JP2006326605A - 圧縮梱包機 - Google Patents

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Abstract

【課題】楽な姿勢で簡単に紐のセッテング及び結節が出来ると共に、安価で故障の少ない圧縮梱包機を提供する。
【解決手段】圧縮室A10a及び圧縮室B10bの扉11の前面に複数のC形部材14を設け、該C形部材14の一つに紐掛具22が昇降動するように装着すると共に、扉11の上部で係止するように設ける。また、該C形部材14とC形部材14との間を空けることによりスリット15を形成する。同様に圧縮室後壁17にもスリット16を設け、更に圧縮室A10a及び圧縮室B10bの後部上方にある紐リール12から紐13を引出し、圧縮室後壁17の後側よりスリット16を通して圧縮室内部19に通し、扉11のスリット15より扉11の前面に通し、扉11にある前記紐掛具22の横板26の紐ストッパー27に引っ掛けるように設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、段ボールなどの紙屑類、布類、スポンジ類やその他廃棄物等を圧縮して減容し、梱包する圧縮梱包機に関するものである。
廃棄物などを効率的に処理及び運搬するために、廃棄物などを圧縮機で圧縮して小体積にするとともに、圧縮した廃棄物を紐で結束処理する構造が要求されている。
従来の圧縮梱包機の結束処理装置としては、特許文献1・特許文献2に記載の結束処理装置などが知られている。特許文献1に記載の結束処理装置は、ケーシングの背面には結束バンドなどの結束材が挿通可能なようにスリットを複数穿設していると共に、ケーシング内部の床面とプレス板の底面には前記各スリット位置と合致するように同数の溝を設け、結束材をケーシング内部の床面上の溝に沿って這わせて、その一端をプレス機の前方へ、他端をスリットを介してプレス機の後方へ配し、廃棄物を投入し、圧縮減容した廃棄物をプレス板6で押さえ付けたままで、廃プラスチックの周囲に結束材を巻回して結束できるようにしている。
また、特許文献2に記載の固縛装置は、PPバンドの一端側を袋固縛部内に繰り出すPPバンド繰出装置と、袋に巻き掛けられたPPバンドを引き締めるPPバンド引締装置と、PPバンドの該一端側を他端側に熱溶着する熱溶着装置と、この熱溶着の後にPPバンドの該他端側をストック分のPPバンドから切り離すPPバンド切断装置を内蔵している。また、この固縛装置は、袋固縛部の奥隅部付近にPPバンド繰出口を有していると共に、該袋固縛部の手前側のゲート付近にPPバンド引込口を有している。該固縛装置の上部には、該PPバンド繰出口からPPバンド引込口にかけてPPバンド取出用の溝が設けられている。該PPバンドは、ロール状などの形態にまとめられて該PPバンド繰出装置にセットされている。
袋を固縛するときには、PPバンドの一端側が該PPバンド繰出装置により該PPバンド繰出口から袋固縛部内に繰り出され、該袋固縛部の奥側の起立壁の上側には、PPバンドを袋の上面の奥側から手前側に架け渡すためのPPバンド架渡し装置が設けられている。このPPバンド架渡し装置は、前記PPバンド繰出口から繰り出されたPPバンドの一端をチャック可能なチャック部と、該チャック部を袋固縛部の奥側から手前側に移動させるピストンロッドを有している。該チャック部にPPバンドの該一端をチャックさせ、該チャック部を袋固縛部の奥側から手前側に移動させると、該PPバンドは自動的に袋の上面を奥側から手前側に横断するように引き回される。
特開2003―326394公報 特開2003―165505公報 実公昭57−48726公報
上記で説明した特許文献1に記載の結束処理装置は、毎回結束材のセッティングをケーシング内部の床面とプレス板の底面のスリットの溝及びケーシング内部の床面上の溝に沿って這わせなければならず、また結束材の一端をプレス機の前方下部に毎回係止させなければならず、他端もスリットを介してプレス機の後方へケーシングの中に入って中腰の姿勢で行わなければならなかったのでかなり辛いものがあった。
特許文献2に記載の固縛装置は、PPバンド繰出装置・引締装置・熱溶着装置・切断装置を内蔵しているので、高価なものになり、また装置ばかりなので故障が多い。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、楽な姿勢で簡単に紐のセッテング及び結節が出来ると共に、安価で故障の少ない圧縮梱包機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、廃棄物が投入され、前面に開閉可能な扉を有する複数の圧縮室と、その圧縮室内部を昇降動し前記廃棄物を圧縮するプレス板などを有し、前記各圧縮室上を移動可能な圧縮ユニットと、前記圧縮室後部上方に設けられた結束用紐供給手段と、前記圧縮室の後壁に設けられ、前記結束用紐供給手段から供給される紐を前記圧縮室内部へ導入可能な導入口と、前記扉に設けられ、前記圧縮室内部へ導入された紐を前記扉の外部前方へ導出可能な導出口と、を備えた圧縮梱包機において、
前記導入口及び導出口が、上下方向に形成されたスリットであって、前記扉の前面に、前記導出口から導出された紐を仮止め可能な紐掛具を、前記扉に沿って上下方向へ摺動可能且つ所定の位置で前記扉へ係止可能に設けたことを特徴としている。
この圧縮梱包機によれば、扉を閉めたまま上端開口部より紐操作棒にて圧縮室内に紐を通すことができ、また紐の先端を仮止めするために少し屈むだけで紐掛具にセットできるため、今までのように圧縮室の中に入りしゃがんで紐をセットしたり、また圧縮機の下で紐の先端を仮止めすることがないので大変楽に紐をセットできる。更に、梱包時における紐の結節も、少し屈むだけでできるので大変楽である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、少なくとも扉を、横断面C形となる縦部材を、溝側が前面となるように並列させて形成すると共に、スリットを、前記縦部材間に設定した隙間によって形成して、紐掛具を、前記縦部材の溝内で摺動可能に設けたことを特徴としている。
この圧縮梱包機によれば、横断面C形となる縦部材の溝内を紐掛具がスムーズに昇降動でき、また前記縦部材間を離して設定することで容易にスリットを形成することが出来る。
請求項3の発明は、請求項1・2の発明において、前記紐掛具がほぼ逆T字形をしており、該逆T字形の縦板下部の横板に複数の紐を仮止めするよう複数のストッパーが固着され、前記縦板の上端に、扉に設けた係止片に係止可能なロックツメが、回転操作によって前記係止片へ任意に係脱可能に装着されていると共に、前記扉の前面に摺動するガイドシューが前記縦板に装着されていることを特徴としている。
この圧縮梱包機によれば紐掛け具の構造が簡単なので安価にでき、故障もなく、複数の紐を仮止めしたまま上下動させることができるので、圧縮機の下で紐の先端を仮止めすることがなく大変楽に紐をセットできると共に、梱包時における紐の結節も少し屈むだけでできるので大変楽である。
以上のように本発明の圧縮梱包機を設ければ、扉を閉めたまま容易にスリット部又は上端開口部より紐操作棒にて圧縮室内に紐を通すことができるとともに、紐の先端を仮止めするために少し屈むだけで紐掛具にセットできる。よって、今までのように圧縮室の中に入りしゃがんで紐をセットしたり、また圧縮機の下で紐の先端を仮止めすることがないので大変楽に紐をセットできる。また、紐掛具が簡単な構造なので安価にでき、故障もなく、複数本の紐を仮止めするのに同時に紐掛具にセットできるので大変楽に紐をセットできる。更に梱包時、紐を結節する場合にも紐掛具を上方に持上げておけば、少し屈むだけで紐掛具より紐を取り外すことができ結節できるので大変楽である。
以下、本発明に係わる圧縮梱包機を一実施例に基づいて説明をする。
図1乃至図2は、本発明例の多槽式圧縮梱包機の正面図及び右側面図、図3は圧縮室内部での紐の通し方を示す右側面断面図、図4は圧縮室Aにて紐掛具がC形の部材内に取り付けられたところを示す扉の正面斜視図、図5はその紐掛具の斜視図、図6は紐掛具のロックツメの斜視図である。図7は紐掛けの手順を示した略図である。
図1及び図2にて、1は本発明の実施例一の多槽式圧縮梱包機。2は油圧ユニット3やプレス板4及びプレス機構5並びに移動機構6を有する圧縮ユニットである。7は圧縮ユニット2の正面にある本発明の多連式圧縮梱包機を操作する操作パネルで、操作パネル7にある圧縮釦7Aを押し油圧ユニット3を作動させ、プレス機構5が駆動してプレス板4にて廃棄物Aを圧縮する。7Bは梱包釦で、同じく操作パネル7にあり廃棄物Aを梱包する際プレス板4の圧縮下降動作を一時的に梱包位置に停止させ、紐を結節させるときに操作をする。前記プレス板4の下面には梱包時紐13を押しつぶさないよう溝(図示せず)が設けられている。8は圧縮ユニット2を移動させる際の移動ハンドル。9は圧縮ユニット2を移動させた際、固定するロックハンドル。10a及び10bは廃棄物を圧縮するための部屋の圧縮室A・Bである。11a及び11bは圧縮室A10a&圧縮室B10bの扉である。
以後の説明は、圧縮室A10a及び圧縮室B10bの構造は同じのため、圧縮室A10a側にて説明をする。よって、以後図番の符号a、bは省略をする。
図3に示すように、12は梱包するための紐13を取り付ける紐リールで、前記圧縮室A10aの後部上方に設けられている。また、前記圧縮室A10aの扉11の前面にはC形部材14を設け、該C形部材14とC形部材14との間を少し離し、廃棄物Aを梱包するための紐13を通すためのスリット15を形成している。16は圧縮室後壁17に圧縮された廃棄物Aを梱包するための紐13を通すために形成されたスリット。18は圧縮された廃棄物Aを梱包するための紐13を、扉11から圧縮室内部19を経て圧縮室後壁17の裏面へ通すために圧縮室内部19の底面20に設けた溝である。21は紐操作棒で、圧縮室A10aの上部開口部(図番なし)又は扉11にあるスリット15から圧縮室A10a内部に差し込み、紐13を圧縮室A10a内部にセットするために使用する。
図4及び図5に示すように22は紐掛具である。23は縦板で、その縦板23の上端には取手23Aを有し、該取手23Aを掴み前記紐掛具22を昇降動させる。また、縦板23の上部には軸24にロックツメ25が回動自在に取り付けられ、また下部の横板26には紐13を仮止めする数だけの紐ストッパー27が固着されている。28はガイドシューで、前記縦板23の上下2箇所にボルト29にて取り外しできるよう付けられ、扉11のC形部材14内を摺動し、紐掛具22をガイドする。30は係止片で、扉11のC形部材14の1つの上部に固着されている。
図6に示すように、ロックツメ25はロックツメ25にある穴31はロックツメ25の先端寄りに設けられ、穴31を中心に常に後部側に重心があり自重で後部側に回動するようにしてある。このロックツメ25の先端が前記係止片30に掛かり紐掛具22が落ちないようにしている。ロックツメ25の後部はレバー32となっており、このレバー32を引き上げることによりロックツメ25の先端が回動をし係止片30との係合が解除し、放すと係合する方向に動く。33はピンであり、ロックツメ25が必要以上に後部側へ回動しないよう縦板23で規制するようロックツメ25に固着されている。34は梱包時に紐13を一時的に仮止めしておく上紐掛け。35は紐13を切るカッターで、36は扉11を開けるときの開閉レバーである。
次に、本発明の圧縮梱包機の作動手順を説明する。
紐掛具22の縦板23の上端にある取手23Aを摘み、扉11の上部まで紐掛具22を引き上げ、紐掛具22のロックツメ25の先端下部を係止片30上部に当接させ、紐掛具22を係止する。圧縮室A10aの後部上方にある紐リール12から紐13を引出し、圧縮室後壁17の後側よりスリット16を通して圧縮室内部19に通し、次に扉11のスリット15より扉11の前面に通し、扉11にある前記紐掛具22の横板26の紐ストッパー27に引っ掛ける。他の紐も同様にして紐を通し、扉11にある前記紐掛具22の紐ストッパー27にそれぞれ引っ掛ける。紐掛具22のレバー32を摘み、ロックツメ25の先端と係止片30との係合を解除し、扉11の下部まで下げておく。
扉11のスリット15及び圧縮室後壁17のスリット16よりそれぞれ図3にて示すように紐操作棒21の先端にて、紐13を圧縮室内部19の底面20に設けた溝18に押付けて通すと共に、圧縮室後壁17の下角部のスリット16より外側に押出しておく。これは廃棄物Aが紐を13を引っ張らないようにするためである。次に圧縮室A10aの上部開口部より廃棄物Aを投入し、ほぼ一杯になったら圧縮ユニット2にあるロックハンドル9を持上げ、圧縮ユニット2の固定を解除し、移動ハンドル8を持って圧縮室B10bから圧縮室A10aの上部に圧縮ユニット2を移動させ、ロックハンドル9を戻し圧縮ユニット2を圧縮室A10aの上部に固定する。
操作パネル7にある圧縮釦7Aを押して、プレス機構5を駆動させプレス板4にて廃棄物Aを圧縮する。その間に圧縮室B10bに圧縮室B10bの上部開口部より廃棄物Aを投入しておき、圧縮室A10aの圧縮が終わったら圧縮ユニット2にあるロックハンドル9を持上げ、圧縮ユニット2の固定を解除し、移動ハンドル8を持って圧縮室A10aから圧縮室B10bの上部に圧縮ユニット2を移動させ、圧縮室B10b内にある廃棄物Aを圧縮する。次に、圧縮室A10aの上部開口部より廃棄物Aを投入し、上記操作を繰り返し梱包できる状態になるまでほぼ一杯にする。
図7に示すように、梱包できる状態になったら、圧縮ユニット2を一旦反対側の圧縮室B10b上へ移動し、扉の上部に紐掛具22を引き上げる。次に、圧縮室A10aの上部開口部(図番なし)から圧縮室A10aの後部上方に設けられている紐リール12より紐13を再度引出し、圧縮室後壁17の後側よりスリット16を通して圧縮室内部19に通し、扉11のスリット15に通す。そして、扉11の前面の上紐掛け34に紐に仮止めしておき、再度圧縮ユニット2を元の圧縮室A10a上へ移動させて梱包釦7Bを押す。プレス機構5が駆動しプレス板4が下降動作し、プレス板4が再度本圧縮を行ない停止する。プレス板4の下面の溝(図示せず)より紐13を少し引き出し、上紐掛け34に仮止めしておいた紐13多少余裕を持たせた状態でカッター35にて切る。次に、既に紐掛具22に止めてある紐13を外し、結節して結束し、再度梱包釦7Bを押してプレス板4を上昇させる。もう一方の圧縮室B10bにおいても同様の梱包工程を経て梱包を行ない、開閉レバー36を操作して扉11を開け、梱包した圧縮物をカート(図示せず)等で運び出す。これで一連の流れが完了する。
上記実施例は、
1. 紐掛具の上部に上紐掛けを設けても良い。
2. 廃棄物が投入される圧縮室が一つで上部に圧縮ユニットを有し、前記圧縮室の前面に設けられ、その上部にその一部をなすように補助扉を備えた扉を有した単槽式圧縮梱包機に用いても良い。
3. 圧縮室の前面に設けられた扉の紐通し手段として、C形の部材とC形の部材を少し離し隙間としても良い。
4.前記圧縮室の前面に設けられた扉の紐通し手段として、一つのC形の部材とC形ではない他の部材との間の隙間としても良い。
5.圧縮室の前面に設けられた扉及び圧縮室後壁に、圧縮された廃棄物を梱包するための紐を通すために形成された扉及び圧縮室後壁紐通し手段として、扉及び圧縮室後壁にスリットを設けても良い。
6.圧縮室の前面に設けられた扉及び圧縮室後壁に、圧縮された廃棄物を梱包するための紐を通すために形成された扉及び圧縮室後壁紐通し手段として、扉及び圧縮室後壁に溝を設けても良い。
7.紐掛具は逆T字形でなくL字形でもよく、また、複数のストッパーを固着するのでなく、それぞれ独立した紐掛具にそれぞれストッパーを固着しても良い。
本発明例の多槽式圧縮梱包機の正面図 本発明例の多槽式圧縮梱包機の右側面図 圧縮室A内部での紐の通し方を示す右側面断面図 圧縮室Aにて紐掛具がC形の部材内に取り付けられたところを示す扉の正面斜視図 紐掛具の斜視図 紐掛具のロックツメの斜視図 紐掛けの手順を示した略図 (a)紐掛具が扉の下部にある状態を示す図(b)紐掛具を扉の上部に引き上げた状態を示す図(c)紐を圧縮室Aの後部上方より圧縮室内部に通し、扉にある紐掛具に 仮止めした状態を示す図。(d)紐を仮止めした紐掛具を扉の下に下げた状態を示す図(e)紐操作棒にて紐を底面の溝部及びスリットにセットした状態を示す図(f)紐をセットした状態で廃棄物を投入し、圧縮し、紐掛具を扉の上部に引き上げた状態を示す図(g)再度紐を圧縮室Aの後部上方より圧縮室内部に引出し、扉にある上紐掛けに仮止めした状態を示す図(h)プレス板にて梱包のため再度圧縮した状態を示す図(i)紐を切り結束した状態を示す図
符号の説明
A 廃棄物
1 多槽式圧縮梱包機
2 圧縮ユニット
3 油圧ユニット
4 プレス板
5 プレス機構
6 移動機構
7 操作パネル
7A 圧縮釦
7B 梱包釦
8 移動ハンドル
9 ロックハンドル
10a 圧縮室A
10b 圧縮室B
11 圧縮室の扉
13 紐
14 C形部材
15 扉側のスリット
16 圧縮室後壁側のスリット
17 圧縮室後壁
19 圧縮室内部
18 圧縮室内底面に設けた溝
21 紐操作棒
22 紐掛具
25 ロックツメ
26 横板
27 紐ストッパー
30 係止片
31 穴
32 レバー
33 ピン




























Claims (3)

  1. 廃棄物が投入され、前面に開閉可能な扉を有する複数の圧縮室と、その圧縮室内部を昇降動し前記廃棄物を圧縮するプレス板などを有し、前記各圧縮室上を移動可能な圧縮ユニットと、前記圧縮室後部上方に設けられた結束用紐供給手段と、前記圧縮室の後壁に設けられ、前記結束用紐供給手段から供給される紐を前記圧縮室内部へ導入可能な導入口と、前記扉に設けられ、前記圧縮室内部へ導入された紐を前記扉の外部前方へ導出可能な導出口と、を備えた圧縮梱包機において、
    前記導入口及び導出口が、上下方向に形成されたスリットであって、前記扉の前面に、前記導出口から導出された紐を仮止め可能な紐掛具を、前記扉に沿って上下方向へ摺動可能且つ所定の位置で前記扉へ係止可能に設けたことを特徴とする圧縮梱包機。
  2. 少なくとも扉を、横断面C形となる縦部材を、溝側が前面となるように並列させて形成すると共に、スリットを、前記縦部材間に設定した隙間によって形成して、紐掛具を前記縦部材の溝内で摺動可能に設けた請求項1に記載の圧縮梱包機。
  3. 前記紐掛具がほぼ逆T字形をしており、該逆T字形の縦板下部の横板に複数の紐を仮止めするよう複数のストッパーが固着され、前記縦板の上端に、扉に設けた係止片に係止可能なロックツメが、回転操作によって前記係止片へ任意に係脱可能に装着されていると共に、前記扉の前面に摺動するガイドシューが前記縦板に装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧縮梱包機。




























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