JP2003320907A - 車両ウインドゥガラスへの標識の刻印方法 - Google Patents

車両ウインドゥガラスへの標識の刻印方法

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JP2003320907A
JP2003320907A JP2002163628A JP2002163628A JP2003320907A JP 2003320907 A JP2003320907 A JP 2003320907A JP 2002163628 A JP2002163628 A JP 2002163628A JP 2002163628 A JP2002163628 A JP 2002163628A JP 2003320907 A JP2003320907 A JP 2003320907A
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Shuichi Tomita
修一 富田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な施工にして盗難防止に役立つ車両ウイ
ンドゥガラスへの標識の刻印方法を提供する。 【解決手段】 (イ)標識Sの部分をガラス溶解剤7が
通過できるようにした標識入りシート1を作成する工程
と、(ロ)車両のウインドゥガラス4に前記標識入りシ
ート1を貼着する工程と、(ハ)前記標識入りシート1
上にガラス溶解剤7を塗布する工程と、(ニ)前記標識
入りシート1上にガラス溶解剤7を塗布した後、ガラス
溶解剤7が標識入りシート1の標識部分12を通過して
ウインドゥガラス表面41を溶解し、標識模様の凹所マ
ーク42をウインドゥガラス表面41に形成する工程
と、を少なくとも具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗用車等のウインド
ゥガラスへの標識の刻印方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両はキーによりロックでき
るようになっており、ロックしておけば路上や屋外の駐
車場等に置いた場合でも一応安全が確保されたものと考
えられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、近年、自動
車の盗難事故が頻発しており、自動車の保有者や車両保
険金を支払う損保会社等が被害を蒙っている。とりわ
け、ドアをロックしていたにもかかわらず盗難に遭った
自動車が全体の87%を占めており、その対策に苦慮し
ている。盗難事故は乗用車だけでなく、工事現場に置か
れたレッカー等の重機も狙われるようになっており被害
対策が急がれる状況にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するもので、簡単な施工にして盗難防止に役立つ車
両ウインドゥガラスへの標識の刻印方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の本発明の要旨は、(イ)標識の部分を
ガラス溶解剤が通過できるようにした標識入りシートを
作成する工程と、(ロ)車両のウインドゥガラスに前記
標識入りシートを貼着する工程と、(ハ)前記標識入り
シート上にガラス溶解剤を塗布する工程と、(ニ)前記
標識入りシート上にガラス溶解剤を塗布した後、ガラス
溶解剤が標識入りシートの標識部分を通過してウインド
ゥガラス表面を溶解し、標識模様の凹所マークをウイン
ドゥガラス表面に形成する工程と、を少なくとも具備す
ることを特徴とする車両ウインドゥガラスへの標識の刻
印方法にある。ここで、「標識」とは文字、記号若しく
は図形又はこれらの結合をいう。請求項2に記載の本発
明の要旨は、(イ)標識の部分をガラス溶解剤が通過で
きるようにした標識入りシートを作成する工程と、
(ロ)車両のウインドゥガラスに前記標識入りシートを
貼着する工程と、(ハ)前記標識入りシート上にガラス
溶解剤を塗布する工程と、(ニ)前記標識入りシート上
に塗布されたガラス溶解剤を保護テープで覆着し、所定
時間放置することによりガラス溶解剤が標識入りシート
の標識部分を通過してウインドゥガラス表面を溶解さ
せ、標識模様の凹所マークをウインドゥガラス表面に形
成する工程と、を少なくとも具備することを特徴とする
車両ウインドゥガラスへの標識の刻印方法にある。請求
項3の発明たる車両ウインドゥガラスへの標識の刻印方
法は、請求項2で、ウインドゥガラス表面をガラス溶解
剤で溶解させることにより形成された凹所マークに有色
塗料を埋め込む工程を、さらに具備することを特徴とす
る。請求項4の発明たる車両ウインドゥガラスへの標識
の刻印方法は、請求項2で、ウインドゥガラス表面をガ
ラス溶解剤で溶解させることにより形成された凹所マー
クに有色蛍光塗料を埋め込む工程を、さらに具備するこ
とを特徴とする。
【0006】請求項1の発明のごとく、標識入りシート
を作成し、この上にガラス溶解剤を塗布すると、標識部
分だけをガラス溶解剤が通過できるようなっているの
で、ガラス表面を溶解し所望の標識形状を食刻できる。
請求項2の発明のごとく、標識入りシート上に塗布され
たガラス溶解剤を保護テープで覆着すると、テープの覆
着によりガラス溶解剤の厚みがほぼ一定になりウインド
ゥガラスに刻印される標識模様が綺麗になる。また保護
テープで覆着するので、不用意にガラス溶解剤に触れな
くなり刻印品質が保たれる。請求項3のごとく凹所マー
クに有色塗料を埋め込むと、視認性が向上する。請求項
4のごとく凹所マークに有色蛍光塗料を埋め込むと、夜
でも確認でき、昼夜を問わず視認性が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両ウインド
ゥガラスへの標識の刻印方法の実施形態について詳述す
る。図1〜図6は本発明の車両ウインドゥガラスへの標
識の刻印方法(以下、単に「標識の刻印方法」とい
う。)の一形態で、図1は標識が打ち込まれたシートの
平面図、図2は図1の標識入りシートを車両ウインドゥ
ガラスに貼着した斜視図、図3は図2の貼着した標識入
りシート周りにマスキング用粘着テープを貼ったマスキ
ング処理工程の平面図、図4は図3のマスキング処理工
程を終えた標識入りシート上にガラス溶解剤を塗布した
状態の平面図、図5は図4の塗布されたガラス溶解剤を
保護テープで覆着した状態の平面図、図6はウインドゥ
ガラス表面に形成された標識模様の凹所マークの平面
図、図7は(イ)が標識模様の凹所マークの断面図、
(ロ)が凹所マークに有色塗料又は有色蛍光塗料が埋め
込まれた断面図、図8,図9は他態様の標識又は凹所マ
ークの平面図である。
【0008】本発明の標識の刻印方法は、まず標識入り
シート1を作成する(第1工程)。車両のウインドゥガ
ラス4に刻印しようとする文字,記号等の標識Sをシー
ト1に打ち込む。シート1に標識Sを打ち込むことによ
りその標識Sの部分をガラス溶解剤7が通過できるよう
にする。ここでは、ドットプリンタを使用して、図1の
ごとく車台番号である例えば「LH123−10150
17」を打ち込み印字する。ドットプリンタに係るドッ
トインパクト方式はピンが力強く飛び出し、インクリボ
ンを押しインクをシート1につける仕組みであるが、シ
ート1にピンを力で押し付けるため、シート1を剥がせ
ば標識部分12が透けて見える状態になる。ドットイン
パクト方式による標識入りシート1の作成はごく簡単で
ある。シート1の本体部分11は勿論、ガラス溶解剤7
が通過不能になっている。本実施形態は、さらにシート
1をウインドゥガラス4に貼着し易いように、図1のご
とくシート1裏面に粘着剤層2を介して離型紙3が一体
になった離型紙付きシートAを使用する。
【0009】次に、標識Sを刻印しようとするウインド
ゥガラス4の所定場所、例えば図2(イ)のリアウイン
ドゥガラス4や、同図(ロ)のサイドウインドゥガラス
4の面を清掃する。前記離型紙付きシートAの離型紙3
を剥がし、粘着剤層2をガラス面41に当てるようにし
て車両のウインドゥガラス4に前記標識入りシート1を
貼着する(第2工程)。
【0010】続いて、図3のごとく標識入りシート1の
周縁を取り囲むようにしてマスキング用粘着テープ5を
ウインドゥガラス4に貼着する(第3工程)。ガラス溶
解剤7が標識入りシート1以外に付着してその部分のガ
ラス面41が溶解することのないようマスキング用粘着
テープ5で被覆保護する。
【0011】次いで、図4のごとく前記標識入りシート
1上にガラス溶解剤7を塗布する(第4工程)。シート
1の標識部分12の箇所にペースト状のガラス溶解剤7
を塗布する。本実施形態のガラス溶解剤7はガラス表面
41を溶解することのできるフッ化化合物(フッ化物:
Fluorides)又はこれを含有する複合物とす
る。フッ化化合物のフッ化水素(HF)やフッ化ナト
リウムNaF等はガラスを溶解させる働きがある。フッ
化水素の水溶液のフッ化水素酸は、ガラスの成分である
ケイ酸カルシウム,二酸化ケイ素と次のような反応をお
こし、ガラス表面41を溶解(エッチング)し所望の凹
所マーク形状に食刻する。 SiO+4HF → SiF+2HO CaSiO3+6HF → SiF+CaF+3H
【0012】なお、フッ化水素やフッ化ナトリウムは毒
性があるので他の物質を混合し緩和させた複合物とした
り、他のより毒性の少ない或いは無害のフッ化化合物を
用いるのが好ましい。フッ化化合物にはフッ化水素酸,
フッ化ナトリウムの他、酸性フッ化アンモン,ケイフッ
化ソーダ,ケイフッ化水素酸,ケイフッ化アンモニウ
ム,ケイフッ化カリウム,ケイフッ化マグネシウム,三
フッ化塩素,三フッ化ホウ素,フッ化アルミニウム,フ
ッ化カリウム,ホウフッ化水素酸,ホウフッ化鉛水溶
液,ホウフッ化スズ水溶液,ホウフッ化銅水溶液,ホウ
フッ化亜鉛水溶液,ホウフッ化ソーダ,ホウフッ化カリ
ウム,ホウフッ化第一鉄水溶液,ホウフッ化アンモニウ
ム六フッ化リン酸リチウム等があるが、ここではガラス
表面41の溶解を可能にし、無害化或いはそれに近づけ
たペースト状体のガラス溶解剤7を採用する。
【0013】しかる後、図5のごとく前記標識入りシー
ト1上に塗布されたガラス溶解剤7を保護テープ6で覆
着する(第5工程)。ガラス溶解剤7の塗布厚みをほぼ
均等にして、塗布したガラス溶解剤7上を保護テープ6
で覆着する。保護テープ6を覆着するのは標識部分12
上に塗布されるガラス溶解剤7の厚みをより均等にして
ガラス面41に刻印される標識模様の凹所マーク42に
ムラがでないようにするためである。また、塗布したガ
ラス溶解剤7を不用意に触らないようにするためであ
る。
【0014】その後、所定時間放置する(第6工程)。
時間が経過することによって、ガラス溶解剤7が標識入
りシート1の標識部分12を通過してウインドゥガラス
表面41を常温でも溶解させ、標識模様の凹所マーク4
2をウインドゥガラス表面41に形成する。シート1の
標識部分12は透けた状態にあり、シート1表裏間をガ
ラス溶解剤7が通り抜け可能である。従って、標識部分
12に塗布されたガラス溶解剤7がガラス表面41に達
しそこを溶解侵食し、シート1に打ち込んだ標識Sと同
じ模様の侵食模様を形成する。
【0015】所定時間が経過したところで、保護シート
1,マスキング用粘着テープ5,シート1を剥がし、且
つガラス溶解剤7をきれいに拭き取る(第7工程)。こ
こでは20分程度で保護シート1等を剥がし取り、ガラ
ス溶解剤7を除去する。かくして、シート1に打ち込ま
れた標識Sと同様の標識模様の凹所マーク42がウイン
ドゥガラス4の表面41に刻印される(図6)。
【0016】さらに、好ましくはこの刻み込まれた標識
模様の凹所マーク42に有色塗料8を埋め込む作業工程
を加える(第8工程)。図7のごとく凹所マーク42に
有色塗料8を埋め込むと、透明なウインドゥガラス4に
標識模様が鮮明に浮かび上がる。そのため、標識模様が
判読しやすくなり、人の目に触れることになり盗難防止
に役立つ。より好ましくは、標識模様の凹所マーク42
に有色蛍光塗料9を埋め込む作業工程を加える。夜間に
おいても視認できるようになり、昼夜を問わず標識模様
が判読しやすくなり、人の目に触れ盗難防止に役立つ。
なお図7は凹所マーク42を判りやすくするためその部
分を強調図示する。
【0017】ところで、本実施形態はシート1に打ち込
む標識Sを車台番号とし、ウインドゥガラス4にその標
識模様をエッチングし車台番号の凹所マーク42を刻印
したが、これに限らず、車台番号に形式指定番号,類別
区分番号,型式,自動車登録番号等を組合わせた標識S
にしたり或いは形式指定番号等の単独標識Sにしたりし
て、それらの標識模様をウインドゥガラス4に刻印でき
る。標識模様として図8(イ)に示すような所有者の刻
印や、同図(ロ)に示すごとく盗難防止の警告表示を刻
印することもできる。図9(イ)のごとく図形で警告表
示したり、同図(ロ)〜(ニ)に示すような凹所マーク
42も刻印できる。さらに図示を省略するが、運転手の
似顔絵等の絵柄マークを刻印することもできる。
【0018】このように構成した車両ウインドゥガラス
4への標識の刻印方法によれば、シート1に標識Sを打
ち込みその標識Sの部分をガラス溶解剤7が通過できる
ようにした後、この標識入りシート1をウインドゥガラ
ス4に貼着しガラス溶解剤7を塗布し所定時間放置さえ
すれば、ウインドゥガラス4に所望の標識模様の凹所マ
ーク42を形成できる。ドットプリンタを使えば作業は
一層容易になる。作業が簡単であるにも関わらず、一旦
形成された標識模様の凹所マーク42は、単なる塗装膜
等違い、ウインドゥガラス表面41を化学的に溶解させ
食刻形成した凹所マーク42であるので、消し去ること
ができない。その車両持ち主を特定できる車台番号等の
標識模様が刻印されておれば、盗難にあっても盗難品で
あることがすぐバレる。盗賊は車両を盗んでもウインド
ゥガラス4を取り替えなければ転売できず、盗賊が利益
を得るのは極めて困難になる。本刻印方法によって食刻
された標識マーク42がウインドゥガラス4にあれば、
盗賊にあきらめさせることができる。鍵穴近くのウイン
ドゥガラス4に標識マーク42が形成されれば、盗もう
とする作業時点ですぐに知らしめるのでより効果的にな
る。
【0019】さらに凹所マーク42に有色塗料8を埋め
込めば、透明ウインドゥガラス4に標識模様が浮かび上
がり、盗賊が盗もうとする際、盗難防止用標識マーク4
2が在る旨いち早く知らしめ退散させることができる。
凹所マーク42は図7の拡大図に示すごとくガラス溶解
剤7でガラス表面41をエッチングし表面粗化させ微細
に入り組んだ凹部43を形成するので、凹部43に流入
した有色塗料8が投錨効果等で頑強に一体化し剥がれ落
ちなくなっている。永きに渡って、有色塗料8による視
認効果を発揮できる。加えて、凹所マーク42に有色蛍
光塗料9を埋め込めば夜間においても、透明ウインドゥ
ガラス4に標識模様が浮かび上がり盗賊に知らしめ、盗
みをあきらめさせることができるので、一層有益なもの
となる。
【0020】尚、本発明においては前記実施形態に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。シート1,粘着剤層2,ウインドゥガラ
ス4,マスキング用粘着テープ5,保護テープ6,ガラ
ス溶解剤7,有色塗料8,有色蛍光塗料9等の材料,形
状,大きさ,個数等は用途に合わせて適宜選択できる。
実施形態では乗用車に適用したが、トラックや重機等の
車両にも適用できる。また実施形態ではドットプリンタ
を用いて標識入りシート1を作成したが、これに限定さ
れず、標識Sの部分をガラス溶解剤7が通過できるよう
にした標識入りシート1を作成できればいかなる手段で
標識入りシート1を作成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の車両ウインドゥ
ガラスへの標識の刻印方法は、作業が簡単で、しかもそ
の標識に係る凹所マークがガラス面に形成されれば消し
去ることができないので、盗難防止に威力を発揮し極め
て有益となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両ウインドゥガラスへの標識の刻印
方法の一形態で、標識が打ち込まれたシートの平面図で
ある。
【図2】図1の標識入りシートを車両ウインドゥガラス
に貼着した斜視図である。
【図3】図2の貼着した標識入りシート周りにマスキン
グ用粘着テープを貼った状態の平面図である。
【図4】図3のマスキング処理工程を終えた標識入りシ
ート上にガラス溶解剤を塗布した状態の平面図である。
【図5】図4の塗布されたガラス溶解剤を保護テープで
覆着した平面図である。
【図6】ウインドゥガラス表面に形成された標識模様の
凹所マークの平面図である。
【図7】(イ)が標識模様の凹所マークの断面図、
(ロ)が凹所マークに有色塗料又は有色蛍光塗料が埋め
込まれた断面図である。
【図8】他態様の標識又は凹所マークの平面図である。
【図9】他態様の標識又は凹所マークの平面図である。
【符号の説明】
1 シート 12 標識部分 4 ウインドゥガラス 41 ガラス面(ガラス表面) 42 凹所マーク(標識マーク) 6 保護テープ 7 ガラス溶解剤 8 有色塗料 9 有色蛍光塗料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)標識の部分をガラス溶解剤が通過
    できるようにした標識入りシートを作成する工程と、
    (ロ)車両のウインドゥガラスに前記標識入りシートを
    貼着する工程と、(ハ)前記標識入りシート上にガラス
    溶解剤を塗布する工程と、(ニ)前記標識入りシート上
    にガラス溶解剤を塗布した後、ガラス溶解剤が標識入り
    シートの標識部分を通過してウインドゥガラス表面を溶
    解し、標識模様の凹所マークをウインドゥガラス表面に
    形成する工程と、を少なくとも具備することを特徴とす
    る車両ウインドゥガラスへの標識の刻印方法。
  2. 【請求項2】 (イ)標識の部分をガラス溶解剤が通過
    できるようにした標識入りシートを作成する工程と、
    (ロ)車両のウインドゥガラスに前記標識入りシートを
    貼着する工程と、(ハ)前記標識入りシート上にガラス
    溶解剤を塗布する工程と、(ニ)前記標識入りシート上
    に塗布されたガラス溶解剤を保護テープで覆着し、所定
    時間放置することによりガラス溶解剤が標識入りシート
    の標識部分を通過してウインドゥガラス表面を溶解さ
    せ、標識模様の凹所マークをウインドゥガラス表面に形
    成する工程と、を少なくとも具備することを特徴とする
    車両ウインドゥガラスへの標識の刻印方法。
  3. 【請求項3】 前記ウインドゥガラス表面をガラス溶解
    剤で溶解させることにより形成された凹所マークに有色
    塗料を埋め込む工程を、さらに具備する請求項2記載の
    車両ウインドゥガラスへの標識の刻印方法。
  4. 【請求項4】 前記ウインドゥガラス表面をガラス溶解
    剤で溶解させることにより形成された凹所マークに有色
    蛍光塗料を埋め込む工程を、さらに具備する請求項2記
    載の車両ウインドゥガラスへの標識の刻印方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006336328A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
JP2019089592A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 昭和アルミニウム缶株式会社 飲料容器および飲料容器セット

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