JP2006330529A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006330529A
JP2006330529A JP2005156537A JP2005156537A JP2006330529A JP 2006330529 A JP2006330529 A JP 2006330529A JP 2005156537 A JP2005156537 A JP 2005156537A JP 2005156537 A JP2005156537 A JP 2005156537A JP 2006330529 A JP2006330529 A JP 2006330529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
image forming
unit
transfer
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005156537A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroisa Omura
洋功 大村
Chisato Hatakeyama
千里 畠山
Tomohide Hosono
智英 穂園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2005156537A priority Critical patent/JP2006330529A/ja
Publication of JP2006330529A publication Critical patent/JP2006330529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 コンパクトでかつ安価に転写直後の用紙の挙動を安定させることにより、常に良好な画質を得ることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 この画像形成装置10では、転写ユニット225及び二次転写ローラ243間でトナー画像を転写した用紙Pを、定着ローラ262及び加圧ローラ263間に向かう第2の搬送路27で搬送する際に、転写ユニット225の把持部60に内蔵したファン40から、用紙Pの転写面側に空気を吹き付けるように構成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、それらの機能を併せ持つ複合機などの画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置では、転写部から定着部までの間の搬送路が横向き(水平)であるものが主流であり、その場合には、装置本体が横長となって、装置本体のコンパクト化が困難であった。しかし、装置本体のコンパクト化のために前記搬送路を縦向き(垂直)にすると、重力により搬送中の用紙の挙動が不安定化する。
特に、前記搬送路で搬送される用紙は、その転写面上にトナーが載っているだけの状態であるので、前記用紙の挙動が不安定であると、トナーに搬送路が接触して像が乱れて、画質の低下を招くといった問題があった。
そこで、前記搬送路で搬送される用紙の挙動を安定させるために、例えば特許文献1では、用紙の搬送中にその用紙の転写面の反対側をファンで吸引させる方法が提案されている。
また、例えば特許文献2では、装置本体内での前記搬送路とは反対側(右側面)に、発熱機器の冷却を主目的とする大型のファンが設けられており、その大型ファンから圧送される冷却用空気の一部を長大なダクトで前記搬送路側(左側面)に案内して、搬送中の用紙の転写面側から空気の吹き付けを行うことにより、その用紙を搬送路に適当な力で押し付ける方法が提案されている。
特開2003−107915号公報 特開2003−316237号公報
上記特許文献1の場合には、搬送路で搬送される用紙の転写面の反対側からの吸引を行っているが、その吸引エリアが広いことから吸引力が弱くなり、用紙を搬送路側に引き付ける効果が少ない。したがって、搬送路上で搬送される用紙の性状によってはその用紙に波打ちが生じるなどして、用紙の挙動の不安定性を解消できないといった問題があった。
また、上記特許文献2の場合には、装置本体の左側面にある搬送路上を搬送される用紙に向けて装置本体の右側面に設けた大型ファンから空気を吹き付けるため、その装置本体を左右方向に横断するような長大なダクトが設けられている。そして、長大なダクトを介してファンから空気が吹き付けられるため、その吹き付けエリアを絞ることにより比較的大きな吹き付け力を得ることができるものの、前記搬送路側に至るまでの環境変化(発熱機器の発熱量の変化に伴う前記ダクトからの分配空気量の変化等)の影響を受けて、搬送中の用紙を搬送路に押し付けるための力が変動しやすいといった問題があった。
また、この引用文献2の場合には、長大なダクトを介してファンから空気が吹き付けられるため、搬送中の用紙を搬送路に押し付けるための適当な力を得るには、ファン動力が大きくなることから、コスト低減や省エネルギの要請に反するといった問題もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、コンパクトでかつ安価に転写直後の用紙の挙動を安定させることにより、常に良好な画質を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、転写部でトナー画像を転写した用紙を、該転写部から定着部に向かう搬送路で搬送する画像形成装置において、前記搬送路の近傍に、該搬送路で搬送される用紙の転写面側に空気を吹き付ける送風手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明のように、前記搬送路及び前記転写部は、装置本体に順次脱着可能に取り付けられるとともに、前記転写部の前記搬送路側に設けられた転写部脱着用の把持部に、前記送風手段を組み込んでもよい。
請求項3記載の発明のように、前記送風手段は、ファンと、このファンで圧送される空気を案内するダクトとを有し、かつ、前記把持部内に、前記ファンの取り付けスペースと、前記ダクトの導設スペースとを形成してもよい。
請求項4記載の発明のように、前記搬送路は縦向きであってもよい。
本発明によれば、前記搬送路の近傍に、該搬送路で搬送される用紙の転写面側に空気を吹き付ける送風手段が設けられたので、この空気の吹き付け力によって用紙を搬送路に押し付けるための適当な力が得られ、転写直後の用紙の挙動を安定させることができるようになる。また、前記搬送路の近傍に前記送風手段が設けられたことにより、長大なダクトが不要となり、これに伴い、搬送中の用紙を搬送路に押し付けるための力が安定して得られるようになるとともに、送風手段の動力も小さくて済むことからコスト低減や省エネルギを図ることができる。その結果、コンパクトでかつ安価に転写直後の用紙の挙動を安定させて、常に良好な画質を得ることができるようになる。
請求項2記載の発明によれば、前記搬送路及び前記転写部が、装置本体に順次脱着可能に取り付けられるとともに、前記転写部の前記搬送路側に設けられた転写部脱着用の把持部に、前記送風手段が組み込まれているため、装置本体内に送風手段を設けるための特別なスペースが不要となり、コンパクトな装置構成となる。
請求項3記載の発明によれば、前記送風手段は、ファンと、このファンで圧送される空気を案内するダクトとを有し、かつ、前記把持部内に、前記ファンの取り付けスペースと、前記ダクトの導設スペースとが形成されるので、コンパクトな装置構成でありながら、ファンから圧送される空気をダクトで用紙の転写面に確実に案内して、転写直後の用紙の挙動をより安定化させることができる。
請求項4記載の発明によれば、前記搬送路を縦向きとしても、その搬送路で搬送される用紙に空気を吹き付けて、その用紙を搬送路に押し付けることにより、重力による用紙の挙動の不安定化をなくすことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構成を概略的に示す図である。この図において、画像形成装置10は、タンデム型のカラープリンタを構成するものであり、用紙にカラー画像を形成(プリント)する本体部(装置本体)12と、本体部12の上方に配設され、本体部12でカラー画像の形成された用紙Pが排出される用紙排出部14とから構成されている。
本体部12は、筐体18内の下部に配設され、用紙Pを収納する給紙カセット20と、筐体18内の上部に配設され、装置外部から送信されてくる文字や絵柄などの画像データに基づいて用紙Pに画像を形成する画像形成部22と、筐体18内の左部に配設され、画像形成部22で画像の形成された用紙Pに対し定着処理を行う定着ユニット26と、筐体18内の左部に配設され、給紙カセット20から繰り出されてきた用紙Pを転写ユニット225側に搬送する第1の搬送路24と、画像形成部22と定着ユニット26との間で用紙Pを搬送する第2の搬送路27と、定着ユニット26で定着処理の行われた用紙Pを用紙排出部14に搬送する第3の搬送路28と、定着ユニット26で定着処理の行われた用紙Pを、反転させて第1の搬送路24に戻す第4,第5の搬送路30,31とを備えている。
給紙カセット20は、筐体18の外部(図1中の手前側)に引き出すことにより用紙Pの補充を可能にしたもので、複数枚の用紙Pを収納可能なカセット201を備えており、このカセット201に収納されている用紙Pが給紙ローラ203及び捌きローラ204により1枚ずつ第1の搬送路24側に繰り出されるようになっている。
なお、第1の搬送路24はレジストローラ242を介して二次転写ローラ243に通じており、この二次転写ローラ243で後述する転写ベルトから二次転写され、定着ユニット26で定着された用紙Pは、必要に応じて第4の搬送路30及び第5の搬送路31で反転されて戻されることにより前記と反対面にも二次転写ローラ243で二次転写され、第2の搬送路27を通って、定着ユニット26で定着された後、第3の搬送路28を通って、排出ローラ282により排出トレイ14に排出されるようになっている。
画像形成部22は、ブラック(B)のトナー画像を形成する第1の画像形成ユニット221と、シアン(C)のトナー画像を形成する第2の画像形成ユニット222と、マゼンタ(M)のトナー画像を形成する第3の画像形成ユニット223と、イエロー(Y)のトナー画像を形成する第4の画像形成ユニット224と、各画像形成ユニット221〜224で形成されるトナー画像を用紙に転写する転写ユニット225とを備えている。
各画像形成ユニット221〜224は、感光体ドラム226と、感光体ドラム226の周面に対向して配設された帯電部227と、帯電部227の下流側であって感光体ドラム226の周面上の特定位置にレーザビームを照射するレーザ走査ユニット228と、レーザ走査ユニット228からのレーザビーム照射位置の下流側であって感光体ドラム226の周面に対向して配設された現像部229と、現像部229の下流側であって感光体ドラム226の周面に対向して配設されたクリーニング部230とを備えている。
なお、各画像形成ユニット221〜224の感光体ドラム226は、図略の駆動モータにより図示の反時計方向に回転するようになっている。また、各画像形成ユニット221〜224の現像部229には、各トナーボックスにブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー及びイエロートナーの対応する所定のトナーが収納されている。
転写ユニット225は、第1の画像形成ユニット221の近傍位置に配設された後ローラ(駆動ローラ)231と、第4の画像形成ユニット224の近傍位置に配設された前ローラ(従動ローラ)232と、後ローラ231と前ローラ232とに跨って配設された転写ベルト233と、各画像形成ユニット221〜224の感光体ドラム226における現像部229の下流側の位置に転写ベルト233を介して圧接可能に配設された4つの転写ローラ234とを備えている。
なお、転写ユニット225は、該ユニットを覆うように形成されたガイド70内の図示しない案内レールに沿って脱着可能に取り付けられており、詳しくは後述するが、これらのローラ231等を回転自在に軸支する本体フレーム50と、把持部60とから構成され、その把持部60にファン40を内蔵している。80は、転写ユニット225を筐体18の外部に引き出す際に、前もって筐体18の外側に引き出される搬送路ユニットである。
この転写ユニット225では、各画像形成ユニット221〜224からの各色のトナー像を、図略の駆動モータにより回転駆動される後ローラ231により図示の時計方向に回転する転写ベルト233上に静電吸着して下流側に送る間にフルカラーのトナー像となし、その二次転写ローラ234の位置(転写部)で用紙Pに対して前記フルカラーのトナー像が転写されるようになっている。
第1の搬送路24は、給紙カセット20から繰り出されてきた用紙Pを転写ユニット225側に搬送するものであり、所定位置に配設された複数の搬送ローラ対241と、転写ユニット225の手前に配設され、画像形成部22における画像形成動作と給紙動作とのタイミングを取るためのレジストローラ対242とを備えている。
定着ユニット26は、画像形成部22でトナー像が転写された用紙Pを加熱することにより定着処理を行うものであり、内蔵されたヒータにより加熱される定着ローラ262と、定着ローラ262に圧接して配設された加圧ローラ263とを備えている。
第2の搬送路27は、画像形成部22と定着ユニット26との間で用紙Pを搬送するもので、定着ユニット26の定着ローラ262及び加圧ローラ263の前部に配設され、第1の搬送部24により搬送されてきた用紙Pを定着ローラ262及び加圧ローラ263間(定着部)に案内する縦向きの搬送路からなっている。前記ファン40は、この第2の搬送路27で搬送される用紙Pの転写面側に空気を吹き付けるためのものである。
第3の搬送路28は、定着ユニット26で定着処理の行われた用紙Pを用紙排出部14に搬送するものであり、所定位置に搬送ローラ対281が配設されると共に、出口側に排出ローラ対282が配設されている。
用紙排出部14は、本体部12を構成する筐体18の上面に本体部12と一体に形成されたもので、第3の搬送路28から搬送されてきた定着処理の終了した用紙Pを順次集積する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の転写ユニットの外観構成を示す斜視図、図3はその把持部の詳細構成を示す分解斜視図である。図2に示すように、転写ユニット225は、筐体18の外部(図1の左側)に引き出すことによりメンテナンスを可能にしたもので、そのために略直方体の本体フレーム50の前記引出し側に、ユーザ等が把持可能な把持部60を備えている。
この把持部60は、図3に示すように、横長の把持体61と蓋体62との間に2台の小型ファン40を収容可能なものである。各ファン40は、モータを組み込んだ扁平なものであり、そのモータを駆動することにより、図3中の上方から空気を吸引して側方へ送り出すものである。前記把持体61の内側は、各ファン40の設置スペース(取り付けスペース)611と、この設置スペース611に連通するダクトスペース(ダクト及びその導設スペース)612と、ファン40のケーブル敷設スペース612aとに区画されている。なお、613は、ファン40の位置決めピンであって、ファン40の矩形状本体の四隅に形成されたピン穴40aの少なくとも1つに対応する位置に形成されている。
また、把持体61の引出し側には、ダクトスペース612のルーバ付き開口614が形成されているとともに、所定間隔で外側に傾斜状態で突出するリブ615が形成されている。このリブ615は第2の搬送路27の一部をなしている。
さらに、把持体61の引出し側の反対側中央には、ユーザ等が把持し易いように凹部617が形成されており、その把持体61の周囲適所にはフック616、ボルト穴618等が形成されている。
蓋体62は、把持体61を開閉自在に覆うものであり、その形状は把持体61の凹部617に対応する凹部626、ファン40の吸い込み空気を通過させるためのスリット621、フック616に係合可能な係合穴622等が形成されている。なお、623は把持体61の図示しない係合穴に係合可能なフック、624は把持体61の図示しない部位に挿入可能な舌片、625はファン40の固定ボルト64を挿通するための凹部である。
そして、ファン40を把持体61の設置スペース611に設置して、ファン40のピン穴40aの1つに位置決めピン613を挿入することによりその位置決めを行い、この上から固定ボルト64をファン40の別のピン穴40aに挿通し、その下部の把持体61の図示しないネジ穴に螺合することにより、ファン40を把持体61に固定できる。
固定されたファン40のケーブル41をケーブル敷設スペース612aで導設して、その先端のコネクタ42を外部に突出させる。この状態の把持体61に蓋体62を被せて、フック616を係合穴622に係合等した上で、さらにボルト穴618にボルト65を螺合し、把持体61に蓋体62を固定すると、図2に示すような転写ユニット225となる。この転写ユニット225をガイド70内にセットして、前記コネクタ41を筐体18側の図示しない相手方コネクタに接続すると、図1に示すような画像形成装置10となる。
以下、本装置の動作のうち、主として第2の搬送路27中で搬送される用紙の挙動について、説明する。なお、本装置には、図示しないペーパセンサ等が適所に設けられおり、そのペーパセンサ等からの検出信号に基づいて所定の動作を行うようになっている。図1において、転写ユニット225では、各画像形成ユニット221〜224からの各色のトナー像を、図略の駆動モータにより回転駆動される後ローラ231により図示の時計方向に回転する転写ベルト233上に静電吸着して下流側に送る間にフルカラーのトナー像となし、その二次転写ローラ234の位置で用紙Pに対して前記フルカラーのトナー像が転写される。
定着ユニット26では、画像形成部22でトナー像が転写された用紙Pを加熱することにより定着処理を行うために、第1の搬送部24により搬送されてきた用紙Pを定着ローラ262及び加圧ローラ263間に第2の搬送路27で案内する。
この際、ペーパセンサからの検知信号に基づいて設定される第2の搬送路27での通紙タイミングで2台のファン40が起動される。すると、各ファン40は、把持部60の蓋体62のスリット621を介して筐体18内から空気を吸引し、把持体61内のダクトスペース612、ルーバ付き開口614を介して用紙Pの転写面に向けてその空気を吹き付ける。この空気吹き付けにより、用紙Pは第2の搬送路27に適当な力で押し付けられるので、用紙Pの挙動が安定化する。
そして、第2の搬送路27で案内された用紙Pは、定着ローラ262及び加圧ローラ263間を通過してトナーの定着がなされる。定着された用紙Pは第3の搬送路28に案内される。案内された用紙Pは用紙排出部14に搬送され、ここに順次集積される。このように用紙Pが用紙案内部14に案内されると、ファン40は自動停止して、次の用紙Pが搬送されるまで停止状態を維持する。
ここで、転写ユニット225のメンテナンスが行われる場合について説明する。図4及び図5は転写ユニットのメンテナンス時を示す説明図である。図1における筐体18の左側にある図示しない蓋体を開放すると、同図中のX−X線で区画される搬送路ユニット80の左手前側が露出されるので、ユーザ等はこの搬送路ユニット80を転写ユニット225の引出しに先立って、外部に引き出すことができる。なお、前記搬送路ユニット80には、第1の搬送路24、第2の搬送路27、第5の搬送路31及びそれらの搬送ローラ241等が含まれており、前記メンテナンス以外の例えばジャム処理においては、この搬送路ユニット80だけを外部に引き出せるようになっている。
そして、前記搬送路ユニット80を外部に引き出すと、図4に示すように、その搬送路ユニット80の奥側にある転写ユニット225の把持部60が露出されるので、ユーザ等はこの把持部60を把持することにより、ガイド70の図示しない案内レールに沿って転写ユニット225を外部に引き出すことができる。
すると、図5に示すように、転写ユニット225が引き出されて、各画像形成ユニット221〜224が露出された状態となる。この際、コネクタ41を筐体18側の図示しない相手方コネクタから外すことにより、転写ユニット225は外部に取り出すことができる。
外部に取り出された転写ユニット225のメンテナンスが終了すると、そのメンテナンス後の転写ユニット225を上記と逆手順でガイド70内に戻し、搬送路ユニット80を筐体18内に戻して図示しない蓋体を閉じることにより、図1の状態に復帰する。そして、再び所定の画像形成処理等を行うことができるようになる。
本実施形態によれば、ファン40が転写ユニット225の把持部60に内蔵され、そのファン40から圧送される空気が同把持部60に形成されたダクトスペース612とルーバ付き開口614とで第2の搬送路27で搬送される用紙Pの転写面側に吹き付けられるので、この空気の吹き付け力によって用紙Pを第2の搬送路27に押し付けるための適当な力が得られ、転写直後の用紙Pの挙動を安定させることができるようになる。また、従来のような長大なダクトが不要となり、これに伴い、第2の搬送路27内で搬送中の用紙Pをその搬送路に押し付けるための力が安定して得られるようになるとともに、ファン40の駆動力も小さくて済むことからコスト低減や省エネルギを図ることもできるようになる。その結果、コンパクトでかつ安価に転写直後の用紙の挙動を安定させて、常に良好な画質を得ることができるようになる。
なお、上記実施形態では、2台のファン40を転写ユニット225の把持部60に内蔵しているが、第2の搬送路27の近傍でありさえすれば、筐体18内の他の部位にファン40を設置してもよい。その場合には、ファン40からの空気を、前記第2の搬送路27で搬送される用紙Pの転写面側に案内するダクトを別途用意することが好ましい。また、ファン40の台数についても、当該スペースとファンの性能との関係から、適宜変更してもよい。
また、上記実施形態では、第2の搬送路27が縦向きの搬送路である場合を説明したが、横向きや斜め向きの搬送路についても本発明を適用できる。ただし、重力により用紙の挙動が最も不安定化し易い縦向きの搬送路への適用が特に好ましい。
また、上記実施形態では、画像形成装置10として、タンデム型のカラープリンタを例示したが、その他の画像形成装置についても本発明を適用できることはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構成を概略的に示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の転写ユニットの全体構成を示す斜視図である。 転写ユニットの把持部の詳細構成を示す分解斜視図である。 転写ユニットのメンテナンス時(搬送路ユニットの取り外し時)を示す説明図である。 転写ユニットのメンテナンス時(転写ユニットの取り外し時)を示す説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 本体部(装置本体)
18 筐体
20 給紙カセット
225 転写ユニット
234 二次転写ローラ
24 第1の搬送路
26 定着ユニット
262 定着ローラ
263 加圧ローラ
27 第2の搬送路(搬送路)
28 第3の搬送路
30 第4の搬送路
31 第5の搬送路
40 ファン(送風手段)
50 フレーム本体
60 把持部
61 把持体
611 設置スペース(ファンの取り付けスペース)
612 ダクトスペース(ダクト及びそのダクト導設スペース、送風手段)
614 ルーバ付き開口
62 蓋体
621 スリット
70 ガイド
80 搬送路ユニット
P 用紙

Claims (4)

  1. 転写部でトナー画像を転写した用紙を、該転写部から定着部に向かう搬送路で搬送する画像形成装置において、
    前記搬送路の近傍に、該搬送路で搬送される用紙の転写面側に空気を吹き付ける送風手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送路及び前記転写部は、装置本体に順次脱着可能に取り付けられるとともに、前記転写部の前記搬送路側に設けられた転写部脱着用の把持部に、前記送風手段を組み込んだことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記送風手段は、ファンと、このファンで圧送される空気を案内するダクトとを有し、かつ、前記把持部内に、前記ファンの取り付けスペースと、前記ダクトの導設スペースとを形成したことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送路は縦向きであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2005156537A 2005-05-30 2005-05-30 画像形成装置 Pending JP2006330529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005156537A JP2006330529A (ja) 2005-05-30 2005-05-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005156537A JP2006330529A (ja) 2005-05-30 2005-05-30 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006330529A true JP2006330529A (ja) 2006-12-07

Family

ID=37552256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005156537A Pending JP2006330529A (ja) 2005-05-30 2005-05-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006330529A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014805A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Fuji Xerox Co Ltd 定着システム及び画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0326173A (ja) * 1989-06-23 1991-02-04 Pentel Kk 光学式読取装置
JPH0962139A (ja) * 1995-08-25 1997-03-07 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0326173A (ja) * 1989-06-23 1991-02-04 Pentel Kk 光学式読取装置
JPH0962139A (ja) * 1995-08-25 1997-03-07 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014805A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Fuji Xerox Co Ltd 定着システム及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5595340B2 (ja) 画像形成装置
JP2008250034A (ja) 画像形成装置
JP2008072481A (ja) 画像形成装置
JP5128886B2 (ja) 熱源保有装置の冷却構造および画像形成装置
JP6578823B2 (ja) 画像形成装置
JP2006330529A (ja) 画像形成装置
JP2010002561A (ja) 画像形成装置
US9684280B2 (en) Cooling device including air blower, and image forming apparatus including cooling device
JP2008209446A (ja) 画像形成装置
JP2008268643A (ja) 画像形成装置
KR101314143B1 (ko) 화상 형성 장치
JP2008224747A (ja) 画像形成装置
JP2010066429A (ja) 画像形成装置
JP2008216709A (ja) 画像形成装置
JP4956280B2 (ja) 給紙カセット及び画像形成装置
JP2002278389A (ja) フィルタ取付構造およびその構造を有する画像形成装置
JP2007041562A (ja) 画像形成装置
JP5386518B2 (ja) 画像形成装置
JP5358708B2 (ja) 画像形成装置
JP2006178011A (ja) 画像形成装置
JP2009098218A (ja) 画像形成装置
JPH04109766U (ja) 増設用給送装置
JP5262527B2 (ja) 電磁シールドボックス構造および画像形成装置
US20210405578A1 (en) Image forming apparatus
JP2009069316A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308