JP2009129818A - 押釦スイッチ - Google Patents

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Tomoyoshi Miyata
致良 宮田
Shinji Hasegawa
信次 長谷川
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Abstract

【課題】従来よりも小型化及び部品点数の削減化が図れる押釦スイッチを提供すること。
【解決手段】内壁面21に山部21Aが設けられたベース2と、トップケースの挿入孔 に嵌挿されるスライダとスライダに設けられるとともに内壁面21上を摺動する可動接触子とからなる押釦部とからなり、可動接触子は、固定接点部と摺接する可動接点部と、山部上を摺動することにより使用者に対しクリック感を付与するクリック片とから形成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、押釦スイッチに関し、特に、部品点数の削減化及び小型化を図れる押釦スイッチに関する。
従来、押釦スイッチとしては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。同文献1の押釦スイッチ(1)は、自動車のシフトレバー(S)のグリップ(G)に装備されるオーバードライブスイッチであり、ベース(2)、スライダ(3)、可動接触子(4)、クリック片(5)、押釦(6)、トップケース(7)固定接触子(8)及びコイルスプリング(9)の各部品を備えて構成されている。上記カッコ内の符号は特許文献1で用いられている符号であり、以下も同様である。
この押釦スイッチ(1)は、スイッチ操作時に生ずるガタ付きを防止することにより安定したスイッチ動作を図り、同時にスイッチ自体の小型化も図れるものとして本出願人が開発したものであるが、産業界からの更なる小型化の要請や、作業効率の向上を図るためには更なる改良が必要であった。
特開2006−339079号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、更なる小型化及び部品点数の削減化が図れる押釦スイッチを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、内壁面を有するベースと、該ベースに接続されるトップケースと、該ベースに設けられた固定接触子と、上記ベースと上記トップケースとの間に設けられるとともに上記ベースに対し押込み動可能に設けられた押釦部とを有する押釦スイッチであって、上記トップケースには上記押釦部を嵌挿する挿入孔が設けられており、上記内壁面には山部が設けられており、上記押釦部は、上記挿入孔に嵌挿されるスライダと、該スライダに設けられるともに上記内壁面上を摺動する可動接触子とからなり、上記固定接触子は、上記ベースの外部に突出された複数の端子部と、上記ベースの内底面に立設されるとともに上記可動接触子と摺接する固定接点部とからなり、上記可動接触子は、上記固定接点部と摺接する可動接点部と、上記山部上を摺動することにより使用者に対しクリック感を付与するクリック片とからなることを特徴とする。
上記可動接触子は、上記固定接点部を2つと、これら固定接点部との間に設けられたクリック片とを3つ叉状に設けるように構成してもよい。
上記トップケースには、上記スライダをガイドするガイド部を有するようにしてもよい。
上記固定接触子は、上記ベースにインサート成形されるようにしてもよい。
上記押釦部を押し戻し可能な弦巻バネを有し、上記スライダには上記弦巻バネを嵌挿する凹部を有し、上記ベースの内底面には上記弦巻バネを立設支持可能な凸部を有するようにしてもよい。
上述した構成から明らかなように、本発明に係る押釦スイッチによれば、可動接触子を、固定接点部と摺接する可動接点部と、山部上を摺動することにより使用者に対しクリック感を付与するクリック片とから形成した。すなわち、従来とは異なり、クリック片を別部材とするのではなく、可動接触子に一体として設けるように構成した。これにより、部品点数の削減及び小型化が図れ、その結果として作業効率の向上も図れる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態においては、押釦部は、スライダと可動接触子とから構成されている。
図1は、本発明の押釦スイッチのベースを示す図であり、(a)は上面図、(b)は断面図、(c)は底面図である。図2(a)は、本発明の押釦スイッチの固定接触子の製造工程を説明するための平面図、(b)はベースに固定接触子をインサート成形する手順を説明するための平面図である。図3は、スライダを示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は断面図、(e)は正面図である。図4は、可動接触子を示す図であり、(a)は背面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は側面図である。図5は、トップケースを示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は断面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図である。図6は、本発明の押釦スイッチの組立て手順を説明する説明図である。図7は、本発明の押釦スイッチを示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
本発明の押釦スイッチは、例えば、オートマチック・トランスミッション車(AT車)のシフトレバーに用いるものであり、より具体的には、シフトレバーのグリップに装備されるオーバードライブスイッチである。このオーバードライブスイッチを押下することにより、軽負荷運転時や高速運転時の車両の燃費を向上させるオーバードライブギヤへの切り換えが可能となる。以下に、まず、本発明の押釦スイッチの構成について説明する。
図6に示すように、本発明の押釦スイッチ1は、ベース2と、ベース2に嵌合接続されるトップケース5と、ベース2とトップケース5との間に弦巻バネ6を介して配置される押釦部とからなる。
図1及び図2に示すように、ベース2の内壁面21には山部21Aが、内底面22には凸部22Aが、外表面にはトップケース5を係止するための係止爪23、23がそれぞれ設けられている。内底面22には2つの端子712、712を有する固定接触子71A、71Bがインサート成形により設けられている。
具体的には、まず、リン青銅材や黄銅材などの平帯状(フープ状)の金属材料を切断・突き出し・折り曲げ加工することにより、図2(a)に示すような固定接触子基材7、すなわち、固定接触子71A、71Bがそれぞれ図2(a)に示すように連接されてなる固定接触子基材7を製造する。なお、この際に、折り曲げ成形することにより固定接点部711が形成される。
次に、図2(b)に示すように、ベース2を樹脂成形する際に固定接触子基材7を内底面22にインサート成形し、その後、所定箇所(図2(b)中“CUT”部分)を切断する。すると、図1(a)に示すように、一対の固定接触子71A、71Bがベース2の内底面22に、端子712、712、・・・を外部に突出した状態でセットされる。
スライダ3は、図3に示すように構成されており、具体的には、可動接触子4を嵌合接続するための嵌合部31と、弦巻バネ6を挿入する凹部32と、トップケース5のガイド部53と連携してスライダ3をガイドするためのガイド溝33を有している。
可動接触子4は、図4に示すように構成されており、具体的には、固定接点部711と摺接する可動接点部41、41と、可動接点部41、41間に配置され山部21A上を摺動することにより使用者に対しクリック感を付与するクリック片42とが3つ叉状に設けられている。従来、すなわち、本出願人が以前出願した上記特許文献1に記載した押釦スイッチにおいては、可動接触子とクリック片とは別々の部材により構成されていたが、本発明に用いられる可動接触子4は、上記のように、可動接点部41、41と、クリック片42とを同一の部品に形成するように構成している。これにより、従来に比べ部品点数が少なくなり、その結果、組立て作業の軽減化及び押釦スイッチ自体の小型化を図ることができる。
トップケース5は、図5に示すように構成されており、具体的には、スライダ3を挿入するための挿入孔51と、ベース2と嵌合させるための嵌合孔52、52と、スライダ3をガイドするガイド部53とを有している。従来においては、押釦スイッチの内部に存する固定軸と可動軸とにより押釦部をガイドするように構成していたので(特許文献1の図4参照)、固定軸の高さ分だけ高さが必要であったが、本発明のようなガイド構造とすることにより、この固定軸が不要となり、その結果、押釦スイッチ自体の小型化を図ることができる。
次に、このように構成された各部品の組立て工程について図6を参照して説明する。なお、組立て工程については、以下にその一例を示すがこれに限定されるものではない。
ベース2の凸部22Aに弦巻バネ6の一端を嵌挿し弦巻バネ6をベース2上に立設支持し、一方、スライダ3の嵌合部31に可動接触子4を嵌合接続し押釦部を形成する。次に、スライダ3の凹部32に上記立設した弦巻バネ6の他端を挿入し、弦巻バネ6の上に押釦部を載置する。この状態で、スライダ3の上方からトップケース5を覆い被せる。この際、スライダ3の頭頂部34をトップケース5の挿入孔51に挿入するとともに、ガイド部53をガイド溝33に嵌挿させ、ベース2の係止爪23、23にトップケース5の係止孔52、52を係止すると、図7に示すような押釦スイッチ1が完成する。このとき、弦巻バネ6の付勢力によりスライダ3は押し上げられ、トップケース5の内側に付勢されている。
次に、押釦スイッチ1の動作状態について図8を参照して説明する。図8(a)はOFF状態、(b)はON状態をそれぞれ示す。
図8(a)に示すように、OFF状態においては、可動接点部41、41は固定接点部711とは接触しておらず、クリック片42は山部21Aの裾野付近に位置している。また、可動接点部41、41も、クリック片42もともにベース2の内壁面21を付勢している。
この状態から、スライダ3の頭頂部34を押下すると、スライダ3がトップケース5のガイド部53にガイドされながら下降する。すると、可動接点部41、41は固定接点部711、711に対し摺接し固定接点部711、711間が導通する。一方、クリック片42は、山部21A上を一方の裾野から頂上を乗り越え他方の裾野へと摺動する。この際、使用者に対しては、クリック感が付与される。
このように、本発明の押釦スイッチにおいては、可動接触子を、固定接点部と摺接する可動接点部と、山部上を摺動することにより使用者に対しクリック感を付与するクリック片とから形成した。すなわち、従来とは異なり、クリック片を別部材とするのではなく、可動接触子に一体として設けるように構成した。これにより、部品点数の削減及び小型化が図れ、その結果として作業効率の向上も図れる。
本発明の押釦スイッチのベースを示す図であり、(a)は上面図、(b)は断面図、(c)は底面図である。 (a)は本発明の押釦スイッチの固定接触子の製造工程を説明するための平面図、(b)はベースに固定接触子をインサート成形する手順を説明するための平面図である。 本発明の押釦スイッチのスライダを示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は断面図、(e)は正面図である。 本発明の押釦スイッチの可動接触子を示す図であり、(a)は背面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は側面図である。 本発明の押釦スイッチのトップケースを示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は断面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図である。 本発明の押釦スイッチの組立て手順を説明する説明図である。 本発明の押釦スイッチを示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 本発明の押釦スイッチの動作状態を説明する断面図であり、(a)はOFF状態、(b)はON状態を示す。
符号の説明
1 押釦スイッチ
2 ベース
21 内壁面
21A 山部
22 内底面
22A 凸部
3 スライダ
31 嵌合部
32 凹部
33 ガイド溝
34 頭頂部
4 可動接触子
41 可動接点部
42 クリック片
5 トップケース
51 挿入孔
52 係止孔
53 ガイド部
6 弦巻バネ
7 固定接触子基材
71A、71B 固定接触子
711 固定接点部
712 端子

Claims (5)

  1. 内壁面を有するベースと、該ベースに接続されるトップケースと、該ベースに設けられた固定接触子と、上記ベースと上記トップケースとの間に設けられるとともに上記ベースに対し押込み動可能に設けられた押釦部とを有する押釦スイッチであって、
    上記トップケースには上記押釦部を嵌挿する挿入孔が設けられており、
    上記内壁面には山部が設けられており、
    上記押釦部は、上記挿入孔に嵌挿されるスライダと、該スライダに設けられるともに上記内壁面上を摺動する可動接触子とからなり、
    上記固定接触子は、上記ベースの外部に突出された複数の端子部と、上記ベースの内底面に立設されるとともに上記可動接触子と摺接する固定接点部とからなり、
    上記可動接触子は、上記固定接点部と摺接する可動接点部と、上記山部上を摺動することにより使用者に対しクリック感を付与するクリック片とからなること
    を特徴とする押釦スイッチ。
  2. 上記可動接触子は、上記固定接点部を2つと、これら固定接点部との間に設けられたクリック片とを3つ叉状に設けることを特徴とする請求項1に記載の押釦スイッチ。
  3. 上記トップケースには、上記スライダをガイドするガイド部を有することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の押釦スイッチ。
  4. 上記固定接触子は、上記ベースにインサート成形されることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の押釦スイッチ。
  5. 上記押釦部を押し戻し可能な弦巻バネを有し、
    上記スライダには上記弦巻バネを嵌挿する凹部を有し、
    上記ベースの内底面には上記弦巻バネを立設支持可能な凸部を有すること
    を特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の押釦スイッチ。
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