路及び試料側流出路を有する第2のブロックとを備えることを特徴とする前項(6)に記載の示差屈折率測定用具。
(8) 前項(1)乃至前項(7)の何れか一項に記載の示差屈折率測定用具と、前記示差屈折率測定用具に測定光を照射する光照射手段と、前記示差屈折率測定用具を透過した測定光を検出する光検出手段とを備えた示差屈折率測定装置。
(9) 前記光照射手段から出射されて、前記第1、第2、第3のセルの順で前記フローセルを透過した測定光を、前記第3、第2、第1のセルの順で前記フローセルを透過するように反射させる光反射手段を備え、前記光検出手段は、前記光反射手段で反射されて前記フローセルを透過した測定光を検出することを特徴とする前項(8)に記載の示差屈折率測定装置。
(10) 前項(1)乃至前項(7)の何れか一項に記載の示差屈折率測定用具を用いて、前記第1及び第3のセルに参照液体が流通若しくは封入された状態、且つ、前記第2のセルに試料液体が流通若しくは封入された状態で、これら3つのセルを順次透過するように測定光を前記フローセルに照射し、このフローセルを透過した測定光の前記参照液体と前記試料液体との屈折率差に基づく偏向角の変化を測定することを特徴とする示差屈折率測定方法。
以上のように、本発明によれば、参照液体の液置換性を良好なものとし、試料液体の屈折率変化に迅速に応答することによって、フローセルを透過した測定光の参照液体と試料液体との屈折率差に基づく偏向角の変化を高感度で測定することができる。
以下、本発明を適用した示差屈折率測定用具、並びにこれを用いた示差屈折率測定装置及び示差屈折率測定方法について、図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本発明を適用した示差屈折率測定用具について説明する。
本発明を適用した示差屈折率測定用具は、例えば図1に示すようなフローセル1を備え、このフローセル1を透過した測定光Bの参照溶液(参照液体)Lcと試料溶液(試料液体)Lsとの屈折率差に基づく偏向角の変化を測定する、いわゆる液体クロマトグラフ用の偏向型示差屈折率検出器に用いて好適なものである。
具体的に、このフローセル1は、例えば石英ガラス等の透明な平行平面板が互いの接合面を突き合わせて接合されることによって、全体が略四角柱状に形成されている。また、このフローセル1を構成する面のうち、底面を構成する底板1aと、4つの側面を構成する側板1b,1c,1d,1eと、上面を構成する天板1fとから略四角柱状の内部空間が構成されている。また、フローセル1は、この内部空間を仕切る第1の仕切り板2a及び第2の仕切り板2bによって3つの独立した略三角柱状のセル、すなわち、第1のセル3と、この第1のセル3と第1の仕切り板2aを挟んで隣接する第2のセル4と、この第2のセル4と第2の仕切り板2bを挟んで隣接する第3のセル5とを構成している。
第1の仕切り板2a及び第2の仕切り板2bは、例えば石英ガラス等の透明な平行平面板からなる。第1の仕切り板2aは、フローセル1内を側板1cの中央部と側板1eの一方の角部との間で仕切るように接合面を側板1c,1eに突き合わせて接合されている。一方、第2の仕切り板2bは、フローセル1内を側板1cの中央部と側板1eの他方の角部との間で仕切るように接合面を側板1c,1eに突き合わせて接合されている。これにより、第1の仕切り板2aと前記第2の仕切り板2bとは、側板1c側の中央部で互いに突き合わされた状態で、この側板1cに対して互いに異なる向きに45゜の角度で配置されている。
また、フローセル1の側板1cは、第1のセル3に参照溶液Lcが流入される第1の流入口6aと、第1のセル3から参照溶液Lcが流出される第1の流出口6bと、第3のセル5に参照溶液Lcが流入される第3の流入口7aと、第3のセル5から参照溶液Lcが流出される第3の流出口7bとを有している。このうち、第1の流入口6a及び第3の流入口7aは、側板1cの下方側に位置し、第1の流出口6b及び第3の流出口7bは、側板1cの上方側に位置して設けられている。一方、フローセル1の側板1eは、第2のセル4に試料溶液Lsが流入される第2の流入口8aと、第2のセル4から試料溶液Lsが流出される第2の流出口8bとを有している。このうち、第2の流入口8aは、側板1eの下方側に位置し、第2の流出口8bは、側板1eの上方側に位置して設けられている。
この示差屈折率測定用具は、さらに図2に示すように、フローセル1の側板1cに対向配置される第1のシール板9と、この第1のシール板9をフローセル1との間で挟み込む第1のブロック10と、フローセル1の側板1eに対向配置される第2のシール板11と、この2のシール板11をフローセル1との間で挟み込む第2のブロック12とを備えている。
第1のシール板9は、例えばフッ素樹脂等からなる。この第1のシール板9は、上記フローセル1の第1の流入口6a及び第3の流出口7bに対応した位置に参照側流入孔13a及び参照側流出孔13bを有している。また、第1のシール板9は、上記フローセル1の第1の流出ロ6bから流出された参照溶液Lcを第3の流入口7aへと導くスリット14を有している。このスリット14は、第1のセル3から第3のセル5へと参照溶液Lcを流通させる流路を形成するものであり、第1の流出口6bに対応する位置と第3の流入口7aに対応する位置との間に亘って斜め直線状に形成されている。
第1のブロック10は、例えばステンレス鋼等からなり、第1のシール板9をフローセル1の側板1cとの間で挟み込んだ状態を保持しながらフローセル1に取り付けられている。この第1のブロック10は、上記第1のシール板9の参照側流入孔13a及び参照側流出孔13bに対応した位置に参照側流入路15a及び参照側流出路15bを有している。さらに、この第1のブロック10には、参照側流入路15aに参照溶液Lcを流入させる参照側流入管16aと、参照側流出路15bから参照溶液Lcを流出させる参照側流出管16bとが、それぞれ第1のシール板9と対向する面とは反対側の面に位置して取り付けられている。
第2のシール板11は、例えばフッ素樹脂等からなる。この第2のシール板11は、上記フローセル1の第2の流入口8a及び第2の流出口8bに対応した位置に試料側流入孔17a及び試料側流出孔17bを有している。
第2のブロック12は、例えばステンレス鋼等からなり、第2のシール板11をフローセル1の側板1eとの間で挟み込んだ状態を保持しながらフローセル1に取り付けられている。この第2のブロック12は、上記第2のシール板11の試料側流入孔17a及び試料側流出孔17bに対応した位置に試料側流入路18a及び試料側流出路18bを有している。さらに、この第2のブロック12には、試料側流入路18aに試料溶液Lsを流入させる試料側流入管19aと、試料側流出路18bから試料溶液Lsを流出させる試料側流出管19bとが、第2のシール板11と対向する面とは反対側の面に位置して取り付けられている。
以上のような構造を有する示差屈折率測定用具では、参照溶液Lcが参照側流入管16aから第1のブロック10の参照側流入路15a、第1のシール板9の参照側流入孔13a及びフローセル1の第1の流入口6aを通して第1のセル3に流入される。この第1のセル3に流入された参照溶液Lcは、フローセル1の第1の流出口6bから流出されて、第1のシール板9のスリット14及びフローセル1の第3の流入口7aを通して第3のセル5に流入される。そして、この第3のセル5に流入された参照溶液Lcは、フローセル1の第3の流出口7bから流出されて、第1のシール板9の参照側流入孔13b及び第1のブロック10の参照側流出路15bを通して参照側流出管16bから流出されることになる。
一方、この示差屈折率測定用具では、試料液体Lsが試料側流入管19aから第2のブロック12の試料側流入路18a、第2のシール板11の試料側流入孔17a及びフローセル1の第2の流入口8aを通して第2のセル4に流入される。そして、この第2のセル4に流入された試料溶液Lsは、フローセル1の第2の流出口8bから流出されて、第2のシール板11の試料側流入孔17b及び第2のブロック12の試料側流出路18bを通して試料側流出管19bから流出されることになる。
そして、この示差屈折率測定用具では、第1のセル3及び第3のセル5に同じ参照溶液Lcが、第2のセル4に試料溶液Lsが、それぞれ流通若しくは封入された状態で、これら3つのセル3,4,5を順次透過するように、フローセル1に測定光Bが照射されると、このフローセル1を通過した測定光Bを参照溶液Lcと試料溶液Lsとの屈折率差に応じて偏向させることになる。
なお、上記示差屈折率測定用具では、第1のシール板9に第1のセル3から第3のセル5へと参照溶液Lcを流通させるための流路(スリット14)が設けられた構成となっているが、このような構成に必ずしも限定されるものではない。例えば、このような流路を第1のブロック10に設けた構成、具体的には、第1のシール板9に、上記フローセル1の第1の流出口6b及び第3の流入口7aに対応する参照側流出孔及び参照側流入孔を設け、第1のブロック10に、これら第1のシール板9の参照側流出孔と参照側流入孔との間を連通させる溝部を設けた構成とすることもできる。
次に、上記示差屈折率測定用具を用いた示差屈折率測定装置及び示差屈折率測定方法について説明する。
本発明を適用した示差屈折率測定装置は、例えば図3に示すような液体クロマトグラフ用の偏向型示差屈折率検出器である。具体的に、この示差屈折率検出器は、測定光Bを発するランプ21と、このランプ21から出射された測定光Bが通るスリット22と、このスリット22を通過した測定光Bを平行光とするコリメーターレンズ23と、このコリメーターレンズ23によって平行光とされた測定光Bの光路中に配置された上記フローセル1と、このフローセル1を透過した測定光Bの光路を折り返す光反射手段としてのミラー24と、このミラー24で反射されて再びフローセル1を透過した測定光Bを検出する光検出手段としての受光センサ25とを備えている。
また、この示差屈折率検出器は、受光センサ25の後述する2つの受光面25a,25bが受光した信号の差を検出する差動増幅器26と、受光センサ25の2つの受光面25a,25bが受光した信号の和から測定光Bの光量を一定に保つようにランプ21の光量制御を行う光量制御回路27とを備えている。なお、これら測定光Bを受光検出する手段及び測定光Bの光量制御を行う手段は、従来から公知のものを用いることができる。
以上のような構造を有する示差屈折率検出器では、ランプ21より出射された測定光Bがスリット22を通過した後にコリメーターレンズ23により平行光とされてフローセル1の側板1b側に照射される。このフローセル1に照射された測定光Bは、第1のセル3、第2のセル4、第3のセル5の順でフローセル1を透過して側板1d側から出射された後に、ミラー24で反射されて折り返されると、今度は逆に第3のセル5、第2のセル4、第1のセル3の順でフローセル1を透過することになる。
ここで、フローセル1の第1の仕切り板2aと第2の仕切り板2bとは、測定光Bの光軸に対して互いに異なる向きに45゜±1゜の角度で配置されている。なお、図4からわかるように、測定光Bの光軸は、ミラー24への入射側と反射側でわずかにずれる。この場合、測定光Bの光軸は、両者の平均の位置とする。したがって、測定光Bは、図4に示すように、このフローセル1を2回通過する間に、第1のセル3及び第3のセル5内を満たす参照溶液Lcと、第2のセル4内を満たす試料溶液Lsとの間の屈折率差に応じて、同一方向に4回偏向されることになる。そして、この偏向された測定光Bは、図3Bに示すように、受光センサ25の受光面25a,25b上にスリット22の像Sを結ぶことになる。
ところで、この示差屈折率検出器では、フローセル1を透過した測定光Bの参照溶液Lcと試料溶液Lsとの屈折率差に基づく偏向角の変化を受光センサ25が測定光Bの位置変化として検出する。具体的に、受光センサ25は、スリット22と平行な方向に対応する分割線に沿って分割された2つの受光面25a,25bを有しており、これら2つの受光面25a,25b上に結ぶスリット22の像は、参照溶液Lcと試料溶液Lsとの間の屈折率差に比例して、その位置が変化することになる。また、この像Sの位置変化は、2つ受光面25a,25bから出力される信号に変化をもたらすため、この2つの受光面25a,25bからの信号の差を差動増幅器26により検出することで、参照溶液Lcと試料溶液Lsとの間の屈折率差に基づく偏向角の変化を検出することができる。
本発明を適用した示差屈折率検出器では、上述した図4に示すように、フローセル1の第1の仕切り板2aと第2の仕切り板2bとが測定光Bの光軸に対して互いに異なる向きに45゜±1゜の角度で配置されている。また、これら仕切り板2a,2bの間に設けられた第2のセル4に試料溶液Lsを流通させている。この場合、測定光Bは、フローセル1を2回通過する間に、第1のセル3及び第3のセル5内を満たす参照溶液Lcと、第2のセル4内を満たす試料溶液Lsとの間の屈折率差に応じて、同一方向に4回偏向されることになる。したがって、この示差屈折率検出器では、測定光Bの光路長を長くすることなく、試料溶液Lsの屈折率変化に対する感度を大幅に高めることができる。
また、本発明を適用した示差屈折率検出器では、フローセル1の第1のセル3から第3のセル5へと参照溶液Lcを流通させる流路を設けることによって、参照溶液Lcの液置換を迅速に行うことができる。一方、上記特許文献1に記載されるようなフローセルの場合には、図5中囲み部分Aに示すように、流路形状の複雑な第1のセル3と第3のセル5との間を試料溶液Lsが通過しなければならないために、クロマトグラムのピークの広がりが大きくなるといった問題が発生してしまう。(なお、図5では、図4と同等の部位については便宜上同じ符号を付すものとする。)
したがって、本発明を適用した示差屈折率検出器では、上記示差屈折率測定用具を用いることによって、参照溶液Lcの液置換性を良好なものとし、試料溶液Lsの屈折率変化に迅速に応答することから、フローセル1を透過した測定光Bの参照溶液Lcと試料溶液Lsとの屈折率差に基づく偏向角の変化を高感度で測定することができる。
以上のように、本発明によれば、試料溶液Lsの屈折率変化への迅速な応答性を備えつつ、2倍の信号対ノイズ比及びドリフトの低減をもたらす高感度の示差屈折率測定用具、並びにこれを用いた示差屈折率測定装置及び示差屈折率測定方法を提供することができる。
以下、実施例により本発明の効果を明らかなものとする。
先ず、本測定に用いる液体クロマトグラフィー測定装置を図6に模式的に示す。
この液体クロマトグラフィー測定装置は、溶離液が入った容器31と、溶離液の脱気を行う脱気装置32と、溶離液を送液するポンプ33と、溶離液に試料を注入するインジェクター34と、試料を分離するカラム35と、カラム35により分離された試料溶液と参照溶液との間の屈折率差に基づく偏向角の変化を検出する示差屈折率検出器36と、示差屈折率検出器36から流出された試料溶液を溜める容器37とを備えて構成されている。
上記液体クロマトグラフィー測定装置による測定では、溶離液に水を用い、1mL/minの流量で送液しながら、この溶離液に測定対象となる所定濃度の試料を注入した。カラム35には、糖分析用配位子交換+サイズ分離型カラム(昭和電工製KS−801)を用い、カラム中の溶液の温度を50℃に保つようにした。
(実施例1)
実施例1では、試料として濃度1.25μg/μLのショ糖水溶液20μLを溶離液に注入し、上述した図4に示すフローセル1を備えた示差屈折率検出器36を用いて、上記液体クロマトグラフィー測定装置によるクロマトグラムの測定を行った。その測定結果を図7に示す。
(比較例1)
比較例1では、上述した図5に示すフローセルを備えた示差屈折率検出器36を用いた以外は、実施例1と同じ試料を用いて上記液体クロマトグラフィー測定装置によるクロマトグラムの測定を行った。その測定結果を図8に示す。
図7及び図8に示す測定結果から、実施例1のクロマトグラムでは、比較例1のクロマトグラムに比べてピークがシャープであり、ピーク立ち上がりのマイナスピークや、ピーク立ち下がりのブロードなマイナスピークも見られない。以上のことからも、本発明の示差屈折率検出器は、高性能力ラムを用いた分析にも十分に供し得ることがわかった。
(実施例2)
実施例2では、試料として各濃度1ng/μLのショ糖及び果糖を含む水溶液20μLを溶離液に注入し、上述した図4に示すフローセル1を備えた示差屈折率検出器36を用いて、上記液体クロマトグラフィー測定装置によるクロマトグラムの測定を行った。その測定結果を図9に示す。
(比較例2)
比較例2では、上述した図11に示す従来のフローセルを備えた示差屈折率検出器36を用いた以外は、実施例2と同じ試料を用いて上記液体クロマトグラフィー測定装置によるクロマトグラムの測定を行った。その測定結果を図10に示す。なお、図9及び図10中に示すnRIUは、ナノ屈折率差単位である。
図9及び図10に示す測定結果から、実施例2及び比較例2のクロマトグラムは、何れも果糖のピーク(左側)の後にショ糖のピーク(右側)が検出されたが、ショ糖のピーク高さは、実施例2の方が比較例2に対してほぼ2倍の値を示している。ここで、実施例2及び比較例2の試料中に含まれるショ糖溶液の濃度は等しいため、検出されるnRIUも等しい。したがって、実施例2の方が比較例2よりも感度が高いことがわかる。また、実施例2のクロマトグラムのSN比は約20であり、図10に示す比較例2のクロマトグラムの信号対ノイズ比(SN比)は約8.5であり、実施例2の方が比較例2よりもSN比が増大している。なお、ノイズは、ASTMの規格(E685−79)に準じた方法により測定した。以上のことからも、本発明の示差屈折率検出器では、高性能力ラムを用いた分析においてピーク幅がほとんど変わらずに高感度化が図られていることを確認することができた。
図1は、本発明を適用したフローセルの構造を示す斜視図である。 図2は、図1に示すフローセルに取り付けられるシール板及びブロックの構造を示す分解斜視図である。 図3は、図1に示すフローセルを用いた示差屈折率検出器の構成を示す模式図である。 図4は、本発明のフローセルにおける試料溶液及び参照溶液の流れを説明するための模式図である。 図5は、従来のフローセルにおける試料溶液及び参照溶液の流れを説明するための模式図である。 図6は、液体クロマトゲラフィー装置の構成を示す模式図である。 図7は、実施例1のクロマトグラムである。 図8は、比較例1のクロマトグラムである。 図9は、実施例2のクロマトグラムである。 図10は、比較例2のクロマトグラムである。 図11は、従来のフローセルの構造を示す斜視図である。
符号の説明
1…フローセル 2a…第1の仕切り板 2b…第2の仕切り板 3…第1のセル 4…第2のセル 5…第3のセル 6a…第1の流入口 6b…第1の流出口 7a…第3の流入口 7b…第3の流出口 8a…第2の流入口 8b…第2の流出口 9…第1のシール板 10…第1のブロック 11…第2のシール板 12…第2のブロック 13a…参照側流入孔 13b…参照側流出孔 14…スリット 15a…参照側流入路 15a…参照側流出路 16a…参照側流入管 16b…参照側流出管 17a…試料側流入孔 17b…試料側流出孔 18a…試料側流入路 18a…試料側流出路 19a…試料側流入管 19b…試料側流出管 21…ランプ(光照射手段) 22…スリット 23…コリメーターレンズ 24…ミラー(光反射手段) 25…受光センサ(光検出手段) 26…差動増幅器 27…光量制御回路

Claims (10)

  1. 測定光を参照液体と試料液体との屈折率差に応じて偏向させるフローセルを備え、当該フローセルを透過した測定光の前記参照液体と前記試料液体との屈折率差に基づく偏向角の変化を測定するための示差屈折率測定用具であって、
    前記フローセルは、第1のセルと、前記第1のセルと隣接する第2のセルと、前記第2のセルと隣接する第3のセルとを含む独立した3つのセルから構成されており、
    前記第1及び第3のセルに前記参照液体が流通若しくは封入された状態、且つ、前記第2のセルに前記試料液体が流通若しくは封入された状態で、これら3つのセルを順次透過するように前記測定光が前記フローセルに照射されることを特徴とする示差屈折率測定用具。
  2. 前記フローセルは、略四角柱状であり、前記第1乃至第3のセルは、それぞれ略三角柱状であることを特徴とする請求項1に記載の示差屈折率測定用具。
  3. 前記フローセルは、前記第1のセルと前記第2のセルとの間を仕切る第1の仕切り板と、前記第2のセルと前記第3のセルとの間を仕切る第2の仕切り板とを有し、
    前記第1の仕切り板と前記第2の仕切り板とは、前記測定光の光軸に対して互いに異なる向きに45゜の角度で配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の示差屈折率測定用具。
  4. 前記第1のセルから前記第3のセルへと前記参照液体を流通させる流路を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の示差屈折率測定用具。
  5. 前記流路を形成する第1のシール板と、
    前記第1のシール板を前記フローセルとの間で挟み込む第1のブロックとを備えることを特徴とする請求項4に記載の示差屈折率測定用具。
  6. 前記フローセルは、前記第1のセルに前記参照液体が流入される第1の流入口と、前記第1のセルから前記参照液体が流出される第1の流出口と、前記第2のセルに前記試料液体が流入される第2の流入口と、前記第2のセルから前記試料液体が流出される第2の流出口と、前記第3のセルに前記参照液体が流入される第3の流入口と、前記第3のセルから前記参照液体が流出される第3の流出口とを有し、
    前記第1のシール板は、前記第1の流入口及び第3の流出口に対応した位置に参照側流入孔及び参照側流出孔を有し、
    前記第1のブロックは、前記参照側流入孔及び前記参照側流出孔に対応した位置に参照側流入路及び参照側流出路を有し、
    前記流路は、前記第1の流出口との前記第3の流入口との間に亘って形成されていることを特徴とする請求項5に記載の示差屈折率測定用具。
  7. 前記第2の流入口及び前記第2の流出口に対応した位置に試料側流入孔及び試料側流出孔を有する第2のシール板と、
    前記第2のシール板を前記フローセルとの間で挟み込むと共に、前記試料側流入孔及び前記試料側流出孔に対応した位置に試料側流入路及び試料側流出路を有する第2のブロックとを備えることを特徴とする請求項6に記載の示差屈折率測定用具。
  8. 前記請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の示差屈折率測定用具と、
    前記示差屈折率測定用具に測定光を照射する光照射手段と、
    前記示差屈折率測定用具を透過した測定光を検出する光検出手段とを備えた示差屈折率測定装置。
  9. 前記光照射手段から出射されて、前記第1、第2、第3のセルの順で前記フローセルを透過した測定光を、前記第3、第2、第1のセルの順で前記フローセルを透過するように反射させる光反射手段を備え、
    前記光検出手段は、前記光反射手段で反射されて前記フローセルを透過した測定光を検出することを特徴とする請求項8に記載の示差屈折率測定装置。
  10. 前記請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の示差屈折率測定用具を用いて、前記第1及び第3のセルに参照液体が流通若しくは封入された状態、且つ、前記第2のセルに試料液体が流通若しくは封入された状態で、これら3つのセルを順次透過するように測定光を前記フローセルに照射し、このフローセルを透過した測定光の前記参照液体と前記試料液体との屈折率差に基づく偏向角の変化を測定することを特徴とする示差屈折率測定方法。
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