JP2006337991A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログ階調とデジタル階調方式を組み合わせた方式がない。
【解決手段】アナログデジタル切り替え回路において、ビデオ信号がアナログ値の場合は、そのまま画素配列に信号を出力し、ビデオ信号がデジタル値の場合は、ラッチ回路などのデジタル動作をする回路に出力する。その結果、アナログ階調方式とデジタル階調方式とを切り替えて表示することがが可能となる。したがって、コントラストなどの表示品位が向上し、消費電力が低減することが出来るようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は表示装置、特にアクティブマトリクス型表示装置に関する。
近年、画素を発光ダイオード(LED)などの発光素子で形成した、いわゆる自発光型の表示装置が注目を浴びている。このような自発光型の表示装置に用いられる発光素子としては、有機発光ダイオード(OLED(Organic Light Emitting Diode)、有機EL素子、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:EL)素子などとも言う)が注目を集めており、ELディスプレイ(例えば、有機ELディスプレイなど)に用いられるようになってきている。OLEDなどの発光素子は自発光型であるため、液晶ディスプレイに比べて画素の視認性が高く、バックライトが不要で応答速度が速い等の利点がある。また発光素子の輝度は、そこを流れる電流値によって制御される。
このような表示装置の発光階調を制御する駆動方式として、デジタル階調方式とアナログ階調方式とがある。デジタル階調方式はデジタル制御で発光素子をオンオフさせ、階調を表現している。一方、アナログ階調方式には、発光素子の発光強度をアナログ制御する方式と発光素子の発光時間をアナログ制御する方式がある。
デジタル階調方式の場合、発光・非発光の2状態しかないため、このままでは、2階調しか表現できない。そこで、別の手法を組み合わせて、多階調化を図ることが行われている。多階調化のための手法としては、時間階調法を用いられることが多い(特許文献1〜特許文献2参照)。
デジタル制御で画素の表示状態を制御して、時間階調を組み合わせて階調を表現するディスプレイとしては、デジタル階調方式を用いた有機ELディスプレイの他にも、いくつか存在する。例としては、プラズマディスプレイなどがある。
時間階調法とは、発光している期間の長さや、発光した回数を制御して、階調を表現する方法である。つまり、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、各サブフレームに、発光回数や発光時間などの重み付けを行い、重み付けの総量(発光回数の総和や、発光時間の総和)を階調ごとに差を付けることによって、階調を表現している。
特許公開番号2001−324958号公報 特許公開番号2001−343933号公報
このように、アナログ階調方式とデジタル階調方式とがあるが、双方とも、長所と短所があり、両方の長所を兼ね備えたような方式がなかった。そのため、どちらかの方式に限定せざるを得なかった。
本発明はこのような問題点に鑑み、アナログ階調方式とデジタル階調方式の両方の長所を持つような表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数の表示モードを持ち、切り替えて表示できるような手段を有する表示装置を提供する。つまり、ソースドライバが、アナログ階調方式とデジタル階調方式とを切り替えて動作させるような手段を有している。このような手段を用いて、アナログ階調方式とデジタル階調方式の両方の長所もつように出来ることにより、上記目的を達成するものである。
本発明の表示装置は、複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、前記表示装置は、ソースドライバとゲートドライバとを有し、前記ソースドライバは、デジタル値とアナログ値のいずれか一つの信号を、前記画素に供給する回路を有していることを特徴とする表示装置。
本発明の表示装置は、複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、前記表示装置は、ソースドライバとゲートドライバとを有し、前記ソースドライバは、アナログデジタル切替回路を有していることを特徴とする表示装置。
本発明の表示装置は、複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、前記表示装置は、少なくとも2つの表示モードを有し、第1の表示モードにおいて、前記画素にアナログ信号が供給され、第2の表示モードにおいて、前記画素にデジタル信号が供給されることを特徴としている。
本発明の表示装置は、複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、前記表示装置は、少なくとも2つの表示モードを有し、前記画素は、発光素子を有し第1の表示モードにおいて、前記画素にアナログ信号が供給され、第2の表示モードにおいて、前記画素にデジタル信号が供給され、前記発光素子に供給させる電圧が、前記第1の表示モードと前記第2の表示モードとで異なることを特徴としている。
本発明の表示装置は、複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、前記表示装置は、少なくとも2つの表示モードを有し、前記画素は、発光素子とトランジスタとを有し、前記発光素子の第1の電極と、前記トランジスタのソース電極またはドレイン電極の一方とが接続され第1の表示モードにおいて、前記画素にアナログ信号が供給され、第2の表示モードにおいて、前記画素にデジタル信号が供給され、前記発光素子の第2の電極と、前記トランジスタのソース電極またはドレイン電極の他方との間の電圧は、前記第1の表示モードと前記第2の表示モードとで異なることを特徴としている。
本発明においては、一画素とは、明るさを制御できる要素一つ分を示すものとする。よって、一例としては、一画素とは、一つの色要素を示すものとし、その色要素一つで明るさを表現する。従って、そのときは、R(赤)G(緑)B(青)の色要素からなるカラー表示装置の場合には、画像の最小単位は、Rの画素とGの画素とBの画素との三画素から構成されるものとする。なお、色要素は、三色に限定されず、それ以上でもよく、例えば、RGBW(Wは白)がある。
なお、本明細書において、画素がマトリクスに配置されているとは、縦縞と横縞を組み合わせたいわゆる格子状に配置されている場合はもちろんのこと、三色の色要素(例えばRGB)でフルカラー表示を行う場合に、1つの画像の最小要素を表す三つの色要素の画素がいわゆるデルタ配置されている場合も含むものとする。また、ベイヤー配置されている場合も含む。また、色要素毎に色の発光領域が異なっていてもよい。
本発明において、適用可能なトランジスタの種類に限定はなく、非晶質シリコンや多結晶シリコンに代表される非単結晶半導体膜を用いた薄膜トランジスタ(TFT)、半導体基板やSOI基板を用いて形成されるMOS型トランジスタ、接合型トランジスタ、バイポーラトランジスタ、有機半導体やカーボンナノチューブを用いたトランジスタ、その他のトランジスタを適用することができる。なお、非単結晶半導体膜には水素またはハロゲンが含まれていてもよい。また、トランジスタが配置されている基板の種類に限定はなく、単結晶基板、SOI基板、ガラス基板、プラスチック基板、紙基板、セロファン基板、石材基板などに配置することが出来る。また、ある基板でトランジスタを形成し、その後、別の基板にトランジスタを移動させて、別の基板上に配置するようにしてもよい。
なお、上述したように、本発明におけるトランジスタは、どのようなタイプのトランジスタでもよいし、どのような基板上に形成されていてもよい。したがって、回路の全てガラス基板上に形成されていてもよいし、プラスチック基板や単結晶基板に形成されていてもよいし、SOI基板上に形成されていてもよいし、どのような基板上に形成されていてもよい。回路の全てが形成されていることにより、部品数を減らしてコストを低減したり、回路部品との接続数を減らすことにより、信頼性を向上させたりすることができる。あるいは、回路の一部をある基板に形成し、回路の別の一部を別の基板に形成してもよい。つまり、回路の全てが同じ基板上に形成されていなくてもよい。例えば、回路の一部は、ガラス基板上にトランジスタを用いて形成し、回路の別の一部は、単結晶基板等の上に形成したICチップをCOG(Chip On Glass)により接続してガラス基板上に配置してもよい。あるいは、そのICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いてガラス基板と接続してもよい。このように、回路の一部が同じ基板に形成されていることにより、部品数を減らしてコストを低減したり、回路部品との接続点数を減らすことにより信頼性を向上させたりすることができる。また、駆動電圧が高い部分や駆動周波数が高い部分は、消費電力が大きくなるため、そのような部分は同じ基板に形成しないようにすれば、消費電力の向上を防ぐことができる。
なお、明細書に示すスイッチは、様々な形態のものを用いることができ、一例として、電気的スイッチや機械的なスイッチなどがある。つまり、電流の流れを制御できるものであればよく、特に限定されない。例えば、トランジスタでもよいし、ダイオード(PNダイオード、PINダイオード、ショットキーダイオード、ダイオード接続のトランジスタなど)でもよいし、それらを組み合わせた論理回路でもよい。スイッチとしてトランジスタを用いる場合、そのトランジスタは単なるスイッチとして動作するため、トランジスタの極性(導電型)は特に限定されない。ただし、オフ電流が少ない方の極性のトランジスタを用いることが望ましい。オフ電流が少ないトランジスタとしては、LDD領域を設けているものやマルチゲート構造にしているものなどがある。また、スイッチとして動作させるトランジスタのソース電極の電位が、低電位側電源(Vss、GND、0Vなど)に近い状態で動作する場合はNチャネル型を、反対にソース電極の電位が、高電位側電源(Vddなど)に近い状態で動作する場合はPチャネル型を用いることが望ましい。なぜなら、ゲートソース間電圧の絶対値を大きくすることができるため、スイッチとして動作しやすいからである。なお、Nチャネル型とPチャネル型の両方を用いて、CMOS型のスイッチにしてもよい。CMOS型のスイッチにすると、様々な入力電圧に対し出力電圧を制御しやすいため、適切な動作を行うことができる。
なお、本発明において接続されているとは、電気的に接続されていることと同義である。したがって、本発明が開示する構成において、所定の接続関係に加え、その間に電気的な接続を可能とする他の素子(例えば、スイッチやトランジスタや容量素子やインダクタや抵抗素子やダイオードなど)が配置されていてもよい。もちろん、間に他の素子を介さずに配置されていてもよく、電気的に接続されているとは直接的に接続されている場合を含むものとする。
なお、本発明において、接続されているとは、電気的に接続されていることと同義である。したがって、本発明が開示する構成において、所定の接続関係に加え、その間に電気的な接続を可能とする他の素子(例えば、別の素子やスイッチなど)が配置されていてもよい。
なお、本発明において、ある物の上に形成されている、あるいは〜上に形成されている、というように、〜の上に、あるいは、〜上に、という記載については、ある物の上に直接接していることに限定されない。直接接してはいない場合、つまり間に別のものが挟まっている場合も含むものとする。従って例えば、層Aの上に(もしくは層A上に)層Bが形成されているという場合は、層Aの上に直接接して層Bが形成されている場合と、層Aの上に別の層(例えば層Cや層Dなど)が形成されており、その上に層Bが形成されている場合とを含むものとする。また、〜の上方に、という記載についても同様であり、ある物の上に直接接していることに限定されず、間に別のものが挟まっている場合も含むものとする。従って、例えば層Aの上方に層Bが形成されている、という場合は、層Aの上に直接接して層Bが形成されている場合と、層Aの上に別の層(例えば層Cや層Dなど)が形成されおり、その上に層Bが形成されている場合とを含むものとする。なお、〜の下、もしくは〜の下方にの場合についても、同様に直接接している場合と、接していない場合とを含むこととする。
本発明では、アナログ階調方式とデジタル階調方式とを切り替えて表示することがが可能となる。したがって、コントラストなどの表示品位が向上し、消費電力が低減することが出来るようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
図1に、全体の構成図を示す。画素配列101を駆動するために、ソースドライバ102、ゲートドライバ103が配置されている。なお、ソースドライバ102、ゲートドライバ103は、各々複数個配置されていてもよい。
なお、ソースドライバやその一部は、画素配列101と同一基板上に存在せず、例えば、外付けのICチップを用いて構成されることもある。
なお、すでに述べたように、本発明におけるトランジスタは、どのようなタイプのトランジスタでもよいし、どのような基板上に形成されていてもよい。したがって、図1で示したような回路が、全てガラス基板上に形成されていてもよいし、プラスチック基板に形成されていてもよいし、単結晶基板に形成されていてもよいし、SOI基板上に形成されていてもよいし、どのような基板上に形成されていてもよい。あるいは、図1などにおける回路の一部が、ある基板に形成されており、図1などにおける回路の別の一部が、別の基板に形成されていてもよい。つまり、図1などにおける回路の全てが同じ基板上に形成されていなくてもよい。例えば、図1などにおいて、画素配列101とゲートドライバ103とは、ガラス基板上にTFTを用いて形成し、ソースドライバ102(もしくはその一部)は、単結晶基板上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)で接続してガラス基板上に配置してもよい。あるいは、そのICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いてガラス基板と接続してもよい。
ソースドライバ102は、大きく3つの部分に分けることが出来る。
まず、シフトレジスタ110は、順次選択していくような信号(いわゆるサンプリングパルス)を出力する回路である。よって、同様な機能を果たす回路であれば、シフトレジスタに限定されない。例えば、デコーダ回路でもよい。
シフトレジスタが出力するサンプリングパルスは、アナログデジタル切り替え回路104に入力される。アナログデジタル切り替え回路104には、ビデオ信号線108を通ってビデオ信号106が入力される。そして、入力されたビデオ信号106を、デジタルデータ処理回路105に入力するのか、画素配列に入力するのかを、表示モード制御信号107を用いて制御する機能を有している。表示モード制御信号107は、表示モード制御信号線109を通って、アナログデジタル切り替え回路104に入力される。例えば、表示モード制御信号107がH信号や有意レベルの信号の時には、ビデオ信号106は、画素配列101に入力される。逆に、表示モード制御信号107がL信号や非有意レベルの信号の時には、ビデオ信号106は、デジタルデータ処理回路105に入力される。
デジタルデータ処理回路105は、通常のデジタルドライバと同様な機能を有している。すなわち、ビデオ信号106を保持し、保持したビデオ信号106を画素配列101に出力する機能を有している。
したがって、表示モード制御信号107により、画素配列101には、ビデオ信号106をそのまま入力することと、デジタルデータ処理回路105に一旦保持したあとで、画素配列101に入力する場合とを切り替えることが出来る。
よって、画素配列101にビデオ信号106をそのまま入力するときには、画素配列101に入力されるデオ信号はアナログ値とすることが可能となる。その場合、画素はアナログ的に制御されることが可能になる。したがって、アナログ階調方式を用いることが出来る。
一方、ビデオ信号106をデジタルデータ処理回路105に一旦保持する場合は、アナログ値でデータを保持することが困難であるため、ビデオ信号106はデジタル値の場合となる。よって、画素は、デジタル的に制御されることになる。したがって、デジタル階調方式を用いることとなる。
ただし、ビデオ信号106を一旦保持する場合であっても、容量素子などを用いれば、アナログ値で信号を保存することも可能である。
そこで、表示モードとして、アナログ階調方式を用いる場合をアナログモード、デジタル階調方式を用いる場合をデジタルモードと呼ぶことにする。
以上のことから、表示モード制御信号107により、アナログ階調方式とデジタル階調方式とを切り替えることが可能となる。
次に、図1の構成を具体化した場合を図2に示す。なお、図2では、簡単のため、2列分の場合に関して記載したが、これに限定されない。任意に列数を増やすことが出来る。
アナログデジタル切り替え回路104において、サンプリングスイッチ201、202が、シフトレジスタ110から順次出力されるサンプリングパルスにより制御される。そして、モード選択用スイッチ203、204は、表示モード制御信号107により制御される。モード選択用スイッチ203、204は、排他的にオンオフする。つまり、モード選択用スイッチ203、204のいずれか一方がオンのときは、他方がオフになる。このモード選択用スイッチにより、ビデオ信号106を一旦デジタルデータ処理回路105に入力するのか、画素配列101に入力するのかを制御する。図2の場合、モード選択用スイッチ203がオンのとき、ビデオ信号106は、サンプリングスイッチ201とモード選択用スイッチ203を通って、画素配列101に伝達される。同様に、モード選択用スイッチ205がオンのとき、ビデオ信号106は、サンプリングスイッチ202とモード選択用スイッチ205を通って、画素配列101に伝達される。一方、モード選択用スイッチ204がオンのとき、ビデオ信号106は、サンプリングスイッチ201とモード選択用スイッチ204を通って、デジタルデータ処理回路105に伝達される。同様に、モード選択用スイッチ206がオンのとき、ビデオ信号106は、サンプリングスイッチ202とモード選択用スイッチ206を通って、デジタルデータ処理回路105に伝達される。
デジタルデータ処理回路105では、ラッチ1回路207やラッチ2回路208において、ビデオ信号の保存と出力が行われる。ラッチ1回路207には、シフトレジスタ110から順次出力されるサンプリングパルスにしたがって、ビデオ信号106が入力され、保存される。そして、1行分のビデオ信号106を保存した後、ラッチ信号211により、ラッチ1回路に保存されていたビデオ信号106がラッチ2回路208に転送される。このような動作を行うことにより、線順次駆動が可能となる。ラッチ2回路208からは、出力制御スイッチ209、210を介して、画素配列101にビデオ信号が出力される。出力制御スイッチ209、210は、表示モード制御信号107に応じて制御される。つまり、ラッチ2回路208の出力を画素配列101に入力したい場合、例えば、デジタルモードの場合は、出力制御スイッチ209、210はオンする。逆に、ラッチ2回路208の出力を画素配列101に入力したくない場合、例えば、アナログモードの場合は、出力制御スイッチ209、210はオフする。その結果、ビデオ信号106は、モード選択用スイッチ203、205を通って、画素配列101に入力される。
ここで、図3に、ラッチ1回路207とラッチ2回路208の例を示す。クロックドインバータやインバータを用いて、構成されている。なお、図3の構成に限定されない。
なお、図3のようなラッチ1回路207とラッチ2回路208を有するデジタルデータ処理回路105を用いる場合、図2におけるサンプリングスイッチ201、202などは、省略することが出来る。なぜなら、図3のようなデジタルデータ処理回路105を用いる場合、サンプリングスイッチ201、202が無くても、デジタルデータ処理回路105にデータが入ってしまうことを防ぐことが出来るからである。
また、画素配列101には、画素220がマトリクス状に配置されている。1画素分の画素220の例を図4に示す。ゲート信号線401を用いて、選択用トランジスタ404を制御する。選択用トランジスタ404がオンすると、ソース信号線402から、保持容量405にビデオ信号が入力される。すると、ビデオ信号に応じて、駆動トランジスタ406がオンオフし、電源線403から発光素子407を通って、対向電極408へ電流が流れる。
図4における電源線403は、図2における電源線221へと接続される。また、図4における対向電極408は、図2における配線222へと接続される。配線222は、全ての画素の対向電極に接続されている場合が多い。ただし、これに限定されない。
なお、画素構成は、図4に限定されない。例えば、駆動トランジスタのバラツキを補正するような構成でもよい。
バラツキを補正する画素構成としては、大きく分けて、しきい値電圧のバラツキを補正するタイプと、ビデオ信号として電流を入力するタイプとがある。
図32に、しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成を示す。スイッチ3107をゲート信号線3115を用いて制御することにより、駆動トランジスタ3101のしきい値電圧を容量素子3104に保存する。また、ゲート信号線3114により制御されるスイッチ3103は、駆動トランジスタ3101のゲート電位を初期化する機能を果たす。そして、ソース信号線3111からスイッチ3102を通ってビデオ信号を入力する。なお、スイッチ3102はゲート信号線3113により制御される。図4における保持容量405は容量素子3105に、駆動トランジスタ406は駆動トランジスタ3101に、電源線403は電源線3116に相当する。
図32では、駆動トランジスタ3101のゲート電位を初期化するための配線3112が必要であったが、それを削除したものを図33に示す。駆動トランジスタ3101のゲートは、スイッチ3203を介して、駆動トランジスタ3101のドレインに接続されている。
なお、しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成には、さまざまなものがあり、図32,図33の構成に限定されない。このように、しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成を用いると、発光素子に流れる電流のバラツキを低減することができる。特に、アナログモードにおいて、輝度を均一にできる。よって、より好適である。
次に、ビデオ信号として電流を入力するタイプの画素構成を図34に示す。ソース信号線3330にビデオ信号に応じた電流が供給される。すると、選択用スイッチ3302を介して駆動トランジスタ3301のドレインに、スイッチ3304を介して駆動トランジスタ3301のゲートにその電流が流れ、それに応じて、ゲート・ソース間電圧が発生する。そのゲート・ソース間電圧は、容量素子3305に保存され、その後、スイッチ3306を介して発光素子に電流が供給される。なお、選択用スイッチ3302、スイッチ3304及びスイッチ3306のそれぞれは、ゲート信号線3333、ゲート信号線3334、ゲート信号線3335により制御されている。なお、3336は電源線を示す。なお、図34では、信号電流を供給されるトランジスタと、発光素子に電流を供給するトランジスタとは同一であるが、異なっていても良い。その場合を図35に示す。信号電流を供給されるトランジスタ3401と、発光素子に電流を供給するトランジスタ3421とは、別である。なお、図35中の3411はソース線、3413と3414はゲート信号線、3402は選択用スイッチ、3404はスイッチ、3405は容量素子、3416は電源線を示す。
なお、電流を入力してバラツキを補正する画素構成には、さまざまなものがあり、図34、図35の構成に限定されない。このように、電流を入力してバラツキを補正する画素構成を用いると、発光素子に流れる電流のバラツキを低減することができる。特に、アナログモードにおいて、輝度を均一にできる。よって、より好適である。
なお、画素に配置するのは、特定の発光素子に限定されない。画素に配置する表示素子の例としては、EL素子(エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:EL);有機発光ダイオード((Organic Light Emitting Diode:OLED)、有機EL素子などとも言う)の他、無機EL素子又は有機物及び無機物を含むEL素子)や電子放出素子、液晶素子、電子インクなど電気磁気的作用によりコントラストが変化する表示媒体を適用することができる。また、電子放出素子にカーボンナノチューブを利用することも可能ある。なお、電子放出素子を用いた表示装置としてはフィールドエミッションディスプレイ(FED)で用いる素子、FEDの一種であるSED(Surface−conduction Electron−emitter Display)などが挙げられる。その他、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、電子ペーパーディスプレイ、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、圧電セラミックディスプレイなどに用いる、どのような表示素子でもよい。
なお、図4における保持容量405は、駆動トランジスタ406のゲート電位を保持する役目をしている。よって、駆動トランジスタ406のゲートと電源線403の間に接続されているが、これに限定されない。駆動トランジスタ406のゲート電位を保持できるように配置されていればよい。また、駆動トランジスタ406のゲート容量などを用いて、駆動トランジスタ406のゲート電位を保持できる場合は、保持容量405を省いても良い。
なお、図1などに示すスイッチ、例えば、サンプリングスイッチ201やモード選択用スイッチ203や出力制御スイッチ209等は、電気的スイッチでも機械的なスイッチでも何でも良い。電流の流れを制御できるものなら、何でも良い。トランジスタでもよいし、ダイオードでもよいし、それらを組み合わせた論理回路でもよい。よって、スイッチとしてトランジスタを用いる場合、そのトランジスタは、単なるスイッチとして動作するため、トランジスタの極性(導電型)は特に限定されない。ただし、オフ電流が少ない方が望ましい場合、オフ電流が少ない方の極性のトランジスタを用いることが望ましい。オフ電流が少ないトランジスタとしては、LDD領域を設けているものや、マルチゲート構造にしたもの等がある。また、スイッチとして動作させるトランジスタのソース端子の電位が、低電位側電源(Vss、Vgnd、0Vなど)に近い状態で動作する場合はnチャネル型を、反対に、ソース端子の電位が、高電位側電源(Vddなど)に近い状態で動作する場合はpチャネル型を用いることが望ましい。なぜなら、ゲート・ソース間電圧の絶対値を大きくできるため、スイッチとして、動作しやすいからである。なお、nチャネル型とpチャネル型の両方を用いて、CMOS型のスイッチにしてもよい。
スイッチの例を図5に示す。図5(A)は、模式的に記載したスイッチである。図5(B)は、AND回路を用いたスイッチである。制御線502を使って、入力501の信号を出力503に伝えるかどうかを制御する。図5(B)の場合は、出力503は、入力信号にかかわらず、L信号なる、というような制御は可能である。しかし、出力503がフローティング状態になることはない。したがって、出力503が、デジタル回路の入力に接続されている場合などに、図5(B)のスイッチを用いることが好適である。デジタル回路の場合、入力をフローティング状態にしても、出力はフローティング状態にならない。入力をフローティング状態にすると、出力が不安定になり、望ましくない。よって、デジタル回路の入力に接続されている場合などは、図5(B)のスイッチを用いることが好適である。
なお、図5(B)は、AND回路を用いて構成したが、これに限定されない。OR回路やNAND回路やNOR回路を用いても、同様の機能を果たすことが出来る。
一方、入力をフローティング状態にしたい場合は、図5(C)や図5(D)のスイッチを用いればよい。図5(C)は、トランスミッションゲートもしくはアナログスイッチなどと呼ばれている回路である。図5(C)は、入力511の電位を、ほぼそのまま出力513に伝達する。よって、アナログ信号の伝達に好適である。図5(D)は、クロックドインバータなどと呼ばれている回路である。図5(D)は、入力521の信号を反転させて出力523に伝達する。よって、デジタル信号の伝達に好適である。なお、制御線512、522により、それぞれ入力511、521の信号を出力513、523に伝えるかどうかを制御する。
以上のことから、サンプリングスイッチ201などや、アナログ信号を伝達するモード選択用スイッチ203などは、図5(C)のスイッチを用いることが好適である。デジタル信号を伝達するモード選択用スイッチ204は、デジタル回路であるラッチ1回路207の入力に接続されているので、図5(B)のスイッチを用いることが好適である。出力制御スイッチ209などは、出力をフローティング状態にする必要があるので、図5(C)や図5(D)が好適である。ただし、出力制御スイッチ209への入力はデジタル信号なので、図5(D)の方がより好適である。
(実施の形態2)
本実施の形態では、アナログモードにおける画素の駆動方法について述べる。
図6に、駆動トランジスタと発光素子とに加わる電圧と電流の関係を示す。図6(A)は、駆動トランジスタ601と発光素子602の回路を示す。配線603と配線604の間に、駆動トランジスタ601と発光素子602とが直列に接続されている。配線603の方が配線604よりも電位が高いため、駆動トランジスタ601から発光素子602の方へ電流が流れる。
図4における駆動トランジスタ406が、図6(A)における駆動トランジスタ601に相当し、図4における発光素子407が、図6(A)における発光素子602に相当する。
図6(B)に、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)と、駆動トランジスタ601と発光素子602とに流れる電流の関係を示す。ゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくしていくと、それに応じて、電流値も大きくなっていく。これは、駆動トランジスタ601が飽和領域で動作しているためである。飽和領域では、トランジスタのゲート・ソース電圧の2乗に比例して電流値が増えていく。さらにゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくしていくと、発光素子602に加わる電圧が大きくなるため、ドレイン・ソース電圧が小さくなり、駆動トランジスタ601が線形領域で動作するようになる。すると、ドレイン・ソース電圧が小さくなるにしたがって、電流値の上昇率も小さくなっていく。そして、ある電流値以上の電流は流れなくなる。
アナログモードでは、アナログ階調方式を用いて階調を表現する。したがって、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)をアナログ的に変化させることによって、駆動トランジスタ601と発光素子602とに流れる電流もアナログ的に変化するような状態で動作させることが望ましい。そのため、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)は、しきい値電圧から、駆動トランジスタ601が飽和領域として動作するゲート・ソース間電圧にかけて変化させれば良い。なお、変化させる上限は、飽和領域にとどまらず線形領域にかけて変化させても良い。即ち、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)は、ゲート・ソース間電圧(の絶対値)に対し電流値IELが変化する領域であれば良い。また、変化させる下限値は、駆動トランジスタ601がオフとなるゲート・ソース間電圧(の絶対値)であれば良い。
例えば、電圧範囲620のように、電流が殆どながれないようなところから、飽和領域内で動作するような状態で、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を制御してもよい。電流が殆どながれないような状態とは、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧が、駆動トランジスタ601のしきい値電圧とほぼ等しい場合に相当する。
あるいは、電圧範囲621のように、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧が、駆動トランジスタ601のしきい値電圧よりも確実に低い状態から、ゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくしていって制御し、飽和領域内で動作するような状態で、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を制御してもよい。このように、黒状態のときの、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧を、駆動トランジスタ601のしきい値電圧よりも確実に低い電圧にすることにより、確実に黒状態にすることができる。例えば、駆動トランジスタ601の電流特性がばらついたとき、しきい値電圧もばらつく。よって、ある画素では黒状態になっていても、別の画素では、僅かに発光してしまうこともある。その結果、コントラストの低下を招いてしまう。そこで、それを防止するため、621のような電圧範囲で動作させることは、好適である。
なお、電圧範囲620や電圧範囲621では、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくしても、飽和領域で動作するとしたが、これに限定されない。電圧範囲622や電圧範囲623のように、飽和領域だけでなく、線形領域も使って動作させてもよい。駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)をアナログ的に変化させることによって、駆動トランジスタ601と発光素子602とに流れる電流もアナログ的に変化するような範囲であれば、線形領域でも動作させてもよい。
なお、駆動トランジスタ601を飽和領域で動作させた場合には、たとえ発光素子602が劣化しても発光素子に一定の電流量を供給することが可能である。また、線形領域の場合には、トランジスタの特性ばらつきの影響を受けずに駆動させることができる。
次に、発光素子602からの光の色によって、最適化させた場合について述べる。発光素子602は、色によって、輝度が異なったり、必要な電流値が異なったりしている。そこで、色バランスを合わせる必要がある。そのためには、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を色ごとに異なるようにすることが望ましい。あるいは、駆動トランジスタ601の電流供給能力(たとえば、トランジスタのチャネル幅など)を色ごとに異なるようにすることが望ましい。あるいは、発光素子602の発光面積を色ごとに異なるようにすることが望ましい。あるいは、これらの幾つかを組み合わせることが望ましい。これにより、色バランスを合わせることが可能となる。
なお、配線603の電位を色ごとに変えることも可能である。ただし、駆動トランジスタ601をオフにするときの電圧も色ごとに変わってしまうという欠点がある。よって、配線603の電位は、全ての色で同じにしてもよい。
なお、駆動トランジスタ601は、Pチャネル型の場合について述べたが、これに限定されない。Nチャネル型にして、電流が流れる向きを逆にすることは、同業者であれば、容易に実現できる。また、Pチャネル型の場合、Nチャネル型の場合、各々について、電流が流れる向きを逆にすることも、同業者であれば、容易に実現できる。その場合は、ゲート・ソース間電圧の大きさは、発光素子602の電圧電流特性の影響を受けることとなる。
なお、本実施の形態は、実施の形態1の画素について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態3)
本実施の形態では、デジタルモードにおける画素の駆動方法について述べる。
図6(B)の、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)と、駆動トランジスタ601と発光素子602とに流れる電流の関係を参照する。デジタルモードでは、オンとオフや、HとLのように、2値で制御する。つまり、発光素子602に電流が流れるか、流れないかを制御する。したがって、まず、電流が流れない場合について考える。その場合は、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)は、電圧624、電圧625、電圧626に示すように、0V以上で、かつ、電流が流れない場合、つまり、駆動トランジスタ601のしきい値電圧以下であればよい。
次に、電流が流れる場合について考える。その場合は、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)は、電圧627、628、629に示すように、飽和領域内か、線形領域か、さらに電圧を大きくして、電流値が増えなくなっている領域などで動作させればよい。なお、図中では電圧627は、線形領域と飽和領域の境界に位置しているが、前述のように飽和領域内であれば良い。このように、駆動トランジスタ601より発光素子602に電流が供給できる電圧であれば特に限定されない。
例えば、飽和領域で動作させる場合は、発光素子602の電圧電流特性が劣化しても、そこを流れる電流値が変化しない、という利点がある。そのため、焼き付きの影響を受けにくい。ただし、駆動トランジスタ601の電流特性がばらつくと、そこを流れる電流もばらついてしまう。そのため、表示ムラを生じてしまう場合がある。
それに対して、線形領域で動作させると、駆動トランジスタ601の電流特性がばらついても、そこを流れる電流値は影響を受けにくい。そのため、表示ムラが生じにくい。また、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)が大きくなりすぎないことと、配線603と配線604との間の電圧を大きくしておく必要がないため、消費電力も小さくできる。
さらに、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくすると、駆動トランジスタ601の電流特性がばらついても、そこを流れる電流値は影響をほとんど受けなくなる。ただし、発光素子602の電圧電流特性が劣化すると、そこを流れる電流値が変化してしまう場合がある。そのため、焼き付きの影響を受けやすくなる。
このように、駆動トランジスタ601を飽和領域で動作させると、発光素子602の特性が変化しても、電流値が変化しない。よって、その場合、駆動トランジスタ601は、電流源として動作していると見なせる。したがって、このような駆動を定電流駆動と呼ぶことにする。
また、駆動トランジスタ601を線形領域で動作させると、駆動トランジスタ601の電流特性がばらついても、電流値が変化しない。よって、その場合、駆動トランジスタ601は、スイッチとして動作していると見なせる。よって、発光素子602には、配線603の電圧がそのまま加わっているように見なせる。したがって、このような駆動を定電圧駆動と呼ぶことにする。
デジタルモードにおいては、定電圧駆動を用いても良いし、定電流駆動を用いても良い。ただし、定電圧駆動を用いると、トランジスタのバラツキの影響を受けず、消費電力も小さくなるため、好適である。
次に、発光素子602の発光色によって、最適化させた場合について述べる。定電流駆動の場合は、アナログモードと同様である。
定電圧駆動の場合は、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)や、駆動トランジスタ601の電流供給能力(たとえば、トランジスタ幅など)を色ごとに異なるようにしても、そこを流れる電流値は、あまり変わらない。なぜなら、スイッチとして動作しているからである。
そのため、発光素子602の発光面積を色ごとに異なるようにすることが望ましい。あるいは、配線603の電位を色ごとに変えることも可能である。あるいは、これらを組み合わせることが望ましい。これにより、色バランスを合わせることが可能となる。
なお、本実施の形態は、実施の形態1の画素について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1や実施の形態2で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態4)
デジタルモードの場合、このままでは、発光と非発光の2値しか表現できない。そこで、他の方法を組み合わせて、多階調化を図ってもよい。そこで、多階調化を図った場合の画素の駆動方法について述べる。
多階調化を図る方法として、時間階調方式と面積階調方式とがある。時間階調方式は、ある期間の中で発光している時間の長さを変えることにより、階調を表現する方法である。一方、面積階調方式は、発光している面積の大きさを変えることにより、階調を表現する方法である。
なお、時間階調方式と面積階調方式とを組み合わせても良い。
ここでは、時間階調方式について、詳細に述べる。デジタル時間階調方式では、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割する。そして、各サブフレーム期間における点灯期間の長さを変えることにより、階調を表現する。
まず、画素に信号を書き込む期間と点灯する期間とが分離されている場合のタイミングチャートを図7に示す。まず、信号書き込み期間において、1画面分の信号を全画素に入力する。この間は、画素は点灯しない。信号書き込み期間が終了したのち、点灯期間が始まり、画素が点灯する。次に、次のサブフレームが始まり、信号書き込み期間において、1画面分の信号を全画素に入力する。この間は、画素は点灯しない。信号書き込み期間が終了したのち、点灯期間が始まり、画素が点灯する。
同様のことを繰り返すことにより、階調を表現することが可能となる。このとき、各サブフレーム期間における点灯期間の長さを、1:2:4:8:・・・というように、2のべき乗にすることにより、様々な階調を表現することが出来る。
その場合の画素構成は、図4の構成を用いればよい。
なお、信号書き込み期間においては、電源線403と対向電極408の電位を制御することにより、発光素子407には電圧が加わらないようにしておく。例えば、対向電極408の電位を高くして、発光素子407に電圧が加わらないようにしたり、対向電極408に電荷を供給せず、フローティング状態にしてもよい。その結果、信号書き込み期間において、発光素子407が点灯することを避けることが出来る。
次に、画素に信号を書き込む期間と点灯する期間とが分離されていない場合のタイミングチャートを図8に示す。各行において、信号書き込み動作を行うと、すぐに点灯期間が開始する。
ある行において、信号を書き込み、所定の点灯期間が終了したのち、次のサブフレームにおける信号の書き込み動作を開始する。これを繰り返すことにより、点灯期間の長さを各々制御することができる。
このようにすることにより、信号の書き込み動作が遅くても、1フレーム内にたくさんのサブフレームを配置することが可能となる。また、1フレーム期間における点灯期間の割合(いわゆるデューティー比)を大きくできるので、消費電力を低減したり、発光素子の劣化を抑制したり、疑似輪郭を抑制することが可能となる。
その場合の画素構成は、図4の構成を用いればよい。その場合、図8において、時刻t0の場合、同時に3行分の画素に信号を入力する必要がある。通常は、同時に複数行の画素に信号を入力することは出来ない。そこで、図9に示すように、1ゲート選択期間を複数(図9では3つ)に分割する。そして、分割された選択期間内で、各々のゲート信号線401を選択し、その時に対応する信号をソース信号線402に入力する。例えば、ある1ゲート選択期間において、G1(t0)ではi行目を選択し、G2(t0)ではj行目を選択し、G3(t0)ではk行目を選択する。すると、1ゲート選択期間において、あたかも同時に3行分を選択したかのように動作させることが可能となる。
なお、図8、図9では、同時に3行分の画素に信号を入力する場合について示したが、これに限定されない。さらに多くの行やさらに少ない行に信号を入力してもよい。
なお、このような駆動方法の詳細については、例えば、特開2001−324958号公報等に記載されており、その内容を本願と組み合わせて適用することが出来る。
次に、画素の信号を消去する動作を行う場合のタイミングチャートを図10に示す。各行において、信号書き込み動作を行い、次の信号書き込み動作が来る前に、画素の信号を消去する。このようにすることにより、点灯期間の長さを容易に制御できるようになる。
ある行において、信号を書き込み、所定の点灯期間が終了したのち、次のサブフレームにおける信号の書き込み動作を開始する。もし、点灯期間が短い場合は、信号消去動作を行い、非点灯状態にする。このようなを繰り返すことにより、点灯期間の長さを制御することが出来る。
このようにすることにより、信号の書き込み動作が遅くても、1フレーム内にたくさんのサブフレームを配置することが可能となる。また、消去動作を行う場合は、消去用のデータをビデオ信号と同様に取得する必要がないため、ソースドライバの駆動周波数も低減出来る。
その場合の画素構成を図11に示す。消去トランジスタ1104が、駆動トランジスタ406のゲートと電源線403の間に接続されている。
ゲート信号線401を用いて、選択用トランジスタ404を制御する。選択用トランジスタ404がオンすると、ソース信号線402から、保持容量405にビデオ信号が入力される。すると、ビデオ信号に応じて、駆動トランジスタ406がオンオフし、電源線403から発光素子407を通って、対向電極408へ電流が流れる。
信号を消去したい場合は、第2ゲート線1101を選択して、消去トランジスタ1104をオン状態にして、駆動トランジスタ406がオフ状態になるようにする。すると、電源線403から発光素子407を通って、対向電極408へ電流が流れないようになる。その結果、非点灯期間を作ることができ、点灯期間の長さを自由に制御できるようになる。
図11では、消去トランジスタ1104を用いていたが、別の方法を用いることも出来る。なぜなら、強制的に非点灯期間をつくればよいので、発光素子407に電流が供給されないようにすればよいからである。よって、電源線403から発光素子407を通って、対向電極408へ電流が流れる経路のどこかに、スイッチを配置して、そのスイッチのオンオフを制御して、非点灯期間を作ればよい。あるいは、駆動トランジスタ406のゲート・ソース間電圧を制御して、駆動トランジスタが強制的にオフになるようにすればよい。
駆動トランジスタを強制的にオフにする場合の画素構成の例を図12に示す。消去ダイオード1204が、駆動トランジスタ406のゲートと第2ゲート線1201との間に接続されている。
信号を消去したい場合は、第2ゲート線1201を選択(ここでは、高い電位にする)して、消去ダイオード1204がオンして、第2ゲート線1201から駆動トランジスタ406のゲートへ電流が流れるようにする。その結果、駆動トランジスタ406がオフ状態になる。すると、電源線403から、発光素子407を通って、対向電極408には、電流が流れないようになる。その結果、非点灯期間を作ることができ、点灯期間の長さを自由に制御できるようになる。
信号を保持しておきたい場合は、第2ゲート線1201を非選択(ここでは、低い電位にする)しておく。すると、消去ダイオード1204がオフするので、駆動トランジスタ406のゲート電位は保持される。
なお、消去ダイオード1204は、整流性がある素子であれば、なんでもよい。PN型ダイオードでもよいし、PIN型ダイオードでもよいし、ショットキー型ダイオードでもよいし、ツェナー型ダイオードでもよい。
また、トランジスタを用いて、ダイオード接続(ゲートとドレインを接続)して、用いても良い。その場合の回路図を図13に示す。消去ダイオード1204として、ダイオード接続したトランジスタ1304を用いている。ここでは、Nチャネル型を用いているが、これに限定されない。Pチャネル型を用いても良い。
さらに、図4の回路を用いて、図10のような駆動法を実現することも可能である。その場合のタイミングチャートは、図9と同様にすればよい。図9では、1ゲート選択期間を3つに分割しているが、1ゲート選択期間をここでは、2つに分割する。そして、分割された選択期間内で、各々のゲート線を選択し、その時に対応する信号(ビデオ信号と消去するための信号)をソース信号線402に入力する。例えば、ある1ゲート選択期間において、前半はi行目を選択し、後半はj行目を選択する。そして、i行目が選択されているときは、それようのビデオ信号を入力する。一方、j行目が選択されているときは、駆動トランジスタがオフするような信号を入力する。すると、1ゲート選択期間において、あたかも同時に2行分を選択したかのように動作させることが可能となる。
なお、このような駆動方法の詳細については、例えば、特開2001−324958号公報等に記載されており、その内容を本願と組み合わせて適用することが出来る。
なお、本実施の形態において示したタイミングチャートや画素構成や駆動方法は一例であり、これに限定されない。様々なタイミングチャートや画素構成や駆動方法に適用することが可能である。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態3の画素について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態3で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態5)
デジタルモードの場合、このままでは、発光と非発光の2値しか表現できない。ただし、2値のみで表示を行ってもよい。2値のみで表示を行うことによって、消費電力を大幅に低減することが可能となる。このような表示モードを2値モードと呼ぶことにする。
ここでは、2値モードで表示を行うについて、詳細に述べる。画素構成については、実施の形態4で述べた様々な構成を用いればよい。
まず、実施の形態4で述べた各々の駆動方法と同程度の速度で、行をスキャンしながら信号を書き込んでいく場合のタイミングチャートを図14(A)に示す。この場合、同程度の周波数でソースドライバやゲートドライバを動作させることになるので、それらのドライバに入力する信号(たとえばクロック信号など)は、同じ周波数でよい。したがって、周波数発生回路は、複数なくてもよく、1つでよい。よって、回路を縮小でき、コスト低減を実現できる。
ただし、この場合、2値モードのデューティー比が、アナログモードや、2値モード以外のデジタルモードと比較したとき、高くなってしまう場合がある。よって、デューティー比を下げるために、消去動作を行っても良い。その場合のタイミングチャートを図14(B)に示す。
次に、実施の形態4で述べた各々の駆動方法の場合よりも、低い速度で、行をスキャンしながら信号を書き込んでいく場合のタイミングチャートを図15(A)に示す。ここでは、1フレーム期間をかけて、全行をスキャンしている。この場合、低い周波数でソースドライバやゲートドライバを動作させることになる。よって、ソースドライバやゲートドライバに供給する信号や電源の電圧が小さくても良い。したがって、消費電力を小さくできる。
ただしこの場合も、2値モードのデューティー比が、アナログモードや、2値モード以外のデジタルモードと比較したとき、高くなってしまう場合がある。よって、デューティー比を下げるために、消去動作を行っても良い。その場合のタイミングチャートを図15(B)に示す。
なお、アナログモードにおいても、図14や図15のタイミングチャートに従って動作させればよい。
なお、2値モードでカラー表示を行う場合は、RGBごとに2値で表示するため、合計で8色を表示することが出来る。
なお、ここでは、2値のみで表示を行う場合について述べたが、これに限定されない。2値、つまり、1ビットでの表示だけでなく、2ビット以上で表示してもよい。例えば、3ビット表示を行った場合について、図16に示す。図14や図15のように、消去動作を行ったり、行をスキャンする速度を遅くしてもよい。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態4の画素などについて詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態4で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態6)
これまで、様々な表示モードについて述べてきた。まず、アナログモードとデジタルモードとがあり、デジタルモードでは、通常のモードと2値モードとがある。なお、通常のモードは、デジタルモードにおいて最も階調数が多い場合の表示モードを言う。
なお、デジタルモードにおいて、通常のモードよりも表示する階調数が少なく、2値モードよりも表示する階調数が多い場合を、多値モードと呼ぶことにする。多値モードでは、通常モードよりも消費電力を低減でき、2値モードよりも画像を綺麗に表示できる。
よって、アナログモードと、通常のデジタルモード、多値モードのデジタルモード、2値モードのデジタルモードとを、表示する画像によって、切り替えても良い。
例えば、写真などのように、綺麗な画像を表示したい場合は、アナログモードもしくは通常のデジタルモードを用いて表示する。これにより、正しくかつ、きめ細やに階調を表現することができる。その場合、図1に示すビデオ信号106として入力される信号によって、表示モードを切り替えればよい。例えば、ビデオ信号106がアナログ信号の場合は、アナログモードを用いて、ビデオ信号106がデジタル信号の場合は、通常のデジタルモードを用いればよい。通常のデジタルモードは、6ビット以上の表示、より望ましくは8ビット以上の表示を行うことが望ましい。アナログモードは、8ビット以上の表示を行うことが望ましい。
また、例えば、文字を主体として表示させるような場合、例えば、メールを読む場合や、電子ブックを読む場合などは、2値モードのデジタルモードを用いて表示することが望ましい。これにより、消費電力を低減することが出来る。
また、例えば、イラストやアニメーションやマンガなど、階調を表現したいが、写真等ほど細かく表現する必要がない場合は、多値モードを用いて表示することが望ましい。これにより、消費電力を低減しつつ、綺麗な画像を表示することができる。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態5について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態5で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態7)
次に、各々の表示モード、つまり、アナログモードと、通常のデジタルモード、多値モードのデジタルモード、2値モードのデジタルモードなどにおいて、図4を用いて各表示モードにおける電源線403と対向電極408の電位に関して述べる。
まず、電源線403の電位を変化させた場合について述べる。アナログモード、2値モードのデジタルモード、通常のデジタルモードという順で表示モードを変化させた場合の電位を図17に示す。アナログモードでは、駆動トランジスタを主に飽和領域で動作させるため、電源線403と対向電極408の間の電圧を大きくしておく必要がある。つまり、電源線403の電位を高くしておく必要がある。2値モードでは、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、電源線403と対向電極408の間の電圧は、小さくなる。つまり、電源線403の電位は低くても良い。また、2値モードでは、デューティー比が高い場合あるので、それも考慮すると、電源線403と対向電極408の間の電圧は、小さくなる。通常のデジタルモードでは、2値モードよりもデューティー比が高くなる場合があるので、その場合は、電源線403と対向電極408の間の電圧は、2値モードの場合よりも大きくなる。つまり、電源線403の電位は高くなる。しかし、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、アナログモードの場合よりも小さくてよい。つまり、電源線403の電位は低くても良い。
なお、色ごとに発光素子の特性が変わるため、2値モードや通常のデジタルモードでは、色ごとに電源線403の電位がことなっていてもよい。
図17では、表示モードによって、電源線403の電位を変えたが、これに限定されない。対向電極408の電位を変えても良い。その場合を図18に示す。
アナログモードでは、駆動トランジスタを主に飽和領域で動作させるため、電源線403と対向電極408の間の電圧を大きくしておく必要がある。つまり、対向電極408の電位を低くしておく必要がある。2値モードでは、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、電源線403と対向電極408の間の電圧は、小さくなる。つまり、対向電極408の電位は高くても良い。また、2値モードでは、デューティー比が高い場合あるので、それも考慮すると、電源線403と対向電極408の間の電圧は、小さくなる。通常のデジタルモードでは、2値モードよりもデューティー比が高くなる場合があるので、その場合は、電源線403と対向電極408の間の電圧は、2値モードの場合よりも大きくなる。つまり、対向電極408の電位は低くなる。しかし、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、アナログモードの場合よりも小さくてよい。つまり、対向電極408の電位は高くても良い。
なお、色ごとに発光素子の特性が変わるため、2値モードや通常のデジタルモードでは、色ごとに電源線403の電位がことなっていてもよい。
図17と図18を組み合わせてもよい。つまり、電源線403と対向電極408の電位を両方とも、表示モードに応じて変化させてもよい。ただし、表示モードが異なっていても、電源線403や対向電極408の電位を変化させなくてもよい。
なお、図17、図18では、アナログモード、2値モードのデジタルモード、通常のデジタルモードという順で変化させたが、これに限定されない。どのような順序で表示モードを変化させてもよい。また、多値モードを用いた場合を図19、図20に示す。多値モードでの電源線403の電位は、通常のデジタルモードの場合よりも低く、2値モードの場合よりも高いのが望ましい。また、多値モードでの対向電極408の電位は、通常のデジタルモードの場合よりも高く、2値モードの場合よりも低いのが望ましい。
これらを用いることにより、表示する画像に応じて、消費電力を低減しつつ、綺麗な画像を表示することが可能となる。
次に、電源線403や対向電極408の電位を変化させる場合の回路構成について述べる。図21に、複数の電源を用いた場合の構成図を示す。表示モード切替制御回路2101において、表示モードを決定する。そして、表示モード制御信号107を出力して制御する。配線2102は、図2、図4等における電源線403、221や対向電極408、222などに接続されている。そして、スイッチ2103やスイッチ2104を用いて、電源2105、2106のどちらの電圧を出力するかを制御する。図21では、電源2105、2106やスイッチ2103、2104は、2個の場合について示したが、これに限定されない。必要な電源数やスイッチ数だけ配置すればよい。したがって、例えば、図22のように、可変電圧2205を用いて配置してもよい。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態6について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態6で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態8)
次に、各々の表示モード、つまり、アナログモードと、デジタルモードにおいて、各表示モードにおけるビデオ信号の電位に関して述べる。
図4の駆動トランジスタ406や図6(A)の駆動トランジスタにおいて、ゲート電極に入力する信号の電位について述べる。
まず、アナログモードでは、駆動トランジスタを主に飽和領域で動作させるため、駆動トランジスタのゲート・ソース間電圧(の絶対値)は小さい。一方、デジタルモードでは、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、駆動トランジスタのゲート・ソース間電圧(の絶対値)は大きい。
よって、画素に入力するビデオ信号は、アナログモードとデジタルモードとで、異なるようにしてもよい。そこで、レベル制御を行う回路を配置してもよい。その場合の回路図を図23に示す。ラッチ2回路208の後に、レベル制御回路2301を配置してもよい。この回路において、表示モードに応じて、画素に入力するビデオ信号が異なるようにしてもよい。
図24に、レベル制御回路2301の構成を示す。レベルシフタ24013を通るか通らないかを切り替えることにより、レベルを変換するかどうかを制御する。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態7について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態7で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態9)
次に、本発明の表示装置における画素のレイアウトについて述べる。例としては、図4に示した回路図について、そのレイアウト図を図25に示す。なお、回路図やレイアウト図は、図4や図25に限定されない。
選択用トランジスタ404、駆動トランジスタ406、発光素子407の電極が配置されている。選択用トランジスタ404のソースとドレインは各々、ソース信号線402と駆動トランジスタ406のゲートに接続されている。選択用トランジスタ404のゲートは、ゲート信号線401に接続されている。駆動トランジスタ406のソースとドレインは各々、電源線403と発光素子407の電極に接続されている。保持容量405は、駆動トランジスタ406のゲートと電源線403の間に接続されている。
ソース信号線402、電源線403は、第2配線によって形成され、ゲート信号線401は、第1配線によって形成されている。
トップゲート構造の場合は、基板、半導体層、ゲート絶縁膜、第1配線、層間絶縁膜、第2配線、の順で膜が構成される。ボトムゲート構造の場合は、基板、第1配線、ゲート絶縁膜、半導体層、層間絶縁膜、第2配線、の順で膜が構成される。
なお、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜8で述べた内容と自由に組み合わせて実施することができる。
(実施の形態10)
本実施の形態では、実施の形態1から実施の形態9までで述べた駆動方法を制御するハードウェアについて述べる。
大まかな構成図を図26に示す。基板2701の上に、画素配列2704が配置されている。、ソースドライバ2706やゲートドライバ2705が配置されている場合が多い。それ以外にも、電源回路やプリチャージ回路やタイミング生成回路などが配置されていることもある。また、ソースドライバ2706やゲートドライバ2705が配置されていない場合もある。その場合は、基板2701に配置されていないものは、ICに形成されることが多い。そのICは、基板2701の上に、COG(Chip On Glass)によって配置されている場合も多い。あるいは、周辺回路基板2702と基板2701とを接続する接続基板2707の上に、ICが配置される場合もある。
周辺回路基板2702には、信号2703が入力される。そして、コントローラ2708が制御して、メモリ2709やメモリ2710などに信号が保存される。信号2703がアナログ信号の場合は、アナログ・デジタル変換を行った後、そして、メモリ2709やメモリ2710などに保存されることが多い。そして、コントローラ2708がメモリ2709やメモリ2710などに保存された信号を用いて、基板2701に信号を出力する。
実施の形態1から実施の形態9までで述べた駆動方法を実現するために、コントローラ2708が、各種のパルス信号などを制御して、基板2701に信号を出力する。
なお、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜9で述べた内容と自由に組み合わせて実施することができる。
(実施の形態11)
本発明の表示装置、およびその駆動方法を用いた表示装置を表示部に有する携帯電話の構成例について図27を用いて説明する。
表示パネル5410はハウジング5400に脱着自在に組み込まれる。ハウジング5430は表示パネル5410のサイズに合わせて、形状や寸法を適宜変更することができる。表示パネル5410を固定したハウジング5400はプリント基板5401に嵌入されモジュールとして組み立てられる。
表示パネル5410はFPC5411を介してプリント基板5401に接続される。プリント基板5401には、スピーカ5402、マイクロフォン5403、送受信回路5404、CPU及びコントローラなどを含む信号処理回路5405が形成されている。このようなモジュールと、入力手段5406、バッテリ5407を組み合わせ、筐体5409及び筐体5412を用いてに収納する。なお、表示パネル5410の画素部は筐体5412に形成された開口窓から視認できように配置する。
表示パネル5410は、画素部と一部の周辺駆動回路(複数の駆動回路のうち動作周波数の低い駆動回路)を基板上にTFTを用いて一体形成し、一部の周辺駆動回路(複数の駆動回路のうち動作周波数の高い駆動回路)をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)で表示パネル5410に実装しても良い。あるいは、そのICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いてガラス基板と接続してもよい。なお、一部の周辺駆動回路を基板上に画素部と一体形成し、他の周辺駆動回路を形成したICチップをCOG等で実装した表示パネルの構成は図28(a)及び(b)に一例を示してある。
図28(a)では表示パネルの基板5300上に画素部5302とその周辺駆動回路(第1の走査線駆動回路5303、第2の走査線駆動回路5304)を一体形成し、信号線駆動回路5301をICチップ上に形成しCOG等で表示パネルに実装した構成としても良い。なお、基板上に一体形成した画素部5302及びその周辺駆動回路は封止基板5308と基板5300とをシール材5309を用いて貼り合わすことにより封止されている。また、FPC5305と表示パネルとの接続部上にはICチップ(メモリ回路や、バッファ回路などが形成された半導体チップ)5306及び5307がCOG(Chip On Glass)等で実装されていても良い。なお、ここではFPCしか図示していないが、このFPCにはプリント配線基板(PWB)が取り付けられていてもよい。
このように、駆動回路の高速動作が要求される信号線駆動回路のみを、CMOS等を用いてICチップに形成し、低消費電力化を図る。また、ICチップはシリコンウエハ等の半導体チップとすることで、より高速動作且つ低消費電力化を図ることが可能である。さらに、第1の走査線駆動回路5303や第2の走査線駆動回路5304を画素部5302と一体形成することで、低コスト化が図れる。また、FPC5305と基板5300との接続部において機能回路(メモリやバッファ)が形成されたICチップを実装することで基板面積を有効利用することができる。
さらに消費電力の低減を図るため、全ての周辺駆動回路をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG等で表示パネルに実装しても良い。例えば、図28(b)に示すように基板5310上には画素部5312を形成し、信号線駆動回路5311、第1の走査線駆動回路5313及び第2の走査線駆動回路5314をICチップ上に形成し、COG等で表示パネルに実装すれば良い。なお、図28(b)におけるFPC5315、ICチップ5316、ICチップ5317、封止基板5318、シール材5319はそれぞれ図28(a)におけるFPC5305、ICチップ5306、ICチップ5307、封止基板5308、シール材5309に相当する。
このような構成とすることで、表示装置の低消費電力を図り、携帯電話機の一回の充電による使用時間を長くすることができる。また、携帯電話機の低コスト化を図ることができる。
また、走査線や信号線に設定する信号をバッファによりインピーダンス変換することで、1行毎の画素の書き込み時間を短くすることができる。よって高精細な表示装置を提供することができる。
また、さらに消費電力の低減を図るため、基板上にTFTを用いて画素部を形成し、全ての周辺駆動回路をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)などで表示パネルに実装しても良い。
そして、本発明の表示装置を用いることにより、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが出来る。
また、本実施例に示した構成は携帯電話の一例であって、本発明の表示装置はこのような構成の携帯電話に限られす様々な構成の携帯電話に適用することができる。
(実施の形態12)
図29は表示パネル5701と、回路基板5702を組み合わせたELモジュールを示している。表示パネル5701は画素部5703、走査線駆動回路5704及び信号線駆動回路5705を有している。回路基板5702には、例えば、コントロール回路5706や信号分割回路5707などが形成されている。表示パネル5701と回路基板5702は接続配線5708によって接続されている。接続配線にはFPC等を用いることができる。
コントロール回路5706が、実施の形態7における、コントローラ2708やメモリ2709やメモリ2710などに相当する。主に、コントロール回路5706において、サブフレームの出現順序などを制御している。
表示パネル5701は、画素部と一部の周辺駆動回路(複数の駆動回路のうち動作周波数の低い駆動回路)を基板上にTFTを用いて一体形成し、一部の周辺駆動回路(複数の駆動回路のうち動作周波数の高い駆動回路)をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)などで表示パネル5701に実装するとよい。あるいは、そのICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いて表示パネル5701に実装しても良い。なお、一部の周辺駆動回路を基板上に画素部と一体形成し、他の周辺駆動回路を形成したICチップをCOG等で実装した構成は図28(a)に一例を示してある。このような構成とすることで、表示装置の低消費電力を図り、例えば携帯電話機では一回の充電による使用時間を長くすることができる。また、携帯電話機の低コスト化を図ることができる。
また、走査線や信号線に設定する信号をバッファによりインピーダンス変換することで、1行毎の画素の書き込み時間を短くすることができる。よって高精細な表示装置を提供することができる。
また、さらに消費電力の低減を図るため、ガラス基板上にTFTを用いて画素部を形成し、全ての信号線駆動回路をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)表示パネルに実装してもよい。
なお、基板上にTFTを用いて画素部を形成し、全ての周辺駆動回路をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)で表示パネルに実装するとよい。なお、基板上に画素部を形成し、その基板上に信号線駆動回路を形成したICチップをCOG等で実装した構成は図28(b)に一例を示してある。
このELモジュールによりELテレビ受像機を完成させることができる。図30は、ELテレビ受像機の主要な構成を示すブロック図である。チューナ5801は映像信号と音声信号を受信する。映像信号は、映像信号増幅回路5802と、そこから出力される信号を赤、緑、青の各色に対応した色信号に変換する映像信号処理回路5803と、その映像信号を駆動回路の入力仕様に変換するためのコントロール回路5706により処理される。コントロール回路5706は、走査線側と信号線側にそれぞれ信号が出力する。デジタル駆動する場合には、信号線側に信号分割回路5707を設け、入力デジタル信号をm個に分割して供給する構成としても良い。
チューナ5801で受信した信号のうち、音声信号は音声信号増幅回路5804に送られ、その出力は音声信号処理回路5805を経てスピーカー5806に供給される。制御回路5807は受信局(受信周波数)や音量の制御情報を入力部5808から受け、チューナ5801や音声信号処理回路5805に信号を送出する。
ELモジュールを筐体に組みこんで、テレビ受像機を完成させることができる。ELモジュールにより、表示部が形成される。また、スピーカー、ビデオ入力端子などが適宜備えられている。
勿論、本発明はテレビ受像機に限定されず、パーソナルコンピュータのモニタをはじめ、鉄道の駅や空港などにおける情報表示盤や、街頭における広告表示盤など特に大面積の表示媒体として様々な用途に適用することができる。
このように、本発明の表示装置を用いることにより、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが出来る。
(実施の形態13)
本発明は様々な電子機器に適用することができる。具体的には電子機器の表示部に適用することができる。そのような電子機器として、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ等)、コンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機又は電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDigital Versatile Disc(DVD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうる発光装置を備えた装置)などが挙げられる。
図31(A)は発光装置であり、筐体35001、支持台35002、表示部35003、スピーカー部35004、ビデオ入力端子35005等を含む。本発明の表示装置を表示部35003に用いることができる。なお、発光装置は、パーソナルコンピュータ用、テレビジョン放送受信用、広告表示用などの全ての情報表示用発光装置が含まれる。本発明の表示装置を表示部35003に用いた発光装置は、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(B)はカメラであり、本体35101、表示部35102、受像部35103、操作キー35104、外部接続ポート35105、シャッター35106等を含む。
本発明を表示部35102に用いたカメラは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(C)はコンピュータであり、本体35201、筐体35202、表示部35203、キーボード35204、外部接続ポート35205、ポインティングマウス35206等を含む。本発明を表示部35203に用いたコンピュータは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(D)はモバイルコンピュータであり、本体35301、表示部35302、スイッチ35303、操作キー35304、赤外線ポート35305等を含む。本発明を表示部35302に用いたモバイルコンピュータは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(E)は記録媒体を備えた携帯型の画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体35401、筐体35402、表示部A35403、表示部B35404、記録媒体(DVD等)読み込み部35405、操作キー35406、スピーカー部35407等を含む。表示部A35403は主として画像情報を表示し、表示部B35404は主として文字情報を表示することができる。本発明を表示部A35403や表示部B35404に用いた画像再生装置は、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(F)はゴーグル型ディスプレイであり、本体35501、表示部35502、アーム部35503を含む。本発明を表示部35502に用いたゴーグル型ディスプレイは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(G)はビデオカメラであり、本体35601、表示部35602、筐体35603、外部接続ポート35604、リモコン受信部35605、受像部35606、バッテリー35607、音声入力部35608、操作キー35609、接眼部35610等を含む。本発明を表示部35602に用いたビデオカメラは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(H)は携帯電話機であり、本体35701、筐体35702、表示部35703、音声入力部35704、音声出力部35705、操作キー35706、外部接続ポート35707、アンテナ35708等を含む。本発明を表示部35703に用いた携帯電話機は、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広く、あらゆる分野の電子機器に用いることが可能である。また本実施の形態の電子機器は、実施の形態1〜12に示したいずれの構成の表示装置を用いても良い。
本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明が適用される電子機器を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明が適用される電子機器を説明する図。 しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成を示す図。 しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成を示す図。 しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成を示す図。 しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成を示す図。
符号の説明
101 画素配列
102 ソースドライバ
103 ゲートドライバ
104 回路
105 デジタルデータ処理回路
106 ビデオ信号
107 表示モード制御信号
108 ビデオ信号線
109 表示モード制御信号線
110 シフトレジスタ
201 サンプリングスイッチ
202 サンプリングスイッチ
203 モード選択用スイッチ
204 モード選択用スイッチ
205 モード選択用スイッチ
206 モード選択用スイッチ
207 ラッチ1回路
208 ラッチ2回路
209 出力制御スイッチ
211 ラッチ信号
220 画素
221 電源線
222 配線
401 ゲート信号線
402 ソース信号線
403 電源線
404 選択用トランジスタ
405 保持容量
406 駆動トランジスタ
407 発光素子
408 対向電極
2101 表示モード切替制御回路
2102 配線
2103 スイッチ
2104 スイッチ
2105 電源
2205 可変電圧
2301 レベル制御回路

Claims (7)

  1. 複数の画素がマトリクス状に配置され、ソースドライバとゲートドライバとを有する表示装置であって、
    前記ソースドライバは、デジタル値とアナログ値のいずれか一つの信号を、前記画素に供給する回路を有していることを特徴とする表示装置。
  2. 複数の画素がマトリクス状に配置され、ソースドライバとゲートドライバとを有する表示装置であって、
    前記ソースドライバは、アナログデジタル切替回路を有していることを特徴とする表示装置。
  3. 複数の画素がマトリクス状に配置され、ソースドライバとゲートドライバとを有する表示装置であって、
    第1及び第2の表示モードの少なくとも2つの表示モードを有し、
    前記ソースドライバは、アナログデジタル切替回路を有し、
    前記第1の表示モードにおいて、前記画素にアナログ信号が前記ソースドライバより供給され、
    前記第2の表示モードにおいて、前記画素に前記アナログデジタル切り替え回路を介してデジタル信号が前記ソースドライバより供給されることを特徴とする表示装置。
  4. 発光素子を含む複数の画素がマトリクス状に配置され、ソースドライバとゲートドライバとを有する表示装置であって、
    第1及び第2の表示モードの少なくとも2つの表示モードを有し、
    前記第1の表示モードにおいて、前記画素にアナログ信号が供給され、
    前記第2の表示モードにおいて、前記画素にデジタル信号が供給され、
    前記発光素子に供給される電圧が、前記第1の表示モードと前記第2の表示モードとで異なることを特徴とする表示装置。
  5. 発光素子とトランジスタとを含む複数の画素がマトリクス状に配置され、ソースドライバとゲートドライバとを有する表示装置であって、
    第1及び第2の表示モードの少なくとも2つの表示モードを有し、
    前記発光素子の第1の電極と、前記トランジスタのソース電極またはドレイン電極の一方とが接続され、
    前記第1の表示モードにおいて、前記画素にアナログ信号が供給され、
    前記第2の表示モードにおいて、前記画素にデジタル信号が供給され、
    前記発光素子の第2の電極と、前記トランジスタのソース電極またはドレイン電極の他方との間の電位差は、前記第1の表示モードと前記第2の表示モードとで異なることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項において、前記表示装置がELディスプレイであることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項の表示装置を搭載した電子機器。
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