JP2006340902A - 吸収性物品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口12を有する第1シート材料1に、開口12を塞ぐように第2シート材料2が接合されて形成されたシート状部材3を具備する吸収性物品の製造方法であって、開口12が形成された第1シート材料1を、第1シート材料1と第2シート材料2との接合前に第1シート材料1を保持する材料保持機構5に、自由状態にすることなく受け渡して保持させている。
【選択図】図3
Description
しかし、特許文献1,2には、これらの不具合を解消する工夫については何等記載されていない。
第1実施態様の吸収性物品の製造方法は、図1〜図4に示すように、開口12を有する第1シート材料1に、開口12を塞ぐように第2シート材料2が接合されて形成されたシート状部材3を具備する吸収性物品の製造方法であって、開口12が形成された第1シート材料1を、第1シート材料1と第2シート材料2との接合前に第1シート材料1を保持する材料保持機構5に、自由状態にすることなく受け渡して保持させている。
表面シート31及び裏面シートは、平面視で吸収体34の長手方向前後縁部から延出し、表面シート31及び裏面シートの長手方向前後縁部において互いに接合されてエンドフラップ36が形成されている。表面シート31及び裏面シートは、平面視で吸収体34の幅方向両側縁部から延出し、表面シート31及び裏面シートの幅方向両側縁部においてサイド防漏部材35と共に接合されてサイドフラップ37が形成されている。また、サイド防漏部材35及び裏面シートにおける前記延出部は、互いに接合されてウイング部38を形成している。
裏面シートの下面には、下着止着用の粘着部(図示せず)が設けられている。
本実施形態の製造装置は、図3〜図5に示すように、第1シート材料1に開口12を形成する開口形成機構4と、第1シート材料1と第2シート材料2との接合前に開口12の形成された第1シート材料1を保持する材料保持機構5と、第1シート材料1と第2シート材料2とを接合する材料接合機構7とを具備している。更に、材料接合機構7に導入される前の第2シート材料2を所定長さに切断する長さ切断機構6と、材料接合機構7において第1シート材料1と第2シート材料2とが接合されて形成されたシート状部材3を搬送する部材搬送機構8と、第1シート材料1と第2シート材料2とを更に強固にシールする本シール機構9とを具備している。
開口形成機構4の一対のロール41,42間には、原反11から繰り出された長尺状の第1シート材料1が、テンションロールR2により張力を付与され、フィードロールR1により搬送力が補助されて導入されるようになっている。開口形成機構4の一対のロール41,42によれば、その間に導入された長尺状の第1シート材料1に開口12を所定ピッチで複数個形成できるようになっている。
第1シート材料1は、図3及び図4に示すように、原反11から繰り出され、所定のテンションロールR2、フィードロールR1を経由して開口形成機構4における一対の開口カッターロール41,受けロール42間に導入される。
保持ロール51に吸着された第1シート材料1は、材料接合機構7の一対の導入ロール71,保持ロール51間に導入される。
所定長さに切断された第2シート材料22は、所定ピッチで複数個配列されて、材料接合機構7の一対の導入ロール71,保持ロール51間に導入される。
その結果、第1シート材料1の開口12が、切断された第2シート材料22により塞がれた形態で接合されてシート状部材3が形成される。このように、材料保持機構5に保持された第1シート材料1を、自由状態にすることなく第2シート材料2と接合して、シート状部材3を形成している。
第2実施形態の製造装置においては、本シール機構9を構成するシールロール91とその受けロール92が、材料接合機構7を構成する保持ロール51の周面付近における材料接合機構7の下流側(保持ロール51の回転方向の前方側)に配設されている。下方の受けロール92は、保持ロール51の周面に実質的に接触しながら回転するようになっている。「実質的に接触している」とは、本シール機構9としての受けロール92の周面と、材料接合機構7としての保持ロール51の周面とが、第1シート材料1と第2シート材料2とから形成されたシート状部材3(のみ)を介して接触している状態を意味しており、従って、受けロール92の周面と保持ロール51の周面との間には、シート状部材3を挿通させることのできるクリアランスが設けられている。
第3実施形態の製造装置における材料保持機構5は、第1実施形態の製造装置における材料保持機構5と同様に材料接合機構7の一部を構成していると共に、部材搬送機構8と一体的に構成されている。
本発明の製造方法及び製造装置は、生理用ナプキンの製造に制限されず、使い捨ておむつ、失禁パッド、パンティライナー等のその他の吸収性物品の製造にも適用することができる。
本発明の製造方法及び製造装置により製造されるシート状部材は、表面シートに制限されず、例えば、裏面シート、ウイング部、サイド防漏部材、図12に示す立体ギャザー39でもよい。
開口形成機構4における第1シート材料1に開口12を形成する手段又は長さ切断機構6における第2シート材料2を所定長さに切断する手段は、カッターロールに制限されず、例えば、レーザーカッター、ウォーターカッターでもよい。
材料保持機構5における第1シート材料1を保持する手段は、吸引による吸着力を利用したものに制限されず、例えば、粗面による摩擦力を利用したもの、粘着剤による粘着力を利用したもの、又はこれらを複合させた構成でもよい。
その他、材料接合機構7、部材搬送機構8、本シール機構9等の構成も、前述の実施形態における構成に制限されない。
11 原反
12 開口
2 第2シート材料
21 原反
22 切断された第2シート材料
3 シート状部材
31 表面シート
32 ホットメルト接着剤
33 ヒートシール部
34 吸収体
35 サイド防漏部材
36 エンドフラップ
37 サイドフラップ
38 ウイング部
39 立体ギャザー
4 開口形成機構
41 開口カッターロール
41A カッター
42 受けロール
5 材料保持機構
51 保持ロール
51A メッシュ面
6 長さ切断機構
61 長さカッターロール
61A カッター
7 材料接合機構
71 導入ロール
72 接着剤塗工装置
8 部材搬送機構
81 ベルトコンベア
82 コンベアロール
83 コンベアベルト
84 バキュームボックス
9 本シール機構
91 シールロール
91A シール加熱部
92 受けロール
C1 フィードコンベア
R1 フィードロール
R2 テンションロール
Claims (7)
- 開口を有する第1シート材料に、該開口を塞ぐように第2シート材料が接合されて形成されたシート状部材を具備する吸収性物品の製造方法であって、
前記開口が形成された前記第1シート材料を、該第1シート材料と前記第2シート材料との接合前に該第1シート材料を保持する材料保持機構に、自由状態にすることなく受け渡して保持させる吸収性物品の製造方法。 - 前記材料保持機構に保持された前記第1シート材料を、自由状態にすることなく前記第2シート材料と接合して、前記シート状部材を形成する請求項1記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記材料保持機構は、吸引による吸着力により前記第1シート材料を保持するようになっている請求項1又は2に記載の吸収性物品の製造方法。
- 長尺状の前記第1シート材料において、前記開口ごとに、所定長さに切断された前記第2シート材料を1個ずつ接合する請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記シート状部材は、吸収性物品の肌当接面を形成する表面シートである請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記第1シート材料と前記第2シート材料とが接合されて形成された前記シート状部材を、該シート状部材を搬送する部材搬送機構に、自由状態にすることなく受け渡して搬送させる請求項2〜5の何れかに記載の吸収性物品の製造方法。
- 請求項2記載の吸収性物品の製造方法を実施する製造装置であって、
前記第1シート材料に前記開口を形成する開口形成機構と、前記材料保持機構と、該第1シート材料と前記第2シート材料とを接合する材料接合機構とを具備し、
前記開口形成機構は、周面にカッターを有する開口カッターロールとその受けロールとからなる一対のロールを備え、
前記材料保持機構は、周面に前記第1シート材料を保持可能で且つ前記受けロールの周面に実質的に接触しながら回転する保持ロールを備え、
前記材料接合機構は、前記第2シート材料を導入する導入ロールと前記保持ロールとからなる一対のロールを備えている吸収性物品の製造装置。
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