JP2006336397A - 見切り材、見切り材の取付構造および取付方法 - Google Patents

見切り材、見切り材の取付構造および取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】下地材の表面に設けられたクロスの端部を確実、かつ強固に固定することにより外観性を向上させることができるとともに、異なる形状の下地材にも対応することができる機能性の高い見切り材、見切り材の取付構造および取付方法を提供することを目的とする。
【解決手段】長寸部2と短寸部3とからなり、断面略L字状に形成された長尺な本体部1aと、前記長寸部2に平行して前記短寸部3の一端から所定の長さ延出し、かつ前記本体部1aに沿って長尺な延出部4と、前記短寸部3に平行して前記延出部4の一端から所定の長さ突出し、かつ前記本体部1aに沿って長尺な突出部5と、前記突出部5の一端から内方に突出し、かつ前記本体部1aに沿って長尺な突片6とを備えたことを特徴とする見切り材、およびこの見切り材をサッシ枠12と下地材13,16との間に取り付けた取付構造と、その取付方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の開口部内周面に固定されたサッシ枠と、表面にクロスが設けられる下地材との間に取り付けられて前記下地材に設けられるクロスのサッシ側の端部を見切る見切り材、見切り材の取付構造および取付方法に関する。
従来、窓等の開口部の内周面を形成する場合、この内周面のうちの外側部分にサッシ枠を固定するとともに、表面にクロスが設けられる下地材を、前記サッシ枠に隣接するようにして前記内周面のうちの内側部分に取り付けることによって開口部の内周面を形成している。また、前記下地材の表面にクロスを設けるに際して該クロスのサッシ枠側の端部が剥離しないように、前記サッシ枠と下地材との間に、前記クロスの端部を固定する見切り材を取り付ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−262073号公報
ところで、上記特許文献1に記載の見切り材は、前記サッシ枠と下地材との間に挟み込まれるとともに、両面テープや接着剤等によって前記サッシ枠に固定され、上から押さえ込むようにして前記クロスの端部を固定している。
ところが、このようにクロスの端部を固定する際は、前記見切り材によってクロスを上から押さえ込むだけだったので、両面テープの粘着力の低下や接着剤不足と相乗することによってクロスの固定状態に影響を及ぼし、延いてはクロスの浮きが発生して外観性を損ねてしまう場合があった。
一方、開口部の内周面に前記サッシ枠を取り付けるため、該サッシ枠には取付部が形成され、さらに、該取付部を覆うような形状となるように前記下地材が形成されている。そして、上記特許文献1に記載の見切り材は、上述のような特定の形状に形成された下地材に対応して製造されている。
しかしながら、このような見切り材は、特定の形状に形成された下地材に対応して製造されているため、形状の異なる下地材を用いた際に、前記見切り材では対応できない場合があった。
本発明の課題は、下地材の表面に設けられたクロスの端部を確実、かつ強固に固定することにより外観性を向上させることができるとともに、異なる形状の下地材にも対応することができる機能性の高い見切り材、見切り材の取付構造および取付方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、見切り材1であって、例えば図1(a)、(b)に示すように、長寸部2と短寸部3とからなり、断面略L字状に形成された長尺な本体部1aと、
前記長寸部2に平行して前記短寸部3の一端から所定の長さ延出し、かつ前記本体部1aに沿って長尺な延出部4と、
前記短寸部3に平行して前記延出部4の一端から所定の長さ突出し、かつ前記本体部1aに沿って長尺な突出部5と、
前記突出部5の一端から内方に突出し、かつ前記本体部1aに沿って長尺な突片6とを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、窓等の開口部11の内周面11aを形成する際に、表面にクロス14が設けられる下地材13がサッシ枠12に隣接して取り付けられており、前記長寸部2と前記突片6との間に前記下地材13の一部を挟み込むように設けることによって、前記下地材13とクロス14とを共に上下から強固に挟み込むことが可能となり、前記突出部5および突片6によって前記クロス14の端部を確実、かつ強固に固定することができる。しかも、前記延出部4および突出部5によって前記クロス14の端部を覆うことができる。これにより、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
また、前記長寸部2と前記突片6との間に挟み込めないような形状の下地材16の場合には、前記サッシ枠12と下地材16との間に、前記長寸部2を挟み込むようにして取り付けることにより、前記クロス14の端部を、前記延出部4および突出部5によって前記下地材16の表面に確実、かつ強固に固定することが可能となる。しかも、前記短寸部3および延出部4によって前記クロス14の端部を覆うことができる。これにより、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
さらに、このように一つの見切り材1によって異なる形状の下地材13,16に対応することができ、その上、前記クロス14の端部を前記下地材13,16に強固に固定することができるとともに、開口部11周辺の外観性を向上させることができるので機能性が極めて高い。
請求項2に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1に記載の見切り材1をサッシ枠12と下地材13との間に取り付けた見切り材1の取付構造であって、
建物10の開口部内周面11aに前記サッシ枠12が固定され、該サッシ枠12に隣接するようにして前記下地材13が固定されているとともに、該下地材13の表面にクロス14が設けられ、
前記下地材13には前記見切り材1の長寸部2と突片6との間に挿入可能な厚みを有する凸部13aが形成されており、
前記見切り材1の長寸部2と突片6との間に前記下地材13の凸部13aを挿入するようにして、前記サッシ枠12と下地材13との間に前記見切り材1が取り付けられ、
前記下地材13の表面に設けられたクロス14のサッシ枠12側の端部が、前記見切り材1の延出部4および突出部5によって覆われるとともに、前記突出部5および突片6によって下地材13側に押さえ込まれていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記凸部13aが形成された下地材13の場合に、前記長寸部2および突片6との間に前記凸部13aが挿入されて前記サッシ枠12と下地材13との間に前記見切り材1が取り付けられるので、前記長寸部2と突片6とによって前記下地材13とクロス14とを共に上下から強固に挟み込むことが可能となり、前記突出部5および突片6によって前記クロス14の端部を確実、かつ強固に固定することができる。
しかも、前記延出部4および突出部5によって前記クロス14の端部を覆うことができるので、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図2および図3(a)、(b)、(c)に示すように、請求項2に記載の見切り材1の取付構造を得るために前記サッシ枠12と下地材13との間に見切り材1を取り付ける見切り材1の取付方法であって、
前記サッシ枠12を建物10の開口部内周面11aに固定しておき、
前記サッシ枠12の端面12aと前記見切り材1の短寸部3の裏面とを固定するとともに、前記見切り材1の長寸部2と突片6との間に前記下地材13の凸部13aを挿入して、該下地材13を前記サッシ枠12に隣接するように設置し、
前記下地材13の表面に設けられたクロス14のサッシ枠12側の端部を、前記見切り材1の延出部4および突出部5によって覆うとともに、前記突出部5および突片6によって下地材13側に押さえ込むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、サッシ枠12の端面12aと見切り材1の短寸部3の裏面とを固定するとともに、前記見切り材1の長寸部2と突片6との間に下地材13の凸部13aを挿入して、該下地材13を前記サッシ枠12に隣接するように設置するだけで、前記サッシ枠12と下地材13との間に見切り材1を容易に取り付けることができる。また、このように設置される下地材13の表面に前記クロス14を設けるので、前記長寸部2と突片6とによって前記下地材13とクロス14とを共に上下から強固に挟み込むことが可能となり、前記突出部5および突片6によって前記クロス14の端部を確実、かつ強固に固定することができる。
しかも、前記延出部4および突出部5によって前記クロス14の端部を覆うことができるので、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項1に記載の見切り材1を前記サッシ枠12と下地材16との間に取り付けた見切り材1の取付構造であって、
建物10の開口部内周面11aに前記サッシ枠12が固定され、該サッシ枠12に隣接するようにして前記下地材16が固定されているとともに、該下地材16の表面にクロス14が設けられ、
前記下地材16のサッシ枠側端面16aは平坦に形成されており、
前記下地材16のサッシ枠側端面16aとサッシ枠12の端面12aとの間に、水密材17を介して前記見切り材1の長寸部2が取り付けられ、
前記下地材16の表面に設けられたクロス14のサッシ枠12側の端部が、前記見切り材1の短寸部3おとび延出部4によって覆われるとともに、前記延出部4および突出部5によって下地材16側に押さえ込まれていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、サッシ枠側端面16aが平坦に形成された下地材16の場合に、前記下地材16のサッシ枠側端面16aとサッシ枠12の端面12aとの間に、水密材17を介して前記見切り材1の長寸部2が取り付けられるので、前記クロス14の端部を、前記突出部5によって前記下地材16の表面に確実、かつ強固に固定することが可能となる。
しかも、前記短寸部3および延出部4によって前記クロス14の端部を覆うことができるので、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
また、前記見切り材1の長寸部2は、水密材17を介して前記下地材16のサッシ枠側端面16aとサッシ枠12の端面12aとの間に取り付けられていることから、雨水等の侵入を防ぐことができるので、湿気による壁材の劣化や、両面テープ15や接着剤等の粘着力の低下を防ぐことが可能となる。
請求項5に記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項4に記載の見切り材1の取付構造を得るために前記サッシ枠12と下地材16との間に見切り材1を取り付ける見切り材1の取付方法であって、
前記サッシ枠12を建物10の開口部内周面11aに固定しておき、
前記下地材16のサッシ枠側端面16aに、水密材17を介して前記見切り材1の長寸部2を取り付け、
前記長寸部2の裏面と前記サッシ枠12の端面12aとを当接するようにして前記下地材16を前記サッシ枠12に隣接するように設置し、
前記下地材16の表面に設けられたクロス14のサッシ枠12側の端部を、前記見切り材1の短寸部3および延出部4によって覆うとともに、前記延出部4および突出部5によって下地材16側に押さえ込むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記下地材16のサッシ枠側端面16aに、水密材17を介して前記見切り材1の長寸部2を取り付け、前記長寸部2の裏面と前記サッシ枠12の端面12aとを当接するようにして前記下地材16を前記サッシ枠12に隣接するように設置するだけで、前記サッシ枠12と下地材16との間に前記見切り材1を容易に取り付けることができる。また、このように設置される下地材16の表面に前記クロス14を設けるので、前記延出部4および突出部5によって前記クロス14を前記下地材16側に押さえ込むことが可能となり、前記クロス14の端部を確実、かつ強固に固定することができる。
しかも、前記短寸部3および延出部4によって前記クロス14の端部を覆うことができるので、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
本発明によれば、窓等の開口部の内周面を形成する際に、表面にクロスが設けられる下地材がサッシ枠に隣接して取り付けられており、この下地材が、凸部が形成された下地材である場合や、サッシ枠側端面が平坦に形成された下地材であった場合においても、前記クロスの端部を確実、かつ強固に固定することができるとともに前記クロスの端部を覆うことができるので、前記クロスの浮きを防ぐことが可能となり、開口部周辺の外観性を向上させることができる。
また、このように一つの見切り材によって異なる形状の下地材に対応することができ、その上、前記クロスの端部を前記下地材に強固に固定することができるとともに、開口部周辺の外観性を向上させることができるので機能性が極めて高い。
以下、図面を参照して本発明に係る見切り材1、見切り材1の取付構造および取付方法の実施の形態について説明する。
なお、この見切り材1は、窓等の開口部11の内周面11aを形成する際に、表面にクロス14が設けられる下地材13,16とサッシ枠12との間に取り付けられて、前記クロス14のサッシ枠12側の端部が剥離しないように固定するものである。
本実施の形態の見切り材1は、図1(a)、(b)に示すように、長寸部2と短寸部3とからなり、断面略L字状に形成された長尺な本体部1aと、
前記長寸部2に平行して前記短寸部3の一端から所定の長さ延出し、かつ前記本体部1aに沿って長尺な延出部4と、
前記短寸部3に平行して前記延出部4の一端から所定の長さ突出し、かつ前記本体部1aに沿って長尺な突出部5と、
前記突出部5の一端から内方に突出し、かつ前記本体部1aに沿って長尺な突片6とを備えたものである。
前記長寸部2と短寸部3、延出部4、突出部5、突片6は、その外面が平坦に形成されており、両面テープ15の貼付や接着剤の塗布がし易いようになっている。また、これによって各箇所の外面を前記サッシ枠12や下地材13,16等に確実に固定することができるので、見切り材1の固定状態が向上して好ましい。
さらに、これら長寸部2と短寸部3、延出部4、突出部5、突片6は、図示はしないが、前記開口部11の一辺にわたるように長尺に形成されており、この見切り材1で、前記開口部11の一辺にわたる長さを有するクロス14の端部を固定することができるようになっている。
また、前記長寸部2と短寸部3、延出部4、突出部5、突片6は、可撓性および弾力性を有する材料、例えば、合成樹脂等で一体成形されている。これにより、前記長寸部2と突片6との間に前記下地材13が挿入しやすくなるとともに、その弾性復帰力によって前記長寸部2と突片6とを、前記下地材13の一部に強固に挟み込ませることが可能となる。さらに、このように可撓性および弾力性を有しているので、円滑にクロス14を前記突出部5もしくは突片6と、前記下地材13,16との間に差し込むことができるようになっている。また、差し込んだ後は、前記見切り材1が有する弾性復帰力によって前記クロス14を強固に固定することができるようになっている。
次に、図面を参照して、前記見切り材1を前記サッシ枠12と下地材13との間に取り付けた見切り材1の取付構造について説明する。
すなわち、図2に示すように、建物10の開口部内周面11aに前記サッシ枠12が固定され、該サッシ枠12に隣接するようにして前記下地材13が固定されているとともに、該下地材13の表面にクロス14が設けられ、
前記下地材13には前記見切り材1の長寸部2と突片6との間に挿入可能な厚みを有する凸部13aが形成されており、
前記見切り材1の長寸部2と突片6との間に前記下地材13の凸部13aを挿入するようにして、前記サッシ枠12と下地材13との間に前記見切り材1が取り付けられ、
前記下地材13の表面に設けられたクロス14のサッシ枠12側の端部が、前記見切り材1の延出部4および突出部5によって覆われるとともに、前記突出部5および突片6によって下地材13側に押さえ込まれている。
前記開口部11は、建物10の壁において外に向かって開いている箇所であり、本実施の形態では窓の部分を指している。また、この開口部11の内周面11aは、本実施の形態では壁パネル10aの端面を指しており、図示はしないが、前記壁パネル10aが複数設置されることによって前記開口部11が形成されている。さらに、前記壁パネル10aの建物10内部側には内装材10bが取り付けられており、この内装材10bの表面に前記クロス14が貼り付けられている。
なお、本実施の形態の建物10は、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てて構築するパネル工法で構築されるが、従来の軸組工法や壁式工法の木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造等の建物にも適用することができる。
前記サッシ枠12は、前記開口部11に窓を取り付けるための金属製の窓枠材であり、前記開口部11を形成する内周面11aのうちの外側部分に固定されている。その固定は、図示はしないが、所定の取付部分にネジがねじ込まれて固定されている。
前記下地材13は、図1(a)に示すように、前記見切り材1の長寸部2と突片6との間に挿入可能な厚みを有する凸部13aが形成され、表面にクロス14が設けられるものであり、前記開口部11を形成する内周面11aのうちの内側部分で、前記サッシ枠12に隣接するようにして固定されている。また、この下地材13は、本実施の形態では、薄板材を複数重ねて製造された合板が用いられている。
前記クロス14は、前記内装材10bから前記下地材13に向かって連続して貼り付けられるものであり、前記見切り材1により該クロス14のサッシ枠12側の端部が見えないように施すことで外観性を向上させることができるようになっている。
以上のような構成の見切り材1の取付構造によれば、前記凸部13aが形成された下地材13の場合に、前記長寸部2および突片6との間に前記凸部13aが挿入されて前記サッシ枠12と下地材13との間に前記見切り材1が取り付けられるので、前記長寸部2と突片6とによって前記下地材13とクロス14とを共に上下から強固に挟み込むことが可能となり、前記突出部5および突片6によって前記クロス14の端部を確実、かつ強固に固定することができる。
しかも、前記延出部4および突出部5によって前記クロス14の端部を覆うことができるので、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
そして、以上のような見切り材1の取付構造となるように、前記見切り材1を前記サッシ枠12と下地材13との間に取り付けるには、図3(a)、(b)、(c)に示すように、前記サッシ枠12を建物10の開口部内周面11aに固定しておき、
前記サッシ枠12の端面12aと前記見切り材1の短寸部3の裏面とを固定するとともに、前記見切り材1の長寸部2と突片6との間に前記下地材13の凸部13aを挿入して、該下地材13を前記サッシ枠12に隣接するように設置し、
前記下地材13の表面に設けられたクロス14のサッシ枠12側の端部を、前記見切り材1の延出部4および突出部5によって覆うとともに、前記突出部5および突片6によって下地材13側に押さえ込んで行う。
すなわち、図3(a)に示すように、前記長寸部2と突片6との間に前記下地材13の凸部13aを挿入して、これら見切り材1と下地材13とを仮に取り付けておき、次に、前記短寸部3の裏面に両面テープ15を貼り付けておき、このような状態の見切り材1および下地材13を前記サッシ枠12に隣接する位置に設置する。この時、前記下地材13と開口部内周面11aとの間には接着剤が塗布されていない状態となっているので、前記見切り材1だけを前記サッシ枠12の端面12aに取り付けることができるようになっている。つまり、前記見切り材1の取付位置の位置決めが完了する。
そして、図3(b)に示すように、前記見切り材1の長寸部2の内側の面に両面テープ15を貼り付けおき、次に、図3(c)に示すように、前記下地材13の凸部13aを再び前記長寸部2と突片6との間に挿入して、前記下地材13を固定する。この時、前記下地材13と開口部内周面11aとの間に接着剤を塗布しておくことで、前記下地材13の取付作業を短時間で完了させることができるようになっている。
一方、前記下地材13の取付作業の完了後、前記クロス14のサッシ枠12側端部を、前記突片6と下地材13との間に差し込む。この時、上述したように前記見切り材1は、可撓性および弾力性を有しているので、円滑にクロス14を前記突片6と下地材13との間に差し込むことができるようになっている。また、差し込んだ後は、前記見切り材1が有する弾性復帰力によって前記クロス14を強固に固定することができるようになっている。
このような見切り材1の取付方法によれば、サッシ枠12の端面12aと見切り材1の短寸部3の裏面とを固定するとともに、前記見切り材1の長寸部2と突片6との間に下地材13の凸部13aを挿入して、該下地材13を前記サッシ枠12に隣接するように設置するだけで、前記サッシ枠12と下地材13との間に見切り材1を容易に取り付けることができる。また、このように設置される下地材13の表面に前記クロス14を設けるので、前記長寸部2と突片6とによって前記下地材13とクロス14とを共に上下から強固に挟み込むことが可能となり、前記突出部5および突片6によって前記クロス14の端部を確実、かつ強固に固定することができる。
しかも、前記延出部4および突出部5によって前記クロス14の端部を覆うことができるので、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができるようになっている。
次に、図面を参照して、上述した見切り材1の取付構造とは異なる見切り材1の取付構造について説明する。なお、説明の便宜上、異なる構成部分のみについて説明する。
すなわち、図4に示すように、建物10の開口部内周面11aに前記サッシ枠12が固定され、該サッシ枠12に隣接するようにして前記下地材16が固定されているとともに、該下地材16の表面にクロス14が設けられ、
前記下地材16のサッシ枠側端面16aは平坦に形成されており、
前記下地材16のサッシ枠側端面16aとサッシ枠12の端面12aとの間に、水密材17を介して前記見切り材1の長寸部2が取り付けられ、
前記下地材16の表面に設けられたクロス14のサッシ枠12側の端部が、前記見切り材1の短寸部3および延出部4によって覆われるとともに、前記延出部4および突出部5によって下地材16側に押さえ込まれている。
前記下地材16は、図1(b)および図4に示すように、前記サッシ枠側端面16aが平坦に形成されている。また、その他の端面も略平坦に形成されているが、建物10内部側のコーナ部だけが角を無くすように切削されており、安全に配慮されている。
前記水密材17は、前記下地材16のサッシ枠側端面16aに貼り付けられ、この状態で前記見切り材1の長寸部2の内側に貼り付けられており、弾性を有するとともに、柔軟性を有し、かつ、水が浸透しにくい材料からなっている。
さらに、他にも例えば、多数の独立気泡を有する低発泡性の樹脂からなる発泡EPDM(エチレンプロピレンジエンターポリマ)や防水用シリコン材、各種ゴム、その他の弾性と柔軟性および可撓性を有する合成樹脂を用いることができる。
以上のような構成の見切り材1の取付構造によれば、サッシ枠側端面16aが平坦に形成された下地材16の場合に、前記下地材16のサッシ枠側端面16aとサッシ枠12の端面12aとの間に、水密材17を介して前記見切り材1の長寸部2が取り付けられるので、前記クロス14の端部を、前記突出部5によって前記下地材16の表面に確実、かつ強固に固定することが可能となる。
しかも、前記短寸部3および延出部4によって前記クロス14の端部を覆うことができるので、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
また、前記見切り材1の長寸部2は、水密材17を介して前記下地材16のサッシ枠側端面16aとサッシ枠12の端面12aとの間に取り付けられていることから、雨水等の侵入を防ぐことができるので、湿気による壁材の劣化や、両面テープ15や接着剤等の粘着力の低下を防ぐことが可能となる。
そして、以上のような見切り材1の取付構造となるように、前記見切り材1を前記サッシ枠12と下地材16との間に取り付けるには、図4に示すように、前記サッシ枠12を建物10の開口部内周面11aに固定しておき、
前記下地材16のサッシ枠側端面16aに、水密材17を介して前記見切り材1の長寸部2を取り付け、
前記長寸部2の裏面と前記サッシ枠12の端面12aとを当接するようにして前記下地材16を前記サッシ枠12に隣接するように設置し、
前記下地材16の表面に設けられたクロス14のサッシ枠12側の端部を、前記見切り材1の短寸部3および延出部4によって覆うとともに、前記延出部4および突出部5によって下地材16側に押さえ込んで行う。
すなわち、まず、前記水密材17を、前記下地材16のサッシ枠側端面16aに貼り付け、この状態で前記水密材17を介して下地材16を前記見切り材1の長寸部2の内側に貼り付けておく。
そして、このように水密材17および見切り材1が取り付けられた状態の下地材16を、前記長寸部2の裏面と前記サッシ枠12の端面12aとを当接するようにして前記サッシ枠12に隣接するように設置する。この時、前記下地材16と開口部内周面11aとの間に接着剤を塗布しておくことで、前記下地材16の取付作業を短時間で完了させることができるようになっている。
一方、前記下地材16の取付作業の完了後、前記クロス14のサッシ枠12側端部を、前記突出部5と下地材16との間に差し込む。この時、上述したように前記見切り材1は、可撓性および弾力性を有しているので、円滑にクロス14を前記突出部5と下地材16との間に差し込むことができるようになっている。また、差し込んだ後は、前記見切り材1が有する弾性復帰力によって前記クロス14を強固に固定することができるようになっている。
このような見切り材1の取付方法によれば、前記下地材16のサッシ枠側端面16aに、水密材17を介して前記見切り材1の長寸部2を取り付け、前記長寸部2の裏面と前記サッシ枠12の端面12aとを当接するようにして前記下地材16を前記サッシ枠12に隣接するように設置するだけで、前記サッシ枠12と下地材16との間に前記見切り材1を容易に取り付けることができる。また、このように設置される下地材16の表面に前記クロス14を設けるので、前記延出部4および突出部5によって前記クロス14を前記下地材16側に押さえ込むことが可能となり、前記クロス14の端部を確実、かつ強固に固定することができる。
しかも、前記短寸部3および延出部4によって前記クロス14の端部を覆うことができるので、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
本実施の形態によれば、窓等の開口部11の内周面11aを形成する際に、表面にクロス14が設けられる下地材13,16がサッシ枠12に隣接して取り付けられており、この下地材13,16が、凸部13aが形成された下地材13である場合や、サッシ枠側端面16aが平坦に形成された下地材16であった場合においても、前記クロス14の端部を確実、かつ強固に固定することができるとともに前記クロス14の端部を覆うことができるので、前記クロス14の浮きを防ぐことが可能となり、開口部11周辺の外観性を向上させることができる。
また、このように一つの見切り材1によって異なる形状の下地材13,16に対応することができ、その上、前記クロス14の端部を前記下地材13,16に強固に固定することができるとともに、開口部11周辺の外観性を向上させることができるので機能性が極めて高い。
本発明の見切り材であり、(a)は凸部が形成された下地材に取り付けたことを示す断面図であり、(b)はサッシ枠側端面が平坦に形成された下地材に取り付けたことを示す断面図である。 凸部が形成された下地材を用いた場合の見切り材の取付構造を示す断面図である。 (a)〜(c)は、凸部が形成された下地材を用いた場合の見切り材の取付手順を示す断面図である。 サッシ枠側端面が平坦に形成された下地材を用いた場合の見切り材の取付構造を示す断面図である。
符号の説明
1 見切り材
2 長寸部
3 短寸部
4 延出部
5 突出部
6 突片
12 サッシ枠
13 下地材
13a 凸部
14 クロス
16 下地材
16a サッシ枠側端面

Claims (5)

  1. 長寸部と短寸部とからなり、断面略L字状に形成された長尺な本体部と、
    前記長寸部に平行して前記短寸部の一端から所定の長さ延出し、かつ前記本体部に沿って長尺な延出部と、
    前記短寸部に平行して前記延出部の一端から所定の長さ突出し、かつ前記本体部に沿って長尺な突出部と、
    前記突出部の一端から内方に突出し、かつ前記本体部に沿って長尺な突片とを備えたことを特徴とする見切り材。
  2. 請求項1に記載の見切り材をサッシ枠と下地材との間に取り付けた見切り材の取付構造であって、
    建物の開口部内周面に前記サッシ枠が固定され、該サッシ枠に隣接するようにして前記下地材が固定されているとともに、該下地材の表面にクロスが設けられ、
    前記下地材には前記見切り材の長寸部と突片との間に挿入可能な厚みを有する凸部が形成されており、
    前記見切り材の長寸部と突片との間に前記下地材の凸部を挿入するようにして、前記サッシ枠と下地材との間に前記見切り材が取り付けられ、
    前記下地材の表面に設けられたクロスのサッシ枠側の端部が、前記見切り材の延出部および突出部によって覆われるとともに、前記突出部および突片によって下地材側に押さえ込まれていることを特徴とする見切り材の取付構造。
  3. 請求項2に記載の見切り材の取付構造を得るために前記サッシ枠と下地材との間に見切り材を取り付ける見切り材の取付方法であって、
    前記サッシ枠を建物の開口部内周面に固定しておき、
    前記サッシ枠の端面と前記見切り材の短寸部の裏面とを固定するとともに、前記見切り材の長寸部と突片との間に前記下地材の凸部を挿入して、該下地材を前記サッシ枠に隣接するように設置し、
    前記下地材の表面に設けられたクロスのサッシ枠側の端部を、前記見切り材の延出部および突出部によって覆うとともに、前記突出部および突片によって下地材側に押さえ込むことを特徴とする見切り材の取付方法。
  4. 請求項1に記載の見切り材を前記サッシ枠と下地材との間に取り付けた見切り材の取付構造であって、
    建物の開口部内周面に前記サッシ枠が固定され、該サッシ枠に隣接するようにして前記下地材が固定されているとともに、該下地材の表面にクロスが設けられ、
    前記下地材のサッシ枠側端面は平坦に形成されており、
    前記下地材のサッシ枠側端面とサッシ枠の端面との間に、水密材を介して前記見切り材の長寸部が取り付けられ、
    前記下地材の表面に設けられたクロスのサッシ枠側の端部が、前記見切り材の短寸部および延出部によって覆われるとともに、前記延出部および突出部によって下地材側に押さえ込まれていることを特徴とする見切り材の取付構造。
  5. 請求項4に記載の見切り材の取付構造を得るために前記サッシ枠と下地材との間に見切り材を取り付ける見切り材の取付方法であって、
    前記サッシ枠を建物の開口部内周面に固定しておき、
    前記下地材のサッシ枠側端面に、水密材を介して前記見切り材の長寸部を取り付け、
    前記長寸部の裏面と前記サッシ枠の端面とを当接するようにして前記下地材を前記サッシ枠に隣接するように設置し、
    前記下地材の表面に設けられたクロスのサッシ枠側の端部を、前記見切り材の短寸部および延出部によって覆うとともに、前記延出部および突出部によって下地材側に押さえ込むことを特徴とする見切り材の取付方法。
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