JP2006331715A - 電池ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 電池ホルダの省スペース化および低コスト化を図る。
【解決手段】 本発明に係る電池ホルダは、第1保持部材10のプレート部11および一対のアーム部12a,12bと、第2保持部材20と、固定保持部材30とに囲まれてボタン電池5を収容可能な収容空間S1が形成され、プレート部11と第2保持部材20とに挟まれるとともに一対のアーム部12a,12bと固定保持部材30とに挟まれた状態で、ボタン電池5が収容空間S1内に収容保持されるように構成されており、第1保持部材10および第2保持部材20が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材30が絶縁樹脂を用いて形成されて、第1保持部材10と第2保持部材20とが互いに絶縁状態となるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボタン電池やコイン電池といった円盤形電池用の電池ホルダに関する。
ボタン電池やコイン電池は、カメラや腕時計等といった小型電子機器用の電源として広く用いられており、このような電池を保持するための電池ホルダも多く考案されている(例えば、特許文献1を参照)。ボタン電池用の電池ホルダは、例えば、図5に示すように、絶縁樹脂を用いて形成されたケース部材201と、ケース部材201に固定された+極端子片202および−極端子片203とから構成される。ケース部材201は、上方(平面側)に開口した有底円筒状に形成され、このケース部材201の内部に上方からボタン電池210を収容可能な収容室204が形成される。また、ケース部材201の上部には、ボタン電池210が収容室204から上方に飛び出すのを規制する爪部205が形成される。
+極端子片202と−極端子片203は、導電性の板バネ片を用いて形成され、それぞれケース部材201の所定箇所に固定される。このうち、+極端子片202の一端側は、収容室204の側方に達して、収容室204に収容されたボタン電池210の側面に露出する+電極211に弾性変形した状態で接触するようになっている。また、−極端子片203は、収容室204の底面中央に達して、ボタン電池210の底面に露出する−電極212に弾性変形した状態で接触するようになっている。一方、+極端子片202と−極端子片203の他端は、ケース部材201の底面と同一平面となるように引き出される。このような電池ホルダ200は、例えば、プリント基板上に実装されるようになっている。
特開2002−313299号公報
しかしながら、上述のような従来の電池ホルダ200では、ケース部材201が絶縁樹脂を用いて形成されるため、必要な強度を確保するためにケース部材201の肉部をある程度厚くする必要があり、電池ホルダが大きくなって電子機器等に設けられる電池ホルダの占有スペースが大きくなる一因となっていた。また、ケース部材201の形状が複雑になるため、金型のコスト等が上昇してケース部材201のコストが高くなり、電池ホルダのコストが上昇する一因となっていた。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、電池ホルダの省スペース化および低コスト化を図ることを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る電池ホルダは、一方の底面または側面に一方の電極(例えば、実施形態における+電極6)が設けられるとともに他方の底面に他方の電極(例えば、実施形態における−電極7)が設けられた円盤形電池(例えば、実施形態におけるボタン電池5)を収容保持するための電池ホルダであって、円盤形電池の一方の底面に接触する板状のプレート部および、プレート部の両側部に互いに対向するようにそれぞれ形成されて、先端側が円盤形電池の側面に弾性変形した状態で接触する一対のアーム部を有した第1保持部材と、円盤形電池の他方の底面に弾性変形した状態で接触する第2保持部材と、プレート部におけるアーム部の基端側に配設されて、第2保持部材をプレート部と対向するように第1保持部材に固定保持する固定保持部材とを備えて構成される。
そして、このような構成の電池ホルダにおいて、プレート部と、一対のアーム部と、第2保持部材と、固定保持部材とに囲まれて円盤形電池を収容可能な収容空間が形成され、プレート部と第2保持部材とに挟まれるとともに一対のアーム部と固定保持部材とに挟まれた状態で、円盤形電池が収容空間内に収容保持されるように構成され、第1保持部材および第2保持部材が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材が絶縁樹脂を用いて形成されて、第1保持部材と第2保持部材とが互いに絶縁状態となるように構成されており、プレート部の先端に板状の突起部が形成されるとともに、突起部の基端側が断面視凸形に曲げられて、プレート部および突起部に対し略直角な方向に突出する曲げ部が突起部の基端部に形成され、収容空間内に収容保持された円盤形電池が一対のアーム部先端の間隙部から外方に離脱するのをこの曲げ部が規制するように構成されている。
また、上述の発明において、突起部の底面が回路基板に対して半田付け可能な平面状に形成されていることが好ましい。なお、上述の発明において、円盤形電池とは、ボタン電池やコイン電池等、円盤形の形状を有する電池のことをいう。
本発明によれば、第1保持部材および第2保持部材が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材が絶縁樹脂を用いて形成されるため、第1保持部材および第2保持部材に電池を保持する機能と接触端子としての機能とを兼用させることができる。そして、第1保持部材および第2保持部材が絶縁樹脂よりも強度の高い導電材料(例えば金属材料)を用いて形成されることで、第1保持部材および第2保持部材を薄くすることができることから、電池ホルダの省スペース化が可能になる。また、導電材料を用いて形成された第1保持部材および第2保持部材を利用して収容空間が形成されるため、絶縁樹脂を用いて形成された固定保持部材の形状を小型化および単純化することが可能となり、金型のコスト等を低減させることができることから、電池ホルダの低コスト化が可能になる。
さらに、突起部に形成された曲げ部が、収容空間内に収容保持された円盤形電池が一対のアーム部先端の間隙部から外方に離脱するのを規制するように構成されているため、省スペースで、円盤形電池に傷が付くのを防止しつつ円盤形電池を確実に保持することが可能になる。
また、突起部の底面が回路基板に対して半田付け可能な平面状に形成されていることで、曲げ部を有する突起部に、円盤形電池が外方に離脱するのを規制する機能と、回路基板に対する半田付け部としての機能とを兼用させることができるため、電池ホルダのさらなる省スペース化が可能になる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明に係る電池ホルダ1を図1に示している。この電池ホルダ1は、図1に示すように、第1保持部材10と、第2保持部材20と、固定保持部材30とを主体に構成され、ボタン電池5を収容空間S1内に収容保持するようになっている。なお、ボタン電池5は円盤形の形状を有しており、一方の底面(図1における下側の底面)から側面にかけて+電極6が露出して設けられるとともに、他方の底面(図1における上側の底面)に−電極7が露出して設けられている。
第1保持部材10は、図2〜図4に示すように、燐青銅等の導電性を有する金属板材を用いて、前後および上方が開口した箱形に形成され、中央に穴部13を有する板状のプレート部11と、このプレート部11の左右側部に形成された一対のアーム部12a,12bとを有して構成される。また、第1保持部材10の表面には、所定のメッキ処理が施される。なお、本実施形態において、説明容易化のため、図2における左方向を電池ホルダ1の左方向とするとともに、図2における下方向を電池ホルダ1の前方向とし、図2における手前方向を電池ホルダ1の上方向とする。そして、電池ホルダ1の向きはこのような向きに限定されないのは勿論のことである。
プレート部11は、上述したように、中央に穴部13を有する板状に形成されており、上面がボタン電池5の一方の底面(+電極6側の底面)と接触するようになっている。図3に示すように、プレート部11の左右後端部に嵌合突起部14が上方へ延びるように形成されており、固定保持部材30の嵌合穴31にそれぞれ圧入嵌合するようになっている。
プレート部11の先端(前端部)中央には、板状の突起部15が前方へ延びるように形成されており、平面状に形成された突起部15の下面(底面)が、電池ホルダ1の下側に位置するプリント基板等の回路基板(図示せず)に半田付けされるようになっている。図1および図4(b)に示すように、突起部15の基端側は断面視凸形に曲げられて、プレート部11および突起部15に対し略直角な方向、すなわち上方に突出する曲げ部16が突起部15の基端部に形成されており、収容空間S1内に収容保持されたボタン電池5が左右のアーム部12a,12b先端の(後述する左右のガイド部18a,18b同士の)間隙部から外方(前方)に離脱するのを規制するようになっている。
これにより、突起部15に形成された曲げ部16が、収容空間S1内に収容保持されたボタン電池5が左右のアーム部12a,12b先端の間隙部から外方に離脱するのを規制するように構成されているため、例えば、ボタン電池5が外方に離脱するのを規制する部材をプレート部11に対し切り起こし形成する場合と比べてボタン電池5に傷が付きにくいことから、省スペースで、ボタン電池5に傷が付くのを防止しつつボタン電池5を確実に保持することが可能になる。また、曲げ部16を有する突起部15に、ボタン電池5が外方に離脱するのを規制する機能と、回路基板に対する半田付け部としての機能とを兼用させることができるため、電池ホルダ1の省スペース化が可能になる。
左アーム部12aは、図1および図2に示すように、プレート部11の左側部から上方へ折り曲げられるように形成されており、先端側(前側)にボタン電池5の側面形状に合わせて右側(内側)へ湾曲した左湾曲部17aが形成されている。この左湾曲部17aは、弾性変形を利用してプレート部11の上面において左右へ揺動可能に構成されており、図1に示すように、ボタン電池5が収容空間S1内に収容されるときに、ボタン電池5の側面に弾性変形した状態で接触するようになっている。また、左湾曲部17a(左アーム部12a)の先端(前端)には、左ガイド部18aが左側(外側)へ折り曲げられるように形成されており、ボタン電池5を収容空間S1内に挿入し易いようになっている。
右アーム部12bは、左アーム部12aと対称的に、プレート部11の右側部から上方へ折り曲げられるように形成されており、先端側(前側)にボタン電池5の側面形状に合わせて左側(内側)へ湾曲した右湾曲部17bが形成されている。この右湾曲部17bは、弾性変形を利用してプレート部11の上面において左右へ揺動可能に構成されており、ボタン電池5が収容空間S1内に収容されるときに、ボタン電池5の側面に弾性変形した状態で接触するようになっている。また、右湾曲部17b(右アーム部12b)の先端(前端)には、右ガイド部18bが右側(外側)へ折り曲げられるように形成されており、ボタン電池5を収容空間S1内に挿入し易いようになっている。
第2保持部材20は、図2〜図4に示すように、燐青銅等の導電性を有する金属板材を用いて、前後方向に延びる板状に形成され、前側がプレート部11の穴部13と対向するように構成される。第2保持部材20の前端部には、−電極接触部22が曲げ形成されており、第2保持部材20が上方に弾性変形した状態でボタン電池5の−電極7に接触するようになっている。第2保持部材20の後側は、図4(a)に示すように、クランク状に下方へ折り曲げられて後方へ延びるように形成されており、第2保持部材20の後端部に下面側がプリント基板等の回路基板(図示せず)に半田付けされる片部23が形成されている。図2に示すように、第2保持部材20において上下方向に延びる部分の左右側部には、係合突起部21が形成されており、固定保持部材30の係合溝部35とそれぞれ係合するようになっている。
固定保持部材30は、図2〜図4に示すように、LCP(Liquid Crystal Polymer)樹脂等の絶縁樹脂を用いて直方体形に形成される。固定保持部材30の下面側左右には、図3に示すように、嵌合穴31がそれぞれ上方へ延びるように形成されており、プレート部11の嵌合突起部14がそれぞれ下側から圧入嵌合することにより、図2に示すように、固定保持部材30が左右のアーム部12a,12b基端(後端)の間隙部を塞ぐ形でプレート部11の後部(すなわち、左右のアーム部12a,12bの基端側)に固定されるようになっている。なお、固定保持部材30の下面前部から左右の側面前部に繋がって、第1保持部材10の後部が重なる段差部32が形成されている。また、図3および図4に示すように、固定保持部材30の嵌合穴31の近傍には、電池ホルダ1の回路基板(図示せず)に対する位置決め用のボス部33がそれぞれ下方に突出して形成されている。
固定保持部材30の後部中央には、溝状の第2保持部材固定部34が上下方向に延びて形成されており、図2に示すように、第2保持部材固定部34の左右に形成された係合溝部35に第2保持部材20の係合突起部21をそれぞれ係合させることで、第2保持部材20が第2保持部材固定部34に固定されるようになっている。これにより、固定保持部材30を利用して、第1保持部材10と第2保持部材20とが互いに絶縁状態で、第2保持部材20がプレート部11の穴部13と対向するように第1保持部材10に固定保持される。また、固定保持部材30の前部中央には、ボタン電池5の側面の形状に合わせた曲面を有する電池接触部36が形成され、ボタン電池5が収容空間S1内に収容されるときに、ボタン電池5の側面に接触するようになっている。
そして、第1保持部材10のプレート部11および左右(一対)のアーム部12a,12bと、第2保持部材20と、固定保持部材30とに囲まれて、ボタン電池5を収容可能な収容空間S1が形成され、図1および図4(b)に示すように、プレート部11と第2保持部材20とに挟まれるとともに左右のアーム部12a,12bと固定保持部材30とに挟まれた状態で、ボタン電池5が収容空間S1内に収容保持されるようになっている。これにより、電池ホルダ1を用いてボタン電池5を収容空間S1内に収容保持することが可能なる。
以上のように構成される電池ホルダ1において、前述したように、第1保持部材10および第2保持部材20が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材30が絶縁樹脂を用いて形成され、第1保持部材10と第2保持部材20とが互いに絶縁状態となるように構成されている。そのため、第1保持部材10および第2保持部材20に、ボタン電池5を保持する機能と、ボタン電池5の+電極6および−電極7に接触する接触端子としての機能とを兼用させることができる。
そして、第1保持部材10および第2保持部材20が絶縁樹脂よりも強度の高い導電材料(金属材料)を用いて形成されることで、第1保持部材10および第2保持部材20を薄く板状にすることができることから、電池ホルダ1の省スペース化が可能になる。また、導電材料を用いて形成された第1保持部材10および第2保持部材20を利用して収容空間S1が形成されるため、絶縁樹脂を用いて形成された固定保持部材30の形状を小型化および単純化する(具体的には、直方体形にする)ことが可能となり、金型のコスト等を低減させることができることから、電池ホルダ1の低コスト化が可能になる。
なお、電池ホルダ1は半田付け等によりプリント基板等の回路基板(図示せず)に実装された状態で使用に供される。ボタン電池5を電池ホルダ1に収容保持させるには、ボタン電池5を電池ホルダ1の前上方から左右のガイド部18a,18bに当接させて各アーム部12a,12b(湾曲部17a,17b)を押し広げるようにして収容空間S1内に挿入する。そうすると、図1および図4(b)に示すように、第2保持部材20および左右のアーム部12a,12b(湾曲部17a,17b)の弾性変形を利用して、プレート部11と第2保持部材20とに挟まれるとともに、左右のアーム部12a,12bと固定保持部材30とに挟まれた状態で、ボタン電池5が電池ホルダ1の収容空間S1内に収容保持される。このとき、第1保持部材10のプレート部11および左右のアーム部12a,12bがボタン電池5の+電極6に接触するとともに、第2保持部材20の−電極接触部22がボタン電池5の−電極7に接触する。一方、ボタン電池5を電池ホルダ1の収容空間S1から取り出すには、ボタン電池5を収容空間S1内に挿入する場合と逆の動作を行えばよい。
以上のような構成の第1実施形態の電池ホルダ1によれば、第1保持部材10および第2保持部材20が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材30が絶縁樹脂を用いて形成されるため、第1保持部材10および第2保持部材20にボタン電池5を保持する機能と接触端子としての機能とを兼用させることができる。そして、第1保持部材10および第2保持部材20が絶縁樹脂よりも強度の高い導電材料(金属材料)を用いて形成されることで、第1保持部材10および第2保持部材20を薄くすることができることから、電池ホルダ1の省スペース化が可能になる。また、導電材料を用いて形成された第1保持部材10および第2保持部材20を利用して収容空間S1が形成されるため、絶縁樹脂を用いて形成された固定保持部材30の形状を小型化および単純化することが可能となり、金型のコスト等を低減させることができることから、電池ホルダ1の低コスト化が可能になる。
さらに、突起部15に形成された曲げ部16が、収容空間S1内に収容保持されたボタン電池5が左右(一対)のアーム部12a,12b先端の間隙部から外方に離脱するのを規制するように構成されているため、省スペースで、ボタン電池5に傷が付くのを防止しつつボタン電池5を確実に保持することが可能になる。
また、突起部15の底面が回路基板に対して半田付け可能な平面状に形成されていることで、曲げ部16を有する突起部15に、電池ホルダ1が外方に離脱するのを規制する機能と、回路基板に対する半田付け部としての機能とを兼用させることができるため、電池ホルダ1のさらなる省スペース化が可能になる。
なお、上述の実施形態において、本発明に係る電池ホルダとしてボタン電池用の電池ホルダを例に説明しているが、これに限られるものではなく、例えばコイン電池等の円盤形電池を収容保持する電池ホルダであれば、本発明を適用することができる。また、ボタン電池には、酸化銀電池や空気亜鉛電池、アルカリボタン電池等があるが、いずれのボタン電池に対しても本発明を適用することができる。
また、上述の実施形態において、第1保持部材10がボタン電池5の+電極6に接触するとともに、第2保持部材20がボタン電池5の−電極7に接触するように構成されているが、これに限られるものではなく、一方の底面または側面に−電極が設けられるとともに他方の底面に+電極が設けられた円盤形の電池であれば、第1保持部材が−電極に接触するとともに第2保持部材が+電極に接触するようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態において、ボタン電池5の一方の底面から側面にかけて+電極6が設けられるとともに、他方の底面に−電極7が設けられているが、これに限られるものではなく、ボタン電池5の一方の底面にのみ+電極が設けられてもよく、ボタン電池5の側面にのみ+電極が設けられてもよい。
また、上述の実施形態において、突起部15の下面(底面)が回路基板(図示せず)に半田付けされるように構成されているが、これに限られるものではなく、突起部15を回路基板上の位置決めに用いるようにしてもよい。
本発明に係る電池ホルダにボタン電池が収容された状態を示す斜視図である。 電池ホルダの平面図である。 電池ホルダの底面図である。 (a)は電池ホルダの側断面図であり、(b)は電池ホルダにボタン電池が収容された状態を示す側断面図である。 従来の電池ホルダを示す側断面図である。
符号の説明
1 電池ホルダ
5 ボタン電池(円盤形電池)
6 +電極(一方の電極)
7 −電極(他方の電極)
10 第1保持部材
11 プレート部
12a 左アーム部
12b 右アーム部
15 突起部
16 曲げ部
17a 左湾曲部
17b 右湾曲部
18a 左ガイド部
18b 右ガイド部
20 第2保持部材
30 固定保持部材
S1 収容空間

Claims (2)

  1. 一方の底面または側面に一方の電極が設けられるとともに他方の底面に他方の電極が設けられた円盤形電池を収容保持するための電池ホルダであって、
    前記円盤形電池の一方の底面に接触する板状のプレート部および、前記プレート部の両側部に互いに対向するようにそれぞれ形成されて、先端側が前記円盤形電池の側面に弾性変形した状態で接触する一対のアーム部を有した第1保持部材と、
    前記円盤形電池の他方の底面に弾性変形した状態で接触する第2保持部材と、
    前記プレート部における前記アーム部の基端側に配設されて、前記第2保持部材を前記プレート部と対向するように前記第1保持部材に固定保持する固定保持部材とを備え、
    前記プレート部と、前記一対のアーム部と、前記第2保持部材と、前記固定保持部材とに囲まれて前記円盤形電池を収容可能な収容空間が形成され、前記プレート部と前記第2保持部材とに挟まれるとともに前記一対のアーム部と前記固定保持部材とに挟まれた状態で、前記円盤形電池が前記収容空間内に収容保持されるように構成され、
    前記第1保持部材および前記第2保持部材が導電材料を用いて形成されるとともに、前記固定保持部材が絶縁樹脂を用いて形成されて、前記第1保持部材と前記第2保持部材とが互いに絶縁状態となるように構成されており、
    前記プレート部の先端に板状の突起部が形成されるとともに、前記突起部の基端側が断面視凸形に曲げられて、前記プレート部および前記突起部に対し略直角な方向に突出する曲げ部が前記突起部の基端部に形成され、
    前記収容空間内に収容保持された前記円盤形電池が前記一対のアーム部先端の間隙部から外方に離脱するのを前記曲げ部が規制するように構成されていることを特徴とする電池ホルダ。
  2. 前記突起部の底面が回路基板に対して半田付け可能な平面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池ホルダ。
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