JP2006334213A - リュックサック用バックル、および、リュックサック - Google Patents

リュックサック用バックル、および、リュックサック Download PDF

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Abstract

【課題】リュックサックの上下方向に備えられる帯状体と、リュックサックの左右方向に備えられる帯状体とを、前者の帯状体のバックルからの引き出し寸法を調整可能とした状態で、単一のバックルによってつなぎ合わせ可能にする。
【解決手段】帯状体Wを通す上部通し部1と、下部通し部2と、左右通し部4、5とを備えると共に、上部通し部1と下部通し部2とがそれぞれ、帯状体Wの掛け回し部3によって区分され、かつ、バックルGの裏面6側から入れ込まれてこの掛け回し部3に掛け回すようにして再びバックルGの裏面6側から引き出される帯状体Wの引き出し寸法を調整可能とした状態でこのように挿通された帯状体Wへの留め付けなすように構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、リュックサックに用いられて、かかるリュックサックが備える各種の帯状体同士を、このバックルを介してつなぎ合わせるバックル、および、これを利用したリュックサックに関する。
リュックサックにあっては、その各所に様々な帯状体(典型的には織物製テープ)が使用されている。
これらの帯状体には、リュックサックの上下方向に長さ方向を沿わせるようにした向きで備えられるものと、リュックサックの左右方向に長さ方向を沿わせるようにした向きで備えられるものとがある。
典型的には、背負いベルト(ショルダーストラップなどと称される。)にあっては、上端をリュックサック本体の上部に止着させて下方に延びる上部帯状体と、下端をリュックサック本体の下部に止着させて上方に延びる下部帯状体と、パッド上端をリュックサック本体の上部に止着させたショルダーパッドとから構成されたものがある。
このような背負いベルトにあっては、従来、ショルダーパッドの表面に備え付けられた第一バックルに上部帯状体を引き出し寸法を調整可能に留め付けさせ、かつ、ショルダーパッドの表面に備え付けられた第二バックルに下部帯状体を引き出し寸法を調整可能に留め付けさせていた。第一バックルからの上部帯状体の引き出し寸法を変えればリュックサック本体の前傾調整ができる。第二バックルからの下部帯状体の引き出し寸法を変えれば背負いベルトの長さ調整ができる。また、リュックサックの中には、一対の背負いベルト間に亘るストラップ(チェストストラップ、ウエストストラップなど)を備えたものがあり、こうしたものにあっては、前記第一バックルと第二バックルとの間にストラップとなる帯状体を留める第三バックルをさらに備えているものがある。
この発明が解決しようとする主たる問題点は、バックルにあっては、リュックサックを構成する、リュックサックの上下方向に長さ方向を沿わせるようにした向きで備えられる帯状体と、リュックサックの左右方向に長さ方向を沿わせるようにした向きで備えられる帯状体とを、前者の帯状体のバックルからの引き出し寸法を調整可能とした状態で、単一のバックルによってつなぎ合わせ可能にする点にある。
また、リュックサックにあっては、背負いベルトを構成する上部帯状体と、下部帯状体と、一対の背負いベルト間に亘るストラップとなる帯状体とを、上部帯状体および下部帯状体のバックルからの引き出し寸法を調整可能とした状態で、単一のバックルによってつなぎ合わせてなる背負いベルトおよび前記ストラップを備えたリュックサックを提供する点にある。
前記問題点を解決するために、この発明にあっては、リュックサック用バックルを、
帯状体を通す上部通し部と、下部通し部と、左右通し部とを備えると共に、
上部通し部と下部通し部とがそれぞれ、帯状体の掛け回し部によって区分され、かつ、バックルの裏面側から入れ込まれてこの掛け回し部に掛け回すようにして再びバックルの裏面側から引き出される帯状体の引き出し寸法を調整可能とした状態でこのように挿通された帯状体への留め付けなすように構成されているものとした。
かかる構成によれば、リュックサックの上下方向に長さ方向を沿わせるようにした向きでこのリュックサックに備えられる二つの独立した帯状体をバックルを介してバックルからの引き出し寸法、つまり、バックルによる留め付け位置調整可能につなぎ合わせることができると共に、リュックサックの左右方向に長さ方向を沿わせるようにした向きでこのリュックサックに備えられる帯状体をバックルを介してリュックサックの上下方向に長さ方向を沿わせるようにした向きで備えられる帯状体につなぎ合わせることができる。
前記左右通し部の双方又はいずれか一方を、帯状体の掛け回し部によって区分され、かつ、バックルの裏面側から入れ込まれてこの掛け回し部に掛け回すようにして再びバックルの裏面側から引き出される帯状体の引き出し寸法を調整可能とした状態でこのように挿通された帯状体への留め付けなすように構成させておくこともある。
このようにした場合、バックルを介してつなぎ合わされてリュックサックの左右方向に長さ方向を沿わせる向きでリュックサックに備えられた帯状体に対する、バックルの留め付け位置を必要に応じて調整可能とすることができる。
また、前記問題点を解決するために、この発明にあっては、リュックサック用バックルを、
背負いベルトを構成する、上端をリュックサック本体の上部に止着させて下方に延びる上部帯状体を上部通し部に通し、
前記背負いベルトを構成する、下端をリュックサック本体の下部に止着させて上方に延びる下部帯状体を下部通し部に通し、
かつ、一対の背負いベルト間に亘るストラップとなる帯状体を左右通し部に通すようにして備えているものとした。
かかるリュックサックにあっては、単一のバックルによって、上部帯状体を引き出し寸法の調整可能に上部通し部に通し留め付け、かつ、下部帯状体を引き出し寸法の調整可能に下部通し部に通し留め付けて、背負いベルトを構成させることができる。また、一対の背負いベルトにそれぞれ設けられた前記バックルを利用して、この一対の背負いベルト間にストラップとなる帯状体を張り込み可能に備えさせることができる。
前記リュックサックにおける背負いベルトが、パッド上端をリュックサック本体の上部に止着させたショルダーパッドを有しており、
このショルダーパッドの前面にバックルを配させていると共に、
このように配されたバックルに上部帯状体と下部帯状体とを通して一対の背負いベルトを構成させておくこともある。
このようにした場合、上部通し部に通された上部帯状体の引き出し寸法を調整してリュックサック本体の上部を必要な角度分前傾調整できると共に、ストラップとなる帯状体の張り込み位置を上下方向において一定範囲で調整することができ、
かつ、下部通し部に通された下部帯状体の引き出し寸法を調整して背負いベルトの長さを調整することができる。
この発明にかかるバックルにあっては、リュックサックを構成する、リュックサックの上下方向に長さ方向を沿わせるようにした向きで備えられる帯状体と、リュックサックの左右方向に長さ方向を沿わせるようにした向きで備えられる帯状体とを、前者の帯状体のバックルからの引き出し寸法を調整可能とした状態で、つなぎ合わせることができる。
また、この発明にかかるリュックサックにあっては、背負いベルトを構成する上部帯状体と、下部帯状体と、一対の背負いベルト間に亘るストラップとなる帯状体とを、複数のバックルを用いることなく、上部帯状体および下部帯状体のバックルからの引き出し寸法を調整可能とした状態で、適切につなぎ合わせ備えることができる。
以下、図1ないし図11に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1〜図9は、実施の形態にかかるバックルGの一例をそれぞれ表しており、特に、図1〜図3は、かかるバックルGの使用状態を示している。また、図10は、かかるバックルGを含んで構成されるリュックサックRの背負い面側の様子を示しており、また、図11は、実施の形態にかかるバックルGの他の一例を示している。
この実施の形態にかかるバックルGは、リュックサックRに用いられて、かかるリュックサックRが備える各種の帯状体W同士を、このバックルGを介してつなぎ合わせるものである。
また、この実施の形態にかかるリュックサックRは、かかるバックルGを含んで構成された背負いベルト200(ショルダーストラップ)を有するものである。
かかるバックルGは、帯状体Wを通す上部通し部1と、下部通し部2と、左右通し部4、5とを備えている。
また、上部通し部1と下部通し部2とがそれぞれ、帯状体Wの掛け回し部3によって区分され、かつ、バックルGの裏面6側から入れ込まれてこの掛け回し部3に掛け回すようにして再びバックルGの裏面6側から引き出される帯状体Wの引き出し寸法を調整可能とした状態でこのように挿通された帯状体Wへの留め付けなすように構成されている。
これにより、かかるバックルGによれば、リュックサックRの上下方向に長さ方向を沿わせるようにした向きでこのリュックサックRに備えられる二つの独立した帯状体WをバックルGを介してバックルGからの引き出し寸法、つまり、バックルGによる留め付け位置調整可能につなぎ合わせることができると共に、リュックサックRの左右方向に長さ方向を沿わせるようにした向きでこのリュックサックRに備えられる帯状体WをバックルGを介してリュックサックRの上下方向に長さ方向を沿わせるようにした向きで備えられる帯状体Wにつなぎ合わせることができる。
図示の例では、かかるバックルGは、主環部8と、この主環部8の左右両側にそれぞれ形成された補助環部9とを備えている。
主環部8は、上辺部80と、下辺部81と、この上辺部80の右側端末と下辺部81の右側端末との間に亘る右辺部82と、この上辺部80の左側端末と下辺部81の左側端末との間に亘る左辺部83とを有している。
上辺部80は、バックルGの表面7側から裏面6側に向かうに連れて次第に内方(つまり下方)に突き出すように傾斜した傾斜板部80aと、この傾斜板部80aにおけるバックルGの表面7側に位置される端(以下、表端という。)から上方に向けて突き出す上部リップ部80cとを有している。
下辺部81は、バックルGの表面7側から裏面6側に向かうに連れて次第に内方(つまり上方)に突き出すように傾斜した傾斜板部81aと、この傾斜板部81aの表端から下方に向けて突き出す下部リップ部81cとを有している。
また、主環部8は、左右方向に長く延びる二本の棒状をなす掛け回し部3によって、その環内空間を上下方向において三つに区分されている。二本の掛け回し部3、3はそれぞれ、右端を右辺部82の内面部に一体に連接させ、かつ、左端を左辺部83の内面部に一体に連接させるようにして主環部8内に備えられている。図示の例では、二本の掛け回し部3、3のうちの上方に位置される掛け回し部3の上方にある空間と下方にある空間とがそれぞれ上部通し部1として機能し、かつ、二本の掛け回し部3、3のうちの下方に位置される掛け回し部3の上方にある空間と下方にある空間とがそれぞれ下部通し部2として機能するようになっている。図示の例では、上部通し部1を構成する上方に位置される掛け回し部3の下方にある空間と、下部通し部2を構成する下方に位置される掛け回し部3の上方にある空間とが、バックルGの中央部において連通している。
掛け回し部3は、バックルGの表面7を構成する表面7と、傾斜板部80a、81aの側に向けられた一方側面31との間に隅部30を有している。この掛け回し部3の一方側面31は、隅部30より先において、傾斜板部80a、81aとの間に帯状体Wの肉厚寸法と略等しいか、これより大きい隙間を形成させるように、傾斜板部80a、81aに倣った傾斜を持っている。この掛け回し部3の一方側面31のバックルGの裏側に向けられた端部32は傾斜板部80a、81aにおけるバックルGの裏面6側に位置される端(以下、裏端80b、81bという。)よりも前方に位置されている。そして、図示の例では、掛け回し部3の隅部30を通るバックルGの表裏方向に沿った仮想の直線と、傾斜板部80a、81aの裏端80b、81bを通るバックルGの表裏方向に沿った仮想の直線との間の間隔xが、帯状体Wの肉厚と略同じか、これよりもやや小さくなるように設定されている。
上部通し部1、および、下部通し部2のいずれにおいても、バックルGの裏面6側から二つの掛け回し部3、3の間に通されてバックルGの表面7側に引き出した後、掛け回し部3と傾斜板部80a、81aとの間に通され再びバックルGの裏面6側から引き出されて中間部W”とバックルGの裏面6との間で引き出し部W’を挟み付けられるようにされた帯状体Wには、掛け回し部3の隅部30と傾斜板部80a、81aの裏端80b、81bとが帯状体Wにテンションが作用されればされるほど強く突き立てられる。これにより、帯状体Wに対するバックルGの留め付け状態は安定的に維持される。上部通し部1に通された帯状体Wの引き出し部W’の引き出し寸法を調整する場合には上部リップ部80cを利用して、また、下部通し部2に通された帯状体Wの引き出し部W’の引き出し寸法を調整する場合には下部リップ部81cを利用して、バックルGの裏面6が通された帯状体Wの中間部W”から離れるようにバックルGの上部側又は下部側を持ち上げるように操作する。このように操作すると、引き出し部W’に対する傾斜板部80a、81aの裏端80b、81bの突き立てが解かれて、この引き出し部W’の引き出し量を大きく、あるいは、小さくするように、帯状体Wを操作できるようになる。この引き出し量を調整した後、前記持ち上げ操作を止めると、引き出し部W’に対して再び傾斜板部80a、81aの裏端80b、81bが突き立てられ、調整後の状態が安定的に維持される。
一方、右側の補助環部9は、主環部8における右辺部82との間に帯状体Wの右通し部5を形成させるようにして、上端部を主環部8の上辺部80と右辺部82との間のコーナーに一体に連接させ、かつ、下端部を主環部8の下辺部81と右辺部82との間のコーナーに一体に連接させて、この主環部8の右辺部82と一緒に環を形成させる上下方向に長い棒状体によって構成されている。
また、左側の補助環部9は、主環部8における左辺部83との間に帯状体Wの左通し部4を形成させるようにして、上端部を主環部8の上辺部80と左辺部83との間のコーナーに一体に連接させ、かつ、下端部を主環部8の下辺部81と左辺部83との間のコーナーに一体に連接させて、この主環部8の左辺部83と一緒に環を形成させる上下方向に長い棒状体によって構成されている。
図示の例では、左右通し部4、5はいずれも、バックルGを正面から見た状態において、主環部8の側を湾曲内側とするように、緩やかに湾曲した溝状ををなすように構成されている。
また、補助環部9はそれぞれ、主環部8の裏面6と略同面上にその裏面6を位置させると共に、主環部8の表面7よりもその表面7を裏側に低めるように構成されている。
このように構成される左右通し部4、5を利用して、リュックサックRの左右方向に長さ方向を沿わせる向きで備えられる一本の帯状体Wを、バックルGを介して、リュックサックRの上下方向に長さ方向を沿わせる向きで備えられる帯状体Wに対し、つなぎ合わせることができる。すなわち、右通し部5に前記一本の帯状体WをバックルGの表面7側から通して裏面6側に引き出し、主環部8の裏面6を通して左通し部4にバックルGの裏面6側から通して表面7側に引き出すことで、この一本の帯状体Wの長さ方向、つまりは、左右方向にバックルGをスライド移動可能な状態で、この一本の帯状体WにバックルGを備えさせることができる。
また、右通し部5に一本の帯状体Wを通して引き出されたその引き出し部W’をその中間部W”に縫着などして止め付け、かつ、左通し部4に別の一本の帯状体Wを通して引き出されたその引き出し部W’をその中間部W”に縫着などして止め付けるようにすれば、バックルGを介して独立した二本の帯状体Wをつなぎ合わせてリュックサックRの左右方向に長さ方向を沿わせた帯状体Wを構成させることができる。
かかる左右通し部4、5の双方又はいずれか一方が、帯状体Wの掛け回し部によって区分され、かつ、バックルGの裏面6側から入れ込まれてこの掛け回し部に掛け回すようにして再びバックルGの裏面6側から引き出される帯状体Wの引き出し寸法を調整可能とした状態でこのように挿通された帯状体Wへの留め付けなすように構成させておくこともある。
例えば、左右通し部4、5を形作る補助環部9の上部と下部との間に亘るように、掛け回し部を形成させて左右通し部4、5を左右に二つに区分させることにより、この左右通し部4、5に通される帯状体Wをその引き出し寸法を調整可能に留め付けることができる。掛け回し部としては、前記上部通し部1および下部通し部2における掛け回し部3と実質的に同一の構成を備えたものを利用し、また、前記傾斜板部80a、81aと実質的に同一の構成を備えた部分を補助環部9に形成させる。
このようにした場合、バックルGを介してつなぎ合わされてリュックサックRの左右方向に長さ方向を沿わせる向きでリュックサックRに備えられた帯状体Wに対する、バックルGの留め付け位置を必要に応じて調整可能とすることができる。
左右通し部4、5は、図11に示されるように、上部通し部1と下部通し部2との間に、対をなす左右通し部4、5を二対以上形成させておくこともできる。このようにした場合、バックルGを介して、リュックサックRの上下方向に長さ方向を沿わせる向きでリュックサックRに備えられた帯状体Wに対し、リュックサックRの左右方向に長さ方向を沿わせる向きでリュックサックRに備えられる帯状体Wを、上下に異なる位置において二本以上つなぎ合わせることができる。
この実施の形態にかかるリュックサックRは、以上に説明したバックルGに、次の各帯状体Wを次のように通して、構成されている。(図10)
(1)背負いベルト200を構成する、上端をリュックサックR本体の上部に止着させて下方に延びる上部帯状体Waを上部通し部1に通し、
(2)前記背負いベルト200を構成する、下端をリュックサックR本体の下部に止着させて上方に延びる下部帯状体Wbを下部通し部2に通し、
(3)かつ、一対の背負いベルト200間に亘るストラップとなる帯状体Wcを左右通し部4、5に通している。
具体的には、図示の例にあっては、背負いベルト200は、パッド上端をリュックサックR本体の背負い面の上部に止着させたショルダーパッド201の前面中央にバックルGを配させていると共に、
このように配されたバックルGに上部帯状体Waと下部帯状体Wbとをそれぞれ前記のように通してリュックサックRの一対の背負いベルト200をそれぞれ構成させている。
また、端部をショルダーパッド201を通すループ状に形成されたストラップとなる帯状体Wcを、右側のショルダーパッド201の前面に配されたバックルGの左右通し部4、5に通し、かつ、左側のショルダーパッド201の前面に配されたバックルGの左右通し部4、5に通すことにより、かかるストラップとなる帯状体Wcを一対の背負いベルト200間に張り込めるようにしてある。図示の例では、かかるストラップとなる帯状体Wcは、その長さ方向中程の位置において、分離可能に留め付けられる雌雄バックルよりなるバックルによりつなぎあわされている。
かかるリュックサックRにあっては、単一のバックルGによって、上部帯状体Waを引き出し寸法の調整可能に上部通し部1に通し留め付け、かつ、下部帯状体Wbを引き出し寸法の調整可能に下部通し部2に通し留め付けて、背負いベルト200を構成させることができる。また、一対の背負いベルト200にそれぞれ設けられた前記バックルGを利用して、この一対の背負いベルト200間にストラップとなる帯状体Wcを張り込み可能に備えさせることができる。
特に、図示の例にあっては、背負いベルト200がショルダーパッド201と上部帯状体Waと下部帯状体Wbの三点よりなっていることから、
上部通し部1に通された上部帯状体Waの引き出し寸法を調整してリュックサックR本体の上部を必要な角度分前傾調整できると共に、ストラップとなる帯状体Wcの張り込み位置を一定範囲で(図示の例では、ショルダーパッドに形成された上部帯状体Waの引き出し部W’の通し部202と、下部帯状体Wbの引き出し部W’の通し部203との間において)上下方向において調整することができ、
かつ、下部通し部2に通された下部帯状体Wbの引き出し寸法を調整して背負いベルト200の長さを調整することができる。
バックルGの使用状態を示した正面図 図1におけるA−A線断面図 図1におけるB−B線断面図 バックルGの正面図 同背面図 同側面図 同側面図(図6と90度異なる向きから視た側面図) 図4におけるC−C断面図 図4におけるD−D線断面図 リュックサックRの斜視構成図 他の例にかかるバックルGの正面構成図
符号の説明
W 帯状体
R リュックサック
1 上部通し部
2 下部通し部
3 掛け回し部
4 左通し部
5 右通し部

Claims (4)

  1. 帯状体を通す上部通し部と、下部通し部と、左右通し部とを備えると共に、
    上部通し部と下部通し部とがそれぞれ、帯状体の掛け回し部によって区分され、かつ、バックルの裏面側から入れ込まれてこの掛け回し部に掛け回すようにして再びバックルの裏面側から引き出される帯状体の引き出し寸法を調整可能とした状態でこのように挿通された帯状体への留め付けなすように構成されていることを特徴とするリュックサック用バックル。
  2. 左右通し部の双方又はいずれか一方が、帯状体の掛け回し部によって区分され、かつ、バックルの裏面側から入れ込まれてこの掛け回し部に掛け回すようにして再びバックルの裏面側から引き出される帯状体の引き出し寸法を調整可能とした状態でこのように挿通された帯状体への留め付けなすように構成されていることを特徴とする請求項1記載のリュックサック用バックル。
  3. 請求項1又は請求項2記載のバックルを、
    背負いベルトを構成する、上端をリュックサック本体の上部に止着させて下方に延びる上部帯状体を上部通し部に通し、
    前記背負いベルトを構成する、下端をリュックサック本体の下部に止着させて上方に延びる下部帯状体を下部通し部に通し、
    かつ、一対の背負いベルト間に亘るストラップとなる帯状体を左右通し部に通すようにして備えていることを特徴とするリュックサック。
  4. 背負いベルトが、パッド上端をリュックサック本体の上部に止着させたショルダーパッドを有しており、
    このショルダーパッドの前面にバックルを配させていると共に、
    このように配されたバックルに上部帯状体と下部帯状体とを通して構成された一対の背負いベルトを備えていることを特徴とする請求項3記載のリュックサック。
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