JP2006339367A - プラズマ処理装置用部材の表面処理方法及びプラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置用部材の表面処理方法及びプラズマ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 プラズマ処理装置用部材からの発塵を抑制することができる、プラズマ処理装置用部材の表面処理方法、及びプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 プラズマ処理装置用部材の表面部の元素組成比を、当該部材のバルク部の元素組成比と略同一にする処理を行う。また、当該処理には、例えば、熱処理、研磨処理、あるいは、プラズマエッチング処理を用いることができる。
このように、部材表面部から、不完全な元素組成を有する領域をなくすことにより、当該部材から生じるパーティクル数を減少させることが可能となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プラズマ処理装置用部材の表面処理方法及びプラズマ処理装置に関し、特に、プラズマが維持される反応室内に、露出する状態で使用されるプラズマ処理装置用部材の表面処理方法、及び当該表面処理が実施された部材を備えたプラズマ処理装置に関する。
半導体装置の製造工程において、各種材料膜の成膜工程や、配線やコンタクトホール等を形成する際のドライエッチング工程に、プラズマ処理装置が多用されている。このようなプラズマ処理装置では、プラズマ処理が実施される反応室内にパーティクルが発生した場合、当該パーティクルがウエハ上に付着し、半導体装置の製造歩留りを低下させる。このため、反応室内でのパーティクルの発生を抑制する技術は、半導体装置を歩留りよく形成するための必須の技術となっている。
ここで、ドライエッチング工程で使用される一般的な平行平板型のプラズマ処理装置の構造を、図12に示す概略構成図に基づいて説明する。図12に示すように、この種のプラズマ処理装置は、内部に一対の円盤状の電極が配置された減圧可能な反応室1を備える。この一対の電極は、一般に、互いに平行に、かつ上下に配置された上部電極2と下部電極3とにより構成される。
上部電極2は、例えば、シリコン、ニッケル、ニッケル合金等からなり、反応室1の上壁11に支持されている。上部電極2と反応室1の上壁11との間には空間部21が設けられており、当該空間部21の上壁11側に、反応室1へプロセスガス41を供給するガス供給管4が連通されている。また、上部電極2は、下部電極3と対向する面(以下、下面という。)に、複数のガス噴出孔22を備えている。
また、空間部21には、上部電極2の下面と略平行に、1枚、あるいは複数枚のガス分散板23が設けられている。ガス分散板23は、ガス供給管4から導入されたプロセスガス41を、上部電極2の各ガス噴出孔22から均一に噴出させる整流器として機能するとともに、上部電極2と下部電極3との間に生成されるプラズマ5が、ガス供給管4に進入することを防止する。
図12の例では、上部電極2の下面側から順に、第1のガス分散板231と、第2のガス分散板232とが配置されている。また、各ガス分散板231、232には複数の貫通孔が形成されている。これらの貫通孔は、上述の機能を奏するため、平面視において、隣接するガス分散板の貫通孔と重なることのない位置に形成されている。また、図12では、各ガス分散板231、232において貫通孔が形成されている領域は、ガス供給管4に近いものほど、狭くなっている。
そして、図12の例では、下部電極3に接続された高周波電源31印加する高周波電力により、上部電極2と下部電極3との間にガス噴出孔22から噴出されたプロセスガス41のプラズマ5が生成される。なお、エッチング対象となるウエハ32は下部電極3上に載置される。
上記構成のプラズマ処理装置において、エッチング処理が実施されると、エッチング処理の過程で生成された反応生成物が反応室1の内壁や、上部電極2を始めとする反応室1内に配設された部材に付着する。そして、このような付着物が剥がれる際に、パーティクルが発生する。
このようなパーティクルの発生を抑制する手法として、後掲の特許文献1には、上部電極等のプラズマ処理装置用部材の成形加工時に、当該部材の表面に形成され反応生成物の付着力を低下させるダメージ層を、酸化剤を含有するエッチング液により洗浄除去する技術が開示されている。この技術によれば、部材表面の反応生成物の付着力を高めることができ、パーティクルの発生を抑制することが可能となる。
特開2003−68653号公報
しかしながら、図12に示したプラズマ処理装置では、反応室1内に配置される全ての部材に上記特許文献1に開示された技術を適用した場合であっても、装置メンテナンス等により電極2、3やガス分散板23等の部材の交換を行った際に、パーティクルが発生する。
図13は、部材交換後の累積プラズマ処理時間に対するパーティクル増加数の依存性を示す図である。ここで、パーティクル増加数とは、プラズマ処理後にウエハ上で計数されたパーティクル数(ここでは、0.2μm以上の大きさを有する微粒子数)から、プラズマ処理前にウエハ上で計数されたパーティクル数を差し引いた値である。また、図13において、横軸は累積プラズマ処理時間に対応し、縦軸はパーティクル増加数に対応する。
なお、図13は、表面に自然酸化膜のみが存在するシリコン基板(以下、ダミーウエハという。)を下部電極3上に配置した状態で、シリコン酸化膜をエッチングするプラズマ処理(以下、ダミープラズマ処理という。)を行った場合のデータである。ダミープラズマ処理は、プロセスガスとして、CF4ガスを5sccm、O2ガスを10sccm、C48ガスを15sccm、COガスを150sccm、及び希釈ガスとしてArガスを250sccmの各流量で導入するとともに、反応室1内を40〜80mTorrの圧力に維持し、下部電極3に400〜1600Wの高周波電力を印加している。
図13に示すように、部材を交換した直後は、パーティクル増加数は、半導体装置の製造工程において要求される30個を超える状態を推移し、累積プラズマ処理時間が50時間を経過すると、パーティクル増加数が30個以下になる。この結果は、部材交換後に50時間程度のダミープラズマ処理を実行しなければ、当該プラズマ処理装置を半導体装置の製造に使用できないことを示している。
半導体装置の製造工程において、このような長時間のダミープラズマ処理は、プラズマ処理装置の稼働率を低下させる上、ダミープラズマ処理のプロセスガス、及びダミーウエハ等の材料費、ダミープラズマ処理としてプラズマ処理装置を稼動するための原動費を必要とする。このため、長時間のダミープラズマ処理により増大する半導体装置の製造コストは無視できない。
本願発明者らは、パーティクルの発生要因を調査した結果、当該パーティクルが第1のガス分散板231から生じていることを見出した。図14の上部電極2の拡大図に示すように、第1のガス分散板231のガス導入孔22に対応する部分は、プラズマ5に直接曝される。したがって、第1のガス分散板231は、プラズマ耐性(プラズマとの反応性が低い、あるいは、反応性がない)と、熱耐性とが優れるとともに、発塵のない材質である必要がある。このため、第1のガス分散板231の材質には、炭化シリコン(SiC)や酸化アルミニウム(Al23)等のセラミックスが使用されている。
すなわち、特許文献1に開示された部材表面の付着力を高める表面処理では、SiCやAl23等からなる部材からのパーティクルの発生を十分に抑制することができないのである。
そこで、本願発明者らは、上記パーティクルの発生原因を究明するため、第1のガス分散板231の表面状態の調査を行った。図15は、SiCからなる第1のガス分散板231の表面状態を示す断面図である。
図15から理解できるように、第1のガス分散板231の表面には、表面粗さ(算術表面粗さ)Raが0.5μmと良好な平坦度を有する平坦領域61と、表面粗さRaが5.0μmと平坦度が悪い粗面領域62が存在している。また、図16は、粗面領域62の表面部の元素組成をエネルギー分散X線分光法(EDX:Energy Dispersive X-ray Spectrometry)により分析した結果である。また、図17は、平坦領域61の表面部の元素組成をEDX装置により分析した結果である。なお、図16及び図17において、横軸はX線のエネルギー(波長)に対応し、縦軸は検出されたX線の強度に対応する。また、炭素(C)とシリコン(Si)に対応する特性X線位置には、それぞれの元素記号を付している。
図16に示すように、粗面領域62では炭素が約98%検出されている。すなわち、粗面領域62の表面部は、ほぼ炭素で構成されており、SiC組成としては不完全である。一方、図17に示すように、平坦領域61では、Cが45%検出され、Siが53%検出されている。すなわち、平坦領域61では、炭素とシリコンとの組成比が、C:Si=1:1.18であり、SiC組成として妥当な組成比である。このことから、平坦領域61は、SiCが主成分になっていることが推測される。
例えば、上述のダミープラズマ処理において、プラズマ5に曝された第1のガス分散板231では、平坦領域61は、プラズマ耐性を有しているためほとんどエッチングされないが、粗面領域62は、C+O2→CO2の反応機構によりエッチングされる。
上記反応機構によれば、粗面領域62がエッチングされる際にパーティクルは生じないことになるが、上述のように、粗面領域62は表面粗さRaが5μmであり、その表面には、当該表面粗さに相当するμmオーダの凹凸が存在している。
図14に示すように、粗面領域62の凹部において等方的にエッチングが進行すると、粗面領域62の凸部は、自身が完全にエッチングされる前に第1のガス分散板231から離脱してパーティクル24になる。このように、第1のガス分散板231から離脱したパーティクル24の中で、反応室1内で浮遊することが不可能な自重を有するものがウエハ32上に落下する。
以上の分析結果から、本願発明者らは、炭素を主成分とする粗面領域62がパーティクル発生に関与しているとの知見に到達したのである。
本発明は、上記従来の事情を鑑みて提案されたものであって、従来に比べて非常に短時間で、部材交換後のプラズマ処理を行うことが可能となる、プラズマ処理装置用部材の表面処理方法、及びプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の技術的手段を採用している。まず、本発明に係るプラズマ処理装置用部材の表面処理方法は、プラズマ処理が行われる反応室内に、少なくとも一部が露出する状態で使用されるプラズマ処理装置用部材の表面処理方法を前提としている。そして、本発明に係るプラズマ処理装置用部材の表面処理方法は、上記部材の表面部の元素組成比を、当該部材のバルク部の元素組成比と略同一にする処理を行うことを特徴としている。ここで、部材のバルク部とは、例えば、部材が単一の材料からなる場合、当該材料が本来有するべき元素組成比を有している部位を差す。また、部材が2以上の材料が積層された構造を有する場合は、部材のバルク部とは、最表面層の材料が本来有するべき元素組成比を有している部位を指す。
このように、部材表面部から、バルク部と異なる元素組成比を有する領域をなくすことにより、当該部材から生じるパーティクル数を減少させることが可能となる。なお、部材表面部の元素組成比が、部材バルク部の元素組成比と略同一であるか否かは、部材表面部の表面粗さに基づいて判定することができる。
また、表面部の元素組成比を、バルク部の元素組成比と略同一にする処理には、例えば、熱処理、研磨処理、あるいは、プラズマエッチング処理を用いることができる。特に、上記部材の主成分が炭化シリコンである場合、これらの各処理は、以下の条件を採用することができる。
上記熱処理は、例えば、800℃から900℃の雰囲気温度で実施されることが好ましい。これにより、SiC部材の表面部に存在する炭素過多の領域の炭素が燃焼されるとともに、当該領域の元素組成比を、バルク部の元素組成比に近づけることができる。この結果、プラズマ処理の際、パーティクルの発生が抑制される。
また、上記研磨処理の研磨量は、例えば、0.1μmから10μmであることが好ましい。これにより、SiC部材の表面部に存在する炭素過多の領域の炭素が物理的に除去され、バルク部が表面に露出される。この結果、プラズマ処理の際、パーティクルの発生が抑制される。
さらに、上記プラズマエッチング処理は、四フッ化炭素と酸素とを主成分とする反応性ガスにより行うことが好ましい。SiC部材の表面部に存在する炭素過多の領域の炭素が効率的にエッチング除去され、短時間で当該領域の元素組成比をバルク部の元素組成比に近づけることができる。この結果、プラズマ処理の際、パーティクルの発生が抑制される。
以上のような表面処理方法が実施されたプラズマ処理装置用部材は、当該表面処理によりパーティクルの発生が抑制されているため、装置メンテナンス等により、部材が交換された場合であっても、従来に比べて、ダミープラズマ処理の処理時間を著しく短縮することができる。このため、プラズマ処理装置の稼動停止時間を著しく短縮することができる。
本発明のプラズマ処理装置用部材の表面処理方法は、部材表面部において、部材バルク部の元素組成比と異なる元素組成比を有する領域を部材表面部からなくすことができ、プラズマ処理の際に、当該部材から発生するパーティクル数を低減させることができる。この結果、装置メンテナンス等により部材が交換された場合であっても、従来に比べて、ダミープラズマ処理の処理時間を著しく短縮することができ、プラズマ処理装置の稼動停止時間を著しく短縮することができる。
また、本発明の表面処理方法によれば、プラズマ処理中に発生するパーティクル数が減少されるため、半導体装置の製造歩留りを向上させることもできる。加えて、ダミープラズマに使用されるプロセスガス、及びダミーウエハ等の材料費の低減することができるとともに、ダミープラズマ処理の原動費も低減することができるため、半導体装置の製造コストを低下させることができる。
本発明は、特にSiCやAl23等の焼結体(セラミックス)等からなる部材の表面処理として好適である。
以下、本発明の実施の形態を、本発明を、図12に示した第1のガス分散板231に使用されるSiCからなる部材(以下、SiC部材という。)に適用した事例に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明に係る第1の実施の形態では、SiC部材をプラズマ処理装置に装着する前に、熱処理による表面処理を実施する事例を説明する。
当該熱処理は、空気や酸素等の酸化雰囲気中で行われる。このとき、熱処理温度は、未処理のSiC部材60の表面部に存在する炭素(図15の粗面領域62)を効率的に燃焼させることが可能な温度であればよいが、特に、雰囲気温度が、800℃から900℃の範囲であることが好ましい。また、熱処理時間は、粗面領域62として存在する炭素が低減し、当該領域62のシリコンと炭素との組成比が、ほぼ1:1になる時間とすればよい。
図1は、上記熱処理を実施したSiC部材70の表面状態を示す断面図である。なお、当該表面状態は、触針式段差計により取得したものであり、図1に示す領域内での表面粗さRaは0.4μm〜0.8μmとなっている。また、図1において、縦軸は図15の縦軸と同一のスケールになっている。
また、図2は、図1に示す領域71に対してEDX装置により組成分析を行った結果を示す図であり、図3は、図1に示す領域72に対してEDX装置により組成分析を行った結果を示す図である。ここで、領域71の表面粗さRaは0.4μmであり、領域72の表面粗さRaは0.8μmである。
さらに、図4は、熱処理を実施したSiC部材70をプラズマ処理装置に装着し、ダミープラズマ処理を行った際の、パーティクル増加数の累積ダミープラズマ処理時間依存性を示す図である。なお、図4では、熱処理を行ったSiC部材70のデータを黒丸で示し、比較例として、図13に示した未処理のSiC部材60のデータを併記している。
図2、及び図3から理解できるように、上記熱処理を実施したSiC部材70では、表面部のシリコンと炭素の組成比が、ほぼ1:1となっている。また、図4に示すように、パーティクル増加数が30個以下に到達するのに要する累積ダミープラズマ処理時間は、上記熱処理を未実施のSiC部材60が53.5時間であるのに対し、上記熱処理を実施したSiC部材70は1時間であり、極めて短くなっている。
さらに、パーティクル増加数に着目すると、未処理のSiC部材60を使用した場合に比べて、熱処理を実施したSiC部材70を使用した場合の方が小さくなっている。例えば、熱処理を実施したSiC部材70を使用した場合、累積ダミープラズマ処理が10時間程度であるときのパーティクル増加数の値は、未処理のSiC部材60において、200時間以上のダミープラズマ処理が行われたときに平均的に得られるパーティクル増加数と同等である。
以上のことから、本実施の形態の熱処理により、SiC部材60の表面部に粗面領域62(図15参照)である炭素を主成分とする領域の炭素が燃焼され、ダミープラズマ処理中に発生するパーティクル数を低減できることが理解できる。
また、図1に示すように、熱処理が実施されたSiC部材70の表面は、図15に示した未処理のSiC部材60の表面に比べて滑らかになっている。このことから、図15において、シリコンと炭素との組成比が、ほぼ1:1であった平坦領域61においても、微視的には、炭素を主成分とする領域が存在し、当該領域61の炭素が上記熱処理により燃焼されたことが推測される。さらに、上記熱処理の雰囲気温度によれば、SiC部材において、シリコンと炭素とが未結合の状態で存在する領域では、シリコンと炭素の結合反応を促進させることもできる。すなわち、上記熱処理の過程では、SiC部材の表面部において、炭素の燃焼と、シリコンと炭素の結合反応とが同時に進行し、結果として、不完全なSiC組成が、より完全なSiC組成に改質されるのである。
以上説明したように、上記熱処理を実施することにより、パーティクル発生の要因であった、SiC部材の表面部の炭素を主成分とする領域をなくすことができ、SiC部材の表面部の元素組成比を、バルク部の元素組成比と略同一にすることができる。これにより、プラズマ処理の際に、SiC部材から発生するパーティクル数を低減することができ、装置メンテナンス等により部材が交換された場合であっても、従来に比べて、ダミープラズマ処理の処理時間を著しく短縮することができる。この結果、従来からSiC部材を交換した際に必要であったダミープラズマ処理を行うためのプラズマ処理装置の稼動停止時間を著しく短縮することができる。
また、上記熱処理を実施することにより、プラズマ処理中にSiC部材から発生するパーティクルの数が減少するので、半導体装置の製造歩留りを向上させることもできる。さらに、ダミープラズマに使用されるプロセスガス、及びダミーウエハ等の材料費、並びに、ダミープラズマ処理の原動費を低減することができ、結果として、半導体装置の製造コストを低下させることができる。
なお、図2及び図3に基づけば、SiC部材表面部の元素組成比が、バルク部の元素組成比と略同一であるか否かを、表面粗さに基づいて判定することができる。例えば、本実施の形態では、上記熱処理によりSiC部材の表面粗さが1μm以下であれば、上述の効果を得ることが可能である。
また、上記SiC部材は、製造される際に加熱が行われるが、当該製造時の後処理として、本実施の形態にいう熱処理を実施してもよい。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、SiC部材の表面部の元素組成比を、バルク部の元素組成比と略同一にする表面処理として熱処理を実施したが、当該表面処理は、研磨処理により実施ことも可能である。以下では、SiC部材の表面処理に研磨処理を採用した事例を説明する。
本実施の形態の研磨処理は、ミクロンオーダでの研磨量制御が可能な公知の研磨装置により実施することができる。ここでは、特に、半導体装置の製造工程に使用されているCMP(Chemical Mechanical Polishing)技術により、サブミクロンオーダでの研磨制御が可能な研磨装置を使用することが好ましい。なお、SiC部材は第1のガス分散板231として機能するための貫通孔を備える必要があるが、当該貫通孔は、貫通孔の形成前の円盤状の状態で研磨処理を実施した後に形成すればよい。
また、上記研磨処理における研磨量は、研磨前の表面粗さRaに基づいて設定することが可能である。ここでは、図15に示すように、粗面領域62の表面粗さRaが5μmであることから、7μmの研磨量を設定している。なお、当該研磨量は、研磨後のSiC部材80の厚みが、プラズマ処理装置に装着した場合に、機能上の問題が発生しない限り増やすことが可能である。
図5は、上記研磨処理を実施したSiC部材80の表面状態を示す断面図である。なお、当該表面状態は、触針式段差計により取得したものであり、図5に示す領域内での表面粗さRaは0.4μm〜0.8μmとなっている。また、図5において、縦軸は図15の縦軸と同一のスケールになっている。
また、図6は、図5に示す領域81に対してEDX装置により組成分析を行った結果を示す図であり、図7は、図5に示す領域82に対してEDX装置により組成分析を行った結果を示す図である。ここで、領域81の表面粗さRaは0.4μmであり、領域82の表面粗さRaは0.8μmである。
さらに、図8は、研磨処理を実施したSiC部材80をプラズマ処理装置に装着し、ダミープラズマ処理を行った際の、パーティクル増加数の累積ダミープラズマ処理時間依存性を示す図である。なお、図8では、研磨処理を行ったSiC部材80のデータを黒丸で示し、比較例として、図13に示した未処理のSiC部材60のデータを併記している。
図6、及び図7から理解できるように、本実施の形態の研磨処理を実施したSiC部材80では、表面部のシリコンと炭素の組成比が、ほぼ1:1となっている。また、図8に示すように、パーティクル増加数が30個以下に到達するのに要する累積ダミープラズマ処理時間は、上記研磨処理を未実施のSiC部材60が53.5時間であるのに対し、上記研磨処理を実施したSiC部材80は1.7時間であり、極めて短くなっている。
さらに、パーティクル増加数に着目すると、研磨処理を未実施のSiC部材60を使用した場合に比べて、研磨処理を実施したSiC部材80を使用した場合の方が小さくなっている。例えば、研磨処理を実施したSiC部材80を使用した場合、累積ダミープラズマ処理が10時間程度であるときのパーティクル増加数の値は、未処理のSiC部材60において、200時間以上のダミープラズマ処理が行われたときに平均的に得られるパーティクル増加数と同等である。
以上のことから、上記研磨処理により、SiC部材60の表面部に粗面領域62(図15参照)である炭素を主成分とする領域が研磨除去され、ダミープラズマ処理中に発生するパーティクル数を低減できることが理解できる。
また、図5及び図15に示すように、研磨処理が実施されたSiC部材80の表面は、研磨処理が実施されていないSiC部材60の表面に比べて滑らかになっている。これは、未処理のSiC部材60の表面部が研磨除去され、より完全なSiC組成を有するバルク部がSiC部材80の表面に露出されたことを示している。
以上説明したように、上記研磨処理を実施することにより、パーティクル発生の原因でであった、SiC部材表面部の炭素を主成分とする領域をなくすことができ、より完全なSiC組成を有するSiC部材のバルク部を表面部に露出させることができる。これにより、プラズマ処理の際に、SiC部材から発生するパーティクル数を低減することができ、装置メンテナンス等により部材が交換された場合であっても、従来に比べて、ダミープラズマ処理の処理時間を著しく短縮することができる。この結果、従来からSiC部材を交換した際に必要であったダミープラズマ処理を行うためのプラズマ処理装置の稼動停止時間を著しく短縮することができる。また、上記研磨処理を行うことにより、第1の実施の形態と同様に、半導体装置の製造コストを低下させることができる。
(第3の実施の形態)
上記各実施の形態で説明したように、SiC部材表面部の炭素を主成分とする領域をなくすことにより、SiC部材から発生するパーティクル数を減少させることができる。そこで、第3の実施の形態では、SiC部材の表面部の元素組成比をバルク部の元素組成比と略同一にする表面処理に、プラズマエッチング処理を採用した事例を説明する。
本実施の形態のプラズマエッチング処理は、未処理のSiC部材60の表面部に存在する炭素を主成分とする領域を積極的にエッチング除去するものである。そこで、当該プラズマエッチング処理では、エッチングガスとして、CF4ガスとO2ガスを主成分とするエッチングガスを使用する。この場合、炭素は、C+O2→CO2↑ の反応機構によりエッチングされる。
また、上述したように、未処理のSiC部材60の表面部には、微視的には、炭素を主成分とする部分が存在している。この観点では、SiC部材60の表面部には、微視的には、シリコンを主成分とする部分も存在する。このため、上記プラズマエッチング処理のエッチング条件を炭素のみをエッチング可能な条件とした場合、処理後のSiC部材の表面部には、シリコンを主成分とする部分が残留し、当該シリコンがプラズマ処理中にパーティクルとなることが懸念される。このため、本実施の形態のプラズマエッチング処理では、シリコンがエッチング可能となるようにCF4ガスを導入している。この場合、シリコンは、Si+O2+CF4→SiF4↑+CO2↑ の反応機構によりエッチングされる。
上記エッチングガスの流量は、例えば、CF4ガスを100sccm、O2ガス1000sccmとすることができる。このとき、反応室1内の内部圧力は40〜60mTorrであり、下部電極3への印加電力は、400〜1600Wである。当該条件によれば、炭素のエッチング速度は、11.27nm/時間(上記ダミープラズマでは0.92nm/時間)であり、シリコンのエッチング速度は、1.31nm/時間(上記ダミープラズマでは0.23nm/時間)である。
なお、炭素とシリコンとをともにエッチング可能なエッチングガスの組み合わせは種々存在するが、炭素とシリコンのエッチングを阻害させないために、エッチングガスは、CF4とO2ガスのみの混合ガスであることが好ましい。
図9は、上記プラズマエッチング処理を実施したSiC部材90の表面状態を示す断面図である。なお、当該表面状態は、触針式段差計により取得したものであり、図9に示す領域内での表面粗さRaは0.6μm以下となっている。また、図9において、縦軸は図15の縦軸と同一のスケールにしている。
また、図10は、図9において、表面粗さRaが0.6μmである領域91に対してEDX装置により組成分析を行った結果を示す図である。さらに、図11は、プラズマエッチング処理を実施したSiC部材90をプラズマ処理装置に装着し、ダミープラズマ処理を行った際の、パーティクル増加数の累積ダミープラズマ処理時間依存性を示す図である。なお、図11には、プラズマエッチング処理を行ったSiC部材90のデータを黒丸で示し、比較例として、図13に示した未処理のSiC部材60のデータを併記している。
図10から理解できるように、上記プラズマエッチング処理を実施したSiC部材90では、表面部のシリコンと炭素の組成比が、ほぼ1:1となっている。また、図11に示すように、パーティクル増加数が30個以下に到達するのに要する累積ダミープラズマ処理時間は、上記プラズマエッチング処理を未実施のSiC部材60が53.5時間であるのに対し、上記プラズマエッチング処理を実施したSiC部材90は10.8時間であり、極めて短くなっている。
さらに、パーティクル増加数に着目すると、プラズマエッチング処理を未実施のSiC部材60を使用した場合に比べて、プラズマエッチング処理を実施したSiC部材90を使用した場合の方が小さくなっている。例えば、プラズマエッチング処理を実施したSiC部材90を使用した場合、累積ダミープラズマ処理が20時間程度であるときのパーティクル増加数の値は、未処理のSiC部材60において、100時間程度のダミープラズマ処理が行われたときに平均的に得られるパーティクル増加数よりも小さい。
以上のことから、上記プラズマエッチング処理により、パーティクルの発生要因であったSiC部材60の表面部に粗面領域62(図15参照)である炭素を主成分とする領域がエッチング除去され、ダミープラズマ処理中に発生するパーティクル数を低減できることが理解できる。
また、図9及び図15に示すように、プラズマエッチング処理が実施されたSiC部材90の表面は、当該処理が実施されていないSiC部材60の表面に比べて滑らかになっている。これは、未処理のSiC部材60の表面部がエッチング除去され、より完全なSiC組成を有するバルク部がSiC部材90の表面に露出されたことを示している。
以上説明したように、上記プラズマエッチング処理を実施することにより、パーティクル発生の原因であった、SiC部材表面部の炭素を主成分とする領域をなくすことができ、SiC部材のバルク部を表面部に露出させることができる。これにより、プラズマ処理の際に、SiC部材から発生するパーティクル数を低減することができ、装置メンテナンス等により部材が交換された場合であっても、従来に比べて、ダミープラズマ処理の処理時間を著しく短縮することができる。この結果、従来からSiC部材を交換した際に必要であったダミープラズマ処理を行うためのプラズマ処理装置の稼動停止時間を著しく短縮することができる。また、上記プラズマエッチング処理を行うことにより、上記各実施の形態と同様に、半導体装置の製造コストを低下させることができる。
なお、本発明は、以上で説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する範囲において、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記では、プラズマエッチング装置に配置される部材について説明したが、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置であってもよい。また、SiC部材は、ガス分散板である必要はなく、プラズマ処理装置の反応室内に一部が露出する状態で使用される部材の全てに適用可能である。すなわち、本発明は、プラズマ処理が実施される反応室内に配設される全ての部材に対して適用可能である。さらにいえば、上記各実施の形態において説明した各表面処理方法は、任意に組み合わせて実施してもよいことはいうまでもない。
また、焼結体(セラミックス)により構成される部材では、一般に、その表面部に存在する未結合の元素や不純物のために、表面部の元素組成比がバルク部の元素組成比と異なる。このような部材をプラズマ処理装置に装着した場合、上記SiC部材と同様に、パーティクルを発生することになる。したがって、表面部の元素組成比をバルク部の元素組成比と略同一にするという本発明の技術思想は、上述のSiC部材にのみ限定されるものではなく、Al23等のセラミックスにより構成される全て部材に対して効果を奏することができる。この場合、部材の材料に応じて、熱処理温度や熱処理雰囲気、プラズマエッチング条件を設定すればよい。
以上のように、本発明は、反応室内に一部が露出した状態で使用されるプラズマ処理装置用部材から生じるパーティクルの数を低減するとともに、当該部材の交換後のダミープラズマ処理に要する時間を著しく低減できるという効果を有し、プラズマエッチング装置やプラズマCVD装置等のプラズマ処理装置に適用可能である。
本発明の熱処理を実施したSiC部材の断面図。 図1のSiC部材の表面において、平坦度が良い領域の組成を示す図。 図1のSiC部材の表面において、平坦度が悪い領域の組成を示す図。 本発明の熱処理を実施したSiC部材を用いた場合のパーティクル増加数を示す図。 本発明の研磨処理を実施したSiC部材の断面図。 図5のSiC部材の表面において、平坦度が良い領域の組成を示す図。 図5のSiC部材の表面において、平坦度が悪い領域の組成を示す図。 本発明の研磨処理を実施したSiC部材を用いた場合のパーティクル増加数を示す図。 本発明のプラズマエッチング処理を実施したSiC部材の断面図。 図1のSiC部材の表面において、平坦度が悪い領域の組成を示す図。 本発明のプラズマエッチング処理を実施したSiC部材を用いた場合のパーティクル増加数を示す図。 プラズマ処理装置の概略構成図 従来のSiC部材を用いた場合のパーティクル増加数を示す図。 図13の上部電極近傍の拡大図。 従来のSiC部材の断面図。 従来のSiC部材の表面において、平坦度が悪い領域の組成を示す図。 従来のSiC部材の表面において、平坦度が良い領域の組成を示す図。
符号の説明
1 反応室
2 上部電極
3 下部電極
4 ガス供給管
5 プラズマ
11 上壁
21 空間部
22 ガス噴出孔
23 ガス分散板
24 パーティクル
31 高周波電源
32 ウエハ
41 プロセスガス
231 従来の表面処理が実施されたSiC部材(第1のガス分散板)
61 平坦領域
62 粗面領域
70 熱処理が実施されたSiC部材
71 平坦度が比較的良い領域
72 平坦度が比較的悪い領域
80 研磨処理が実施されたSiC部材
81 平坦度が比較的良い領域
82 平坦度が比較的悪い領域
90 プラズマエッチング処理が実施されたSiC部材
91 平坦度が比較的悪い領域

Claims (9)

  1. プラズマ処理が行われる反応室内に、少なくとも一部が露出する状態で使用されるプラズマ処理装置用部材の表面処理方法において、
    前記部材の表面部の元素組成比を、前記部材のバルク部の元素組成比と略同一にする処理を行うこと、を特徴とするプラズマ処理装置用部材の表面処理方法。
  2. 前記表面部の元素組成比が前記バルク部の元素組成比と略同一であるか否かが、前記表面部の表面粗さに基づいて判定される請求項1に記載のプラズマ処理装置用部材の表面処理方法。
  3. 前記元素組成比を略同一にする処理が、熱処理を含む請求項1または2に記載のプラズマ処理装置用部材の表面処理方法。
  4. 前記部材の主成分が炭化シリコンであり、前記熱処理が、酸化雰囲気中で、800℃から900℃の雰囲気温度で実施される請求項3に記載のプラズマ処理装置用部材の表面処理方法。
  5. 前記元素組成比を略同一にする処理が、前記表面部の研磨処理を含む請求項1または2に記載のプラズマ処理装置用部材の表面処理方法。
  6. 前記部材の主成分が炭化シリコンであり、前記研磨処理の研磨量が0.1μmから10μmである請求項5に記載のプラズマ処理装置用部材の表面処理方法。
  7. 前記元素組成比を略同一にする処理が、プラズマエッチング処理を含む請求項1または2に記載のプラズマ処理装置用部材の表面処理方法。
  8. 前記部材の主成分が炭化シリコンであり、前記プラズマエッチング処理が、四フッ化炭素と酸素とを主成分とする反応性ガスにより行われる請求項7に記載のプラズマ処理装置用部材の表面処理方法。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の表面処理方法が実施されたプラズマ処理装置用部材を備えたプラズマ処理装置。

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