JP2006336913A - 温風暖房機のルーバ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 温風吹出口に取付けるルーバの清掃性を向上する。
【解決手段】 枠体1の中央よりも片側に寄せてバーナ2・燃焼室3を構成し、枠体1内の送風路4も片側に寄せて構成する。温風吹出口6は枠体1の前面に横幅広く構成し、送風路4と対向しない温風吹出口6内には吹出口前板7を設ける。温風吹出口6には一枚の平板を切押加工して形成した断面が略L字状となる複数個の折り曲げ部によって構成したルーバ8を取付け、枠体1内の送風路4の出口には一枚の平板を切押加工して形成した断面が略L字状となる複数個の折り曲げ部によって構成した内ルーバ9を取付け、ルーバ8の水平部は枠体1内側に、内ルーバ9の水平部は前部に向けて配置して、ルーバ8の後縁と内ルーバ9の前縁とを連続して構成する。ルーバ8と内ルーバ9は均一な間隔で平行に配置されるので、清掃時に温風吹出口6の奥まで手が届きやすくなり、ルーバの拭き取り作業が行いやすくなる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、温風暖房機の温風吹出口に取付けるルーバ構造に関するものである。
温風暖房機の枠体内には背部と前部が連通する送風路が設けてあり、送風路の入口となる枠体の背部には室内空気を吹込む対流ファンが取付けられ、また、枠体の前面には送風路に送られた空気が吹出す温風吹出口が設けてある。そして、枠体内に設置したバーナの放熱部が送風路内に配置されているから、対流ファンによって送風路に吹込まれた空気は、バーナもしくはバーナに続く燃焼室からの燃焼熱と熱交換したり、燃焼室から送風路に送られる高温の燃焼ガスと混合したりすることで高温となり、温風吹出口から吹出して暖房するものである。
また、温風暖房機の枠体内には燃料タンクを収納する為などによって、枠体の片側に寄せてバーナを配置しているが、このような構成でも枠体前面の温風吹出口と温風吹出口に取付けたルーバは枠体の横幅のほぼ全体となるように横に長く構成することが行われている。送風路とは対向しない温風吹出口内には枠体の内部を覆う吹出口前板を取付けている。
送風路を枠体の片側に寄せて配置した構造では、枠体の前面の全体に温風吹出口を設けても、横長の温風吹出口の全体から温風が吹出すのではなく、枠体の片側の送風路の正面だけから温風が吹出すものとなってしまうため、枠体の前面の全体に形成する横長の温風吹出口の全てから温風が吹き出すことが要求される。このため、ルーバを燃焼室側が広がる断面V形に形成し、このV形内に向かう温風がV形のルーバ内を吹出口前板方向に流れ、吹出口前板の前方にも温風が吹出すことができたものである。(特許文献1参照)
また、従来の温風暖房機は、複数本のルーバが温風吹出口に取付けられているから、部品点数が多く、加工や組立に要する費用や時間がかかるものであり、生産性が悪く製造コストがかかる問題がある。このため、出願人は平板状のベースを温風吹出口に前後に並べて配置し、このベースに設けた多数の折り曲げ部によってルーバを構成した構造を提案した。(特許文献2参照)
特開平11−316051号 特願2004−95128号
温風暖房機の対流ファンは室内に浮遊する埃も空気と一緒に送風路に吹込むものであり、枠体背面に取付けたフィルタや、温風吹出口に取付けたルーバは埃が付着して汚れるため、定期的に清掃する必要がある。
しかしながら、従来の温風暖房機は後部側が傾斜した形状のルーバが狭い間隔で配置されているため、温風吹出口の奥まで手が届かずルーバの清掃が行いにくいものであった。また、ルーバ前縁をカーリングしたものや、特許文献1のようなV形のルーバ形状にしたものでは、カーリング内やV形内にも埃が入り込んで汚れるが、このルーバのカーリング内やV形部分の内側は清掃が困難であり、V形内は前面パネルを枠体から取外してルーバの後部側から清掃を行わなければならないため、ほとんどのユーザーは清掃を行うことなく使用している。ユーザーによってはシーズン終了後などに枠体を分解して清掃を行うこともあるが、この場合でもV形内のルーバの奥の汚れは拭き取りにくいため、ルーバが汚れたままの状態になりやすいものであった。
一方、特許文献2の温風暖房機は、ルーバの構成部品が少なくでき、生産性の向上やコストの低減に寄与できたものであるが、前後のルーバがともに枠体内側に向けて折り曲げられて後部側が高くなるように傾斜しており、前ルーバの開口部の奥に後ルーバのルーバが位置するように配置してあるため、前ルーバが邪魔になって温風吹出口の奥まで手が届きにくい形状となっており、後ルーバの清掃が行いにくいものであった。
また、特許文献2のルーバ構造では、後ルーバが送風路の出口より内側に位置するため、後ルーバは前方に向かう温風の流れは制御できるが、横方向に対する温風の流れの制御にはほとんど寄与できず、横方向に対する温風の流れの制御には不利な形状となっていた。特許文献2では温風吹出口の全体から温風が吹出すことを期待してルーバの前部に空気流制御部を設けているが、この構造では送風路の出口と前ルーバとの距離が短すぎるため、送風路を枠体内の片側に寄せて配置して温風吹出口を横長に構成したときには、大半の温風が横方向に向かう前に室内に吹出してしまい、温風吹出口の横幅が送風路とほぼ同じ寸法の場合には効果が得られたものの、温風吹出口を横長に形成した場合にはほとんど効果が得られなかった。
枠体1の中央よりも片側に寄せてバーナ2を配置し、枠体1内にはバーナ2もしくはバーナ2に続く燃焼室3からの燃焼熱を誘導する送風路4とを設け、該送風路4の枠体1の背面側には対流ファン5を取付け、枠体1の前面に設けた温風吹出口6から送風路4の温風を室内に吹出すと共に、送風路4が枠体1の片側に寄せられていても温風吹出口6は枠体1の前面に横幅広く構成し、送風路4とは対向しない温風吹出口6内に枠体1内部を覆う吹出口前板7を設けた温風暖房機において、枠体1の前面の温風吹出口6には、一枚の平板を切押加工して形成した断面が略L字状となる複数個の折り曲げ部によって構成するルーバ8を取付けると共に、枠体1内の送風路4の出口には、一枚の平板を切押加工して形成した断面が略L字状となる複数個の折り曲げ部によって構成した内ルーバ9を取付け、かつ、ルーバ8の水平部は枠体1内側に向けて配置し、内ルーバ9の水平部は前部に向けて配置し、ルーバ8の後縁と内ルーバ9の前縁を連続して配置したことを特徴とするものである。
また、内ルーバ9の枠体1の中央に近い端は送風路4と対向しない温風吹出口6の端まで届かせて吹出口前板7を構成することで、一枚の平板で構成される内ルーバ9と吹出口前板7の表面が連続して、内ルーバ9と吹出口前板7との間に隙間や継ぎ目がなくなるので、内ルーバ9や吹出口前板7に付着した汚れが拭き取りやすいものである。
また、温風吹出口6とルーバ8との間には着脱機構10を設け、ルーバ8は枠体1の前方側から温風吹出口6に着脱可能に取付けたから、ルーバ8を取外すことで内ルーバ9が露出し、ルーバ8と内ルーバ9が別々に清掃できる。
また、内ルーバ9の側方に位置する吹出口前板7は傾斜部を有して温風吹出口6との間に送風間隔11を形成し、ルーバ8は断面が略コ字状となるように形成して空気誘導部8aを設け、かつ、空気誘導部8aは吹出口前板7部分まで届かせたもので、横長の温風吹出口6の全体から温風が吹出すものとなった。
この発明は、一枚の平板を切押加工して形成した断面が略L字状になる複数個の折り曲げ部によってルーバ8と内ルーバ9とを構成し、ルーバ8を温風吹出口6に、内ルーバ9を温風吹出口6内の送風路4の出口に取付け、枠体1内側に向けたルーバ8の後縁と、前部に向けた内ルーバ9の前縁とを連続して形成したものであり、温風吹出口6にはルーバが均一な間隔で平行に配置され、ルーバがL字状の簡単な形状で形成されているので、温風吹出口6の奥まで手が届きやすくなり、ルーバに付着した汚れの拭き取り作業が行いやすくなり、ルーバの清掃性が向上できるものとなった。
また、ルーバ8と内ルーバ9はそれぞれ平板のプレスによる切押加工で簡単に製造できると共に、従来の複数本のルーバを取付ける構造に比べて構成部品の数を少なくできたから、ルーバの加工や組立にかかる費用と時間が大幅に短縮でき、生産性の向上と製造コストの低減が可能となった。
また、吹出口前板7を送風路4の出口に取付けた内ルーバ9を構成する平板によって形成したから、部品点数が少なくできると共に、内ルーバ9と吹出口前板7の表面が連続して形成されて内ルーバ9と吹出口前板7との間に隙間や継ぎ目ができないので、内ルーバ9と吹出口前板7の汚れが拭き取りやすくなり、清掃性が向上できるものとなった。
また、温風吹出口6に取付けるルーバ8を着脱機構10によって着脱可能に設けたから、ルーバ8を温風吹出口6から取外すことでルーバ8が容易に清掃できる共に、内ルーバ9は前面が開放されるので、内ルーバ9の清掃も行いやすくなった。この構成であれば枠体1を分解する必要がなく、清掃時のユーザーの負担が低減されるので、ユーザーが定期的にルーバの清掃を行いやすくなり、清潔な状態を維持できるものとなった。
また、横長の温風吹出口6の全体から温風を吹出すことができるようにするため、送風路4の側方の吹出口前板7は温風吹出口6に対して傾斜部を有して温風吹出口6との間に送風間隔11を形成し、ルーバ8には吹出口前板7部分まで届かせた空気誘導部8aを設けているが、この空気誘導部8aはルーバ8を断面がコ字状となるように形成した折り曲げ部によって構成したから、ルーバ8のコ字状の内側に汚れが付着しても容易に清掃を行うことができるものであり、ルーバの清掃性を維持したまま使い勝手が向上できたものである。
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、1は温風暖房機の枠体、2は枠体1内の中央よりも片側に寄せて配置したバーナ、12は燃焼用空気が送られる風胴、13は風胴12内に設置された有底筒形のポット、13aは風胴12から燃焼用空気が供給できるようにポット13の側壁に設けた多数の小径空気孔であり、バーナ2の本体は風胴12とポット13によって構成される。14はポット13に燃焼用空気を供給するための燃焼用送風機であり、燃焼用送風機14によって風胴12に送られた燃焼用空気は小径空気孔13aからポット13内に供給される。
15はポット13に供給する燃料を貯える燃料タンク、16は燃料タンク15の上面に取付けた電磁ポンプで構成する燃料ポンプ、17はポット13と燃料ポンプ16の間に設けた燃料パイプ、18は燃料パイプ17のポット13内に伸ばした先端で構成する送油ノズルであり、風胴12とポット13の側壁とを貫通するようにポット13内に伸ばした送油ノズル18から燃料がポット13の底面に供給される。
19はポット13の側壁からポット13の底面と間隔を介して取付けた予熱兼用の点火ヒータ、20はポット13内に設置された助燃部材、3はポット13の上方に配置された燃焼室であり、ポット13内に供給された燃料は点火ヒータ19や燃焼熱で高温となったポット13の底面で気化し、初期燃焼を開始しながら小径空気孔13aから供給される燃焼空気と助燃部材20の働きで混合し、燃焼室3内で完全燃焼するものである。
4は枠体1の前後を貫通して燃焼室3を取り囲むように配置した送風路、5は枠体1の背面側の送風路4の入口に設けた対流ファン、6は枠体1の前面側の送風路4の出口に形成した温風吹出口であり、燃焼室3は送風路4内に開口し、燃焼室3で完全燃焼した燃焼ガスは送風路4に送られ、対流ファン5によって送風路4に吹込まれた室内空気と燃焼ガスとが送風路4内で混合され、温風吹出口6から温風となって室内に吹出すものである。
温風吹出口6は枠体1の前面の中央よりもやや低い位置で、枠体1の前面に横幅広く構成しており、8は温風吹出口6の横幅全体に横に長く構成したルーバ、4aは送風路4の前部に設けた傾斜天板であり、対流ファン5によって送られる室内空気は燃焼室3などからの放熱によって加熱され、更に燃焼排気ガスと燃焼空気とが混合して、狭くなった温風吹出口6から吹出し、ルーバ8によって温風が遠くまで届くように方向付けられている。
7は送風路4と対向しない温風吹出口6のルーバ8よりも枠体1の内側に形成した吹出口前板であり、温風吹出口6から枠体1内に配置した部品が見えないようにしている。
温風暖房機のルーバは埃などによって汚れが付着するため、定期的に清掃する必要があるが、従来の一般的なルーバ形状では温風吹出口6の奥まで手が届かないため、ルーバの内部の清掃が困難であった。そして、このように清掃が行いにくい構造では、ユーザーが積極的に清掃を行わなくなり、ルーバに汚れが付着した状態のまま暖房機を使用することになるため非常に不衛生であった。
この発明はユーザーが定期的に清掃を行えるように清掃性の良いルーバを提案するものであり、ルーバ8は一枚の平板を切押加工して断面が略L字状となるように形成した折り曲げ部によって構成したものであり、ルーバ8を構成する折り曲げ部は枠体1内側に向けて均一な間隔で配置されている。
9は温風吹出口6内の送風路4の出口に取付けた内ルーバであり、該内ルーバ9は一枚の平板を切押加工して断面が略L字状となるように形成した折り曲げ部によって構成しており、内ルーバ9を構成する折り曲げ部は枠体1の前面側に向けて均一な間隔で配置され、ルーバ8の後部と内ルーバ9の前部が連続している。
温風の流れを制御するためにはルーバの前後方向の長さが必要となるものであり、ルーバを一枚の平板から形成するときは、ルーバの前後方向の寸法を長くするとルーバのピッチが広がり、ルーバの本数が少なくなると共に、温風吹出口の開口部が広くなりすぎて枠体1内が丸見えになってしまうが、上記のようにルーバ8の内側に内ルーバ9を配置することで、ルーバのピッチが広くなりすぎることなく前後方向の寸法を確保したルーバを構成できたものである。
そして、折り曲げ部で構成されるルーバ8と内ルーバ9はそれぞれ均一な間隔で平行に配置されているから、温風吹出口6の奥に位置する内ルーバ9まで手が届くものとなり、ルーバの清掃が容易にできるものとなった。
また、ルーバ8が温風吹出口6に、内ルーバ9が送風路4の出口に取付けられているから、枠体1の前面パネルを枠体1から取外せばルーバ8と内ルーバ9を別々に清掃することができる。そして、枠体1の前面開口が開放されることによって送風路4に取付けた内ルーバ9が露出するので、内ルーバ9の清掃も容易に行えるものである。
また、従来は複数本のルーバを個々に所定の形状に加工し、複数本のルーバを1本ずつ温風吹出口に取付ける構造であったため、部品点数が多く加工や組立に要する時間や費用がかかるものであったが、この発明のルーバ8と内ルーバ9は平板に形成した折り曲げ部によって構成されるものであるからプレス加工によって簡単に製造でき、ルーバ8と内ルーバ9は2部品で構成できるから、部品点数が少なく加工や組立にかかる時間と費用が大幅に短縮でき、生産性の向上やコストの低減にも寄与できた。
また、この発明では、内ルーバ9を構成する平板を枠体1中央側の端から送風路4とは対向しない側の温風吹出口6の端まで届かせることによって吹出口前板7を構成しており、このように一枚の平板によって吹出口前板7と内ルーバ9を一体に構成することで、内ルーバ9と吹出口前板7との連続部分に隙間や継ぎ目をなくすことができたので、汚れが拭き取りやすくなり清掃が行いやすくなった。
また、図4・5に示すこの発明の他の実施例において、10はルーバ8を温風吹出口6に着脱自在にするために設けた着脱機構であり、ルーバ8は着脱機構10によって枠体1の前方側から温風吹出口6に着脱可能に取付けることができるようになっている。10aは温風吹出口6の側部に取付けた磁石、10bはルーバ8の側方に設けた平面部であり、ルーバ8を温風吹出口6に取付けるとルーバ8の平面部10bが温風吹出口6の磁石10aに接し、磁石10aの磁力によってルーバ8を温風吹出口6に固定でき、ルーバ8を温風吹出口6から容易に取外すことができる。着脱機構10はこの方法以外に固定ネジや固定ピンなどで構成してもよい。
この構成により、ルーバ8を温風吹出口6から取外せば内ルーバ9の前方が開放されて内ルーバ9が露出するので内ルーバ9の清掃が行いやすくなると共に、ルーバ8が単体で取外しができるので水洗いや洗剤等を使って清掃することができるものとなり、枠体1を分解する必要がないのでユーザーが手軽に清掃を行うことができるものとなった。
また、温風吹出口6からルーバ8を取外しても送風路4の出口に残る内ルーバ9によって熱源部である送風路4内への物体の侵入を防ぐことができるから、ルーバ8を着脱可能に設けても、ルーバ8を取外したときの安全性が確保できた。
また、11は温風吹出口6のルーバ8と吹出口前板7との間に形成した送風間隔であり、この送風間隔11は吹出口前板7を温風吹出口6の端に向けて傾斜して配置することによって形成している。また、ルーバ8は一枚の平板を断面が略コ字状となるように形成した折り曲げ部によって構成しており、8aはコ字状の折り曲げ部によって構成したルーバ8の内側に形成される空気誘導部であり、空気誘導部8aは送風路4の前方から吹出口前板7部分まで届かせている。
この構成では、送風路4の側壁に沿って流れる空気が傾斜した吹出口前板7の表面に沿った空気の流れを形成し、送風間隔11から枠体の前方に吹出す空気流が形成され、また、送風路4から前方に吹出す温風の一部はルーバ8のコ字状に囲まれた部分にぶつかり、コ字状部分を横に流れて吹出口前板7方向へ向かい、空気誘導部8aの無くなった部分から吹出口前板7に沿って流れてくる空気と一緒に枠体1の前方に吹出すので、横幅が広い温風吹出口6の全体から温風が吹出すことができようになった。
このようにルーバ8のコ字状の折り曲げ部によって空気誘導部8aを構成しても、コ字状の折り曲げ部の前後方向の寸法は短くできたから、ルーバ8のコ字状部分の内側に付着した汚れも容易に拭き取り可能であり、ルーバ8の清掃性が維持できるものである。
この発明の実施例を示す温風暖房機の縦断面図である。 この発明の実施例を示す温風暖房機の横断面図である。 この発明のルーバ構造を示す要部の分解斜視図である。 この発明の他の実施例を示すルーバを取外した状態の要部の縦断面図である。 この発明の他の実施例を示すルーバを取外した状態の要部の横断面図である。
符号の説明
1 枠体
2 バーナ
3 燃焼室
4 送風路
5 対流ファン
6 温風吹出口
7 吹出口前板
8 ルーバ
8a 空気誘導部
9 内ルーバ
10 着脱機構
11 送風間隔


Claims (4)

  1. 枠体1の中央よりも片側に寄せてバーナ2を配置し、枠体1内にはバーナ2もしくはバーナ2に続く燃焼室3からの燃焼熱を誘導する送風路4とを設け、該送風路4の枠体1の背面側には対流ファン5を取付け、枠体1の前面に設けた温風吹出口6から送風路4の温風を室内に吹出すと共に、
    送風路4が枠体1の片側に寄せられていても温風吹出口6は枠体1の前面に横幅広く構成し、送風路4とは対向しない温風吹出口6内に枠体1内部を覆う吹出口前板7を設けた温風暖房機において、
    枠体1の前面の温風吹出口6には、一枚の平板を切押加工して形成した断面が略L字状となる複数個の折り曲げ部によって構成するルーバ8を取付けると共に、
    枠体1内の送風路4の出口には、一枚の平板を切押加工して形成した断面が略L字状となる複数個の折り曲げ部によって構成した内ルーバ9を取付け、
    かつ、ルーバ8の水平部は枠体1内側に向けて配置し、内ルーバ9の水平部は前部に向けて配置し、ルーバ8の後縁と内ルーバ9の前縁を連続して配置したことを特徴とする温風暖房機のルーバ構造。
  2. 前記内ルーバ9の枠体1の中央に近い端は送風路4と対向しない温風吹出口6の端まで届かせて前記吹出口前板7を構成したことを特徴とする請求項1記載の温風暖房機のルーバ構造。
  3. 温風吹出口6とルーバ8との間には着脱機構10を設け、ルーバ8は枠体1の前方側から温風吹出口6に着脱可能に取付けることを特徴とする請求項1記載の温風暖房機のルーバ構造。
  4. 内ルーバ9の側方に位置する吹出口前板7は傾斜部を有して温風吹出口6との間に送風間隔11を形成し、
    ルーバ8は断面が略コ字状となるように形成して空気誘導部8aを設け、かつ、空気誘導部8aは吹出口前板7部分まで届かせたことを特徴とする請求項1記載の温風暖房機のルーバ構造。
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