JP2006325473A - 十割そば麺およびその製造法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 十割そばの風味、味覚が良好になり、しかも熱湯による茹で時間を短縮することができる十割そば麺、および、その製造法を提供する。
【解決手段】 十割そば麺の構造を、麺線方向に沿って凹溝が成形されている構造とし、また、上記そば麺の製造法は、十割そば生地を塊状とし、塊状のそば生地を多数の麺線成形孔を有する麺線成型器に投入し、押出手段によりそば生地を押出して麺線とする課程で麺線方向に沿って凹溝が成形されるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、十割そば麺およびその製造法係り、詳しくは麺線方向に沿って凹溝が成形されている構造の十割そば麺、および、このような構造を有する十割そば麺の製造法に係るものである。
一般に、そば粉を使って生そばとなるそば麺を製造するに当たっては、手作業により、そば粉を水で混練してそば生地を作り、このそば生地を薄く圧延してから紐状に切出してそば麺とする手打ちによる方法が古くから行われており、その後、混練、圧延、切断等の各工程を機械化した製麺機、あるいはそば生地をノズルから押出して麺線とする押出し式製麺機等が開発されて広く使用されている。
ところが、手打ちによる場合でも、機械化された方法による場合でも、そば粉だけを水で混練してそば生地を作ったときは、そば生地に粘りが少くなり、このようなそば生地を薄く圧延して紐状に切出すと、麺線が短く切断し易くなるという不都合がある。このため、生そばとして供するそば麺とするためには、所謂「つなぎ」を入れてそば生地を作る必要があった。
「つなぎ」には通常は小麦粉が使用されるが、「変りそば」の場合には、やまいも、鶏卵等も使用される。そして「つなぎ」の量により、そば粉9割、小麦粉1割のものを一九そば、そば粉8割、小麦粉2割のものを二八そば、そば粉5割、小麦粉5割のものを同割りそば等と呼ばれている。
ところで、最近はそば愛好家の間で、純粋なそばの風味、味覚を満喫したいという贅沢嗜好から、混じりけのないそば粉だけを使用した所謂十割そばが要望されているが、十割そばを従来方法で作ったのでは、上述したように、麺線が短く切断し易くなって舌触りが良好でなく、風味、味覚の点でもそば愛好家の要望に応える事ができなかった。
本発明は、上記のような実情に鑑み、全く新規な構想により創作されたものであって、そば粉だけを使用した十割そばであっても、麺線が短く切断し易くならず、しかも舌触りが良好になって、そば特有の風味、味覚を充分に引き出すことができて、そば愛好家の要望に応えることができる十割そば麺、および、その製造法を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するため、本発明が講じた技術的手段は、十割そば生地から成形されるそば麺を、成形される過程でその麺線方向に沿って凹溝が成形されていることを特長とするものである。
また、麺線方向に凹溝が成形されている十割そば麺の製造法として本発明が講じた技術的手段は、十割そば粉を水で混練してそば生地を塊状に成形する工程と、塊状のそば生地を、中空の筒状体の一端側に多数の麺線成形孔を貫設した麺線成形器に他端側から投入する工程と、麺線成形器に投入した塊状のそば生地を押出手段により麺線を得る過程で、麺線方向に凹溝を形成するようにしたことを特徴とするものである。
本発明は、上記のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏するものである。
本発明の十割そば麺は、その外周面に麺線方向に沿って凹溝が成形されている構造となっているので、十割そば麺の表面積が凹溝の無い従来のもの(例えば特開2003-284483号公報)に比べて大きくなって、そば麺を熱湯で茹でるときの茹で時間を短縮することができる。
また、表面積が従来のもより大きくなった十割そば麺は、混じりけのないそばの香りが大きな面積の全面から生ずるので、従来のものに比べてそば独特の風味が向上する。
また十割そば麺の外周面には麺線方向に沿って凹溝が成形されているので、舌触りが良好になり、さらに、この凹溝にそば汁がからまるので、そばの風味、味覚が一層向上して、純粋なそば独特の風味を満喫したいというそば愛好家の要望に応えることができる。
さらに、そば汁が十割そば麺に成形された凹溝にからまることから、必要なそば汁の量が少なくなり、塩分の摂りすぎを未然に防止できて健康上も優れた効果を奏する。
このような十割そば麺を製造するには、まず、混じりけのない十割そば粉を水で混練してそば生地を作り、このそば生地を所望する大きさの塊状に成形し、ついでこの塊状に成形したそば生地を、中空筒状体の一端側に多数の麺線成形孔を貫設して形成した麺線成形器に他端側から投入すれば、投入されたそば生地を、押出手段が麺線成形孔のある一端側へ押出すので、塊状のそば生地を麺線成形器に投入するのみで、そば生地から麺線を得る事ができる。
そして押出手段によりそば生地を押出す過程で麺線に凹溝が形成されるので、麺線方向に沿って凹溝の有る十割そば麺を、塊状としたそば生地の大きさに応じた量だけ自動的に製造することができる。
また塊状にしたそば生地の大きさを、一人前に見合った量としておけば、押出し成形されたそば麺を熱湯で茹でて水洗いし、そのまま供する事ができるので、小人数の客に対してでも、そば独特の風味を有する十割そばを迅速に供することができるものである。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1において、1は、所望する大きさの塊状としたそば生地Aを投入れて収納する麺線成形器であって、この麺線成形器1は中空の筒状体2で形成されている。
前記筒状体2はステンレス鋼で円筒状に形成されており、その内空部がそば生地Aを投入する収納部となっている。
また上記筒状体2の内空部には、押出手段を構成するピストン状の押圧体3が配設されており、図示しない駆動機構に連動して押圧体3が往復動するようになっており、この押圧体3により筒状体2に投入れ収納されているそば生地Aが矢印P方向に押圧されて押出される。なお押圧体3は手動式のものでも良い。
4は筒状体2の一端側に装着された麺線成形盤であって、この麺線成形盤4の全面に亘り多数の麺線成形孔5がその経緯方向に隣接して網目状に貫設されている。また上記麺線成形盤4は交換および点検、清掃等が容易なように着脱自在となっている。
上記麺線成形孔5は、図3の拡大断面図で示すように、押出手段3によってそば生地Aが押し込まれる成形始端側イが拡開状に形成され、そば生地Aが緬線となって押出される成形終端側ロが縮小状に形成されていて、拡開した成形始端側イに押込まれたそば生地Aは、麺線成形孔5を縮小した成形終端側ロに向かって通過する過程で、締め固められながら整然とした形状の麺線となって押し出されるようになっている。
そして麺線成形孔5の内面部には、図3の拡大断面図および図4の拡大平面図で示すように、突起6が形成されていて、図5で示すように、押出し形成された緬線体Bの外周面には、押出し成形過程で麺線の長手方向に沿った凹溝Cが自動的に形成されるようになっている。
なお突起6は一箇所に限定されるものではなく、複数箇所に設けて麺線体Bの外周面に複数の長溝Cを形成できるようにしたものでも良く、また押出し形成口5の形状、大きさも任意のもので良い。
なお図1には麺線成形盤4を筒状体1の一端側内周に嵌着して筒状体の外周から螺入した固定ボルトで着脱自在に取り付けたものが示されているが、これに限定されるものではなく、筒状体1に設けた取付け部に麺線成形盤4に設けた取付片を取付け螺子によって着脱自在に取付けても良い。
一部を切欠いた麺線成形器の側面図である。 麺線形成盤の平面図である。 麺線成形孔の拡大断面図である。 麺線成形孔の拡大平面図である。 麺線体の拡大斜視図である。
符号の説明
1 麺線成形器
2 筒状体
3 押出手段
4 麺線成形盤
5 麺線成形孔
6 突起
A そば生地
B そば麺
C 凹溝

Claims (2)

  1. 麺線方向に沿って凹溝が成形されていることを特徴とする十割そば麺。
  2. 十割そば粉を水で混練してそば生地を塊状に成形する工程と、塊状のそば生地を中空の筒状体の一端側に多数の麺線成形孔を貫設した麺線成形器に他端側から投入する工程と、麺線成形器に投入した塊状のそば生地を押出手段により麺線を得る過程で、麺線方向に凹溝を形成するようにしたことを特徴とする十割そば麺の製造法。
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