JP2006336328A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 後方監視カメラを利用して盗難対策を実施することにより、例えば盗まれた車両を発見したとき等に所有者を容易に特定できるようにする。
【解決手段】 油圧ショベル1には、後方監視カメラ22、表示装置24、切換スイッチ30、記憶回路29、表示スイッチ31等を搭載する。そして、オペレータは、後方監視カメラ22と表示装置24とにより必要に応じて後方の状況を確認しつつ、各種の作業を行う。また、油圧ショベル1の使用時には、例えば銘板14等のような走行体2の固有の情報を後方監視カメラ22によって取込み、その画像を記憶回路29に予め記憶させておく。これにより、例えば盗まれた車両を発見したときには、表示スイッチ31を操作することによって記憶回路29に記憶された画像を表示装置24に表示でき、走行体2の固有の情報を確認することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン、ホイルローダ、ブルドーザ、ロードローラ等として好適に用いられる建設機械に関し、特に後方監視カメラを搭載した建設機械に関する。
一般に、例えば油圧ショベル、油圧クレーン、ホイルローダ、ブルドーザ、ロードローラ等の建設機械としては、オペレータが運転席に着座した状態でも車両の後方を確認できるように、後方監視カメラを搭載したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−140286号公報
この種の従来技術による建設機械は、運転席に着座したオペレータによって操作される作業装置が設けられた自走可能な走行体と、例えば走行体の後部に取付けられ、走行体の後方を監視する後方監視カメラと、運転席の近傍等に設けられ、該後方監視カメラの画像を表示する表示装置とによって構成されている。
これにより、運転席に着座したオペレータは、走行体の後方を直接目視できなくても、表示装置に表示される後方の画像を確認することにより、走行体の走行、旋回動作等を円滑に行うことができる。
ところで、上述した従来技術の建設機械を用いる作業現場等では、例えば夜間、休日等の時間帯に建設機械を盗まれることがある。この場合、建設機械の走行体には、例えば車体番号等を含めて当該走行体の固有の情報を記載したプレート(銘板)が固着されているが、このような銘板は盗難者によって消されたり、取外されてしまうことが多い。
このため、従来技術では、例えば盗まれた建設機械が他の場所で発見されたとしても、盗難車両であることを証明するのが難しくなり、正規の所有者を容易に特定できないという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、例えば建設機械が盗まれた後でも、盗難車両であることの証明や所有者の特定を容易に行うことができるようにした建設機械を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、運転席に着座したオペレータによって操作される作業装置が設けられた自走可能な走行体と、該走行体の後方を監視する後方監視カメラと、前記運転席の近傍に設けられ該後方監視カメラの画像を表示する表示装置とを備えてなる建設機械に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記後方監視カメラの画像を前記走行体固有のデータとして記憶する記憶手段と、該記憶手段に前記後方監視カメラの画像を記憶させるときに操作する保存操作手段と、前記記憶手段に記憶された画像を前記表示装置に表示させる表示操作手段とを設ける構成としたことにある。
また、請求項2の発明によると、前記後方監視カメラは前記走行体に取付け,取外し可能に配設する構成としている。
また、請求項3の発明によると、前記表示装置の画面を前記後方監視カメラの画像と運転用の情報画面との間で切換える切換スイッチを設け、前記保存操作手段は該切換スイッチと兼用する構成としている。
請求項1の発明によれば、保存操作手段を操作したときには、後方監視カメラの画像を走行体固有のデータとして記憶手段に保存することができ、この画像は、表示操作手段を操作することによって表示装置の画面に表示させることができる。従って、例えば建設機械を購入したり、これを作業現場に搬入した場合等には、建設機械の正規の使用者、所有者等に関連した情報(例えば走行体に取付けられた銘板の記載内容、オペレータの姿、作業現場の景色等)を後方監視カメラによって取込み、その画像データを盗難等に備えて記憶手段に予め記憶させておくことができる。
このため、仮りに建設機械が盗まれた場合でも、その車両を発見したときには、表示操作手段を操作するだけで、正規の所有者に関連した画像を表示して速やかに確認することができる。このため、例えば銘板の情報等が失われていたとしても、盗難車両であることの証明や所有者の特定を容易に行うことができる。従って、例えば従来から搭載されている後方監視カメラ等を利用して車両の盗難対策を実施できるから、後方監視カメラの利用範囲を広げてカメラを有効に活用でき、特別な防犯機構等を設けなくても、盗難等に対して抑止効果を発揮することができる。
また、請求項2の発明によれば、後方監視カメラを必要に応じて走行体から取外すことができる。これにより、後方監視カメラを用いて画像を撮影するときには、走行体に取付けた状態の後方監視カメラによってオペレータや作業現場等の画像を取込んだり、走行体から取外した後方監視カメラによって銘板の記載内容等を取込むことができる。従って、例えば車両の目立たない部分に隠された銘板等であっても容易に撮影でき、カメラとしての利便性を高めることができる。
また、請求項3の発明によれば、例えば切換スイッチを通常の方法で操作することにより、表示装置の画面を前記後方監視カメラの画像と運転用の情報画面との間で切換えることができる。また、切換スイッチを通常と異なる方法(例えば、長押し操作等)で操作したときには、後方監視カメラの画像を記憶手段に記憶させることができる。これにより、表示装置の画面を切換える機能と、後方監視カメラの画像を保存する保存スイッチとしての機能とを、切換スイッチによって兼用することができる。従って、スイッチの個数や部品点数を削減できるので、全体の構造を簡略化することができ、オペレータの操作性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態による建設機械として、油圧ショベルを例に挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
図中、1は油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、オペレータの運転操作に応じて走行する走行体2と、該走行体2の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置3とによって大略構成されている。そして、油圧ショベル1の運転時には、オペレータが走行体2を前進走行させたり、後進走行または曲進走行させながら、作業装置3を用いて土砂等の掘削作業を行うものである。
ここで、走行体2は、自走可能な下部走行体4と、該下部走行体4上に旋回可能に搭載された上部旋回体5とによって構成されている。そして、上部旋回体5は、支持構造体をなす旋回フレーム6と、該旋回フレーム6の前部側に設けられたキャブ7と、該キャブ7の後側で旋回フレーム6に搭載されたエンジン、油圧ポンプ等の機器(図示せず)を覆う建屋カバー8と、旋回フレーム6の後端に取付けられたカウンタウェイト9とによって大略構成されている。
また、キャブ7内には、図2に示す如く、オペレータが着座する運転席10が設けられ、該運転席10の前側には左,右の走行レバー11が立設されている。また、運転席10の左,右両側にはコンソール装置12がそれぞれ設けられ、これらのコンソール装置12には左,右の作業レバー13が設けられている。
そして、オペレータは、各走行レバー11を傾転操作することによって走行体2を走行させることができる。また、各作業レバー13を傾転操作することによって上部旋回体5を旋回させたり、作業装置3のブーム、アーム及びバケットを作動させることができ、これによって土砂等の掘削作業を行うことができる。
14は例えば油圧ショベル1の走行体2に設けられた銘板で、該銘板14は、例えば金属板等によって構成され、上部旋回体5の側面部、下面部等に固着されている。そして、銘板14には、例えば油圧ショベル1の機種名、車体番号、行政機関への登録年月日等を含めて、走行体2の固有の情報が記載されている。
次に、21は油圧ショベル1に搭載された画像モニタ装置を示し、該画像モニタ装置21は、オペレータが運転席10で後方の状況を確認するときに用いるものであり、図5に示す如く、後述の後方監視カメラ22、表示装置24、切換スイッチ30、記憶回路29、表示スイッチ31等によって構成されている。
また、画像モニタ装置21は、油圧ショベル1の正規の使用者、所有者等に関連した固有の情報(例えば銘板14の記載内容、オペレータの姿、作業現場の景色等)を画像として記憶回路29に予め記憶しておき、これらの画像を必要に応じて表示装置24に表示する。このため、仮りに油圧ショベル1が盗まれた場合でも、その車両を発見したときには、記憶回路29に記憶された画像を確認することができ、これによって油圧ショベル1の所有者を容易に特定することができる。
22は油圧ショベル1の後方を監視する後方監視カメラで、該後方監視カメラ22は、例えば無線式のCCDカメラ等によって構成され、カウンタウェイト9の後面部に取付け,取外し可能に設けられている。
そして、後方監視カメラ22は、図1中に実線で示す如く、常時はカウンタウェイト9の後面部に取付けた状態で使用され、走行体2の後方の画像(映像)を画像データとして取込むことにより、この画像データを無線で送信する。これにより、表示装置24は、例えばキャブ7に設けられたアンテナ23を用いて後方監視カメラ22の無線信号を受信することにより、図4に示す如く後方の画像を表示することができる。
一方、画像モニタ装置21を利用して車両の盗難対策等を行うときには、走行体2の固有の情報を後方監視カメラ22によって取込み、その画像データを後述の記憶回路29に記憶させる。この場合、後方監視カメラ22は、例えば図1中に仮想線で示す如く、必要に応じてカウンタウェイト9から取外すことができるので、例えば車両の目立たない部分に隠された銘板等であっても容易に撮影することができる。
24は例えばキャブ7内で運転席10の前側に設けられた表示装置を示し、該表示装置24は、図2に示す如く、運転席10に着座したオペレータが確認し易い位置に取付けられている。そして、表示装置24は、図3に示す如く、例えば車両の運転状態を報知する運転用の情報画面を表示したり、図4に示す如く、後方監視カメラ22によって取込んだ画像や記憶回路29に記憶された画像を表示するものである。
この場合、情報画面には、例えば燃料の残量を示す燃料計A、エンジン冷却水の温度を示す水温計B、車両の稼働時間を示すアワメータC、各種の警報ランプD等が表示される。また、表示装置24は、図5に示す如く、後述の切換スイッチ30、表示スイッチ31等から操作信号が入力される入力回路25と、該入力回路25の出力側に接続されたCPU26、画像処理回路27、画面部28とによって大略構成されている。
26は例えばマイクロコンピュータ等によって構成されたCPU(中央演算処理装置)で、該CPU26は、入力回路25によって切換スイッチ30、表示スイッチ31等の操作状態を検出し、その検出結果に応じて画像処理回路27を制御することにより、例えば図6に示す制御処理を行うものである。
この場合、CPU26は、切換スイッチ30が操作される毎に、画面部28の表示を情報画面と後方監視カメラ22の画像との間で交互に切換える。また、後述の如く切換スイッチ30が長押し操作されたときには、後方監視カメラ22の画像を記憶回路29に記憶させる。一方、表示スイッチ31が操作されたときには、記憶回路29に記憶された画像を画面部28に表示させる。
27はCPU26によって制御される画像処理回路で、該画像処理回路27は、例えば車両に搭載された燃料センサ、水温センサ(図示せず)等の検出信号を用いて所定の画像処理を行うことにより、図3に示す情報画面を生成し、これを画面部28に表示させる。また、画像処理回路27は、後方監視カメラ22や記憶回路29から入力される画像データを所定の表示形式で画面部28に表示させる。
29は表示装置24に設けられた記憶手段としての記憶回路を示し、該記憶回路29は、例えば非通電状態でも記憶データが保持される不揮発性のメモリや、不揮発性のメモリを搭載したディスク等によって構成され、図5に示す如く、画像処理回路27と接続されている。そして、記憶回路29は、切換スイッチ30が長押し操作されたときに、後方監視カメラ22の画像データが画像処理回路27を介して入力されることにより、この画像データを記憶、保持するものである。
一方、30は例えば右側の作業レバー13に設けられた保存操作手段としての切換スイッチを示し、該切換スイッチ30は、図2に示す如く、例えば自動復帰型の押しボタン等によって構成され、オペレータによってプッシュ操作される。また、切換スイッチ30は、表示装置24の画面を切換える機能と、後方監視カメラ22の画像を走行体2の固有のデータとして記憶回路29に記憶させる(画像を保存する)保存スイッチとしての機能とを兼用している。
この場合、オペレータは、切換スイッチ30を短時間だけプッシュ操作することにより、画面部28の表示を情報画面と後方監視カメラ22の画像との間で交互に切換えることができる。一方、切換スイッチ30を通常よりも長い時間(例えば、数秒程度)にわたってプッシュ操作(以下、長押し操作という)したときには、後方監視カメラ22の画像を記憶回路29に記憶させることができる。
31は記憶回路29に記憶された画像を表示させる表示操作手段としての表示スイッチで、該表示スイッチ31は、例えば自動復帰型の押しボタン等によって構成され、図3に示す如く、他のスイッチ32と共に表示装置24に設けられている。そして、オペレータが表示スイッチ31をプッシュ操作したときには、記憶回路29に記憶された画像のデータが画像処理回路27によって読出され、この画像が画面部28に表示される。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に図6を参照しつつ、その制御について説明する。
まず、ステップ1では、切換スイッチ30がプッシュ操作されたか否かを判定し、「YES」と判定したときには、ステップ2に移る。また、ステップ1で「NO」と判定したときには、プッシュ操作されるまで待機する。
次に、ステップ2では、切換スイッチ30が長押し操作されたか否かを判定し、「YES」と判定したときには、ステップ3で後方監視カメラ22の画像を記憶回路29に記憶し、後述のステップ7に移る。
従って、例えば油圧ショベル1を購入したり、これを作業現場に搬入した場合等には、車両の盗難対策を実施することができる。即ち、上部旋回体5に取付けた状態の後方監視カメラ22によってオペレータや作業現場等の画像を取込んだり、上部旋回体5から取外した後方監視カメラ22によって銘板14の記載内容を取込むことができ、このような走行体2の固有の画像を盗難等に備えて記憶回路29に予め記憶させておくことができる。
一方、ステップ2で「NO」と判定したときには、切換スイッチ30に通常のプッシュ操作が行われたので、ステップ4では、情報画面を表示中であるか否かを判定する。そして、ステップ4で「YES」と判定したときには、ステップ5で表示装置24の画面を情報画面から後方監視カメラ22の画像へと切換えることにより、走行体2の後方の画像をリアルタイムで表示する。
また、ステップ4で「NO」と判定したときには、ステップ6で表示装置24の画面を車両後方の画像から運転用の情報画面へと切換えることにより、例えば燃料計A、水温計B、アワメータC、警報ランプD等の情報を表示する。
これにより、通常の状態では、表示装置24の情報画面によって燃料の残量や冷却水の水温等を確認しつつ、走行レバー11を操作して走行体2を前進走行させたり、作業レバー13を操作することにより作業装置3を用いて土砂等の掘削作業を行うことができる。
また、例えば走行体2を後進走行させたり、上部旋回体5を旋回させるときには、切換スイッチ30の操作によって表示装置24に後方の画像を表示させることができ、オペレータは、この画像によって後方の状況を確認しつつ、作業を円滑に行うことができる。
次に、ステップ7では、表示スイッチ31がプッシュ操作されたか否かを判定し、「YES」と判定したときには、ステップ8で記憶回路29に記憶された画像を画面部28に表示する。また、ステップ7で「NO」と判定したときには、ステップ8を行うことなく、ステップ9で終了し、電源が遮断されるまでステップ1〜ステップ9を繰返し実行する。
これにより、例えば盗まれた油圧ショベル1を他の場所で発見したときには、表示スイッチ31を操作することにより、正規の所有者に関連した固有の画像を表示装置24に速やかに表示させることができる。このため、例えば銘板14の情報等が失われていたとしても、盗難車両であることの証明や所有者の特定を容易に行うことができる。
かくして、本実施の形態によれば、切換スイッチ30、記憶回路29、表示スイッチ31を設ける構成としたので、例えば正規の所有者に関連した固有の画像を盗難等に備えて記憶回路29に予め記憶させておくことができ、例えば従来から搭載されている後方監視カメラ22を利用して車両の盗難対策を簡単に実施することができる。従って、後方監視カメラ22の利用範囲を広げてカメラを有効に活用でき、特別な防犯機構等を設けなくても、盗難等に対して抑止効果を発揮することができる。
この場合、後方監視カメラ22は必要に応じて走行体2から取外すことができるので、例えば車両の目立たない部分に隠された銘板14等であっても容易に撮影でき、カメラとしての利便性を高めることができる。そして、無線式の後方監視カメラ22を用いることにより、着脱可能な後方監視カメラ22に対して信号線等を接続する必要がないので、画像モニタ装置21の構造を簡素化することができる。
また、切換スイッチ30を長押し操作したときに後方監視カメラ22の画像を記憶させるようにしたので、表示装置24の画面を切換える機能と、後方監視カメラ22の画像を保存する保存スイッチとしての機能とを、切換スイッチ30によって兼用することができる。従って、スイッチの個数や部品点数を削減できるので、全体の構造を簡略化することができ、またオペレータの操作性を向上させることができる。
なお、前記実施の形態では、保存操作手段としての機能と表示装置24の画面を切換える機能とを切換スイッチ30によって兼用する構成とし、この切換スイッチ30を作業レバー13に設ける構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、保存操作手段は、オペレータが操作し易い位置であれば、作業レバー13以外の任意の部位に設けてよいものであり、例えばコンソール装置12の上面部等に設ける構成としてもよい。
また、保存操作手段は、必ずしも表示装置24の画面を切換える切換スイッチと兼用する必要はなく、例えば切換スイッチ30と保存操作手段とを別個のスイッチとして形成し、これらのスイッチを異なる位置に配設する構成としてもよい。
さらに、表示スイッチ31についても同様に、必ずしも表示装置24に設ける必要はなく、オペレータが操作し易い任意の部位に配設することができる。
一方、実施の形態では、表示装置24に記憶回路29を搭載し、これらの部材を一体化する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば表示装置と記憶回路とを別個の部品として形成し、これらを異なる位置に配設する構成としてもよい。この場合、例えば記憶回路をメモリカード等によって形成し、このメモリカードを表示装置24に着脱可能に搭載する構成としてもよい。
また、実施の形態では、無線式の後方監視カメラ22を用いる構成としたが、本発明はこれに限らず、例えば信号線等を用いて表示装置に画像を送信する有線式の後方監視カメラを用いる構成としてもよい。
さらに、実施の形態では、建設機械として、下部走行体4と上部旋回体5とからなる走行体2を備えた油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明は油圧ショベルに限らず、例えばホイルローダのようにホイール上に建屋が搭載された走行体、ブルドーザのように履帯上に建屋が搭載された走行体、ロードローラのように転圧輪上に建屋が搭載された走行体等を有する建設機械にも広く適用できるものである。
本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す斜視図である。 図1中のキャブ内を拡大して示す部分拡大斜視図である。 表示装置に情報画面を表示した状態を示す正面図である。 表示装置に後方監視カメラの画像を表示した状態を示す正面図である。 画像モニタ装置の回路構成を示す構成図である。 画像モニタ装置の制御を示す流れ図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
2 走行体
3 作業装置
4 下部走行体
5 上部旋回体
7 キャブ
10 運転席
11 走行レバー
12 コンソール装置
13 作業レバー
14 銘板
21 画像モニタ装置
22 後方監視カメラ
23 アンテナ
24 表示装置
28 画面部
29 記憶回路(記憶手段)
30 切換スイッチ(保存操作手段)
31 表示スイッチ(表示操作手段)

Claims (3)

  1. 運転席に着座したオペレータによって操作される作業装置が設けられた自走可能な走行体と、該走行体の後方を監視する後方監視カメラと、前記運転席の近傍に設けられ該後方監視カメラの画像を表示する表示装置とを備えてなる建設機械において、
    前記後方監視カメラの画像を前記走行体固有のデータとして記憶する記憶手段と、該記憶手段に前記後方監視カメラの画像を記憶させるときに操作する保存操作手段と、前記記憶手段に記憶された画像を前記表示装置に表示させる表示操作手段とを設ける構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記後方監視カメラは前記走行体に取付け,取外し可能に配設してなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記表示装置の画面を前記後方監視カメラの画像と運転用の情報画面との間で切換える切換スイッチを設け、前記保存操作手段は該切換スイッチと兼用する構成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
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