JP2006336392A - 橋梁一括撤去工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撤去する橋梁等の側部に大きな作業場を必要とせず、また、床版の子割りも不要とし一括に撤去可能であり、安全かつ安価な工事費で、工期を短縮可能な橋梁一括撤去工法を提供することである。
【解決手段】 橋梁の左右両側にそれぞれ軌条20を設置し、それぞれの軌条上を走行自在な走行手段に立設される前後二台のせり上げ装置と左右一対で計四台の前記せり上げ装置の上端部をそれぞれ連接し前記橋梁を跨ぐように設置し吊り下げ手段を有するビーム部材を備える門型昇降装置からなる昇降手段1により、前記橋梁を構成する床版10を予め橋脚から分離した1スパン分一括に吊り上げて隣の床版上に移載し、撤去した床版部の下部空地に作業ヤード30を設けると共に、前記昇降手段1により移載した床版及び新たに吊り上げる床版を順次前記破砕ヤードに移送して破砕し撤去する橋梁一括撤去工法とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、道路や鉄道等の高架橋の橋梁を撤去する工法に関し、特に、1径間毎の床版を一括に撤去可能な橋梁一括撤去工法に関するものである。
道路や鉄道等の高架橋の橋梁を撤去する従来工法では、橋梁の側部にクレーンを設置して、該クレーンの吊り能力に応じた大きさに分割した床版を順次吊り下ろして破砕後撤去する工法である。
そのために、橋梁の側部に大型クレーンを設置する程の余裕がない場合には、より小型のクレーンを設置することになり、その吊り能力に対応する大きさに分割した床版を順次撤去する工程である。例えば、幅が10mで長さが1径間(1スパン)10mの床版では、その全重量は160tにも達する。そのために、最大吊り上げ能力が50t程度のクレーンを用いる従来の方法では10t程度の床版しか吊り上げられないため、床版を少なくとも16分割とする必要がある。
また、床版を分割する際には、カッターやワイヤーソー等の切断器具によりコンクリート製の床版や桁を切断するために、粉塵や騒音が発生することになり、環境に対する悪影響や周辺住民への悪影響が懸念される。さらに、床版や桁を切断しながら順次クレーンで吊り上げて撤去するので、仮受支保工を必要とし、多工種で煩雑な作業工程により工事期間が長期となる。さらに橋梁上で切断、小割りする作業や小割りしたブロック毎に玉掛けや揚重作業を必要とするため安全性にも問題がある。
そのために、トランスポーターを用いて、主桁を分割しないで一挙に撤去または架設する跨道橋の撤去及び架設工法が既に出願されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−140914号公報(第1−3頁、第19図)
道路や鉄道等の橋梁を撤去する際には、騒音や粉塵の発生原因となる切断作業をできるだけ少なくしたい。また、切断作業が減少して、より大きな床版等を一括に撤去可能であれば、それだけ工期を短縮することができる。
また、トランスポーターを用いて、主桁を一括に移動する跨道橋の撤去及び架設工法では、跨道橋の側部に主桁を載置したトランスポーターが移動するだけの空地が必要となり、住宅が密集した地域にある橋梁等を撤去する際に適用することは困難である。
本発明の目的は、上記問題を解決するために、撤去する橋梁等の側部に大きな作業場を必要とせず、また、床版の切断も不要とし一括に撤去可能であり、安全かつ安価な工事費で、工期を短縮可能な橋梁一括撤去工法を提供することである。
上記の目的を達成するために請求項1に係る発明は、撤去する橋梁の下部空地に作業ヤードを設置し、前記作業ヤードに所定長さの床版を移送して順次破砕して撤去する橋梁一括撤去工法であって、前記橋梁に沿って走行自在な走行手段を前記橋梁の左右それぞれに備える門型状の昇降手段により、前記床版を1径間分一括に吊り上げて前記作業ヤードに移送すると共に、前記昇降手段を、前記走行手段にそれぞれ立設する前後二台のせり上げ装置と左右のそれぞれのせり上げ装置同士の上端部をそれぞれ連接して前記橋梁を跨ぐように設置されるビーム部材を有する構成とし、前後左右計四台のせり上げ装置とを備える前記昇降手段により、一旦吊り上げた前記床版を隣の床版に移載した後で撤去した床版部の下部に前記作業ヤードを設置することを特徴としている。
上記の構成を有する請求項1に係る発明によれば、橋梁の側部に沿って走行する走行手段により昇降手段が移動するので、橋梁の下部空地に設ける作業ヤードに、所定長さの床版を一括に吊り上げて移送することができる。また、そのために、橋梁の側部に広大な作業ヤードを設ける必要もない。
請求項2に係る発明は、前記橋梁の左右両側にそれぞれ二本のレールからなる軌条を設置し、前記走行手段がそれぞれ車輪を備えて、前記軌条上を走行することを特徴としている。
上記の構成を有する請求項2に係る発明によれば、橋梁の側部に、せり上げ装置を立設した走行手段が走行するための軌条を設置するだけで、橋梁の側部に広大なスペースを必要とせず、橋梁の下部空地に設ける作業ヤードまで超重量な床版を一括に安全な速度で移送することができる。
請求項3に係る発明は、前記作業ヤードが予め撤去される2径間分の床版の下部空地に設ける破砕ヤード、もしくは、予め撤去する3径間分の床版の下部空地に設ける仮置きヤードと破砕ヤードからなることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項3に係る発明によれば、床版を解体するのに必要な作業ヤードを適宜設けることができるので、床版吊り下げ工程と床版破砕工程とを効率よく行うことが可能となり、橋梁の側部に作業場を設ける余裕がなくても床版を一括に委細して破砕することができ、騒音や粉塵の発生を抑えて橋梁を撤去可能であると共に、さらに効率がよく工期を短縮可能な撤去工法とすることができる。
請求項4に係る発明は、橋梁の左右両側にそれぞれ二本のレールからなる軌条を設置するレール敷設工程と、それぞれの軌条上に前記昇降手段を設置する自走式門型昇降装置設置工程と、撤去する1径間分の床版を橋脚から分離する床版分離工程と、前記床版に吊り下げ用の孔を削孔する吊り準備工程と、破砕ヤードまたは破砕ヤードと仮置きヤードからなる作業ヤードを設置するために所定径間分の床版を移載する床版移載工程と、床版が移載された橋脚を撤去する橋脚撤去工程と、前記作業ヤードを設ける作業ヤード設置工程と、撤去する床版に吊材を装着して吊り上げる床版吊り上げ工程と、吊り上げた床版を前記作業ヤードに移送する床版移送工程と、作業ヤードに移送された床版を破砕して撤去する解体撤去工程とを有する橋梁一括撤去工法であることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項4に係る発明によれば、各工程を採用することで、工期を短縮すると共に騒音や粉塵の発生を抑えて、1径間分の床版を一括に撤去可能な橋梁一括撤去工法とすることができる。
請求項5に係る発明は、前記軌条は、橋梁の側部の張り出し部を撤去した下部空地に設けられていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項5に係る発明によれば、市街地のように、橋梁の側部に軌条を敷設する余裕がない場合でも容易に対応することができる。
請求項6に係る発明は、前記走行手段が前後一対のせり上げ装置を一体的に保持すると共に、撤去する床版の長さに応じた所定の距離離間されているそれぞれのせり上げ装置部にそれぞれ四輪、前後で少なくとも計八輪の車輪を備える走行台車からなり、走行のための動力供給手段と左右の走行台車を一体的に走行させる操作手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項6に係る発明によれば、軌条にそれぞれ四輪を備えるせり上げ装置を前後に二台備える走行手段を左右に配設して、計四台のせり上げ装置で計16輪の車輪を備えて安定して走行可能な走行手段を構成することができる。
請求項7に係る発明は、前記せり上げ装置が油圧せり上げ装置であって、前記走行台車に、前記油圧せり上げ装置を駆動するための油圧ユニットと、前後左右計四台のせり上げ装置を一体的にまたは別々に駆動する操作手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項7に係る発明によれば、高出力が可能で吊り能力の大きな昇降手段を構成可能とすると共に、前後左右の四台のせり上げ装置を必要に応じて同時にまた別々に駆動可能となり、確実な吊り上げ吊り下げ操作を行うことができる。
請求項8に係る発明は、前記動力供給手段が発電設備であって、前記走行台車が電気駆動車であることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項8に係る発明によれば、外部からの電力供給が不要であり、所要の動力を任意に得ることができる。さらに電気駆動車であるので低騒音型であり、夜中でも操作可能となる。
請求項9に係る発明は、前記動力供給手段と操作部を備える牽引車両を前記走行台車に連結部材を介して連結すると共に、前記連結部材を前記走行台車の前後の両方に配設していることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項9に係る発明によれば、昇降手段を備える走行台車を軌条上に設置した後で、牽引車両の連結位置を容易に変更でき、牽引車両の配置が前後選択自由となる。
本発明によれば、撤去する橋梁等の側部に沿って走行自在な走行手段を備える昇降手段により、上部工である床版を一括に吊り上げて撤去可能としたので、上空での切断作業や仮受支保工の設置が不要となり工期を短縮可能である。さらに、橋梁上で切断、小割りする作業や小割りしたブロック毎に玉掛けや揚重作業を必要とするということもないため、安全性が向上する。また、床版を移載した橋梁の下部空地に解体を行う作業ヤードを設けるので、大きなスペースを必要としない橋梁一括撤去工法とすることができる。
以下、本発明に係る橋梁一括撤去工法の実施の形態について、図1から図6に基づいて詳細に説明する。
図1(a)は本発明に係る橋梁一括撤去工法の第一の実施の形態の概略側面図であり、(b)は第二の実施の形態の概略側面図を示す。図2には敷設する軌条の概要を示す。図3は本発明に係る昇降手段を備える走行台車の側面図である。図4は昇降手段が床版を吊り上げる撤去作業の様子を示しており、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。図5には橋梁の断面図を示しており、(a)は撤去作業工事前の状態であり、(b)は撤去作業時の断面図である。図6は本発明に係る橋梁一括撤去工法の流れを示すフローチャートである。
図1(a)に示す、本発明に係る橋梁一括撤去工法の第一の実施の形態は、橋梁の床版10(10A、10B、10C、10D・・・)の1径間(1スパン)分を一括に昇降手段1が吊り上げて、作業ヤード30まで移送して破砕し撤去する工法である。
また、図1(b)には第二の実施の形態を示しており、作業ヤード30に、仮置きヤード31と破砕ヤード32とを設けた例を示している。
本発明に係る橋梁一括撤去工法は、撤去する橋梁の下部空地に作業ヤードを設置し、前記作業ヤードに所定長さの床版を移送して順次破砕して撤去している。そのために、後述する前後左右計四台のせり上げ装置を備える門型状の昇降手段1により、一旦吊り上げた床版を隣の床版上に移載した後で、撤去した床版部の下部に前記作業ヤード30を設置する構成としている。
破砕ヤードのみを備える作業ヤード30を設置する第一の実施の形態では、該作業ヤード30に1径間分の床版10を移載するだけなので、1径間分以上の長さの作業場が必要となり、連接する床版二枚とその二枚の床版部にある橋脚を一脚撤去する、すなわち、2径間分の床版を撤去すればよい。
しかし、仮置きヤード31と破砕ヤード32とを共に備える作業ヤードを設置する第二の実施の形態では、該作業ヤード30に2径間分の床版10を移載することになり、2径間分以上の長さの作業場が必要となる。そのために、連接する三枚の床版と該床版部に位置する二脚の橋脚を撤去する、すなわち3径間分の床版を撤去する必要がある。
上記のように、作業ヤード30は、破砕ヤードまたは、仮置きヤード31と破砕ヤード32とを含めた作業場であって、共に、高架橋である橋梁の設置範囲内に設ける構成とされている。そのために、本発明に係る橋梁一括撤去工法は、橋梁の側部に余分な作業ヤードを必要とせず、市街地などの住宅密集地に建設されている橋梁を撤去する際に好適となる。
また、より広い作業ヤード30が必要であれば、撤去する床版と橋脚の数を増加してさらに広大な作業ヤード30を設けることができる。
昇降手段1は、橋梁の側部に沿って走行自在な走行手段を前記橋梁の左右それぞれに備えているので、前記床版10を吊り上げて前記作業ヤード30まで移送することができる。
前記床版10が小型で軽量であれば、単にタイヤ車輪を備える走行手段であっても、床版を吊り上げた状態の昇降手段1を安全に走行させることが可能である。しかし、橋梁の側部の両側にそれぞれ二本のレールからなる軌条20を敷設し、該軌条上を走行する車輪を備えた走行手段3とすれば、さらに超重量な床版を確実にまた安全に移送可能であるので、より好適である。
そのために、図に示す昇降手段1は、橋梁の側部の両側にそれぞれ敷設する二本のレールからなる軌条20上を走行する走行手段3を備えた構成としている。さらに、前記走行手段3の進行方向の前後にそれぞれ二台のせり上げ装置2を立設すると共に、橋梁の幅方向の左右で計四台のせり上げ装置2を備えている。
橋梁の側部の両側に設ける軌条20は、図2に示すように、それぞれ二本のレールが敷設されており、一方のレール21A、21B上を走行台車3Aが走行し、他方のレール21C、21D上を走行台車3Bが走行する。また、走行台車3Aにはせり上げ装置2Aと2B(2Aの後方にある)が立設し、走行台車3Bにはせり上げ装置2C、2D(2Cの後方にある)が立設している。
左右のせり上げ装置の上端部をビーム部材9(9A、9B)で連接している。例えばせり上げ装置2Aと2Cの上部はビーム部材9Aで連接し、せり上げ装置2Bと2Dの上部をビーム部材9Bで連接している。また、前記ビーム部材9(9A、9B)は、前記橋梁を跨ぐように設置されており、さらに後述する吊り下げ手段を有している。せり上げ装置2Aと2Cとビーム部材9Aとで一方の門型昇降装置を構成し、せり上げ装置2Bと2Dとビーム部材9Bとで他方の門型昇降装置を構成し、前後一対の門型昇降装置を連結して、四台のせり上げ装置を備える昇降手段1を構成している。
つまり、橋梁の左右両側にそれぞれ軌条20を設置し、それぞれの軌条上を走行自在な走行手段3に立設される前後二台のせり上げ装置と左右一対で計四台の前記せり上げ装置の上端部をそれぞれ連接し前記橋梁を跨ぐように設置し吊り下げ手段を有するビーム部材9を備える門型状の昇降手段1により、前記橋梁を構成する床版10を予め分割した1スパン分一括に吊り上げて順次前記作業ヤード30に移送して破砕し撤去する工法である。
前記作業ヤード30を設ける際には前述したように、所定の広さを得るために、所定数の床版と橋脚を撤去する必要がある。そのために、連接する床版二枚とその二枚の床版部にある橋脚を一脚撤去する際には、橋梁の左右両側にそれぞれ軌条20を設置し昇降手段1を設置した後で、2径間分の床版を移動可能に分離し、分離された一方の1径間分の床版を撤去しない側の隣の床版上に移載して、分離されたもう一方の床版を撤去しない反対側の床版上に移載し、残った橋脚を撤去することで、2径間分の大きさの作業ヤードを形成することができる。
さらに、連接する三枚の床版と該床版部に位置する二脚の橋脚を撤去することで、仮置きヤード31と破砕ヤード32とを共に備える作業ヤード30を形成することができる。
作業ヤード30を形成した後で、まず隣の床版上に移載した床版を再度昇降手段1で吊り上げて、前記作業ヤード30まで移送し、所定の解体作業を行いトラック等にて運搬し撤去する。
前記解体作業は、鉄筋コンクリート製の床版を破砕可能な器具や装置を用いればよく、公知の油圧圧砕機等を使用することができる。
破砕ヤードのみを備える作業ヤード30の場合は、一旦移送した床版を解体搬出後に、新たな床版を吊り上げて移送する。また、この際に、床版の解体搬出作業と、新たな床版の吊り上げ作業とを同時に並行して行うことも可能である。
また、仮置きヤード31と破砕ヤード32とを共に備える作業ヤード30の場合は、仮置きヤード31に複数の床版を予め移送しておくことも可能であり、床版の移送作業と解体搬出作業とを別々の時間帯で行うことも可能となる。つまり、それぞれの作業を行うのにふさわしい時間帯に応じた所定の作業を行うことができ、周囲の環境に与える影響を最小限に抑制することができる。
次に図3により、走行手段3について説明する。
図示する走行手段3は、走行台車3Aを示しており、二台のせり上げ装置2A、2Bと、それぞれが四台の車輪を有する前後一対の車輪4と、前記走行台車3Aに連結され動力供給手段を有する牽引車両6を備えている。
前記二台のせり上げ装置2A、2Bは離間距離Lで走行台車3A上に立設しており、また、立設しているそれぞれのせり上げ装置部の直下にはそれぞれ四個の車輪4が配設されている。そのために、前後に二セットの車輪4を備える走行台車3Aは計8個の車輪を備えており、左右一対の走行台車3A、3Bを備える昇降手段1は合計16個の車輪を備えた構成である。
せり上げ装置2Aと2Bとの離間距離Lは、吊り上げる床版の長さに対応した長さとされていて、より長い床版を吊り上げる場合には、前記離間距離Lを長くした走行台車として、超重量の床版を吊り下げた状態でも安定して走行可能となる。
牽引車両6は、動力供給手段として発電設備7と操作部8を備えており、前記発電設備7で生成した電力で前記車輪4が備える走行モータMを駆動して走行する。また、走行台車3Aには、制御手段5Aが配設されていて、走行モータMの駆動を制御する構成である。
つまり、走行手段3は電気駆動車であり、低騒音型の発電機により駆動するため、周辺環境への影響が小さく、夜中でも操作可能となる。
さらに、前記走行台車3Aは油圧ユニット5Bを備えており、前記制御手段5Aを介して油圧せり上げ装置である前後左右計四台のせり上げ装置2(2A、2B、2C、2D)を一体的にまたは別々に駆動する構成としている。
上記のような構成としているので、前記操作部8での操作により前記制御手段5Aを介して、走行手段3の操作と、せり上げ装置2の操作を行うことができる。つまり、制御手段5Aと操作部8とで、昇降手段1の操作手段を構成している。
前記牽引車両6は前記走行台車3Aに連結部材6Aを介して連結自在な構成であり、本実施の形態においては、前後の車輪4にそれぞれ前記連結部材6Aを配設することで、走行台車3Aの前後のいずれにも前記牽引車両6を連結可能としている。
つまり、作業しやすい方向に前記牽引車両6を配設することが可能である。
操作部8は橋梁の左右両側にそれぞれ配する牽引車両6のいずれか一方に配設すればよく、前記発電設備7が生成する電力で左右一対の走行台車3A、3Bを駆動し操作する構成としている。そのために、左右の走行台車3A、3B間に制御ケーブルを接続している。この配線は、門型フレームに沿って伸縮自在なフレキシブルチューブを配線すればよく、特にその構成を限定するものではない。
上記のような構成としているので、左右一対の走行台車3A、3Bと前後左右計四台のせり上げ装置2(2A、2B、2C、2D)を一体的に駆動することも、別々に駆動することも可能である。つまり、超重量な床版を任意の姿勢で吊り下げることも可能であり、安定した姿勢で、安定した走行を行うよう操作することができる。
次に図4および図5により吊り下げ移送作業について説明する。
吊り下げ移送作業の様子を示す図4(a)の側面図と図4(b)の平面図から判るように、左右の軌条20、20上を走行する走行台車3A、3Bにせり上げ装置2A、2B、2C、2Dが立設されており、ビーム部材9Aが、左右一対のせり上げ装置2Aと2Cの上端部を連接し、ビーム部材9Bがせり上げ装置2Bと2Dの上端部を連接して、それぞれが門型昇降装置を構成している。さらに、走行台車3A上に立設しているせり上げ装置2Aと2Bとを連結梁2Eを介して連結固定し、走行台車3B上に立設しているせり上げ装置2Cと2Dとを別の連結梁2Eで連結固定して、前後左右計四台のせり上げ装置を備える昇降手段1を構成している。
前記ビーム部材9A、9Bは前記橋梁を跨ぐように設置されると共に吊り下げ手段を有しており、橋脚11間に設置される長さL10の床版1径間分を一括に吊り上げることができる。この時に、前後のせり上げ装置の離間距離Lは、前記床版の長さL10に対応する距離とされていて、四台のせり上げ装置により超重量な床版を安定して確実に吊ることができるよう考慮されている。
図5(a)に示す橋梁は、橋脚11の幅B2よりも広幅の幅B1の床版10が設置されている。それは、床版10の側方に歩道部や自転車等の軽量車両が走行するための張出部10Aを設けているためである。
そのために、本実施の形態においては、橋脚11の幅B2よりも側方の突出した張出部10Aを予め切断し撤去する。そうすると、図5(b)に示すように、橋脚11のすぐ側方に昇降手段1を設置することができ、撤去工事用の広大な用地を必要としない。そのために、元々の橋梁の設置範囲のすぐ脇に防護壁40を設けるだけで工事を行うことも可能であり、用地幅を節約することができる。
撤去工事は、まず、張出部10Aを切断除去した橋脚11の側方に軌条20を敷設して昇降手段1を設置する。この際に、昇降手段1を設置した時の幅B3は、前記張出部10Aを撤去する前の床版の幅B1と略同じとなり、新たな用地を準備する必要もなく、市街地での橋梁一括撤去工法として好適である。
床版10を撤去する際には、床版10の固定部分を切断し、吊り下げ具を通す孔を削孔しておく。それから、撤去する前記床版10にサブビーム9aを載置して、予め削孔された前記孔に吊り下げ具9cを通して固定する。
前記サブビーム9aは、吊り材9bを介してビーム部材9に吊り下げられており、せり上げ装置2の油圧ユニットを備えるベースブーム2aから伸長するセカンドブーム2bの昇降により、床版10を昇降する構成である。
そのために、前後左右に計四台のせり上げ装置2(2A、2B、2C、2D)を備える昇降手段1が、所定の1径間分の床版10を吊り下げた状態で、それぞれのせり上げ装置のセカンドブーム2bを油圧駆動により伸ばして、撤去床版を橋脚から所定長さ(例えば1m)浮かすことができる。また、撤去床版を橋脚から浮かした状態で、走行台車を低速駆動して安全に移動することができる。
撤去床版を吊り上げた状態で前述した作業ヤードまで移送して、前記セカンドブーム2bを縮めて地上に降ろす。この際に、前記セカンドブーム2bを縮めるだけでは、完全に地上に降ろすことが出来ない場合には、前述した仮置きヤード31を設けて、一旦仮置きヤード31に移載した後で、前記吊り材9bをより長いものに変えて、再度前記セカンドブーム2bで吊り上げて地上の破砕ヤード32に移載することができる。
上記で説明した橋梁撤去工事の一連の工程について図6に示すフローチャートにより説明する。まず、レール敷設工程S1により撤去する橋梁の側部に沿って軌条を設置する。この際に、切断撤去可能な張出部を予め切断しておく。それから、自走式門型昇降装置設置工程S2により前述した走行台車と四台のせり上げ装置を備え門型構成とされる昇降手段1を設置する。それから、床版分割工程S3で撤去する床版を予め橋脚から分離し移載可能にしておき、吊り準備工程S4で吊り下げ具を通す孔を削孔しておく。その後で、床版移載工程S5により所定の床版を移載し、橋脚撤去工程S6で所定の橋脚を撤去し、作業ヤード設置工程S7で解体用の作業ヤードを設置する。
作業ヤードを設置した後で、床版吊り上げ工程S8、床版移送工程S9、解体撤去工程S10を順次繰り返していき、所定数量の床版を移載し破砕し搬出して、撤去工事が完了する。
上記したように、本発明に係わる橋梁一括撤去工法は、撤去する橋梁等の側部に軌条を設けるだけのスペースがあればよいので、橋梁の張出部を先行撤去したスペースに前記軌条を敷設して自走式門型昇降装置の走行ヤードを確保することができ、大きな作業スペースを必要としない。
また、自走式門型昇降装置により床版等の上部工を一括に吊り上げて移送するので、橋梁上空の作業が制限され大型のクレーンが使用できない場合にも対応可能となり、高架下や鉄橋下やトンネル内の工事にも適用可能となる。
さらに、上部工を一括に吊り上げて移送することができるので、前記上部工の小割りが不要であり、上空での切断作業を低減し工期を短縮することができる。そのために、従来の分割しながら撤去するクレーン工法では3週間程度要していた1径間分の床版の撤去を、本発明に係る橋梁一括撤去工法によれば、僅か1日で一括撤去可能となる。また、地上に設ける作業ヤードに前記上部工を移送して解体作業を行うので、ワイヤーソー等による切断作業時の騒音や粉塵の発生を抑えることも容易となり、周辺環境への対策が容易となる。
つまり、本発明に係わる橋梁一括撤去工法は、周辺に悪影響を与えず、短い工期で工事が可能で低コストな橋梁一括撤去工法とすることができる。
さらに、せり上げ装置の油圧ジャッキを変更することで、最大1000t程度の上部工を一括に移載することも可能となる。また、上部工だけでなく下部工の撤去や、構造物の再構築にも本発明に係る工法を適用することも可能である。また、長いスパンの場合には適当な長さに分割して所定の大きさおよび重さとして一括に撤去することができる。このように、本工法は、種々の道路工事や建設工事などにもフレキシブルに対応できる。つまり本発明に係わる橋梁一括撤去工法は、多用途に適用可能であり、バリエーション豊富な工法となる。
本発明に係る橋梁一括撤去工法の概略を示し、(a)は第一の実施の形態の概略側面図であり、(b)は第二の実施の形態の概略側面図を示す。 敷設する軌条の概要を示す断面図である。 本発明に係る昇降手段を備える走行台車の側面図である。 昇降手段が床版を吊り上げる撤去作業の様子を示しており、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。 橋梁の断面図を示しており、(a)は撤去作業工事前の状態であり、(b)は撤去作業時の断面図である。 本発明に係る橋梁一括撤去工法の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 昇降手段
2 せり上げ装置
3 走行手段
3A、3B 走行台車
4 車輪
5A 制御手段
5B 油圧ユニット
8 操作部(制御手段5Aとで操作手段を構成する)
9 ビーム部材
10 床版
20 軌条
30 作業ヤード
31 仮置きヤード
32 破砕ヤード

Claims (9)

  1. 撤去する橋梁の下部空地に作業ヤードを設置し、前記作業ヤードに所定長さの床版を移送して順次破砕して撤去する橋梁一括撤去工法であって、前記橋梁に沿って走行自在な走行手段を前記橋梁の左右それぞれに備える門型状の昇降手段により、前記床版を1径間分一括に吊り上げて前記作業ヤードに移送すると共に、前記昇降手段を、前記走行手段にそれぞれ立設する前後二台のせり上げ装置と左右のそれぞれのせり上げ装置同士の上端部をそれぞれ連接して前記橋梁を跨ぐように設置されるビーム部材を有する構成とし、前後左右計四台のせり上げ装置を備える前記昇降手段により、一旦吊り上げた前記床版を隣の床版に移載した後で撤去した床版部の下部に前記作業ヤードを設置することを特徴とする橋梁一括撤去工法。
  2. 前記橋梁の左右両側にそれぞれ二本のレールからなる軌条を設置し、前記走行手段がそれぞれ車輪を備えて、前記軌条上を走行することを特徴とする請求項1に記載の橋梁一括撤去工法。
  3. 前記作業ヤードが予め撤去される2径間分の床版の下部空地に設ける破砕ヤード、もしくは、予め撤去する3径間分の床版の下部空地に設ける仮置きヤードと破砕ヤードからなることを特徴とする請求項1または2に記載の橋梁一括撤去工法。
  4. 橋梁の左右両側にそれぞれ二本のレールからなる軌条を設置するレール敷設工程と、それぞれの軌条上に前記昇降手段を設置する自走式門型昇降装置設置工程と、撤去する1スパン分の床版を橋脚から分離する床版分離工程と、前記床版に吊り下げ用の孔を削孔する吊り準備工程と、破砕ヤードまたは破砕ヤードと仮置きヤードからなる作業ヤードを設置するために所定スパン分の床版を移載する床版移載工程と、床版が移載された橋脚を撤去する橋脚撤去工程と、前記作業ヤードを設ける作業ヤード設置工程と、撤去する床版に吊材を装着して吊り上げる床版吊り上げ工程と、吊り上げた床版を前記作業ヤードに移送する床版移送工程と、作業ヤードに移送された床版を破砕して撤去する解体撤去工程とを有することを特徴とする請求項2または3に記載の橋梁一括撤去工法。
  5. 前記軌条は、橋梁の側部の張り出し部を撤去した下部空地に設けられていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の橋梁一括撤去工法。
  6. 前記走行手段が前後一対のせり上げ装置を一体的に保持すると共に、撤去する床版の長さに応じた所定の距離離間されているそれぞれのせり上げ装置部にそれぞれ四輪、前後で少なくとも計八輪の車輪を備える走行台車からなり、走行のための動力供給手段と左右の走行台車を一体的に走行させる操作手段を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の橋梁一括撤去工法。
  7. 前記せり上げ装置が油圧式せり上げ装置であって、前記走行台車に、前記油圧式せり上げ装置を駆動するための油圧ユニットと、前後左右計四台のせり上げ装置を一体的にまたは別々に駆動する操作手段を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の橋梁一括撤去工法。
  8. 前記動力供給手段が発電設備であって、前記走行台車が電気駆動車であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の橋梁一括撤去工法。
  9. 前記動力供給手段と操作部を備える牽引車両を前記走行台車に連結部材を介して連結すると共に、前記連結部材を前記走行台車の前後の両方に配設していることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の橋梁一括撤去工法。
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