JP3507868B2 - 温風暖房機のルーバー構造 - Google Patents

温風暖房機のルーバー構造

Info

Publication number
JP3507868B2
JP3507868B2 JP14057298A JP14057298A JP3507868B2 JP 3507868 B2 JP3507868 B2 JP 3507868B2 JP 14057298 A JP14057298 A JP 14057298A JP 14057298 A JP14057298 A JP 14057298A JP 3507868 B2 JP3507868 B2 JP 3507868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
hot air
louver
air
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14057298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11316051A (ja
Inventor
幸一 渡辺
Original Assignee
株式会社トヨトミ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トヨトミ filed Critical 株式会社トヨトミ
Priority to JP14057298A priority Critical patent/JP3507868B2/ja
Publication of JPH11316051A publication Critical patent/JPH11316051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3507868B2 publication Critical patent/JP3507868B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は片側に寄せてバーナを
配置する枠体であっても横幅のある枠体前面の温風吹出
口の全体から温風を吹出し易くする温風構造に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】温風暖房機の枠体内には燃料タンクを収
納する為などによって、枠体の片側に寄せてバーナを配
置したものがある。そして、バーナもしくはバーナに続
く燃焼室を送風路内に配置し、送風路の枠体背面側に室
内対流ファンを設け、送風路の枠体前面側に温風吹出口
を設ける構成となっている。この構成によると枠体前面
の温風吹出口は、片側に寄せた送風路の前面だけに構成
されることになる。 【0003】この構成では枠体正面の全体の中で片側だ
けに温風吹出口があるから、枠体の前面のデザインがま
とまりにくく、この為、温風吹出口と温風吹出口に取付
けたルーバーとが枠体の横幅のほぼ全体となるように横
に長く構成することが行なわれる。この構造によると、
温風吹出口はバランス良く横に長い構成となり、デザイ
ンとしてはうまくまとまったものとなった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、送風路は枠体
の片側に寄せて配置しているから、枠体の横幅に匹敵す
る横長の温風吹出口に横長のルーバーを取付けても、横
長のルーバーの全体から温風が吹き出すのではなく、相
変わらず温風は片側の送風路の正面だけから吹き出して
おり、使い勝手の点は何等改善されていないものであっ
た。また、ルーバーを横に長くしたから、取扱者はルー
バーの全体から温風が吹出すものと勘違いをして、片側
からのみ温風が吹出すからクレーム品であると誤解を受
けることさえあった。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
解決するもので、枠体1内の中央よりも片側に寄せてバ
ーナ2と燃焼室3を配置し、かつ、枠体1の背部と枠体
1の前部を連通する送風路4を枠体1内に設け、該送風
路4内にバーナ2もしくは燃焼室3を配置し、かつ、送
風路4の枠体1の背面側には室内対流ファン5を取付
け、送風路4に吹込まれた室内空気は高温となって枠体
1の前面の温風吹出口6から室内に吹出す温風暖房機に
おいて、温風吹出口6はバーナ2と燃焼室3が枠体1の
片側に寄せられていても枠体1の前面に横幅広く構成
し、横長の温風吹出口6には枠体1内側を高くして前方
が下向きの傾斜部を有する横長のルーバー7を取付け、
かつ、傾斜したルーバー7の少なくとも一つには前部が
ルーバー7と接続して断面が略V形になるように誘導板
8を設け、送風路4とは対向しない温風吹出口6内には
ルーバー7と間隙を介して吹出口前板9を設けて枠体1
内部を覆うと共に、該誘導板8は送風路4から吹出口前
板9部分まで届くようにしたものである。 【0006】 【作用】室内対流ファン5で送風路4に送られる空気は
バーナ2や燃焼室3の熱によって高温になり、この温風
は傾斜したルーバー7によって枠体1の前方遠くまで温
風が吹き付けるようになっている。そして、ルーバー7
に取付けたこの発明の誘導板8は、ルーバー7との間で
断面がV方となるように構成したから、このV形部分に
吹込んだ空気の行き場がなくなって、ルーバー7と誘導
板8との間を横に流れて誘導板8のなくなった吹出口前
板9のある部分から枠体1の前方へ温風が吹出すように
なった。 【0007】 【実施例】図に示す石油燃料を用いる暖房機の実施例に
よってこの発明を説明すると、1は暖房機の枠体、2は
枠体1内の中央よりも片側に寄せて設けたバーナ、3は
バーナ1の上部に配置されて燃焼炎と燃焼ガスとが送ら
れる燃焼室である。4は枠体1の背面から前面に向かっ
て貫通して形成した送風路、5は枠体1の背面の送風路
4の入口側に設けた室内対流ファン、6は枠体1の前面
の送風路4の出口側に形成した温風吹出口である。 【0008】実施例の石油暖房機はファンヒータと呼ば
れる燃焼排気ガスを室内に放出するタイプであって、バ
ーナ2の一部と燃焼室3が送風路4内に配置されてお
り、室内対流ファン5によって送風路4内に送られた室
内空気と、燃焼室3から排出される燃焼排気ガスとが送
風路4内で混合し、枠体2の前面の温風吹出口6から温
風となって吹出すものである 【0009】前記の温風吹出口6は枠体1の前面の中央
よりもやや低い位置で、枠体1の前面に横幅広く構成し
ており、7は温風吹出口6の横幅全体に横に長く構成し
たルーバー、4aは送風路4の前部に設けた傾斜天板で
あり、室内対流ファン5によって送られる空気は燃焼室
3からの放熱によって加熱され、更に燃焼排気ガスと燃
焼空気とが混合して、狭くなった温風吹出口6から吹き
出し、ルーバー7によって温風が遠くまで届くように方
向付けられている。 【0010】9は直接送風路4と対向しない温風吹出口
6のルーバー7よりも枠体1の内側に形成した吹出口前
板であり、温風吹出口6から枠体1内に配置した部品が
見えないようにしている。従って、枠体1の片側に寄せ
てバーナ2が取付けられ、送風路4も片側に寄せて取付
けられているから、横幅広く構成した温風吹出口6であ
っても片側から温風が吹き出すものである。 【0011】上記の構成の温風暖房機において、8は温
風吹出口6に配置したルーバー7の少なくとも一つに取
付けられた誘導板であり、該誘導板8の前部がルーバー
7の前部と接続しており、枠体1の内部側が開いたV形
に形成している。また、ルーバー7と吹出口前板9の間
には間隙が設けてあり、該誘導板8の長さは送風路4か
ら吹出口前板9部分まで届かせている。 【0012】この為、送風路4から枠体1の前方へ吹き
出す温風の一部がV形に拡ったルーバー7と誘導板8の
間に吹込まれ、このV形部分に吹込んだ空気は直ぐには
温風吹出口6から吹き出すことができない。そして、行
き場なくなったこの温風はV形部分を横に流れて吹出口
前板9部分へ向かい、誘導板8のなくなった部分からル
ーバー7の間を通って温風吹出口6から枠体1の前方へ
吹き出すようになったものである。 【0013】この為、室内対流ファン5によって送られ
る風は吹出口前板9のある部分のルーバー7の間からも
温風が吹き出すことができるようになり、横幅が広い温
風吹出口6であっても、全体から温風が吹き出すことが
できるようになったものである。 【0014】尚、図に示す実施例は石油燃料を燃焼する
ポットタイプの石油燃焼器であるが、この発明は送風路
4における送風構造にかかるものであるから、バーナの
形式は特に問題ではなく、都市ガスなどの気体燃料や、
石油燃料を気化室で熱を加えて気体に代えてガス化して
燃焼する燃焼器にも適用できるものである。 【0015】 【発明の効果】以上のようにこの発明の暖房機は、バー
ナ2が枠体1の片側に寄せて取付けてあっても、枠体1
の前面の横幅広く構成した温風吹出口6のすべてから温
風が吹き出すようになったから、横長の温風吹出口6を
用いてはじめてダミーではなく本当に温風を吹き出すこ
とができ、温風の吹出し幅が広がって暖房機正面の広い
範囲の暖房効果が高まったものである。 【0016】また、この為の具体的な構造は温風吹出口
6に従来から取付けられている傾斜したルーバーの一部
に誘導板8をV形になるように取付けるだけであり、大
がかりな変更ではないのでコストアップはほとんどなく
実施できるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例を示す温風暖房機の縦断面図
である。 【図2】この発明の実施例を示す温風暖房機の横断面図
である。 【符号の説明】 1 枠体 2 バーナ 3 燃焼室 4 送風路 5 室内対流ファン 6 温風吹出口 7 ルーバー 8 誘導板 9 吹出口前板

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 枠体1内の中央よりも片側に寄せてバー
    ナ2と燃焼室3を配置し、かつ、枠体1の背部と枠体1
    の前部を連通する送風路4を枠体1内に設け、該送風路
    4内にバーナ2もしくは燃焼室3を配置し、かつ、送風
    路4の枠体1の背面側には室内対流ファン5を取付け、
    送風路4に吹込まれた室内空気は高温となって枠体1の
    前面の温風吹出口6から室内に吹出す温風暖房機におい
    て、 温風吹出口6はバーナ2と燃焼室3が枠体1の片側に寄
    せられていても枠体1の前面に横幅広く構成し、横長の
    温風吹出口6には枠体1内側を高くして前方が下向きの
    傾斜部を有する横長のルーバー7を取付け、かつ、傾斜
    したルーバー7の少なくとも一つには前部がルーバー7
    と接続して断面が略V形になるように誘導板8を設け、
    送風路4とは対向しない温風吹出口6内にはルーバー7
    と間隙を介して吹出口前板9を設けて枠体1内部を覆う
    と共に、該誘導板8は送風路4から吹出口前板9部分ま
    で届かせたことを特徴とする温風暖房機のルーバー構
    造。
JP14057298A 1998-05-06 1998-05-06 温風暖房機のルーバー構造 Expired - Fee Related JP3507868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14057298A JP3507868B2 (ja) 1998-05-06 1998-05-06 温風暖房機のルーバー構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14057298A JP3507868B2 (ja) 1998-05-06 1998-05-06 温風暖房機のルーバー構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11316051A JPH11316051A (ja) 1999-11-16
JP3507868B2 true JP3507868B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=15271814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14057298A Expired - Fee Related JP3507868B2 (ja) 1998-05-06 1998-05-06 温風暖房機のルーバー構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3507868B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3876688B2 (ja) 2001-10-31 2007-02-07 株式会社トヨトミ 薄形温風暖房機の吹出口
JP4710421B2 (ja) * 2005-05-31 2011-06-29 株式会社トヨトミ 温風暖房機のルーバ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11316051A (ja) 1999-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5341794A (en) Combustion device for stoves and fireplaces
US5571008A (en) Gas burner for use with artificial logs
US5052370A (en) Gas burner assembly including emberizing material
GB2182431A (en) Gas fire
US3623470A (en) Gas fireplace
JP3507868B2 (ja) 温風暖房機のルーバー構造
JP3527920B2 (ja) 温風暖房機の吹出構造
JP3565014B2 (ja) 温風暖房機の温風構造
JP4579219B2 (ja) 暖炉型暖房機
JP4554506B2 (ja) 暖炉型暖房器
KR20020056337A (ko) 가스복사 조리기의 내부 케이스 구조
GB2207499A (en) Simulated solid fuel gas fire
US3254642A (en) Room heater with vented circulation
JP4352963B2 (ja) 温風暖房機のルーバ構造
JP4461862B2 (ja) 石油燃焼器の遮熱構造
JP4407498B2 (ja) 風速を抑えた温風暖房機
US2310406A (en) Ceramic heating element and gas heater embodying the same
KR100442528B1 (ko) 가스온풍난방기
JP4259690B2 (ja) 温風暖房機
KR100208308B1 (ko) 가스 버어너
JPS6132567B2 (ja)
CA2001309A1 (en) Heater
JP2003161531A (ja) 反射形温風暖房機
JPS6238192Y2 (ja)
JPH0140979Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees