JP2006342648A - 津波などに対する避難用施設並びにその築造方法 - Google Patents
津波などに対する避難用施設並びにその築造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006342648A JP2006342648A JP2005219566A JP2005219566A JP2006342648A JP 2006342648 A JP2006342648 A JP 2006342648A JP 2005219566 A JP2005219566 A JP 2005219566A JP 2005219566 A JP2005219566 A JP 2005219566A JP 2006342648 A JP2006342648 A JP 2006342648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evacuation
- tsunami
- facility
- protective wall
- climbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Revetment (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
【解決手段】 土砂や岩石、外包重量物、木材、鉄骨、コンクリート、廃材などを単独あるいは適宜組み合わせにより用いて地盤レベルよりも高く盛り上がるように造成された人工丘陵上面以上の高いところに避難場所が設定されるとともに地盤レベルより前記避難場所へ登ることのできる登降手段を設けてなる。
【選択図】 図2
Description
上記に鑑み、本発明は、町内の公園とか広場などの近場を選んで簡単に避難場所を提供できるようにした津波などに対する避難用施設並びにその築造方法を提供することを目的とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、避難場所は、人工丘陵の上面である下側の避難場所と、同下側の避難場所よりも高くなるように人工丘陵を通じて立設さえた支柱を介して設けられた上避難場所とで構成されている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、人工丘陵は複数個所に配備されているとともに、これら避難場所間は、往き来可能で避難スペースともなるように連絡されている。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載のものにおいて、人工丘陵は、三角形を含む多角錐形でその1つの角部が津波の襲来に対し先行する側に方向付けられている。
請求項5記載の発明は、請求項3記載のものにおいて、人工丘陵は、津波の襲来してくる方向に合わせて前後に組をなして配置され、登降手段は、津波の襲来してくる方向に対し後方となる周位を介して設けられている。
請求項6記載の発明は、請求項1から5までのいずれかに記載のものにおいて、人工丘陵の裾周りは少なくともコンクリート製で外方へ突き出している。
請求項7記載の発明は、請求項1から5までのいずれかに記載のものにおいて、人工丘陵の少なくとも津波の襲来が想定される側には、津波に対抗すべく予備防御手段が設けられている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のものにおいて、予備防御手段は、人工丘陵の外周における津波が襲来してくる側に配備した植林からなる。
請求項9記載の発明は、地盤より高く伸びた立直部材を立設固定してのち、その立直部材の周りを介して人工丘陵を造成して避難場所を造るとともに立直部材を固める。
請求項10記載の発明は、請求項9記載のものにおいて、人工丘陵造成前あるいは造成後に立直部材の上部に人工丘陵上の避難場所よりも高位の上避難場所を造るようにする。
請求項11記載の発明は、少なくとも津波が襲来してくる側において対抗状をなすように防護壁を立設し、この防護壁の後側に高い避難場所を造り、その避難場所に登る登降手段を配すようにする。
請求項12記載の発明は、請求項11記載のものにおいて、防護壁として、鋼矢板、鋼管矢板、鋼管杭あるいは木材などの土木・建設用等の長尺資材や矩形板などの複数を使用して外周を形成するようにする。
請求項13記載の発明は、請求項11記載のものにおいて、防護壁を上からみて丸形・角形等のラセン状に形成し、そのラセンの外周端に相当して登降口を形成するとともに、同登降口からラセンの求心方向に向けて登るように登降手段を設け、その登降手段の末端であるラセンの中央部分に避難場所を設けてなる。
請求項14記載の発明は、少なくとも津波が襲来してくる側において対抗状をなすように立設された防護壁と、この防護壁の後側に高く設けられた避難場所と、その避難場所に登る登降手段とを備えてなる。
請求項15記載の発明は、請求項14記載のものにおいて、防護壁として、鋼矢板、鋼管矢板、鋼管杭あるいは木材などの土木・建設用等の長尺資材や矩形板などの複数が使用されて外周が形成されている。
請求項16記載の発明は、請求項14または15記載のものにおいて、防護壁は、上からみて丸形・角形等のラセン状に形成され、そのラセンの外周端に相当して登降口が形成されるとともに、同登降口からラセンの求心方向に向けて登るように登降手段が設けられ、その登降手段の末端であるラセンの中央部分には、避難場所が設定されている。
請求項17記載の発明は、請求項14から16までのいずれかに記載のものにおいて、防護壁の上部内を含む上側には、上避難場所が設けられており、同避難場所には避難場所からの登降手段が接続されている。
請求項18記載の発明は、請求項14ないし17までのいずれかに記載のものにおいて、避難場所および/または登降手段の内部空間には、水備蓄タンクが構成されている。
図1および図2は、本発明に係る津波(あるいは洪水)に対する避難用施設についての一実施形態を示す。
同実施形態の避難用施設は、海の沿岸一帯やそれより離れた公園・広場・校庭などの地盤1上に構成されたもので、設置数は図示では単一基としてあるが複数基のものを適宜に離間(近接も含む)して配備してもよい。
人工丘陵2は、土砂と塊体を混ぜたもので仕上げることができる。この場合、塊体を下層とし土砂を上層とすることができ、また、塊体を本体部分としてその隙間や上面に土砂やコンクリートを流し込んだりして一体化したものにしてもよい。前記塊体には、岩塊や小石などの天然塊体、さらにはコンクリートブロックや建築廃材、焼成汚泥塊体などの人工塊体も含む。
人工丘陵2は、ベタ基礎の上に土砂や塊体などを適宜に組み合わせて載せ積みしたものにしてもよい。この場合、ベタ基礎から一体に突出する複数本の柱(あるいは杭)が補強芯となるようにしてもよい。この補強芯は柱として機能させ、これらの上に避難場所3よりも高いレベルとなる上段避難ステージを形成して登降手段の付加により避難効果が上がるようにしてもよい。
さらに、コンクリート仕上げの場合、立ち上がり面4は垂直外周面でもよいし、逆に裾が窄まった逆円錐面にして津波が上方へこないようにしてもよい。
人工丘陵2の形状は、円錐形に限らず、平面が楕円、長円形、多角形をしたものや三角や四角などの多角錐形のものにしてもよい。
人工丘陵2の避難場所3の高さは、設置される公園などの区域の津波想定高さを越える充分な高さをもって設定される。
また、図1に仮想線で示すように、登降手段6は、リンクチェーンやロープなどで梯子状に作った簡易梯子6−Aでもよい。
さらに、登降手段6は、図1に同じく仮想線で示すように、車椅子でも登れるような長いスロープ(土砂・コンクリート・踏み板製のいずれでもよい)6−Bにしてもよい。このスロープ6−Bは、緩やかな階段にしたり、スロープ6−Bと階段との併用型にしてもよい。
さらに、図1に仮想線で示すように、人工丘陵2に切り溝11を形成しその内側に階段(あるいはスロープ)6−Dを形成したものにしてもよい。この場合、階段6−dとスロープの併用型にしてもよい。この併用型とは、他の登降手段についても同様にいえることであるが、傾斜方向下側がスロープで上側が階段になったものも含むものであり、この場合、下側のスロープの上端近くには車椅子が安全に避難できる避難スペースが凹所などにより提供されるように構成することができる。
また、登降手段6は、立ち上がり面4全体を図2の傾斜角度よりも非常に緩やかな角度で形成し、だれでもが確実に登り切れるようにしてもよい。
さらに、登降手段6は、立ち上がり面4全体を階段状にして構成してもよい。この場合、その一部をスロープとして車椅子などでも登れるようにすることができる。前記した全てのスロープにはウインチ巻き取り装置を組み合わせることができる。
人工丘陵2上には、図2に仮想線で示すように、ドーム型やコンテナ型、剛強仮設住宅様のものなどの避難ハウス12を設置してもよい。この避難ハウス12は、例えば、ボックスカルバートを水平軸向きにしてその中に避難できるようにしてもよい。この場合、カルバートの両端開口には開閉蓋を装備することもある。この避難ハウス12内には、非常時の食料や飲料水、寝具その他の必要用品を常備するようにしてもよい。
以上の個々の案は下記実施形態のすべてにそれぞれ適用され得る。
尚、上避難ステージ22を無しにして登降手段23を1本あるいは複数本立設して同登降手段23それ自体が避難場所になるようにしてもよい。同登降手段23には、支えを付すことがある。登降手段23を避難場所とする場合、2本の登降手段23を側面視X(図13参照)あるいは逆さV形に組み合わせて構成してもよい。
支柱21は、鉄パイプ製であるが、鋼矢板、鋼管矢板、コンクリート矢板を使用でき、また、鉄筋コンクリート製電柱やコンクリート杭などでもよい。前記支柱21は、図3の破線のように人工丘陵15の造成前に予め土中に埋めこみ(あるいは圧入)により立設するが、地盤14あるいは裾ガイド16上にアンカー固定しておいてもよい。支柱21の下部にはフランジ状あるいは水平放射状をなす抵抗材Hを付せば安定性が一段と向上する。支柱21は人工丘陵15の造成で圧保持され、逆に人工丘陵15はし21が芯となって護られる。手すりtを上にTのように伸ばしその上に上避難場所22を設置してもよい。Tは鋼矢板でもよい。前記登降手段18は人工丘陵15の周面に添って設けられていたが、図3に18Aあるいは18Bで示すように人工丘陵15のXを基準とする左右間を凹溝状に通るスロープあるいは階段として避難場所19の面内に上端が臨むものとして形成してもよい。登り角を小さくすることができる。18C,18Dのように折れ線ルートとして形成してもよく、この場合、登り角をより小さくすることができる。
前記人工丘陵33,33は、図5に示す津波襲来方向X1に対し左右に対応するように配置してもよい。
尚、仮想線のように、前後に長い菱形の底面をもつ長手状の人工丘陵48にしてもよい。
尚、山積みしたネット55はその網目自体をそのまま足掛けに利用して登降手段となるが、さらに人工丘陵57の外周りに別ネットを張ってこのネットがより安定した足掛けになるようにしてもよい。コの字状などのステップを人工丘陵57に縦方向に打設して登降手段にしてもよく、この場合、同ステップの打設によって前記ネットを同時固定するようにしてもよい。ネットのワイヤを縦横に向くものとして設置し、その水平ワイヤ部分に上下多段にわたるように各パイプなどのステップ片を取り付けることでより安定した登降手段を提供するようにしてもよい。また、ネット55それ自体は極く安定しているので受柵54は必ずしも設ける必要はないが、図10の右欄図のように凹凸配置にすれば津波に対抗しやすくなる。前記人工丘陵57は相互に連結し合ったり、その表に土砂やコンクリートなどを被せて仕上げてもよい。
尚、地盤67に凹み68を形成してその中にネット62が埋め込まれるようにすれば外輪64全体が津波に対して安定化する。杭69を付加してもよい。この凹み68による方式は人工丘陵63についても形成することができる。また、人工丘陵63の上面は凹み状にしてこの避難場所70内に避難することでより安全性が向上するが、水平な避難場所にしてもよい。さらに、外輪64は、図11の上欄に平面模式図を示すように全周でなく避難者が通過できるように一部を切り欠き状にしてもよい。また、人工丘陵63は、外周を階段状に山積みすると登りやすい。
図10の実施形態でも同様にいえるが、塊体入りネット55,62の内層のものは大きな塊体を入れたものとし、外層のものはより小さな塊体を入れたものにして外層のネットのみが重機による押圧力で平坦化して人工丘陵57,63の凹凸が少ない表面にすることが可能になる。その結果、ネットを使って避難者が登るのが容易になる(このことは他の実施形態でも同様に適用することがある)。
前記塊体入りネットは、土嚢のようなものに代えることができ、土嚢と塊体を組み合わせて積み上げることもできる。土嚢の中に土砂と塊体とを混合可能である。図10でも同様であるが、図11に仮想線で示すように、止め杭71…を予め打ち込んでおいてその上にネット55,62を投入固定すれば崩れ難い。
尚、89は予備防御手段であり、後方の予備防御手段89と人工丘陵81間には渡し90を装架してもよい。前記人工丘陵81の周りの各周階段80の高さは、避難する人にとってやや大きな段差(1.5m前後)を有するものに図示されているが、これは避難する人にとって登りやすい小さい段差をもつものにすることができる。また、段差が図示のように大きい場合は、図11のような外張りネット65を付してそれ自体の網目を足掛けに利用して登り得るようにしたり別途階段部材を備え付けることがある。
尚、人工丘陵115の前方(および後方)には、図18のように下部埋め込み式の予備防御手段120が設けられる。同手段120はコンクリートパイプやカルバートなどを使用してもよい。
また、図17の平面図のように、カルバート111を縦軸向きに多数寄せ合わせて下台aとしその上にカルバート111を載せ付けて上台bとするとともに、内部に土砂などを投入してなる人工丘陵122を構成してその角をX向きに設置してもよい。この場合、カルバート111の周りには土砂などを設置しないが、必要に応じて設けることがある。
尚、上記人工丘陵式の避難用施設物の外回りには図17のように植林121…をしたり竹やぶを造ると津波エネルギーを前もって減衰することができる。また、図18の左下欄に示すように、登降手段124と避難場所126を備える人工丘陵122を大台とし、その上に小台を付加造成して登降手段125に登ることのできる上避難場所127を有する上人工丘陵123を形成してもよい。
尚、以下の各実施形態で説明する内容は、他の実施形態にも同様に適用がある。
同実施形態は、長尺資材である鋼矢板200…の多数本を連続して打設することにより平面丸形ラセン状(図19参照)の避難用施設本体である防護壁(スパイラルタワーあるいはスパイラルシェルター、ラセンタワー、ラセンシェルターなどを称することもある)201を築造したものである。この築造の地盤202は、町内や村内の公園や校庭、その他の使用されてない広場や休耕地などいずれを利用したものでもよい。
また、図19の左欄に示すように、登降口205を後向きに開いたものにしてもよい。登降口205を仮想線のように右方向に振ったさらに拡がる口として形成してもよく、この場合、口が広がるだけでなく前方からの津波の流れを側脇方へ誘導して避難しやすくする利点もある。尚、鋼矢板は内外二重に離間して対向させて配列しその間に充填材、例えば、土砂や砂利、岩塊、コンクリートなどの他、洗浄済みかき殻微細片(粉粒状のものも含む)やホタテ貝殻微細片(同様に粉粒状のものも含む)などを単独にあるいは前記土砂などと混合して充填するようにしてもよい。川底浚渫物・石炭ガラ・下水汚泥焼成物なども含む。
また、図19に仮想線で示すように、避難場所210の内部には支柱218を立設してその上に避難ステージを固定するとともに支柱218周りにラセン階段219を備えて登降できるようにしてもよい。
さらに、図20の右欄に示すように、登降口205からの登り経路に対応する鋼矢板200は、図21のように高くせず後回りであることもあって低目にしてもよい。
さらに、図21の左上欄に示すように、スロープ206の上の空間が空いていることを利用して対面する鋼矢板200間に扇形の避難ステージ板221…を広い面積にわたるように設けて避難場所210側から同ステージ板221…上に登降できるようにしてもよい。ステージ板221は、鋼矢板200間に挿通される受けバー222…により受担されるものにしてもよい。
また、図20に示すように、防護壁201の外周、特に前回りの裾部にはコンクリートなどによる制御手段223を設けると前方からの津波が円筒形の防護壁201とともに後方上昇分散流に制御される利点があるし、防護壁201の補強にもなる。同制御手段223はより大きな制御手段223′にしてもよい。
また、右下欄のようにH形鋼240を継手241で連設するようにしてもよい。さらに、このH形鋼240は左欄図のように鋼矢板242と交互に組み合わせてもよく、この場合、相互間はコンクリートやモルタルなどのシール剤243で目地止めする。
尚、前記では防護壁260の全周を鋼矢板などで構築した例を説明したが、防護壁は前回りが津波Xの影響をダイレクトに受ける部分であることから、図25の左上欄に示すように、鋼矢板などにより前周部Lを構築する一方、それ以外の後周部(内巻き部分を含む)Mについては木杭で構築してもよい(このことは他の実施形態でも同様に適用することがある)。後周部Mについては図47に示す組単位a…で構築してもよい。防護壁250は、仮想線でQで示すように延長して広い登降口が提供されるようにするとともに登降する人が通過する津波から守られるようにすることができる。
尚、スロープ269は土砂・コンクリートなどの投入方式によらず、木・鉄・コンクリート・樹脂などによる張板S…方式にしてもよい。中央の避難場所270も張板SFとしてもよい。また、右図のように、スロープをメッシュS1で造ってもよい(このことは他の実施形態でも同様に適用することがある)。内筒体264は省略してもよい。
また、図27に示す防護壁277を上下対称的に一対配してその間を通じて登降可能に構成してもよい。津波流Xの他に戻り流にも有効に対抗できるものとなる。
そして、それとは別の提案として、これら複数基の避難ステージ322間を避難橋326…で相互連絡していずれにも移動できるようにするとともに、さらに、近場の丘や山327にも設置した別の避難用施設物Eとの間にも避難橋326を渡架しておいてより安全な高いところに避難できるようにしたものである。図示のようにさらに連絡することは自由である。津波流Xの方向は図33のいずれを想定してもよいし、避難用施設物E…は、図示の配置に限定されず、例えば、図33の上欄のように、前に1基、後に2基のような配置にしたり、図33の下欄のように、津波流Xと平行(あるいは直角)に並ぶ方式にしてもよい。このように相互連結方式にすれば、各避難用施設物Eがより強く抵抗するものにもなるだけでなく、橋326上の避難場所に利用できさらに山327へ順次避難できて各避難用施設物Eが順次空きになることから、避難できる絶対数を格段に多くすることができる。尚、こうした避難橋326にて相互連絡する避難用施設物Eは図示の丸ラセン形以外に他のいずれの避難装置をも採用することができる。
尚、右欄に示すように、四角な防護壁346′の中に中防護壁350を形成し、その間に左右両ルートから登れる登降手段351を備えて構成してもよい。この場合、こうした避難用施設物を仮想線のように寄せ合わせてもよい。Xは津波が襲来してくる側である。
また、仮想線で示すように、半丸筒状部分は後部にも築造して全体として長円形状の防護壁358とし、戻り流にも対抗できるようにしてもよい。この場合、一側後方から登降してラセン状の経路で中央の避難場所に登り得るように構成することもできる。
尚、図40の右欄のように、人工丘陵364の頂部より少し下がった高さの外周に断面L形のような段差aを備えて階段366を登ったあとこの段差aを通じて避難ステージ365上に避難できるように構成してもよい。
また、図41の右欄のように、人工丘陵364の頂部bのみを四角錐状の屋根として支えて同頂部bとその下部の人工丘陵364間に避難ステージcを形成してもよい。この場合、避難ステージcの広さをさらに確保するため、避難ステージcの周りに、支柱dで支持された外周ステージeを備えてもよい。
尚、上記各種実施形態は、対津波以外に津波避難訓練用、洪水、高潮等の水害避難用、その他町内会合や盆踊り用にも利用可能であることは言うまでもない。また、近隣の人(自治体が一部あるいは全部出費する場合も含む)が築造する場合の他、個人が住居として築造することもできる。
また、図45に示す土砂やコンクリートなどの充填材bを仕上げに投入して木材a間や組単位a相互隙間などを埋めるようにしてもよい。この充填材は上面まで層面を形成するように撒いて避難場所を造るようにしいてもよい。木材400は、丸もので皮付きのままのものや皮剥ぎをした無垢のもの、いずれでもよく、また、丸ものから手を加えて四角など角柱状にしたものでもよい。さらに、木材400には塗装を施してもよい。
また、前記では主に天然木材400を対象にして説明したが、例えば、木材チップをコンパウンドで固めた擬木のようなもので構成してもよい。この場合、中実状のもの以外に筒状に形成したものも含まれる。擬木と天然木材400とを組み合わせて構成してもよい。
また、組単位a自体に縦列のステップ406…を配列して登降手段としてもよい。
また、前記避難用施設は、図33のように複数基配備して相互連絡するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態では、組単位aのものを寄せ合わせて丸胴形の施設を構成したが、例えば、先に円周ラインを描いてそのラインに添うようにして多数本の木杭を垂直に打設することで、円筒物を形成し、その円筒物を絞って固定しながらその中に多数本の木材を装填してゆくようにすることで全体として円胴形の施設を得るようにしてもよい(このことは他の実施形態でも同様に適用することがある)。
また、同図右上欄図(中央縦断面図)に示すように、埋込材414は、底上げ材である木材413の上に限定して設けてもよい。この場合、組単位aは金属やコンクリートのパイプであってもよい。コーナー部材である組単位a相互は連結材420で開き止めしてもよい。同図右下欄図(中央縦断面図)に示すように、埋込材414を下層とし、その上に木材413…を投入して避難場所としてもよい。埋込材414はその一部あるいは全体としてペットボトル(裁断片を含む)や圧潰空缶などのリサイクル可能材を構成してもよい。特に、コンクリート等の瓦礫を土砂と混合して埋込材にしてもよい。
尚、図57に仮想線で示すように、外止部材481を高く伸ばし、避難ステージ483の支えを兼用することもできる。
前記鋼矢板490は鋼管矢板であることもある。
尚、左欄に示すように、入口498の下側も短い矢板494′を先立って打設しておいて、隣合う498との連結関係を強化するようにしてもよい。
また、長い矢板494…で全てを構築しておいてのちに、溶断により入口498を開設してもよい。
以上実施形態においては避難施設が多人数用の大口径のものについて説明したが、例えば、家庭向けあるいは近隣限定向けのものとして、口径の小さい2m乃至5m程度のものについても同様にして実施することができる。
尚、ラセン形防護壁(あるいは同心形防護壁)521は、図61の左下図のようなラセン巻鋼板で一体成形したものを現場搬入して設置したり、上下に分割したラセン巻鋼板a、a、aを搬入して現場で溶接や連結して1本のラセン胴体に形成するようにしてもよい。また、その右図のように、H形鋼・矢板などの打ち込みアンカー525…をラセンライン上に打設しておいてその間を介して上から分割板b…を挿填し、あとは溶接や連結などにより全体をタンク状に形成するようにしてもよい。
尚、転回ガイド板535の隣合うもの同士を仮想線で示す連結ガイド板539で凸面bに当るように連結して矢印のように上昇してくる津波流を前上方に転回させるようにしてもよい。この連結ガイド板539を装備する場合、前記分流化部材533…は設けないこともある。
また、転回ガイド板535は、仮想線のように、鋼矢板530の上端に配置してもよい。
さらに、前記分流化部材533や転回ガイド板535などを設ける角度範囲は、右上欄に示すように90°のθ1や120°のθ2とすることができる。同例ではラセンの避難施設について示すが同心型のものにも適用される。
また、図の上欄に示すように、U形鋼矢板530の数倍の連結幅WをもつU形鋼矢板(ジャンボ鋼矢板)541で防護壁を構成することもできる。この場合、補強リブ542を付すことがある。
さらに、直線形鋼矢板543も同様に幅広形にしたものを示す。この鋼矢板543は一端に挿通ロッド544を備え、他端に同ロッド544が通される筒部545を備え、補強リブ546を付加してもよい。
また、ガイド板部537は、図64のような湾曲状にしてもよい。
同転回ガイド部材551は鋼板を折り曲げて形成されているが、木質あるいは樹脂製の楔形をしたものでもよい。
また、実線の転回ガイド部材551に代えて、仮想線で示すように、差込舌片556を2葉備えた楔形の転回ガイド部材557を溝aが前向きの鋼矢板549の上端に挿し込み固定するようにしてもよい。この転回ガイド部材557は、凸面bを前向きにした鋼矢板549にも取り付けてもよい。凸面bの転回ガイド部材557と実線の転回ガイド部材549とを組み合わせることもできる。
前記楔を打ち込む方式は、木材をワイヤーロープで束ねて防護壁を築造するものにおいても同ワイヤーロープを利用して打設するようにして適用できる。
また、右下欄のように、リブ565を幅間に設けた転回ガイド部材566としてもよい。
また、津波流が避難側に飛び込んでくるのを防止するため、転回ガイド部材574を先端部570を取り付けたり、仮想線および右下欄のように先端部570よりも先行した位置にやや低目の予備防護壁575を配列してもよい。この防護壁575の中は空間としたり土砂などを埋め込んでもよい。これにより、津波流がきても同防護壁575内に飛びこませることができ避難側に届くおそれがなくなる。
さらに、右上欄のように、実線の避難用施設物を前後に離間して対向配備してその間を避難口576として逃げ込むことができるようにしてもよい。この場合、Sのように後側にくる避難用施設物を前の避難用施設物の幅よりも幅狭状にしいておけば津波流が入りにくくなる利点がある。
また、前記先端部570は、先端を三角形の頂点のように先鋭状にしてもよい。
また、この避難用施設物の前には仮想線のようなV形予備防護壁583を立設してもよい。
趣旨は異なるが、矢印Yのように登降可能な下階の登降手段を実線の上階の登降手段と併設することもできる。
また、H型鋼の一対を1本化しておいてそれを圧入するようにしてもよい。この場合、主支柱591は省略することがある。
尚、下着124のネック部は首下より少し低くなっているのが通例であるので、そこに掛けられた掛装品133の上端縁と首下との間にはやや広めの余地が残るが、そのため、右図破線のようにネクタイ地部134の裏面少し低い位置に簡易クリップ136を付けておいてそれが下着124のネック部に挟み付けられるようにしておけば掛装品133全体のレベルが少しアップし違和感もなくなる。
尚、上衿129は、従来からのスーツの上衿高さよりも高く、ワイシャツの衿高さ程に少し高目に作ってもよい。
Claims (18)
- 土砂や岩石、外包重量物、木材、鉄骨、コンクリート、廃材などを単独あるいは適宜組み合わせにより用いて地盤レベルよりも高く盛り上がるように造成された人工丘陵上面以上の高いところに避難場所が設定されるとともに地盤レベルより前記避難場所へ登ることのできる登降手段を設けてなる津波などに対する避難用施設。
- 請求項1記載のものにおいて、避難場所は、人工丘陵の上面である下側の避難場所と、同下側の避難場所よりも高くなるように人工丘陵を通じて立設さえた支柱を介して設けられた上避難場所とで構成されている津波などに対する避難用施設。
- 請求項1記載のものにおいて、人工丘陵は複数個所に配備されているとともに、これら避難場所間は、往き来可能で避難スペースともなるように連絡されている津波などに対する避難用施設。
- 請求項1または2記載のものにおいて、人工丘陵は、三角形を含む多角錐形でその1つの角部が津波の襲来に対し先行する側に方向付けられている津波などに対する避難用施設。
- 請求項3記載のものにおいて、人工丘陵は、津波の襲来してくる方向に合わせて前後に組をなして配置され、登降手段は、津波の襲来してくる方向に対し後方となる周位を介して設けられている津波などに対する避難用施設。
- 請求項1から5までのいずれかに記載のものにおいて、人工丘陵の裾周りは少なくともコンクリート製で外方へ突き出している津波などに対する避難用施設。
- 請求項1から5までのいずれかに記載のものにおいて、人工丘陵の少なくとも津波の襲来が想定される側には、津波に対抗すべく予備防御手段が設けられている津波などに対する避難用施設。
- 請求項7記載のものにおいて、予備防御手段は、人工丘陵の外周における津波が襲来してくる側に配備した植林からなる津波などに対する避難用施設。
- 地盤より高く伸びた立直部材を立設固定してのち、その立直部材の周りを介して人工丘陵を造成して避難場所を造るとともに立直部材を固める津波などに対する避難用施設の築造方法。
- 請求項9記載のものにおいて、人工丘陵造成前あるいは造成後に立直部材の上部に人工丘陵上の避難場所よりも高位の上避難場所を造るようにする津波などに対する避難用施設の築造方法。
- 少なくとも津波が襲来してくる側において対抗状をなすように防護壁を立設し、この防護壁の後側に高い避難場所を造り、その避難場所に登る登降手段を配すようにする津波などに対する避難用施設の築造方法。
- 請求項11記載のものにおいて、防護壁として、鋼矢板、鋼管矢板、鋼管杭あるいは木材などの土木・建設用等の長尺資材や矩形板などの複数を使用して外周を形成するようにする津波などに対する避難用施設の築造方法。
- 請求項11記載のものにおいて、防護壁を上からみて丸形・角形等のラセン状に形成し、そのラセンの外周端に相当して登降口を形成するとともに、同登降口からラセンの求心方向に向けて登るように登降手段を設け、その登降手段の末端であるラセンの中央部分に避難場所を設けてなる津波などに対する避難用施設の築造方法。
- 少なくとも津波が襲来してくる側において対抗状をなすように立設された防護壁と、この防護壁の後側に高く設けられた避難場所と、その避難場所に登る登降手段とを備えてなる津波などに対する避難用施設。
- 請求項14記載のものにおいて、防護壁として、鋼矢板、鋼管矢板、鋼管杭あるいは木材などの土木・建設用等の長尺資材や矩形板などの複数が使用されて外周が形成されている津波などに対する避難用施設。
- 請求項14または15記載のものにおいて、防護壁は、上からみて丸形・角形等のラセン状に形成され、そのラセンの外周端に相当して登降口が形成されるとともに、同登降口からラセンの求心方向に向けて登るように登降手段が設けられ、その登降手段の末端であるラセンの中央部分には、避難場所が設定されている津波などに対する避難用施設。
- 請求項14から16までのいずれかに記載のものにおいて、防護壁の上部内を含む上側には、上避難場所が設けられており、同避難場所には避難場所からの登降手段が接続されている津波などに対する避難用施設。
- 請求項14ないし17までのいずれかに記載のものにおいて、避難場所および/または登降手段の内部空間には、水備蓄タンクが構成されている津波などに対する避難用施設。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005219566A JP4721047B2 (ja) | 2005-05-07 | 2005-06-30 | 津波などに対する避難用施設並びにその築造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005163212 | 2005-05-07 | ||
JP2005163212 | 2005-05-07 | ||
JP2005219566A JP4721047B2 (ja) | 2005-05-07 | 2005-06-30 | 津波などに対する避難用施設並びにその築造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007121250A Division JP4360420B2 (ja) | 2005-05-07 | 2007-04-03 | 津波などに対する避難用施設並びにその築造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006342648A true JP2006342648A (ja) | 2006-12-21 |
JP2006342648A5 JP2006342648A5 (ja) | 2007-06-28 |
JP4721047B2 JP4721047B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=37639809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005219566A Active JP4721047B2 (ja) | 2005-05-07 | 2005-06-30 | 津波などに対する避難用施設並びにその築造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4721047B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013001407A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Kabuki Construction Co Ltd | 対津波タンク |
JP2013024007A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Ihi Corp | タンク |
JP2013122164A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-06-20 | Shimizu Corp | 地域防災システム |
JP2013167148A (ja) * | 2012-01-22 | 2013-08-29 | Fujiwara Sangyo Kk | 津波避難装置 |
JP2013199741A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Smc Concrete Kk | 津波避難施設 |
JP2015108277A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | 有限会社フジカ | 津波避難施設 |
JP2015209660A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 清水建設株式会社 | 一体型マウンドとその構築方法 |
JP2020084748A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 佛山単常科技有限公司 | 突っ込み設備 |
JP2022145495A (ja) * | 2021-03-19 | 2022-10-04 | 日本碍子株式会社 | ハニカム構造体および該ハニカム構造体を用いた電気加熱型担体 |
CN116084757A (zh) * | 2023-04-07 | 2023-05-09 | 兰州有色冶金设计研究院有限公司 | 一种尾矿库中倾斜排水井塔的紧急抢险扶正方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014068649A1 (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-08 | 株式会社日立製作所 | 建造物への津波波力低減装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07113218A (ja) * | 1993-10-15 | 1995-05-02 | Shimizu Corp | 津波人工地盤 |
JPH0731063U (ja) * | 1993-11-15 | 1995-06-13 | 充弘 藤原 | 災害からの避難システム |
JPH09184323A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Ryoda Sato | 高架式金属建造物 |
JP2002070360A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-08 | Mitsutaka Kato | 津波と火災の避難壕 |
JP2002206226A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-26 | Shinichiro Hayashi | 遮水施設 |
JP2002227165A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Yasushi Tawara | 流れの減少や砂の飛散防止する防護工及び方法 |
JP2004339920A (ja) * | 2002-12-30 | 2004-12-02 | Fujika:Kk | 津波・洪水等の非常事態からの避難装置 |
-
2005
- 2005-06-30 JP JP2005219566A patent/JP4721047B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07113218A (ja) * | 1993-10-15 | 1995-05-02 | Shimizu Corp | 津波人工地盤 |
JPH0731063U (ja) * | 1993-11-15 | 1995-06-13 | 充弘 藤原 | 災害からの避難システム |
JPH09184323A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Ryoda Sato | 高架式金属建造物 |
JP2002070360A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-08 | Mitsutaka Kato | 津波と火災の避難壕 |
JP2002206226A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-26 | Shinichiro Hayashi | 遮水施設 |
JP2002227165A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Yasushi Tawara | 流れの減少や砂の飛散防止する防護工及び方法 |
JP2004339920A (ja) * | 2002-12-30 | 2004-12-02 | Fujika:Kk | 津波・洪水等の非常事態からの避難装置 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013001407A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Kabuki Construction Co Ltd | 対津波タンク |
JP2013024007A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Ihi Corp | タンク |
JP2013122164A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-06-20 | Shimizu Corp | 地域防災システム |
JP2013167148A (ja) * | 2012-01-22 | 2013-08-29 | Fujiwara Sangyo Kk | 津波避難装置 |
JP2013199741A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Smc Concrete Kk | 津波避難施設 |
JP2015108277A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | 有限会社フジカ | 津波避難施設 |
JP2015209660A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 清水建設株式会社 | 一体型マウンドとその構築方法 |
JP2020084748A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 佛山単常科技有限公司 | 突っ込み設備 |
JP2022145495A (ja) * | 2021-03-19 | 2022-10-04 | 日本碍子株式会社 | ハニカム構造体および該ハニカム構造体を用いた電気加熱型担体 |
CN116084757A (zh) * | 2023-04-07 | 2023-05-09 | 兰州有色冶金设计研究院有限公司 | 一种尾矿库中倾斜排水井塔的紧急抢险扶正方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4721047B2 (ja) | 2011-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006342648A (ja) | 津波などに対する避難用施設並びにその築造方法 | |
JP2006342648A5 (ja) | ||
JP2005264721A (ja) | 津波・洪水等の非常事態からの避難装置 | |
JP2006226098A (ja) | 避難装置ならびにその施工方法 | |
JP2005315058A (ja) | 非常用防護装置 | |
JP2004339920A (ja) | 津波・洪水等の非常事態からの避難装置 | |
KR100356977B1 (ko) | 사방 또는 호안 공사 방법 및 산허리 붕괴 방지 공사 방법 | |
KR20070073434A (ko) | 사면녹화안정용 보강토옹벽 | |
JP2007239452A (ja) | 避難装置 | |
CN209144836U (zh) | 一种基岩边坡植草结构 | |
CN104278828B (zh) | 一种混凝土烟囱拆除操作平台 | |
US20080006756A1 (en) | Earth Anchor | |
JP4844913B2 (ja) | 津波からの避難装置 | |
JP4360420B2 (ja) | 津波などに対する避難用施設並びにその築造方法 | |
RU2512199C2 (ru) | Способ возведения противооползневого сооружения комбинированной конструкции | |
CN207092103U (zh) | 一种深基坑支护结构 | |
JP6706969B2 (ja) | 簡易階段ユニット | |
CN1558038A (zh) | 抗洪抢险多层浮袋沉网、布护堤堵口方法 | |
CN205530128U (zh) | 一种减轻水流冲击力的护坡水利网 | |
KR101114521B1 (ko) | 호안 보호 블록 지지용 기초블록 및 이의 시공방법 | |
CN1170989C (zh) | 浮墙、浮墙拦堵系统及其进行堤岸决口快速封堵的方法 | |
JP3096424B2 (ja) | 植生基盤構築方法 | |
JP2014005714A (ja) | 小規模型避難装置 | |
CN110424329A (zh) | 一种堤防快速堵口抢险专用桩网抗冲设备及应用方法 | |
JP3704110B2 (ja) | 富士山の崩壊予防方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070403 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080602 |
|
A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20081118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081123 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081123 |
|
AA91 | Notification of revocation by ex officio |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971091 Effective date: 20090127 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20090127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090420 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090420 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20090311 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090928 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091208 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20100108 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20100205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110107 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110323 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4721047 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |