JP2006326266A - ランドセルの肩ベルト用カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 児童の動きによりずれることがなく、クッション性および通気性を有し、ランドセルの荷重による児童の肩への負担を軽減し、しかも防犯ブザー等を設置するフックを備えたランドセルの肩ベルト用カバーの提供。
【解決手段】 ランドセル6の左右一対の肩ベルト1に装着されたクッション性素材の筒状のカバー2であって、その上端を伸縮可能な連結材3で固定し、児童の動きにより下側にクッション素材のカバーがずれることを防止した構造と、当該カバーの上端以外または下端以外の部分の左右の少なくとも一方に防犯ブザー等を装着することが可能なユーティリティーフック4とそれを装着するユーティリティーフック接続部5を備えた構造とを有するランドセルの肩ベルト用カバー。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ランドセルの肩ベルト用カバーに関するものである。
古くから小学生、特に低学年の間で慣れ親しんできたランドセルに収納される中身は、児童の体格の割には教科書やノート、筆記用具など意外とかさ張り、重量も相応に重たく、児童の肩への負担は相当のものがある。そのため、ランドセルの背負い心地を良くするためにランドセル自体の重量を減らす試み、たとえば軽量素材の適用などが行われている。また、児童の身体に直接接触する部分、たとえば背当て板の下部に発泡ウレタン等のクッション層を内包させたりする試みも多く行われている。
また、従来のランドセルの肩ベルトの上部付け根が左右に稼動する方式なども発案され、児童の体型に合わせて肩ベルトの角度が調整されるようになっており、比較的重量物を背負う児童の肩や背骨等の身体保護を目指したものもある。
しかしながら、これらランドセルの軽量化や肩ベルトの可動化も、教材等の重量は従来と変わらないことや、児童がランドセルを背負ったまま駆けだした場合等に加わる大きな衝撃を十分に緩衝することはできず、比較的幅の細い肩ベルトが児童の肩に食い込むように力が加わることがしばしばあり、必ずしもランドセルの背負い心地が児童の満足行くものではなかった。
比較的細い肩ベルトの児童の肩への負担を減らすためには、肩ベルト自体のクッション性を高めるため、肩ベルト内部にクッション性素材を内包したり、図7や図8に示すように肩ベルトの最外部をクッション性の素材のものにすることも有効である。しかしながら、肩ベルトに内包されたクッション層を厚くすることや、肩ベルトの最外部自体をクッション素材にすることには、以下の問題がある。
すなわち、内包するクッション層をあまり厚くすると、肩ベルトは硬く曲げにくいものになってしまい、児童の身体へのフィット感を損なうことになると同時に、クッション層自体の通気性が悪いので蒸れてしまうという問題があった。また、肩ベルトの最外部をクッション素材のものとした場合、長期間使用の間に、磨耗劣化を生じ、耐久性が損なわれるという問題があった。
また、肩ベルトの肩に直接接触する部分の周囲に筒状のクッション性の素材を巻きつける場合、歩行や駆け足など背中のランドセル自体が揺れることで、筒状のクッション材が肩に接触する部分から上方もしくは下方にずれ、最も大切な肩の直上部分から外れてしまい、本来の肩への負担を減らすというクッション材の役割を失ってしまうという問題があった。また、筒状のクッション性素材を直接肩に接触する部分だけでなく、肩ベルトと同等の長さにした場合でも、児童がランドセルを背負ったまた、駆け出したりした場合には、左右が独立によれたり、ずれたりするという問題が生じ、上記と同様に本来の肩への負担を減らすというクッション材の役割を失ってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、肩ベルトに装着するクッション性のある取り外し可能な左右一対のカバーの上部を連結し、カバーが児童の両肩直上からずれず、児童への荷重負担を軽減することを目的とする。
請求項1記載の本発明のランドセルの肩ベルト用カバーは、左右一対の肩ベルト1にクッション性素材のカバー2を被せ、その上端を連結材3で固定することで下側にカバーがずれることを防止した構造となっている。
請求項2記載の本発明のランドセルの肩ベルト用カバーは、請求項1に記載の構造を有し、肩ベルト用カバー2のクッション性素材の少なくとも身体に接触する部分が通気性を有している。
請求項3記載の本発明のランドセルの肩ベルト用カバーは、請求項1または2に記載の構造を有し、肩ベルトカバーを連結する連結材3が伸縮性素材、もしくは一部が伸縮性素材で出来ている。
請求項4記載の本発明のランドセルの肩ベルト用カバーは、請求項1、2または3に記載の構造を有し、左右一対のカバー2の少なくとも一方にユーティリティーフック4またはユーティリティーフック接続部5を有している。
請求項5記載の本発明のランドセルの肩ベルト用カバーは、請求項4に記載の構造を有し、左右のカバー2の少なくとも一方に設置されたユーティリティーフック4またはユーティリティーフック接続部5は肩ベルト用カバーの上端以外または下端以外の中央部分付近に設置され、ユーティリティーフック接続部のみを有する場合には、フック本体が取り外し可能な構造となっている。
以下には、本発明に係るランドセルの肩ベルト用カバーの第一の実施例について説明する。
まず、図1について説明する。1a、1bは、ランドセルの肩ベルトであり、外観素材は牛皮もしくは合成皮革にて構成されている。2a、2bは、肩ベルトに装着するカバーであって、クッション性素材に通気性素材を加えたものが好ましい。たとえば図2に示すように、外部から見える部分はキルト材、児童の身体に接触する部分7a、7bはキルト材にメッシュ材を重ねた素材で構成されており、筒状の形状を有している。この筒状カバーの長さは約40cmであり、ランドセルを使用する標準的体格範囲の児童ならば通常脇の下辺りまで到達する長さを有している。筒状カバーの直径は約5cmであり、市販されている平均的なランドセルの肩ベルトの周りに被せた場合でも適当な余裕度を持って装着できる形状となっている。
3は、素材が伸縮性素材、たとえば幅2cmの幅広強力ゴムひもでできた2つの肩ベルト用カバー2a、2bを連結する連結材である。連結材3の長さは3cm程度であり、ランドセルを装着しないときに引っ張り応力がかからない程度の長さを有している。
4は、肩ベルト用カバー2a、2bの中央部分に設置されたユーティリティーフックであり、箸やスプーンなどの給食セットを内包した袋や防犯ブザー、通学定期券入れ等を吊り下げることができる。このユーティリティーフック4はユーティリティーフック接続部5を介して肩ベルト用カバー2に設置されている。
以上のような構成にし、まず、ランドセル6の肩ベルト1の長さ調整部分を外し、筒状の肩ベルト用カバー2を肩ベルトに通す。次に、肩ベルト1を児童に適合した長さに調整する。ランドセル6を未装着な状態で連結材3の部分を持ち、ランドセル6の最上部まで肩ベルト用カバー2を持ち上げ、この状態でランドセル6を児童に装着する。このときの、肩ベルト用カバーの装着位置はおよそ図3に示すようになる。このとき、肩ベルト用カバー2が児童の両肩部分に巻きつく形で装着され、ランドセル6の荷重が児童の両肩にかかった状態でカバー2のクッション材が児童の両肩を保護する役割を果たす。
連結材3が肩ベルト用カバー2の上端部分に設置されているため、児童が通学中に歩いたり、駆け出した場合でも肩ベルト用カバーが下側にずれてしまうことはなく、クッション性素材が常に児童の両肩の適正な位置に保持され続けることが可能であり、児童の肩にかかる荷重負担を軽減することが可能である。
また、肩ベルト用カバー2に設置されたユーティリティーフック接続部5にはユーティリティーフック4が装着されており、昨今の安全対策を踏まえて防犯ブザー取り付けたり、学校給食時の箸やスプーンが内包された給食セットや通学用の定期券入れを取り付けたりすることも可能である。児童の利き腕等を勘案しながら、ユーティリティーフック4の設置は肩ベルト用カバー2の左右どちらかもしくは両方に行ってもよい。非常時に防犯ブザーを引く場合、肩ベルト用カバー2が下側に引っ張られて防犯ブザーが鳴動しない事態は絶対に避けなければならないが、連結材3が肩ベルト用カバー上部に設置されている場合には、防犯ブザーを引っぱった場合に、肩ベルト用カバー2が下側に引っ張られず、確実に防犯ブザーが鳴動する。
次に、本発明に係るランドセルの肩ベルト用カバーの第二の実施例を示す。上記第一の実施例では、ランドセルの肩ベルト用カバーは当初より筒状形状をしているが、この場合、ランドセルの肩ベルトが取り外しできないタイプの場合には、図4に示すように、筒を開くことができる構造、すなわち開放した部分に脱着可能な部材8、たとえば、面接着ファスナーやファスナーなどを有し、肩ベルトの周りに巻きつけるようにしたものでもかまわない。このようにすることで、肩ベルトがランドセルのものよりも細い肩かけ式リュックサックなどにも応用することが可能である。ただし、このように面接着ファスナーなどを有する構造の場合には、製作費がかさむため、ランドセルの肩ベルトの一端が本体から取り外し可能なタイプの場合には、当初より筒状のものが好ましい。
次に、本発明に係るランドセルの肩ベルトカバーの第三、第四の実施例について、図5、図6に従い説明する。図5、図6はともにランドセルの肩ベルト用カバーに装着されたユーティリティーフックとその接続部の構造を示す。第三の実施例は、図5に示すように、ユーティリティーフック4が直接肩ベルトカバーに装着されたものであって、取り外しできない構造となっている。また、第四の実施例は、図6に示すように、輪状のユーティリティーフック接続部を肩ベルト用カバーに縫合し、そこにユーティリティーフック4を装着する形態としており、取り外しが可能である。接続部分の形状は輪状であっても、その他の閉ループ構造を有する構造であってもかまわない。ユーティリティーフックが破損した場合でも市販のユーティリティーフックを調達することで、接続部5にユーティリティーフックを接続することにより容易に補修することが可能である。また使用するユーティリティーフック4は金属製やプラスチック製、あるいはその他材質のものでもかまわない。
発明の効果
以上述べたところから明らかなように、本発明によるランドセルの肩ベルト用カバーは、肩ベルトの周囲にクッション性素材のカバーを設け、当該カバーの上部を連結材で接続した構造を有しており、児童の両肩への荷重負担を軽減し、また、児童の通学中の歩行や駆け足時にカバーが下側にずれることを防止することができる。
また、本発明によるランドセルの肩ベルト用カバーに設置されたユーティリティーフックには、昨今の安全対策を踏まえた防犯ブザーを装着することも可能であり、当該カバーが上部の連結材により下側にずれない特徴から、非常時に確実に防犯ブザーが鳴動する。
本発明によるランドセルの肩ベルト用カバーの第一の実施例であり、ランドセルに装着した状態での構造斜視図である。 本発明による肩ベルト用カバーの第一の実施例の裏側の構造図である。 本発明によるランドセルの肩ベルト用カバーの第一の実施例をランドセルに装着した状態の連結材近傍の拡大図である。 本発明によるランドセルの肩ベルト用カバーに面接着ファスナーを装着した第二の実施例である。 本発明によるランドセルの肩ベルト用カバーに装着されたユーティリティーフックの第三の実施例である。 本発明によるランドセルの肩ベルト用カバーに装着されたユーティリティーフックの第四の実施例である。 従来のランドセルの肩ベルト用カバーである。 従来のランドセルの肩ベルト用カバーの拡大図である。
符号の説明
1 肩ベルト
1a 肩ベルト(右)
1b 肩ベルト(左)
2 肩ベルト用カバー
2a 肩ベルト用カバー(右)
2b 肩ベルト用カバー(左)
3 連結材
4 ユーティリティーフック
5 ユーティリティーフック接続部
6 ランドセル本体
7 通気性素材
8 面接着ファスナー
9 従来のクッションカバー

Claims (5)

  1. ランドセルの肩ベルトの周りを取り囲んだクッション素材で構成される筒状のカバーであって、左右一対のカバーの上端が連結材で連結されたことを特徴とするランドセルの肩ベルト用カバー。
  2. 上記筒状のカバーの少なくとも身体に接触する面が通気性のある素材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のランドセルの肩ベルト用カバー。
  3. 上記筒状のカバーの上端を連結する連結材の素材が伸縮性素材、もしくはその一部が伸縮性素材であることを特徴とする請求項1または2に記載のランドセルの肩ベルト用カバー。
  4. 上記一対の筒状のカバーの少なくとも一方にユーティリティーフックが取り付けられたことを特徴とする請求項1、2または3に記載のランドセルの肩ベルト用カバー。
  5. 上記一対の筒状のカバーの少なくとも一方に取り付けられたユーティリティーフックの取り付け位置がカバーの上端または下端ではない位置であり、取り外し可能であることを特徴とする請求項4に記載のランドセルの肩ベルト用カバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101030428B1 (ko) * 2010-08-20 2011-04-20 안우형 튜브타입의 어깨걸이를 갖는 배낭
WO2013062969A1 (en) * 2011-10-25 2013-05-02 Black Rapid, Inc. Security guard strap cover
JP2013126518A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Hiroyuki Ueda 収納フック付ショルダーパット

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