JP2006335172A - 電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法 - Google Patents

電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 可動部材をストッパ部材に当接させて電動アクチュエータの初期位置設定を行う際に、電動アクチュエータに流れる過電流を抑制するとともに前記部材に加わる負荷力を低減する電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法を提供する。
【解決手段】 位置信号発生部10Baからの位置信号で可動部の位置制御が行われるインテークドアアクチュエータ10Bを制御する制御装置本体1は、可動部により駆動されるインテークドア10Aが可動部の可動範囲の一端に設けられたストッパ部材100Aに当接する位置から所定量α手前の第一の位置よりさらに手前の位置から第一の位置まではインテークドアアクチュエータ10Bを第一のデューティ比D1で駆動し、第一の位置からインテークドア10Aが停止する第二の位置までは第一のデューティ比より小さい第二のデューティ比D2で駆動し、第二の位置で検出したインテークドアアクチュエータ10Bの位置を初期位置として記憶する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法に関するものである。
一般に、電動アクチュエータ制御装置においては、電動アクチュエータは回転した際に回転位置に応じて回転位置信号を発生する位置信号発生部を備え、制御装置本体はこの回転位置信号に基づいて電動アクチュエータの回転位置の制御を行うものが多い。このような電動アクチュエータ制御装置では、電動アクチュエータの回転の開始点となる初期位置を認識する必要がある。このため、例えば電動アクチュエータの回転に伴い回転するレバー等の可動部材をストッパ部材に押し当てて電動アクチュエータを停止させ、その位置を初期位置として回転位置信号を記憶する電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法が提案されている。この場合、前述した可動部材がストッパ部材に当接した後さらにアクチュエータが可動部材の回転を続けると、可動部材およびストッパ部材に撓みが生じ、その撓み分オフセットした状態で可動部材が停止する場合があるため、このような場合にこのオフセット分を補正して回転位置制御を行う電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法がさらに提案されている(特許文献1)。
特開2004−237800号公報
しかしながら、可動部材がストッパ部材に当接した後可動部材が停止するまで駆動力を弱めずに電動アクチュエータの駆動を続けると、可動部材がストッパ部材に当接した後から停止するまでの間電動アクチュエータはストッパ部材に抗して可動部材を駆動するため、電動アクチュエータに過大な電流が流れて、電動アクチュエータの寿命の短縮や故障を引き起こす可能性がある。また可動部材やストッパ部材にも過大な負荷力が加わり、これらの部材の損傷を発生させる可能性がある。
本発明の課題は、可動部材をストッパ部材に当接させて電動アクチュエータの初期位置設定を行う際に、電動アクチュエータに流れる過電流を抑制するとともに、可動部材およびストッパ部材に加わる負荷力を低減する電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、可動部の位置に応じた位置信号を出力する位置信号発生部を備えた電動アクチュエータと、前記位置信号を取り込み該位置信号および前記可動部の初期位置に基づいて前記電動アクチュエータの前記可動部の位置制御を行う制御装置本体とを備えた電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法であって、前記制御装置本体は、前記電動アクチュエータの初期位置設定を行う場合は、前記可動部により駆動される可動部材が該可動部材の可動範囲の一端に設けられたストッパ部材に当接する位置から所定量該ストッパ部材とは反対方向に位置する第一の位置よりさらに該ストッパ部材と離れた位置から前記第一の位置までは前記電動アクチュエータを第一のデューティ比で駆動し、前記第一の位置から前記可動部材が前記ストッパ部材に当接した後に前記位置信号の変化がなくなる第二の位置までは前記電動アクチュエータを前記第一のデューティ比より小さい第二のデューティ比で駆動し、前記可動部材が前記第二の位置に位置した際は前記電動アクチュエータの駆動を停止するとともに前記位置検出部で検出した前記電動アクチュエータの前記位置を前記電動アクチュエータの初期位置として記憶することを特徴としている。
上記構成によれば、可動部材をストッパ部材に当接させて電動アクチュエータの初期位置設定を行う電動アクチュエータ制御装置において、可動部材とストッパ部材の撓みによるオフセットを補正して初期位置設定を行うため、初期位置設定後に電動アクチュエータの位置制御を適切に行うことができる。
また可動部材がストッパ部材に当接してから停止するまでの間は電動アクチュエータの駆動力が弱められて電動アクチュエータに流れる過電流が抑制されるため、過電流に起因する電動アクチュエータの寿命の短縮や故障を引き起こす可能性を低減することができる。
さらに可動部材とストッパ部材に加わる負荷力によって可動部材とストッパ部材に損傷が発生する可能性を低減することができる。
本発明によれば、可動部材をストッパ部材に当接させて電動アクチュエータの初期位置設定を行う際に、電動アクチュエータに流れる過電流を抑制するとともに、可動部材およびストッパ部材に加わる負荷力を低減する電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法を実現することができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1は本実施例の構成の概略図である。本実施例は、車両用空調装置において、空気取り入れ口の切り替えを行うインテークドア10Aを駆動するインテークドアアクチュエータ10Bに本発明を適用したものである。
空調装置本体50は、上流側から順に、空調装置本体50内部に空気を取り入れるブロアユニット10と、取り入れた空気を冷媒の気化熱を利用して冷却するエバポレータ20Aを備えたクーリングユニット20と、取り入れた空気をエンジン(図示省略)の冷却水を用いて暖めるヒータコア30Aを備えたヒータユニット30とを備えている。ブロアユニット10とクーリングユニット20はダクト40Aで連結されている。またクーリングユニット20とヒータユニット30はダクト40Bで連結されている。ダクト40Bの下流側は車内に設けられた吹出口(図示省略)に連通しており、温度、風量が制御された空気がこの吹出口を介して車内に供給される。
ブロアユニット10は、車外の空気(以降外気と呼ぶ)の取り入れ口である外気取り入れ口10Eと、車内の空気(以降内気と呼ぶ)の取り入れ口である内気取り入れ口10Fと、外気取り入れ口10Eと内気取り入れ口10Fを切り替えるインテークドア10Aと、インテークドア10Aを駆動するインテークドアアクチュエータ10Bと、空気を取り入れて下流側に送るブロアファン10Cと、ブロアファン10Cを駆動するブロアモータ10Dとを備えている。
インテークドア10Aは、インストルメントパネル60(図2参照)に設けられた空調操作部7によって選択された空気取り入れ口に応じてその位置が設定される。空調操作部7は空調制御装置本体1と電気的に接続され、空調制御装置本体1はインテークドアアクチュエータ10Bを図1の矢印A方向に駆動して、インテークドア10Aを適切な位置に設定する。
ここでインテークドア10Aが図1のP1の位置にある場合は、外気取り入れ口10Eが遮蔽されて外気は導入されず、内気取り入れ口10Fから内気を取り入れて再度車内に供給する内気循環状態となる。一方インテークドア10Aが図1のP2の位置にある場合は、内気取り入れ口10Fが遮蔽されて内気は導入されず、外気取り入れ口10Eから外気のみを取り入れる外気導入状態となる。インテークドア10Aが図1のP1とP2の間の位置にある場合は、インテークドア10Aの位置に応じて内気と外気が混合されて車内に供給される状態となる。
このようにしてブロアユニット10により取り入れられた空気は、クーリングユニット20を通過して冷却される。
クーリングユニット20により冷却された空気は、エアミックスドアアクチュエータ30Cで駆動されるエアミックスドア30Bの位置に応じてヒータユニット30によりさらに温度が調整された後に、吹出口を介して車内に供給される。すなわち、エアミックスドア30Bが図1のP3の位置にある場合は、クーリングユニット20で冷却された空気がヒータユニット30を経由せずにそのまま車内に供給される。一方エアミックスドア30Bが図1のP4の位置にある場合は、クーリングユニット20で冷却された空気がヒータユニットで適宜暖められて車内に供給される。エアミックスドア30Bが図1のP3とP4の間の位置にある場合は、クーリングユニット20で冷却された空気とヒータユニットで適宜暖められた空気がエアミックスドア30Bの位置に応じて混合され、車内に供給される。
空調制御装置本体1は、車内の空気の温度を検出する内気温センサ2と、車外の空気の温度を検出する外気温センサ3と、空調装置本体50に取り入れた空気の温度を検出する吸気温センサ4と、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ5と、日射の強度を検出する日射センサ6と、車内の温度、風量、空気取り入れ口等の設定を行う空調操作部7と電気的に接続されており、空調操作部7で設定された温度、風量、空気取り入れ口等と各センサで検出された各検出値に基づいて空調装置本体50を制御し、空調制御を行う。ここで、内気温センサ2は空調操作部7付近に設けられている(図2参照)。また外気温センサ3はフロントグリル(図示省略)付近に設けられている。また吸気温センサ4はインテークドア10Aとブロアファン10Cとの間に設けられている(図1参照)。また水温センサ5はエンジン冷却水の冷却を行う熱交換器(図示省略)に設けられている。さらに、日射センサ6はインストルメントパネル60上部に設けられている(図2参照)。
また空調制御装置本体1は、インテークドアアクチュエータ10B、エアミックスドアアクチュエータ30C、ブロアモータ10Dと電気的に接続されている。
インテークドアアクチュエータ10Bは空調制御装置1によって駆動され、インテークドア10Aの位置を可変する。またエアミックスドアアクチュエータ30Cは空調制御装置1によって駆動され、エアミックスドア30Bの位置を可変する。またブロアモータ10Dは制御装置本体1によって駆動され、ブロアファン10Cを回転させる。
ここで空調制御装置本体1は、自身が備えたスイッチング素子(図示省略)のオンオフにより発生する駆動パルスを用いてインテークドアアクチュエータ10Bとエアミックスドアアクチュエータ30Cの駆動を行う。駆動パルスのデューティ比を100%とした場合は各アクチュエータを最大トルクで駆動し、駆動パルスのデューティ比を小さくした場合は、各アクチュエータの駆動トルクが小さくなる。
図3に空調制御装置本体1とインテークドアアクチュエータ10Bのブロック図を示す。
インテークドアアクチュエータ10Bは、回転位置をパルス信号として出力する位置信号発生部10Baを備えている。ここで、インテークドアアクチュエータ10Bの回転角度と位置信号発生部10Baの出力パルス数の関係は、例えば回転角度1度毎に出力パルスを2個出力する等、所定の関係となるようにあらかじめ設定されている。
空調制御装置本体1は、インテークドアアクチュエータ10Bの回転位置を検出する位置検出部1Aを備え、この位置検出部1Aは、位置信号発生部10Baが出力するパルス信号をカウントして、インテークドアアクチュエータ10Bの回転位置の検出を行う。空調制御装置本体1は位置検出部1Aが検出した回転位置に基づき、インテークドアアクチュエータ10Bの回転位置の制御を行う。
また空調制御装置本体1は、インテークドアアクチュエータ10Bの初期位置(後述)における位置信号発生部10Baの出力パルス数に応じた位置情報を記憶する記憶部1Bを備えている。
図4にインテークドア10A付近の概略図を示す。
インテークドア10Aは前述したようにインテークドアアクチュエータ10Bにより図4の矢印B方向(=図1の矢印A方向)に駆動される。インテークドア10Aの作動範囲の両端外側には、ストッパ部材100A、100Bが設けられており、インテークドア10Aの作動範囲が規制されている。ここでインテークドア10Aがストッパ部材100Aと当接する当接位置において、位置検出部1Aがカウントする位置信号発生部10Baの出力パルスのカウント数が0となるように設定されている。
次に、図5に示すフローチャートと図6〜図8に示す動作説明図を用いて、本実施例の動作の詳細を説明する。
ステップS101では、空調制御装置本体1はインテークドアアクチュエータ10Bの駆動パルスのデューティ比をD1%として、例えば100%としてインテークドアアクチュエータ10Bを図6の初期位置方向に駆動する。この後に、フローはステップS102へ移行する。
ステップS102では、インテークドア10Aの回転位置が判定される。回転位置の判定は、位置信号発生部10Baの出力パルスのカウント数に基づいて行われる。インテークドア10Aの回転位置が図6のデューティ制御開始位置に達した場合、すなわちインテークドア10Aがストッパ部材100Aに当接する当接位置の手前α度の位置に達した場合は、フローはステップS103へ移行する。一方インテークドア10Aの回転位置がデューティ制御開始位置より半初期位置方向にある場合は、フローはステップS102へ戻り、インテークドア10Aの回転位置がデューティ制御開始位置に達するまでデューティ比D1%でインテークドアアクチュエータ10Bの駆動が継続される。
ステップS103では、すなわちインテークドア10Aの回転位置が図7のデューティ制御開始位置に達した後は、空調制御装置本体1は駆動パルスのデューティ比を前記D1%より小さい値のD2%として、例えばデューティ比を50%として、インテークドアアクチュエータ10Bを図7の初期位置方向にさらに駆動する。この後に、フローはステップS104へ移行する。
ステップS104では、図7に示すように、インテークドア10Aがストッパ部材100Aに当接した後、インテークドア10Aおよびストッパ部材100Aの撓みによりさらに初期位置方向に駆動されて停止したかどうかが判定される。ここで位置検出部1Aにおいてカウントする位置信号発生部10Baの出力パルスのカウント数に変化が無くなった状態がインテークドアの停止した状態となる。インテークドア10Aが停止した場合は、フローはステップS105へ移行する。一方インテークドア10Aが停止していない状態、すなわち位置検出部1Aにおいてカウントする位置信号発生部10Baの出力パルスのカウント数に変化がある場合は、フローはステップS104へ戻り、位置信号発生部10Baの出力パルスのカウント数に変化が無くなるまでデューティ比D2%でインテークドアアクチュエータ10Bの駆動が継続される。なお、インテークドア10Aが停止した位置を以降初期位置と呼び、当接位置からのオフセット量をθとする。
ステップS105では、デューティ比D2%で駆動していたインテークドアアクチュエータ10Bの駆動を停止する。この後に、フローはステップS106へ移行する。
ステップS106では、初期位置における位置信号発生部10Baのパルスカウント数に応じたインテークドア10Aの回転角度を記憶部1Bに記憶する。この後に、フローはステップS107へ移行する。
ステップS107では、図8に示すように、停止したインテークドア10Aを初期位置から所定角度β分反初期位置方向に回転させる。この動作により、インテークドア10Aおよびストッパ部材100Aに生じていた撓みを解消することができる。この後にフローはステップS108へ移行する。
ステップS108で本動作は終了する。
なお、上記のインテークドアアクチュエータ10B、空調制御装置本体1が、それぞれ請求項における電動アクチュエータ、制御装置本体にあたる。またα度が請求項における所定量にあたる。またデューティ制御開始位置、初期位置が、それぞれ請求項における第一の位置、第二の位置にあたる。さらにデューティ比D1、D2がそれぞれ請求項における第一のデューティ比、第二のデューティ比にあたる。
以上の動作により、インテークドア10Aが本来停止すべき位置、すなわちインテークドア10Aがストッパ部材100Aと当接する当接位置からインテークドア10Aおよびストッパ部材100Aの撓みによりオフセットして実際に停止した初期位置までのオフセット量θ度を、初期位置におけるインテークドア10Aの回転角度のずれとして記憶することができる。したがって、この初期位置設定動作の後は、回転角度θ分のずれを補正することで、インテークドア10Aの位置制御を適切に行うことが可能となる。例えばインテークドアを30度回転させる場合は、空調制御装置本体1は位置信号発生部10Baから30度+θ度に相当するパルス数を受け取るまでインテークドアアクチュエータ10Bを駆動すればよい。
またインテークドア10Aがストッパ部材100Aに当接する手前のディーティ制御開始位置から初期位置に至るまでの間、インテークドアアクチュエータ10Bをデューティ比D2%(D2<100)として駆動力を弱めて駆動する。これにより、インテークドアアクチュエータ10Bがストッパ部材100Aに当接した後にストッパ部材100Aに抗して駆動されることでインテークドアアクチュエータ10Bに流れる過電流を抑え、過電流に起因するインテークドアアクチュエータ10Bの寿命の短縮や故障を引き起こす可能性を低減することが可能となる。
さらにインテークドアアクチュエータ10Bの駆動力を弱めることでインテークドア10Aとストッパ部材100Aが撓む際に加わる負荷力も抑えられるため、負荷力によってインテークドア10Aとストッパ部材100Aの損傷が発生する可能性を低減することが可能となる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、実施例は本発明の例示にしか過ぎず、本発明は実施例の構成にのみ限定されるものではない。したがって本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれることはもちろんである。
例えば、デューティ比D1、D2は、D1>D2の関係を満足する任意の値に設定することができる。
またデューティ制御開始位置は、インテークドア10Aがストッパ部材100Aに当接する位置付近となるように、図6のαを設定すればよい。この場合、ストッパ部材100Aに当接する当接位置または当接位置より反初期位置方向にデューティ制御開始位置を設置すればより高い効果が得られる。
またインテークドア10Aを反初期位置方向に回転させる際の回転角度βは、インテークドア10Aおよびストッパ部材100Aの撓みを軽減または解消する角度であれば良い。この場合、ストッパ部材100Aに当接する当接位置または当接位置より反初期位置方向となるようにβを設定すればより高い効果が得られる。
また図4のストッパ部材100Bにおいて上記初期位置の設定を行っても良い。
また本実施例では車両用空調装置のインテークドアアクチュエータ10Bに本発明を適用した例を説明したが、この用途に限定されるものではなく、ストッパ部材を用いて可動部材の初期位置を設定する他の用途に適用することができる。
さらにアクチュエータは可動部が回転するものに限られるものではなく、直線方向等に可動するものでも良い。
本発明の実施例の構成の概要図である。 本発明の実施例の構成要素の位置を示す図である。 本発明の実施例のブロック図である。 本発明の実施例の動作説明図である。 本発明の実施例のフローチャートである。 本発明の実施例の他の動作説明図である。 本発明の実施例の他の動作説明図である。 本発明の実施例の他の動作説明図である。
符号の説明
1 空調制御装置本体
1A 位置検出部
1B 記憶部
2 内気温センサ
3 外気温センサ
4 吸気温センサ
5 水温センサ
6 日射センサ
7 空調操作部
10 ブロアユニット
10A インテークドア
10B インテークドアアクチュエータ
10Ba 位置信号発生部
10C ブロアファン
10D ブロアモータ
10E 外気取り入れ口
10F 内気取り入れ口
20 クーリングユニット
20A エバポレータ
30 ヒータユニット
30A ヒータコア
30B エアミックスドア
30C エアミックスドアアクチュエータ
40A、40B ダクト
50 空調装置本体
60 インストルメントパネル
100A、100B ストッパ部材

Claims (1)

  1. 可動部の位置に応じた位置信号を出力する位置信号発生部を備えた電動アクチュエータと、前記位置信号を取り込み該位置信号および前記可動部の初期位置に基づいて前記電動アクチュエータの前記可動部の位置制御を行う制御装置本体とを備えた電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法であって、
    前記制御装置本体は、前記電動アクチュエータの初期位置設定を行う場合は、前記可動部により駆動される可動部材が該可動部材の可動範囲の一端に設けられたストッパ部材に当接する位置から所定量該ストッパ部材とは反対方向に位置する第一の位置よりさらに該ストッパ部材と離れた位置から前記第一の位置までは前記電動アクチュエータを第一のデューティ比で駆動し、前記第一の位置から前記可動部材が前記ストッパ部材に当接した後に前記位置信号の変化がなくなる第二の位置までは前記電動アクチュエータを前記第一のデューティ比より小さい第二のデューティ比で駆動し、前記可動部材が前記第二の位置に位置した際は前記電動アクチュエータの駆動を停止するとともに前記位置検出部で検出した前記電動アクチュエータの前記位置を前記電動アクチュエータの初期位置として記憶することを特徴とする電動アクチュエータ制御装置の初期位置設定方法。
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