JP2004293599A - 球ジョイント - Google Patents

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Abstract

【課題】転動体の飛び出しやこじれを無くしつつ、3自由度で45°の揺動角を可能にした。
【解決手段】ケース12の内部に中心球14が配置され、中心球14の外周面とケース12の転動面22A、24Aとの間に、上下2列に並んだ形で複数の転動体18が配置される。ケース12は、上ケース22と下ケース24とで構成され、上ケース22に上側の列の転動体18と接する上部転動面22Aが形成され、下ケース24に下側の列の転動体18と接する下部転動面24Aが形成される。上ケース22の上部転動面22Aと、下ケース24の下部転動面24Aとで、転動面が形成する円弧の中心位置が相互に異なっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は球ジョイントに係り、特に3軸マシニングセンタ用の加工テーブルに用いられるパラレルリンク機構の支持軸受に適用可能な球ジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、新しい駆動機構として、複数本の脚を伸縮、回転及び並進させることで、ステージや工具の姿勢及び運動を制御するパラレルリンク機構が、工作機械分野を中心に注目されている。このパラレルリンク機構は、直線運動を組み合わせた従来の機構と比較して、高速運動、高剛性及び、高精度位置決めが可能とされている。そして、このパラレルリンク機構に期待される性能を達成する上で、最も重要な要素として支持軸受が挙げられている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−125237号公報
【特許文献2】
特開平8−338422号公報
【特許文献3】
特開平7−317758号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような用途の支持軸受には、3自由度を有することが求められるだけでなく、高剛性、高精度、広い揺動角及び、低トルクなどの諸性能が求められており、例えば滑り方式のボールジョイントや滑り球面軸受を、支持軸受として従来より用いていた。しかし、滑り方式のボールジョイントや滑り球面軸受は、中心球とこの中心球を支持する支持壁との間に隙間がある為、十分な剛性や回転(揺動)精度が得られなかった。
【0005】
この為、測定機、工作機械、位置決め機構及び、シュミレータ等の機械の関節部に用いられて、これら機械の動きを支配する部品要素である転がり方式の球ジョイントを支持軸受として採用することが考えられた。そして、この球ジョイントの基本構造を図3に示す。
【0006】
しかし、この図3に示す球ジョイントは、球状の転動体101及びこの転動体101を保持する二つの保持器103A、103Bを内蔵しているものの、ケース104の開口部105から転動体101の飛び出しや、中心球102と転動体101、保持器103A、103Bのこじれが生じることによって、45°に満たない狭い揺動角しか得られず、球ジョイントが大型化する欠点を有していた。
【0007】
従って、転動体が開口部から飛び出さないようにすると共に揺動角45°を満たす為、転動面を研削して球型に近づけた図4に示すような多数の転動体115を内蔵した球ジョイントが開発された。この図4に示す球ジョイントは、中心球114の周りに配置した多数の転動体115を二つの保持器116A、116Bでそれぞれ保持した構造となっていて、軸材110を揺動すると、転動体115がケース111の転動面112を転がるように動作する。
【0008】
しかし、この図4に示す球ジョイントは、高価なだけでなく、軸材110の揺動量に比較して転動体115の移動量が大きく、軸材110が保持器116A、116Bを強制的に押してケース111の開口部113の内壁面に当たるまで傾くものの、長期間の使用に伴ってこじれが生じて、軸材110を揺動させるのに大きな力が必要になることがある。
【0009】
本発明は上記事実を考慮し、転動体の飛び出しやこじれを無くしつつ、3自由度で45°の揺動角を可能にした球ジョイントを提供することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の球ジョイントは、軸材の一端が連結され且つ球状に形成された中心球と、
円弧状の断面とされた転動面を内側に有し且つ、中心球を内部に配置したケースと、
軸材の一端が内側に位置する形のリング状で2列それぞれ中心球と転動面との間に配置された複数の転動体と、
を有する球ジョイントであって、
複数の転動体の介在によって、ケースの転動面が形成する円弧の中心に対して中心球の中心が位置ずれした状態で、中心球が配置されることを特徴とする。
【0011】
請求項1に係る球ジョイントの作用を以下に説明する。
本請求項に係る球ジョイントは、球状に形成された中心球が、円弧状の断面とされた転動面を内側に有したケースの内部に配置された構成を有している。そして、この中心球には軸材の一端が連結されており、また、中心球とケースとの間には、この軸材の一端が内側に位置する形のリング状に、転動体が2列配置されている。
【0012】
さらに、本請求項では、これら中心球とケースとの間に複数の転動体が介在されることで、ケースの転動面が形成する円弧の中心に対して中心球の中心が位置ずれした状態で、中心球が配置されることになる。これに伴って、本請求項の球ジョイントにおいては、中心球と転動体との間の接点と、転動体とケースの転動面との間の接点とを結んだ直線が、中心球の中心を通らないようになる。
【0013】
この一方、図4に示す従来の球ジョイントは、前述のように軸材110の揺動量に比較して転動体115の移動量が大きく、軸材110の揺動に伴って転動体115が保持器116A、116Bを強制的に押して、軸材110がケース111を貫通する為の開口部113の内壁面に当たる角度まで傾くが、使用に伴って軸材110を揺動させるのに大きな力が必要になる構造となっている。
【0014】
これに対して本請求項の球ジョイントでは、上記の構成より軸材を揺動するように傾けると、転動体が転動面を転がるものの、従来の球ジョイントよりも軸材の揺動量に比べて転動体の移動量が小さくなり、ケースの開口部の内壁面に軸材が当たるまで、大きな力を必要とせずに軸材を揺動するように傾けることができる。
【0015】
具体的には、例えば球ジョイントの中心球の直径を小さくすると共に、転動体の直径を大きくした形とし、中心球の外周に転動体を2列配置した。そして、ケースの内壁面となる転動面が形成する中心に対して、中心球の中心が位置ずれした状態で、この中心球を配置した。
この結果として、本請求項に係る球ジョイントによれば、ケースの開口部からの転動体の飛び出しや、中心球と転動体、保持器のこじれが生じるという不具合が解消され、軸材の揺動角が大きくなって3自由度で少なくとも45°の揺動角を有するようになった。
【0016】
請求項2に係る球ジョイントの作用を以下に説明する。
本請求項に係る球ジョイントは請求項1と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、中心球と転動面との間に保持器が配置され、2列配置された転動体の内の軸材の一端寄りに位置する列の転動体をこの保持器が保持するという構成を有している。
【0017】
つまり、図4に示す従来の球ジョイントは複数の転動体115を内蔵し、これら転動体115を保持する二つの保持器116A、116Bを用いた構造とされているのに対して、本請求項の球ジョイントでは、転動体を中心球の外周上に2列配置しているものの、軸材の一端寄りに位置する列の転動体のみを保持器で保持した構造となっている。但し、本請求項によれば、軸材の揺動量に比較して転動体の移動量が小さくなっているので、軸材を揺動した際にも、軸材が保持器に接触しない構造になる。
【0018】
この結果として、本請求項に係る球ジョイントによれば、保持器により開口部からの転動体の飛び出しを防止しつつ、この球ジョイントの構成部品を減らして製造コストの低減を図ることが可能となった。
【0019】
請求項3に係る球ジョイントの作用を以下に説明する。
本請求項に係る球ジョイントは請求項1と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、2列配置された転動体の内の一方の列の転動体が接する転動面と、2列配置された転動体の内の他方の列の転動体が接する転動面とで、転動面が形成する円弧の中心位置が相互に異なるという構成を有している。
【0020】
つまり、ケースの転動面が形成する円弧の中心位置を上記のような配置とすることで、この転動面が形成する円弧の中心に対して中心球の中心が位置ずれした状態で、この中心球が配置されるようになる。この結果として前述のような不具合を解消し、軸材の揺動角を大きくして少なくとも45°の揺動角を有するという請求項1の作用効果をより確実に達成可能となった。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る球ジョイントの一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施の形態に係る転がり方式の球ジョイント10の基本構造を示す断面図であり、図2は図1の球ジョイント10の要部を拡大して表す断面図である。
【0022】
図1に示すように本実施の形態に係る球ジョイント10は、円弧状の断面とされた一対の転動面22A、24Aを内側に有した鋼製のケース12を外枠としており、このケース12の内部に、同じく鋼製で球状に形成された中心球14が配置されている。この中心球14の上部には、リンクとなる軸材16の一端が連結されており、ケース12内外を連通する為にケース12の上部に形成された開口部12Aを、この軸材16が貫通している。
【0023】
また、中心球14の外周面とケース12の転動面22A、24Aとの間には、図1において上下2列に並んだ形で、それぞれ鋼製で球状に形成された複数の転動体18が、介在されるように配置されている。つまり、上記の軸材16の一端が内側に位置する形のリング状で、2列同軸状にそれぞれ転動体18が、配置されている。
【0024】
一方、上記のケース12は、このケース12の上部を形成する上ケース22とこのケース12の下部を形成する下ケース24とで構成されており、これらが図示しないねじ等によって相互に締結された構造になっている。そして、上ケース22に、軸材16の一端側寄りに位置する上側の列の転動体18と接する上部転動面22Aが形成されており、下ケース24に、下側の列の転動体18と接する下部転動面24Aが形成されている。つまり、上部転動面22Aに上側の列の転動体18のみが接触し、下部転動面24Aに下側の列の転動体18のみが接触する構造となっており、またこの上部転動面22Aの転動体18と接触しない下側寄りの部分は直線状に形成されている。
【0025】
さらに、中心球14と上部転動面22Aとの間には、転動体18を保持する為の保持器20が配置されており、2列配置された転動体18の内の軸材16の一端寄りに位置する列である図1における上側の列の転動体18をこの保持器20が保持している。
【0026】
ここで、図2に示すこの中心球14の直径Dは、9.53mmであり、転動体18の直径D1は、6mmであり、上ケース22の上部転動面22A及び下ケース24の下部転動面24Aが形成するそれぞれの円弧の半径Rは、7mmである。つまり、従来の球ジョイントでは上下のケースをボルト等で締め付けた際に転動面が球型になるのに対して、本実施の形態に係る球ジョイント10では、転動面22A、24Aの半径Rが小さく且つ円周方向に沿って延びる円弧状の溝形状になっており、さらに、従来の球ジョイントと比較して、中心球14の直径が小さくなると共に転動体18の直径が大きくなっている。
【0027】
そして、この上部転動面22Aが形成する円弧の中心C1は、上ケース22と下ケース24との間を仕切る接合線PLから上側に1.99mmの位置であって、中心球14の中心Oを通って図2の上下方向に延びる中心線CLから3.77mmの位置に存在している。また、下部転動面24Aが形成する円弧の中心C2は、この接合線PLから下側に1.7mmの位置であって、この中心線CLから2.36mmの位置に存在している。
【0028】
つまり、2列配置された転動体18の内の一方の列である図2における上側の列の転動体18が接する上ケース22の上部転動面22Aと、2列配置された転動体18の内の他方の列である図2における下側の列の転動体18が接する下ケース24の下部転動面24Aとで、転動面が形成する円弧の中心位置が、相互に異なっていることになる。
【0029】
そして、以上のような位置関係で転動面22A、24Aがそれぞれ形成する円弧の中心C1、C2が位置し、また複数の転動体18が中心球14の外周面とケース12の一対の転動面22A、24Aとの間に介在して配置されているので、これら転動面22A、24Aがそれぞれ形成する円弧の中心C1、C2に対して中心球14の中心Oが位置ずれした状態で、この中心球14がケース12内に配置されることになる。
【0030】
次に、本実施の形態に係る球ジョイント10の作用を詳細に説明する。
本実施の形態に係る球ジョイント10は、球状に形成された中心球14が、円弧状の断面とされた一対の転動面22A、24Aを内側に有したケース12の内部に配置された構造となっている。そして、この中心球14には軸材16の一端が連結されており、また中心球14とケース12との間には、この軸材16の一端が内側に位置する形のリング状に、転動体18が2列配置されている。これら中心球14と上部転動面22Aとの間には、転動体18を保持する為の保持器20が配置されており、2列配置された転動体18の内の軸材16の一端寄りに位置する上側の列の転動体18をこの保持器20が保持している。
【0031】
さらに、本実施の形態では、これら中心球14とケース12との間に複数の転動体18が介在されることで、ケース12の転動面22A、24Aがそれぞれ形成する円弧の中心C1、C2に対して、中心球14の中心Oが位置ずれした状態で、中心球14がケース12内に配置されることになる。
【0032】
つまり、本実施の形態では、2列配置された転動体18の内の一方の列である図1及び図2における上側の列の転動体18が接する上ケース22の上部転動面22Aと、2列配置された転動体18の内の他方の列である図1及び図2における下側の列の転動体18が接する下ケース24の下部転動面24Aとで、転動面が形成する円弧の中心位置が相互に異なり、これらの中心位置に対して中心球14の中心Oが位置ずれした状態となっている。
【0033】
これに伴い、本実施の形態の球ジョイント10においては、従来の球ジョイントと比較して、中心球14の直径を小さくすると共に転動体18の直径を大きくした構造とするだけでなく、図2に示すように、中心球14と転動体18との間の接点Aと、転動体18とケース12の上部転動面24Aとの間の接点Bとを結んだ直線Lが、中心球14の中心Oを通らない形になる。
【0034】
すなわち、リテーナである保持器を用いた球ジョイントでは、揺動を繰り返した場合、こじれが生じて保持器が元の位置に戻らないような不具合が起きるおそれがあるが、上記の構造によれば保持器20の動きが小さくなるので、転動体18を保持し易くなると共に転動体18に差動滑りを生じ易くなる。
【0035】
以上より、従来の球ジョイントと比較して、球ジョイント10の中心球14の直径を小さくすると共に転動体18の直径を大きくしたことと合わせて、本実施の形態の球ジョイント10では、軸材16を揺動するように傾けた場合、転動体18が転動面22A、24Aを転がるものの、従来の球ジョイントよりも軸材16の揺動量に比べて転動体18の移動量が小さくなる。
【0036】
この為、軸材16の一端寄りに位置する上側の列の転動体18を保持器20で保持した構造となっている本実施の形態の球ジョイント10でも、ケース12の開口部12Aの内壁面に軸材16が当たるまで、軸材16を傾けることができる。尚、下側の列の転動体18は保持器20で保持されていないが、図2に示す直径D、半径Rの大きさや中心C1、C2の位置関係から、この下側の列の転動体18の位置が大きく変わることはない。
【0037】
以上の結果として、本実施の形態に係る球ジョイント10によれば、ケース12の開口部12Aからの転動体18の飛び出しや、中心球14と転動体18、保持器20のこじれが生じるという不具合が解消され、軸材16の揺動角が大きくなって3自由度で45°の揺動角を有するだけでなく、この球ジョイント10の構成部品を減らして製造コストの低減を図ることが可能となった。
【0038】
つまり、本実施の形態の球ジョイント10は、球状に形成された中心球14を有していることから、図1に示すX方向への揺動、Y方向への揺動及び、Z方向への回転が可能な3自由度を有しており、さらにX方向及びY方向の揺動の際の揺動角θが45°の角度を満たすことになる。
【0039】
尚、本実施の形態に係る球ジョイントは、例えば3軸マシニングセンタのテーブル上に設置して6軸加工を行う為の加工テーブルを支持するパラレルリンク機構に適用できるが、他の用途に適用することにしても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の上記構成によれば、転動体の飛び出しやこじれを無くしつつ、3自由度で45°の揺動角を可能にした球ジョイントを提供できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る球ジョイントの基本構造を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る球ジョイントの要部を拡大して表す断面図(但し、保持器は図示を省略する)である。
【図3】第1の従来例に係る球ジョイントを示す部分断面図である。
【図4】第2の従来例に係る球ジョイントを示す断面図である。
【符号の説明】
10 球ジョイント
12 ケース
14 中心球
16 軸材
18 転動体
20 保持器
22 上ケース
22A 上部転動面
24 下ケース
24A 下部転動面

Claims (3)

  1. 軸材の一端が連結され且つ球状に形成された中心球と、
    円弧状の断面とされた転動面を内側に有し且つ、中心球を内部に配置したケースと、
    軸材の一端が内側に位置する形のリング状で2列それぞれ中心球と転動面との間に配置された複数の転動体と、
    を有する球ジョイントであって、
    複数の転動体の介在によって、ケースの転動面が形成する円弧の中心に対して中心球の中心が位置ずれした状態で、中心球が配置されることを特徴とする球ジョイント。
  2. 中心球と転動面との間に保持器が配置され、2列配置された転動体の内の軸材の一端寄りに位置する列の転動体をこの保持器が保持することを特徴とする請求項1記載の球ジョイント。
  3. 2列配置された転動体の内の一方の列の転動体が接する転動面と、2列配置された転動体の内の他方の列の転動体が接する転動面とで、転動面が形成する円弧の中心位置が相互に異なることを特徴とする請求項1記載の球ジョイント。
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