JP2006326065A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の識別情報が変動表示された後に停止表示された時、複数の入賞ラインのうち、有効化されたいずれかの入賞ライン上に停止表示された複数の識別情報の停止表示態様が入賞態様であった場合に、その入賞態様に応じた数の遊技媒体が遊技者に払い出される遊技機であって、1の遊技に対するベット数を設定する設定手段と、識別情報の変動表示と停止表示とを行う変動表示手段と、変動表示する識別情報が停止表示されるまでの期間内に追加ベットを行うか否かを決定するための抽選を行う抽選手段と、追加ベットを行うと決定した場合、抽選結果に応じた、遊技媒体の払い出しに関する制御処理を実行する処理手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
【選択図】 図18
Description
(1) 複数の識別情報が変動表示された後に停止表示され、複数の識別情報の停止表示態様が予め定められた入賞態様であった場合に、その入賞態様に応じた数の遊技媒体が遊技者に対して払い出される遊技機であって、
1の遊技に対する遊技媒体のベット数を設定する設定手段と、
複数の識別情報の変動表示と停止表示とを行う変動表示手段と、
変動表示する複数の識別情報が停止表示されるまでの期間内に、遊技媒体を追加投入することなく上記設定手段により設定されたベット数を増加させる追加ベットを行うか否かを決定するための抽選を行う抽選手段と、
上記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、抽選結果に応じた、遊技媒体の払い出しに関する制御処理を実行する処理手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。
(2) 上記(1)の遊技機であって、
各入賞態様に対する遊技媒体の払出数を決定するための配当データを複数記憶する配当データ記憶手段
を備え、
上記処理手段は、上記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、上記配当データ記憶手段に記憶された複数の配当データのなかから、上記抽選手段による抽選結果に応じた配当データを選択することを特徴とする。
(3) 上記(1)の遊技機であって、
複数の識別情報が変動表示された後に停止表示された時、複数の入賞ラインのうち、有効化されたいずれかの入賞ライン上に停止表示された複数の識別情報の停止表示態様が予め定められた入賞態様であった場合に、その入賞態様に応じた数の遊技媒体が遊技者に対して払い出される遊技機であり、
複数の入賞ラインのうち、上記設定手段により設定されたベット数に応じた入賞ラインを有効化する有効化手段
を備え、
上記処理手段は、上記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、該追加ベットに応じて、有効化されていない入賞ラインを有効化する処理を行うことを特徴とする。
(4) 上記(1)の遊技機であって、
上記処理手段は、上記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、抽選結果に応じた数の遊技媒体を払い出すことを特徴とする。
(5) 上記(2)の遊技機であって、
上記配当データ記憶手段は、上記設定手段により設定された遊技媒体のベット数が、設定可能なベット数の上限値を示す最大ベット数である場合にのみ選択される最大配当データを記憶しており、
上記処理手段は、上記抽選手段が追加ベットを行うと決定した際に、上記設定手段により最大ベット数が設定されている場合、最大配当データを選択することを特徴とする。
(6) 上記(3)の遊技機であって、
上記処理手段は、上記抽選手段が追加ベットを行うと決定した際に、上記設定手段により最大ベット数が設定されている場合、上記設定手段により設定された遊技媒体のベット数が、最大ベット数である場合にのみ有効化される入賞ラインを有効化する制御処理を行うことを特徴とする。
(7) 上記(1)〜(6)のいずれか1の遊技機であって、
上記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、抽選結果を報知する報知手段
を備えたことを特徴とする。
(8) 上記(5)又は(7)の遊技機であって、
遊技媒体を払い出す払出手段と、
上記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、抽選結果を報知する報知手段と
を備え、
上記報知手段は、変動表示する複数の識別情報が停止表示された後に抽選結果を報知し、
上記払出手段は、上記報知手段が抽選結果を報知した後に遊技媒体を払い出すことを特徴とする。
第1実施形態に係るスロットマシンは、所謂ビデオリールを用いたスロットマシンであり、変動表示するリール帯が停止表示されるまでの間にコインを追加投入することなくベット数を増加させる追加ベットを行うか否かを決定するための抽選を行う追加ベット機能を有するスロットマシンである。本実施形態では、追加ベットに当選することにより、追加ベット数に応じて、入賞した場合に払い出されるコインの配当が異なる場合について説明する。
具体的には、図2に示すように、可変表示部21乃至25は、第1停止表示領域211、221、231、241、251と第2停止表示領域212、222、232、242、252と第3停止表示領域213、223、233、243、253にそれぞれ区分されており、これらの各停止表示領域211〜213、221〜223、231〜233、241〜243、251〜253に後述の内部抽選による抽選結果に基づいて所定の図柄がそれそれ停止表示される。
尚、ここでは、上記20本の入賞ラインのうち、後述の各ベットボタン(BET1 PER LINEボタン33、BET3 PER LINEボタン34、BET5 PER LINEボタン35)の操作に基づいて有効化された入賞ラインを、「有効入賞ライン」という。
下部液晶ディスプレイ4は、変動表示手段として機能するものである。本発明において、変動表示手段としては、液晶ディスプレイのように、識別情報の変動表示と停止表示とを画像により電子的に行うものに限定されず、例えば、識別情報の変動表示と停止表示とを回転リール等により機械的に行うものであってもよい。
GAME RULESボタン32は、ゲームの操作方法等が不明な場合に押下されるボタンであり、GAME RULESボタン32が押下されると、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に各種のヘルプ情報が表示される。かかるGAME RULESボタン32には、GAME RULESスイッチ46が付設されており、GAME RULESボタン32の押下に基づきGAME RULESスイッチ46からスイッチ信号がCPU50に出力される(図5参照)。
従って、BET1 PER LINEボタン33、BET3 PER LINEボタン34、BET5 PER LINEボタン35の押下により、有効入賞ラインの1ライン毎にベットされるベット数が決定する。
GAMBLE RESERVEボタン40には、GAMBLE・RESERVEスイッチ48が付設されており、その押下に基づきGAMBLE・RESERVEスイッチ48からスイッチ信号がCPU50に出力される(図5参照)。
なお、1回の遊技とは、現在の所有クレジットに基づいてベット操作を行い、図柄が変動及び停止表示され、停止表示された図柄の組合せに応じた各種処理(ボーナスゲーム処理や払出処理等)が行われるまでの一連の動作をいう。
尚、第1リール帯111乃至第5リール帯115で示された図柄の列の画像を形成するためのドットデータは画像ROM82に格納されている(図6参照)。
また、「SARDINE」は、所謂スキャッターシンボルであり、有効入賞ラインに関係なく、可変表示部21乃至25であわせて所定数(第1実施形態においては3つ)停止表示されると、予め定められたクレジット数が遊技者の所有するクレジットとして追加される(図8参照)。更に、後述するように、「SARDINE」はボーナスゲームに移行するためのボーナスゲーム移行シンボルでもあり、有効入賞ラインに関係なく、可変表示部21乃至25であわせて所定数(第1実施形態においては5つ)停止表示された場合に、ボーナスゲームに移行することができるものである。また、「WILD」は「SARDINE」(スキャッターシンボル)以外の図柄の代わりとなる所謂ワイルドシンボルである。
更に、前記各図柄の複数種類の組合せに基づき各種の当選役(図8参照)が予め設定されており、当選役に対応する図柄の組合せが有効入賞ライン上で停止した際に、当選役に応じて配当がクレジットに加算される。また、入賞ラインに関係なく「SARDINE」が所定数同時に停止表示された場合にはボーナスゲームに移行する。
図5において、スロットマシン1の制御系は、基本的に、CPU50を核として構成されており、CPU50にはROM51及びRAM52が接続されている。ROM51は、後述するメイン処理プログラム、通常ゲーム処理プログラム、ボーナスゲーム処理プログラム、確変モード処理プログラム、停止表示図柄を抽選するための図柄抽選テーブル、各入賞態様に対するメダルの払出数が定められた複数種類の配当テーブル(図8参照)、確変モードが開始されるか否かを決定する確変移行抽選テーブル(図9参照)、確変モードである場合に1ゲーム終了する毎に確変モードが終了するか否かを決定する確変終了抽選テーブル(図10参照)、追加ベットを行うか否かを決定する追加ベット抽選テーブル(図13参照)、演出時においてスピーカより出力される各キャラクタの音声データ、その他スロットマシン1の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。
また、CPU50には、払出完了信号回路72を介してコイン検出部73が接続されている。コイン検出部73はコイン払出口15の内部に配置されており、コイン払出口15から所定枚数のコインが払い出されたことを検出した場合には、コイン検出部73からコイン払出検出信号が払出完了信号回路72に出力され、これに基づき払出完了信号回路72は、CPU50に対して払出完了信号を出力する。更に、CPU50には、液晶駆動回路74を介して上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4が接続されており、CPU50により、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4を制御している。
画像制御CPU83は、CPU50で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM81内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM82内に予め記憶されたドットデータの中から上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に表示する画像の決定を行うものである。また、ワークRAM84は、前記画像制御プログラムを画像制御CPU83で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、VDP85は、画像制御CPU83で決定された表示内容に応じた画像を形成し、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に出力するものである。これにより、例えば、リール帯111乃至115で示された図柄の列などが、下部液晶ディスプレイ4(又は可変表示部21乃至25)でスクロール表示される。尚、ビデオRAM86は、VDP85で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
そして、CPU50は、ゲームスタート時に各可変表示部21乃至25毎に対応するように5つの乱数値を、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングし、各可変表示部21乃至25毎に第2停止表示領域212、222、232、242、252に停止する図柄を決定する(例えば、サンプリングされた乱数値が「9」である場合には、コードNo.の「09」に割り当てられた「FISH」の図柄(魚)を第2停止表示領域に停止表示させる)。
図8(a)は、追加ベットがない場合の配当テーブル(配当テーブルA)を示す図であり、(b)は、1ベット追加されている場合の配当テーブル(配当テーブルB)を示す図であり、(c)は、2ベット追加されている場合の配当テーブル(配当テーブルC)を示す図であり、(d)は、3ベット追加されている場合の配当テーブル(配当テーブルD)を示す図である。
なお、図8に示す配当テーブルは、追加ベットされる前のベット数が「5」である場合の配当を示している。従って、追加ベットされる前のベット数が「5」である場合には、図8に示す配当の値がクレジットに加算される。しかし、追加ベットされる前のベット数が「5」以外である場合、すなわち、ベット数がN(N:4以下の自然数)である場合には、図8に示す配当の値に、N/5を乗じたものがクレジットに加算される。
詳しくは後述するが、配当テーブルDは、ベット数が、マックスベット(第1実施形態では5)である場合にのみ選択され得る。配当テーブルDは、本発明における最大配当データに相当するものである。
ボーナスゲームとは、通常ゲーム中に特定の条件を満たすことによって開始されるゲームであり、一般に遊技者に有利なゲームとなっている場合が多い。ここでは、ボーナスゲームに移行すると、クレジット等をベットすることなく、ボーナスゲーム移行時の抽選結果に応じて15〜25ゲーム連続してゲームが自動的に行われる(所謂フリーゲーム)。
具体的には、乱数値が「0」〜「8」である場合には確変モードへと移行せずゲームを継続する。一方、乱数値が「9」である場合には現在のゲームが終了した後に確変モードへと移行する。そして、確変モードへと移行すると次回のゲーム(ここで、1ゲームとは、可変表示部21乃至25においてそれぞれ図柄が確変表示を開始し、その後、停止表示されるまでのことを言う)から所定の終了条件を満たすまで、当選役に入賞する確率が通常より高くなる。
まず、(1)確変モード中において入賞ラインに関係なく「SARDINE」の図柄が3つ同時に停止表示された場合、(2)有効入賞ライン上に「WILD」の図柄が5つ停止した場合の各条件は、可変表示部に21〜25に停止表示される図柄によってその条件を充足する。そして、CPU50は、図柄が停止表示されたことを判断して、確変モードを現在のゲームが終了した後に終了する。
尚、各カウンタ値はRAM52において累積的にカウントされる。カウンタとしては、現在スロットマシン1が確変モードである場合において確変モード移行後に当選役に当選した回数を記憶する当選役カウンタ、現在の遊技者が遊技開始後から獲得したクレジットを記憶する全獲得クレジットカウンタ、確変モードである場合において確変モード移行後から獲得したクレジットを記憶する確変モード獲得クレジットカウンタ、現在の遊技者が遊技開始後から行ったゲーム数を記憶する全ゲーム数カウンタ、確変モードである場合において確変モード移行後から行ったゲーム数を記憶する確変モードゲーム数カウンタ等が挙げられる。
そして、CPU50は、RAM52に記憶されたカウンタ値が予め定められた値に達したことを判断して、確変モードを現在のゲームが終了した後に終了する。
図10に示すように確変終了抽選テーブル51Cは、確変モード時において1ゲーム終了毎にサンプリング回路56によりサンプリングされた「0」〜「9」の乱数値に基づいて抽選する抽選テーブルである。そして、得られた乱数値に基づいて確変モードが継続して行われるか、確変モードが終了するかがCPU50によって判断される。具体的には、サンプリングされた乱数値が「0」〜「8」である場合には確変モードを継続する。一方、サンプリングされた乱数値が「9」である場合には確変モードを現在のゲームが終了した後に終了する。
図13(a)に示すように、追加ベット抽選テーブルAにおいては、乱数値「0」〜「8」である場合には、追加ベットを行わない。一方、乱数値「9」〜「12」である場合には、ベット数を1追加する。また、乱数値「13」、「14」である場合には、ベット数を2追加する。また、乱数値「15」である場合には、ベット数を3追加する。
一方、図13(b)に示すように、追加ベット抽選テーブルBにおいては、乱数値「0」〜「8」である場合には、追加ベットを行わない。一方、乱数値「9」〜「12」である場合には、ベット数を1追加する。また、乱数値「13」〜「15」である場合には、ベット数を2追加する。
このように、追加ベット抽選テーブルAが参照された場合には、ベット数が3追加されることがあるが、追加ベット抽選テーブルBが参照された場合には、ベット数が3追加されることはない。すなわち、マックスベットで遊技が実行されているときにのみ、3ベット追加される場合があることとなる。
尚、ここで、ボーナスゲームに当選した場合(「SARDIN」の図柄(鰯)が、可変表示部21乃至25において、有効入賞ラインに関係なく、同時に5つ停止表示した場合)には、通常ゲームが今回の終了した後に後述のボーナスゲームが行われる(図20参照)。
S6では、通常ゲーム処理又はボーナスゲーム処理において加算されたクレジット等(S35、S58参照)に基づいて払い出しを行い、当該メイン処理プログラムを終了する。
図15は、第1実施形態に係るスロットマシンにおけるスタート受付処理プログラムのフローチャートである。
尚、S13の判断処理においては、それらの操作信号だけではなく、その他の入力信号をもって判断してもよい。
S13の処理においてCPU50は、1の遊技に対するコインのベット数を設定する設定手段として機能するとともに、ベット数に応じた入賞ラインを有効化する有効化手段として機能する。
なお、スロットマシン1が確変モード中である場合には前記したように第1リール帯101に代わって第6リール帯106(図12参照)よって可変表示部21の図柄が変動及び停止表示される。そして、第1リール帯101と第6リール帯106とは、含まれる図柄が異なる(第6リール帯106のほうが「WILD」と「SARDINE」の図柄が多く含まれる)ように設定されているので、当選役に当選する確率が異なる(確変モード時のほうが当選役に当選する確率が高い)こととなる。
さらに、現在スロットマシン1が確変モードである場合にはそれに加えて、確変モード移行後に役に当選した回数がカウントされ、当選役カウンタにそのカウント値が記憶される。また、確変モード移行後から獲得したクレジットがカウントされ記憶される。また、確変モード移行後から行ったゲーム数がカウントされ記憶される。
第1実施形態においては、各可変表示部21乃至25における停止表示態様が入賞態様であると判断し、停止表示態様が入賞態様であると判断した場合に、入賞態様に応じた払出数を決定する場合について説明したが、停止表示態様が入賞態様であるか否かについて個別の判断を行わずに、停止表示態様に応じた払出数を決定することとしてもよい。また、上記処理においてメダルを払い出すとき、ホッパー駆動回路70、ホッパー71、払出完了信号回路72及びコイン検出部73は、払出手段として機能する。一方、クレジットとして払い出すときには、CPU50は、払出手段として機能する。
また、追加ベット抽選テーブルB(S43参照)が選択されているとき、サンプリングされた乱数値が「0」〜「8」である場合には追加ベットを行わず配当テーブルA(図8参照)を選択する。また、サンプリングされた乱数値が「9」〜「12」である場合には1ベット追加し配当テーブルB(図8参照)を選択する。また、サンプリングされた乱数値が「13」〜「15」である場合には2ベット追加し配当テーブルC(図8参照)を選択する。S45において、CPU50は、抽選結果に応じた配当データを選択する処理手段として機能する。
そして、係るS45の処理の後は、前記通常ゲーム処理プログラムに戻って、S33の停止制御処理に進む。
なお、本実施形態では、追加ベット抽選の結果に応じた配当テーブルが選択される場合について説明するが、本発明では、例えば、追加ベット抽選の結果、追加ベットを行うと決定された場合には、抽選結果に応じた数のメダル(遊技媒体)を払い出すこととしてもよい。また、遊技者の選択により、配当テーブルの選択による特典を受けるか、メダルの払い出しによる特典を受けるかを決定することができることとしてもよい。このように構成することにより、遊技者に対して、リールの停止表示態様とは別の特別な特典を獲得することができるといった面白さを享受することが可能となるからである。
第1リール帯101と比較してWILD」の図柄(英字)と、「SARDINE」の図柄(鰯)が多く含まれているので、図8に示すいずれかの当選役の組合せとなる確率が上昇する。従って、確変モードへと移行することによって遊技者は同じベット数で通常より多数の配当を得ることができる(ペイアウト率がアップする)。その後、確変モード切り替え処理を終了する。
一方、確変モードへと移行しないと判断された場合(S63:NO)には、当該確変モード切り替え処理を終了する。
具体的には、(1)、(2)の終了条件は、前記S22又はS43において判定された当選役に基づいて判断される。また、(3)〜(7)の終了条件は、RAM52の当選役カウンタ、全獲得クレジットカウンタ、確変モード獲得クレジットカウンタ、全ゲーム数カウンタ、確変モード数カウンタにそれぞれ記憶されたカウント値により判断される。また、(8)の終了条件は、前記S66において実行された抽選に基づいて判断される。
なお、スロットマシン1が確変モード中である場合には前記したように第1リール帯101に代わって第6リール帯106(図13参照)よって可変表示部21の図柄が変動及び停止表示される。そして、第1リール帯101と第6リール帯106とは、含まれる図柄が異なる(第6リール帯106のほうが「WILD」と「SARDINE」の図柄が多く含まれる)ように設定されているので、当選役に当選する確率が異なる(確変モード時のほうが当選役に当選する確率が高い)こととなる。
さらに、現在スロットマシン1が確変モードである場合にはそれに加えて、確変モード移行後に役に当選した回数がカウントされ、当選役カウンタにそのカウント値が記憶される。また、確変モード移行後から獲得したクレジットがカウントされ記憶される。また、確変モード移行後から行ったゲーム数かカウントされ記憶される。
図21(a)は、リール帯が停止表示された時に下部液晶ディスプレイに表示される画像を示す正面図であり、図21(b)は、図21(a)に示す画像が表示された後(例えば、2秒後)に下部液晶ディスプレイに表示される画像を示す正面図である。
例えば、S33(図17参照)において、図21(a)に示すように入賞ラインL1上に「A」が5つ停止表示された場合、追加ベット抽選(図17、S32参照)に当選(図21では、3ベット追加に当選)しているなら、停止表示の後、所定期間経過後(例えば、2秒経過後)、図21(b)に示すように、「3ベット追加!!配当3倍!!」という表示が下部液晶ディスプレイに示される。
また、追加ベットを行うと決定した場合、複数の配当テーブルのなかから、抽選結果に応じた配当テーブルが選択されるため、選択された配当テーブルに基づく配当により遊技に対する期待感を増幅させるといったような面白さを遊技に追加することができる。
第2実施形態に係るスロットマシン1は、追加ベット数に応じて、有効化されていない入賞ラインを有効化する点、有効ライン数が25本である点以外は、第1実施形態に係るスロットマシン1と略同様の外観(図1〜図3参照)及び回路構成等(図6、図7参照)を有している。また、テーブルも、配当テーブル、追加ベット抽選テーブルを除いては第1実施形態に係るスロットマシン1と略同様であり、フローチャートも追加ベット処理を除いては第1実施形態に係るスロットマシン1と略同様である。
従って、以下では、配当テーブル、追加ベット抽選テーブル、追加ベット処理について説明し、それ以外については説明を省略することとする。なお、第1実施形態に係るスロットマシン1と対応する構成要素には同一の符号を付して説明することとする。
第2実施形態に係る各入賞ラインは、第1実施形態に係る入賞ラインL1〜入賞ラインL20に加えて入賞ラインL21〜入賞ラインL25がある。
第21の入賞ラインL21は、第1停止表示領域231と第2停止表示領域212,222,第3停止表示領域243,253で形成される。第22の入賞ラインL22は、221,241,第2停止表示領域212,第3停止表示領域233,253で形成される。第23の入賞ラインL23は、第1停止表示領域231,251,第2停止表示領域212,第3停止表示領域223,243で形成される。第24の入賞ラインL24は、第1停止表示領域211,231,第3停止表示領域223,243,253で形成される。第25の入賞ラインL25は、第1停止表示領域221,241,251,第3停止表示領域213,233で形成される。
なお、図22に示す配当テーブルは、追加ベットされる前のベット数が「5」である場合の配当を示している。従って、追加ベットされる前のベット数が「5」である場合には、図22に示す配当の値がクレジットに加算される。しかし、追加ベットされる前のベット数が「5」以外である場合、すなわち、ベット数がN(N:4以下の自然数)である場合には、図22に示す配当の値に、N/5を乗じたものがクレジットに加算される。
図23に示すように、追加ベット抽選テーブルにおいては、乱数値「0」〜「8」である場合には、追加ベットを行わない。一方、乱数値「9」〜「12」である場合には、ベット数を1追加する。また、乱数値「13」、「14」である場合には、ベット数を2追加する。また、乱数値「15」である場合には、ベット数を5追加する。
追加ベット処理においては、先ず、S90において追加ベットを行うか否かを抽選する追加ベット抽選を行う。追加ベット抽選処理では、追加ベット抽選テーブル(図23参照)を用いて、サンプリング回路56によりサンプリングされた「0」〜「15」の乱数値に基づいて抽選を行う。このとき、CPU50は、追加ベットを行うか否かを決定するための抽選を行う抽選手段として機能する。
一方、マックスベットで遊技が行われていないと判断した場合(S92:NO)、入賞ラインL1〜入賞ラインL20のなかから追加ベット数に応じた入賞ラインを有効化する(S94)。
S93、S94の処理において、CPU50は、追加ベットに応じて、有効化されていない入賞ラインを有効化する処理手段として機能する。特に、S93において、CPU50は、ベット数が、最大ベット数である場合にのみ有効化される入賞ラインを有効化する制御処理を行う処理手段として機能する。
S93又はS94の処理の後、通常ゲーム処理プログラムに戻って、S33の停止制御処理に進み、リール帯が入賞態様で停止表示された場合には、図22に示した配当テーブルが参照されることにより、配当に相当するクレジット等が払い出されることとなる。
また、追加ベットを行うと決定した際に、最大ベット数が設定されている場合、すなわちマックスベットで遊技が行われている場合、最大ベット数である場合にのみ有効化される入賞ライン(入賞ラインL21〜入賞ラインL25)が有効化される。従って、遊技者がマックスベットを行わない遊技に終始してしまうといった恐れを回避することができる。
第1実施形態)、及び、追加ベット数に応じて、有効化されていない入賞ラインを有効化する制御処理を実行する場合(第2実施形態)、について説明したが、本発明はこの例に限定されず、追加ベット数に応じて、遊技者に払い出される遊技媒体の数が変化し得る制御処理が実行されればよい。
3 上部液晶ディスプレイ
4 下部液晶ディスプレイ
5(5L、5R) スピーカ
21〜25 可変表示部
50 CPU
51 ROM
51D 配当テーブル
51E 追加ベット抽選テーブル
52 RAM
83 画像制御CPU
Claims (8)
- 複数の識別情報が変動表示された後に停止表示され、複数の識別情報の停止表示態様が予め定められた入賞態様であった場合に、その入賞態様に応じた数の遊技媒体が遊技者に対して払い出される遊技機であって、
1の遊技に対する遊技媒体のベット数を設定する設定手段と、
複数の識別情報の変動表示と停止表示とを行う変動表示手段と、
変動表示する複数の識別情報が停止表示されるまでの期間内に、遊技媒体を追加投入することなく前記設定手段により設定されたベット数を増加させる追加ベットを行うか否かを決定するための抽選を行う抽選手段と、
前記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、抽選結果に応じた、遊技媒体の払い出しに関する制御処理を実行する処理手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 各入賞態様に対する遊技媒体の払出数を決定するための配当データを複数記憶する配当データ記憶手段
を備え、
前記処理手段は、前記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、前記配当データ記憶手段に記憶された複数の配当データのなかから、前記抽選手段による抽選結果に応じた配当データを選択することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 複数の識別情報が変動表示された後に停止表示された時、複数の入賞ラインのうち、有効化されたいずれかの入賞ライン上に停止表示された複数の識別情報の停止表示態様が予め定められた入賞態様であった場合に、その入賞態様に応じた数の遊技媒体が遊技者に対して払い出される遊技機であり、
複数の入賞ラインのうち、前記設定手段により設定されたベット数に応じた入賞ラインを有効化する有効化手段
を備え、
前記処理手段は、前記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、該追加ベットに応じて、有効化されていない入賞ラインを有効化する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記処理手段は、前記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、抽選結果に応じた数の遊技媒体を払い出すことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記配当データ記憶手段は、前記設定手段により設定された遊技媒体のベット数が、設定可能なベット数の上限値を示す最大ベット数である場合にのみ選択される最大配当データを記憶しており、
前記処理手段は、前記抽選手段が追加ベットを行うと決定した際に、前記設定手段により最大ベット数が設定されている場合、最大配当データを選択することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記処理手段は、前記抽選手段が追加ベットを行うと決定した際に、前記設定手段により最大ベット数が設定されている場合、前記設定手段により設定された遊技媒体のベット数が、最大ベット数である場合にのみ有効化される入賞ラインを有効化する制御処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
- 前記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、抽選結果を報知する報知手段
を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の遊技機。 - 遊技媒体を払い出す払出手段と、
前記抽選手段が追加ベットを行うと決定した場合、抽選結果を報知する報知手段と
を備え、
前記報知手段は、変動表示する複数の識別情報が停止表示された後に抽選結果を報知し、
前記払出手段は、前記報知手段が抽選結果を報知した後に遊技媒体を払い出すことを特徴とする請求項5又は7に記載の遊技機。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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