JP2006335220A - 運搬車の油圧装置 - Google Patents

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Katsuhiko Hamamoto
勝彦 濱本
Noboru Ebara
昇 江原
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Abstract

【課題】 運搬車は、荷物を多く積載する車台部を前後にできるだけ長く構成するため、エンジンや燃料タンク等をこの車台後部のハンドルの下方部に配置するが、この形態で更にエンジンの横側に油圧ポンプや、このオイルタンクを配置すると、これらの高さや横方向の幅が広くなり、上方のハンドル部との間の間隔が狭く制限されて操作の邪魔になり易く、エンジンや油圧ポンプ等が燃料タンクやオイルタンクに覆われてメンテナンスの行い難い形態となる。
【解決手段】運搬車台1後部のハンドル2下部に、エンジン3と、このエンジン3の横側下部において伝動される油圧ポンプ4とを配置すると共に、この油圧ポンプ4の真上にはこの油圧ポンプ4用のオイルを収容するオイルタンク5を設けたことを特徴とする運搬車の油圧装置の構成とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、歩行ハンドル操作形態の運搬車の油圧装置に関し、運搬車台後端のハンドル下方部に、エンジンと共に油圧ポンプを横方向に並べて搭載し、これらの搭載構成を簡潔化し、ハンドル部での操縦性を容易にするものである。
運搬車台後端のハンドルの下方部には、エンジンや、燃料タンク等を設ける技術が知られている。
特開2002−127778号公報
運搬車は、荷物を多く積載する車台部を前後にできるだけ長く構成するため、エンジンや燃料タンク等をこの車台後部のハンドルの下方部に配置するが、この形態で更にエンジンの横側に油圧ポンプや、このオイルタンクを配置すると、これらの高さや横方向の幅が広くなり、上方のハンドル部との間の間隔が狭くなって、ハンドル部の構成が狭く制限されて操作の邪魔になり易く、エンジンや油圧ポンプ等が燃料タンクやオイルタンクに覆われてメンテナンスの行い難い形態となる。
また、運搬車を他の油圧作業機器使用のための油圧源として使用することの可能の油圧機器の外部接続ポートを備えた多機能運搬車にあっては、オイルタンクが大容量となり、その配置が困難になるという問題がある。
請求項1に記載の発明は、運搬車台1後部のハンドル2下部に、エンジン3と、このエンジン3の横側下部において伝動される油圧ポンプ4とを配置すると共に、この油圧ポンプ4の真上にはこの油圧ポンプ4用のオイルを収容するオイルタンク5を設けたことを特徴とする運搬車の油圧装置の構成とする。運搬車の走行操作は運転者がハンドル2を把持して歩行しながら、このハンドル2部の走行クラッチレバーや、変速レバー、及び油圧レバー等を操作する。エンジン3の駆動によって走行装置が駆動され、この横側下部の油圧ポンプ4が伝動される。この油圧ポンプ4の駆動によって上部のオイルタンク5内のオイルが油圧回路各部に循環供給されて、油圧作動各部が油圧作動される。この油圧ポンプ4は、エンジン3の横側下部に接近して低位に配置されるため、このエンジン3からのベルト等による伝動機構が容易であり、この油圧ポンプ4の上側に設けるオイルタンク5底の構成位置を低くして容量を大きく形成することができる。
請求項2に記載の発明は、前記油圧ポンプ4を有した油圧回路の油圧バルブ6を前記ハンドル2部に設けたことを特徴とするものである。この油圧ポンプ4の駆動によって油圧回路にオイルが送られる。この油圧回路に配置される車台ダンプシリンダや、外部油圧シリンダ等の作動は、このハンドル2部の油圧バルブ6を操作することによって行われる。
請求項1に記載の発明は、油圧ポンプ4がエンジン3の横側下部に位置して設けるため、このエンジン3からのベルト伝動等が行い易く、又、この油圧ポンプ4上のオイルタンク5底の設置高さを低くして、オイルタンク5の高さ及び容量を大きくし、オイルタンク5形状を単なる円筒形態や角筒形態のような簡単な構成とすることができ、上側のハンドル2との間の間隔部を大きく形成して、ハンドル2部の操作を容易に行うことができる。又、この油圧ポンプ4やオイルタンク5等をエンジン3の横側に接近させて、これらエンジン3及び油圧ポンプ4部の横幅を小さくすると共に、上方のハンドル2との間の間隔部の形成によって、これらエンジン3や油圧ポンプ4等のメンテナンスを容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、前記エンジン3やオイルタンク5等の上端とハンドル2との間の間隔部を大きく形成して、油圧ポンプ4及びこの油圧回路の油圧バルブ6や、これを操作する操作レバー等の、ハンドル2部に対する取付配置が行われ易く、又、ハンドル2部での運転操作を行いながらこれら油圧バルブ6の操作をも容易に行うことができ、操作性を高めることができる。
図面に基づいて、運搬車は、車台1の下側に左右一対のクローラ10を配置して、この後端部のスプロケット軸11及びスプロケット12の回転駆動で走行することができる。この車台1の後端部には、クローラ10の後端よりも後方にエンジンベース13を突出させて、この上側にエンジン3と油圧ポンプ4を搭載する。エンジンベース13の前部には出力軸14が設けられて、エンジン軸15からベルト19伝動される。この出力軸14からは、左右クローラ10間のトラックフレーム17上に設けられるHST(油圧無段変速装置)18の入力軸へベルト19伝動される。又、このHST18の後部にはミッションケース20が設けられて、このHST18の出力軸から副変速ギヤ等を介して、このミッションケース20に軸装の前記スプロケット軸11が伝動回転される。又、該エンジンベース13の前部には、ループ形態のハンドル2を形成したハンドルフレーム21の両側部が取付けられて、この上端のハンドル2部を運行操作に適する高さにして後方上部に突出させる。
前記エンジン3及びミッションケース20は、車台1乃至クローラ10幅間の左手側寄りに扁位させて設置し、このエンジン3の右手側に油圧ポンプ4を搭載する。エンジン3は、クランク軸であるエンジン軸15を左右横向きにして水平に設定し、エンジンヘッド22部を前側にした前倒れ傾斜姿勢にして搭載している。このエンジン3の背面視左手側に外気を吸入するエンジンファン内装のファン室23を設け、この反対側の右手側にエンジン軸15に固定するエンジンプーリ24を位置させる。このエンジン3のエンジン軸15部の上方に燃料タンク25を設け、この燃料タンク25の前側にエアクリーナ26やマフラ27等を設ける。
前記油圧ポンプ4及びこのポンプ軸30を、エンジン軸15よりも後側R下位Lに設定し、前記エンジンプーリ24に対向するポンププーリ31を固定し、これらエンジンプーリ24とポンププーリ31との間にベルト32を掛けわたして伝動する。この油圧ポンプ4に供給するオイルを収容するオイルタンク5が、この油圧ポンプ4の上側にダンパー29を介して取付支持される。このオイルタンク5は角筒形、乃至円筒形状に形成されて、外周部にタンクカバー33を有する。このオイルタンク5の高さは左手側の燃料タンク25と略同高さに設定して、これらの上方に位置するハンドル2部との間に適宜の間隔部34を形成する。
前記ハンドル2の後端部は、エンジン3やオイルタンク5等の後端よりも後側へ突出させて、運転者が把持し易い形態に構成している。このハンドル2の左右両側部にはサイドクラッチレバー35を設け、このハンドル2の基部間にわたって設けられる操作パネル36には、スロットルレバー37や、走行クラッチレバー38、HST18の無段変速を行うHSTレバー39、及び油圧バルブ6等を設ける。車台1を昇降させるリフトシリンダや、前下り傾斜に昇降させてダンプするダンプシリンダの油圧回路42には、油圧バルブ6Aが設けられ、リフトレバーやダンプレバー等の油圧レバー40によって操作される。又、この油圧ポンプ4による油圧回路43には、この車台1に搭載の作業装置や、車台1外部に設置される作業装置を油圧ホースで連結して作動させるための外部油圧取出用の油圧バルブ6Bを取付けて、外部油圧レバー41で操作可能の構成としている。前記油圧バルブ6は、バルブブラケット44によって一体的に構成されて、操作パネル36に取付けられる。前記燃料タンク25やオイルタンク5と、上側のハンドル2との間の間隔部には、サイドクラッチレバー35等各レバー36,37,38,39の操作リンク機構45や、ワイヤー46等が配置される。
運搬車の走行操作は、運転者がハンドル2部を把持して歩行しながら行う。車台1上の積荷を昇降したりダンプするときは、油圧レバー40等を操作して油圧バルブ6を切替操作することによって行われる。又、前記エンジン3の駆動によって、エンジン軸15からベルト19,32伝動で、HST18及び油圧ポンプ4が連動されて、クローラ10走行が行われる。この油圧ポンプ4の駆動によってHST18や、走行ブレーキ、走行クラッチ、及びサイドクラッチ等の各操作系統のアクチュエータ、制御バルブ等の油圧回路にオイルタンク5のオイルが供給される。又、前記リフトシリンダや、ダンプシリンダ等の油圧シリンダや、この制御バルブの油圧回路にもオイル供給される。
左右一対のサイドクラッチレバー35は、操向側のクラッチレバー35をハンドル2の下側へ把持回動することによって、ミッションケース20内のサイドクラッチを切りにして、左、右一側のクローラ10と噛合のスプロケット12軸11の駆動を止めて操向旋回することができる。又、走行停止するときは、左右両側部に横架して設けられる走行クラッチレバー38把持を解除すれば、該走行クラッチレバー38はデッドマンクラッチ構成によりハンドル2部の上側へ回動し走行クラッチを切りに操作できる。又、HST18の無段変速を行うときは、HSTレバー39を中立位置から前側へ操作することにより、前進走行速度を高速変速でき、後側へ操作することにより後進走行速度を高速変速できる。
前記エンジンベース13上のエンジン3は、エンジン軸15部を後位にすると共に、エンジンヘッド22部を前位にして前倒れ姿勢にして搭載することによって、このエンジン軸15部上方に燃料タンク25を搭載する。この形態では燃料タンク25の搭載位置を低くして、この燃料タンク25上端面と上方ハンドル2部との間隔部34を広く形成することができる。又、このエンジン3の横側に配置する油圧ポンプ4は、このポンプ軸30をエンジン軸13よりも後位Rで、かつ下位Lに設定して、これらのポンプ軸30上のVプーリ31と、エンジン軸13上のVプーリ24との間にVベルト32を掛けわたして、油圧ポンプ4を駆動する配置構成としている。このような油圧ポンプ4の配置構成では、ポンプ軸30上のポンププーリ31が、エンジン軸13上のエンジンプーリ24の後側R下部Lに重合するように対向させるため、ベルト32連動構成が簡単、容易であり、エンジン3の横側に油圧ポンプ4を接近させて配置して、車台1幅から外側への張出を小さくすることができる。しかも、この油圧ポンプ4をエンジン3に対して下降した位置に搭載することによってこの上側に設けるオイルタンク5の設置スペースを高く広く形成して、オイルタンク5の容量を大きく形成することができる。このオイルタンク5の外周面は放熱性を高めるための凹凸面を形成したり、放熱フィレを形成することもできる。前記ファン室23からの送風をこれら油圧ポンプ4やオイルタンク5側へ通すことによって、これら各部の冷却をも行うことができる。
このような各部のレバー操作では、このハンドル2下部の間隔部34が上下に高く形成されるため、操作容易であり、構成、作動においても邪魔になり難い形態とすることができる。又、エンジン3上や油圧ポンプ4上に設けられる燃料タンク25や、オイルタンク5の形態も、単に円筒形状や、角筒形状の構成として容量を大きくすることができるため、構成が簡単であり、これらの下部のエンジン3や油圧ポンプ4等のメンテナンスを行い易くすることができる。
運搬車のハンドル部の側面図。 その背面図。 その油圧バルブ部の拡大側面図と背面図。 油圧ポンプ部の側面図。
符号の説明
1 車台
2 ハンドル
3 エンジン
4 油圧ポンプ
5 オイルタンク
6 油圧バルブ

Claims (2)

  1. 運搬車台1後部のハンドル2下部に、エンジン3と、このエンジン3の横側下部において伝動される油圧ポンプ4とを配置すると共に、この油圧ポンプ4の真上にはこの油圧ポンプ4用のオイルを収容するオイルタンク5を設けたことを特徴とする運搬車の油圧装置。
  2. 前記油圧ポンプ4を有した油圧回路の油圧バルブ6を前記ハンドル2部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の運搬車の油圧装置。
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