JP2006322271A - 地中構造物の構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小断面トンネル群の到達側に立坑を建設しなくとも延伸方向前面を塞ぐことが可能な地中構造物の構築方法を提供する。
【解決手段】 同一方向に向けて延伸される複数の小断面トンネル1,・・・の側面間を連結した小断面トンネル群100によって地山8を囲繞し、その囲繞された地山を掘削して構築する地中構造物の構築方法である。
そして、小断面トンネルを所定の位置まで掘削した後に、小断面トンネル群を構成する一部であって隣接する複数の小断面トンネルの掘削に使用されたシールド掘削機3を、対向する小断面トンネルに向けて放物線状に掘進させて曲線トンネル群40を形成し、曲線トンネル群の側面41,41と他の小断面トンネル1,・・・の先端との間の間隙を小断面トンネルを延伸して埋めることによって小断面トンネル群の開放面101を覆う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地中に大断面トンネル、地下備蓄施設又は地下駐車場などの地中構造物を構築する際の構築方法に関するものである。
従来、地中に大断面トンネルを構築する方法として、特許文献1に開示されているように、地山を複数の小断面トンネルで囲繞して大断面トンネルの外殻を形成した後に内部の地山を掘削する方法が知られている。
また、特許文献2では、大断面トンネルの外殻を、シールド掘削機を螺旋状に掘進させることによって構築する方法が開示されている。
特開2000−310100号公報 特開平3−96600号公報
しかしながら、前記した大断面トンネルの構築方法では、大断面トンネルの軸方向の両端を塞ぐために、両側に立坑を構築する必要がある。
この立坑の建設費及び工期は、トンネルの深度が深くなればなるほど嵩む上に、都心部においては立坑を建設する場所の用地買収などが難しく工事の着手が遅れる原因になるなどの問題がある。
そこで、本発明は、小断面トンネル群の到達側に立坑を建設しなくとも延伸方向前面を塞ぐことが可能な地中構造物の構築方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は、同一方向に向けて延伸される複数の小断面トンネルの側面間を連結した小断面トンネル群によって地山を囲繞し、その囲繞された地山を掘削して構築する地中構造物の構築方法において、前記小断面トンネルを所定の位置まで掘削した後に、前記小断面トンネル群を構成する一部であって隣接する複数の小断面トンネルの掘削に使用されたシールド掘削機を、対向する小断面トンネルに向けて放物線状に掘進させて曲線トンネル群を形成し、該曲線トンネル群の側面と他の小断面トンネルの先端との間の間隙を該小断面トンネルを延伸して埋めることによって前記小断面トンネル群の開放面を覆う地中構造物の構築方法であることを特徴とする。
また、同一方向に向けて延伸される複数の小断面トンネルの側面間を連結した小断面トンネル群によって地山を囲繞し、その囲繞された地山を掘削して構築する地中構造物の構築方法において、前記小断面トンネル群を構成する一部であって隣接する複数の小断面トンネルを所定の位置まで掘削した後に、該小断面トンネルの掘削に使用されたシールド掘削機を対向する小断面トンネルの掘削予定位置に向けて放物線状に掘進させて曲線トンネル群を形成し、前記掘削予定位置に到達後は向きを変えて小断面トンネルを構築して小断面トンネル群を形成すると共に、前記曲線トンネル群の側面と他の小断面トンネルの先端との間の間隙を該小断面トンネルを延伸して埋めることによって前記小断面トンネル群の開放面を覆う地中構造物の構築方法であることを特徴とする。
さらに、同一方向に向けて延伸される複数の小断面トンネルの側面間を連結した小断面トンネル群によって地山を囲繞し、その囲繞された地山を掘削して構築する地中構造物の構築方法において、前記小断面トンネル群を構成する一部であって隣接する複数の小断面トンネルの掘削にそれぞれ使用される親子型シールド掘削機の内部には前面から発進可能な子機が収容されており、前記小断面トンネルを所定の位置まで掘削した後に、前記子機を対向する小断面トンネルに向けて放物線状に掘進させて曲線トンネル群を形成し、該曲線トンネル群の側面と他の小断面トンネルの先端との間の間隙を該小断面トンネルを延伸して埋めることによって前記小断面トンネル群の開放面を覆う地中構造物の構築方法であることを特徴とする。
ここで、上記発明において、前記曲線トンネル群の側面まで延伸させる小断面トンネルの掘削には親子型シールド掘削機の子機を使用することができる。
また、前記子機によって形成されるトンネルの周囲の地山は地盤改良して隣接するトンネルと隙間なく連結させることができる。
このように構成された本発明の地中構造物の構築方法は、地中構造物の外殻を形成する複数の小断面トンネルの構築に使用するシールド掘削機によって前記小断面トンネル群の一方の開放面を塞ぐ。
このため、小断面トンネル群の延伸方向の到達側に地上から立坑を建設しなくてもよいので経済的である。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
図2に本実施の形態の地中構造物の構成を説明する模式図を示す。
本実施の形態の地中構造物の構築方法では、まず、図2に示すように地上から地中に向けて所定の深さの立坑5を構築し、その立坑5を利用して小断面トンネル群100を構築する。
すなわち、この立坑5から小断面トンネル1を掘削するシールド掘削機(図2には図示せず)を同一方向に向けて発進させて、複数の小断面トンネル1,・・・の側面間を連結した円筒状の小断面トンネル群100を形成する。
そして、この小断面トンネル群100の延伸方向の端部、言い換えると立坑5の反対側の端部(図4の開放面101参照)には、ドーム状の蓋部2を構築して小断面トンネル群100の両端をこの蓋部2と立坑5で塞ぎ、小断面トンネル群100によって囲繞される地山8を掘削することで地中構造物を構築する。
この蓋部2を前方からみた正面図を図1に示す。
この蓋部2の外縁には、複数の小断面トンネル1,・・・の側面間を連結して形成された小断面トンネル群100によって地中構造物の外殻が形成されている。
この小断面トンネル群100の構築方法について、図3に4通りの方法を示した。
まず、図3(a)に示す方法では、最初に構築した断面視円形の小断面トンネル1Aの両側面に、円形の一部が欠損した月形の小断面トンネル1B,1Bを構築し、さらにその両側に月形の小断面トンネル1C,1Cを構築するという工程を繰り返して連結をおこなう。
また、図3(b)の方法では、最初に構築した断面視円形の小断面トンネル1Dの両側面に、円形の両側が欠損した分銅形の小断面トンネル1E,1Eを構築し、さらにその両側に円形の小断面トンネル1F,1Fを構築するという工程を繰り返して連結をおこなう。
さらに、図3(c)の方法では、最初に遮蔽板1a,1aで両側を仕切られた断面視分銅形の鋼管を地中に推進させて小断面トンネル1Gを構築し、その両側面に円形の一部が欠損した月形の小断面トンネル1H,1Hを構築し、さらにその両側に月形の小断面トンネル1J,1Jを構築するという工程を繰り返して連結をおこなう。
そして、図3(d)の方法では、シールドトンネル1cの外周に地盤改良部1bを設け、その地盤改良部1bを重ね合わせて小断面トンネル1K,1L,1L,1M,1Mの側面間の連結をおこなう。
これらのいずれの方法によっても本実施の形態の小断面トンネル群100を構築することができる。
また、この小断面トンネル群100の開放面101を覆う本実施の形態の蓋部2は、図1に示すように放物線状に形成された複数の曲線トンネル4A,・・・によって構成される曲線トンネル群40と、その曲線トンネル群40の両側面41,41と他の小断面トンネル1,・・・の先端との間の間隙を埋める複数の曲線トンネル4B,・・・とによって形成される。
この曲線トンネル4Aは、小断面トンネル群100の延伸方向の先端から対向する位置の小断面トンネル1,・・・に向けて放物線状にシールド掘削機3Aを掘進させて形成される(図4参照)。
次に、本実施の形態の地中構造物の構築方法を説明するとともに、この実施の形態の作用について説明する。
まず、小断面トンネル群100を構成する各小断面トンネル1,・・・を立坑5(図2参照)から所定の位置まで延伸させる。
そして、小断面トンネル群100のなかで下方に並んだ隣接する複数(本実施の形態では5本)の小断面トンネル1,・・・の掘削に使用されたシールド掘削機3A,・・・を、小断面トンネル群100の上方に並んだ対向する小断面トンネル1,・・・に向けて掘進させる(図4参照)。
この掘進は放物線状におこなわれるので、最初は小断面トンネル群100の延伸方向かつ中心軸方向に向けて進行し、小断面トンネル群100の中心軸付近で頂点(小断面トンネル群100からの最遠地点)に達し、ここで折り返して対向する小断面トンネル1,・・・の先端に到達する。
このように構築された曲線トンネル群40は、その両側面41,41とそれに対向する図1の左右に並んだ複数の小断面トンネル1,・・・との間に間隙が生じることになる。
この間隙は、これらの小断面トンネル1,・・・の構築に使用したシールド掘削機3B,・・・を、小断面トンネル群100の延伸方向かつ中心軸方向に向けて曲線状に掘進させることによって曲線トンネル群40の側面41,41に到達させて埋め、隙間のない蓋部2で小断面トンネル群100の開放面101を覆う。
この小断面トンネルの延伸部としての曲線トンネル4B,・・・の構築は、曲線トンネル群40を構築する前におこなってもよいし、曲線トンネル群40を構築した後に間隙を埋めるようにしておこなってもよい。また、曲線トンネル4B,・・・の大部分を曲線トンネル群40を構築する前に構築しておき、曲線トンネル群40を構築した後に残った間隙を埋める調整をおこなってもよい。
そして、蓋部2が形成された後に、両端を蓋部2と立坑5で塞がれた小断面トンネル群100に囲繞された地山8を掘削し、内側に隔壁(図示せず)を構築して地中構造物を完成させる。
このように本実施の形態の地中構造物の構築方法によれば、小断面トンネル群100の到達側に立坑を構築しなくとも蓋部2を形成することができる。
このため、立坑の建設費を節約できる上に、到達側の立坑を建設するための用地を確保する必要がないので、全体の工期及び工事費を大幅に削減することができる。
また、小断面トンネル1の掘削に使用した汎用型のシールド掘削機3A,3Bを使用して蓋部2を構築することができるので、掘削機にかかる費用を抑えることができる。
さらに、曲率の小さな急曲線のトンネルを構築しなくとも放物線状の曲線トンネル4A,4Bを構築することで、隙間のない蓋部2を容易に形成することができる。
以下、前記した実施の形態の実施例1について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
前記した実施の形態では、小断面トンネル1,・・・によって小断面トンネル群100を形成した後に、小断面トンネル群100を構成する一部であって隣接する複数の小断面トンネル1,・・・の掘削に使用されたシールド掘削機3A,・・・を、対向する小断面トンネル1,・・・まで掘進させておこなう曲線トンネル4A,・・・の構築に使用した。
この実施例1では、図4に示すように小断面トンネル1の構築に使用したシールド掘削機3Aによって曲線トンネル4Aを構築した後に、最初に小断面トンネル群100の下部に構築した小断面トンネル1とは反対方向に向けてシールド掘削機3Aを掘進させて、小断面トンネル群100の上部に立坑5に達する小断面トンネル1を構築する。
すなわち、この実施例1では、小断面トンネル群100の対向する位置に形成される小断面トンネル1,1の構築と、1本の曲線トンネル4Aの構築を同じシールド掘削機3Aを使用しておこなうので、前記実施の形態に比べて使用するシールド掘削機3Aの数を半分にすることができる。
ここで、この実施例1によって構築される蓋部2及び小断面トンネル群100の外形は前記実施の形態と同じになる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態の実施例2について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
前記実施の形態では、蓋部2を構成する曲線トンネル4A,4Bを小断面トンネル1を掘削したシールド掘削機3A,3Bによって構築する場合について説明したが、この実施例2では図6に示すような親子型シールド掘削機6を使用する場合について説明する。
この親子型シールド掘削機6は、親機62となる掘削機の内部にそれよりも直径が小さな子機61が収容されており、トンネルの断面を途中で小さくする場合に親機62の前面から子機61を発進させることで、途中で断面が変化するトンネルの構築を可能にするものである。
この実施例2では、小断面トンネル1の構築は子機61と親機62が合体した状態の親子型シールド掘削機6でおこない、曲線トンネル9Aの構築は子機61を掘進させることによっておこなう。
次に、この実施例2の地中構造物の構築方法について説明する。
まず、前記実施の形態と同様に小断面トンネル群100を構成する各小断面トンネル1,・・・を立坑5(図2参照)から所定の位置まで延伸させる。
そして、小断面トンネル群100のなかで下方に並んだ隣接する複数(本実施の形態では5本)の小断面トンネル1,・・・の掘削に使用された親子型シールド掘削機6A,・・・から子機61Aを発進させ、小断面トンネル群100の上方に並んだ対向する小断面トンネル1,・・・に向けて掘進させる(図5,6参照)。
この子機61A,・・・によって構築される曲線トンネル9A,・・・は、図7(図5のA−A線矢視断面図)に示すように子機61Aの後方に形成される覆工部92とその周囲に形成される地盤改良部91とからなり、この地盤改良部91,・・・を図7に示すように隣接する曲線トンネル9A,・・・間で重ね合わせることによって隙間のない曲線トンネル群90を形成することができる。
また、曲線トンネル群90の両側面93,93とそれに対向する図5の左右に並んだ複数の小断面トンネル1,・・・との間隙は、これらの小断面トンネル1,・・・の構築に使用した親子型シールド掘削機6B,・・・の子機61Bを曲線状に掘進させることによって構築される小断面トンネルとしての曲線トンネル9B,・・・によって埋め、隙間のない蓋部12で小断面トンネル群100の開放面101を覆う。
このように小断面トンネル1の掘削に使用する親子型シールド掘削機6A,6Bよりも直径の小さな子機61A,61Bによって曲線トンネル9A,9Bを構築するようにすれば、曲線部の施工精度を容易に向上させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、小断面トンネル群100を円筒状に形成したが、これに限定されるものではなく、例えば断面視四角形などの多角柱状に形成することもできる。
本発明の最良の実施の形態の地中構造物の蓋部の構成を説明する正面図である。 本発明の最良の実施の形態によって構築される地中構造物の概略構成を示した斜視図である。 (a)〜(d)は、4種類の小断面トンネル群の構築方法を説明する断面図である。 実施例1の地中構造物の蓋部の構築方法を説明する斜視図である。 実施例2の地中構造物の蓋部の構成を説明する正面図である。 実施例2の曲線トンネルの構築方法を説明する斜視図である。 図5のA−A線方向の断面図である。
符号の説明
1 小断面トンネル
100 小断面トンネル群
101 開放面
2 蓋部
3A,3B シールド掘削機
4A 曲線トンネル
4B 曲線トンネル(小断面トンネルの延伸部)
40 曲線トンネル群
41 側面
6 親子型シールド掘削機
61 子機
62 親機
8 地山
9A 曲線トンネル
9B 曲線トンネル(小断面トンネルの延伸部)
90 曲線トンネル群
93 側面
12 蓋部

Claims (5)

  1. 同一方向に向けて延伸される複数の小断面トンネルの側面間を連結した小断面トンネル群によって地山を囲繞し、その囲繞された地山を掘削して構築する地中構造物の構築方法において、
    前記小断面トンネルを所定の位置まで掘削した後に、前記小断面トンネル群を構成する一部であって隣接する複数の小断面トンネルの掘削に使用されたシールド掘削機を、対向する小断面トンネルに向けて放物線状に掘進させて曲線トンネル群を形成し、該曲線トンネル群の側面と他の小断面トンネルの先端との間の間隙を該小断面トンネルを延伸して埋めることによって前記小断面トンネル群の開放面を覆うことを特徴とする地中構造物の構築方法。
  2. 同一方向に向けて延伸される複数の小断面トンネルの側面間を連結した小断面トンネル群によって地山を囲繞し、その囲繞された地山を掘削して構築する地中構造物の構築方法において、
    前記小断面トンネル群を構成する一部であって隣接する複数の小断面トンネルを所定の位置まで掘削した後に、該小断面トンネルの掘削に使用されたシールド掘削機を対向する小断面トンネルの掘削予定位置に向けて放物線状に掘進させて曲線トンネル群を形成し、前記掘削予定位置に到達後は向きを変えて小断面トンネルを構築して小断面トンネル群を形成すると共に、前記曲線トンネル群の側面と他の小断面トンネルの先端との間の間隙を該小断面トンネルを延伸して埋めることによって前記小断面トンネル群の開放面を覆うことを特徴とする地中構造物の構築方法。
  3. 同一方向に向けて延伸される複数の小断面トンネルの側面間を連結した小断面トンネル群によって地山を囲繞し、その囲繞された地山を掘削して構築する地中構造物の構築方法において、
    前記小断面トンネル群を構成する一部であって隣接する複数の小断面トンネルの掘削にそれぞれ使用される親子型シールド掘削機の内部には前面から発進可能な子機が収容されており、前記小断面トンネルを所定の位置まで掘削した後に、前記子機を対向する小断面トンネルに向けて放物線状に掘進させて曲線トンネル群を形成し、該曲線トンネル群の側面と他の小断面トンネルの先端との間の間隙を該小断面トンネルを延伸して埋めることによって前記小断面トンネル群の開放面を覆うことを特徴とする地中構造物の構築方法。
  4. 前記曲線トンネル群の側面まで延伸させる小断面トンネルの掘削には親子型シールド掘削機の子機を使用することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の地中構造物の構築方法。
  5. 前記子機によって形成されるトンネルの周囲の地山を地盤改良することを特徴とする請求項3又は4に記載の地中構造物の構築方法。

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