JP2006327224A - バックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造 - Google Patents

バックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構造でバックドア閉時におけるガラス端末の見栄えを悪くすることを防止しつつ、バックドア開時にバックドアウインドウ伝いにガスステイに向けて垂れた水滴が室内側に入ることを防止することができるバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造の提供。
【解決手段】 ガスステイ32の外面に沿って装着可能な両半円弧部41、41と、該両半円弧部41、41の一側縁部から外向き平行に突出しその先端縁部が折曲自在に連結されたリブ状の中間ヒンジ部42、42と、両半円弧部41、41の他側縁部から外向き平行に突出する互いに係合可能な係合フランジ部43、43とを備えた2つ折り状に形成された構造のカバー部材4が、上面側の中間ヒンジ部42、42は中央部より車室内側へオフセットした位置で、下面側の係合フランジ部43、43は中央部より車室外方向へオフセットした位置となるように傾斜させた状態で取り付けられている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、バックドア開時にバックドア伝いに垂れた水が室内側に入ることを防止するバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造に関する。
従来、バックドア開時に、雨水が室内側に入ることを防止するための手段としては、例えば、雨垂れチャンネルの雨水集水溝を構成する外壁部の上端部の外側に第2水切り用エッジ部を形成し、その突出部と底面部との交叉部分に鋭角の第2エッジ先端部を設け、突出部を伝って流れる雨水を第2エッジ先端部で水切りして、そのまま車両のリアパネルの部分に落下させることにより、雨垂れチャンネルの雨水集水溝から漏れた雨水が車室内に浸入しないようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−203071号公報
しかしながら、上述の従来の技術にあっては、上述のように、構造が複雑でコストが高くつくと共に、バックドアを閉じた状態では雨垂れチャンネルの雨水集水溝を構成する外壁部が見える状態となるため、バックドア閉時におけるガラス端末の見栄えが悪くなるという問題がある。
ところが、従来のような構造を採用しない場合、バックドア開時にバックドア伝いに水滴が垂れ、ダンパのガスステイの上面に当たって跳ねたしぶきや、ガスステイの外面の円弧に沿って垂れる水がガスステイの底部から落下する際に遠心力で室内側に落下する虞があるという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題点に着目して成されたもので、簡単な構造でバックドア閉時におけるガラス端末の見栄えを悪くすることを防止しつつ、バックドア開時にバックドア伝いにステイに向けて垂れた水滴が室内側に入ることを防止することができるバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本願請求項1に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、バックドアの開閉をサポートする棒状のダンパに落下する水滴の車室内方向への落下を防止するリブが設けられていることを特徴とする手段とした。
また、請求項2に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、請求項1に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造において、前記リブが前記ステイの上面側に設けられていることを特徴とする手段とした。
また、請求項3に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、請求項2に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造において、前記リブが前記ステイの上面側で中央より車室内側にオフセットした位置に設けられていることを特徴とする手段とした。
また、請求項4に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、請求項1に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造において、前記リブが前記ステイの下面側に設けられていることを特徴とする手段とした。
また、請求項5に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、請求項4に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造において、前記リブが前記ステイの下面側で中央より車室外側にオフセットした位置に設けられていることを特徴とする手段とした。
また、請求項6に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、請求項1に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造において、前記リブが前記ステイの上面側と下面側にそれぞれ設けられていることを特徴とする手段とした。
また、請求項7に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、請求項6に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造において、前記ステイの外面に沿って装着可能な両半円弧部の一側縁部を折曲自在に連結する中間ヒンジ部と他側縁部を係合可能な係合フランジ部を備えた2つ折り状のカバー部材が備えられ、前記上面側のリブと下面側のリブの一方が前記中間ヒンジ部で構成されもう一方が係合フランジ部で構成されていること特徴とする手段とした。
また、請求項8に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、請求項7に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造において前記中間ヒンジ部が車室内側へオフセットした位置で前記係合フランジ部が車室外方向へオフセットした位置となるように前記カバー部材が取り付けられていることを特徴とする手段とした。
また、請求項9に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、請求項7又は8に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造において、前記ステイの内側に反力調整溝を形成するために外面に突出する突条が備えられ、前記係合フランジ部の内側基部に前記突条が係合する係合凹部が形成されていること特徴とする手段とした。
請求項1に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように、バックドアの開閉をサポートする棒状のダンパに落下する水滴の車室内方向への落下を防止するリブが設けられている構成とすることにより、簡単な構造でバックドア閉時におけるガラス端末の見栄えを悪くすることを防止しつつ、バックドア開時にバックドア伝いにステイに向けて垂れた水滴が室内側に入ることを防止することができるようになるという効果が得られる。
また、請求項2に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように、前記リブがステイの上面側に設けられることにより、ステイの上面に当たって跳ねたしぶきが車室内側に落下することを防止することができるようになる。
また、請求項3に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように、前記リブがステイの上面側で中央より車室内側にオフセットした位置に設けられることにより、ステイの上面に当たって跳ねたしぶきが車室内側に落下することを防止する効果を高めることができるようになる。
また、請求項4に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように、前記リブがステイの下面側に設けられることにより、ステイの外面の円弧に沿って垂れる水がステイの底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止することがきるようになる。
また、請求項5に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように、前記リブがステイの下面側で中央より車室外側にオフセットした位置に設けられることにより、ステイの外面の円弧に沿って垂れる水がステイの底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止する効果を高めることがきるようになる。
また、請求項6に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように、前記リブが前記ステイの上面側と下面側にそれぞれ設けられることにより、ステイの上面に当たって跳ねたしぶきが車室内側に落下すること、及びステイの外面の円弧に沿って垂れる水がステイの底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止することがきるようになる。
また、請求項7に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように、前記ステイの外面に沿って装着可能な両半円弧部の一側縁部を折曲自在に連結する中間ヒンジ部と他側縁部を係合可能な係合フランジ部を備えた2つ折り状のカバー部材が備えられ、上面側のリブと下面側のリブの一方が中間ヒンジ部で構成されもう一方が係合フランジ部で構成されることにより、ステイの外面にカバー部材を装着するだけで、ステイの上面に当たって跳ねたしぶき、及び、ステイの外面の円弧に沿って垂れる水がステイの底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止することができるようになる。
また、請求項8に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように、前記中間ヒンジ部が車室内側へオフセットした位置で係合フランジ部が車室外方向へオフセットした位置となるようにカバー部材が取り付けられることにより、ステイの上面に当たって跳ねたしぶき、及び、ステイの外面の円弧に沿って垂れる水がステイの底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止する効果を高めることができるようになる。
また、請求項9に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように、前記ステイの内側に反力調整溝を形成するために外面に突出する突条が備えられ、前記係合フランジ部の内側基部に前記突条が係合する係合凹部が形成されている構成とすることにより、特別な回り止め構造を採用することなしにカバー部材の回転を防止することができるようになる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、請求項1〜8に記載の発明に対応する。
図1はこの実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造を示すバックドアを開けた状態の全体側面図、図2はこの実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造を示すバックドアを開けた状態の要部の拡大斜視図、図3はこの実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造におけるダンパ部分を示す要部拡大斜視図、図4は図1のA−A線における拡大断面図、図5はこの実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造におけるカバー部材の装着工程を示す断面説明図、図6はこの実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造の作用を示す断面図である。
この実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造は、車両1と、バックドア2と、ダンパ3と、カバー部材4と、を備えている。
さらに詳述すると、車両1の背面部には、図1に示すように、その上端部を回動支点として跳ね上げ式に開閉されるバックドア2が取り付けられている。
また、図1、2に示すように、車両1の背面部に設けられたリアパネル11の上部でその幅方向の両端部には一対のダンパ3が設けられている。そして、このダンパ3におけるピストン棒31の先端部はバックドア2の上下方向中間部の内面側に回動自在に連結され、ガスステイ32の先端部はリアパネル11の上端部内側に回動自在に連結されている。このダンパ3は、バックドア2の開閉速度を規制すると共に、バックドア2の開状態を保持させるように、その開閉をサポートする役目をなす。
上記カバー部材4は、図1に示すようなバックドア2の開時にバックドアウインドウ伝いに水滴が垂れ、ダンパ3のガスステイ32の上面に当たって跳ねたしぶきや、ガスステイ32の外面の円弧に沿って垂れる水がガスステイ32の底部から落下する際に遠心力で室内側に落下することを防止する役目をなすもので、ガスステイ32に対して取り付けられている。
即ち、このカバー部材4は、図3〜5に示すように、ガスステイ32の外面に沿って装着可能な両半円弧部41、41と、該両半円弧部41、41の一側縁部から外向き平行に突出しその先端縁部が折曲自在に連結されたリブ状の中間ヒンジ部(リブ)42、42と、両半円弧部41、41の他側縁部から外向き平行に突出する係合フランジ部(リブ)43、43とを備えた2つ折り状に形成され、この係合フランジ部43、43の一方には所定間隔のもとに複数の係合孔43aが形成され、もう一方の係合フランジ部43には各係合孔43aに圧入係合可能な係合片43bが形成されている。
このカバー部材4は、その中間ヒンジ部42、42と係合フランジ部43、43がそれぞれガスステイ32の上面側と下面側であり、かつ、上面側の中間ヒンジ部42、42は中央部より車室内側へオフセットした位置で、下面側の係合フランジ部43、43は中央部より車室外方向へオフセットした位置となるように傾斜させた状態で取り付けられている。
なお、この実施例では、図4に示すように、ガスステイ32における反力調整溝32a形成のために外面側の突出する突条32bがガスステイ32の下面側で、かつ中央部より車室外方向へオフセットした位置となるように組み付けられる一方、カバー部材4における係合フランジ部43、43の内側基部にガスステイ32の突条32bが係合する係合凹部43c、43cが形成されることにより、ガスステイ32に対しカバー部材4を上述のように傾斜させた状態で位置決め装着させ、これにより、カバー部材4の回り止めが行われるようになっている。また、ガスステイ32の外面と両半円弧部41、41の内面との間を図示を省略した両面テープで接着することにより、カバー部材4の移動がより強固に阻止された状態となっている。
次に、実施例の作用・効果について説明する。
この実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、上述のように構成されるため、図6に示すように、バックドア2の開時にバックドアウインドウ伝いに水滴が垂れ、ガスステイ32の上面に当たって車室内側に跳ねたしぶきはリブ状の中間ヒンジ部42で受け止められ、中間ヒンジ部42の基部に形成される溝に沿ってガスステイ32の先端部が回動自在に連結された車体背面側まで案内されて落下するため、車室内側にしぶきが落下することを防止することができるようになる。
また、バックドア2の開時にバックドアウインドウ伝いに水滴が垂れ、ガスステイ32の外面の円弧に沿って垂れる水は、係合フランジ部43で受け止められその位置で落下するため、ガスステイ32の底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止することがきるようになる。
以上詳細に説明してきたように、この実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造では、バックドア2の開閉をサポートするダンパ3のガスステイ32に該ガスステイ32に落下する雨水の車室内方向への落下を防止するリブ(中間ヒンジ部42、係合フランジ部43)が設けられている構成としたことで、簡単な構造でバックドア2の閉時におけるガラス端末の見栄えを悪くすることを防止しつつ、バックドア2の開時にバックドアウインドウ伝いにガスステイ32に向けて垂れた水滴が車室内側に入ることを防止することができるようになるという効果が得られる。
また、上述のように、リブ(中間ヒンジ部42)がガスステイ32の上面側に設けられることにより、ガスステイの上面に当たって跳ねたしぶきが車室内側に落下することを防止することができるようになる。
また、上述のように、リブ(中間ヒンジ部42)がガスステイ32の上面側で中央より車室内側にオフセットした位置に設けられることにより、バックドアウインドウ伝いにガスステイ32に向けて垂れた水滴を受け止める範囲が車両内側に広がるため、ガスステイ32の上面に当たって跳ねたしぶきが車室内側に落下することを防止する効果を高めることができるようになると共に、製造上の誤差等によりリブの位置がズレてしまった場合であっても、水滴を受け止める範囲を確実に確保することができる。
また、上述のように、リブ(係合フランジ部43)がガスステイ32の下面側に設けられることにより、ガスステイ32の外面の円弧に沿って垂れる水がガスステイ32の底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止することがきるようになる。
また、上述のように、リブ(係合フランジ部43)がガスステイ32の下面側で中央より車室外側にオフセットした位置に設けられることにより、ガスステイ32の外面の円弧に沿って垂れる水を車両外側位置で受け止めることができるため、ガスステイ32の外面の円弧に沿って垂れる水がガスステイ32の底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止する効果を高めることがきるようになる。
また、上述のように、ガスステイ32の外面に沿って装着可能な両半円弧部41、41と、該両半円弧部41、41の一側縁部から外向き平行に突出しその先端縁部が折曲自在に連結されたリブ状の中間ヒンジ部(リブ)42、42と、両半円弧部41、41の他側縁部から外向き平行に突出する係合フランジ部(リブ)43、43とを備えた2つ折り状に形成され、この係合フランジ部43、43の一方には所定間隔のもとに複数の係合孔43aが形成され、もう一方の係合フランジ部43には各係合孔43aに圧入係合可能な係合片43bが形成された構造のカバー部材4を用いることにより、このカバー部材4をガスステイ32の外面に装着するだけで、ガスステイ32の上面に当たって跳ねたしぶき、及び、ガスステイ32の外面の円弧に沿って垂れる水がガスステイ32の底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止することができるようになる。
また、上述のように、中間ヒンジ部42、42が車室内側へオフセットした位置で係合フランジ部43、43が車室外方向へオフセットした位置となるようにカバー部材4が取り付けられることにより、バックドアウインドウ伝いにガスステイ32に向けて垂れた水滴を受け止める範囲が車両内側に広がるため、ガスステイ32の上面に当たって跳ねたしぶきが車室内側に落下することを防止する効果を高めることができるようになると共に、ガスステイ32の外面の円弧に沿って垂れる水を車両外側位置で受け止めることができるため、ガスステイ32の外面の円弧に沿って垂れる水がガスステイ32の底部から落下する際に遠心力で車室内側に落下することを防止する効果を高めることがきるようになる。
また、上述のように、係合フランジ部43の内側基部にガスステイ32における反力調整溝32a形成のために外面に突出する突条32bが係合する係合凹部43c、43cが形成されている構成とすることにより、特別な回り止め構造を採用することなしにカバー部材4の回転を防止することができるようになる。
以上、本発明の実施例を図面に基づき説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、リブ(中間ヒンジ部42)をガスステイ32の上面側で中央より車室内側にオフセットした位置に設けたが、中央部に設けても所定の効果を得ることができる。
また、実施例では、リブ(係合フランジ部43)をガスステイ32の下面側で中央より車室外側にオフセットした位置に設けたが、中央部付近に設けても所定の効果を得ることができる。
また、実施例では、カバー部材4を用いたが、リブ単独をそれぞれガスステイ32の外面に取り付けるようにしてもよい。
また、実施例では、両係合フランジ部43、43の内側基部にガスステイ32における反力調整溝32a形成のために外面に突出する突条32bが係合する係合凹部43c、43cを形成したが、両中間ヒンジ部42、42の内側基部に形成してもよい。
実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造を示すバックドアを開けた状態の全体側面図である。 実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造を示すバックドアを開けた状態の要部拡大斜視図である。 実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造におけるダンパ部分を示す要部拡大斜視図である。 図1のA−A線における拡大断面図である。 実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造におけるカバー部材の装着工程を示す断面説明図である。 実施例のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造の作用を示す断面図である。
符号の説明
1 車両
11 リアパネル
2 バックドア
3 ダンパ
31 ピストン棒
32 ガスステイ
32a 反力調整溝
32b 突条
4 カバー部材
41 半円弧部
42 中間ヒンジ部(リブ)
43 係合フランジ部(リブ)
43a 係合孔
43b 係合片
43c 係合凹部

Claims (9)

  1. バックドアの開閉をサポートする棒状のダンパに落下する水滴の車室内方向への落下を防止するリブが設けられていることを特徴とするバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造。
  2. 前記リブが前記ステイの上面側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造。
  3. 前記リブが前記ステイの上面側で中央より車室内側にオフセットした位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造。
  4. 前記リブが前記ステイの下面側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造。
  5. 前記リブが前記ステイの下面側で中央より車室外側にオフセットした位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造。
  6. 前記リブが前記ステイの上面側と下面側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造。
  7. 前記ステイの外面に沿って装着可能な両半円弧部の一側縁部を折曲自在に連結する中間ヒンジ部と他側縁部を係合可能な係合フランジ部を備えた2つ折り状のカバー部材が備えられ、
    前記上面側のリブと下面側のリブの一方が前記中間ヒンジ部で構成されもう一方が係合フランジ部で構成されていること特徴とする請求項6項に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造。
  8. 前記中間ヒンジ部が車室内側へオフセットした位置で前記係合フランジ部が車室外方向へオフセットした位置となるように前記カバー部材が取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造。
  9. 前記ステイの内側に反力調整溝を形成するために外面に突出する突条が備えられ、
    前記係合フランジ部の内側基部に前記突条が係合する係合凹部が形成されていること特徴とする請求項7又は8に記載のバックドア用ダンパにおけるステイの水切り防止構造。
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