JP2006342905A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】振動、特に共振現象を好適に抑制し得る搬送装置を提供する。
【解決手段】このモノキャリア10(搬送装置)は、対象を搬送すべき一軸方向に沿って延びる転動体転動溝25を有するベース20と、そのベース20の転動体転動溝25に対しその一軸方向の一方側と他方側とのそれぞれにスライド移動可能に設けられる複数の可動部材40と、その複数の可動部材40を前記一軸方向で駆動可能に当該一軸方向に沿って設けられるねじ軸30と、そのねじ軸30の途中部分での前記複数の可動部材40同士の間をねじ軸30の回動を許容しつつベース20に対して支持する中間サポータ1(振動抑制手段)と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】このモノキャリア10(搬送装置)は、対象を搬送すべき一軸方向に沿って延びる転動体転動溝25を有するベース20と、そのベース20の転動体転動溝25に対しその一軸方向の一方側と他方側とのそれぞれにスライド移動可能に設けられる複数の可動部材40と、その複数の可動部材40を前記一軸方向で駆動可能に当該一軸方向に沿って設けられるねじ軸30と、そのねじ軸30の途中部分での前記複数の可動部材40同士の間をねじ軸30の回動を許容しつつベース20に対して支持する中間サポータ1(振動抑制手段)と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば工作機械や半導体製造装置等で用いられる搬送装置に係り、特に、対象の搬送方向での軸受間の距離が長く、駆動機構の回転数が高い一軸の搬送装置に好適に適用し得て、その搬送装置での振動、特に共振現象を好適に抑制し得る搬送装置に関する。
この種の搬送装置としては、例えば、テーブルベース上にリニアガイドを介して設けられた可動テーブルをスライド駆動するテーブル駆動機構を備える直動テーブル装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
実開平05−027338号公報
この種の搬送装置では、生産性向上等の理由からその更なる高速化が要求されている。しかしながら、搬送装置の高速化にともなって、その駆動機構等での振動の発生、特に固有振動数の同調による共振現象が生じるおそれが拡大するという問題がある。このような問題は、特に、対象の搬送方向での軸受間の距離が長く、駆動機構の回転数を高くする場合において顕著である。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、振動、特に共振現象を好適に抑制し得る搬送装置を提供することを目的としている。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、振動、特に共振現象を好適に抑制し得る搬送装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、搬送装置であって、対象を搬送すべき一軸方向に沿って延びる案内軌道を有するベースと、該ベースの案内軌道に対しその前記一軸方向の一方側と他方側とのそれぞれにスライド移動可能に設けられる複数の可動部材と、該複数の可動部材を前記一軸方向で駆動可能に当該一軸方向に沿って設けられるねじ軸と、該ねじ軸をその回動を許容しつつ前記複数の可動部材の各可動領域の間で前記ベースに対して支持する振動抑制手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、複数の可動部材の各可動領域の間に、ねじ軸の回動(駆動)を許容しつつベースに対してねじ軸を支持する振動抑制手段を備えているので、ねじ軸の駆動を妨げることなくねじ軸の途中部分を支持することができる。これにより、例えばねじ軸が長尺で、対象の搬送方向での軸受間の距離が長い場合であっても、ねじ軸のセンタ位置を安定させて、ねじ軸の曲り等に起因する振動を抑制することができる。さらに、ねじ軸の途中部分を支持することでねじ軸の固有振動数を上げることができるから、例えば駆動機構の回転数を高くする場合においても、固有振動数の同調による共振現象が生じるおそれを低減することができる。
また、請求項2に記載の発明は、搬送装置であって、対象を搬送すべき一軸方向に沿って延びるベース基部と、該ベース基部の幅方向両側それぞれに立設するとともに前記一軸方向に沿って延びる案内軌道を幅方向内側面に有する一対の案内レールと、該一対の案内レール同士の間に配設されて前記一軸方向に沿って延びるねじ軸と、該ねじ軸をその回動を許容して前記ベース基部の前記一軸方向両側それぞれに軸支可能に配設される側壁部材と、前記ねじ軸の前記一軸方向の一方側と他方側とにそれぞれ設けられて当該ねじ軸に対し複数のボールを介して前記一軸方向に相対移動可能に外嵌する複数のナットおよび前記各ナットと一体で移動可能に外嵌するとともに前記一対の案内レールの案内軌道に対して複数の転動体を介してスライド移動可能に跨設する複数のスライダを有する複数の可動部材と、前記ねじ軸をその回動を許容しつつ前記複数の可動部材の各可動領域の間で前記ベース基部または一対の案内レールに対して支持する振動抑制手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、本発明に係る搬送装置を、いわゆるボールねじとリニアガイドとの組合わせからコンパクトに構成し、さらに、請求項1に記載の発明同様の作用・効果を奏する構成とする上で好適である。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の搬送装置であって、前記ベース基部と前記一対の案内レールとは、相互が非分割の一体構造で形成されていることを特徴としている。このような構成であれば、本発明に係る搬送装置を、ボールねじとリニアガイドとを一体とする組合わせとし、これをコンパクトに構成する上でより好適である。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の搬送装置であって、前記ベース基部と前記一対の案内レールとは、相互が非分割の一体構造で形成されていることを特徴としている。このような構成であれば、本発明に係る搬送装置を、ボールねじとリニアガイドとを一体とする組合わせとし、これをコンパクトに構成する上でより好適である。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の搬送装置であって、前記一軸方向の一方側と他方側とでのナットとスライダとは、相互が非分割の一体構造で形成されて一の可動部材にそれぞれなっていることを特徴としている。このような構成であれば、本発明に係る搬送装置を、ボールねじとリニアガイドとを一体とする組合わせとし、よりコンパクトに構成する上でより好適である。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の搬送装置であって、前記振動抑制手段は、前記一軸方向中央の位置に設けられていることを特徴としている。このような構成であれば、振動を抑制し、固有振動数の同調による共振現象が生じるおそれを低減する構成とする上でより好適である。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の搬送装置であって、前記振動抑制手段は、軸受を備えて構成され、当該軸受が、前記ねじ軸にその回動を許容しつつこれに外嵌していることを特徴としている。このような構成であれば、振動抑制手段を、ねじ軸の回動をより円滑に許容しつつ支持する構成とする上でより好適である。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の搬送装置であって、前記振動抑制手段は、軸受を備えて構成され、当該軸受が、前記ねじ軸にその回動を許容しつつこれに外嵌していることを特徴としている。このような構成であれば、振動抑制手段を、ねじ軸の回動をより円滑に許容しつつ支持する構成とする上でより好適である。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の搬送装置であって、前記軸受は、前記一軸方向への移動が拘束されるとともに、予圧を付加可能に装着されるアンギュラ玉軸受であることを特徴としている。このような構成であれば、アンギュラ玉軸受でラジアル荷重およびスラスト荷重を受けられるので、振動抑制手段を、ねじ軸の回動を許容しつつこれに外嵌するとともに、振動を抑制し、固有振動数の同調による共振現象が生じるおそれを低減する構成とする上で好適である。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の搬送装置であって、前記ねじ軸の両端は軸受でそれぞれ支持されてなり、当該両端の軸受は、両方共その内輪嵌合部および外輪嵌合部の少なくとも一方が、前記一軸方向に摺動可能に装着されていることを特徴としている。このような構成であれば、ねじ軸両端の軸受は、両方共ラジアル方向のみにねじ軸を支持し、アキシャル方向には支持しない。そして、アキシャル方向の荷重は振動抑制手段を構成する軸受のみで受けるので、ねじ軸の熱膨張によるベース等での変形が生じない構成とする上で好適である。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の搬送装置であって、前記ねじ軸は、前記複数のナットにそれぞれ対応する前記一軸方向の一方側と他方側とでのねじ溝のリードがそれぞれ異なるとともにこれらが非分割の一体構造で形成されていることを特徴としている。このような構成であれば、本発明に係る搬送装置を多様な仕様に対応し得る構成とする上で好適である。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の搬送装置であって、前記ねじ軸は、その異なる各リードが、同一リード長をもつ右ねじおよび左ねじにそれぞれなっていることを特徴としている。このような構成であれば、前記一軸方向の一方側と他方側とでのリードがそれぞれ異なる構成において、振動を抑制し、固有振動数の同調による共振現象が生じるおそれを低減する構成とする上で好適である。
本発明によれば、振動、特に共振現象を好適に抑制し得る搬送装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、本実施形態は、本発明に係る搬送装置として、ボールねじとリニアガイドとが一体化された直動案内ユニットである、いわゆるモノキャリアに適用した例である。
図1〜図4は、本発明に係る搬送装置の第一実施形態であるモノキャリアの概略構成を示す説明図であり、図1(a)は、このモノキャリアの正面図、図1(b)はその平面図、図2は図1(b)でのZ−Z断面図、図3は図2でのY−Y断面図、また、図4は、図1(a)でのA部を拡大して示す説明図である。
図1〜図4は、本発明に係る搬送装置の第一実施形態であるモノキャリアの概略構成を示す説明図であり、図1(a)は、このモノキャリアの正面図、図1(b)はその平面図、図2は図1(b)でのZ−Z断面図、図3は図2でのY−Y断面図、また、図4は、図1(a)でのA部を拡大して示す説明図である。
図1に示すように、このモノキャリア10はベース20を備えており、このベース20は、ベース基部22と、一対の案内レール24とを備えて構成されている。ベース基部22は、対象を搬送すべき一軸方向(以下、アキシャル方向ともいう)に沿って延びる基台部分であり、一対の案内レール24は、そのベース基部22の幅方向両側それぞれに前記一軸方向に沿って立設している。そして、これらベース基部22と、一対の案内レール24とは、図2に示すように、横断面が上向きの略コ字状をなし、相互が非分割の一体構造で形成されている。さらに、この一対の案内レール24には、同図に示すように、略コ字状の凹部21の幅方向内側面に、それぞれ前記一軸方向に延びる案内軌道である転動体転動溝25が形成されている。
また、このベース20の凹部21には、図1および図2に示すように、前記一対の案内レール24同士の間に、外周面に螺旋状のねじ溝32を有して前記一軸方向に沿って延びるねじ軸であるねじ軸30が配設されている。そして、このねじ軸30が、ベース20(ベース基部22)の一方の端部に配設されている側壁部材26aに並設されたベアリングハウジング28に設けられた不図示の軸受によってアキシャル方向固定で回動可能に支持されている。他方の端部の側壁部材26bは、不図示の軸受によってアキシャル方向に移動可能に支持されている。
ここで、このねじ軸30は、後述の二つの可動部材40にそれぞれ対応する前記一軸方向の一方側30aと他方側30bとでのねじ溝32のリードがそれぞれ異なる(図1(a)参照)。特にこの例では、その異なる各リードは、同一リード長をもつ右ねじおよび左ねじにそれぞれなっている。そして、このねじ軸30は、これら一方側30aと他方側30bとが非分割の一体構造で形成されている。なお、一方側30aと他方側30bとが繋がる中央部(図1(a)での符号Aの位置)には、ねじ溝32は加工されていない。
さらに、このモノキャリア10は、ベース20の凹部21に、図1(b)に示すように、前記一軸方向に沿って所定の可動領域で移動可能な二つの可動部材40を有しており、各可動部材40は、各可動領域内である、一軸方向の一方側30aと他方側30bとのそれぞれに備えて構成されている。
さらに、このモノキャリア10は、ベース20の凹部21に、図1(b)に示すように、前記一軸方向に沿って所定の可動領域で移動可能な二つの可動部材40を有しており、各可動部材40は、各可動領域内である、一軸方向の一方側30aと他方側30bとのそれぞれに備えて構成されている。
詳しくは、図2に示すように、各可動部材40の幅方向両側外面には、前記一対の案内レール24の各転動体転動溝25に対向する転動体転動溝45がそれぞれ形成されている。また、各可動部材40は、前記一軸方向中央に、ねじ軸30の外径より大きな内径をもつ貫通孔を有し、その内周面に、ねじ軸30の一方側30aと他方側30bとの各ねじ溝32と相対向して各リードに対応する螺旋状のねじ溝42がそれぞれ設けられている。そして、これら相対向するねじ溝32、42同士によって螺旋状通路がそれぞれ形成されており、この螺旋状通路に転動体としての複数のボール60が転動可能に装填されて、これら複数のボール60を介して各可動部材40がねじ軸30に外嵌している。
また、各可動部材40を継続して移動させていくためには、ボール60を無限循環させる必要がある。そのため、各可動部材40の上面には、図1(a)および図2に示すように、その凹部に据え付け面40fが加工され、この据え付け面40fに螺旋状通路に連通する一対の取付け孔40bがねじ軸33を跨ぐように一組形成されている。そして、この一対の取付け孔40bに、略コ字状をなすボール循環チューブ40cの両端をそれぞれ嵌め込むことにより、このボール循環チューブ40cでボール60を螺旋状通路の一端部から掬い上げ螺旋状通路の他端部に戻すことによってボール60の無限循環路を形成している。これにより、前記螺旋状通路を転動したボール60は、ボール循環チューブ40cを通って前記螺旋状通路に再び戻るという第一の循環が可能になっている。ここで、各可動部材40の当該第一の循環を可能にする構成が、ボールねじでのナットに対応する。
さらに、各可動部材40の肉厚部には、図3に示すように、転動体転動溝25と略平行に転動体通路43が形成されており、また、各可動部材40の前記一軸方向両端部には、図1および図3に示すように、エンドキャップ50がそれぞれ取り付けられており、このエンドキャップ50には、この転動体通路43と転動体転動溝25とを連通する湾曲した転動体循環路52が内部に形成されている。そして、相対向する両転動体転動溝25、45の間には複数の転動体としてのボール61が転動自在に装填され、両転動体転動溝25、45間を転動したボール61は、両端部の転動体循環路52および転動体通路43を通って両転動体転動溝25、45間に再び戻るという循環が可能になっている。これにより、これらのボール61の転動を介して可動部材40が案内レール24に対し円滑に案内されて軸方向に沿ってスライド移動可能になっている。ここで、各可動部材40の当該スライド移動を可能にする構成が、リニアガイドでのスライダに対応する。
すなわち、このモノキャリア10は、各可動部材40が、ボールねじでのナットとリニアガイドでのスライダとを、相互が非分割の一体構造で形成された構造になっている。これにより、各可動部材40は、ベース20の凹部21に収納された状態でねじ軸30の回動によってボール60の転動を介してその異なる各リードに応じて各可動部材40が駆動されて、一対の案内レール24の転動体転動溝25で前記一軸方向に沿ってボール61の転動を介してそれぞれが案内されつつ直線移動可能になっている。
さらに、このモノキャリア10は、図1および図4に示すように、二つの可動部材40同士の各可動領域の間に中間サポータ1を更に備えて構成されている。特にこの例では、中間サポータ1は、二つの可動部材40同士の各可動領域間且つ前記一軸方向中央の位置に設けられている。
詳しくは、この中間サポータ1は、振動抑制手段であって、図4に拡大図示するように、深溝玉軸受2と、中間サポータ本体4と、止め輪8と、を備えて構成されている。
詳しくは、この中間サポータ1は、振動抑制手段であって、図4に拡大図示するように、深溝玉軸受2と、中間サポータ本体4と、止め輪8と、を備えて構成されている。
中間サポータ本体4は、前記一軸方向に適宜の厚さをもちその横断面が矩形状をなすブロック部材である。なお、この例では、中間サポータ本体4の厚さは、上述の、一方側30aと他方側30bとが繋がる中央部(図1(a)での符号Aの位置)の、ねじ溝32が加工されていない部分の軸方向長さとほぼ同じ厚さになっている(図4参照)。さらに、中間サポータ本体4は、その矩形状の中央部に、前記一軸方向に貫通する軸受装着孔4aが形成されている。なお、この軸受装着孔4aの内周面には、止め輪8を装着可能な円環状の溝である軸受支持部材装着溝4cが深溝玉軸受2の幅より僅かに広い距離を隔てて周方向に沿って形成されている。また、中間サポータ本体4の矩形状の幅方向での寸法は、前記凹部21内側の二面幅より僅かに狭い。さらに、この幅方向の両側には、中間サポータ1をベース基部22に対して装着するために、一対の案内レール24の立設方向に貫通する固定孔6がそれぞれ形成されている。そして、ベース基部22の上面22aには、この固定孔6とその軸方向で対向する位置に、不図示のタップ穴が加工されている。これにより、中間サポータ本体4は、図1に示すように、前記凹部21内側の二面幅内に挿入されて、中間サポータ固定ねじ7によって固定孔6を通してベース基部22のタップ穴にねじ締結することで、ベース基部22に対して支持可能になっている。
また、深溝玉軸受2は、中間サポータ1を、ねじ軸30の回動を許容しつつこれに外嵌する構成とする軸受である。詳しくは、この深溝玉軸受2は、中間サポータ本体4の軸受装着孔4aに内嵌可能な外径をもつ外輪2bと、ねじ軸30の一軸方向中央の外周面30cに外嵌可能な内径をもつ内輪2aと、これら両輪間に介装されるベアリング2cとを備えて構成されている。そして、図4に示すように、この深溝玉軸受2は、その内輪2aがねじ軸30の外周面30cに外嵌するとともに、その外輪2bが中間サポータ本体4の軸受装着孔4aに内嵌して取り付けられる。これにより、中間サポータ1は、この深溝玉軸受2で、そのベアリング2cの転動を介してねじ軸30の回動を許容しつつ、その中間サポータ本体4によってベース基部22に対してねじ軸30をアキシャル方向に移動可能に支持されている。
さらに、止め輪8は、図4に示すように、二箇所に装着されて前記一軸方向への前記深溝玉軸受2の移動を防止する略円環板状の軸受支持部材である。すなわち、この止め輪8は、深溝玉軸受2を中間サポータ本体4の軸受装着孔4aに装着後、軸受装着孔4aの両側から各挿入され、深溝玉軸受2の両側面それぞれに当接するように軸受支持部材装着溝4cに装着されることで、前記一軸方向への移動を防止可能になっている。
次に、このモノキャリア10の作用・効果について説明する。
このモノキャリア10は、ねじ軸30の途中部分での複数の可動部材40の各可動領域の間に、ねじ軸30の回動(駆動)を許容しつつベース20に対してねじ軸30を支持する中間サポータ1を備えている。そのため、ねじ軸30の駆動を妨げることなくねじ軸30の途中部分を支持することができる。
このモノキャリア10は、ねじ軸30の途中部分での複数の可動部材40の各可動領域の間に、ねじ軸30の回動(駆動)を許容しつつベース20に対してねじ軸30を支持する中間サポータ1を備えている。そのため、ねじ軸30の駆動を妨げることなくねじ軸30の途中部分を支持することができる。
ここで、従来、例えばねじ軸の両端部のみを軸受で支持する構造では、そのねじ軸が長尺で、対象の搬送方向での側壁部材(軸受)間の距離が長い場合、ねじ軸の曲り等に起因する振動が生じるおそれがあった。しかし、このモノキャリア10によれば、上記中間サポータ1を備えているので、ねじ軸30のセンタ位置を安定させて、その振動を抑制することができる。さらに、ねじ軸30の途中部分を支持することで振動系の固有振動数を上げることができるから、例えば駆動機構の回転数を高くする場合においても、固有振動数の同調による共振現象が生じるおそれを低減することができる。
また、このモノキャリア10は、ボールねじとリニアガイドとが一体化された直動案内ユニットなので、いわゆるボールねじとリニアガイドとの組合わせからコンパクトに搬送装置を構成しつつ、上記の作用・効果を奏する構成とすることができる。
また、このモノキャリア10によれば、ベース基部22と一対の案内レール24とは、相互が非分割の一体構造で形成されてベース20を構成しているので、搬送装置を、ボールねじとリニアガイドとを一体とする組合わせとし、これをコンパクトに構成することができる。
また、このモノキャリア10によれば、ベース基部22と一対の案内レール24とは、相互が非分割の一体構造で形成されてベース20を構成しているので、搬送装置を、ボールねじとリニアガイドとを一体とする組合わせとし、これをコンパクトに構成することができる。
また、このモノキャリア10によれば、前記一軸方向の一方側30aと他方側30bとでの、通常のボールねじとリニアガイドとでのナットとスライダとを、相互が非分割の一体構造で形成された一の可動部材40で構成しているので、搬送装置を、ボールねじとリニアガイドとを一体とする組合わせとしつつ、よりコンパクトに構成することができる。
また、このモノキャリア10によれば、中間サポータ1は、前記一軸方向中央の位置に設けられているので、好適に振動を抑制し、固有振動数の同調による共振現象が生じるおそれを好適に低減することができる。
また、このモノキャリア10によれば、中間サポータ1は、前記一軸方向中央の位置に設けられているので、好適に振動を抑制し、固有振動数の同調による共振現象が生じるおそれを好適に低減することができる。
また、このモノキャリア10によれば、中間サポータ1は、軸受を備えて構成され、この軸受によって、ねじ軸30にその回動を許容しつつ外嵌しているので、ねじ軸30の回動をより円滑に許容しつつこれに外嵌させることができる。
また、このモノキャリア10によれば、ねじ軸30は、複数の可動部材40にそれぞれ対応する前記一軸方向の一方側と他方側とでのねじ溝30のリードがそれぞれ異なるとともにこれらが非分割の一体構造で形成されているので、好適に多様な仕様に対応し得る構成とすることができる。
また、このモノキャリア10によれば、ねじ軸30は、複数の可動部材40にそれぞれ対応する前記一軸方向の一方側と他方側とでのねじ溝30のリードがそれぞれ異なるとともにこれらが非分割の一体構造で形成されているので、好適に多様な仕様に対応し得る構成とすることができる。
次に、本発明の第二実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、本実施形態は、上記第一実施形態のモノキャリアとは、その中間サポータに用いる軸受として、深溝玉軸受2に換えてアンギュラ玉軸受3を用いた点、および側壁部材26a、26bでの軸受構成が異なる点を除き他の構成は同様であるので、異なる点について説明し、同様の構成についてはその図示および説明はこれを適宜省略する。
図5は、第二実施形態のモノキャリアの概略構成を示す説明図である。
このモノキャリアは、同図に示すように、その中間サポータに用いる軸受として、アンギュラ玉軸受3を複列で用いており、これに予圧を付加してねじ軸30の軸方向動作を拘束可能に装着している。また、側壁部材26a、26bには、ねじ軸30を支持する軸受として、深溝玉軸受(不図示)をそれぞれに用いている。
このモノキャリアは、同図に示すように、その中間サポータに用いる軸受として、アンギュラ玉軸受3を複列で用いており、これに予圧を付加してねじ軸30の軸方向動作を拘束可能に装着している。また、側壁部材26a、26bには、ねじ軸30を支持する軸受として、深溝玉軸受(不図示)をそれぞれに用いている。
このような構成であれば、中間サポータ1に用いたアンギュラ玉軸受3でラジアル荷重およびスラスト荷重を受けるので、左右の可動部材40のスラスト剛性がほぼ等しくなる。特に、左右の可動部材40が同一リード長で逆向きのリードの場合、可動部材40の加減速にともなう軸方向加振力、および、それによる残留振動を相殺することができる。さらに、両端の側壁部材26a、26bに設けられた軸受がアキシャル方向に拘束しないことにより、ねじ軸30の熱膨張により案内レール24を変形させることがない。
また、このモノキャリアによれば、ねじ軸30は、その異なる各リードが、同一リード長をもつ右ねじおよび左ねじにそれぞれなっているので、前記一軸方向の一方側と他方側とでのリードがそれぞれ異なる構成において、好適に振動を抑制し、固有振動数の同調による共振現象が生じるおそれを好適に低減することができる。
なお、本発明に係る搬送装置は、上記実施形態に限定されるものではない。
なお、本発明に係る搬送装置は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、本発明に係る搬送装置として、ボールねじとリニアガイドとが一体化された直動案内ユニットである、いわゆるモノキャリアを例に説明したが、これに限定されず、本発明に係る搬送装置は、それぞれ個別のボールねじとリニアガイドとを組み合わせて構成してもよい。例えば、上記実施形態では、前記一軸方向の一方側と他方側とでの各ナットとスライダとは、相互が非分割の一体構造で形成された一の可動部材40とした例で説明したが、それぞれ個別の部品としてのナットとスライダとを組み合わせて各可動部材を構成してもよい。さらに例えば、上記実施形態では、ベース基部22と一対の案内レール24とは、相互が非分割の一体構造で形成されている例で説明したが、それぞれ個別の部品としてのベース基部と一対の案内レールとを組み合わせてベースを構成してもよい。しかし、本発明に係る搬送装置を、いわゆるボールねじとリニアガイドとの組合わせからコンパクトに構成する上では、上記実施形態での構成とすることが好ましい。
また、上記実施形態では、可動部材40は、そのリニアガイドでのスライダに対応する機構構成において、転動体としてボール61を用いているが、これに限定されず、例えば転動体としてころを用いて構成することができる。
また、上記実施形態では、一対の案内レール24同士の間にねじ軸30が配設されている例で説明したが、これに限定されず、各可動部材40を駆動可能な配置であれば、例えば一方の案内レール24の外側面側に配設してもよい。しかし、搬送装置をコンパクトに構成する上では、上記実施形態での構成とすることが好ましい。
また、上記実施形態では、一対の案内レール24同士の間にねじ軸30が配設されている例で説明したが、これに限定されず、各可動部材40を駆動可能な配置であれば、例えば一方の案内レール24の外側面側に配設してもよい。しかし、搬送装置をコンパクトに構成する上では、上記実施形態での構成とすることが好ましい。
また例えば、上記実施形態では、ねじ軸30は、複数の可動部材40にそれぞれ対応する前記一軸方向の一方側30aと他方側30bとでのねじ溝のリードがそれぞれ異なるとともにこれらが非分割の一体構造で形成されている例で説明したが、これに限定されず、一方側30aと他方側30bとをそれぞれ個別の部品とし、中央部で連結する構成としてもよい。さらに、各リードがそれぞれ異なる例で説明し、その異なる各リードが、同一リード長をもつ右ねじおよび左ねじにそれぞれなっている例で説明したが、これに限定されず、同一のリードで構成してもよい。
また、上記実施形態では、中間サポータ1は、軸受を備えて構成され、この軸受によって、ねじ軸30にその回動を許容しつつ外嵌している例で説明したが、これに限定されず、例えば軸受を備えずに、中間サポータ本体4に形成した前記一軸方向に貫通する貫通孔で直接ねじ軸30の回動を許容しつつ外嵌する構成としてもよい。この場合、通常はねじ軸と貫通孔とは接触せず、ねじ軸がラジアル方向に振動した場合に接触し、振動を減衰させることができる。しかし、ねじ軸の回動をより円滑に許容しつつこれに外嵌する構成とする上では、中間サポータ1を、軸受を備えた構成とすることが好ましい。また、上記実施形態では、深溝玉軸受2、アンギュラ玉軸受3を使用した例で説明したが、適用可能な軸受はこれに限定されず、その他種々の軸受を用いることができる。
また、上記第一実施形態では、中間サポータ1を、ベース20のベース基部22に対して、二本の中間サポータ固定ねじ7で直接ねじ締結で固定することで、支持する例で説明したが、中間サポータ1の支持構造は、この例に限定されない。例えば図5での第二実施形態に示すように、四本の中間サポータ固定ねじ7で固定してよいし、また、ベース基部22に限定されず、例えばベース20と一体または別体の案内レール24に対してねじ等で連結できる。また、締結手段もねじに限定されず、例えば接着や溶着等で固定して支持してもよい。また、支持状態は必ずしも固定状態に限定されず、例えば一方の溝と他方の突起部とを嵌め合わせる等の掛け止め構造で位置決めすることで支持可能であるし、直接の固定のみならず、例えばゴム等の弾性部材を介して中間サポータ1をベース20に間接的に固定することで支持してもよい。
また、上記実施形態では、複数の可動部材40として、前記一軸方向の一方側30aと他方側30bとに各一つずつの可動部材40を備える構成例で説明したが、これに限定されず、例えば、複数の可動部材40として、前記一軸方向の一方側30aと他方側30bとに各二つずつ備える構成とすることができるし、あるいはまた、例えば一方側30aには一つ、他方側30bに二つ備える構成とする等、複数の可動部材の組合わせであれば適宜の構成とすることができる。そして、中間サポータ1は、これら複数の可動部材での各各可動領域の間(非可動領域)に装着されていれば、その駆動の妨げとならないので、好適に本発明に係る搬送装置を構成することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能であることは勿論である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能であることは勿論である。
1 中間サポータ(振動抑制手段)
2 深溝玉軸受(軸受)
3 アンギュラ玉軸受(軸受)
4 中間サポータ本体
6 固定孔
7 中間サポータ固定ねじ
8 止め輪(軸受支持部材)
10 モノキャリア(搬送装置)
20 ベース
21 凹部
22 ベース基部
24 案内レール
25 (案内レールの)転動体転動溝(案内軌道)
26 側壁部材
28 ベアリングハウジング
30 ねじ軸
32 (ねじ軸の)ねじ溝
40 可動部材
42 (可動部材の)ねじ溝
43 転動体通路
45 (可動部材の)転動体転動溝
50 エンドキャップ
52 転動体循環路
60 ボール
61 ボール(転動体)
2 深溝玉軸受(軸受)
3 アンギュラ玉軸受(軸受)
4 中間サポータ本体
6 固定孔
7 中間サポータ固定ねじ
8 止め輪(軸受支持部材)
10 モノキャリア(搬送装置)
20 ベース
21 凹部
22 ベース基部
24 案内レール
25 (案内レールの)転動体転動溝(案内軌道)
26 側壁部材
28 ベアリングハウジング
30 ねじ軸
32 (ねじ軸の)ねじ溝
40 可動部材
42 (可動部材の)ねじ溝
43 転動体通路
45 (可動部材の)転動体転動溝
50 エンドキャップ
52 転動体循環路
60 ボール
61 ボール(転動体)
Claims (10)
- 対象を搬送すべき一軸方向に沿って延びる案内軌道を有するベースと、該ベースの案内軌道に対しその前記一軸方向の一方側と他方側とのそれぞれにスライド移動可能に設けられる複数の可動部材と、該複数の可動部材を前記一軸方向で駆動可能に当該一軸方向に沿って設けられるねじ軸と、該ねじ軸をその回動を許容しつつ前記複数の可動部材の各可動領域の間で前記ベースに対して支持する振動抑制手段と、を備えることを特徴とする搬送装置。
- 対象を搬送すべき一軸方向に沿って延びるベース基部と、該ベース基部の幅方向両側それぞれに立設するとともに前記一軸方向に沿って延びる案内軌道を幅方向内側面に有する一対の案内レールと、該一対の案内レール同士の間に配設されて前記一軸方向に沿って延びるねじ軸と、該ねじ軸をその回動を許容して前記ベース基部の前記一軸方向両側それぞれに軸支可能に配設される側壁部材と、前記ねじ軸の前記一軸方向の一方側と他方側とにそれぞれ設けられて当該ねじ軸に対し複数のボールを介して前記一軸方向に相対移動可能に外嵌する複数のナットおよび前記各ナットと一体で移動可能に外嵌するとともに前記一対の案内レールの案内軌道に対して複数の転動体を介してスライド移動可能に跨設する複数のスライダを有する複数の可動部材と、前記ねじ軸をその回動を許容しつつ前記複数の可動部材の各可動領域の間で前記ベース基部または一対の案内レールに対して支持する振動抑制手段と、を備えることを特徴とする搬送装置。
- 前記ベース基部と前記一対の案内レールとは、相互が非分割の一体構造で形成されていることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
- 前記一軸方向の一方側と他方側とでのナットとスライダとは、相互が非分割の一体構造で形成されて一の可動部材にそれぞれなっていることを特徴とする請求項2または3に記載の搬送装置。
- 前記振動抑制手段は、前記一軸方向中央の位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の搬送装置。
- 前記振動抑制手段は、軸受を備えて構成され、当該軸受が、前記ねじ軸にその回動を許容しつつこれに外嵌していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の搬送装置。
- 前記軸受は、前記一軸方向への移動が拘束されるとともに、予圧を付加可能に装着されるアンギュラ玉軸受であることを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
- 前記ねじ軸の両端は軸受でそれぞれ支持されてなり、当該両端の軸受は、両方共その内輪嵌合部および外輪嵌合部の少なくとも一方が、前記一軸方向に摺動可能に装着されていることを特徴とする請求項7に記載の搬送装置。
- 前記ねじ軸は、前記複数の可動部材にそれぞれ対応する前記一軸方向の一方側と他方側とでのねじ溝のリードがそれぞれ異なるとともにこれらが非分割の一体構造で形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の搬送装置。
- 前記ねじ軸は、その異なる各リードが、同一リード長をもつ右ねじおよび左ねじにそれぞれなっていることを特徴とする請求項9に記載の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005169754A JP2006342905A (ja) | 2005-06-09 | 2005-06-09 | 搬送装置 |
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JP2006342905A true JP2006342905A (ja) | 2006-12-21 |
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ID=37640014
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-
2005
- 2005-06-09 JP JP2005169754A patent/JP2006342905A/ja active Pending
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