JP2006339079A - 押釦スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチ操作時に生ずるガタ付きを防止することにより安定したスイッチ動作を図り、同時にスイッチ自体の小型化も図れる押釦スイッチを提供すること。
【解決手段】押釦部の押込み動作によりベース2の内壁面を付勢しながら固定接触子8に摺接する可動接触子4と、上記押釦部のベース2側に設けられるとともに可動接触子4と対向してなり、上記押釦部の押込み動作によりベース2の内壁面を付勢しながら該内壁面を摺動し、かつ、クリック感を付与するクリック片5と、ベース2に立設された固定軸21と、上記押釦部のベース2側に設けられるとともに、固定軸21に対し摺動可能に立設された可動軸31とを備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、押釦スイッチに関し、特に、安定したスイッチ動作及び小型化を図れる押釦スイッチに関する。
従来、押ボタンスイッチとして、例えば、特許文献1に記載されたものがある。同文献1の押ボタンスイッチ(25)は、スイッチケース(51)の開口(62)からスライダ(36)を挿入し、スイッチケース(51)のガイド筒(61)にスライダ(36)の嵌合部(66)を嵌める。次に、スライダ(36)の嵌合部(66)に上方からボタン部(31)の軸部(35)を一体的に取り付け、その後、ボトムキャップ(53)を開口(62)から押込むことにより組み立てられている。
この押ボタンスイッチ(25)は、ボタン部(31)を押下する(スイッチ動作)と、スライダ(36)に固定された可動接触子(37)が、ボトムキャップ(53)に固定された固定接触子(54)に接触し互いに導通可能になる。また、このスイッチ動作の際、スライダ(36)の嵌合部(66)は、スイッチケース(51)に対し摺動することとなるが、スイッチケース(51)のガイド筒(61)により嵌合部(66)をガイドするようになっており、スイッチ操作時におけるガタ付きの防止を図っている。上記カッコ内の符号は特許文献1で用いられている符号であり、以下も同様である。
しかしながら、この押ボタンスイッチ(25)においては、嵌合部(66)をガイドするガイド筒(61)が、スイッチケース(51)の外側に向かい突設した構造となっている。しかも、スイッチ操作の際、この嵌合部(66)は、その下方側から徐々にガイド筒(61)から外れるような構造となっている。従って、スイッチ操作時におけるガタ付きの防止を図るためには、このガイド筒(61)の長さが長い方がよりガタ付きの防止を図れることとなるが、その一方、このガイド筒(61)の長さを長くすると、押ボタンスイッチ(25)の高さが必然的に高くなり、その結果、押ボタンスイッチ(25)自体の小型化を図ることは出来なかった。
特開2005−79025号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スイッチ操作時に生ずるガタ付きを防止することにより安定したスイッチ動作を図り、同時にスイッチ自体の小型化も図れる押釦スイッチを提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明に係る押釦スイッチは、ベースと、このベースと対向してなるとともに、このベースに対し押込み動可能に設けられた押釦部とを有する押釦スイッチであって、上記ベースに設けられた固定接触子と、上記押釦部の上記ベース側に設けられるとともに、上記押釦部の押込み動作により上記ベースの内壁面を付勢しながら上記固定接触子に摺接する可動接触子と、上記押釦部の上記ベース側に設けられるとともに上記可動接触子と対向してなり、上記押釦部の押込み動作により上記ベースの内壁面を付勢しながら該内壁面を摺動し、かつ、クリック感を付与するクリック片と、上記ベースに立設された固定軸と、上記押釦部の上記ベース側に設けられるとともに、上記固定軸に対し摺動可能に立設された可動軸と、を備えたことを特徴とする。
ここで、固定軸は、可動軸をガイドする部材であり、例えば、可動軸あるいは固定軸のうち、一方が内筒で、他方が外筒で形成されており、外筒の内周面を内筒が上下に摺動可能に構成されている。可動軸が内筒、固定軸が外筒で形成されている場合は、可動軸は外周面において固定軸にガイドされる。他方、可動軸が外筒、固定軸が内筒で形成されている場合は、可動軸は内周面において固定軸にガイドされる。
上述した構成から明らかなように、本発明に係る押釦スイッチによれば、ベースに立設された固定軸と、押釦部のベース側に設けられるとともに、固定軸に対し摺動可能に立設された可動軸と、を備えたことにより、押釦部の押込み動作を行うと、可動軸がガイドされるガイド面積が増加することになるので、スイッチ操作時に生ずるガタ付きを防止することができ、安定したスイッチ動作が図れる。更に、上記のように、可動軸をガイドする固定軸が、外部に突設するような構造ではないので、押釦スイッチの高さを低くすることができ、その結果、押釦スイッチ自体の小型化も図れる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態においては、押釦部は、押釦とスライダとから構成されている。
図1は、本発明の押釦スイッチを、オートマチック・トランスミッション車(AT車)のシフトレバーSに用いた場合を示す。より具体的には、本発明の押釦スイッチ1は、シフトレバーSのグリップGに装備されるオーバードライブスイッチである。このオーバードライブスイッチを押下することにより、軽負荷運転時や高速運転時の車両の燃費を向上させるオーバードライブギヤへの切り換えが可能となる。
図2は本実施形態の押釦スイッチの外観図であり、(a)は上面図、(b)は正面図である。
押釦スイッチ1のベース2の内底面には、ここでは図示しない離間した2つの固定接触子が固着されており、それぞれの固定接触子にはリード線L、Lが接続されている。後述するように、押釦6を押下すると、ここでは図示しない可動接触子が、離間した2つの固定接触子の双方と摺接し、リード線L、L間を導通させる。
図3は同スイッチの分解断面図、図4は同スイッチの断面図であり、(a)はスタンバイ状態を示し、(b)はスイッチ操作時を示す。
押釦スイッチ1は、ベース2、スライダ3、可動接触子4、クリック片5、押釦6、トップケース7、固定接触子8、コイルスプリング9の各部品を備えて構成されている。まず、押釦スイッチ1の構造について、組立て手順に即して図3及び図4(a)を用いて説明する。
まず、ベース2に固定接触子8とコイルスプリング9を装着する。
ベース2は、略升形状で絶縁性を有する樹脂材料からなり、底面の略中央部には円筒状の固定軸21が立設されている。この固定軸21内には細長状のコイルスプリング9が挿入されている。ベース2の内壁面には、クリック片5と協同してクリック感を付与する断面形状山形からなる山部22が形成されている。この山部22に対向する位置には、固定接触子8が、ベース2の内壁面及び底面の間に固着されている。
次に、スライダ3に可動接触子4、クリック片5及び押釦6を装着する。
スライダ3は、中央部に円筒状の可動軸31がべース2に向けて立設されている。この可動軸31の外側には、断面形状略逆U字状からなる第1の凹部32A及び第2の凹部32Bが形成されている。また、可動軸31の外周面には第1の係止爪33A及び第2の係止爪33Bが形成されている。
可動接触子4は、断面形状略逆U字状の板ばねで形成されており、一端には後述するスイッチ操作時に固定接触子と摺接する摺接凸部41が、他端にはスライダ3の第1の係止爪33Aに係止される係止部43がそれぞれ形成されており、これらは断面形状略逆U字状のU字部42を介して連接されている。
クリック片5は、断面形状略逆U字状の板ばねで形成されており、一端には後述するスイッチ操作時に山部22を摺動するクリック凸部51が、他端にはスライダ3の第2の係止爪33Bに係止される係止部53がそれぞれ形成されており、これらは断面形状略逆U字状のU字部42を介して連接されている。
可動接触子4は、U字部42が第1の凹部32Aに嵌合されるとともに、係止部43が第1の係止爪33Aに係止されることにより、スライダ3に固着される。他方、クリック片5は、U字部52が第2の凹部32Bに嵌合されるとともに、係止部53が第2の係止爪33Bに係止されることにより、可動接触子4と可動軸31を介して対向する位置に配置されスライダ3に固着される。なお、可動接触子4は第1の凹部32Aを、クリック片5は第2の凹部32Bを、共に付勢するようにしてスライダ3に装着される。
押釦6は、上方視略円形状に形成されているとともに、その頭部はドーム状に形成されている。この押釦6の下方側(ベース2側)には、嵌合雌部61が形成されている。この嵌合雌部61は、スライダ3の嵌合雄部35に対応した形状となっており、この嵌合雌部61にはスライダ3の嵌合雄部35が嵌合固着される。このように、本実施形態においては、押釦部を押釦6とスライダ3とからなるとしたことにより、ユーザにおいて押釦6のみを交換することが可能となり、例えば、押釦6の色や形をユーザにおいてカスタマイズすることができる。なお、押釦6はスライダ3と一体形成されていてもよい。
可動接触子4、クリック片5及び押釦6が固着された状態のスライダ3を、固定軸21内にスプリングコイル9が挿入された状態のベース2に対し、上方から装着する。この装着の際、固定軸21が、可動軸31内にコイルスプリング9を介して摺動可能に挿入されるようにする。この際、コイルスプリング9は、可動軸31内に形成されたへそ部34に嵌合されるようにして可動軸31内に装着される。また、可動接触子4の摺接凸部41もクリック片5のクリック凸部51も、ベース2の内壁面を付勢するようにして、このスライダ3はベース2に装着される(以下、この状態の部材名称を「スイッチ機構部」という。)。
最後にトップケース7をベース2に装着する。
トップケース7は、上方視略方形状に形成されているとともに、上方視略中央部には円形状の嵌合孔71が形成されている。このトップケース7は、嵌合孔71の下方側から押釦6の頭部が挿入されるようにして、上記スイッチ機構部の上方からベース2に装着される。
このようにして組み立てられると、図4(a)に示す状態となる。
次に、本発明の押釦スイッチの動作について、図4(b)を用いて説明する。
図4(b)は同スイッチのスイッチ操作時の断面図であり、いわゆるスイッチON状態を示す。
図4(a)に示すスタンバイ状態から押釦6をベース2に向けて押込むと、ベース2の内壁面側及び中央部においてそれぞれ次のように動作する。
まず、ベース2の内壁面側における動作説明をする。
押釦6をベース2に向けて押込むと、可動接触子4の摺接凸部41がベース2の内壁面を付勢しながら摺動し、固定接触子8に摺接する。これにより、上記したようにリード線L、L間が導通状態となる。
他方、クリック片5のクリック凸部51もベース2の内壁面を付勢しながら摺動する。クリック片5においては、この摺動の際、クリック凸部51が内壁面に形成された山部22を越えることになり、この際、押釦スイッチ1を押下した者に対しクリック感が付与される。
次に、ベース2の中央部における動作説明をする。
押釦6をベース2に向けて押込むと、可動軸31が下降するとともに、この可動軸31の内周面が固定軸21の外周面上を摺動する。この際、固定軸21の外周面により可動軸31がガイドされている部分の長さ(以下「ガイド長」という。)が、図4(b)のように増加することになる。すなわち、図4(a)、(b)に示すように、スタンバイ状態でガイド長がL1であったものが、スイッチ操作時においてL2になり、L2−L1=ΔLの長さ分だけ、ガイド長が増加する。よって、可動軸31の内周円の半径をrとすると、2πr×ΔL分だけ、可動軸31が固定軸21にガイドされる面積(以下「ガイド面積」という。)においても、増加することになる。
このように、本発明の押釦スイッチにおいては、スイッチ操作をすると、ガイド長及びガイド面積が増加する構造となっている。これにより、スイッチ操作時に生ずるガタ付き防止の効果が非常に高いものとなり、その結果、安定したスイッチ動作が図れる。同時に、可動軸31をガイドする固定軸21が、外部に突設するような構造ではないので、押釦スイッチの高さを低くすることができ、その結果、押釦スイッチ自体の小型化も図れる。
なお、本実施形態においては、上記のように、可動軸31が固定軸21により内側からガイドされる構造を採用しているが、可動軸31が固定軸21により外側からガイドされる構造を採用してもよい。この場合は、可動軸31が内筒となり、固定軸21が外筒となるようにすればよい。
本発明の押釦スイッチをシフトレバーに適用した場合の参考図。 押釦スイッチの外観を示すもので、(a)は上面図、(b)は正面図である。 押釦スイッチの分解断面図である。 押釦スイッチの断面図であり、(a)はスタンバイ状態、(b)はスイッチ操作時を示す。
符号の説明
1 押釦スイッチ
2 ベース
21 固定軸
3 スライダ
31 可動軸
4 可動接触子
41 摺接凸部
5 クリック片
51 クリック凸部
6 押釦
8 固定接触子

Claims (1)

  1. ベースと、このベースと対向してなるとともにこのベースに対し押込み動可能に設けられた押釦部とを有する押釦スイッチであって、
    上記ベースに設けられた固定接触子と、
    上記押釦部の上記ベース側に設けられるとともに、上記押釦部の押込み動作により上記ベースの内壁面を付勢しながら上記固定接触子に摺接する可動接触子と、
    上記押釦部の上記ベース側に設けられるとともに上記可動接触子と対向してなり、上記押釦部の押込み動作により上記ベースの内壁面を付勢しながら該内壁面を摺動し、かつ、クリック感を付与するクリック片と、
    上記ベースに立設された固定軸と、
    上記押釦部の上記ベース側に設けられるとともに、上記固定軸に対し摺動可能に立設された可動軸と、
    を備えたことを特徴とする押釦スイッチ。
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