JP2006330989A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】上方及び下方の何れの商品サンプルに対しても視認性を向上させることのできる自動販売機を提供する。
【解決手段】上方に配置される商品サンプル表示部30を斜め下方を臨むように設け、下方に配置される商品サンプル表示部30を斜め上方を臨むように設けたので、例えば大人、子供、車椅子の利用者など、商品サンプル表示部30を見る位置が上下方向に異なる場合でも、上方及び下方の何れの商品サンプルに対しても視認性を向上させることができ、商品サンプルの展示効果を高めることができる。
【選択図】図1
【解決手段】上方に配置される商品サンプル表示部30を斜め下方を臨むように設け、下方に配置される商品サンプル表示部30を斜め上方を臨むように設けたので、例えば大人、子供、車椅子の利用者など、商品サンプル表示部30を見る位置が上下方向に異なる場合でも、上方及び下方の何れの商品サンプルに対しても視認性を向上させることができ、商品サンプルの展示効果を高めることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばビン、缶またはペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に関するものである。
従来、この種の自動販売機としては、前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面開口部を開閉する外扉と、外扉の前面に設けられた複数の商品サンプルとを備え、各商品サンプルを外扉の上下方向複数箇所に配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−126660号公報
しかしながら、前記自動販売機では、各商品サンプルが全て正面を向くように設けられているため、例えば子供や車椅子の利用者が上方の商品サンプルを下方から見上げる場合は、上方の商品サンプルに対する視認性が悪く、また、例えば大人が下方の商品サンプルを上方から見下ろす場合には、下方の商品サンプルに対する視認性が悪いという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上方及び下方の何れの商品サンプルに対しても視認性を向上させることのできる自動販売機を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、自動販売機本体の前面に設けられた外扉と、商品サンプルを表示する複数の商品サンプル表示部とを備え、各商品サンプル表示部を外扉の前面の上下方向複数箇所に配置した自動販売機において、上方に配置される商品サンプル表示部を斜め下方を臨むように設け、下方に配置される商品サンプル表示部を斜め上方を臨むように設けている。
これにより、上方の商品サンプルを下方から見上げる場合は、最上部に配置された商品サンプル表示部が下方を臨むように傾斜しているので、上方の商品サンプルに対する視認性が向上する。また、下方の商品サンプルを上方から見下ろす場合は、商品サンプル表示部の最上部に配置された商品サンプルが上方を臨むように傾斜しているので、下方の商品サンプルに対する視認性が向上する。
本発明の自動販売機によれば、例えば大人、子供、車椅子の利用者など、商品サンプル表示部を見る位置が上下方向に異なる場合でも、上方及び下方の何れの商品サンプルに対しても視認性を向上させることができるので、商品サンプルの展示効果を高めることができる。
図1乃至図7は本発明の一実施形態を示すもので、図1は自動販売機の全体斜視図、図2はその側面図、図3は表示パネルの部分分解斜視図、図4はその要部平面断面図、図5は商品取出口の斜視図、図6は硬貨返却口の正面図、図7はその側面断面図である。
この自動販売機は、商品を収納する自動販売機本体10と、自動販売機本体10の前面に設けられた外扉20と、複数の商品サンプルを表示する表示パネル30とを備え、表示パネル30は外扉の前面に配置されている。
自動販売機本体10は内部に商品収納庫(図示せず)を備え、商品収納庫内には、例えばサーペンタイン式の商品コラム(図示せず)が設置されている。
外扉20は幅方向一端を自動販売機本体10に回動自在に支持され、その前面上部には広告表示部21が設けられている。外扉20の幅方向中央には上下方向に延びる縦長の前面パネル22が設けられ、前面パネル22は前方に湾曲するように形成されている。また、前面パネル22には、硬貨投入口23、紙幣投入口24及び金額表示部25が設けられている。外扉20の前面下部には商品取出口26が設けられ、商品取出口26には上端を回動自在に支持された開閉扉26aが設けられている。商品取出口26は横長に形成され、その下端側の幅方向中央側が幅方向両端側よりも下方に広がるように形成されている。前面パネル22の下部には硬貨返却口27が設けられ、硬貨返却口27には上端を回動自在に支持された開閉扉27aが設けられている。また、開閉扉27aの後方には硬貨受容部材28が設けられている。開閉扉27aは透明の合成樹脂からなり、その上部幅方向両側に設けた支軸27bを介して硬貨受容部材28に回動自在に支持されている。硬貨受容部材28は前面及び上面を開口した箱状に形成され、その底面は奥側が低くなるように斜めに形成されている。また、硬貨返却口27の上部幅方向両端側には内側に向かって徐々に幅寸法が小さくなるリブ27cが形成され、図7(a) に示すように各リブ27cに開閉扉27aの上部幅方向両端側が当接することにより、開閉扉27aの前方への回動が規制されるようになっている。
表示パネル30は前面パネル22の両側にそれぞれ配置され、複数の商品サンプル表示部31を左右方向に上下4列に配置している。表示パネル30は、缶入り飲料等の所定の商品サンプルを表示した光透過性の複数の商品表示体32と、各商品表示体32の前面を覆うカバー部33と、各商品表示体32の背面側からそれぞれ光を照射する複数の発光体34と、各商品サンプルに対応するように設けられた複数の商品選択スイッチ35とからなる。
各商品表示体32は、例えば可撓性のフィルムに商品サンプルの図柄や価格を印刷してなり、カバー部の33の背面側に着脱自在に取付けられている。
各カバー部33は互いに透明の合成樹脂によって一体に形成され、それぞれ前方に向かって湾曲するように形成されている。この場合、最上部のカバー部33は斜め下方を臨むように形成され、最下部のカバー部33は斜め上方を臨むように形成されている。尚、上下方向中央側の2列のカバー部33は正面を臨むように形成されている。また、カバー部33の背面側には幅方向一対の突起33aが設けられ、各突起33aに商品表示体32の幅方向両端を係止することにより、商品表示体32がカバー部33に保持されるようになっている。
各発光体34は光源としてのLEDを面状に配置してなる周知の面状発光体からなり、各カバー部33の背面側にそれぞれ配置されている。即ち、発光体34の光が商品表示体32を透過してカバー部33の外部に照射されることにより、商品サンプル表示部30の商品サンプルが点灯するようになっている。この場合、商品の売り切れ時には発光体34への通電が解除され、商品サンプル表示部30の商品サンプルが消灯するようになっている。
各商品選択スイッチ35は周知の押ボタンスイッチからなり、それぞれ各カバー部33に取付けられている。この場合、最上部及び上下方向中央側の商品サンプル表示部31に設けられる商品選択スイッチ35はカバー部33の下端側(商品サンプルの下方)に配置され、最下部の商品サンプル表示部31に設けられる商品選択スイッチ35はカバー部33の上端側(商品サンプルの上方)に配置されている。
以上のように構成された自動販売機においては、各商品サンプル表示部30の商品サンプルの中から所望の商品を選択し、その商品サンプルに対応する商品選択スイッチ35を押圧する。その際、図2の実線矢印に示すように上方の商品サンプルを下方から見上げる場合は、最上部に配置された商品サンプル表示部30が下方を臨むように傾斜しているので、上方の商品サンプルに対する視認性が向上する。また、図2の破線矢印に示すように下方の商品サンプルを上方から見下ろす場合は、商品サンプル表示部30の最上部に配置された商品サンプルが上方を臨むように傾斜しているので、下方の商品サンプルに対する視認性が向上する。更に、商品選択スイッチ35を押圧する際は、最上部に配置された商品サンプル表示部30の商品選択スイッチ35がその商品サンプルの下方に設けられているので、商品サンプル表示部30の下方から商品選択スイッチ35を操作する場合、商品選択スイッチ35までの距離が商品サンプル表示部30よりも近くなる。また、最下部に配置された商品サンプル表示部30の商品選択スイッチ35がその商品サンプルの上方に設けられているので、商品サンプル表示部30の上方から商品選択スイッチ35を操作する場合、商品選択スイッチ35までの距離が商品サンプル表示部30よりも近くなる。
商品選択スイッチ35が押圧されると、自動販売機本体10内の商品コラムから商品取出口26に商品Aが搬出され、図5に示すように商品取出口26の開閉扉26aを後方に回動することにより、商品取出口26内の商品Aが取出される。また、商品Aが搬出されると、釣銭がある場合は硬貨返却口27に硬貨が返却され、図7(b) に示すように硬貨返却口27の開閉扉27aを後方に回動することにより、硬貨受容部材28内の硬貨Bが取出される。
このように、本実施形態の自動販売機によれば、上方に配置される商品サンプル表示部30を斜め下方を臨むように設け、下方に配置される商品サンプル表示部30を斜め上方を臨むように設けたので、例えば大人、子供、車椅子の利用者など、商品サンプル表示部30を見る位置が上下方向に異なる場合でも、上方及び下方の何れの商品サンプルに対しても視認性を向上させることができ、商品サンプルの展示効果を高めることができる。
この場合、上方に配置される商品サンプル用の商品選択スイッチ35をその商品サンプルの下方に位置するように設け、下方に配置される商品サンプル用の商品選択スイッチをその商品サンプルの上方に位置するように設けたので、上下方向の何れの商品サンプルの商品選択スイッチ35を操作する場合でも、利用者から商品選択スイッチ35までの距離が近くなり、商品選択作業を容易に行うことができる。
また、各商品サンプル表示部31を、商品サンプルを表示した光透過性の商品表示体32と、商品表示体32の前面を覆う透明のカバー部33と、商品表示体32の背面側から光を照射する発光体34とから形成したので、発光体34によって商品サンプル表示部31の商品サンプルをカバー部33の内側から点灯させることができ、照明効果を高めることができる。
この場合、発光体34を光源が面状に配置されるように形成したので、発光体34の光を商品表示体32の全体に亘って均一に照射することができ、しかも発光体34の厚さ寸法を小さくすることができるので、表示パネル30の薄型化を図ることができる。
更に、商品表示体32をカバー部33の背面側に着脱自在に取付けるようにしたので、商品表示体32のみを交換することにより販売商品の表示を容易に変更することができ、実用化に際して極めて有利である。
また、商品取出口26の下端側の幅方向中央側を幅方向両端側よりも下方に広がるように形成したので、商品取出口26内の商品Aを取出す際、商品取出口26内の商品Aに対する外部からの視認性を向上させることができるとともに、商品Aの取出しも容易に行うことができる。
更に、硬貨返却口27の上部幅方向両端側に内側に向かって徐々に幅寸法が小さくなるリブ27cを形成し、各リブ27cとの当接により開閉扉27aの前方への回動を規制するようにしたので、開閉扉27aを硬貨返却口27の外側まで回動させることができなくなり、例えば硬貨返却口27内に異物を入れるなどの不正行為を効果的に防止することができる。この場合、開閉扉27aの上部と各リブ27cとの当接によって開閉扉27aの回動が規制されるので、硬貨返却口27bの下部には開閉扉27aと当接する部分を設ける必要がなく、硬貨返却口27bの下部における開閉扉27aの開放操作及び硬貨Bの取出作業を円滑に行うことができる。
10…自動販売機本体、20…外扉、26…商品取出口、27…硬貨返却口、27c…リブ、31…商品サンプル表示部、32…商品表示体、33…カバー部、34…発光体、35…商品選択スイッチ、A…商品、B…硬貨。
Claims (7)
- 自動販売機本体の前面に設けられた外扉と、商品サンプルを表示する複数の商品サンプル表示部とを備え、各商品サンプル表示部を外扉の前面の上下方向複数箇所に配置した自動販売機において、
上方に配置される商品サンプル表示部を斜め下方を臨むように設け、下方に配置される商品サンプル表示部を斜め上方を臨むように設けた
ことを特徴とする自動販売機。 - 上方に配置される商品サンプル用の商品選択スイッチをその商品サンプルの下方に位置するように設け、外扉の下方に配置される商品サンプル用の商品選択スイッチをその商品サンプルの上方に位置するように設けた
ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。 - 前記商品サンプル表示部を、商品サンプルを表示した光透過性の商品表示体と、商品表示体の前面を覆う透明のカバー部と、商品表示体の背面側から光を照射する発光体とから形成した
ことを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機。 - 前記発光体を光源が面状に配置された面状発光体によって形成した
ことを特徴とする請求項3記載の自動販売機。 - 前記商品表示体をカバー部の背面側に着脱自在に設けた
ことを特徴とする請求項3または4記載の自動販売機。 - 前記外扉の前面下部に商品取出口を有し、商品取出口を幅方向中央側の下端側が幅方向両端側よりも下方に広がるように形成した
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の自動販売機。 - 前記外扉の前面所定位置に硬貨返却口を有するとともに、硬貨返却口には上端側を回動自在に支持された開閉扉を設け、硬貨返却口の上部幅方向両端側を開閉扉の前方への回動が規制されるように下部側よりも幅方向に小さく形成した
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005152329A JP2006330989A (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | 自動販売機 |
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JP2006330989A true JP2006330989A (ja) | 2006-12-07 |
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JP2005152329A Pending JP2006330989A (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | 自動販売機 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010238075A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
CN110992583A (zh) * | 2018-10-03 | 2020-04-10 | 富士电机株式会社 | 商品收纳装置 |
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2005
- 2005-05-25 JP JP2005152329A patent/JP2006330989A/ja active Pending
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