JP2006332254A - クリーム半田の塗布方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のクリーム半田の塗布方法は、凹部1b、及び凹部1bの底面に設けられたランド部2aを有する回路基板1と、平坦部3aに繋がって、凹部1bに対応して設けられた凸状の突出部3bを有するメタルマスク3と、メタルマスク3上を転動するローラ4とを備え、突出部3bは、平坦部3aから延びる側板3cと、この側板3cの下端部を塞ぐ底板3dと、底板3dに設けられた複数の貫通孔3eと、側板3cと底板3dとで囲まれた凹状部3fを有し、クリーム半田6がローラ4の転動によって回路基板1側に押圧されて、クリーム半田6が貫通孔3e内に確実に押し込まれて、精度の良いクリーム半田の塗布が出来る。
【選択図】 図1
Description
また、第4の解決手段として、前記ローラは、前記メタルマスクの前記平坦部上を弾接しながら転動し、前記凹部上を通過する際においても、前記ローラは、前記平坦部上を弾接しながら転動するようにした塗布方法とした。
即ち、ローラが転動すると共に、クリーム半田がローラの転動によって回路基板側に押圧されるようになるため、凹状部内にはクリーム半田が押し込まれ、且つ、凹状部内のクリーム半田が貫通孔内に押し込まれるようになって、貫通孔内へのクリーム半田の充填が確実にできると共に、貫通孔内の角部においても、クリーム半田が確実に充填できて、精度の良いクリーム半田の塗布が出来る。
そして、回路基板1は、一面(上面)1a側に設けられた複数の凹部1bと、隣り合う回路基板1間に設けられた複数の孔1cを有し、この回路基板1の凹部1bの底面には、配線パターン2の一部を構成するランド部2aが設けられている。
この突出部3bは、平坦部3aから下方に延びる側板3cと、この側板3cの下端部を塞ぐ底板3dと、ランド部2aに対応して、底板3dに設けられた複数の貫通孔3eと、側板3cと底板3dとで囲まれた凹状部3fを有する。
そして、このメタルマスク3は、金属板部が電鋳法によって形成されると共に、貫通孔3eがレーザ加工によって形成されて、精度の良いメタルマスク3が構成されている。
そして、ローラ4は、メタルマスク3上に配置されて、メタルマスク3の平坦部3a上を転動するようになって、本発明のクリーム半田の塗布装置が形成されている。
また、ローラ4が凹部1b(突出部3b)上を通過する際においても、ローラ4は、平坦部3a上を弾接しながら転動して、クリーム半田6が凸状の突出部3b内に押し込まれて充填されるようになって、図3に示すように、クリーム半田6がランド部2a上に塗布されて、本発明のクリーム半田の塗布が完了する。
また、この実施例のように集合基板を用いたものでは、ここでは図示しないが、メタルマスク3の平坦部3aには、孔1cに対応した位置に貫通孔3eが設けられると共に、ローラ4によって、孔1c内にもクリーム半田6が充填され、そして、リフロー炉内に搬送した後、隣り合う回路基板1間(孔1cの位置)で、集合基板が切断されて、図5に示すように、個々の回路基板1が形成された時、回路基板1の側面には、第2の引出部2cに接続されたサイド電極8が形成されるようになっている。
1a:一面(上面)
1b:凹部
1c:孔
2:配線パターン
2a:ランド部
2b:第1の引出部
2c:第2の引出部
3:メタルマスク
3a:平坦部
3b突出部
3c:側板
3d:底板
3e:貫通孔
3f:凹状部
4:ローラ
5:シャフト
6:クリーム半田
7:電子部品
7a:端子部
8:サイド電極
Claims (4)
- 一面側に設けられた凹部、及び少なくとも前記凹部の底面に設けられたランド部を有する回路基板と、平坦部に繋がって、前記凹部に対応して設けられた凸状の突出部を有するメタルマスクと、このメタルマスク上に設けられたクリーム半田を前記回路基板方向に押圧するように転動するローラとを備え、前記メタルマスクの前記突出部は、前記平坦部から下方に延びる側板と、この側板の下端部を塞ぐ底板と、この底板に設けられた貫通孔と、前記側板と前記底板とで囲まれた凹状部を有し、前記メタルマスクの前記平坦部が前記回路基板の前記一面側に載置されると共に、前記突出部が前記凹部内に載置された状態で、前記ローラの転動によって、前記メタルマスク上に設けられた前記クリーム半田が前記回路基板側に押圧され、前記クリーム半田が前記貫通孔を通して前記ランド部上に塗布されたことを特徴とするクリーム半田の塗布方法。
- 前記メタルマスクは、電鋳法によって形成された金属板部と、レーザ加工によって形成された前記貫通孔を有し、前記メタルマスクを使用して、前記クリーム半田が前記ランド部上に塗布されたことを特徴とする請求項1記載のクリーム半田の塗布方法。
- 前記ローラは、円筒状の軟質弾性体で形成されると共に、前記ローラの中心部に挿通されたシャフトによって、前記ローラが保持されたことを特徴とする請求項1、又は2記載のクリーム半田の塗布方法。
- 前記ローラは、前記メタルマスクの前記平坦部上を弾接しながら転動し、前記凹部上を通過する際においても、前記ローラは、前記平坦部上を弾接しながら転動するようにしたことを特徴とする請求項3記載のクリーム半田の塗布方法。
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JP2005152560A JP2006332254A (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | クリーム半田の塗布方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2005
- 2005-05-25 JP JP2005152560A patent/JP2006332254A/ja not_active Withdrawn
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