JP2006174999A - 搬送用具 - Google Patents

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Yuji Murata
雄二 村田
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Abstract

【課題】荷物の重さを手と肩に分散させ、手や肩にかかる荷物搬送時の負担を軽減できる搬送用具を提供する。
【解決手段】収納部本体に持ち手と肩掛けベルトとを備え、前記持ち手と前記肩掛けベルトの少なくとも一方を長手方向に弾性伸縮可能にして搬送用具を形成した。
これにより荷物の重さが分散され、肩と手のいずれか一方に全てかかるのでなく、腕を下方に延ばした状態で荷物を持っていても、手への負担を軽くでき、重い荷物を楽に搬送できる。
また荷物が搬送中に上下に揺れた場合でも、肩掛けベルトや持ち手が荷物の揺れに応じて長手方向に弾性伸縮するので、荷物の重さは常に肩や手にかけておかれ、しかも揺れによる衝撃が肩や手にかかることがなく、重い荷物を楽に搬送できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷物の重さを手と肩に分散させ、手や腰、肩にかかる荷物搬送時の負担を軽減できる搬送用具に関する。
重い荷物を手に提げて長く搬送すると、荷物の重さでからだが荷物の側に傾いたり、ビニール製のレジ袋などに荷物を入れた場合では、レジ袋の持ち手が細くなり、手の指が痛くなることがある。
そこで重い荷物を手提げ袋に入れて搬送するときなどに、手提げ袋に肩掛けベルトを取り付け、搬送を楽にすることが知られている。このような肩掛けベルトは例えば、肩に掛けるループ状のベルトと、ループ状ベルトの下方に手提げ袋の持ち手に取り付けるフックとを備え、持ち手で手提げ袋を把持するとともにフックを持ち手に取り付けた肩掛けベルトを肩に掛け、手と肩の双方に荷物の重さを分担させ、手にかかる負担を軽減するようにしている。
特開2004−215986号公報。
しかしながら従来の肩掛けベルトは、手提げ袋を持つ手の力が小さくなれば、荷物の重さのほとんど全てが肩にかかり、一方手に力を入れると肩への負担がほとんどなくなり、手で荷物を持ち上げることとなっていた。このように手の力を加減しなければ、荷物の重さを適度な割合で肩と手に分散させることはできず、したがって手提げ袋に肩掛けベルトを取り付けて双方で重さを負担しても、実際は荷物の重さをほとんど全て肩にかけるか、あるいは手で持ち上げているかの状態であり、手の力の加減によってそれが交互に変わるだけであった。したがってかかる肩掛けベルトを用いても、重い荷物を長い距離楽に搬送することはできなかった。
更に手提げ袋に入れた荷物を持ち歩くと、足の運びに従って荷物が上下に揺れ、肩掛けベルトを用いているとその揺れや振動が肩と手に直接かかり、荷物の実際の重量より大きい重さが肩や手にかかっていた。
また、肩掛けベルトを片方に肩に掛けて荷物を搬送すると、からだが徐々に荷物の側に傾き、肩掛けベルトが肩から滑り落ちることがある。
本発明は上記課題を解決するため搬送用具を次のように構成した。
1、 収納部本体に持ち手と肩掛けベルトとを備え、前記持ち手と前記肩掛けベルトの少なくとも一方を長手方向に弾性伸縮可能にして搬送用具を形成した。
持ち手や肩掛けベルトの自然長と弾性係数は、搬送用具を持ち手を伸ばして吊り下げたとき、持ち手あるいは肩掛けベルトが伸びて重さが双方に適度に分散される値とする。それら値は、搬送する人の体格や荷物の重さによって適宜選択する。
肩掛けベルトの一部を腕に止めるようにしてもよい。また肩掛けベルトの肩掛け部分に、首に回す環状の紐などを設けてもよい。すると肩掛けベルトが安定し、肩からの滑り落ちを防止し、荷物を持ち歩き易くできる。
2、 収納袋に持ち手を設けた手提げ袋であり、長手方向に弾性伸縮可能な肩掛けベルトを取り付け、持ち手を把持した状態で肩掛けベルトによる肩掛けを可能として手提げ袋を形成した。持ち手は基本的に長手方向に弾性伸縮しないが、してもよい。長さは、肩掛けベルトと持ち手の双方に重さがかかるように選択する。
3、 2に記載の手提げ袋において、肩掛けベルトを収納袋から取り外し可能とした。肩掛けベルトは、持ち手に直接取り付けても、あるいは収納袋に掛け具等を取り付け、掛け具を介して取り付けるようにしてもよい。
4、 収納部に肩掛けベルトを設けたショルダーバッグであり、長手方向に弾性伸縮可能な持ち手を収納部に取り付け、肩掛けベルトを肩に掛けた状態で持ち手による把持を可能としたショルダーバッグ。肩掛けベルトは基本的に長手方向に弾性伸縮しないが、してもよい。肩掛けベルトと持ち手の長さは、肩掛けベルトと持ち手の双方に重さがかかるように選択する。
5、 4に記載のショルダーバッグにおいて、持ち手を収納部から取り外し可能とした。持ち手は肩掛けベルトの取り付け金具などに直接取り付けても、あるいは収納部に掛け具等を取り付け、掛け具を介して収納部に取り付けるようにしてもよい。
6、 長手方向に弾性伸縮可能な肩掛けベルトであり、被搬送物に取り付け、被搬送物を手で把持した状態で、首、もしくは肩から被搬送物を吊り上げ可能とした肩掛けベルト。
7、1、2、3、6の肩掛けベルトにおいて、両肩に掛けた左右の肩掛けベルトを互いに連結可能とした。左右の肩掛けベルトを連結する連結手段は、通常のベルトや紐でよく、基本的には長手方向への弾性伸縮性は備えておらず、また取り外し可能である。尚、伸縮性を若干有していてもよい。
持ち手を把持した状態で肩に肩掛けベルトを掛けると、持ち手、あるいは肩掛けベルトが荷物の重さで伸び、肩と手の双方に荷物の重さがかかる。したがって手の力を加減することなく荷物の重さが分散され、肩と手のいずれか一方に全てかかるのでなく、腕を下方に延ばした状態で荷物を持っていても、手への負担を軽くでき、重い荷物を楽に搬送できる。
荷物が搬送中に上下に揺れた場合でも、肩掛けベルトや持ち手が荷物の揺れに応じて長手方向に弾性伸縮するので、荷物の重さは常に肩や手にかけておかれ、しかも揺れによる衝撃が肩や手にかかることがなく、手提げ袋やショルダーバッグなどに入れた重い荷物を楽に搬送できる。
肩掛けベルトが適度に伸び、手提げ袋に入れた荷物の重さを持ち手と肩掛けベルトの双方に分散させ、楽に持ち運ぶことができる。
持ち手が適度に伸び、ショルダーバッグに入れた荷物の重さを肩掛けベルトと持ち手の双方に分散させ、楽に持ち運ぶことができる。
肩掛けベルトや持ち手の自然長を変えて、肩と手にかかる重さの割合を任意に設定できる。荷物を収納した箱に肩掛けベルトを取り付けることにより、箱を楽に搬送できる。
両肩に掛けた左右の肩掛けベルトを連結ベルトで連結すると、肩掛けベルトが押えられ、肩から外れにくくなる。また荷物を持ったときの左右のバランスが良好になる。
本発明にかかる搬送用具としての肩掛けベルト付き手提げ袋の一実施形態について説明する。
図1に手提げ袋2を示す。手提げ袋2は、袋本体4に持ち手6を備えた収納袋で、布製、合成樹脂製、皮革製など素材は問わない。持ち手6は、袋本体4の上部に一対取り付けてあり、伸縮性を備えていないものである。持ち手6には肩掛けベルト8が取り付けてある。
肩掛けベルト8は、ループ状のベルト10と、肩掛け部12と、フック14と、揺れ止め環16と、調整具18とから形成されている。
ベルト10は、ゴムなどの弾性伸縮する素材からなり、環状に形成してある。肩掛け部12は中心にベルト10が通してあり、肩掛けベルト8を肩に掛けた際ベルト10が肩に食い込まない程度の形状保持性を有するゴム板、皮革、布などからなり、肩に直接触れる裏面には滑り止めの処理がなされている。
フック14は、手提げ袋2の持ち手6を掛ける環状の掛け具であり、一部が開閉されるようにしてある。尚フック14はU字状で、上方が常に開放されていてもよい。揺れ止め環16は腕を通すことが可能な太さの環状のベルトで、弾性素材でも弾性を有さない素材でもよく、ベルト10が通してある。
次に手提げ袋2の使用方法について説明する。
荷物を入れた手提げ袋2の持ち手6にフック14を取り付け、肩掛けベルト8を連結させる。持ち手6を手で握り、そして肩掛け部12を肩に掛ける。腕は特に曲げることなく手提げ袋2の持ち手6を手で握った状態で下に下げたままとすると、ベルト10が荷物の重さで伸びその伸ばされた分の張力で持ち手6が引き上げられるので、手提げ袋2が肩掛けベルト8で吊り上げられる。
したがって、荷物の重さが手と肩の双方にかかり、手にかかる荷物の重さが分散され、重さが少なくなって手の負担が軽減される。また荷物を持って歩き荷物が上下に揺れた場合でも、荷物の上下の揺れに対応してベルト10が伸縮することから、肩へは常に荷重がかかり、歩いている最中でも手への負担を軽減できる。更に荷物を持って駆け荷物が上下に大きく揺れた場合でも、持ち手6を離したり、ベルト10が肩から浮くようなことがなく、揺れによる衝撃が手や肩に加えられない。
次に他の例を説明する。この例は上記例と異なり、ベルト10を伸縮性のない素材から形成し、手提げ袋2の持ち手6を弾性伸縮する素材から形成した。このように構成しても、肩と手の双方で手提げ袋2の荷物を負担することができる。この場合手提げ袋2は、ショルダーバッグとしての機能が主なものとなり、持ち手6は補助的な役割となる。
更に、持ち手6とベルト10の双方に弾性伸縮性を付与してもよい。
また肩掛けベルト8を図3に示すように左右の肩に掛け、それぞれに手提げ袋2を吊り下げてもよい。すると左右のバランスがとれ、無理なく荷物を持った状態で歩行できる。
この場合には、胸側、あるいは背中側に左右の肩掛けベルト8を連結ベルト20で連結すると、肩掛けベルト8が肩から外れることを効果的に防止できる。連結ベルト20は肩掛けベルト8から取り外し可能とし、連結を外して肩掛けベルト8を単独で使用できるようにする。
更に肩掛けベルト8は、荷物を収納した収納箱に取り付けたり、収納箱の外側に掛けたロープに取り付け、収納箱を持って搬送する場合などに用いてもよい。すると例えば収納箱の底や取っ手などを手で持つとともに肩掛けベルト8で肩や首から吊り下げることができる。しかも箱を持つ位置が上下した場合でもベルト10が伸縮して収納箱を常に吊り下げておくことができ、重い収納箱を楽に運搬できる。
また、肩掛け部12を網状の材質から形成し、その肩掛け部12の両側にベルト10を連結させるようにしてもよい。肩掛け部12は滑り止めの機能を有していればよく、弾性伸縮は必ずしも必要としない。
更にベルト10に設けた調整具18により、ベルト10全体の自然長を変更すると、体格に差がある場合や荷物の重量が異なるときでも、手で荷物を持ったときのベルト10の伸びを適度に設定でき、肩と手にかかる重さを常に所望の割合にすることができる。
尚ベルト10はゴム製に限らず、布製など伸縮性のない素材に金属製スプリング等を中間に連結し、金属製スプリングで長手方向の弾性伸縮を行なわせるようにしてもよい。
更に、長手方向に弾性伸縮する肩掛けベルト8のみを用いてもよい。すると荷物を持ったときに楽に感じられ、また歩いた際の振動が肩掛けベルト8で吸収され、荷物を楽に搬送できる。
本発明にかかる肩掛けベルトをつけた手提げ袋を示す正面図である。 本発明にかかる肩掛けベルトをつけた手提げ袋を示す側面図である。 使用状態を示す図である。
符号の説明
2 手提げ袋
4 袋本体
6 持ち手
8 肩掛けベルト
10 ベルト
12 肩掛け部
14 フック
16 揺れ止め環
18 調整具
20 連結ベルト

Claims (6)

  1. 収納部本体に持ち手と肩掛けベルトとを備え、前記持ち手と前記肩掛けベルトの少なくとも一方を長手方向に弾性伸縮可能に形成した搬送用具。
  2. 収納袋本体に持ち手を設けた手提げ袋であり、長手方向に弾性伸縮可能な肩掛けベルトを取り付け、前記持ち手を把持した状態で前記肩掛けベルトによる肩掛けを可能とした手提げ袋。
  3. 肩掛けベルトを取り外し可能とした請求項2に記載の手提げ袋。
  4. 収納部本体に肩掛けベルトを設けたショルダーバッグであり、長手方向に弾性伸縮可能な持ち手を取り付け、前記肩掛けベルトを肩に掛けた状態で前記持ち手による把持を可能としたショルダーバッグ。
  5. 持ち手を取り外し可能とした請求項4に記載のショルダーバッグ。
  6. 長手方向に弾性伸縮可能な肩掛けベルトであり、被搬送物に取り付け、該被搬送物を手で把持した状態で、首、もしくは肩から該被搬送物を吊り下げる肩掛けベルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009057231A1 (ja) * 2007-11-01 2009-05-07 Atsushi Matsubara 携帯電話機保持具
JP2009114553A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Atsushi Matsubara 携帯電話機保持部を備えた衣類

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